JPH0755310B2 - 缶体のすすぎ装置 - Google Patents
缶体のすすぎ装置Info
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- JPH0755310B2 JPH0755310B2 JP6214493A JP6214493A JPH0755310B2 JP H0755310 B2 JPH0755310 B2 JP H0755310B2 JP 6214493 A JP6214493 A JP 6214493A JP 6214493 A JP6214493 A JP 6214493A JP H0755310 B2 JPH0755310 B2 JP H0755310B2
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Description
にすすぎ液を散布してすすぎを行なうために用いる缶体
のすすぎ装置に関するものである。
ルミ合金製などの有底円筒状の缶体と、この缶体の開口
部を閉塞する缶蓋とから構成されている。前記缶体を製
造する方法としては、素板にカッピングプレスを行なっ
てカップを成形し、このカップにいわゆるDI加工を施
して缶体を得ている。
工のための潤滑剤が表面に付着しており、このままでは
印刷等を行なうことができない。このため、DI加工の
終了した缶体に対して洗浄液を吹き付けて潤滑剤を除去
し、その後に、この缶体に対してすすぎ液(工業用水な
ど)を浴びせて洗浄液を除去するという工程を行なって
おり、この洗浄・すすぎ工程終了後に缶体を乾燥させて
印刷工程などを行なっている。
すすぎ装置の構成について図8、図9、図11に基づい
て説明する。このすすぎ装置は、洗浄液が付着した多数
の缶体1を一方向(図8中矢印方向)に搬送する搬送路
2と、この搬送路2の上下に、この搬送路2の幅方向に
沿ってそれぞれ3本づつ平行に配置された配管3と、こ
の配管3の両側の側面からこの配管3にほぼ直交する方
向に延長された多数の分岐管3a(図11参照)と、こ
の分岐管3aの先端に取り付けられて、缶体1に向けて
すすぎ液5を散布する多数のノズル4と、前記配管3の
外側に配置されてすすぎ液5の飛散を防ぐ仕切壁6と、
この仕切壁6の外側でかつ前記搬送路2の上方に配置さ
れたエアブロー7と、搬送路2の下方に配置されかつ前
記すすぎ液5を貯蔵するタンク8とを備えている。前記
搬送路2としては、動力機構に連結されたスプロケット
によって駆動させられるステンレス製のネットが用いら
れており、搬送路2の下方に配置されたノズル4から缶
体1に向けて散布されたすすぎ液5を缶体1に接触させ
ることができるようになっている。また、搬送路2上に
載置された缶体1は、その底部を上方に向け、開口部を
下に向けた状態とされており、内部にすすぎ液が溜まる
ことのないように配慮されている。また、ノズル4どう
しの間隔(ノズルピッチ)Pは、100mm〜200m
m程度に設定されている。この間隔Pは、ノズルの噴射
角を考慮して決定される。
に付着している洗浄液をすすぎ液によって洗い流すこと
ができ、その後に行なわれる印刷工程などを良好に行な
うことができる。
いたすすぎ工程においては、搬送路2上に到立させてい
る缶1が倒れる(いわゆる倒缶)という現象が生じるこ
とがある。倒缶が生じた場合には、すすぎが不良となる
ために当該缶を廃棄しなければならないだけでなく、当
該缶の内部にすすぎ液が保持されてこの缶が後工程まで
搬送され、搬送されたすすぎ液によって後工程に支障を
来すおそれがあるという問題を生じてしまう。
意研究した結果、以下のような知見を得た。一般に、ノ
ズル4は、噴射角α(図9参照)内において均一にすす
ぎ液5を噴射できるように設計されているが、実際は、
使用条件に応じて、噴射角の両端部近傍における流量が
多くなる場合がある。また、ノズル4は、すすぎ液5に
含まれるスラッジによって詰まりやすく、特に詰まりの
初期の段階では、ノズル4の噴射状態を変化させて、斜
め横方向への噴射量を増加させてしまうこともある。こ
のような種々の事情により、斜め横方向へのすすぎ液噴
射量が増加した場合に、缶体1が横方向への力に耐えら
れなくなって、倒缶という現象を生じていることが判明
した。特に、図10に示したように、缶体1の底部1a
は、内側へ向けて突出するドーム状に形成されており、
しかも、缶体1の自重は、きわめて軽いために、噴射さ
れたすすぎ液の横方向への力が強い場合には、容易に倒
缶という現象を発生してしまう。
ル4からのすすぎ液5の噴射流量を少なくするという方
法や、ノズルのオリフィス(orifice)径を小さ
くして流量を少なくする方法、ノズル噴射角度αを小さ
くし、すすぎ液の横方向への力を減少させる方法などが
一応は考えられる。
方法では、缶体に対するすすぎ不足を生じてしまい、ま
た、ノズル径を小さくする方法では、スラッジによって
ノズルが頻繁に詰まってしまい、実用化は困難である。
また、ノズル噴射角度αを小さくした場合には、多数の
缶体1に十分にすすぎ液5を散布するために、1つの配
管3について従来よりも多数のノズル4を取り付けなけ
れば、従来と同様のすすぎ効果を達成することができな
い。しかし、ノズル4は、使用によってスラッジが詰ま
るため、定期的に洗浄しており、ノズル4の個数が増加
した場合には、ノズル4の洗浄、交換作業が煩雑にな
る。そればかりか、配管3にかかる負担も大きくなるな
どの不都合があり、こうした方法も実現は困難である。
情に鑑みてなされたもので、缶体のすすぎ工程における
倒缶を防止することができる缶体のすすぎ装置を提供す
ることを目的としている。
すぎ装置は、ノズルと搬送路との間に、上下方向に貫通
する貫通孔を有する緩衝部材を配置した構成とされてい
る。
の分岐管を、配管の延長方向において互いに間隔を有し
て配管に取り付け、配管の片側の側面から延長された複
数の分岐管として、配管の延長方向において交互に、長
い管体と短い管体とを用い、ノズルと搬送路との間に、
上下方向に貫通してすすぎ液の通路となる貫通孔を有す
る緩衝部材を配置している。
項2記載の缶体のすすぎ装置において、分岐管を、配管
の両側の側面からこの配管に交差する方向に延長し、こ
れらの両側の分岐管として、配管の延長方向において交
互に、長い管体と短い管体とを用いている。
部材によってその横方向への力が緩衝されるので、缶体
に作用する横方向への力を減少させ、倒缶を防止するこ
とができる。
について図1および図2に基づいて説明する。なお、本
例に係る装置の説明においては、前記した従来の装置と
共通する構成については同一符号を付して詳細について
の説明を省略する。
2との間に、上下方向に貫通する貫通孔を有する緩衝部
材10が配置されている点で、前記した従来の装置と相
違している。この緩衝部材10は、本例では、ステンレ
ス(SUS316)製の薄板を、全体長方形状をなすよ
うに格子状に組んで構成されたもので、格子状に組まれ
たステンレス板によって構成される貫通孔10a(図2
参照)が25mm角であり、部材全体の上下方向の厚さ
(すなわち前記薄板の幅)が10mmとなっている。ま
た、前記緩衝部材10の面積は、各ノズル4によって、
緩衝部材10の上面に散布されるすすぎ液5の散布面積
よりも大きい面積とされている。
の嵌合部12aを有する保持具12が配置されている。
この保持具12の嵌合部12aには、前記緩衝部材10
の側縁が嵌合されており、これによって緩衝部材10が
装置側に取り付けられている。前記保持具12は、装置
の上部から下方に向けて突設されたアーム11に固定さ
れている。
下に配置されたノズル4からすすぎ液5を散布すること
により、缶体1の表面に付着している洗浄液を洗い流す
ことができる。
たノズル4から噴出されたすすぎ液5のうち、特に横方
向へ噴出されたすすぎ液5が緩衝部材10に衝突し、衝
突したすすぎ液5が貫通孔10aを通って落下し、缶体
1に接触してこの缶体1の洗浄液を洗い流すことができ
る。このため、本例の装置によれば、すすぎ液5の、横
方向の力を緩衝部材10によって緩衝することができ、
缶体1の倒缶を防止することができるという利点があ
る。
ぎ液5が一旦緩衝部材10に衝突するため、すすぎ液5
自体の運動エネルギーが減少することになるが、この場
合でも、すすぎの効果を減少させることはほとんどな
い。なぜならば、缶体1のすすぎ工程においては、すす
ぎ液自体に高い運動エネルギーが備っていなくても、す
すぎ液を缶体1の表面に接触させることによって、缶体
1に付着している洗浄液をすすぎ液に置換することが可
能であり、これによって、洗浄液の除去という所期の目
的が達成されるからである。すなわち、本例の装置によ
れば、ノズルの形状や噴出圧力等の条件を従来と同一と
すれば、従来の装置と同様のすすぎ効果を得ることがで
きる。
0として、格子状の構成のものを用いているので、図3
に示すように、ノズル4からのスプレー範囲Sが広い場
合でも、緩衝部材10によってすすぎ液の横方向への力
を緩衝することができるので、十分に倒缶を防止でき
る。したがって、1つのノズル4についてのスプレー範
囲Sを、従来の装置に較べて拡大し、これによってノズ
ル4の数を減らすことが可能であり、ノズル4の保守作
業を容易にすることができるという利点もある。
すぎ液の噴出圧力をある程度上昇させても、緩衝部材1
0によって横方向への力が緩衝されるために、倒缶をほ
とんど生じない。したがって、缶体1に対する、単位時
間当りのすすぎ液の供給量を増加させることができ、す
すぎ能力を向上させることができる。
を大きくしても倒缶を生じないので、オリフィス径を大
きくすることにより、ノズル4の詰まりの頻度を減少さ
せることができ、洗浄等の保守作業を簡略にすることが
できる。
ぎ能力を向上させることができるために、すすぎ工程に
要する装置の全長を短くしても、十分なすすぎ効果を得
ることができ、設備を小さくすることができてスペース
効率を向上させることができる。
10を格子状に構成したが、ノズル4からのスプレー形
状が、図4に示すように略楕円状の場合には、スリット
状に構成された緩衝部材20であってもよい。この場合
のノズル4においては、搬送路2の幅方向に広く、長さ
方向に狭い噴射角に設定されているので、搬送路2の長
さ方向に向けて、横方向の力を有するすすぎ液が噴射さ
れることは、ほとんどないからである。
すすぎ装置を図5〜図7に基づいて説明する。本例のす
すぎ装置の説明においては、前記した第1実施例のすす
ぎ装置と共通する構成については同一符号を付して詳細
についての説明を省略し、相違する点のみ以下において
説明する。
用いているが、本例の装置では、配管3を2本用いてい
る。また、前記第1実施例における分岐管3aに代え
て、分岐管31を用いている。この分岐管31は、一方
の配管3においては、両側に設けられており(図5、図
6参照)、他方の配管3においては、片側にのみ設けら
れている。分岐管31としては、配管3の延長方向にお
いて交互に、長い管体31aと短い管体31bとが用い
られており、全体として、千鳥状の配列となっている。
ように、分岐管31どうしの間隔を、従来(図11参
照)に比較して狭めることが可能である。その理由を以
下説明する。従来では、分岐管3として、同一の長さの
ものを用いている。この従来の技術において、分岐管3
どうしの間隔を狭めると、ノズル4の交換、調整が難し
く、また、吹出されたすすぎ液どうしが干渉して問題を
生じることがある。これに対し、本例の装置によれば、
分岐管31として、長い管体31aと短い管体31bと
を交互に用いる構成としたので、分岐管31どうしの間
隔を狭めた場合であっても、ノズル4どうしの間隔を確
保することができる。つまり、本例の装置では、ノズル
4どうしの間隔を確保しつつ、分岐管31どうしの間隔
を狭めることができる。
3の片側に設けた分岐管31によって、従来の1本の配
管3の両側に設けた分岐管3と同じ量のすすぎ液を缶体
1に対して供給することができる。つまり、本例の装置
に設けた2本の配管3によって、従来の装置と同量のす
すぎ液を缶体1に供給することができる。
送方向における、ノズル4の配置のための必要距離L
(図5参照)を、従来に比べて大幅に短縮することがで
きる。よって、缶のすすぎ工程に必要な作業時間を短縮
することができる。また、すすぎ装置に要する資材の量
も減少させることができ、コスト低減にも役立つという
利点がある。
けているので、分岐管31どうしの間隔を狭めても倒缶
を生じにくいという利点も発揮している。すなわち、緩
衝部材10を設けずに、単に分岐管31どうしの間隔を
狭めた場合には、すすぎ液によって缶体1に加えられる
横方向の力が過大となり、容易に倒缶し、到底実用化が
困難である。これに対し、本例では、緩衝部材10を設
けたために、分岐管31どうしの間隔を狭めることが可
能となり、前記した利点を発揮できる。
ズルと搬送路との間に、上下方向に貫通する貫通孔を有
する緩衝部材を配置した構成とされているので、すすぎ
液の、横方向の力を緩衝部材によって緩衝することがで
き、缶体の倒缶を防止することができる。しかも、すす
ぎ効果の点においては、従来の装置と同様の効果を得る
ことができる。
上昇させても、緩衝部材によって倒缶を防止できるの
で、缶体に対する、単位時間当りのすすぎ液の供給量を
増加させることができ、すすぎ能力を向上させることが
できる。
大きくしても倒缶を生じないので、オリフィス径を大き
くすることにより、ノズルの詰まりの頻度を減少させる
ことができ、ノズル洗浄等の保守作業を簡略にすること
ができる。
るために、すすぎ工程に要する装置の全長を短くして
も、十分なすすぎ効果を得ることができ、設備を小さく
することができてスペース効率を向上させることができ
る。
の分岐管を、配管の延長方向において互いに間隔を有し
て配管に取り付け、配管の片側の側面から延長された複
数の分岐管として、配管の延長方向において交互に、長
い管体と短い管体とを用い、ノズルと搬送路との間に、
上下方向に貫通してすすぎ液の通路となる貫通孔を有す
る緩衝部材を配置している。このため、すすぎ装置に要
する作業時間、資材を削減し、コストを低減させること
ができるという効果がある。
面図である。
する図で、すすぎ装置の要部の平面図である。
の要部の平面図である。
面図である。
大して示す図である。
拡大して示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 洗浄液が付着した缶体を搬送する搬送路
と、この搬送路の上方に配置されて、前記搬送路上を移
動する前記缶体に向けてすすぎ液を散布するノズルとを
備えた缶体のすすぎ装置であって、前記ノズルと前記搬
送路との間には、上下方向に貫通して前記すすぎ液の通
路となる貫通孔を有する緩衝部材が配置されていること
を特徴とする缶体のすすぎ装置。 - 【請求項2】 水平方向に延長されて、洗浄液が付着し
た缶体をほぼ水平方向に搬送する搬送路と、この搬送路
の上方に配置され、かつ、前記搬送路の延長方向にほぼ
沿って延長された配管と、この配管の少なくとも片側の
側面からこの配管に交差する方向に延長された複数の分
岐管と、この分岐管の先端に取り付けられて、前記搬送
路上を移動する前記缶体に向けてすすぎ液を散布するノ
ズルとを備えた缶体のすすぎ装置であって、前記複数の
分岐管は、前記配管の延長方向において互いに間隔を有
して前記配管に取り付けられており、前記配管の前記片
側の側面から延長された複数の分岐管としては、前記配
管の延長方向において交互に、長い管体と短い管体とが
用いられており、前記ノズルと前記搬送路との間には、
上下方向に貫通して前記すすぎ液の通路となる貫通孔を
有する緩衝部材が配置されていることを特徴とする缶体
のすすぎ装置。 - 【請求項3】 前記分岐管は、前記配管の両側の側面か
らこの配管に交差する方向に延長されており、これらの
両側の分岐管としては、前記配管の延長方向において交
互に、長い管体と短い管体とが用いられていることを特
徴とする請求項2記載の缶体のすすぎ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214493A JPH0755310B2 (ja) | 1992-04-10 | 1993-03-22 | 缶体のすすぎ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-91226 | 1992-04-10 | ||
| JP9122692 | 1992-04-10 | ||
| JP6214493A JPH0755310B2 (ja) | 1992-04-10 | 1993-03-22 | 缶体のすすぎ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615244A JPH0615244A (ja) | 1994-01-25 |
| JPH0755310B2 true JPH0755310B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=26403204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214493A Expired - Lifetime JPH0755310B2 (ja) | 1992-04-10 | 1993-03-22 | 缶体のすすぎ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755310B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP6214493A patent/JPH0755310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0615244A (ja) | 1994-01-25 |
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