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JPH075190B2 - 粉体吸引ノズル装置 - Google Patents
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JPH075190B2 - 粉体吸引ノズル装置 - Google Patents

粉体吸引ノズル装置

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JPH075190B2
JPH075190B2 JP17488987A JP17488987A JPH075190B2 JP H075190 B2 JPH075190 B2 JP H075190B2 JP 17488987 A JP17488987 A JP 17488987A JP 17488987 A JP17488987 A JP 17488987A JP H075190 B2 JPH075190 B2 JP H075190B2
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duct
opening
hole
suction nozzle
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JP17488987A
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保明 小針
敏郎 持地
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動力炉・核燃料開発事業団
株式会社大洋バルブ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、容器内に収納された粉体を吸引するための
粉体吸引ノズル装置に関するものである。
〔従来の技術〕
容器内に収納された粉体を容器外へ移送する手段として
は、ノズルを容器内に挿入し、負圧発生源によって吸引
することによって粉体を容器外へ取り出す方法がある。
しかしながら、この方法は粉体が吸湿して固化したよう
な場合には、粉体の吸引が困難になるという欠点があっ
た。そこで、最近は、ノズルの先端に撹拌装置を設け、
この撹拌装置で粉体を崩しながら吸引する方法が採られ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の撹拌装置が設けられた粉体吸引ノズル
装置にあっては、容器開口部の内径が容器本体の内径よ
り小さい容器において、ノズルを挿入できない場合があ
るという問題点があった。また、ノズルを挿入できたと
しても容器内の外周部の粉体を充分に撹拌することがで
きず、したがって容器内の外周部に粉体が残ってしまう
という問題点があった。
さらに、撹拌装置で撹拌するだけでは、容器内の底部外
周側に位置する粉体を吸引することができず、この部分
に粉体が残留してしまうという問題点があった。
また、吸引中に粉体が容器外へ飛散してしまい、作業環
境が悪化するという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、第1の発明にあっては、先端部に吸引用開口が設け
られた中空パイプと、この中空パイプの後端部に接続さ
れた負圧源とを備えてなる粉体吸引ノズル装置におい
て、前記中空パイプの先端部付近の側壁部に貫通孔が穿
設され、この貫通孔と連通可能に取り付けられるととも
に、先端側に長手方向に開口部の形成された細長いダク
トが設けられ、このダクトはその基端部が中空パイプに
対して揺動可能に取り付けられ、前記貫通孔には開閉機
構が設けられた構成とされている。
また、第2の発明にあっては、先端部に吸引用開口が設
けられた中空パイプと、この中空パイプの後端部に接続
された負圧源とを備えてなる粉体吸引ノズル装置におい
て、前記中空パイプの先端部付近の側壁部に貫通孔が穿
設され、この貫通孔と連通可能に取り付けられるととも
に、先端側に長手方向に開口部の形成された細長いダク
トが設けられ、このダクトはその基端部が中空パイプに
対して揺動可能に取り付けられ、前記貫通孔には開閉機
構が設けられ、前記中空パイプの外周は筒状体により覆
われており、この筒状体の外周部には、筒状体の外周部
よりさらに半径方向外方へ突出して形成され前記中空パ
イプの軸方向に移動可能な蓋部材が遊嵌された構成とさ
れている。
〔作用〕
第1の発明にあっては、中空パイプの先端部に、細長い
ダクトが設けられ、このダクトはその基端部が中空パイ
プに対して揺動可能に取り付けられている。
したがって、容器本体の内径より開口部の内径が小さい
容器においても、ダクトを上方へたたむことによって狭
い開口部を通過させ、容器内部にノズルを挿入すること
ができる。
また、中空パイプの先端部に細長いダクトを設けている
から、ダクトを回転させることによって、容器内の外周
部の粉体を崩して吸引することができ、したがって外周
部に粉体が残ることを防止することができる。
さらに、中空パイプの先端部に、貫通孔と連通可能に取
り付けられるとともに、先端側に長手方向に開口部の形
成された細長いダクトが設けられ、貫通孔には開閉機構
が設けられている。したがって、粉体をダクトの先端側
の開口部からダクト内を通り貫通孔を経由して中空パイ
プ内に吸引することができ、その結果容器内の底部の粉
体を余すことなく吸引することができる。
さらに、第2の発明にあっては、第1の発明の構成のほ
かに、中空パイプの外周は筒状体により覆われており、
この筒状体の外周部には、筒状体の外周部よりさらに半
径方向外方へ突出して形成され前記中空パイプの軸方向
に移動可能な蓋部材が遊嵌されている。
したがって、上記第1の発明の効果のほかに蓋部材で容
器の開口部をおおうことができ、粉体の飛散を防止する
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、第1図ないし第20図を
参照して説明する。
第1図ないし第9図は、この発明に係る粉体吸引ノズル
装置を示す図である。これらの図において、符号11は中
空パイプを示すものである。中空パイプ11は、円筒状に
形成されており、その上端部は、負圧源(図示せず)に
接続されている。そして、この負圧源によって粉体を吸
い上げ移送するようになっている。この中空パイプ11の
下端部には、吸入用開口11aが設けられ、この中空パイ
プ11の下端部外周には、2つのダクト12,12が設けられ
ている。このダクト12,12は、中空パイプ11をはさんで
両側に配設されており、中空パイプ11から半径方向外方
へ突出して形成されている。ダクト12は、第4図ないし
第6図に示すように、中空パイプ11側の第1のダクト13
と外側の第2のダクト14とから構成されている。この第
1のダクト13は、中空パイプ11の下端部に設けられた軸
15に軸支されており、半径方向外方へ突出する方向と中
空パイプ11と平行になる方向との間で揺動できるように
なっている。
この第1のダクト13は、第6図に示すように、その突出
方向に直交する断面において下方が開放された略コ字状
に形成されており、上板部16とこの上板部16の両側縁か
ら下方に突出した側板部17,17とから構成され、下方に
向って開放された開口部13aが形成されている。第1の
ダクト13の外端部には、半径方向外方へ突出する第2の
ダクト14が設けられている。この第2のダクト14は、そ
の突出方向に直交する断面において、下方が開放された
略コ字状に形成されており、上板部18とこの上板部18の
両側縁から下方に突出した側板部19,19と上板部18の外
端縁から下方へ突出する外板部20とから構成され下方に
向って開放された開口部14aが形成されている。そし
て、第2のダクト14は、その基端部を第1のダクト13の
外端部の内壁面に嵌合させて着脱可能に接続されてい
る。なお、第1のダクト13の側板部17,17の間隔は、第
6図に示すように、上端側に対して下端側が狭くなるよ
うになされており、第2のダクト14の側板部19,19の間
隔も同様になされている。したがって、両ダクトの接続
部において、第1のダクト13から第2のダクト14が下方
へ脱落しないようになっている。また、第2のダクト14
の側板部19,19の下端縁のうち外端側の部分には、第1
のダクト13および第2のダクト14の下端縁を平面上に当
接させたとき、半径方向外方へ向かうにしたがい前記平
面から離間するように傾斜して形成された傾斜縁部21が
形成されている。この傾斜縁部21は、第1のダクト13お
よび第2のダクト14を容器底面に当接させた際、傾斜縁
部21の下側の間隙から空気を吸い込み、容器底面外周部
の粉体を効率よく吸引できるようになっている。また、
第2のダクト14の外板部20には、半径方向外方へ突出し
たブラシ22が設けられており、容器内壁面に付着した粉
体を払い落すことができるようになっている。
一方、前記中空パイプ11の下端部でその外壁面が前記第
1のダクト13内に臨む部分には、第7図ないし第9図に
示すように、中空パイプ11内と第1のダクト13内とを連
通する貫通孔23が設けられている。この貫通孔23には、
仕切り板24が設けられている。この仕切り板24は、貫通
孔23上端に設けられた軸25に回動可能に軸支されてい
る。この仕切り板24には、リンク26の一端が連結されて
おり、このリンク26の他端は、第1のダクト13の上板部
16に連結されている。そして、第1のダクト13が軸15を
中心として揺動し、中空パイプ11と平行な状態になる
と、仕切り板24はリンク26によって上方へ引き上げら
れ、開状態となる。また、第1のダクト13が半径外方へ
向うにしたがい上方へ向う方向へ斜めに突出する状態に
なると、仕切り板24は中空パイプ11の側壁に沿う方向に
なり、閉状態となる。さらに、第1のダクト13が半径方
向外方へ突出した状態になると、仕切り板24は中空パイ
プ11の側壁より内方へ押し込まれ開状態となる。
一方、中空パイプ11の側方には、第1図ないし第3図に
示すように、2つのエアシリンダー27がフレーム28を介
して装着されている。このエアシリンダー27は、中空パ
イプ11と平行かつピストンロッド29を下方に向けて配設
されている。このピストンロッド29の先端部とエアシリ
ンダ27の下端部との間にはピストンロッド29を覆うジャ
バラ30が装着されており、粉体がピストンロッド29に付
著しないようになっている。このピストンロッド29の先
端には、金具31が設けられており、この金具31にはピン
32が設けられている。一方、前記第1のダクト13の上板
部16の上面には、軸33が設けらており、この軸33には、
アーム34の一端部が連結されている。そして、アーム34
は、軸33を中心として回動しうるようになされている。
このアーム34の他端部には、アーム34の長手方向に形成
された長穴35が設けられており、この長穴35は、前記金
具31に設けられたピン32に係合している。また、前記中
空パイプ11と前記第1のダクト13との間には、第1のダ
クト13を中空パイプ11と平行にした状態から半径方向外
方へ突出した状態へ回動して押圧するねじりバネ36が設
けられている。したがって、ダクト12に外力が加えられ
ていない状態においては、アーム34は下方に引っ張られ
ており前記金具31のピン32は長穴35の上端側に位置して
いる。
このような構成において、前記ピストンロッド29を上方
へ移動させると、前記アーム34を介してダクト12が上方
へ引き上げられる。また、ピストンロッド29を下方へ移
動させると、アーム34を介してダクト12が引き下げら
れ、半径方向外方へ突出した状態となる。
一方、前記フレーム28には、中空パイプ11の上部を覆う
円筒状のカバー37が設けられている。なお、このフレー
ム28と中空パイプ11、エアシリンダー27、カバー37とは
気密状態で接合されている。カバー37の外周には、リン
グ状の蓋部材38が上下動可能に嵌合して設けられてい
る。この蓋部材38の内周面とカバー37の外周面との間に
は僅かな間隙Sが設けられており、この間隙Sを空気が
通過できるようになっている。また、カバー37の下端部
には、半径方向外方へ突出したストッパー39が設けられ
ており、蓋部材38が下方へ落下しないようになってい
る。
次に、上記のような粉体吸引ノズル装置を用いて、第1
図に示すような容器開口部Aの内径が容器本体Bの内径
より小さい容器Cから粉体を吸引する方法について説明
する。
まず、エアシリンダ27を作動させ、ピストンロッド29を
上方へ移動させる。すると、アーム34を介してダクト12
が上方へ引き上げられ、中空パイプ11の側面に引き寄せ
られる。
次に、中空パイプ11に接続された負圧源(図示せず)を
作動させて中空パイプ11の吸入用開口11aから空気を吸
引しつつ、中空パイプ11を回転させながら容器内に挿入
していく。すると、容器C内の粉体は、中空パイプ11内
に吸引され、所定の粉体収納装置(図示せず)に移送さ
れる。ここで、ダクト12は、中空パイプ11側面に引き寄
せられているから、開口部Aが狭くてもノズルを容器内
に容易に挿入することができる。
次いで、吸引ノズルの先端部が容器内に挿入されたら、
エアシリンダ27を作動させ、ピストンロッド29を下降さ
せる。すると、ダクト12は、ねじりバネ36の力によっ
て、半径方向外方へ開こうとする方向に付勢される。こ
の状態でダクト12を回転させながら、粉体を吸引してい
くと、粉体の抵抗力に抗してダクト12が徐々に開いてい
く。そして、ダクト12で、固化した粉体を崩して撹拌
し、粉体を吸引しやすい状態を維持する。
したがって、湿気等によって固化した粉体でも容易に吸
引することができる。また、ダクト12が半径方向外方に
向うにしたがい上方へ向う方向に傾斜して開いた状態に
なると、リンク26で連結された仕切り板24が貫通孔23を
閉鎖する。これによって、粉体は開口面積の大きな吸入
用開口11aから吸引されることになり、吸引を効率良く
行なうことができる。
粉体の吸引が進み、中空パイプ11が下方へ移動するにし
たがい、ダクト12は広がる。そして、中空パイプ11の吸
入用開口11aが容器底面Dに近接する頃には、ダクト12
は、半径方向外方に突出する状態になる。すると、貫通
孔23を閉鎖していた仕切り板24が内側へ開き、中空パイ
プ11内とダクト12内とが連通する。これによってダクト
12内の粉体およびダクト12の下方で容器底面D上に残存
している粉体を中空パイプ11内に吸引することができ
る。このようにして、ダクト12は、容器底面D上を回転
しながら容器底面D上の粉体を余すことなく吸引するこ
とができる。この作用は、家底用電気掃除器の吸引ノズ
ルの作用と同様である。
なお、第2のダクト14の外端部には、傾斜縁部21が設け
られているから、傾斜縁部21の下側の間隙から空気を吸
い込み、容器底面Dの外周部の粉体を効率よく吸引する
ことができる。また、第2のダクト14の外板部20には、
ブラシ22が設けられているから、容器本体Bの内側面に
付着した粉体を払い落すことができる。
一方、カバー37のストッパー39に係止された蓋部材38
は、中空パイプ11とともにカバー37が下降すると、容器
Cの開口部Aの縁に載置される。そして粉体の吸引作業
を行なっている間に、粉体が容器C外へ飛散するのを防
止することができる。また、蓋部材38の内周縁とカバー
37の外周面との間には、僅かな間隙Sが形成されるが、
ここを通って外部から内部に向って空気が流れるため、
粉体が外部へ漏れることを防止することができる。
以上説明したように、上記粉体吸引ノズル装置にあって
は、ダクト12を、その中空パイプ11側の端部を中心とし
て半径方向外方へ突出する方向と中空パイプと平行にな
る方向との間で揺動可能に配設するとともに、このダク
ト12を揺動させるエアシリンダー27を設けているから、
容器本体Bの内径より開口部Aの内径が小さい容器Cに
おいても、ダクト12を上方へ折りたたむことによって狭
い開口部Aを通過させ、容器C内部にノズルを挿入する
ことができる。また、ダクト12を回転させることによっ
て、容器C内の外周部の粉体を崩して吸引することがで
き、したがって外周部に粉体が残ることを防止すること
ができる。
また、ダクト12が半径方向外方へ突出した状態におい
て、第1のダクト13と中空パイプ11内とを連通する貫通
孔23を形成しているから、ダクト12下方の粉体を効率よ
く吸引することができ、したがって容器底面D上の粉体
を余すことなく吸引することができる。
さらに、中空パイプ11のカバー37の外周に蓋部材38を嵌
合して設けているから、この蓋部材38によって容器Cの
開口部Aを覆うことができ、したがって粉体が容器C外
へ飛散するのを防止することができる。また、蓋部材38
の内周縁とカバー37の外周面との間には僅かな間隙Sが
あるが、この間隙Sを通って容器C外の空気が容器C内
に流れ込むから、容器C内の粉体が外部へ漏れることを
防止することができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。第10図お
よび第11図は、第2のダクトの他の一例を示す図であ
る。この第2のダクト51は、その外板部20に二次空気を
吸引するための空気孔52が設けられているとともに、外
板部20および側板部19の下端縁に多数の切欠き部53が設
けられている。この第2のダクト51は、比較的重い粉体
の吸引に好適であり、容器底部に残った粉体を二次空気
を取り入れることによって効率よく吸引することができ
る。
第12図および第13図は、第2のダクトのさらに他の例を
示す図である。この第2のダクト61は、断面略矩形状の
中空パイプからなり、第1のダクト13との接続部から半
径方向外方に突出しその後下方に突出して形成されてい
る。そして、その下方突出部62に、開口部63が形成され
ている。この第2のダクト61は、底部外周が下方に凹ん
でいる容器に使用するものであり、このような場合に
は、圧力差を大きくし、風速を大きくして吸引するのが
望ましい。
第14図ないし第16図は、貫通孔の開閉機構の他の一例を
示す図である。この開閉機構においては、仕切り板24に
スプリング71が設けられており、仕切り板71を貫通孔23
が閉状態となる方向に付勢している。この開閉機構は、
中空パイプ11の下端が容器底面Dに当接すると、中空パ
イプ11内部とダクト12との差圧が大きくなり、仕切り板
24はスプリング71の力に抗して開状態となる。そして、
ダクト12内の粉体を中空パイプ11内へ吸引する。この開
閉機構は、仕切り板24がスプリング71で付勢されている
ため、吸引抵抗は大きくなるが、ダクト12から吸い過ぎ
を防止できる利点がある。
第17図ないし第20図は、貫通孔の開閉機構のさらに他の
一例を示す図である。この開閉機構においては、中空パ
イプ11の下端部側壁に貫通孔81が形成されている。ま
た、中空パイプ11の下端部外周には、上下動可能な円筒
体82が嵌合されており、この円筒体82には、開口部83が
形成されている。中空パイプ11の円筒体82の上方にはス
プリングケース84が設けられている。このスプリングケ
ース84と円筒体82との間にはスプリング85が設けられて
おり、円筒体82を下方へ押圧するようになっている。中
空パイプ11の貫通孔81の上方には係止ピン86が設けられ
ている。そして、スプリング85によって付勢された円筒
体82が所定の位置、すなわち開口部83が貫通孔81に対し
てずれた状態になるとともに円筒体82の下端部が中空パ
イプ11の下端より下方へ突出する位置で停止するように
なっている。
このような開閉機構は、円筒体82の下端が容器底面Dか
ら離間している状態および接している状態においては、
第17図および第18図に示すように、開口部83は貫通孔81
に対して下方にずれた位置にあり、貫通孔81は閉鎖され
ている。次に、この状態から、中空パイプ11をさらに下
方へ移動し、第19図および第20図に示すように中空パイ
プ11の下端が定器底面Dに接すると、円筒体82はスプリ
ング85の押圧力に抗して中空パイプ11に対して上方へ押
し上げられる。そして、開口部83と貫通孔81とが重なっ
て連通し、ダクト12から中空パイプ11へ粉体が吸い込ま
れる。このように、この開閉機構は、中空パイプ11を昇
降させるだけで貫通孔81の開閉を行なうことができる。
なお、上記実施例においては、中空パイプを中心として
2個のダクト12,12を設けているが、これに限る必要は
なく、ダクトを1個又は3個以上設けてもよい。特にダ
クトを1個にすると、ノズル先端の開口面積が減少する
ため吸引力を強化することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、第1の発明によれば、中空パイプ
の先端部付近の側壁部に貫通孔が穿設され、この貫通孔
と連通可能に取り付けられるとともに先端側に長手方向
に開口部の形成された細長いダクトが設けられ、このダ
クトはその基端部が中空パイプに対して揺動可能に取り
付けられ、前記貫通孔には、開閉機構が設けられている
から、容器本体の内径より開口部の内径が小さい容器に
おいても、ノズルを挿入することができるとともに、容
器内の外周部および底部の粉体を余すことなく吸引する
ことができる。また、第2の発明にあっては、上記第1
の発明の構成のほかに、中空パイプの外周は筒状体によ
り覆われており、この筒状体の外周部には、筒状体の外
周部よりさらに半径方向外方へ突出して形成され前記中
空パイプの軸方向に移動可能な蓋部材が遊嵌されている
から、上記第1の発明の効果のほかに、吸引作業中に容
器外へ粉末が飛散するのを防止することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はその正面図、第2図はその側面図、第3図
はその平面図、第4図はダクトの断面図、第5図はダク
トの平面図、第6図は第4図中VI−VI線に沿う矢視断面
図、第7図は貫通孔の開閉機構を示す正断面図、第8図
は貫通孔の開閉機構を示す第7図中VIII−VIII線に沿う
矢視側断面図、第9図は貫通孔の開閉機構を示す第7図
中IX−IX線に沿う矢視平断面図、第10図および第11図
は、第2のダクトの他の一例を示す図であって、第10図
はその断面図、第11図はその側面図、第12図および第13
図は第2のダクトのさらに他の一例を示す図であって、
第12図はその断面図、第13図はその側面図、第14図ない
し第16図は貫通孔の開閉機構の他の一例を示す図であっ
て、第14図はその正断面図、第15図は第14図中XV−XV線
に沿う矢視側断面図、第16図は第14図中XVI−XVI線に沿
う矢視平断面図、第17図ないし第20図は、貫通孔の開閉
機構のさらに他の一例を示す図であって、第17図は貫通
孔が閉状態にある場合の正断面図、第18図は貫通孔が閉
状態にある場合の第7図中XVIII−XVIII線に沿う矢視平
断面図、第19図は貫通孔が開状態にある場合の正断面
図、第20図は貫通孔が開状態にある場合の第19図中XX−
XX線に沿う矢視側断面図である。 11……中空パイプ、11a……吸引用開口、12……ダク
ト、13a……開口部、14a……開口部、23……貫通孔、24
……仕切り板、26……リンク、28……フレーム、37……
カバー、38……蓋部材、63……開口部、71……スプリン
グ、82……円筒体、83……開口部、85……スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−3225(JP,A) 特開 昭47−8921(JP,A) 特開 昭57−184021(JP,A) 実開 昭61−38133(JP,U)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に吸引用開口が設けられた中空パイ
    プと、この中空パイプの後端部に接続された負圧源とを
    備えてなる粉体吸引ノズル装置において、前記中空パイ
    プの先端部付近の側壁部に貫通孔が穿設され、この貫通
    孔と連通可能に取り付けられるとともに、先端側に長手
    方向に開口部の形成された細長いダクトが設けられ、こ
    のダクトはその基端部が中空パイプに対して揺動可能に
    取り付けられ、前記貫通孔には開閉機構が設けられてい
    ることを特徴とする粉体吸引ノズル装置。
  2. 【請求項2】前記ダクトは、前記中空パイプ側に配設さ
    れた第1のダクトと、この第1のダクトの外端部に着脱
    可能に接続された第2のダクトとを備えていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉体吸引ノズル装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2のダクトは、前記開口部の開口縁
    部に切り欠き部を有していることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の粉体吸引ノズル装置。
  4. 【請求項4】前記第2のダクトは、前記開口部が前記第
    2のダクトの外端部に配設されているとともに、前記開
    口部の開口縁部が先方に向って突出して形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の粉体吸引
    ノズル装置。
  5. 【請求項5】前記開閉機構は、前記貫通孔の上端に開閉
    可能に軸支された仕切り板と、この仕切り板と前記ダク
    トとを連結し前記ダクトの揺動位置に対応して前記仕切
    り板を開閉するリンクとを備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の粉体吸引ノズル装置。
  6. 【請求項6】前記開閉機構は、前記貫通孔の上端に軸支
    されるとともに閉状態と中空パイプ内へ揺動した開状態
    との間で揺動可能になされた仕切り板と、前記仕切り板
    を前記開状態から前記閉状態に向って付勢する付勢手段
    とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の粉体吸引ノズル装置。
  7. 【請求項7】前記開閉機構は、前記中空パイプの先端部
    に軸方向移動可能に設けられた筒体と、この筒体を先方
    に向って付勢する付勢手段とを備え、前記筒体には、こ
    の筒体の先端が前記中空パイプの先端と面一となったと
    きに前記貫通孔と連通し、筒体の先端が前記中空パイプ
    の先端より先方へ突出したときに前記貫通孔に対してず
    れて前記貫通孔と連通しない開口部が形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉体吸引ノ
    ズル装置。
  8. 【請求項8】先端部に吸引用開口が設けられるとともに
    前記先端部付近の側壁部に貫通孔の穿設されている中空
    パイプと、この中空パイプの後端部に接続された負圧源
    とを備えてなる粉体吸引ノズル装置において、前記中空
    パイプの先端部に、前記貫通孔と連通可能に取り付けら
    れるとともに、先端側に長手方向に開口部の形成された
    細長いダクトが設けられ、このダクトはその基端部が中
    空パイプに対して揺動可能に取り付けられ、前記貫通孔
    には、開閉機構が設けられ、前記中空パイプの外周は筒
    状体により覆われており、この筒状体の外周部には、筒
    状体の外周部よりさらに半径方向外方へ突出して形成さ
    れ前記中空パイプの軸方向に移動可能な蓋部材が遊嵌さ
    れていることを特徴とする粉体吸引ノズル装置。
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