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JPH0754782B2 - ジアクリレートポリエーテルプレポリマーのポリマーからなる誘電体を有するコンデンサ - Google Patents
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JPH0754782B2 - ジアクリレートポリエーテルプレポリマーのポリマーからなる誘電体を有するコンデンサ - Google Patents

ジアクリレートポリエーテルプレポリマーのポリマーからなる誘電体を有するコンデンサ

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JPH0754782B2
JPH0754782B2 JP9926886A JP9926886A JPH0754782B2 JP H0754782 B2 JPH0754782 B2 JP H0754782B2 JP 9926886 A JP9926886 A JP 9926886A JP 9926886 A JP9926886 A JP 9926886A JP H0754782 B2 JPH0754782 B2 JP H0754782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は電気コンデンサ用誘電体に関し、更に詳細には
コンデンサ誘電体用のポリアクリレートポリエーテルプ
レポリマー及びそのポリマーに関する。
関連分献 本発明は下記の同時係属の通常に譲渡された米国特許出
願及び米国特許に関連する。
1983年12月19日に出願され、放棄された、「小型化モノ
リシック多層コンデンサ及び装置及びその製造法」とい
う発明の名称の米国特許出願第562,779号;1985年2月12
日に発行された「多官能性アクリレートポリマーからな
る誘電体を有するコンデンサ及びその製造法」という発
明の名称の米国特許第4,499,520号、1984年12月25日に
発行された、「誘電体として多官能性アクリレートポリ
マーを含有するコンデンサ」という発明の各称の米国特
許第4,490,774号、1985年8月6日に発行された「1,2−
アルカンジオールジアクリレートモノマー及びコンデン
サ誘電体としての有用なそのポリマー」という発明の名
称の米国特許第4,533,710号、1985年4月23日に発行さ
れた、「アクリレート含有混合エステルモノマー及びコ
ンデンサ誘電体として有用なそのポリマー」という発明
の名称の米国特許第4,513,349号、及び1985年5月7日
に発行された、「多官能性アクリルモノマーとコンデン
サ誘電体として有用なそのポリマー」という発明の名称
の米国特許第4,515,931号。これらの全ては本明細書に
参考として含まれる。
発明の背景及び目的 コンデンサは多種の電気回路、例えば比較的高電圧のAC
電力系(例えば通常の110ボルト系)、印刷回路にしば
しば見られる比較的低電圧(例えば50ボルト以下)のDC
系等に使用される。かかるコンデンサの製造に考えなけ
ればならない重要な因子は特にAC系に於いて容積効率、
操作温度、浪費因子(dissipation factor)及び破損時
の挙動である。
小型の電気装置及び回路の開発は増加された容積効率、
すなわち単位容積当りのキャパシタンスを有する有意に
一層小型のコンデンサに対する要求へと導いた。モノリ
シックコンデンサがこのような用途に使用されてきた。
モノリシックコンデンサは例えば自己支持性フィルムが
コンデンサ形態にロール掛けあるいは巻き取られた金属
化フィルムコンデンサとは反対に電極層及び誘電体層が
単一構造に一緒に結合されたコンデンサである。小型化
コンデンサはミクロ回路に適するように極めて小さい寸
法のものである。介在する誘電体層は隣接電極間のキャ
パシタンスに逆影響し、電極対の数及び誘電体の誘電率
はキャパシタンスに直接影響する以外は、小さい全体の
大きさは小さい実際の値の低キャパシタンスを示すであ
ろう。それ故、基本的なコンデンサ理論から、極めて薄
い誘電体層と多くの対の電極を有するコンデンサすなわ
ち高い誘電率を有する誘電体を備えた所定のコンデンサ
は、電極の活性領域が極めて小さい小型の大きさである
にも拘らず実質的なキャパシタンスをもつことが出来る
であろう。
一つの上記の型のモノリシック多層コンデンサは、本明
細書の関連文献として示した米国特許出願第562,779号
に記載されている。上記コンデンサは容量活性部分及び
各々が傾斜部分により容量活性部分から分離された二つ
の電極結合部分を有している。上記コンデンサは互いに
さし込まれた第一組及び第二組の電極層を含み、各組の
各層はその他全ての層の活性領域と積み重ねられ隔置さ
れた関係でコンデンサの容量活性部分から伸びこれに寄
与する活性領域を有している。上記電極層は積み重ねら
れ電気的に接触する関係で端部で結合されており、各層
はコンデンサの傾斜部分に寄与するその端部とその活性
領域との間で傾斜部分を有している。誘電体被覆物は各
々の隣接電極対の間でこれと接している。誘電体被覆物
は容量活性部分中で実質的に一様な厚さであり傾斜部分
を通して零の厚さに漸減する。
前記モノリシック多層コンデンサを含むコンデンサの容
量効率は通常単位容量当りのキャパシタンスで測定され
る。一般に、高効率が望ましく、50VDC等級単位に関し
1立方mm当り少くとも約0.1マイクロファラッドの値が
好ましい。
多種の誘電体が知られており、現在市販のコンデンサに
使用されている。かかる誘電体はポリエチレンテレフタ
レート(マイラー(デュポン社商標)として通常知られ
ている)、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリプロ
ピレンを含む。これらの材料の誘電率は一般に約4未満
である。更に最近、誘電体として有用な多官能性アクリ
レートポリマー及びその混合物が上記の関連特許出願、
特に米国特許第4,499,520号に記載された。これらの材
料の誘電率はまた一般に約4.5未満程度である。
基本的なコンデンサ理論により、上記材料が誘電体とし
て使用される時、コンデンサの容積効率は誘電体層の厚
さを減少することにより、及び/または電極対の数を増
加することにより増加し得るが、これらの両者はコンデ
ンサの型及びその最終用途に応じて制限があることがあ
る。かくして誘電率が現在市販の材料の誘電率よりも高
い材料を提供することにより所定の大きさ及び構造のコ
ンデンサの容積効率を高めるという要望が依然としてあ
る。
従って、本発明の主目的は単位容積当り一層高いキャパ
シタンスを有するコンデンサを提供することにある。関
連する目的は誘電率が従来提供された誘電体よりも高い
誘電体を有するコンデンサを提供することにある。
また別の目的は単位容積当り高いキャパシタンスを有す
るモノリシック多層コンデンサを提供することにある。
更に別の一層特別な目的は直流用に好適なコンデンサを
提供することにある。
本発明のこれらの及びその他の目的及び利点は詳細な説
明を読めば明瞭となろう。本発明を好ましい態様に関し
て記載するが、本発明はこれらの態様に限定する意図は
ないことを理解されたい。これとは逆に、特許請求の範
囲に特定された本発明の精神及び範囲内にあらゆる変
形、修正及び均等物が包含され得ることが意図される。
本発明の詳細な説明 本発明に従って、少くとも一種のジアクリレートポリエ
ーテルプレポリマーのポリマーからなる誘電体部材によ
り分離された少くとも二つの電極からなるコンデンサが
提供される。上記コンデンサはジアクリレートポリエー
テルプレポリマーの増加された誘電率により比較的高い
容積効率により特徴づけられる。ジアクリレートポリエ
ーテルプレポリマーのポリマーは一般にコンデンサ用に
適するが、本明細書に関連文献として記載した米国特許
出願第562,779号に記載されたモノリシックコンデンサ
用に特に好適である。
操作の特別の理論に拘束されないが、一般に配向分極は
本明細書に記載されたジアクリレートポリエーテルプレ
ポリマーのポリマーの如き極性ポリマーの中の主な誘電
体分極機構であると考えられる。配向分極は永久双極子
の非対称的配列を含有するポリマー鎖の熱的に活性化さ
れた分子運動により生じるものと考えられる。分子運動
及び正味の双極子の数と強度は分子の誘電率の両因子で
ある。しかしながら、分子運動が配向分極に有意に寄与
し、かくしてポリマー物質の誘電率に寄与するものと考
えられる。これは双極子が移動する能力であり、かくし
て分子の誘電性を与える電界中で配向される。かくして
例えばポリマーの静誘電率は、双極子が測定温度で静止
しているならば、ポリマー中の正味の双極子の数と強度
とは独立に低いであろうと予想される。
本明細書に記載されたジアクリレートポリエーテルプレ
ポリマーの重合により得られるポリマーの如き無定形ポ
リマーに於いて、分子運動中の主な転移はポリマーのガ
ラス転移点(Tg)で起こる。Tgで大規模な(又は構造上
の)分子運動は凍結され、顕著な機械的性質の変化が生
じる。
かくしてジアクリレートポリエーテルプレポリマーはそ
れらの使用温度、典型的にはほぼ室温(25℃)でのそれ
らの高い双極子特性及びそれらの分子運動により特徴づ
けられる。上記プレポリマーの主鎖中のエーテル結合
(C−O−C)は分子内極性を与え、かくして分子に双
極子特性を与える。同様に、エーテル結合は立体障害の
不在により固有の鎖可撓性と炭素.酸素−炭素結合のま
わりの高められた回転自由度とを得え、かくしてプレポ
リマーのTgは比較的低温、例えば室温もしくは室温より
若干高い温度であり得る。かくしてプレポリマーから形
成されたポリマーはポリカーボネート、ポリスルホン等
の如き、運動性を有しないその他ポリマーよりも高い誘
電率へと導く所望の分子運動性を有する。
前記ジアクリレートポリエーテルプレポリマーは、一般
(式中、Rは水素又は1〜5個の炭素原子を含有するア
ルキル基であり、m、n及びpは夫々0〜約4の整数で
あり得、sの値は0〜5整数であり得る。sは上記プレ
ポリマーが蒸着により付着された時ピンホールのない連
続フィルムを形成するように選ばれている。) 前記の如く、Rは水素又は1〜5個の炭素原子を含有す
るアルキル基であり得る。通常、Rは水素又はメチル、
特に水素である。かくして、本明細書で使用する「アク
リレート」という用語は、アクリレート及びα−置換ア
クリレート、メタクリレート及びα−置換メタクリレー
トの両者を包含するが、アクリレートすなわちRが水素
であるものはそれらが重合する速度が一般に迅速な為好
ましい。
m、n及びpの値、すなわち分岐の分岐長さはポリエー
テル主鎖をつくるために使用される成分に依存し得る。
かくして、例えばポリエーテル主鎖の調製にエチレンオ
キサイドを使用する場合、分岐鎖はない。一方、3個以
上の炭素原子のアルキレンオキサイドを使用した場合、
分岐中の炭素原子数はポリエーテルの調製に使用された
アルキレンオキサイドの炭素原子の合計数よりも2個少
ない炭素原子となる。かくして、ポリエーテル主鎖がプ
ロピレンオキサイドから調製される場合、分岐鎖長は1
炭素原子であり、ポリエーテル主鎖がブチレンオキサイ
ドから調製される場合、分岐鎖長は2炭素原子となる。
同様に主鎖はプロピレンオキサイド及びエチレンオキサ
イドの如きオキサイドの混合物から形成出来、ポリエー
テル主鎖に分岐の特別の分布を行ない得る。
本明細書に記載されたプレポリマーから生成されるポリ
マーの誘電率は従来コンデンサの誘電体として使用され
たポリマーの誘電率よりも高い。本明細書に開示された
ポリマーは少くとも6の誘電率を有している。
ジアクリレートポリエーテルプレポリマーは、まず当業
者に公知のようにポリエーテルポリオールを生成し、つ
いで当業者に同様に明らかなようにポリエーテルポリオ
ールをアクリル酸でエステル化することにより調製し得
る。例えば、上記の酸及びポリエーテルポリオールを硫
酸、p−トルエンスルホン酸、酸性イオン交換樹脂又は
酸性粘土の如き酸性エステル化触媒小量の存在下で好適
な溶媒中反応させ得る。通常、化学量論量より過剰の酸
を使用し、酸対ジオールの当量比は典型的には約2:1〜
約4:1の間である。上記反応は通常約100〜200℃、多く
は約100〜150℃の温度で行なわれる。少量のp−メトキ
シフェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール又は2,
4,6−トリ−t−ブチル−フェノールの如き重合禁止剤
をエステル化混合物中に混入することが時として好まし
い。反応条件を好適に修正して、アクリル酸をアクリル
ハライド、低級アルキルエステルもしくはアミドの如き
その官能性誘電導体に置き換えてもよい。同様に二極性
ハロゲン、カルボニル又はニトリル残基の導入は当業者
に公知の技術により行ない得る。
前記関連出願として記載した米国特許出願第562,779号
に記載された型のモノリシック多層コンデンサの調製に
於ける使用に適したジアクリレートポリエーテルプレポ
リマーは経済的で効率のよい製造が可能な高品質コンデ
ンサを与えるために後述の化学的及び物理的性質を有す
るべきである。かくして、上記プレポリマーは米国特許
出願第562,779号に記載された温度の如きプレポリマー
の蒸着を行なうのに使用される温度で蒸発性であるべき
であり、しかも上記プレポリマーは約1ミクロン以下程
度で薄膜形態で与えられ得るべきである。更に、上記プ
レポリマーは熱、電子線又は紫外線照射により硬化性で
あることが好ましい。上記プレポリマーは重合時に架橋
されて高品質で強靭な誘電体を与えるのに必要とされる
構造一体性を与える。かくして上記プレポリマーはモノ
リシックコンデンサの製造に要する時間を最適にするよ
うに米国特許出願第562,779号に記載の方法に有用であ
るのに充分早い速度で架橋又は重合され得るべきであ
る。交流用コンデンサの如き或種の用途については、上
記プレポリマーが単独であるいは他のモノマーと共に低
い浪費因子及び高い熱安定性を有するポリマーを形成す
ることが更に望ましい。
かくしてモノリシックコンデンサを含むコンデンサの製
造に、多種のジアクリレートポリエーテルプレポリマー
が使用し得る。好適なジアクリレートポリエーテルプレ
ポリマーはジエチレングリコールジアクリレート、トリ
エチレングリコールジアクリレート、テトラエチレング
リコールジアクリレート等の如き非分岐グリコールジア
クリレート、並びにジプロピレングリコールジアクリレ
ート、トリプロピレングリコールジアクリレート、テト
ラプロピレングリコールジアクリレート等の如き分岐グ
リコールジアクリレートを包含する。
本明細書に記載されたジアクリレートポリエーテルポリ
マーは単独またはその他モノマーの存在下で遊離基条件
下に重合され得る。本明細書で使用される「ポリマー」
という用語は、付加ホモポリマー及び一種以上のその他
モノマーとのコポリマーを包含する。
遊離基法による重合は、約0〜200℃の温度で希釈剤の
不在もしくは存在下で重合開始剤と上記プレポリマーと
を接触することにより、塊状、溶液、懸濁あるいはエマ
ルション中で行ない得る。好適な開始剤はベンゾイルパ
ーオキサイド、ターシャリーブチルヒドロパーオキサイ
ド、アセチルパーオキサイド、過酸化水素、アゾビスイ
ソブチロニトリル、パースルフェート−ビスファイト、
パースルフェイト−ナトリウムホルムアルデヒドスルホ
キシレート、塩素酸塩−亜硫酸塩等を包含する。
また、重合は紫外線、電子線又はプラズマ照射によるよ
うな照射技術により行ない得る。
多種の重合性化合物は前記ジアクリレートポリエーテル
プレポリマーとのコポリマー用に使用し得る。
重合性コポリマーは、下記のものを含む。
1.アリルアルコール、メタリルアルコール、クロチルア
ルコール、1−クロロアリルアルコール、2−クロロア
リルアルコール、シンナミルアルコール、ビニルアルコ
ール、メチルビニルアルコール、1−フェナリルアルコ
ール及びブテニルアルコール;及び(i)酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、バレロ酸、カプロン酸及びステアリン酸
の如き飽和酸、(ii)アクリル酸、α置換アクリル酸
(アルキルアクリル酸、例えばメタクリル酸、エチルア
クリル酸、プロピルアクリル酸、等、及びフェニルアク
リル酸の如きアリールアクリル酸を含む)、クロトン
酸、オレイン酸、リノール酸及びリノレン酸の如き不飽
和酸、(iii)修酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸及びセバシン酸の如き多塩基酸、(iv)マレイン酸、
フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸、メ
チレンマロン酸、アセチレンジカルボン酸、及びアコニ
チン酸の如き不飽和多塩基酸;及び(v)芳香族酸、例
えば安息香酸、フェニル酢酸、フタル酸、テレフタル酸
及びベンゾイルフタル酸と上記アルコールとのエステ
ル; 2.不飽和酸(その例は上記のとおりである)及びメチル
アルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソブチ
ルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチル
アルコール、2−エチルヘキシルアルコール及びシクロ
ヘキシルアルコールの如き低級飽和アルコールとのエス
テル及びエチレングリコール、プロピレングリコール、
テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコール及
びトリメチロールプロパンの如き飽和低級多価アルコー
ルとのエステル、 3.不飽和低級多価アルコール例えばブテンジオール及び
これと上記の例が示された飽和及び不飽和の脂肪族及び
芳香族の一塩基酸及び多塩基酸とのエステル、 4.前記不飽和酸、特にアクリル酸及びメタクリル酸と、
デシルアルコール、イソデシルアルコール、オレイルア
ルコール、ステアリルアルコール、エポキシ樹脂及びポ
リブタジエン誘導ポリオールの如きより高い分子量のモ
ノヒドロキシ物質及びポリヒドロキシ物質とのエステ
ル、 5.スチレン、o−、m−、p−クロロスチレン、ブロモ
スチレン、フルオロスチレン、メチルスチレン、エチル
スチレン及びシアノスチレン;ジ−、トリ−及びテトラ
クロロスチレン、ブロモスチレン、フルオロスチレン、
メチルスチレン、エチルスチレン、シアノスチレン;ビ
ニルナフタレン、ビニルシクロヘキサン、ジビニルベン
ゼン、トリビニルベンゼン、アリルベンゼン及びビニル
フラン、ビニルピリジン、ビニルベンゾフラン、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルピロリジン及びN−ビニ
ルオキサゾリドンの如き複素環化合物を含むビニル環式
化合物、 6.メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、シク
ロヘキシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、
ジアリルエーテル、エチルメタリルエーテル及びアリル
エチルエーテルの如き不飽和エーテル、 7.不飽和ケトン、例えばメチルビニルケトン及びエチル
ビニルケトン、 8.アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアク
リルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−アクル
アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−
アリルカプロラクタム、ジアセトンアクリルアミド、ヒ
ドロキシ−メトキシル化ジアセトンアクリルアミド及び
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、
の如き不飽和アミド、 9.不飽和脂肪族炭化水素、例えば、エチレン、プロピレ
ン、ブテン、ブタジエン、イソプレン、2−クロロブタ
ジエン及び一般のα−オレフィン、 10.不飽和アルキルハライド、例えばビニルフルオライ
ド、ビニルクロライド、ビニルブロマイド、ビニリデン
クロライド、ビニリデンブロマイド、アリルクロライド
及びアリルブロマイド、 11.不飽和酸無水物、例えばマレイン酸無水物、シトラ
コン酸無水物、イタコン酸無水物、シス−4−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボン酸無水物、及びビシクロ(2,
2,1)−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水物、 12.シンナミルクロライド又はブロマイド、アクリリル
クロライド又はブロマイド、メタアクリリルクロライド
又はブロマイド、クロトニルクロライド又はブロマイ
ド、オレイルクロライド又はブロマイド、及びフマリル
クロライド又はブロマイドの如き不飽和酸ハライド、 13.不飽和ニトリル、例えばアクリロニトリル、メタク
リロニトリル及びその他の置換アクリロニトリル。
前記の如く、本明細中に開示されたプレポリマーは高い
容積効率及び特にほぼ室温(すなわち、約25℃)での低
い浪費因子を有するコンデンサの製造に対する適合性の
ためコンデンサ中の誘電体組成物として極めて有用であ
る。
本明細書に開示されたプレポリマーを利用するコンデン
サは当業者に公知の材料及び配置でつくることが出来
る。導伝体は典型的にはアルミニウム、銅、亜鉛、錫、
ステンレス鋼、及びこれらの合金であり、アルミニウム
が好ましい。例えば本発明は例えばアルミ箔であり得る
第一電極、上記第一電極の表面上に例えば減圧蒸発、ロ
ールコーティング、フローイング、噴霧、浸漬、ブラシ
塗り、ドローイングダウン(drawing down)等により、
必要により溶液中の、ジアクリレートポリエーテルプレ
ポリマーを付着し、溶媒を蒸発させついで適当に重合す
ることにより形成し得るジアクリレートポリエーテルプ
レポリマーのポリマーの誘電体被覆物及び上記誘電体フ
ィルム上に付着された好ましくはアルミニウムの薄い金
属化層である第二電極を含むコンデンサを提供する。好
適なリード線が第一電極及び第二電極に取り付けられ
る。
本発明は同様に米国特許第562,799号に記載されたよう
なモノリシック多層コンデンサを提供する。この型のコ
ンデンサ(一般的には本明細書の第9頁及び第10頁に記
載されている)は、上記出願に更に充分記載されている
ように積み重ねから突出し互いに電気的に連結した関係
で接触する部分をもつ交流電極層を得るように交流電極
層及び誘電体層を付着することにより製造し得る。誘電
体被覆物は電極上のプレポリマーを蒸着しひき続いてプ
レポリマーを重合することにより形成されるジアクリレ
ートポリエーテルプレポリマーのポリマーからなる。電
子線重合は追加の硬化剤の必要なく上記プレポリマーの
迅速な重合を与え、かくして極めて薄い被覆物の経済的
な製造へと導くので、電子線重合を用いることが特に好
ましい。
以下の実施例は本発明を説明するものであり、本発明を
限定するものではない。
実施例1 この実施例はジアクリレートポリエーテルプレポリマー
を用いる一様なプロト型コンデンサの製造を示すもので
あり、また比較の目的でエーテル主鎖のないジアクリレ
ートプレポリマーが含まれる。
一様なプロト型コンデンサを、アルミニウム箔基材上に
プレポリマー層をドローイングダウンし、上記の層を10
メガラドの電子線と接触させて重合し、その上に金属ア
ルミニウム層を付着することにより製造した。アルミニ
ウム箔電極の厚さは12.5ミクロンであり、誘電体層の厚
さは3〜6ミクロンであり付着されたアルミニウム電極
の厚さは300〜500Å(0.03〜0.05ミクロン)であった。
夫々のプロト型コンデンサの領域は約1平方インチであ
った。
以下のプレポリマーは実施例1a、1b、及び1cで使用し
た。実施例1aに於いて、上記プレポリマーはSR−268で
あり、これはテトラエチレングリコールジアクリレート
である。このプレポリマーは分子量302、25℃の密度1.1
15〜1.125であり25℃の粘度50cpsを有している。実施例
1bに於いて、上記プレポリマーはSR−230であり、これ
はジエチレングリコールジアクリレートである。このプ
レポリマーは分子量214、25℃の密度1.1110及び25℃の
粘度24cpsを有している。実施例1cに於いて、上記プレ
ポリマーはSR−238であり、これは1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレートである。このプレポリマーは分子量22
6、25℃の密度1.010及び25℃の粘度12cpsを有してい
る。SR−268、SR−230及びSR−238はアトランティッ
ク.リッチフィールド.カンパニイ(Atlantic Richfie
ld Company)の子会社であるサートマー.カンパニイ
(SERTOMER Company)から市販されている。
試験コンデンサの浪費因子D(%)はACブリッジを使用
して60Hzで測定し、試験コンデンサの誘電体の誘電率は
約25℃の室温でヒューレット・パッカード(Hewlett−P
ackard)LCRブリッジで100Hzで観察された測定キャパシ
タンスを基準として計算した。4つのプロト型コンデン
サをプレポリマーの夫々についてつくった。各試験につ
いて誘電体被覆物の厚さ(T)(単位:ミクロン)、測
定キャパシタンス(C)(単位:ナノファラッド)、誘
電率(DK)及びコンデンサの浪費因子(D%)を下表に
示す。
上記データは誘電体が本明細書に開示された型のプレポ
リマーから形成されたコンデンサの改良された容積効率
を示す。ジアクリレートポリエーテルプレポリマーから
つくられた誘電体の誘電率はプレポリマーの主鎖中にエ
ーテル結合のないアクリレートプレポリマーからつくら
れた誘電体の誘電率より有意に大きいことがわかる。更
に、特に直流用に適したコンデンサは本発明に開示され
たジアクリレートポリエーテルプレポリマーを用い、こ
れから生成された誘電体の改良された誘電率によりつく
ることが出来ることがわかる。
同様に誘電体の浪費因子に応じて、交流用にも有用なコ
ンデンサをつくることが出来る。かくして実施例1aに於
いて使用されたプレポリマーについては約30℃以下でAC
用に満足なものであり、実施例1bに於いて使用されたプ
レポリマーについてはコンデンサは少くとも約85℃まで
の使用に適している。
かくして上記の説明及び例示の実施例からわかるよう
に、本発明はジアクリレートポリエーテルプレポリマー
から形成される誘電体の高い誘電率により改良された容
積効率を有するコンデンサを提供する。上記コンデンサ
は直流用に特に好適であるが、ジアクリレートポリエー
テルプレポリマーに応じて同様に或種の交流用に有用で
あり得る。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体部材により分離された少なくとも一
    つの電極対、すなわち一つの対の電極及び1つより多い
    電極材からなり、該誘電体部材が 式 (式中、Rは水素又は1〜5個の炭素原子のアルキルで
    あり、m、n及びpは夫々0〜約4の整数であり得、s
    はその値が蒸着時にジアクリレートポリエーテルプレポ
    リマーがピンホールのない連続フィルムを形成するよう
    な値であるという条件で0〜5の整数である) の少なくとも一種のジアクリレートポリエーテルプレポ
    リマーのポリマーからなる、コンデンサ。
  2. 【請求項2】上記電極がアルミニウムである特許請求の
    範囲第(1)項記載のコンデンサ。
  3. 【請求項3】上記ジアクリレートポリエーテルプレポリ
    マーが非分岐グリコールジアクリレートである特許請求
    の範囲第(1)項記載のコンデンサ。
  4. 【請求項4】上記非分岐グリコールジアクリレートがジ
    エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
    コールジアクリレート又はテトラエチレングリコールジ
    アクリレートである特許請求の範囲第(3)項記載のコン
    デンサ。
  5. 【請求項5】上記ジアクリレートポリエーテルプレポリ
    マーが分岐グリコールジアクリレートである特許請求の
    範囲第(1)項記載のコンデンサ。
  6. 【請求項6】上記分岐グリコールアクリレートがジプロ
    ピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリ
    コールジアクリレート又はテトラプロピレングリコール
    ジアクリレートである特許請求の範囲第(5)項記載のコ
    ンデンサ。
  7. 【請求項7】容量活性部分、及び夫々が傾斜部分により
    上記活性部分から分離された二つの電極結合部分を有す
    るモノリシック多層コンデンサであって、該コンデンサ
    が互いにさし込まれた第一組及び第二組の電極層からな
    り、各組の各層が他の全ての層の活性領域と積み重ねら
    れた隔置された関係でコンデンサの容量活性部分中を通
    って伸び容量活性部分に寄与する活性部分を有し、かつ
    各層がその組中の他の層の端部と積し重ねられ電気的に
    接する関係で電極結合端部を有してコンデンサの電極結
    合部分を形成し、かつ各層がその活性領域とコンデンサ
    の傾斜部分に寄与するその端部との間を通る傾斜部分と
    各隣接電極層対間でこれらと接着する誘電体被覆物とを
    有し、該誘電体被覆物は上記容量活性部分中実質的に一
    様の厚さで傾斜部分を通って零の厚さに漸減し、該誘電
    体被覆物が式 (式中、Rは水素又は1〜5個の炭素原子のアルキルで
    あり、m、n及びpは夫々0〜約4の整数であり得、か
    つsはその値が蒸着の際プレポリマーがピンホールのな
    い連続フィルムを形成するような値であるという条件で
    0〜5の整数である) の少なくとも一種のジアクリレートポリエーテルプレポ
    リマーのポリマーからなる、モノリシック多層コンデン
    サ。
  8. 【請求項8】上記電極がアルミニウムである特許請求の
    範囲第(7)項記載のコンデンサ。
  9. 【請求項9】上記ジアクリレートポリエーテルプレポリ
    マーが非分岐グリコールジアクリレートである特許請求
    の範囲第(7)項記載のコンデンサ。
  10. 【請求項10】上記非分岐グリコールジアクリレートが
    ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレング
    リコールジアクリレート又はテトラエチレングリコール
    ジアクリレートである特許請求の範囲第(9)項記載のコ
    ンデンサ。
  11. 【請求項11】上記ジアクリレートポリエーテルプレポ
    リマーが分岐グリコールジアクリレートである特許請求
    の範囲第(7)項記載のコンデンサ。
  12. 【請求項12】上記分岐グリコールジアクリレートがジ
    プロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレン
    グリコールジアクリレート又はテトラプロピレングリコ
    ールジアクリレートである特許請求の範囲第(11)項記載
    のコンデンサ。
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