JPH075356B2 - ベータアルミナ管の焼成方法 - Google Patents
ベータアルミナ管の焼成方法Info
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- JPH075356B2 JPH075356B2 JP3081506A JP8150691A JPH075356B2 JP H075356 B2 JPH075356 B2 JP H075356B2 JP 3081506 A JP3081506 A JP 3081506A JP 8150691 A JP8150691 A JP 8150691A JP H075356 B2 JPH075356 B2 JP H075356B2
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Description
電気抵抗特性とを付与することができるベータアルミナ
管の焼成方法に関するものである。
解質管として用いられるベータアルミナ管は電池性能を
支配する重要な部材であり、長期間にわたって安定した
耐久性を維持させるためには高い機械的強度と低い電気
抵抗特性とを具備することが要求されている。
強度を得るためには破壊源として作用する異常な結晶粒
の成長を抑制して均質な結晶とする必要性から焼結温度
を低くすることが要求され、一方、低い電気抵抗特性を
得るためには単結晶の大きさをできるだけ大きくする必
要性から焼結温度を高くすることが要求されている。従
って、両方の特性を十分に満足させるベータアルミナ管
の焼成条件の設定は困難であった。なお、前記の二つの
条件を満足させる焼成方法としては、複数回の加熱冷却
サイクルを繰り返す処理手段が特公昭61−12869
号公報などにより知られているが、この方法によるとき
は複数回の焼成処理が必要で作業が煩雑となるうえに、
大量生産を前提として連続焼成炉を考えた場合には途中
に冷却帯を設けなければならないという問題点があっ
た。
従来の問題点を解決して、高い機械的強度と低い電気抵
抗特性のふたつを同時に付与することができるととも
に、一回の加熱冷却サイクルのみで簡単かつ効率的に焼
成作業を行うことができるベータアルミナ管の焼成方法
を提供することを目的として完成されたものである。
めになされた本発明のベータアルミナ管の焼成方法は、
ベータアルミナ粒子が加圧成形されたベータアルミナ成
形体を途中で降温することなく所定の最高温度域まで昇
温後、途中で昇温することなく冷却して焼結するベータ
アルミナ管の焼成方法において、前記昇温過程の途中に
おいて異常粒径の成長を抑制するよう所定温度域で所定
時間保持するか50℃/時間以下の速度で所定時間だけ
緩慢に昇温するとともに、冷却過程の途中においてマト
リクス粒子の結晶粒が均質成長するよう所定温度域で所
定時間保持するか30℃/時間以下の速度で所定時間だ
け緩慢に冷却することを特徴とするものである。
されたベータアルミナ成形体を緻密化するよう所定の最
高温度域まで昇温後冷却して焼結するものであって、本
発明における加熱冷却のヒートカーブの概略は図1に示
されるとおりのもので、基本的には途中で降温すること
のない昇温過程と、最高温度における保持過程と、途中
で昇温することのない冷却過程の三つの過程からなる一
回のみの加熱冷却サイクルである。
C)において最高温度に至る前の所定温度域で所定時間
保持するか、若しくは50℃/時間以下の速度で所定時
間だけ緩慢に昇温処理(図中のB)が行われる。そし
て、この処理によって異常結晶粒の成長を抑制して均質
なマトリクス粒子の成長を促進し、機械的強度の向上が
図られる。前記の所定温度域は調合組成によっても変化
するが通常は1500〜1540℃の範囲が好ましく、
この範囲外の温度域で処理を施した場合には異常結晶粒
を生じて機械的強度が低下することとなる。また、50
℃/時間より大きい速度で昇温した場合も同様に機械的
強度が低下することとなる。なお、前記所定温度での処
理時間については炉の能力等を考慮して任意に設定する
ことができるが0.5〜4時間程度の範囲内が好まし
い。
は、ベータアルミナ成形体を緻密化するに十分な温度と
時間の範囲内で行われ、焼結する被処理物の特性に応じ
て1600〜1650℃、0.5〜2時間の範囲内で条
件設定する。必要以上の高温度処理および長時間処理は
異常結晶粒の成長の原因となって機械的強度を低下させ
ることとなる。
おいては所定温度域で所定時間保持するか、若しくは3
0℃/時間以下の速度で所定時間だけ緩慢に冷却処理
(図中のF)が行われる。そして、この処理によってマ
トリクス粒子の結晶粒をできるだけ大きなものに均質成
長して電気抵抗特性の低下が図られる。前記の所定温度
域は調合組成によっても変化するが通常は1550〜1
400℃の範囲が好ましく、この範囲外の温度域で処理
した場合には結晶粒の均質成長ができず電気抵抗が高く
なる。また、30℃/時間より大きい速度で冷却した場
合も電気抵抗が高くなる。なお、処理時間については
0.5〜10時間程度の範囲で任意に設定することがで
きる。
ータアルミナ成形体を表1に示した焼成条件に従って焼
結処理して、ナトリウム−硫黄電池の固体電解質管用の
ベータアルミナ管を生産した。得られたベータアルミナ
管の機械的強度および電気抵抗特性はいずれも満足のい
くものであった。なお、比較例として前記と同一のベー
タアルミナ成形体を焼結条件をかえて処理した場合のベ
ータアルミナ管の特性を表2に示したが、この結果から
も明らかなように本発明で得られるベータアルミナ管の
特性が優れたものであることが確認できた。
る。
る。
では、高い機械的強度と低い電気抵抗特性の二つを同時
に付与することができるとともに、一回の加熱冷却サイ
クルのみで簡単かつ効率的に焼成作業を行うことができ
るものであり、しかも、従来の焼成炉等に大幅な改良等
を加えることなくそのまま使用することができるという
利点もある。よって、本発明は従来の問題点を一掃した
ベータアルミナ管の焼成方法として産業の発展に寄与す
るところ極めて大である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ベータアルミナ粒子が加圧成形されたベ
ータアルミナ成形体を途中で降温することなく所定の最
高温度域まで昇温後、途中で昇温することなく冷却して
焼結するベータアルミナ管の焼成方法において、前記昇
温過程の途中において異常粒径の成長を抑制するよう所
定温度域で所定時間保持するか50℃/時間以下の速度
で所定時間だけ緩慢に昇温するとともに、冷却過程の途
中においてマトリクス粒子の結晶粒が均質成長するよう
所定温度域で所定時間保持するか30℃/時間以下の速
度で所定時間だけ緩慢に冷却することを特徴とするベー
タアルミナ管の焼成方法。 - 【請求項2】 昇温過程における異常粒径の成長の抑制
処理を1500〜1540℃の温度域で行うことを特徴
とする請求項1記載のベータアルミナ管の焼成方法。 - 【請求項3】 冷却過程におけるマトリクス粒子の結晶
粒の均質成長処理を1550〜1400℃の温度域で行
うことを特徴とする請求項1記載のベータアルミナ管の
焼成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081506A JPH075356B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ベータアルミナ管の焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081506A JPH075356B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ベータアルミナ管の焼成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321554A JPH04321554A (ja) | 1992-11-11 |
| JPH075356B2 true JPH075356B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=13748248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3081506A Expired - Lifetime JPH075356B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ベータアルミナ管の焼成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075356B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3081506A patent/JPH075356B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04321554A (ja) | 1992-11-11 |
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