JPH0751487B2 - 抗菌シート及びこのシートを使用したカレンダー - Google Patents
抗菌シート及びこのシートを使用したカレンダーInfo
- Publication number
- JPH0751487B2 JPH0751487B2 JP5132901A JP13290193A JPH0751487B2 JP H0751487 B2 JPH0751487 B2 JP H0751487B2 JP 5132901 A JP5132901 A JP 5132901A JP 13290193 A JP13290193 A JP 13290193A JP H0751487 B2 JPH0751487 B2 JP H0751487B2
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- JP
- Japan
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- propolis
- antibacterial
- sheet
- paper
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メチシリン耐性黄色ブ
トウ球菌(MRSA)に対する増殖抑制又は殺菌用の抗
菌シート及びこの抗菌シートを使用した医療機関用のカ
レンダーに関する。
トウ球菌(MRSA)に対する増殖抑制又は殺菌用の抗
菌シート及びこの抗菌シートを使用した医療機関用のカ
レンダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病院などの医療機関や老人ホ
ームなどでは、メチシリンなどのほとんどの抗生物質に
対して強い抵抗力を持つメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
(MRSA)の院内感染が深刻な問題となっている。す
なわち、MRSAは抗生物質がほとんど効かないため、
手術後の患者や高齢者などのような免疫力が低下してい
る人に感染すると腹膜炎などの深部感染を発症し、致死
率が高い。そのため現在、国内の繊維会社などからは、
このようなMRSA感染への対策として、MRSAに対
して増殖抑制又は殺菌効果のある繊維から成る生地を使
用した医師・看護婦用白衣、シーツ、ベッドカバー、カ
ーテンなどが提案されている。
ームなどでは、メチシリンなどのほとんどの抗生物質に
対して強い抵抗力を持つメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
(MRSA)の院内感染が深刻な問題となっている。す
なわち、MRSAは抗生物質がほとんど効かないため、
手術後の患者や高齢者などのような免疫力が低下してい
る人に感染すると腹膜炎などの深部感染を発症し、致死
率が高い。そのため現在、国内の繊維会社などからは、
このようなMRSA感染への対策として、MRSAに対
して増殖抑制又は殺菌効果のある繊維から成る生地を使
用した医師・看護婦用白衣、シーツ、ベッドカバー、カ
ーテンなどが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
医療機関や老人ホームなどの施設内においては、前記M
RSAは、前記の医師・看護婦用白衣、シーツ、ベッド
カバー、カーテンなどだけではなく、部屋や廊下などに
ある様々な物品の上で繁殖する。したがって、前述のよ
うなMRSA増殖抑制生地を使用した医師・看護婦用白
衣、シーツ、ベッドカバー、カーテンなどだけでは、M
RSAの感染対策としては極めて不十分である。本発明
は、このような従来の技術の問題点に着目してなされた
もので、MRSAの繁殖を抑制できる対象を、前述のよ
うな繊維製品からさらに広い物品にまで拡大して、MR
SAの院内感染を有効に防止することができる、抗菌シ
ート及びこの抗菌シートを使用したカレンダーを提供す
ることを目的とする。
医療機関や老人ホームなどの施設内においては、前記M
RSAは、前記の医師・看護婦用白衣、シーツ、ベッド
カバー、カーテンなどだけではなく、部屋や廊下などに
ある様々な物品の上で繁殖する。したがって、前述のよ
うなMRSA増殖抑制生地を使用した医師・看護婦用白
衣、シーツ、ベッドカバー、カーテンなどだけでは、M
RSAの感染対策としては極めて不十分である。本発明
は、このような従来の技術の問題点に着目してなされた
もので、MRSAの繁殖を抑制できる対象を、前述のよ
うな繊維製品からさらに広い物品にまで拡大して、MR
SAの院内感染を有効に防止することができる、抗菌シ
ート及びこの抗菌シートを使用したカレンダーを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の抗菌シートは、プロポリスと吸着剤を混合し
た物質を、通気性のある紙に付着させて構成する。ま
た、本発明では、この抗菌シートは、少なくとも一方が
通気性のある2枚の紙の間にプロポリスと吸着剤を混合
した物質を介在させて構成してもよい。さらに、本発明
に係るカレンダーは、前記の抗菌シートを所定形状に形
成したものの上に、各月の日付及び曜日などを表示して
構成する。
の本発明の抗菌シートは、プロポリスと吸着剤を混合し
た物質を、通気性のある紙に付着させて構成する。ま
た、本発明では、この抗菌シートは、少なくとも一方が
通気性のある2枚の紙の間にプロポリスと吸着剤を混合
した物質を介在させて構成してもよい。さらに、本発明
に係るカレンダーは、前記の抗菌シートを所定形状に形
成したものの上に、各月の日付及び曜日などを表示して
構成する。
【0005】
【作用】上述のように、本発明による抗菌シートでは、
プロポリスと吸着剤を混合した物質が、紙に付着されて
いる。したがって、この抗菌シートの上に付着したMR
SAは、プロポリスの抗菌作用により滅菌される。また
同時に、病人などからの悪臭は、プロポリスの消臭作用
によって取り除かれる。さらに、プロポリスの芳香作用
による快適な匂いが周囲に発散されるので、病院内が快
適になる。特に本発明では、この紙として通気性のある
ものを使用することにより、紙のプロポリスが付着して
いない側にMRSAが付着したときも、有効にMRSA
の繁殖を防止できるようになる。また、本発明による抗
菌シートでは、少なくとも一方が通気性のある2枚の紙
の間にプロポリスと吸着剤が混合した物質が介在させて
もよい。この抗菌シートによると、この通気性のある紙
の上に付着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用によ
り滅菌される。また同時に、病人などからの悪臭は、前
記通気性のある紙を通して、プロポリスの消臭作用によ
って取り除かれる。さらに、プロポリスの芳香作用によ
る快適な匂いがこの通気性のある紙から通過して周囲に
発散されるので、病院内が快適になる。特に本発明で
は、この2枚の紙の双方に通気性のあるものを使用する
ことにより、2枚の紙のいずれにMRSAが付着したと
きでも、有効にMRSAの繁殖を防止できるようにな
る。さらに、本発明に係るカレンダーは、前記の抗菌シ
ートを所定形状に形成したものの上に、各月の日付及び
曜日などを表示しているので、これを病院や老人ホーム
などに掛けて使用することにより、カレンダーにMRS
Aが付着して繁殖・感染することが防止されるようにな
る。
プロポリスと吸着剤を混合した物質が、紙に付着されて
いる。したがって、この抗菌シートの上に付着したMR
SAは、プロポリスの抗菌作用により滅菌される。また
同時に、病人などからの悪臭は、プロポリスの消臭作用
によって取り除かれる。さらに、プロポリスの芳香作用
による快適な匂いが周囲に発散されるので、病院内が快
適になる。特に本発明では、この紙として通気性のある
ものを使用することにより、紙のプロポリスが付着して
いない側にMRSAが付着したときも、有効にMRSA
の繁殖を防止できるようになる。また、本発明による抗
菌シートでは、少なくとも一方が通気性のある2枚の紙
の間にプロポリスと吸着剤が混合した物質が介在させて
もよい。この抗菌シートによると、この通気性のある紙
の上に付着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用によ
り滅菌される。また同時に、病人などからの悪臭は、前
記通気性のある紙を通して、プロポリスの消臭作用によ
って取り除かれる。さらに、プロポリスの芳香作用によ
る快適な匂いがこの通気性のある紙から通過して周囲に
発散されるので、病院内が快適になる。特に本発明で
は、この2枚の紙の双方に通気性のあるものを使用する
ことにより、2枚の紙のいずれにMRSAが付着したと
きでも、有効にMRSAの繁殖を防止できるようにな
る。さらに、本発明に係るカレンダーは、前記の抗菌シ
ートを所定形状に形成したものの上に、各月の日付及び
曜日などを表示しているので、これを病院や老人ホーム
などに掛けて使用することにより、カレンダーにMRS
Aが付着して繁殖・感染することが防止されるようにな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明をその実施例に基づいて説明す
る。まずプロポリスという天然素材について説明する。
プロポリスは、養蜂の二次産物として知られている。プ
ロポリスは、蜂が自分たちの巣の隙間を埋めたり、がた
つきそうな場所を固めるために使うものである。蜂は巣
の中特に入り口をプロポリスで固め、中の温度を調節
し、外部からの敵の襲撃を防ぐ。しかし、巣の内壁をも
プロポリスで塗りつぶすので、養蜂家にはやっかいな物
質と言われている。このようなプロポリスの採取は、巣
箱材料の交換時や巣箱の移動時などに、蜂の巣の内壁か
ら削り取ることなどにより行われる。蜂の種類や巣箱の
おかれた場所などの条件により採取量は異なってくる
が、平均して一つの巣箱から100〜300gのプロポ
リスが採取される、と言われている(ジェーピーアイ株
式会社(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビ
ル303号)が昭和61年10月1日発行した「プロポ
リス」第1〜2頁)。
る。まずプロポリスという天然素材について説明する。
プロポリスは、養蜂の二次産物として知られている。プ
ロポリスは、蜂が自分たちの巣の隙間を埋めたり、がた
つきそうな場所を固めるために使うものである。蜂は巣
の中特に入り口をプロポリスで固め、中の温度を調節
し、外部からの敵の襲撃を防ぐ。しかし、巣の内壁をも
プロポリスで塗りつぶすので、養蜂家にはやっかいな物
質と言われている。このようなプロポリスの採取は、巣
箱材料の交換時や巣箱の移動時などに、蜂の巣の内壁か
ら削り取ることなどにより行われる。蜂の種類や巣箱の
おかれた場所などの条件により採取量は異なってくる
が、平均して一つの巣箱から100〜300gのプロポ
リスが採取される、と言われている(ジェーピーアイ株
式会社(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビ
ル303号)が昭和61年10月1日発行した「プロポ
リス」第1〜2頁)。
【0007】次に、プロポリスの化学的成分について説
明する。最近の研究により、プロポリスの成分に関する
知識は、大きく進んでいる。現在まで、18種の成分分
析がなされ、その中、11種の物質については、内容が
明らかになっている。それらの、既に解明されている成
分は、プロポリスを1/3相当アルコールに溶かしたもの
による分析である。今までの解明によると、プロポリス
の主成分は、フラボノイド(flavonoide)化合物であ
り、flavonas(1-4)、flavonoles(5-10)、flavononas(11
-13)の種類がある。同じくプロポリスには、テルペン(t
erpena)化合物も発見されており、α-acetoxi-betuleno
l(15)、aldehido aromatico、isovanilina(16)である。
なお、flavonas(1-4)については化学式の化1を、flavo
noles(5-10)については化学式の化2を、flavononas(11
-13)については化学式の化3を、α-acetoxi-betulenol
(15)については化学式の化4を、aldehido aromatico、i
sovanilina(16)については化学式の化5を参照。
明する。最近の研究により、プロポリスの成分に関する
知識は、大きく進んでいる。現在まで、18種の成分分
析がなされ、その中、11種の物質については、内容が
明らかになっている。それらの、既に解明されている成
分は、プロポリスを1/3相当アルコールに溶かしたもの
による分析である。今までの解明によると、プロポリス
の主成分は、フラボノイド(flavonoide)化合物であ
り、flavonas(1-4)、flavonoles(5-10)、flavononas(11
-13)の種類がある。同じくプロポリスには、テルペン(t
erpena)化合物も発見されており、α-acetoxi-betuleno
l(15)、aldehido aromatico、isovanilina(16)である。
なお、flavonas(1-4)については化学式の化1を、flavo
noles(5-10)については化学式の化2を、flavononas(11
-13)については化学式の化3を、α-acetoxi-betulenol
(15)については化学式の化4を、aldehido aromatico、i
sovanilina(16)については化学式の化5を参照。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【0008】次に、プロポリスの特性とその利用・用途
に関する従来の研究成果を説明する。まずプロポリスに
は殺菌効果および抗菌効果があることが実験により証明
されている(同「プロポリス」第12頁)。このため、
医学分野への応用、例えば、慢性口頭炎の治療薬として
の利用(同「プロポリス」第104〜108頁)として
の利用や、慢性大腸炎の治療薬としての利用(同「プロ
ポリス」第115〜116頁)や、皮膚病の治療薬とし
ての利用(同「プロポリス」第126〜129頁)が研
究され発表されている。また、プロポリスには、悪臭を
消す消臭力を有することも実験で証明されており、消臭
剤としての可能性も指摘されている。そしてこのような
プロポリスの消臭力は、プロポリス自体の抗菌性と芳香
性によると考えられている(同「プロポリス」第103
頁)。
に関する従来の研究成果を説明する。まずプロポリスに
は殺菌効果および抗菌効果があることが実験により証明
されている(同「プロポリス」第12頁)。このため、
医学分野への応用、例えば、慢性口頭炎の治療薬として
の利用(同「プロポリス」第104〜108頁)として
の利用や、慢性大腸炎の治療薬としての利用(同「プロ
ポリス」第115〜116頁)や、皮膚病の治療薬とし
ての利用(同「プロポリス」第126〜129頁)が研
究され発表されている。また、プロポリスには、悪臭を
消す消臭力を有することも実験で証明されており、消臭
剤としての可能性も指摘されている。そしてこのような
プロポリスの消臭力は、プロポリス自体の抗菌性と芳香
性によると考えられている(同「プロポリス」第103
頁)。
【0009】また、プロポリスの抗菌作用、特に、MR
SAなどの抗生物質がほとんど効かない菌に対する抗菌
作用についての実験なども従来より多く紹介されてい
る。プロポリスは芳香性を有することも指摘されてい
る。すなわち、30〜40%のプロポリスアルコール液
を作り、オリーブ油やコーン油に1:4の割合で溶かし
てよく混ぜると、茶褐色で芳香性のあるプロポリスアル
コールオイルができることが証明されている(同「プロ
ポリス」第100頁)。
SAなどの抗生物質がほとんど効かない菌に対する抗菌
作用についての実験なども従来より多く紹介されてい
る。プロポリスは芳香性を有することも指摘されてい
る。すなわち、30〜40%のプロポリスアルコール液
を作り、オリーブ油やコーン油に1:4の割合で溶かし
てよく混ぜると、茶褐色で芳香性のあるプロポリスアル
コールオイルができることが証明されている(同「プロ
ポリス」第100頁)。
【0010】また、前述のジェーピーアイ株式会社(神
奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル303
号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」の
中の「新しい消臭剤」(V.N.PRISICH著)では、プロポ
リスの抗菌作用、特に、MRSAなどの抗生物質がほと
んど効かない菌に対する抗菌作用について、次のように
述べている。すなわち、従来より民間療法では、プロポ
リスを使って、うおの目、たこ、皮膚癌等の治療も行っ
ており、アルコールに溶かしたプロポリスで、38人の
手術後の患者の治療を行い、プロポリスが患部のいやな
匂いを取り除く特性をもっていることが発見されてい
る。プロポリスの消臭効果をチェックするため、プロポ
リスでいろいろな実験、研究を行った。すなわち、40
度のアルコールでプロポリス20%濃度の溶液を作り、
患者の耳から取った悪臭液で実験した。比較対象とし
て、プロポリスを混ぜない単なる40度アルコールで同
じ実験をした。このようにして用意した材料をタンポン
に浸み込ませ、数字を記したうえ、実験のため5人の人
達に匂いをかいでもらった。その5人の嗅覚は、実験前
に、VOJACHK法によりテストした。0.5mgの腐った肉で
の嗅覚テストであった。この実験の結果、プロポリスが
悪臭を消す効果を持っていることが立証された。アルコ
ールは同じように悪臭を消す効果を持っているが、プロ
ポリスを混ぜたものより、その効果は低かった。プロポ
リスの消臭力は、プロポリス自体の抗菌性と芳香性によ
ると考えられる(同「プロポリス」の中の「新しい消臭
剤」より)。
奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル303
号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」の
中の「新しい消臭剤」(V.N.PRISICH著)では、プロポ
リスの抗菌作用、特に、MRSAなどの抗生物質がほと
んど効かない菌に対する抗菌作用について、次のように
述べている。すなわち、従来より民間療法では、プロポ
リスを使って、うおの目、たこ、皮膚癌等の治療も行っ
ており、アルコールに溶かしたプロポリスで、38人の
手術後の患者の治療を行い、プロポリスが患部のいやな
匂いを取り除く特性をもっていることが発見されてい
る。プロポリスの消臭効果をチェックするため、プロポ
リスでいろいろな実験、研究を行った。すなわち、40
度のアルコールでプロポリス20%濃度の溶液を作り、
患者の耳から取った悪臭液で実験した。比較対象とし
て、プロポリスを混ぜない単なる40度アルコールで同
じ実験をした。このようにして用意した材料をタンポン
に浸み込ませ、数字を記したうえ、実験のため5人の人
達に匂いをかいでもらった。その5人の嗅覚は、実験前
に、VOJACHK法によりテストした。0.5mgの腐った肉で
の嗅覚テストであった。この実験の結果、プロポリスが
悪臭を消す効果を持っていることが立証された。アルコ
ールは同じように悪臭を消す効果を持っているが、プロ
ポリスを混ぜたものより、その効果は低かった。プロポ
リスの消臭力は、プロポリス自体の抗菌性と芳香性によ
ると考えられる(同「プロポリス」の中の「新しい消臭
剤」より)。
【0011】また、前述のジェーピーアイ株式会社(神
奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル303
号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」の
中の「プロポリスの化学的構成並びに生物学的特性」
(S.E.PALMBAJA, S.A.POPRAVKO著)では、プロポリスの
抗菌作用について、次のように述べている。すなわち、
ソビィェト各地から集めたプロポリスの成分は主として
次のようなものである。 α-acetoxi-betulenol, 5-hldroxi-4´, 7-dimetoxifla
bona, 3,5-dihidroxi-4´, 7-dimetoxiflavona, 5,7-di
hidroxi-3, 4´-dimetoxiflabona, 5-hidroxi-4´, 7-d
imet-oxiflavona, 5,7-dihidroxi-4´-metoxiflavona,
3,5,4´-trhidroxi-7-metoxiflavona, 4´,3,5,7-tetra
hidroxi-3-metoxiflavona, 3,5,7-trihidroxi-4´-meto
xiflavona。 このような科学構成によって、研究サンプルのソビィェ
ト産(ポプラタイプ)プロポリスをカバの木タイプのプロ
ポリスと分類した。このプロポリスのアルコール溶液
を、グレード のケイ酸塩で着色版分析を行い、石油ベ
ンゼンエーテルとベンゼンアセトンのシステムで、20
のフラクションに分類した。この20種サンプルを、個
別に次のような培養菌に対する抗菌効果の活性度をテス
トした。 Staphylococcus aureus 黄色ぶどう状球菌 Sarcina lutea ルテア連球菌 Streptococcus faecalis フェカリス連鎖状球菌 Candida albicans が口瘡カンジダ菌 Saccharomyces cereus セレウス酵母菌 Bacillus mycoides ミコイド菌 Bacillus subtilis 枯草菌 Mycobactorium phlel マイコバクテリュウム このテストには、培養の方法でアルコール、または非メ
チルホルムアルデヒドを使った。特に、サンプル7.8.9
が抗菌活性度が高かった。具体的に見ると、黄色ぶどう
状球菌に対しては、活性度が60-70mg/m の数値を達
成した。その7.8.9を化学分析したところ、主な成分は
次のようであった。 5-hidroxi-4´, 7-dimetoxiflavona, 3,5-dihidroxi-4
´, 7-dimetoxiflavona,5,7-dihidroxi-2, 4-dimetoxif
lavona(同「プロポリス」の「プロポリスの化学的構成
並びに生物学的特性」より)。
奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル303
号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」の
中の「プロポリスの化学的構成並びに生物学的特性」
(S.E.PALMBAJA, S.A.POPRAVKO著)では、プロポリスの
抗菌作用について、次のように述べている。すなわち、
ソビィェト各地から集めたプロポリスの成分は主として
次のようなものである。 α-acetoxi-betulenol, 5-hldroxi-4´, 7-dimetoxifla
bona, 3,5-dihidroxi-4´, 7-dimetoxiflavona, 5,7-di
hidroxi-3, 4´-dimetoxiflabona, 5-hidroxi-4´, 7-d
imet-oxiflavona, 5,7-dihidroxi-4´-metoxiflavona,
3,5,4´-trhidroxi-7-metoxiflavona, 4´,3,5,7-tetra
hidroxi-3-metoxiflavona, 3,5,7-trihidroxi-4´-meto
xiflavona。 このような科学構成によって、研究サンプルのソビィェ
ト産(ポプラタイプ)プロポリスをカバの木タイプのプロ
ポリスと分類した。このプロポリスのアルコール溶液
を、グレード のケイ酸塩で着色版分析を行い、石油ベ
ンゼンエーテルとベンゼンアセトンのシステムで、20
のフラクションに分類した。この20種サンプルを、個
別に次のような培養菌に対する抗菌効果の活性度をテス
トした。 Staphylococcus aureus 黄色ぶどう状球菌 Sarcina lutea ルテア連球菌 Streptococcus faecalis フェカリス連鎖状球菌 Candida albicans が口瘡カンジダ菌 Saccharomyces cereus セレウス酵母菌 Bacillus mycoides ミコイド菌 Bacillus subtilis 枯草菌 Mycobactorium phlel マイコバクテリュウム このテストには、培養の方法でアルコール、または非メ
チルホルムアルデヒドを使った。特に、サンプル7.8.9
が抗菌活性度が高かった。具体的に見ると、黄色ぶどう
状球菌に対しては、活性度が60-70mg/m の数値を達
成した。その7.8.9を化学分析したところ、主な成分は
次のようであった。 5-hidroxi-4´, 7-dimetoxiflavona, 3,5-dihidroxi-4
´, 7-dimetoxiflavona,5,7-dihidroxi-2, 4-dimetoxif
lavona(同「プロポリス」の「プロポリスの化学的構成
並びに生物学的特性」より)。
【0012】さらに、前述のジェーピーアイ株式会社
(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル30
3号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」
の中の「プロポリスの抗菌性に関する特性」(I.S.ALEK
SANDROW, L.N.DANILOV著)では、プロポリスの抗菌作用
について、次のように述べている。すなわち、プロポリ
スの抗菌性を、各種類の細菌に対して実験した。20人
の皮膚病(ねぶと、リンパ線炎、潰瘍)患者で、殆どの
病人に上記の細菌が見つかった。結論としては、次の表
1に示すように、プロポリスには抗菌効果があり、場合
によっては抗生物質以上の効果を示すことが判った。実
験した4種の細菌は、1種もプロポリスに抵抗性はなか
った。またプロポリスには身体の抵抗力を高める効果も
ある(同「プロポリス」の中の「プロポリスの抗菌性に
関する特性」より)。
(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル30
3号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」
の中の「プロポリスの抗菌性に関する特性」(I.S.ALEK
SANDROW, L.N.DANILOV著)では、プロポリスの抗菌作用
について、次のように述べている。すなわち、プロポリ
スの抗菌性を、各種類の細菌に対して実験した。20人
の皮膚病(ねぶと、リンパ線炎、潰瘍)患者で、殆どの
病人に上記の細菌が見つかった。結論としては、次の表
1に示すように、プロポリスには抗菌効果があり、場合
によっては抗生物質以上の効果を示すことが判った。実
験した4種の細菌は、1種もプロポリスに抵抗性はなか
った。またプロポリスには身体の抵抗力を高める効果も
ある(同「プロポリス」の中の「プロポリスの抗菌性に
関する特性」より)。
【表1】
【0013】さらに、前述のジェーピーアイ株式会社
(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル30
3号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」
の中の「各種微生物とカビに対するプロポリスの効果」
(L.VECHET著)では、プロポリスの抗菌作用について、
次のように述べている。すなわち、LINDENFELSERによる
と、プロポリスの微生物生育阻止効果、及び殺菌効果
は、特にグラム陽性系の菌で実証された。プロポリス
は、酵母菌に対しては効果を現さなかった。いろいろな
実験から分かったことは、プロポリスが抗菌性を示した
のは、殆どがグラム陽性球菌で、Micrococcuslysodelct
icus,Sarcina lutea,Staphylococcus aureus(黄色ブド
ウ状球菌)等、グラム陰性のパチルス菌のBacillus sub
tills(枯草菌)、グラム陽性菌のCorynebacterium oqu
i、カビのAspergi-llus ochraceus、ある種の酵母菌のSa
ccharomyces cerevisieeに対してであった(同「プロポ
リス」の中の「各種微生物とカビに対するプロポリスの
効果」より)。
(神奈川県横浜市西区浜松町5−1西横浜三洋ビル30
3号)が昭和61年10月1日発行した「プロポリス」
の中の「各種微生物とカビに対するプロポリスの効果」
(L.VECHET著)では、プロポリスの抗菌作用について、
次のように述べている。すなわち、LINDENFELSERによる
と、プロポリスの微生物生育阻止効果、及び殺菌効果
は、特にグラム陽性系の菌で実証された。プロポリス
は、酵母菌に対しては効果を現さなかった。いろいろな
実験から分かったことは、プロポリスが抗菌性を示した
のは、殆どがグラム陽性球菌で、Micrococcuslysodelct
icus,Sarcina lutea,Staphylococcus aureus(黄色ブド
ウ状球菌)等、グラム陰性のパチルス菌のBacillus sub
tills(枯草菌)、グラム陽性菌のCorynebacterium oqu
i、カビのAspergi-llus ochraceus、ある種の酵母菌のSa
ccharomyces cerevisieeに対してであった(同「プロポ
リス」の中の「各種微生物とカビに対するプロポリスの
効果」より)。
【0014】本発明者は、以上に詳述したような、プロ
ポリスが持つ殺菌性、消臭性、及び芳香性に着目し、こ
のプロポリスを使用することにより、医療機関や老人ホ
ームなどにおけるMRSAの院内感染対策に有効な抗菌
シートを実現した。以下にこの抗菌シートの実施例を説
明する。図1(a)は本発明の第1実施例に係る抗菌シ
ートを示す平面図、(b)はこの抗菌シートのB−B線
断面図である。図1において、符号1は抗菌シート、符
号2は通気性のある紙製のシートを示している。このこ
の紙製シート2の一方の面には、以上に詳細したプロポ
リスと吸着剤を混合した混合物質(固形)から成るプロ
ポリス層3が固着されている。このプロポリス層3を形
成するには、例えば、プロポリス溶液(プロポリスのア
ルコール溶液)を、活性炭・蝋・蜜蝋・パラフィン・澱
粉などの周知の吸着性を有する物質(吸着剤)と、混合
することにより、プロポリスを含む吸着性のある粉体を
まず形成する。そしてこのプロポリスを含む粉体を、紙
製シート2に対して層状に吹き付けるようにする。これ
により、前記のプロポリス層3を形成することができ
る。なお、この第1実施例では、紙製シート2は通気性
を有するものを使用しているが、本発明はこれに限られ
るものではなく、通気性を有しない紙を使用してもよ
い。
ポリスが持つ殺菌性、消臭性、及び芳香性に着目し、こ
のプロポリスを使用することにより、医療機関や老人ホ
ームなどにおけるMRSAの院内感染対策に有効な抗菌
シートを実現した。以下にこの抗菌シートの実施例を説
明する。図1(a)は本発明の第1実施例に係る抗菌シ
ートを示す平面図、(b)はこの抗菌シートのB−B線
断面図である。図1において、符号1は抗菌シート、符
号2は通気性のある紙製のシートを示している。このこ
の紙製シート2の一方の面には、以上に詳細したプロポ
リスと吸着剤を混合した混合物質(固形)から成るプロ
ポリス層3が固着されている。このプロポリス層3を形
成するには、例えば、プロポリス溶液(プロポリスのア
ルコール溶液)を、活性炭・蝋・蜜蝋・パラフィン・澱
粉などの周知の吸着性を有する物質(吸着剤)と、混合
することにより、プロポリスを含む吸着性のある粉体を
まず形成する。そしてこのプロポリスを含む粉体を、紙
製シート2に対して層状に吹き付けるようにする。これ
により、前記のプロポリス層3を形成することができ
る。なお、この第1実施例では、紙製シート2は通気性
を有するものを使用しているが、本発明はこれに限られ
るものではなく、通気性を有しない紙を使用してもよ
い。
【0015】次に図2は、本発明に係る抗菌シートの第
2実施例を示す部分断面図である。この第2実施例に係
る抗菌シート11は、通気性を有する2枚の紙製シート
12と14の間に、プロポリス層13を介在させて構成
されている。このプロポリス層13は、プロポリス溶液
を吸着剤に混合して、粉体とし、これを紙製シート11
に層状に吹き付けて固着させることにより、形成する。
そして、このプロポリス層13の上にさらに他の紙製シ
ート14を張り付けることにより、本実施例の抗菌シー
ト11が形成される。なお、この第2実施例では、2枚
の紙製シート12,14のいずれにも通気性を有する紙
を使用しているが、本発明はこれに限られるものではな
く、紙製シート12,14のいずれか一方には通気性を
有しない紙を使用してもよい。
2実施例を示す部分断面図である。この第2実施例に係
る抗菌シート11は、通気性を有する2枚の紙製シート
12と14の間に、プロポリス層13を介在させて構成
されている。このプロポリス層13は、プロポリス溶液
を吸着剤に混合して、粉体とし、これを紙製シート11
に層状に吹き付けて固着させることにより、形成する。
そして、このプロポリス層13の上にさらに他の紙製シ
ート14を張り付けることにより、本実施例の抗菌シー
ト11が形成される。なお、この第2実施例では、2枚
の紙製シート12,14のいずれにも通気性を有する紙
を使用しているが、本発明はこれに限られるものではな
く、紙製シート12,14のいずれか一方には通気性を
有しない紙を使用してもよい。
【0016】このような図1又は図2に示す抗菌シート
1,11は、プロポリス層3,13により、MRSAに
対する抗菌性・殺菌性、消臭性、及び芳香性の作用を奏
するようになる。すなわち、この抗菌シート1,11の
上(プロポリス層3、又は紙製シート2,12,14の
上)に付着したMRSAなどの菌は、プロポリス層3,
13内のプロポリスの抗菌作用により、増殖が抑制され
ると共に滅菌される。また、病人などからの異臭や悪臭
は、前記プロポリス層13内のプロポリスの消臭作用
が、直接に又は通気性の紙シート2,12,14を通し
て及ぶことにより、取り除かれる。さらに、前記プロポ
リス層13内のプロポリスからは、その芳香作用により
快適な匂いが、直接に又は通気性の紙シート2,12,
14を通して、周囲に発散されるため、周囲の快適性が
向上されるようになる。
1,11は、プロポリス層3,13により、MRSAに
対する抗菌性・殺菌性、消臭性、及び芳香性の作用を奏
するようになる。すなわち、この抗菌シート1,11の
上(プロポリス層3、又は紙製シート2,12,14の
上)に付着したMRSAなどの菌は、プロポリス層3,
13内のプロポリスの抗菌作用により、増殖が抑制され
ると共に滅菌される。また、病人などからの異臭や悪臭
は、前記プロポリス層13内のプロポリスの消臭作用
が、直接に又は通気性の紙シート2,12,14を通し
て及ぶことにより、取り除かれる。さらに、前記プロポ
リス層13内のプロポリスからは、その芳香作用により
快適な匂いが、直接に又は通気性の紙シート2,12,
14を通して、周囲に発散されるため、周囲の快適性が
向上されるようになる。
【0017】また図1又は図2に示すような抗菌シート
1,11は、様々な場所や場合に利用できる。例えば、
病院用の紙製の使い捨てシーツ、紙製の使い捨てゴミ
袋、紙製の使い捨ておむつの材料などに使用することに
より、MRSAの増殖抑制・滅菌や消臭・芳香効果が得
られるようになる。また、病院や老人ホームの施設内に
おいて、マットの下にこの抗菌シート1,11を敷いた
り、押し入れの下面にこの抗菌シート1,11を敷くこ
とにより、前記のような菌が繁殖しやすい場所における
滅菌・消臭・芳香などの効果を生じさせることができ
る。なお、以上の第1及び第2実施例の抗菌シート1,
11では、いずれも紙製シートの上にプロポリスと吸着
剤を混合した物質を吹き付けなどにより層状に固着させ
ることにより構成されているが、本発明ではこれに限ら
れるものではなく、例えば、プロポリスをアルコールで
溶解したプロポリス溶液の中に紙製シートを浸して、そ
の後これを冷凍乾燥させることにより、プロポリスを含
む抗菌シートを作製するようにしてもよい。
1,11は、様々な場所や場合に利用できる。例えば、
病院用の紙製の使い捨てシーツ、紙製の使い捨てゴミ
袋、紙製の使い捨ておむつの材料などに使用することに
より、MRSAの増殖抑制・滅菌や消臭・芳香効果が得
られるようになる。また、病院や老人ホームの施設内に
おいて、マットの下にこの抗菌シート1,11を敷いた
り、押し入れの下面にこの抗菌シート1,11を敷くこ
とにより、前記のような菌が繁殖しやすい場所における
滅菌・消臭・芳香などの効果を生じさせることができ
る。なお、以上の第1及び第2実施例の抗菌シート1,
11では、いずれも紙製シートの上にプロポリスと吸着
剤を混合した物質を吹き付けなどにより層状に固着させ
ることにより構成されているが、本発明ではこれに限ら
れるものではなく、例えば、プロポリスをアルコールで
溶解したプロポリス溶液の中に紙製シートを浸して、そ
の後これを冷凍乾燥させることにより、プロポリスを含
む抗菌シートを作製するようにしてもよい。
【0018】次に図3は、本発明による抗菌シートを使
用したカレンダーの実施例を示す斜視図である。すなわ
ち、図1又は図2に示すような抗菌シートを所定の大き
さに12枚に切断し、これらに各月の日付・曜日などを
表示していくことにより、本実施例のカレンダーが作製
される。このようにして作製されたカレンダーを、病院
や老人ホームの施設内に掛けることにより、カレンダー
に付着したMRSAの繁殖を防止し滅菌することがで
き、カレンダーを通じてMRSAが感染することを有効
に防止することができる。また、カレンダーに含まれる
プロポリスの悪臭や異臭を消臭する作用と快適な匂いを
発散させる芳香作用とにより、施設内の快適性が向上さ
れるようになる。
用したカレンダーの実施例を示す斜視図である。すなわ
ち、図1又は図2に示すような抗菌シートを所定の大き
さに12枚に切断し、これらに各月の日付・曜日などを
表示していくことにより、本実施例のカレンダーが作製
される。このようにして作製されたカレンダーを、病院
や老人ホームの施設内に掛けることにより、カレンダー
に付着したMRSAの繁殖を防止し滅菌することがで
き、カレンダーを通じてMRSAが感染することを有効
に防止することができる。また、カレンダーに含まれる
プロポリスの悪臭や異臭を消臭する作用と快適な匂いを
発散させる芳香作用とにより、施設内の快適性が向上さ
れるようになる。
【0019】さらに図4は、本発明による抗菌シートを
使用した敷布団を示す断面図である。この敷布団には、
図1に示すとほぼ同様な、紙製シート22の上にプロポ
リス層23が固着された抗菌シート21が使用される。
すなわち、厚綿24の上に前記抗菌シート21が載置さ
れ、これらの周りを、布製カバー25で覆うことによ
り、この敷布団が構成される。これにより、敷布団の上
に付着したMRSAなどの菌は、プロポリスの殺菌作用
により増殖が抑制され、滅菌される。また、病人などか
ら発する異臭がプロポリスの消臭作用により除去される
と共に、プロポリスから快適な匂いが発散されるように
なる。なお、ここでは、抗菌シートを敷布団に使用した
例を示したが、本発明ではこれに限られるものではな
く、敷布団やベッドカバーなどにも使用することができ
る。また、MRSAの増殖抑制作用を有する生地により
作製した布団カバーなどは既に提供されているが、これ
らの布製の製品に比べて、本実施例では紙製シートを使
用しているので、製造コストが少なく、また廃棄処理も
容易であるというメリットがある。
使用した敷布団を示す断面図である。この敷布団には、
図1に示すとほぼ同様な、紙製シート22の上にプロポ
リス層23が固着された抗菌シート21が使用される。
すなわち、厚綿24の上に前記抗菌シート21が載置さ
れ、これらの周りを、布製カバー25で覆うことによ
り、この敷布団が構成される。これにより、敷布団の上
に付着したMRSAなどの菌は、プロポリスの殺菌作用
により増殖が抑制され、滅菌される。また、病人などか
ら発する異臭がプロポリスの消臭作用により除去される
と共に、プロポリスから快適な匂いが発散されるように
なる。なお、ここでは、抗菌シートを敷布団に使用した
例を示したが、本発明ではこれに限られるものではな
く、敷布団やベッドカバーなどにも使用することができ
る。また、MRSAの増殖抑制作用を有する生地により
作製した布団カバーなどは既に提供されているが、これ
らの布製の製品に比べて、本実施例では紙製シートを使
用しているので、製造コストが少なく、また廃棄処理も
容易であるというメリットがある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による抗菌
シートは、プロポリスと吸着剤を混合した物質が、紙に
付着されている。したがって、この抗菌シートの上に付
着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用により繁殖が
抑制され、滅菌される。また同時に、病人などからの悪
臭は、プロポリスの消臭作用によって除去される。さら
に、プロポリスの芳香作用による快適な匂いが周囲に発
散されるので、病院内が快適になる。特に本発明では、
前記紙シートに通気性のあるものを使用することによ
り、紙シートのプロポリス層がない側にMRSAが付着
したときでも、有効にMRSAの繁殖を防止できるよう
になる。また、本発明では、この抗菌シートは、少なく
とも一方が通気性のある2枚の紙の間にプロポリスと吸
着剤が混合した物質が介在されていてもよい。したがっ
て、この抗菌シートを使用するときは、前記通気性のあ
る紙の上に付着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用
により繁殖が抑制され滅菌される。また同時に、病人な
どからの悪臭は、前記通気性のある紙を通して、プロポ
リスの消臭作用によって取り除かれる。さらに、プロポ
リスの芳香作用による快適な匂いがこの通気性のある紙
から通過して周囲に発散されるので、病院内が快適にな
る。特に本発明では、この2枚の紙の双方に通気性のあ
るものを使用することにより、2枚の紙のいずれにMR
SAが付着したときでも、有効にMRSAの繁殖を防止
できるようになる。さらに、本発明に係るカレンダー
は、前記の抗菌シートを所定形状に形成したものの上
に、各月の日付及び曜日などを表示しているので、これ
を病院や老人ホームなどで使用することにより、カレン
ダーの上でMRSAが繁殖することが防止され、カレン
ダーを介してMRSAが感染することが防止されるよう
になる。また、従来のMRSA繁殖抑制効果を持つ布製
の製品に比べて、本発明では、紙製シートを使用するの
で、製造コストが安価で済むというメリットがある。ま
た、紙製シートを使用しているので、前記の布製の製品
に比べて、焼却などの廃棄処理が極めて容易である。
シートは、プロポリスと吸着剤を混合した物質が、紙に
付着されている。したがって、この抗菌シートの上に付
着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用により繁殖が
抑制され、滅菌される。また同時に、病人などからの悪
臭は、プロポリスの消臭作用によって除去される。さら
に、プロポリスの芳香作用による快適な匂いが周囲に発
散されるので、病院内が快適になる。特に本発明では、
前記紙シートに通気性のあるものを使用することによ
り、紙シートのプロポリス層がない側にMRSAが付着
したときでも、有効にMRSAの繁殖を防止できるよう
になる。また、本発明では、この抗菌シートは、少なく
とも一方が通気性のある2枚の紙の間にプロポリスと吸
着剤が混合した物質が介在されていてもよい。したがっ
て、この抗菌シートを使用するときは、前記通気性のあ
る紙の上に付着したMRSAは、プロポリスの抗菌作用
により繁殖が抑制され滅菌される。また同時に、病人な
どからの悪臭は、前記通気性のある紙を通して、プロポ
リスの消臭作用によって取り除かれる。さらに、プロポ
リスの芳香作用による快適な匂いがこの通気性のある紙
から通過して周囲に発散されるので、病院内が快適にな
る。特に本発明では、この2枚の紙の双方に通気性のあ
るものを使用することにより、2枚の紙のいずれにMR
SAが付着したときでも、有効にMRSAの繁殖を防止
できるようになる。さらに、本発明に係るカレンダー
は、前記の抗菌シートを所定形状に形成したものの上
に、各月の日付及び曜日などを表示しているので、これ
を病院や老人ホームなどで使用することにより、カレン
ダーの上でMRSAが繁殖することが防止され、カレン
ダーを介してMRSAが感染することが防止されるよう
になる。また、従来のMRSA繁殖抑制効果を持つ布製
の製品に比べて、本発明では、紙製シートを使用するの
で、製造コストが安価で済むというメリットがある。ま
た、紙製シートを使用しているので、前記の布製の製品
に比べて、焼却などの廃棄処理が極めて容易である。
【図1】(a)は本発明の第1実施例に係る抗菌シート
を示す平面図、(b)はそのB−B線断面図である。
を示す平面図、(b)はそのB−B線断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る抗菌シートを示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図3】本発明による実施例に係るカレンダーを示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明による抗菌シートを使用した敷布団を示
す断面図である。
す断面図である。
1,11 抗菌シート 2,12,14,22 紙製シート 3,13,23 プロポリス層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/10 21/36 // C11B 11/00 2115−4H
Claims (3)
- 【請求項1】プロポリスと吸着剤を混合した物質が、紙
に付着されていることを特徴とする、メチシリン耐性黄
色ブトウ球菌(MRSA)の増殖抑制用の抗菌シート。 - 【請求項2】少なくとも一方が通気性のある2枚の紙の
間にプロポリスと吸着剤を混合した物質を介在させたこ
とを特徴とする、メチシリン耐性黄色ブトウ球菌(MR
SA)の増殖抑制用の抗菌シート。 - 【請求項3】請求項1又は2の抗菌シートを所定形状に
形成したものの上に、各月の日付及び曜日などを表示し
て成る、抗菌シートを使用したカレンダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5132901A JPH0751487B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 抗菌シート及びこのシートを使用したカレンダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5132901A JPH0751487B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 抗菌シート及びこのシートを使用したカレンダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06321722A JPH06321722A (ja) | 1994-11-22 |
| JPH0751487B2 true JPH0751487B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15092197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5132901A Expired - Lifetime JPH0751487B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 抗菌シート及びこのシートを使用したカレンダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751487B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3040498U (ja) * | 1997-02-13 | 1997-08-19 | 有限会社上野屋美香園 | ウエット・ティシュ |
| KR100701585B1 (ko) * | 2004-06-22 | 2007-03-29 | 주식회사 창해에탄올 | 천연 살균제 및 이의 제조방법 |
| JP4950682B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-06-13 | アピ株式会社 | プロポリス抽出物 |
| JP5248148B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2013-07-31 | 株式会社ポッカコーポレーション | 抗メチシリン耐性黄色ブドウ球菌剤、及び抗バンコマイシン耐性腸球菌剤 |
| CA2766670C (en) | 2009-11-17 | 2018-07-10 | Brightwake Limited | Device and method for processing fluid |
| ITAR20110020A1 (it) * | 2011-10-18 | 2013-04-19 | Euro Vast S P A | Tovaglia monouso in carta, per uso industriale e domestico, e suo procedimento realizzativo |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5132901A patent/JPH0751487B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06321722A (ja) | 1994-11-22 |
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