JPH0750002B2 - すべり摩擦力測定装置 - Google Patents
すべり摩擦力測定装置Info
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- JPH0750002B2 JPH0750002B2 JP3356450A JP35645091A JPH0750002B2 JP H0750002 B2 JPH0750002 B2 JP H0750002B2 JP 3356450 A JP3356450 A JP 3356450A JP 35645091 A JP35645091 A JP 35645091A JP H0750002 B2 JPH0750002 B2 JP H0750002B2
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- measuring device
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Description
との間に発生するすべり摩擦力を測定する装置に関し、
特に、簡潔に測定が可能であるとともに、測定車輪に自
動車取付時と同一条件のホイールアライメント(タイヤ
姿勢角)を付与して測定を行なうことのできるすべり摩
擦力測定装置に関する。
ヤの使用禁止等により、高性能タイヤ特にすべり止め効
果の高いタイヤが求められており、こうした背景から、
タイヤの性能評価についても厳密かつ迅速に行なう必要
性が高まっている。
としては、従来、図8に模式的に示す原理のものが知ら
れている。この装置では、測定車輪1が支持部材35の
下端に取り付けられるとともに、この支持部材35の上
端は支点36に回動自在に支持されており、支持部材3
5は路面Gの凹凸による測定車輪1の上下変位に追従す
ることができるように伸縮部35aを備えている。そし
て、測定車輪1には駆動制動装置(図示せず)により駆
動力もしくは制動力が付与されるようになっている。ま
た、支持部材35の長さ方向の中央部付近には水平荷重
検出器34が設けられている。この装置の使用に際して
は、台車等の車輛(図示せず)の前後輪間の床面を貫い
て、台車床面上に本装置の上部が露出するようにして取
り付ける。そして、路面Gに測定車輪1が接地した状態
で台車を走行させつつ駆動制動装置に駆動力もしくは制
動力を付与して測定車輪1の路面Gとの間に摩擦力Fを
発生させて、水平荷重検出器34により検出される反力
FaとK及びLの長さの比とから間接的にすべり摩擦力
Fの大きさを求めている。具体的には、支点36を中心
とするモーメントの釣合式、 F=−(K/L)・Fa
により、摩擦力Fを求めることができる。なお、Wは
測定車輪1が路面Gより受ける接地反力である。
り摩擦測定装置では、K及びLの長さの比を用いてすべ
り摩擦力Fを求めているので、路面の凹凸に応じて測定
車輪1が上下に変位して伸縮部35aが伸縮してLの長
さが変化すると、すべり摩擦力Fが一定であっても水平
荷重検出器34で検出される反力Faの大きさは変化す
る。従って、FaからFを求めるためにはLの長さを常
時測定しつつその変化に応じた補正を行なうことが必要
となり、煩雑な補正演算を必要としているという問題点
があった。さらに、上述の装置には測定車輪のホイール
アライメントを調整する手段は設けられていないため、
この装置でタイヤのすべり摩擦力を測定しても、同一タ
イヤを自動車に取り付けたときの値と比較して大きな誤
差を生ずるという問題点があった。そして、これら問題
点を回避すべく、実際に自動車にタイヤを装着してすべ
り摩擦力の評価を行なう場合には、テストドライバーの
主観的判断による以外に方法がないという問題点があっ
た。
めに、請求項1に係る本発明のすべり摩擦力測定装置で
は、測定車輪と、この測定車輪を支持する支持部材と、
前記測定車輪に駆動力もしくは制動力を付与する駆動制
動手段と、この駆動制動手段により前記測定車輪に駆動
力もしくは制動力を付与した際に前記支持部材に加わる
水平荷重を測定する水平荷重検出器とを備えた測定車輪
のすべり摩擦力測定装置において、前記水平荷重検出器
を前記支持部材の上下2箇所に設けたことを特徴として
いる。また、請求項2に係る本発明のすべり摩擦力測定
装置では、請求項1に記載のすべり摩擦力測定装置にお
いて、測定車輪のキングピン角度を調整する手段と、キ
ングピンオフセット量を調整する手段と、キャスター角
度を調整する手段と、キャンバー角を調整する手段と、
舵角を調整する手段とが設けられていることを特徴とし
ている。
置では、測定車輪を路面に接地した状態で走行させつつ
駆動制動手段により駆動力もしくは制動力を徐々に作用
させると、測定車輪と路面との接触面に摩擦力が発生す
る。そして、この摩擦力は駆動力もしくは制動力の大き
さに比例的に増大するが、所定の限界値すなわち路面と
測定車輪との摩擦係数により定まる最大摩擦力の値を越
えると、測定車輪はスリップ状態で接地するようになっ
て、最大摩擦力よりも小さな大きさのすべり摩擦力が働
く状態になる。そして、これらの摩擦力は支持部材に作
用する力として上下2箇所に設けた水平荷重検出器によ
って検出される。より詳細に説明すれば、装置各所に働
く力に着目して、その水平方向の力の成分を総計すると
それらの合力はゼロになること、具体的には、2箇所の
荷重検出器に働く力と車輪に働く力との合力がゼロにな
ることから、逆に、2箇所の荷重検出器の検出荷重の差
を求めれば車輪に働く摩擦力の大きさを知ることができ
る。なお、請求項2に係る発明では、各調整手段を設け
たことにより測定車輪のホイールアライメントを調整し
て自動車取付時と同一測定条件での測定を可能としてい
る。
擦力測定装置の実施例を説明する。図1は実施例の正面
図、図2は側面図、図3は図1のA−A線による断面
図、図4は図1のB−B線による断面図である。図に示
すように、この装置では、測定車輪1は車軸2に取り付
けられており、この車軸2は軸受箱3により回動自在に
支持されている。そして、車軸2から延伸する伝動軸4
の先端には駆動制動手段としての駆動制動装置5が設け
られている。軸受箱3はピン6を介して支持具7に枢着
されており、この支持具7と軸受箱3間には油圧シリン
ダ8が設けられるとともに、油圧シリンダ8を伸縮操作
すると測定車輪1及び車軸2がピン6を中心として一体
的に傾動するようになっている。そして、支持具7は2
本の平行なネジ9,9を介して支持具10に取り付けら
れており、このネジ9,9を回転させると両者の結合位
置を変更できるようになっている。また、支持具10は
空気シリンダ12のピストンロッド11の下端に固着さ
れており、空気シリンダ12内部の空気圧を調整して測
定車輪1に接地力を付与するようになっている。
て説明する。ピストンロッド11は空気シリンダ12の
上部に突出しており、その上端部にはキー14を介して
ピニオン15が摺動自在に嵌合されている。しかも、ピ
ニオン15は移動防止具16により常に空気シリンダ1
2の上端面の所定位置に保持されている。従って、ピス
トンロッド11が上下に移動してもピニオン15は常に
一定位置でラック17と噛合するようになっている。ま
た、このラック17は油圧シリンダ20のピストンロッ
ド19によって往復駆動されるようになっているから、
油圧シリンダ20を駆動操作することによりラック17
及びピニオン15ならびにキー14を介してピストンロ
ッド11を回転させることができる。このようにして、
測定車輪1の方向すなわち舵角を変更することができ
る。なお、ラック17とピストンロッド19の間には操
舵荷重検出器18が介在されており、操舵力を測定する
こともできる。
て説明する。空気シリンダ12は上部支持構造Uと下部
支持構造Dとによって台車(図示せず)に支持されてい
る。まず、上部支持構造Uについて説明すると、空気シ
リンダ12の上部外側面にはピン21,21aにより支
持環22が傾動自在に取り付けられ、さらに、この支持
環22の側面のピン21,21aの取付位置と直交する
位置にはピン23,23aが固着されている。そして、
これらのピン23,23aは取付具25,25aに枢支
されており、取付具25は荷重検出器24を介在して台
車上の架台(図示せず)に固定されている。従って、空
気シリンダ12は全方向に転傾自在に支持されるととも
に、これに作用する力は水平荷重検出器24によって測
定することができる。なお、水平荷重検出器24には水
平荷重の他に垂直荷重(測定車輪1の接地反力等)も作
用するが、この水平荷重検出器24はいわゆる3分力セ
ンサーになっており水平方向の力(前後・左右方向)と
垂直方向の力(上下方向)とを各々独立に検出すること
ができる。
と、空気シリンダ12の下部には環26が摺動自在に嵌
挿されるとともに、この環26は支持内環28、支持外
環30、及び油圧シリンダ31,31a等を介して台車
上に支持されている。すなわち、環26には支持内環2
8がピン27,27aを介して傾動自在に取り付けられ
るとともに、この支持内環28のピン27,27aの取
付位置と直交する位置にはピン29,29aが固着され
て、このピン29,29aは支持外環30に枢着されて
いる。支持外環30には油圧シリンダ31,31aのシ
リンダロッドが互いに直交する方向に固定されており、
この油圧シリンダ31,31aは水平荷重検出器32,
32a及びスライダ33,33aを介して台車に取り付
けられている。
測定する場合には、測定に先立って装置各部を調整し、
測定車輪1のホイールアライメントを自動車取付時と同
等に設定する。その設定方法を図5乃至図7を参照して
説明する。図5は実施例にホイールアライメントを設定
した状態の正面図、図6は同じく側面図、図7は舵角を
示す図である。まず、キングピン傾斜角(α)の調整
は、油圧シリンダ31を伸縮させて行なう。次に、キャ
ンバー角(β)の調整は、油圧シリンダ8を伸縮させて
行なう。次に、キングピンオフセット量(ε)の調整
は、ネジ9を回転させて支持具7と支持具10との結合
位置を変更して行なう。さらに、キャスター角(δ)の
調整は、油圧シリンダ31aを伸縮させて行なう。ま
た、舵角(θ)を調整する場合には、油圧シリンダ20
の伸縮によりラック17を移動させてピニオン15及び
ピストンロッド11を回転させて行なう。
して説明する。図において、Lは、上部支持構造Uの支
点位置から路面Gまでの距離、Kは、上部支持構造Uと
下部支持構造Dとの支点間距離、Fは、測定車輪1が路
面Gから受ける摩擦力、Ftaは、水平荷重検出器32
aにより検出される水平荷重、Ftbは、水平荷重検出
器24,24aにより検出される水平荷重のうち前後方
向の分力、Wは、測定車輪1が路面Gから受ける接地反
力である。なお、装置全体は図示しない台車に搭載され
て図中の右方向に移動しているものとする。図のよう
に、測定車輪1を路面Gに接地した状態で右方向に走行
させつつ駆動制動手段により駆動力もしくは制動力を徐
々に作用させると、測定車輪1の路面Gとの接触面に摩
擦力Fが発生する。そして、この摩擦力Fは駆動力もし
くは制動力の大きさに比例的に増大するが、所定の最大
値すなわち路面Gと測定車輪1との摩擦係数により定ま
る最大摩擦力の値を越えると、測定車輪1はスリップ状
態で接地するようになって、最大摩擦力よりも小さな大
きさのすべり摩擦力が働く状態になる。これらの摩擦力
は、支持具7、支持具10、ピストンロッド11等を介
して空気シリンダ12に作用する力として上下2箇所に
設けた水平荷重検出器24,24a、及び32aによっ
て検出される。
荷重Fta、Ftbと摩擦力Fとの間の関係式は以下の
ようになる。(力の正負の符号は、図の左向きを正とす
る。)上部支持構造Uを中心とするモーメントの釣合条
件から、 L・F = −K・Fta ・・・・・・(1) 下部支持構造Dを中心とするモーメントの釣合条件か
ら、 (L−K)・F= K・Ftb ・・・・・・(2) (1)式より、 これを、(2)式に代入すると、 ゆえに、 F = −(Fta +Ftb) 以上のように、Lの変化の如何にかかわりなく、Fta
とFtbとの合力からFを求めることができる。具体的
には、Ftaは、水平荷重検出器32aにより検出され
る水平荷重であり、Ftbは、水平荷重検出器24,2
4aにより検出される水平荷重であり、これらは互いに
逆方向に作用するから、これらFtaとFtbとの大き
さの差を求めることでFを知ることができる。なお、上
記説明は測定車輪に働く摩擦力のうち、台車の進行方向
の成分を求める場合についてのものであるが、これと同
様にして台車の横方向の摩擦力の大きさを求めることが
できる。
ものではなく、例えば、空気シリンダの代わりにコイル
スプリングを用いて接地力を与えるような、ストラット
式サスペンションと同様の構造としても良い。また、ホ
イールアライメントの各角度を調整するために用いた油
圧シリンダはボールネジ等で伸縮する機構に置き換えて
も良く、さらに簡便には所定の角度でネジ締め固定する
ような構造にしても良い。
下2つの水平荷重検出器を設けたので、路面の凹凸によ
って測定車輪が上下変位しても測定値に対する補正を行
なう必要がなく、常に2つの水平荷重検出器の検出荷重
の大きさの差によってすべり摩擦力を測定することが可
能であり、簡潔かつ迅速にすべり摩擦力を測定すること
ができる効果がある。さらに、測定車輪に車輛取付時と
同一のアライメント角度を付与することができるので、
実車測定と同一条件の正確なすべり摩擦力の測定が可能
となる効果がある。
正面図である。
側面図である。
造部分の平面図である。
造部分の平面図である。
における正面図である。
における側面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】測定車輪と、この測定車輪を支持する支持
部材と、前記測定車輪に駆動力もしくは制動力を付与す
る駆動制動手段と、この駆動制動手段により前記測定車
輪に駆動力もしくは制動力を付与した際に前記支持部材
に加わる水平荷重を測定する水平荷重検出器とを備えた
測定車輪のすべり摩擦力測定装置において、前記水平荷
重検出器を前記支持部材の上下2箇所に設けたことを特
徴とする、すべり摩擦力測定装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のすべり摩擦力測定装置に
おいて、測定車輪のキングピン角度を調整する手段と、
キングピンオフセット量を調整する手段と、キャスター
角度を調整する手段と、キャンバー角を調整する手段
と、舵角を調整する手段とが設けられていることを特徴
とする、すべり摩擦力測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356450A JPH0750002B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | すべり摩擦力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356450A JPH0750002B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | すべり摩擦力測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172664A JPH05172664A (ja) | 1993-07-09 |
| JPH0750002B2 true JPH0750002B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=18449072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356450A Expired - Lifetime JPH0750002B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | すべり摩擦力測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750002B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2866114B1 (fr) * | 2004-02-11 | 2006-05-05 | Airbus France | Banc de test mobile pour pneumatiques, et procede de mise en oeuvre d'un tel banc de test |
| JP5118667B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-01-16 | 株式会社エー・アンド・デイ | 車輪位置計測装置 |
| CN102519817B (zh) * | 2011-12-28 | 2014-06-11 | 上海大学 | 往复运动摩擦实验装置 |
| CN109297728A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-02-01 | 开平市新丽华电子有限公司 | 一种车轮测试装置 |
| CN110375997A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-10-25 | 岳阳山益科技有限公司 | 轮胎性能测试装置 |
| CN110618090A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-27 | 佛山科学技术学院 | 一种路面抗滑性能测试装置 |
| CN110864990A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-06 | 长安大学 | 一种水泥混凝土路面磨耗实验装置 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3356450A patent/JPH0750002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05172664A (ja) | 1993-07-09 |
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