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JPH075446B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents
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JPH075446B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JPH075446B2
JPH075446B2 JP21315685A JP21315685A JPH075446B2 JP H075446 B2 JPH075446 B2 JP H075446B2 JP 21315685 A JP21315685 A JP 21315685A JP 21315685 A JP21315685 A JP 21315685A JP H075446 B2 JPH075446 B2 JP H075446B2
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twl
cream
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【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、ステロールグルコシドを配合してなる皮膚の
水分保持機能を亢進し得る皮膚化粧料に関する。
(従来技術) 従来より、健常な皮膚を保持する為に、皮膚に適度な水
分と油分を与える親水性の皮膚保湿剤と油性の皮膚柔軟
剤を皮膚化粧料に配合することが行われている。
皮膚保湿剤には、グリセリン、プロピレングリコール、
ポリチレングリコール、ピロリドンカルボン酸塩等が利
用されているが、これらは、皮膚の最外層である角質層
の水分を吸水して、かえって皮膚の水分を損失する原因
となることがあり、また、多量に含有する皮膚化粧料に
あっては、べたつくなどの違和感を与えるなど、必ずし
も満足出来るものではなかった。
また、皮膚柔軟剤には、流動パラフィン、ワセリン、オ
リーブ油、スクアラン、ラノリン、合成エステル油等が
利用されているが、これらも、表皮よりの水分蒸散を充
分に防ぐ程度に皮膚化粧料に含有せしめるときには、皮
膚の正常なる新陣代謝を阻害する原因となるなどの欠点
を有していた。
(発明の開示) 本発明者等は、皮膚保湿剤、皮膚柔軟剤にみられる上記
の欠点に鑑み、それら配合剤の物理的作用による表皮へ
の水分補給あるいは表皮よりの水分蒸散防止のみに依存
するのではなく、皮膚が本来備えている水分保持機能を
亢進することによって皮膚を健常な状態に保持し、ある
いは修復するような皮膚化粧料を提供することを目的と
して鋭意研究した結果、ステロールグリコシドを配合し
てなる皮膚化粧料が該目的に合致する効果を発現するこ
とを見出し、本発明を完成した。
皮膚の水分は、真皮から表皮の基底細胞層、更に角質層
へと外層に向うにつれて減少する水分含量の勾配に沿っ
て、常に皮膚内部から外層部へ移動し、角質層を通じて
外部へ蒸散しているが、この水分蒸散は主に顆粒層頂部
の層板顆粒から角質層に及ぶ緻密な細胞組織からなる防
御機能(バリヤー機能)により制御されており、該蒸散
量〔不感蒸泄(Transepidermal Water loss)値(以
下、TWL値という)で表わされる〕は例えば健常な皮膚
の正常な状態における前腕部皮表では0.2〜0.3mg/cm2/h
rの範囲、通常は0.25mg/cm2/hr程度以下に保持されてい
る。これに対して、通常にみられる乾燥皮膚(ドライス
キン)あるいは老化皮膚にみられる乾燥皮膚では、その
程度に応じてTWL値は上記の範囲の上限値もしくはそれ
より大きな値を示し、皮膚の水分保持機能が低下してい
ることが認められる。これはそれら乾燥皮膚の場合、角
質層の防御機能による通常の制御限界を超えた状態にあ
るか、あるいは該防御機能が衰えていることに由来する
ものである。
従って、角質層及び層板顆粒の組織を緻密化し、その防
御機能を賦活することができれば、これによって皮膚の
水分保持機能が亢進され、皮膚は健常な状態に保持され
ると共に、更に乾燥皮膚の改善ないしは修復が可能とな
るのである。そこで、本発明者等は、植物の葉、葉柄、
根、種子などに存在することが知られているステロール
グルコシドの人皮膚に対する作用効果に関して鋭意研究
した結果、本発明の皮膚化粧料が顆粒層頂部の層板顆粒
から角質層に至る組織を正常化し、皮膚それ自体の水分
保持機能を亢進することにより、乾燥皮膚を改善し、あ
るいは皮膚を健常な状態に保持してその老化を防ぎ、皮
膚に湿潤性(しっとり感)、柔軟性(滑らか感)、弾力
性及び艶を与える美肌効果を有することを見出した。
本発明の皮膚化粧料の場合、従来の皮膚化粧料のごとく
前記の皮膚湿潤剤、皮膚柔軟剤を多量に配合する必要が
なく、皮膚の正常な生理機能が妨げられる虞れがない。
(発明の目的) 本発明の目的は、皮膚が本来備えている水分保持機能を
亢進することによって皮膚を健常な状態に保持し、或い
は修復して、優れた美肌効果を有する皮膚化粧料を提供
するにある。
(発明の構成) 本発明は、植物より抽出して得られるステロールグルコ
シドを配合してなることを特徴とする皮膚化粧料であ
る。
(具体的な構成の説明) 本発明に用いるステロールグルコシドは、植物の葉、葉
柄、根、種子などに存在し、通常の脂質を抽出方法によ
って上記組織から抽出分離精製して得られることが知ら
れている。〔油化学、第20巻第10号、第85〜97頁、1971
年.日本農芸化学会誌、第47巻、第3号、第229〜230
頁、1973等参照〕また、蕃杏(ツルナ、Tetragonia tet
ragonides)より抽出して得られたステロールグルコシ
ド(β−sitosteryl−β−D−glucosideなど)がマウ
ス拘束水浸ストレス潰瘍に対する抑制作用を有するとの
報告がある。〔薬学雑誌、第103巻、第1号、第43〜48
頁、1983年参照〕 本発明者等は、特に含有量が多いか或いはステロールグ
ルコシドの抽出が容易である、例えば、玄米、大豆、蕃
杏、ジャガイモ、アルファルファなどの植物より後記の
実験例のごとくステロールグルコシド類を前記の参照文
献の記載に準じて抽出分離精製し、このステロールグル
コシド類を各種皮膚化粧料に配合して後記の諸試験を実
施した。
(実験例) 実験例(1)……第1表参照 玄米(秋田産コシヒカリ)10kgを粉砕して粒径0.1
〜0.5mmの玄米粉末を得た。
この粉末を100のクロロホルム−メタノール混液
(クロロホルム:メタノール=2:1V/V、以下単に2:1と
略記する)で温度50〜60℃に加熱攪拌しながら3回抽出
した。
この抽出液をFolch法で3回水洗した後、クロロホ
ルム層を減圧濃縮して全脂質のクロロホルム溶液10を
得た。(全脂質算出量300g) この溶液をケイ酸1kgのカラムに注入し、再に各々1
0のクロロホルム及びアセトンを順次注入し、アセト
ン溶出液を濃縮して糖脂質区分30gを得た。
次にこの糖脂質をケイ酸カラムクロマトグラフィー
に供し、クロロホルム−アセトン混液(7.5:2.5〜6.5:
3.5)の溶出液を濃縮して、粗ステロールグルコシド7g
を得た。
更にこの粗ステロールグルコシドをケイ酸カラムク
ロマトグラフィーに供し、クロロホルム−メタノール混
液(8:2)で処理して不純分を除いた後、クロロホルム
−メタノール混液(7:3)で溶出し、この溶出液を集め
濃縮し、クロロホルムを減圧下で留去し、精製し、目的
とするステロールグルコシド4.5gを得た。
上記で抽出して得られたステロールグルコシドは、第2
表の構造式で表わされるβ−シトステリルβ−D−グル
コシドを主成分とし、他にスティグマステリルβ−D−
グルコシド、Δ−スティグマステリルβ−D−グルコ
シドが含有するものであり、ステロールグルコシド類と
して95.7wt%(純度)含有するものであった。
尚、ステロールグルコシドの確認及び純度はガスクロマ
トグラフィー質量分析計、核磁気共鳴スペクトル等の分
析結果によるものである。
実験例(2) 蕃杏(ツルナ)の全草乾物10kgより、前記実験例(1)
の抽出分離精製方法と同様にして目的とするステロール
グルコシド(純度96.5wt%)を6.7g得た。
このステロールグルコシドの成分は玄米のステロールグ
ルコシドと同様にβ−シトステリルβ−D−グルコシド
であった。
実験例(3) アルファルファの全草乾物10kgより、前記実験例(1)
の抽出分離精製方法と同様にして目的とするステロール
グルコシド(純度94.7wt%)を6.5g得た。
このステロールグルコシドの主成分は玄米及び蕃杏のス
テロールグルコシドと同様にβ−シトステリルβ−D−
グルコシドであった。
本発明に於いて、前記ステロールグルコシドの配合量
は、皮膚化粧料(組成物)の総量を基準として0.1〜5wt
%の範囲が好適である。配合量が0.1wt%未満では効果
が充分に達成されず、一方5wt%を越えてもその増加分
に見合った効果の向上は望めない。
本発明の皮膚化粧料は、例えばローション類、乳液類、
クリーム類、パック類等に適用することができる。
尚、本発明の皮膚化粧料には上記の他に色素、香料、防
腐剤、界面活性剤、顔料、抗酸化剤等を本発明の目的を
達成する範囲内で適宜配合することができる。
以下、実施例及び試験例に基づいて本発明を詳説する。
尚、TWL値、TWL値変化率、角質層ターンオーバー速度、
角質細胞の剥離特性の測定方法或いは評価方法を下記に
示した。
(1) TWL値 密閉した皮表上の空気の一定時間内の湿度変化を電気抵
抗にて測定する方法を用いた。
即ち、被試験者の皮表を測定用セルで密閉し、セルに強
制乾燥した空気を通気してセル内を乾燥空気で充分置換
した後、乾燥空気の通気を停止してその時点でのセル内
の相対湿度RHs(%)を求め、次いで10分間放置して再
びセル内の相対湿度RH10(%)を測定し、この時の湿度
変化から下記の式によりTWL値を算出した。
但し、Dt:測定温度下(t℃)での空気中の飽和水蒸気
の密度(mg/) V:セルの容積() S:測定面積(cm2) (2) TWL値変化率 皮膚に試料(皮膚化粧料)を塗布する以前と以後におけ
るTWL値をそれぞれ求め、その変化率を下記の式より算
出し、TWL低減効果(水分保持機能亢進効果)を評価し
た。
試料(皮膚化粧料)塗布以前のTWL値:TWLB 試料(皮膚化粧料)塗布以後のTWL値:TWLA (3) 角質層のターンオーバー速度測定方法 蛍光色素のダンシルクロライドを白色ワセリン中に5重
量%配合した軟膏を作り、被検者の前腕部の皮膚に24時
間閉塞貼布し、角質層にダンシルクロライドを浸透結合
させる。その後同じ部位に1日2回(朝・夕)被検試料
を塗布し、毎日ダンシルクロライドの蛍光をしらべ、そ
の蛍光が消滅するまでの日数を皮膚角質層のターンオー
バー速度とした。なお、通常の皮膚角質層のターンオー
バー速度は14〜16日であるが、老化した皮膚においては
18日前後にのびる。それに対して老化防止効果が現れる
と12日前後にまで短縮される。
(4) 角質細胞の剥離特性 皮膚にスコッチテープ(ニチバンメンディングテープ)
を貼付し、これを剥離して皮表の角質細胞をテープに付
着せしめた。次にこの角質細胞の状態を走査型電子顕微
鏡によって詳細に観察し、第3表に示す判定基準に基づ
いて、角質細胞の剥離特性を分類してその指数を求め
た。
なお、この角質細胞の剥離特性は、角質層の構造特性を
判断する指標となるものであって、一般に乾燥皮膚、老
化皮膚に於ては、細胞間結合力が弱く、またその構造の
緻密性も低いことから指数が高くなることが確認されて
いる。
実施例1〜3 比較例1 〔スキン クリーム〕 前記実験例で得たステロールグルコシドを配合して本発
明の実施例1〜3と比較例1のスキンクリームを調製
し、諸試験を実施した。
(2) 調製法 (A)成分及び(B)成分を各々80℃に加熱溶解した後
混合して、攪拌しつつ30℃迄冷却して各スキンクリーム
を調製した。
試験例1 実施例1〜3の本発明のスキンクリーム及び比較例1の
スキンクリームを適用した際の、それらのTWL値及び角
質細胞剥離特性に及ぼす影響を調べた。
(1) 試験方法 60名の健常な普通の皮膚の被試験者(年令20〜25才の女
性)を20名ずつ、3グループ(A,C及びEグループ)
に、また60名の通常の乾燥皮膚を示す被試験者(年令20
〜25才の女性)を20名ずつ、3グループ(B,D及びFグ
ループ)に分けた。
試験に先立ち全被試験者の左右前腕部皮表のTWL値を測
定し、各グループ毎に平均値を算出した。次に、被試験
者の前腕部皮表、左前腕には全被試験者について比較例
1のスキンクリームを、また右前腕には、各グループ毎
にA及びBグループでは実施例1、C及びDグループで
は実施例2、E及びFグループでは実施例3の各スキン
クリームを、1日2回(朝、夕)連続1カ月塗布し、最
終塗布日の翌日、全被試験者についてクリームを塗布し
た左右前腕部皮表部分のTWL値を測定し、さらに角質細
胞剥離特性を評価した。
尚、塗布試験終了後、医師により診断した結果では、全
被試験者の前腕部の皮膚及び体調に何ら異常は認められ
なかった。
(2) 結 果 スキンクリーム塗布前及び塗布後のTWL値それらTWL値か
ら求めたTWL値変化率並びに角質細胞剥離特性の指数
(何れの値も各グループ20名の平均値)を第4表に示し
た。
第4表に示す結果より、下記の通り本発明の実施例1,2
及び3のスキンクリームの効果が認められた。
A,C及びEグループの健常な普通の皮膚に於ては、
元々皮膚の水分保持機能が正常な状態に保持されている
ので、本発明のスキンクリーム(実施例1,2及び3)塗
布の効果は顕在化しにくい状況にあるが、それでも、比
較例1に比しく若干の改善が認められる。
B,D及びFグループの乾燥皮膚に於ては、本発明の
スキンクリーム(実施例1,2及び3)を塗布した右前腕
部皮表に、左前腕部皮表(比較例1のスキンクリーム)
に比してTWL値の著しい改善が認められ、その値は健常
皮膚と同等か、もしくはそれに近づいている。本発明の
クリーム間の比較を行った場合、実施例3において、水
分保持機能改善効果が最も高く、次いで、実施例2,1の
順であった。さらに、角質細胞剥離試験についても同様
な結果を得た。
即ち、本発明の実施例1,2及び3のスキンクリームは、
A,C並びにEグループにおいては健常な皮膚を保持する
効果を示し、また、B,D並びにFグループにおいては健
常な皮膚に近付ける効果を有することは明らかである。
これらの結果より、本発明の実施例1,2及び3のスキン
クリームに含まれるステロールグルコシドが表皮細胞に
有効に作用し、角質層の細胞間結合能力を改善して、そ
の構造を緻密にし、皮膚の水分保持機能を亢進するこ
と、及び健常な皮膚の生理機能はこれを何ら阻害しない
安全性の高いものであることがわかる。
試験例2 実施例3の本発明のスキンクリーム及び比較例1のスキ
ンクリームについて、それらの健常な皮膚及び老化乾燥
皮膚のTWL値及び角質層ターンオーバー速度に及ぼす影
響を調べた。
(1) 試験方法 新たに、Gグループとして、健常な普通の皮膚の被試験
者20名(年令20〜25才の女性)、及びHグループとして
老化による乾燥皮膚を示す被試験者20名(年令50〜60才
の女性)の計40名について、予め左右前腕部皮表のTWL
値を測定した後、左右前腕部にダンシルクロライド含有
軟膏を24時間閉塞貼布した。次に、G及びHグループの
全被試験者の左前腕部皮表に比較例1のスキンクリーム
を、また右前腕部皮表には実施例1のスキンクリームを
各々1日2回(朝、夕)連続1カ月塗布し、毎日、その
蛍光を調べた。最終塗布日の翌日、全被試験者につい
て、クリームを塗布した左右前腕部皮表部分のTWL値を
測定した。
尚、塗布試験終了後、医師による診断結果では、全被試
験者の前腕部の皮膚及び体調に何ら異常は認められなか
った。
(2) 結 果 スキンクリーム塗布前及び塗布後のTWL値(各グループ2
0名の平均値)、それらTWL値から求めたTWL値変化率並
びに角質層ターンオーバー速度(各グループ20名の平均
値)を第5表に示した。
第5表に示す結果より、下記の通り本発明の実施例3の
スキンクリームの効果が認められた。
Gグループの健常な普通の皮膚に於ては、皮膚の機
能状況が、正常に保持されていることから、本発明のス
キンクリーム(実施例3)により角質層ターンオーバー
速度の亢進は認められなかった。また、TWL値について
は、試験例1と同様な結果を得た。
Hグループの老化乾燥皮膚に於ては、本発明のスキ
ンクリーム(実施例3)を塗布した右前腕部皮表に、左
前腕部皮表(比較例1のスキンクリーム塗布)に比し
て、角質層ターンオーバー速度の亢進(短縮化)が認め
られ、その値は正常皮膚の値に近付くものであった。TW
L値については、試験例1の通常の乾燥皮膚で認められ
たと同様に本発明のクリーム(実施例3)塗布により、
著しい改善(TWL値の低下)を示し、正常人の値と同等
か、もしくは、その値に近付くものである。
即ち、本発明の実施例1のスキンクリームは、老化乾燥
皮膚の角質層ターンオーバー速度を健常な皮膚のものに
近付け、且つ、水分保持機能を高めるものと言える。
試験例3 比較例1及び実施例1〜3のスキンクリームを乾燥皮膚
を訴える被試験者各々30名(26〜34才の女性)に1日2
回(朝、夕)連続1カ月間塗布した。医師による診断の
結果では、全被試験者の皮膚及び体調に異常は認められ
なかった。
クリームを塗布した後の皮膚に湿潤性(しっとり感)、
柔軟性(滑らか感)、弾力性及び艶を与える効果を全被
試験者について調査した結果を第6表に示した。
第6表の結果から明らかなごとく、ステロールグルコシ
ドを含有する実施例1〜3のスキンクリームは比較例1
のスキンクリームに比して顕著に優れた効果を有する。
実施例4〜5、比較例2 〔スキンローション(二層型)〕 実施例1と同様に前記実験例で得たステロールグルコシ
ドを配合して各スキンローションを調製し、諸試験を実
施した。
(2) 調製法 成分(A),(B)を各々均一に溶解した後、成分
(A)と成分(B)を混合攪拌分散し、次いで容器に充
填する。
使用時には内容物を均一に振盪分散して皮膚に塗布す
る。
試験例4 比較例2および実施例4〜5のスキンローションを乾燥
皮膚を訴える被試験者各30名(年令26〜34才の女性)に
1日2回(朝、夕)連続1ケ月間塗布した。医師による
診断の結果では、全被試験者の皮膚および体調に異常は
認められなかった。
次にスキンローションを塗布した後の皮膚に湿潤性(し
っとり感)、柔軟性(滑らか感)、弾力性および艶を与
える効果を全被試験者について調査した結果を第7表に
示した。
第7表の結果から明らかなように、本発明の実施例4〜
5のスキンローションはいずれも比較例2よりもすぐれ
た結果を示すが、特に実施例5のスキンローションの場
合に顕著な皮膚改善効果が認められる。
(発明の効果) 本発明のステロールグルコシドを配合してなる皮膚化粧
料は、皮膚が本来備えている水分保持機能を亢進するこ
とによって、皮膚を健常な状態に保持し或いは修復して
皮膚に湿潤性、柔軟性、弾力性及び艶を与え、優れた美
肌効果を有する皮膚化粧料を提供するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物より抽出して得られるステロールグル
    コシドを配合してなることを特徴とする皮膚化粧料。
JP21315685A 1985-09-25 1985-09-25 皮膚化粧料 Expired - Lifetime JPH075446B2 (ja)

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