JPH0751332B2 - 防水靴の製造方法 - Google Patents
防水靴の製造方法Info
- Publication number
- JPH0751332B2 JPH0751332B2 JP2219672A JP21967290A JPH0751332B2 JP H0751332 B2 JPH0751332 B2 JP H0751332B2 JP 2219672 A JP2219672 A JP 2219672A JP 21967290 A JP21967290 A JP 21967290A JP H0751332 B2 JPH0751332 B2 JP H0751332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- waterproof
- instep
- vinyl chloride
- chloride resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、紳士靴やゴルフ靴等の内、特に防水性を有す
る防水靴の製造方法の改良に係わるものである。
る防水靴の製造方法の改良に係わるものである。
(従来の技術) 従来より、紳士靴やゴルフ靴のように雨天の際の履用時
に甲被部材の縫目やその他接合箇所からの水の侵入を防
止することを目的に、甲被部材の裏面に防水性素材を接
合したものが公知となっている。即ちこれら従来の靴の
内、特にセメント方式と呼ばれる靴の製造方法において
は、第6図に示すようにまず防水性素材3を裏打ちした
甲被裏材4を袋状に縫製し、更に甲被材2と接着した
後、靴形状にするために、少なくとも、ラスト7を用い
て二度吊り込みする工程が必要であった。又、袋状に縫
製するため甲被裏材4を立体裁断する必要があり、甲被
裏材4の歩留まりが悪く製造コストが高くなる要因でも
あった。
に甲被部材の縫目やその他接合箇所からの水の侵入を防
止することを目的に、甲被部材の裏面に防水性素材を接
合したものが公知となっている。即ちこれら従来の靴の
内、特にセメント方式と呼ばれる靴の製造方法において
は、第6図に示すようにまず防水性素材3を裏打ちした
甲被裏材4を袋状に縫製し、更に甲被材2と接着した
後、靴形状にするために、少なくとも、ラスト7を用い
て二度吊り込みする工程が必要であった。又、袋状に縫
製するため甲被裏材4を立体裁断する必要があり、甲被
裏材4の歩留まりが悪く製造コストが高くなる要因でも
あった。
その他、同じセメント方式でも、第7図に示すように防
水性素材3を裏打ちした甲被裏材4を袋状にせずに、甲
被材2と接着し、ラスト7に吊り込むことも可能である
が、以下のような解決すべき問題点を有していた。
水性素材3を裏打ちした甲被裏材4を袋状にせずに、甲
被材2と接着し、ラスト7に吊り込むことも可能である
が、以下のような解決すべき問題点を有していた。
(考察が解決しようとする課題) 即ち前者のように、防水性素材を裏打ちした甲被裏材を
袋状に縫製したものは、防水効果は良好であるが、製造
する際に袋状に縫製する手間がかかるほか、前述のごと
く、甲被材と甲被裏材を接着接合する際にまず甲被裏材
をラストに吊り込む工程が必要であり、更に靴形状にす
るためのくせ付けの際にもラストを別のものに変えて、
再度ラストに吊り込む工程が必要となり、工程上非常に
手間がかかり、コスト的にも高くなると言った問題点を
有していた。
袋状に縫製したものは、防水効果は良好であるが、製造
する際に袋状に縫製する手間がかかるほか、前述のごと
く、甲被材と甲被裏材を接着接合する際にまず甲被裏材
をラストに吊り込む工程が必要であり、更に靴形状にす
るためのくせ付けの際にもラストを別のものに変えて、
再度ラストに吊り込む工程が必要となり、工程上非常に
手間がかかり、コスト的にも高くなると言った問題点を
有していた。
一方後者の場合には、防水性素材を裏打ちした甲被裏材
を甲被材と接合した後、靴形状にするためにラストに吊
り込んでおり、ラストへの吊り込み工程は一度で済み経
済的である。しかし第7図に示すように吊り込みしろと
中底との間に形成される靴底当接部に空隙部が出来るた
め、甲被部材上に形成されている縫製部の縫目等から侵
入した水が、防水性素材の外側を伝わり、前述の靴底当
接部に位置する甲被部材の端部より滲み出て、空隙部か
ら中底に染み込んだり、靴底と甲被部材の接着面から浸
透して防水性を阻害すると言った欠点を有していた。
を甲被材と接合した後、靴形状にするためにラストに吊
り込んでおり、ラストへの吊り込み工程は一度で済み経
済的である。しかし第7図に示すように吊り込みしろと
中底との間に形成される靴底当接部に空隙部が出来るた
め、甲被部材上に形成されている縫製部の縫目等から侵
入した水が、防水性素材の外側を伝わり、前述の靴底当
接部に位置する甲被部材の端部より滲み出て、空隙部か
ら中底に染み込んだり、靴底と甲被部材の接着面から浸
透して防水性を阻害すると言った欠点を有していた。
そのため、製造コストが安く、且つ防水性の良好な紳士
靴やゴルフ靴等が供給される製造方法の確立が望まれて
いた。
靴やゴルフ靴等が供給される製造方法の確立が望まれて
いた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、これら従来の欠点に鑑み、紳士靴やゴルフ靴
その他、防水性を必要とする防水靴の製造方法の改良に
係わるもので、製造コストを低減化すると共に、防水性
の良好な靴を提供することを目的になされたものであ
る。
その他、防水性を必要とする防水靴の製造方法の改良に
係わるもので、製造コストを低減化すると共に、防水性
の良好な靴を提供することを目的になされたものであ
る。
即ち、紳士靴やゴルフ靴や登山靴のように、防水性素材
を使用した甲被部材と靴底を接合して、製造される防水
靴の製造方法において、甲被材と防水性素材を接合した
甲被裏材等よりなる甲被部材を中底と共にラストに吊り
込み、該甲被部材の吊り込みしろの端部と中底とで形成
される靴底当接部の凹部へ、別途調合した塩化ビニル樹
脂に可塑剤や安定材を適宜配合して作った塩化ビニル樹
脂性ゾル溶液を充填又は塗布し、次に遠赤外線ヒーター
やその他任意との熱源で加熱することにより、該塩化ビ
ニル樹脂製ゾル溶液をゾル状態から半ゲル化状態にし、
更にゲル化することにより、靴底当接部の凹部及び吊り
込み部の周辺にシーリング部分を形成し、更に靴底を接
着剤等により接合一体化することにより防水靴を生産す
ることを特徴とする防水靴の製造方法である。
を使用した甲被部材と靴底を接合して、製造される防水
靴の製造方法において、甲被材と防水性素材を接合した
甲被裏材等よりなる甲被部材を中底と共にラストに吊り
込み、該甲被部材の吊り込みしろの端部と中底とで形成
される靴底当接部の凹部へ、別途調合した塩化ビニル樹
脂に可塑剤や安定材を適宜配合して作った塩化ビニル樹
脂性ゾル溶液を充填又は塗布し、次に遠赤外線ヒーター
やその他任意との熱源で加熱することにより、該塩化ビ
ニル樹脂製ゾル溶液をゾル状態から半ゲル化状態にし、
更にゲル化することにより、靴底当接部の凹部及び吊り
込み部の周辺にシーリング部分を形成し、更に靴底を接
着剤等により接合一体化することにより防水靴を生産す
ることを特徴とする防水靴の製造方法である。
(作用) 以上のように、本発明の紳士靴やゴルフ靴等において
は、従来の防水性を持った靴のように防水性素材を裏打
ちした甲被裏材を袋状に縫製する手間がない点や、更に
袋状に縫製した甲被裏材を甲被材と接合するために、ま
ず甲被裏材をラストに吊り込み、次にラストを変えて、
中底を配置すると共に甲被材と接合し、合わせてくせ付
けのため再度吊り込むと言った吊り込み工程が二度も必
要であった点と異なり、吊り込み工程は、防水性素材を
裏打ちした甲被裏材と甲被材を接合して形成した甲被部
材と中底とをラストに配置して吊り込むことにより靴の
アッパー形状を形成するため、ラストの吊り込みは、一
度で良い点があげられるが、この点は従来より公知であ
る。本発明の特徴としては、更に吊り込み工程により甲
被部材の両端部と中底とで形成される靴底当接部の凹部
を含めた甲被部材の端部に相当する部分に、含浸性が良
好な塩化ビニル樹脂製ゾル溶液を充填又は塗布した後、
加熱によりゲル化することで接着性と柔軟性を有し、靴
の覆用による繰り返しの屈曲応力に対しても耐屈曲性が
良好で、伸縮性等を有するシーリング部を形成した点で
ある。
は、従来の防水性を持った靴のように防水性素材を裏打
ちした甲被裏材を袋状に縫製する手間がない点や、更に
袋状に縫製した甲被裏材を甲被材と接合するために、ま
ず甲被裏材をラストに吊り込み、次にラストを変えて、
中底を配置すると共に甲被材と接合し、合わせてくせ付
けのため再度吊り込むと言った吊り込み工程が二度も必
要であった点と異なり、吊り込み工程は、防水性素材を
裏打ちした甲被裏材と甲被材を接合して形成した甲被部
材と中底とをラストに配置して吊り込むことにより靴の
アッパー形状を形成するため、ラストの吊り込みは、一
度で良い点があげられるが、この点は従来より公知であ
る。本発明の特徴としては、更に吊り込み工程により甲
被部材の両端部と中底とで形成される靴底当接部の凹部
を含めた甲被部材の端部に相当する部分に、含浸性が良
好な塩化ビニル樹脂製ゾル溶液を充填又は塗布した後、
加熱によりゲル化することで接着性と柔軟性を有し、靴
の覆用による繰り返しの屈曲応力に対しても耐屈曲性が
良好で、伸縮性等を有するシーリング部を形成した点で
ある。
このようにシーリング部で被覆することにより、従来と
異なり、防水性素材を裏打ちした甲被裏材を袋状に縫製
する必要がなく、又従来の靴では甲被部材の縫目から侵
入した水が、甲被部材の吊り込み部に位置する甲被部材
の端部から滲み出ると言った現象が生じたが、本発明に
おいては、シーリング部を形成する際に甲被部材の端部
にも塩化ビニル樹脂性ゾル溶液が行き渡った後ゲル化し
てシーリング部が形成されているため、水が滲み出ると
言った現象が生じることを防止すると共に、中底の部分
もシーリング部で被覆されるため、より防水効果が向上
するものである。
異なり、防水性素材を裏打ちした甲被裏材を袋状に縫製
する必要がなく、又従来の靴では甲被部材の縫目から侵
入した水が、甲被部材の吊り込み部に位置する甲被部材
の端部から滲み出ると言った現象が生じたが、本発明に
おいては、シーリング部を形成する際に甲被部材の端部
にも塩化ビニル樹脂性ゾル溶液が行き渡った後ゲル化し
てシーリング部が形成されているため、水が滲み出ると
言った現象が生じることを防止すると共に、中底の部分
もシーリング部で被覆されるため、より防水効果が向上
するものである。
又、本発明においては、靴底当接部がシーリング部で被
覆される形態になるため、靴底本体を接着する場合に
は、従来の靴のように凹部ではなく、略平坦になってい
ることから、接着面積を広くすることが出来て、甲被部
材と靴底本体との接着性が良好となり、耐久性のある靴
を供給出来るものである。
覆される形態になるため、靴底本体を接着する場合に
は、従来の靴のように凹部ではなく、略平坦になってい
ることから、接着面積を広くすることが出来て、甲被部
材と靴底本体との接着性が良好となり、耐久性のある靴
を供給出来るものである。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第1図乃
至第4図を示すように、防水性素材を使用した甲被部材
と靴底を接合して、製造される紳士靴やゴルフ靴等の防
水靴1の製造方法において、甲被材2と防水性素材3を
接合した甲被裏材4等よりなる甲被部材5を中底6と共
にラスト7に吊り込み、該甲被部材5の吊り込みしろ5a
の端部5bと中底6とで形成される靴底当接部8の凹部8a
に、別途調合した塩化ビニル樹脂製ゾル溶液9を充填又
は塗布し、次に遠赤外線ヒーター11やその他任意の熱源
で加熱することにより、前記塩化ビニル樹脂製ゾル溶液
をゾル状態から半ゲル化状態を経て、ゲル化することに
より、前記靴底当接部8の凹部8a及び吊り込みしろ5a周
辺に、シーリング部10を形成し、更に靴底を接合一体化
することにより防水靴を生産することを特徴とする防水
靴1の製造方法である。
至第4図を示すように、防水性素材を使用した甲被部材
と靴底を接合して、製造される紳士靴やゴルフ靴等の防
水靴1の製造方法において、甲被材2と防水性素材3を
接合した甲被裏材4等よりなる甲被部材5を中底6と共
にラスト7に吊り込み、該甲被部材5の吊り込みしろ5a
の端部5bと中底6とで形成される靴底当接部8の凹部8a
に、別途調合した塩化ビニル樹脂製ゾル溶液9を充填又
は塗布し、次に遠赤外線ヒーター11やその他任意の熱源
で加熱することにより、前記塩化ビニル樹脂製ゾル溶液
をゾル状態から半ゲル化状態を経て、ゲル化することに
より、前記靴底当接部8の凹部8a及び吊り込みしろ5a周
辺に、シーリング部10を形成し、更に靴底を接合一体化
することにより防水靴を生産することを特徴とする防水
靴1の製造方法である。
なお、本発明に係わる防水靴の製造方法に用いる塩化ビ
ニル樹脂製ゾル溶液の配合としては、以下のような配合
比率のものが望ましい。
ニル樹脂製ゾル溶液の配合としては、以下のような配合
比率のものが望ましい。
即ち、塩化ビニル樹脂:可塑剤:安定剤の重量配分を各
々100部:60部:2〜3部にするものである。
々100部:60部:2〜3部にするものである。
又、その際の塩化ビニル樹脂の重合度としてはコーポリ
マーの形態で=1200〜1700ぐらいのものやホモポリマ
ーの形態で=1100〜1700ぐらいのものがゲル化温度が
比較的低いため、作業工程上や加熱による甲被部材への
影響を少なくする上で好ましいものである。又、可塑剤
としては、ジオクチルフタレート(DOP)やジブチルフ
タレート(DBP)やその他塩化ビニル樹脂用の可塑剤を
使用することが望ましいものである。又、安定剤として
は、軟質の塩化ビニル樹脂用として使用出来るものが望
ましい。
マーの形態で=1200〜1700ぐらいのものやホモポリマ
ーの形態で=1100〜1700ぐらいのものがゲル化温度が
比較的低いため、作業工程上や加熱による甲被部材への
影響を少なくする上で好ましいものである。又、可塑剤
としては、ジオクチルフタレート(DOP)やジブチルフ
タレート(DBP)やその他塩化ビニル樹脂用の可塑剤を
使用することが望ましいものである。又、安定剤として
は、軟質の塩化ビニル樹脂用として使用出来るものが望
ましい。
なお、塩化ビニル樹脂製ゾル溶液は、塩化ビニル樹脂
(塩ビペースト)をベースに、可塑剤や安定剤を配合し
たものであり、第5図に示すような挙動を示す。
(塩ビペースト)をベースに、可塑剤や安定剤を配合し
たものであり、第5図に示すような挙動を示す。
即ち、加熱により当初は、塩化ビニル樹脂粒子の表面は
わずかに可塑剤で溶媒和しているが、粒子同士は互いに
自由に移動し、粘稠なゾルとして流動性を有する。そし
て加熱により可塑剤等の粘度が低下し、且つ塩化ビニル
樹脂粒子の膨脹はかなり進行して、粒子同士は、その表
層でルーズに溶け合って固化して行き、徐々に流動性は
失われるが、粒子の中心部は 未ゲル化で、ゲルとして
の物理的強度に乏しい半ゲル化状態となる。更に、加熱
により温度が上昇するに伴って、塩化ビニル樹脂粒子全
体が芯まで完全にゲル化膨脹と同時に溶融して流れ、溶
媒和した塩化ビニル樹脂分子は活発なミクロブラウン運
動を起こして粒子間の分子同士のからみ合いが強くな
り、物理的強度は最高に達すると言ったプロセスを経
て、シーリング部が形成される。以上のように、本発明
においては、塩化ビニル樹脂製ゾル溶液が、65℃〜100
℃前後でゲル化するものを使用することが、望ましいも
のである。
わずかに可塑剤で溶媒和しているが、粒子同士は互いに
自由に移動し、粘稠なゾルとして流動性を有する。そし
て加熱により可塑剤等の粘度が低下し、且つ塩化ビニル
樹脂粒子の膨脹はかなり進行して、粒子同士は、その表
層でルーズに溶け合って固化して行き、徐々に流動性は
失われるが、粒子の中心部は 未ゲル化で、ゲルとして
の物理的強度に乏しい半ゲル化状態となる。更に、加熱
により温度が上昇するに伴って、塩化ビニル樹脂粒子全
体が芯まで完全にゲル化膨脹と同時に溶融して流れ、溶
媒和した塩化ビニル樹脂分子は活発なミクロブラウン運
動を起こして粒子間の分子同士のからみ合いが強くな
り、物理的強度は最高に達すると言ったプロセスを経
て、シーリング部が形成される。以上のように、本発明
においては、塩化ビニル樹脂製ゾル溶液が、65℃〜100
℃前後でゲル化するものを使用することが、望ましいも
のである。
なお、本発明に係わる防水靴の製造方法において、甲被
部材の吊り込みしろの端部は、第1図乃至第2図のよう
に、甲被材と甲被裏材とを合わせて切断して、端面を面
一にしてから塩化ビニル樹脂製ゾル溶液を充填又は塗布
することも可能である。
部材の吊り込みしろの端部は、第1図乃至第2図のよう
に、甲被材と甲被裏材とを合わせて切断して、端面を面
一にしてから塩化ビニル樹脂製ゾル溶液を充填又は塗布
することも可能である。
(発明の効果) 以上のような構成であるため、本発明の紳士靴やゴルフ
靴等の防水靴の製造方法においては、従来の靴のように
防水性素材を裏打ちした甲被裏材を袋状に縫製する必要
もないため、ラストを使用して少なくとも二度の吊り込
み工程も不要になり、又従来の甲被裏材を袋状に縫製す
るものと異なり立体裁断する必要がないため歩留まりの
低下も防止出来ることから、生産コストの低減が可能に
なると言った効果を奏するものである。
靴等の防水靴の製造方法においては、従来の靴のように
防水性素材を裏打ちした甲被裏材を袋状に縫製する必要
もないため、ラストを使用して少なくとも二度の吊り込
み工程も不要になり、又従来の甲被裏材を袋状に縫製す
るものと異なり立体裁断する必要がないため歩留まりの
低下も防止出来ることから、生産コストの低減が可能に
なると言った効果を奏するものである。
更に、従来の袋状にしない甲被裏材の形態の靴と異な
り、靴底当接部相当箇所と甲被部材の吊り込みしろを含
む部分にシーリング部を形成するため、防水性素材を裏
打ちした甲被裏材の縫目から侵入した水が吊り込み部の
甲被部材端末から滲み出して、防水性が阻害されると言
ったような欠点を防止出来て防水性が極めて良好となる
ものである。なお本発明に係る甲被部材に使用する防水
性素材としては防水性のみの特性を有する素材以外に、
防水透湿性を有する素材を使用することも出来るもので
ある。
り、靴底当接部相当箇所と甲被部材の吊り込みしろを含
む部分にシーリング部を形成するため、防水性素材を裏
打ちした甲被裏材の縫目から侵入した水が吊り込み部の
甲被部材端末から滲み出して、防水性が阻害されると言
ったような欠点を防止出来て防水性が極めて良好となる
ものである。なお本発明に係る甲被部材に使用する防水
性素材としては防水性のみの特性を有する素材以外に、
防水透湿性を有する素材を使用することも出来るもので
ある。
又、本発明は、紳士窟やゴルフ靴のみならず、ウォーキ
ングシューズや一般のカジュアルシューズや婦人靴や登
山靴その他防水性を必要とする防水靴の製造に使用出来
るものである。
ングシューズや一般のカジュアルシューズや婦人靴や登
山靴その他防水性を必要とする防水靴の製造に使用出来
るものである。
以上本発明は、極めて防水性の良好な靴を安価に出来る
と言った効果を奏するものである。
と言った効果を奏するものである。
第1図乃至第2図は、本発明の防水靴の製造方法に係わ
る各々の工程を示す防水靴の要部断面図、第3図は、本
発明の防水靴の製造方法に係わるシーリング部を示す防
止靴の平面図、第4図は、本発明の防水靴の製造方法に
係わるその他実施例を示す防水靴の要部断面図、第5図
は、本発明の防水靴の製造方法に係わる塩化ビニル樹脂
製ゾル溶液のゲル化特性を示すグラフ、第6図乃至第7
図は、従来より公知の防水靴を示す要部断面図。 1:防水靴、2:甲被材、3:防水性素材、4:甲被裏材、5:甲
被部材、5a:吊り込みしろ、5b:端部、6:中底、7:ラス
ト、8:靴底当接部、8a:凹部、9:塩化ビニル樹脂製ゾル
溶液、10:シーリング部、11:遠赤外線ヒーター。
る各々の工程を示す防水靴の要部断面図、第3図は、本
発明の防水靴の製造方法に係わるシーリング部を示す防
止靴の平面図、第4図は、本発明の防水靴の製造方法に
係わるその他実施例を示す防水靴の要部断面図、第5図
は、本発明の防水靴の製造方法に係わる塩化ビニル樹脂
製ゾル溶液のゲル化特性を示すグラフ、第6図乃至第7
図は、従来より公知の防水靴を示す要部断面図。 1:防水靴、2:甲被材、3:防水性素材、4:甲被裏材、5:甲
被部材、5a:吊り込みしろ、5b:端部、6:中底、7:ラス
ト、8:靴底当接部、8a:凹部、9:塩化ビニル樹脂製ゾル
溶液、10:シーリング部、11:遠赤外線ヒーター。
Claims (2)
- 【請求項1】防水性素材を使用した甲被部材と靴底を接
合して、製造される紳士靴やゴルフ靴等の製造方法にお
いて、甲被材と防水性素材を接合した甲被裏材等よりな
る甲被部材を中底と共にラストに吊り込み、該甲被部材
の吊り込みしろの端部と中底とで形成される靴底当接部
の凹部に、別途調合した塩化ビニル樹脂製ゾル溶液を充
填又は塗布し、次に遠赤外線ヒーターやその他任意の熱
源で加熱することにより、ゾル状態から半ゲル化状態を
経て、ゲル化することにより、前記靴底当接部の凹部及
び吊り込みしろ周辺に、シーリング部を形成し、更に靴
底を接合一体化することにより防水靴を生産することを
特徴とする防水靴の製造方法。 - 【請求項2】前記塩化ビニル樹脂製ゾル溶液の配合は、
塩化ビニル樹脂:可塑剤:安定剤の重量配分として各々
100部:60部:2〜3部であることを特徴とする請求項1記
載の防水靴の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219672A JPH0751332B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 防水靴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219672A JPH0751332B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 防水靴の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499501A JPH0499501A (ja) | 1992-03-31 |
| JPH0751332B2 true JPH0751332B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16739170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2219672A Expired - Lifetime JPH0751332B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 防水靴の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751332B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4886197B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2012-02-29 | 株式会社大裕商事 | 防水靴及びその製造方法 |
| CN111466678A (zh) * | 2019-01-24 | 2020-07-31 | 维喜鞋业有限公司 | 透湿防水鞋的制法 |
| JP7568539B2 (ja) * | 2021-02-19 | 2024-10-16 | 株式会社アシックス | 靴の製造方法 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP2219672A patent/JPH0751332B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499501A (ja) | 1992-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5315333B2 (ja) | 防水性・透湿性の靴の製造方法およびこの方法で得られた靴 | |
| US2437030A (en) | Attachment of rubber soles to uppers of shoes | |
| CA1112445A (en) | Footwear | |
| CA1251639A (en) | Welting for a shoe | |
| CA1333318C (en) | Method of sealing shoe in the sole region | |
| JPS6222603A (ja) | 耐水靴及びその製法 | |
| US2799034A (en) | Method of providing shoe with molded tread member | |
| JPH0751332B2 (ja) | 防水靴の製造方法 | |
| US5943791A (en) | Waterproof shoe structure with adhesively secured sole | |
| JPH0755923Y2 (ja) | 靴 | |
| US2321713A (en) | Shoe and shoe bottom unit and method of making the same | |
| JP2509132B2 (ja) | 地下たび及びその製造方法 | |
| US5779834A (en) | Process of making a shoe with a spray-molded sole and shoe manufactured therefrom | |
| JPH08299015A (ja) | 防水靴及びその製法 | |
| JPH0638761B2 (ja) | ヒールを有する射出成形靴およびその製造方法 | |
| US1479497A (en) | Process of attaching rubber soles to boots and shoes | |
| USRE15794E (en) | William h | |
| CN208324289U (zh) | 一种鞋 | |
| CN223262432U (zh) | 一种防水鞋接缝防水结构 | |
| US1937826A (en) | Manufacture of shoes | |
| US2760215A (en) | Shoe bottoming | |
| JPS6211441Y2 (ja) | ||
| CN115670068A (zh) | 一种耐水防开胶的牛皮鞋及其生产工艺 | |
| JP2854103B2 (ja) | 植毛靴の製造方法 | |
| US2389114A (en) | Welt insole and sewing rib for attachment thereto |