JPH0750502B2 - 合成開口レーダ画像の再生処理方法 - Google Patents
合成開口レーダ画像の再生処理方法Info
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- JPH0750502B2 JPH0750502B2 JP60026234A JP2623485A JPH0750502B2 JP H0750502 B2 JPH0750502 B2 JP H0750502B2 JP 60026234 A JP60026234 A JP 60026234A JP 2623485 A JP2623485 A JP 2623485A JP H0750502 B2 JPH0750502 B2 JP H0750502B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は人工衛星あるいは航空機等に搭載される合成開
口レーダ(Synthetic Aperture Radar,以下SARという)
による撮像データから、人間が理解できる画像を再生す
るためのディジタル画像処理方法に係り、特に高画質な
画像を再生するのに好適な画像再生処理方法に関する。
口レーダ(Synthetic Aperture Radar,以下SARという)
による撮像データから、人間が理解できる画像を再生す
るためのディジタル画像処理方法に係り、特に高画質な
画像を再生するのに好適な画像再生処理方法に関する。
〔発明の背景〕 人工衛星あるいは航空機等を用いたリモートセンシング
の分野では、地表を撮像するためのセンサとして、雲を
透過するマイクロ波帯で高解像の画像が得られるSARが
注目されている。
の分野では、地表を撮像するためのセンサとして、雲を
透過するマイクロ波帯で高解像の画像が得られるSARが
注目されている。
第1図にSARの全体システムを示した。レーダ・センサ
1、アンテナ2を有するSARは、人工衛星等に搭載され
て飛行経路3上を矢印4方向に移動しつつ地表の撮像を
行う。SARからの撮像データは地表局5で受信され、デ
ータ・プロセツサ6により処理されて映像フイルム7の
作成、データ記憶用磁気テープ8の作成等が行われる。
なお、9は分解能セルを、10はSARで採取されるデータ
の地表上のレンジ方向を、11は同アジマス方向を、12は
アンテナ・ビームをそして13は刈り幅をそれぞれ示して
いる。
1、アンテナ2を有するSARは、人工衛星等に搭載され
て飛行経路3上を矢印4方向に移動しつつ地表の撮像を
行う。SARからの撮像データは地表局5で受信され、デ
ータ・プロセツサ6により処理されて映像フイルム7の
作成、データ記憶用磁気テープ8の作成等が行われる。
なお、9は分解能セルを、10はSARで採取されるデータ
の地表上のレンジ方向を、11は同アジマス方向を、12は
アンテナ・ビームをそして13は刈り幅をそれぞれ示して
いる。
以上、SARで採取されたデータの処理の概要を述べる。
なお、詳細については、proceedings of 13 th Interna
tional Symposium on Remote Sensing of Environment,
P337−360,April,1977年におけるBennette及びCumming
による“Digital SAR Image Fomation.Aiborne and sat
ellite Results"とる題す文献において述べられてい
る。
なお、詳細については、proceedings of 13 th Interna
tional Symposium on Remote Sensing of Environment,
P337−360,April,1977年におけるBennette及びCumming
による“Digital SAR Image Fomation.Aiborne and sat
ellite Results"とる題す文献において述べられてい
る。
SARの受信画像中においては、原画像上の1点が点像パ
ターンh(x,y)の広がりをもつて分布しており、この
ままでは利用できない。ここでxは前記レンジ方向を、
yは前記アジマス方向を示している。前記受信画像中で
広がつている情報は、まずレンジ方向に圧縮され、次に
アジマス方向に圧縮される。この様子を第2図に示す。
第2図Aは地表にマイクロ波反射点が2点だけ存在した
ときの受信画像を模式的に示したものであるが、2方向
に圧縮処理を行えば、Bのようにもとの地表パターンを
得ることができる。前記レンジおよびアジマス圧縮処理
はそれぞれ画像データ1ラインごとの点像パターンデー
タとの相関処理によつて行う。但し、相関処理をそのま
ま実行すると、莫大な処理時間がかかるため、高速フー
リエ変換(以下、「FFT」という。)複素乗算、高速逆
フーリエ変換(以下、「IFFT」という。)を用いて高速
化が図られる。FFTを用いて相関処理を行なうには、ま
ず点像パターンを計算機によるデイジタル処理で生成
し、点像パターンと画像データ1ラインの両方のFFTを
計算する。相関計算はFFTを施した後の周波数領域では
単なる乗算であることから、上記2つのデータのFFT計
算結果の積をとり、それをIFFTすることにより1ライン
分の相関処理結果が得られる。
ターンh(x,y)の広がりをもつて分布しており、この
ままでは利用できない。ここでxは前記レンジ方向を、
yは前記アジマス方向を示している。前記受信画像中で
広がつている情報は、まずレンジ方向に圧縮され、次に
アジマス方向に圧縮される。この様子を第2図に示す。
第2図Aは地表にマイクロ波反射点が2点だけ存在した
ときの受信画像を模式的に示したものであるが、2方向
に圧縮処理を行えば、Bのようにもとの地表パターンを
得ることができる。前記レンジおよびアジマス圧縮処理
はそれぞれ画像データ1ラインごとの点像パターンデー
タとの相関処理によつて行う。但し、相関処理をそのま
ま実行すると、莫大な処理時間がかかるため、高速フー
リエ変換(以下、「FFT」という。)複素乗算、高速逆
フーリエ変換(以下、「IFFT」という。)を用いて高速
化が図られる。FFTを用いて相関処理を行なうには、ま
ず点像パターンを計算機によるデイジタル処理で生成
し、点像パターンと画像データ1ラインの両方のFFTを
計算する。相関計算はFFTを施した後の周波数領域では
単なる乗算であることから、上記2つのデータのFFT計
算結果の積をとり、それをIFFTすることにより1ライン
分の相関処理結果が得られる。
アジマス圧縮処理の結果、SAR再生画像が得られるが、
画像データの各点の値は地表のマイクロ波の複素反射率
に対応する複素値となる。しかしながら、一般に上記複
素数の位相はランダムに変動し情報がないため、最終的
に生成されるSAR画像は実数、またはさらにそれを離散
化した整数値で与えられる事が多い。ところが、アジマ
ス圧縮後の複素数画像データをそのまま絶対値をとり実
数値化すると、空間分解能が劣化する事がBenneteらに
よる「Digital SAR Image Formation Aiborne and Sate
llite Results」(Roceedings of th 13 th Internatio
nal Symposium on Remote Sensing of Environment,Apr
il 1977)と題する前記文献に報告されている。これに
対し、数値化に先立って複素数値データのままデータの
再サンプリング(リサンプリング)を行ない、空間分解
能の劣化を防ぐ方法が上記文献に記されている。
画像データの各点の値は地表のマイクロ波の複素反射率
に対応する複素値となる。しかしながら、一般に上記複
素数の位相はランダムに変動し情報がないため、最終的
に生成されるSAR画像は実数、またはさらにそれを離散
化した整数値で与えられる事が多い。ところが、アジマ
ス圧縮後の複素数画像データをそのまま絶対値をとり実
数値化すると、空間分解能が劣化する事がBenneteらに
よる「Digital SAR Image Formation Aiborne and Sate
llite Results」(Roceedings of th 13 th Internatio
nal Symposium on Remote Sensing of Environment,Apr
il 1977)と題する前記文献に報告されている。これに
対し、数値化に先立って複素数値データのままデータの
再サンプリング(リサンプリング)を行ない、空間分解
能の劣化を防ぐ方法が上記文献に記されている。
しかしながら、従来のSAR再生処理方法では、アジマス
圧縮後画像の画素間の相対位相を充分に考慮していない
ため、ライン間に位相ずれを生じその結果上記リサンプ
リングにおいて位相のそろっていないデータを補間する
事になり、逆に画質劣化を引き起こすという欠点があっ
た。
圧縮後画像の画素間の相対位相を充分に考慮していない
ため、ライン間に位相ずれを生じその結果上記リサンプ
リングにおいて位相のそろっていないデータを補間する
事になり、逆に画質劣化を引き起こすという欠点があっ
た。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記の如き欠点を解消し、高分解能・
高画質のSAR画像を再生する事を可能とするSAR画像再生
処理方法を提供する事にある。
高画質のSAR画像を再生する事を可能とするSAR画像再生
処理方法を提供する事にある。
まず、アジマス圧縮後画像において位相ずれの発生する
原因について説明する。
原因について説明する。
アジマス方向点像パターンは次の様に表わされる。
hn=exp〔2πj(αn2+βn)〕 (1) ここでnは整数サンプル番号を表わす。jは虚数単位で
ある。α、βは再生パラメータと呼ばれる量で、αはド
ップラ変化率、βをドップラ中心周波数と呼ぶ。α、β
は衛星と地上目標点との距離や相対速度に依存するた
め、レンジ方向にゆるやかに変化する。したがってアジ
マス方向点像パターンは1シーン中で一定ではない。
ある。α、βは再生パラメータと呼ばれる量で、αはド
ップラ変化率、βをドップラ中心周波数と呼ぶ。α、β
は衛星と地上目標点との距離や相対速度に依存するた
め、レンジ方向にゆるやかに変化する。したがってアジ
マス方向点像パターンは1シーン中で一定ではない。
位相ずれは、次に挙げる2つの場合に発生する (1) アジマス方向点像パターンの生成を省略する場
合。
合。
再生パラメータα、βがライン毎に異なるためアジマス
圧縮処理においては各ライン毎にアジマス方向点像パタ
ーンを生成する必要がある。しかし実際の処理では演算
量を低減する目的で再生パラメータに必要な精度の範囲
内で点像パターンの生成を省略し、複数ラインに同一の
点像パターンを使用する場合がある。しかしこの方法で
は、点像パターンを更新するラインの位置で再生パラメ
ータに不連続な変化が生じる事になり、そこで位相ずれ
が発生する。本現象の詳細については特願昭59−186317
(昭和59年9月7日出願)を参照されたい。
圧縮処理においては各ライン毎にアジマス方向点像パタ
ーンを生成する必要がある。しかし実際の処理では演算
量を低減する目的で再生パラメータに必要な精度の範囲
内で点像パターンの生成を省略し、複数ラインに同一の
点像パターンを使用する場合がある。しかしこの方法で
は、点像パターンを更新するラインの位置で再生パラメ
ータに不連続な変化が生じる事になり、そこで位相ずれ
が発生する。本現象の詳細については特願昭59−186317
(昭和59年9月7日出願)を参照されたい。
(2) マルチルック処理におけるルック切り出し。
SAR画像再生処理では、SAR画像特有のスペックルノイズ
と呼ばれる斑点状ノイズを低減するため、マルチルック
処理を行なう。マルチルック状態ではアジマス圧縮時に
周補数領域で1ラインのデータをL分割し、各々独立に
逆フーリエ変換する事によりL枚の画像を再生した後、
各画像データを加算する事により行なう。Lはマルチル
ック数と呼ばれ、衛星SARでは通常4である。またこの
時再生される各画像をルックと呼ぶ。
と呼ばれる斑点状ノイズを低減するため、マルチルック
処理を行なう。マルチルック状態ではアジマス圧縮時に
周補数領域で1ラインのデータをL分割し、各々独立に
逆フーリエ変換する事によりL枚の画像を再生した後、
各画像データを加算する事により行なう。Lはマルチル
ック数と呼ばれ、衛星SARでは通常4である。またこの
時再生される各画像をルックと呼ぶ。
周補数領域で信号はドップラ中心周波数を中心に分布
し、各ルックもこの中心周波数を基準として切り出す。
ドップラ中心周波数はレンジ方向に変化するのでルック
切り出し位置もライン毎に異なる。しかし元データが離
散的サンプル系列であるから、その切り出し位置も整数
値をとり、不連続的に変化する事になる。この不連続変
化の所で位相ずれが生じる。すなわち、ルック数L=
4、元データFk(k=0.1…N−1、Nはデータ点数)
とし、あるルックの切り出し位置を とすると、圧縮後のデータ となり、切り出し位置が1だけ変化した。
し、各ルックもこの中心周波数を基準として切り出す。
ドップラ中心周波数はレンジ方向に変化するのでルック
切り出し位置もライン毎に異なる。しかし元データが離
散的サンプル系列であるから、その切り出し位置も整数
値をとり、不連続的に変化する事になる。この不連続変
化の所で位相ずれが生じる。すなわち、ルック数L=
4、元データFk(k=0.1…N−1、Nはデータ点数)
とし、あるルックの切り出し位置を とすると、圧縮後のデータ となり、切り出し位置が1だけ変化した。
に対する圧縮後データnは となるが、fnとfnの間には なる関係が成立する。式(4)は切り出し位置の不連続
的変化により位相ずれが発生する事を示している。
的変化により位相ずれが発生する事を示している。
さて、以上説明した2つの例いずれの場合でも位相ずれ
はラインとラインの間に発生し、これを複素数のままリ
サンプリングを行なうと画質の劣化、具体的には再生画
像上に縞が発生する。特にルック切り出し位置の不連続
変化による位相ずれは避ける事の出来ない問題である。
はラインとラインの間に発生し、これを複素数のままリ
サンプリングを行なうと画質の劣化、具体的には再生画
像上に縞が発生する。特にルック切り出し位置の不連続
変化による位相ずれは避ける事の出来ない問題である。
本発明は、上記位相ずれを位相回転因子の乗算により補
正する事に第1の特徴がある。
正する事に第1の特徴がある。
まずドップラ中心周波数から決められている、あるルッ
クの切り出し中心位置をCoとする。一般にCoは連続的に
変化し、非整数値をとるが、データは離散的サンプル系
列であるから実際にはCoに最も近い整数値Ko Ko=int(Co) (5) を中心に切り出す事になる。ここでintは小数以下四捨
五入を表わす関数である。Koを中心に切り出したデータ
に逆フーリエ変換を施したアジマス圧縮後データをfnと
すると となる。Koが不連続に変化する所で位相ずれを生じさせ
ないためには切り出し中心位置を非整数値にすればよい
が、本発明の方法ではこれを周波数領域におけるシフト
と等価な実領域における位相回転因子の乗算で実現す
る。すなわち必要なシフト量をδKoとすると δKo=Co−int(Co) (7) であり、これを使って位相ずれの補正されたアジマス圧
縮結果nを、次式に従って未補正の上記アジマス圧縮
後データfnに対してライン毎にあらかじめ定められた位
相回転因子 を乗算することにより求める。
クの切り出し中心位置をCoとする。一般にCoは連続的に
変化し、非整数値をとるが、データは離散的サンプル系
列であるから実際にはCoに最も近い整数値Ko Ko=int(Co) (5) を中心に切り出す事になる。ここでintは小数以下四捨
五入を表わす関数である。Koを中心に切り出したデータ
に逆フーリエ変換を施したアジマス圧縮後データをfnと
すると となる。Koが不連続に変化する所で位相ずれを生じさせ
ないためには切り出し中心位置を非整数値にすればよい
が、本発明の方法ではこれを周波数領域におけるシフト
と等価な実領域における位相回転因子の乗算で実現す
る。すなわち必要なシフト量をδKoとすると δKo=Co−int(Co) (7) であり、これを使って位相ずれの補正されたアジマス圧
縮結果nを、次式に従って未補正の上記アジマス圧縮
後データfnに対してライン毎にあらかじめ定められた位
相回転因子 を乗算することにより求める。
(6)、(8)から となるから本発明の方法によるアジマス圧縮結果は非整
数のCoを中心に切り出したものに対応し、不連続変化に
よる位相ずれを解消する事が出来る。(7)式のδKoを
ルック切り出し位置調整パラメータと呼ぶ。ただしδKo
は(7)式により一意に定まるものではなくライン間の
位相ずれを補正するには、定数分の不定性がある。
数のCoを中心に切り出したものに対応し、不連続変化に
よる位相ずれを解消する事が出来る。(7)式のδKoを
ルック切り出し位置調整パラメータと呼ぶ。ただしδKo
は(7)式により一意に定まるものではなくライン間の
位相ずれを補正するには、定数分の不定性がある。
つぎに本発明の第2の特徴は、前記画質劣化を防ぐため
に、レンジ方向のサンプル間隔の変更を周波数領域で、
衛星と地上目標点との距離変化に起因する歪を補正する
レンジカーバチャ補正処理と同時に行なう点にある。複
素数でリサンプル行をない空間分解能を向上する方法の
原理は、複素データの実数化に際して信号の周波数帯域
が広がり、サンプリング定理が満足されなくなる事にあ
る。本発明の方法では、レンジ方向のサンプル間隔の変
更をアジマス圧縮前のデータに対して行なう事で、ライ
ン間位相ずれによる画質の劣化を避ける。アジマス圧縮
前のデータの位相は全て揃っており、本発明の方法にお
いては上記問題点は存在しない。アジマス方向のサンプ
ル間隔の変更は、アジマス圧縮後に横方向のみの複素リ
サンプリングにより行なう。
に、レンジ方向のサンプル間隔の変更を周波数領域で、
衛星と地上目標点との距離変化に起因する歪を補正する
レンジカーバチャ補正処理と同時に行なう点にある。複
素数でリサンプル行をない空間分解能を向上する方法の
原理は、複素データの実数化に際して信号の周波数帯域
が広がり、サンプリング定理が満足されなくなる事にあ
る。本発明の方法では、レンジ方向のサンプル間隔の変
更をアジマス圧縮前のデータに対して行なう事で、ライ
ン間位相ずれによる画質の劣化を避ける。アジマス圧縮
前のデータの位相は全て揃っており、本発明の方法にお
いては上記問題点は存在しない。アジマス方向のサンプ
ル間隔の変更は、アジマス圧縮後に横方向のみの複素リ
サンプリングにより行なう。
本発明の方法を第3図により説明する。レンジ方向33へ
圧縮後のSAR画像データをアジマス方向34にFFTした画像
データ31上で、地表の各点は情報は湾曲した曲線32上に
分布する。曲線32は再生パラメータにより決まる。レン
ジカーバチャ補正では、この曲線上の点35を近傍にある
画像31の点36から複素データのレンジ方向の補間により
求める。レンジ圧縮後のデータに関しては画像の各点間
の相対位相は正しく保たれているので、ここでの補間で
は位相ずれは起らない。
圧縮後のSAR画像データをアジマス方向34にFFTした画像
データ31上で、地表の各点は情報は湾曲した曲線32上に
分布する。曲線32は再生パラメータにより決まる。レン
ジカーバチャ補正では、この曲線上の点35を近傍にある
画像31の点36から複素データのレンジ方向の補間により
求める。レンジ圧縮後のデータに関しては画像の各点間
の相対位相は正しく保たれているので、ここでの補間で
は位相ずれは起らない。
本発明の方法では、レンジ方向のサンプル間隔の変更
を、補正すべき曲線を変更後のサンプル間隔に対応した
間隔で算出した後、上記補間を行なう事により実行す
る。したがってレンジカーバチャ補正後の画像データ37
は補正前のデータ31に較べてレンジ方向に拡大したもの
となる。
を、補正すべき曲線を変更後のサンプル間隔に対応した
間隔で算出した後、上記補間を行なう事により実行す
る。したがってレンジカーバチャ補正後の画像データ37
は補正前のデータ31に較べてレンジ方向に拡大したもの
となる。
以下、本発明の実施例を第4図〜第7図により説明す
る。まず、位相ずれを補正する実施例を第4図〜第5図
により説明する。
る。まず、位相ずれを補正する実施例を第4図〜第5図
により説明する。
第4図はSAR画像再生処理の全体フローである。
観測データはまずレンジ圧縮処理401によりレンジ方向
に圧縮される。次にアジマス圧縮に先立ち衛星の軌道・
姿勢情報から再生パラメータを求める再生パラメータ計
算処理402を行ない、そこで求めた再生パラメータを用
いてアジマス圧縮処理403を行ない、アジマス方向に圧
縮する。次に圧縮された結果の幾何学的歪を補正し、同
時に画像データのサンプル周期を変更するための歪補正
リサンプリング404を行なう。このリサンプリングは空
間分解能の劣化を防ぐため、複素数のままで行なう。そ
の後、ノルム化処理405を施すことによりデータを実数
化し、雑音低減処理であるマルチルック加算処理406を
行なった後、量子化処理407を行ない最終画像を得る。
に圧縮される。次にアジマス圧縮に先立ち衛星の軌道・
姿勢情報から再生パラメータを求める再生パラメータ計
算処理402を行ない、そこで求めた再生パラメータを用
いてアジマス圧縮処理403を行ない、アジマス方向に圧
縮する。次に圧縮された結果の幾何学的歪を補正し、同
時に画像データのサンプル周期を変更するための歪補正
リサンプリング404を行なう。このリサンプリングは空
間分解能の劣化を防ぐため、複素数のままで行なう。そ
の後、ノルム化処理405を施すことによりデータを実数
化し、雑音低減処理であるマルチルック加算処理406を
行なった後、量子化処理407を行ない最終画像を得る。
第5図は、第4図のフローで本発明に関わるアジマス圧
縮処理403の1ラインに対する処理を詳細に示したもの
である。
縮処理403の1ラインに対する処理を詳細に示したもの
である。
まずレンジ圧縮後の観測データにFFT41を施し、周波数
領域に変換した後、衛星と地表目標点との距離変化によ
る歪みを補正するレンジカーバチャ補正42を行なう。次
に該処理ラインに対応する再生パラメータの値に従いア
ジマス参照関数生成処理43を行ない、その結果にFFT44
を施す。処理42と44の結果を複素乗算処理45で乗算す
る。次にマルチルック処理のためのルック切り出し処理
47に先立ち、ルック切り出し位置調整パラメータ算出処
理46を行ない、該パラメータδkoを求めておく。ルック
切り出し後のデータにIFFT48を施し、アジマス圧縮され
たデータが得られ、さらにパラメータδkoを用い位相回
転因子乗算処理49を施し、1ラインのアジマス圧縮処理
が完了する。50は本発明による付加処理である。
領域に変換した後、衛星と地表目標点との距離変化によ
る歪みを補正するレンジカーバチャ補正42を行なう。次
に該処理ラインに対応する再生パラメータの値に従いア
ジマス参照関数生成処理43を行ない、その結果にFFT44
を施す。処理42と44の結果を複素乗算処理45で乗算す
る。次にマルチルック処理のためのルック切り出し処理
47に先立ち、ルック切り出し位置調整パラメータ算出処
理46を行ない、該パラメータδkoを求めておく。ルック
切り出し後のデータにIFFT48を施し、アジマス圧縮され
たデータが得られ、さらにパラメータδkoを用い位相回
転因子乗算処理49を施し、1ラインのアジマス圧縮処理
が完了する。50は本発明による付加処理である。
以上述べた様に、本実施例によればルック切り出し位置
の整数化による誤差を位相回転因子の乗算により行なう
ため、アジマス圧縮後の複素画像のライン間の位相ずれ
が発生せず、複素数データのリサンプリングによる画質
劣化を防ぐ事ができ高画質のSAR画像を再生できるとい
う効果がある。
の整数化による誤差を位相回転因子の乗算により行なう
ため、アジマス圧縮後の複素画像のライン間の位相ずれ
が発生せず、複素数データのリサンプリングによる画質
劣化を防ぐ事ができ高画質のSAR画像を再生できるとい
う効果がある。
つぎに、前記画質劣化防止の実施例を第6図、第7図に
より説明する。
より説明する。
第6図はSAR画像再生処理全体のフローチャートであ
る。
る。
観測データはまずレンジ圧縮処理601によりレンジ方向
に圧縮される。次に、アジマス圧縮に先立ち衛星の軌道
・姿勢情報から再生パラメータを求める再生パラメータ
算出処理602を行ない、そこで求めた再生パラメータを
用いてアジマス圧縮処理603を行ないアジマス方向に圧
縮する。次いで処理604で複素数データのノルム化およ
びマルチルック加算を行ない、画像に含まれる幾何学的
歪を補正する歪補正リサンプリング605を行ない、結果
に量子処理606を施して最終結果のSAR画像を得る。
に圧縮される。次に、アジマス圧縮に先立ち衛星の軌道
・姿勢情報から再生パラメータを求める再生パラメータ
算出処理602を行ない、そこで求めた再生パラメータを
用いてアジマス圧縮処理603を行ないアジマス方向に圧
縮する。次いで処理604で複素数データのノルム化およ
びマルチルック加算を行ない、画像に含まれる幾何学的
歪を補正する歪補正リサンプリング605を行ない、結果
に量子処理606を施して最終結果のSAR画像を得る。
第7図は第6図のフローで本発明に係るアジマス圧縮処
理604の詳細フローである。
理604の詳細フローである。
まず、レンジ圧縮後のデータにFFT演算処理51を施し、
周波数領域に変換した後、処理52において衛星を地表目
標点との距離変化による歪を補正するレンジカーバチャ
補正と同時に、レンジ方向のリサンプリングによるサン
プル間隔の変更を行なう。次に再生パラメータの値に従
いアジマス参照関数生成処理53を行ない、その結果にFF
T演算処理54を施す。処理52と処理54の結果を複素乗算
処理55で乗算し、結果にIFFT演算処理56を施すことによ
りアジマス圧縮された複素画像が得られる。さらに該画
像に対してアジマス方向のサンプル間隔の変更をアジマ
ス方向リサンプリング処理57により行なう。
周波数領域に変換した後、処理52において衛星を地表目
標点との距離変化による歪を補正するレンジカーバチャ
補正と同時に、レンジ方向のリサンプリングによるサン
プル間隔の変更を行なう。次に再生パラメータの値に従
いアジマス参照関数生成処理53を行ない、その結果にFF
T演算処理54を施す。処理52と処理54の結果を複素乗算
処理55で乗算し、結果にIFFT演算処理56を施すことによ
りアジマス圧縮された複素画像が得られる。さらに該画
像に対してアジマス方向のサンプル間隔の変更をアジマ
ス方向リサンプリング処理57により行なう。
以上述べた様に、本実施例によれば画質劣化の原因とな
るレンジ方向の複素リサンプリングをレンジカーバチャ
補正と同時に行なうため上記画質の劣化が発生せず、高
画質が高分解能のSAR画像が再生できるという効果があ
る。また、幾何学的歪を補正する歪補正リサンプリング
をノルム化、マルチルック加算後の画像に対して行なう
ため、歪補正に要する演算量が少なくてすみ、よい高速
な処理が可能になるという効果もある。
るレンジ方向の複素リサンプリングをレンジカーバチャ
補正と同時に行なうため上記画質の劣化が発生せず、高
画質が高分解能のSAR画像が再生できるという効果があ
る。また、幾何学的歪を補正する歪補正リサンプリング
をノルム化、マルチルック加算後の画像に対して行なう
ため、歪補正に要する演算量が少なくてすみ、よい高速
な処理が可能になるという効果もある。
本発明によれば、SAR画像再生処理においてアジマス圧
縮後の複素画像のライン間の相対位相ずれを補正するこ
とができるので、複素数リサンプリングによる画質劣化
のない高画質のSAR画像を再生することができるという
効果がある。
縮後の複素画像のライン間の相対位相ずれを補正するこ
とができるので、複素数リサンプリングによる画質劣化
のない高画質のSAR画像を再生することができるという
効果がある。
さらに、SAR画像再生処理において位相ずれによる画質
劣化の原因となるレンジ方向の複素リサンプリングをレ
ンジカーバチャ補正と同時に行なえるため、上記画質劣
化のない高画質・高分解能のSAR画像を再生することが
できるという効果がある。
劣化の原因となるレンジ方向の複素リサンプリングをレ
ンジカーバチャ補正と同時に行なえるため、上記画質劣
化のない高画質・高分解能のSAR画像を再生することが
できるという効果がある。
第1図はSARシステムの全体構成図、第2図はSAR画像再
生の原理を示す図、第3図はレンジカーバチャ補正と同
時にレンジ方向サンプル間隔の変更を行なう処理の説明
図、第4図,第6図はSAR画像再生処理全体のフローチ
ャート、第5図は第4図の処理403の詳細フローチャー
ト、第7図は第6図の処理603の詳細フローチャートで
ある。
生の原理を示す図、第3図はレンジカーバチャ補正と同
時にレンジ方向サンプル間隔の変更を行なう処理の説明
図、第4図,第6図はSAR画像再生処理全体のフローチ
ャート、第5図は第4図の処理403の詳細フローチャー
ト、第7図は第6図の処理603の詳細フローチャートで
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】合成開口レーダによる撮像データから画像
を再生する画像再生処理方法であって、再生された複素
画素に対してライン毎にあらかじめ定められた位相回転
因子を乗算することにより、再生された複素画素のライ
ン間に存在する位相ずれを補正することを特徴とする合
成開口レーダ画像の再生処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60026234A JPH0750502B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 合成開口レーダ画像の再生処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60026234A JPH0750502B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 合成開口レーダ画像の再生処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187079A JPS61187079A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0750502B2 true JPH0750502B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12187633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60026234A Expired - Lifetime JPH0750502B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 合成開口レーダ画像の再生処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750502B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190087736A (ko) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 국방과학연구소 | 위치 왜곡 보정 방법 및 장치 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3332124B2 (ja) * | 1994-11-29 | 2002-10-07 | 株式会社東芝 | レーダ装置 |
| JP5594946B2 (ja) * | 2008-08-21 | 2014-09-24 | 三菱電機株式会社 | レーダ画像処理装置 |
| JP6323156B2 (ja) * | 2014-05-14 | 2018-05-16 | 三菱電機株式会社 | 画像レーダ装置 |
| JP6289388B2 (ja) * | 2015-01-13 | 2018-03-07 | 三菱電機株式会社 | 画像レーダ装置 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP60026234A patent/JPH0750502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190087736A (ko) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 국방과학연구소 | 위치 왜곡 보정 방법 및 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61187079A (ja) | 1986-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |