JPH0757030B2 - Dtmfレシーバ - Google Patents
DtmfレシーバInfo
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- JPH0757030B2 JPH0757030B2 JP63281635A JP28163588A JPH0757030B2 JP H0757030 B2 JPH0757030 B2 JP H0757030B2 JP 63281635 A JP63281635 A JP 63281635A JP 28163588 A JP28163588 A JP 28163588A JP H0757030 B2 JPH0757030 B2 JP H0757030B2
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- Japan
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- signal
- tone
- group tone
- vector
- low
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q1/00—Details of selecting apparatus or arrangements
- H04Q1/18—Electrical details
- H04Q1/30—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
- H04Q1/44—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
- H04Q1/444—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
- H04Q1/45—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling
- H04Q1/453—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling in which m-out-of-n signalling frequencies are transmitted
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はDTMF(Dual Tone Multi Frequency)レシーバ
に関する。
に関する。
(従来の技術) DTMFはプッシュボタン式電話機からダイヤル番号等を電
話局へ伝送するために用いられる信号である。最近で
は、回線の接続後に於ける情報の授受にもDTMFが利用さ
れている。このため、公衆電話網に接続されるファクシ
ミリ装置や多機能電話機の中にはDTMFレシーバを備えて
いるものがある。
話局へ伝送するために用いられる信号である。最近で
は、回線の接続後に於ける情報の授受にもDTMFが利用さ
れている。このため、公衆電話網に接続されるファクシ
ミリ装置や多機能電話機の中にはDTMFレシーバを備えて
いるものがある。
DTMFは低群に属する4個のトーンと高群に属する4個の
トーンとの組合せによって構成される。低群に属するト
ーンには以下の4個の周波数が割り当てられている。
トーンとの組合せによって構成される。低群に属するト
ーンには以下の4個の周波数が割り当てられている。
fA=697Hz fB=770Hz fC=852Hz fD=941Hz 高群に属するトーンには以下の4個の周波数が割り当て
られている。
られている。
fE=1209Hz fF=1336Hz fG=1477Hz fH=1633Hz 例えばダイヤル「1」を示すDTMFは697Hzのトーンと120
9Hzのトーンから構成される。
9Hzのトーンから構成される。
第5図に従来のDTMFレシーバの一例を示す。第5図のDT
MFレシーバは8個のバンドパスフィルタ110〜117を有し
ており、これらのバンドパスフィルタ110〜117は入力端
子100に接続されている。各バンドパスフィルタは上記
8種類のトーンのいずれかに対応しており、対応するト
ーンの周波数をその通過帯域の中心周波数としている。
各バンドパスフィルタには乗算器120〜127がそれぞれ接
続されており、乗算器120〜127によってバンドパスフィ
ルタ110〜117の出力信号がそれぞれ二乗される。各乗算
器には平滑用ローパスフィルタ130〜137がそれぞれ接続
されている。平滑用ローパスフィルタ130〜137の出力信
号はレベル検出器140〜147にそれぞれ入力される。レベ
ル検出器140〜147の出力信号はコーダ(符号化器)150
に入力される。
MFレシーバは8個のバンドパスフィルタ110〜117を有し
ており、これらのバンドパスフィルタ110〜117は入力端
子100に接続されている。各バンドパスフィルタは上記
8種類のトーンのいずれかに対応しており、対応するト
ーンの周波数をその通過帯域の中心周波数としている。
各バンドパスフィルタには乗算器120〜127がそれぞれ接
続されており、乗算器120〜127によってバンドパスフィ
ルタ110〜117の出力信号がそれぞれ二乗される。各乗算
器には平滑用ローパスフィルタ130〜137がそれぞれ接続
されている。平滑用ローパスフィルタ130〜137の出力信
号はレベル検出器140〜147にそれぞれ入力される。レベ
ル検出器140〜147の出力信号はコーダ(符号化器)150
に入力される。
ダイヤル「1」のDTMFが入力端子100に入力された場合
について上述したDTMFレシーバの動作を説明する。ダイ
ヤル「1」のDTMFを構成する697Hzのトーン及び1209Hz
のトーンはバンドパスフィルタ110及び114をそれぞれ通
過する。従って、2個のレベル検出器140、144の出力の
みが「H」になる。残りのレベル検出器の出力は「L」
のままである。コーダ150はレベル検出器140〜147の出
力信号に基づいて、ダイヤル「1」のDTMFが入力された
ことを示すコードを出力する。
について上述したDTMFレシーバの動作を説明する。ダイ
ヤル「1」のDTMFを構成する697Hzのトーン及び1209Hz
のトーンはバンドパスフィルタ110及び114をそれぞれ通
過する。従って、2個のレベル検出器140、144の出力の
みが「H」になる。残りのレベル検出器の出力は「L」
のままである。コーダ150はレベル検出器140〜147の出
力信号に基づいて、ダイヤル「1」のDTMFが入力された
ことを示すコードを出力する。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のDTMFレシーバは8個のバンドパスフィル
タ及び8個の平滑用ローパスフィルタを始めとする非常
に多くの部品を必要とする。またバンドパスフィルタに
対しては、急峻な高次の周波数振幅特性が要求される。
なぜなら、低群内及び高群内で、トーンの周波数が互い
に近接しているからである。このように従来のDTMFレシ
ーバは構成が非常に複雑である。
タ及び8個の平滑用ローパスフィルタを始めとする非常
に多くの部品を必要とする。またバンドパスフィルタに
対しては、急峻な高次の周波数振幅特性が要求される。
なぜなら、低群内及び高群内で、トーンの周波数が互い
に近接しているからである。このように従来のDTMFレシ
ーバは構成が非常に複雑である。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、構成部品の点数が少なく、急
峻な周波数振幅特性を有するバンドパスフィルタを必要
としない、新規なDTMFレシーバを提供することにある。
その目的とするところは、構成部品の点数が少なく、急
峻な周波数振幅特性を有するバンドパスフィルタを必要
としない、新規なDTMFレシーバを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のDTMFレシーバは、DTMFの低群トーン用周波数シ
フト型遅延検波回路及び高群トーン用周波数シフト型遅
延検波回路を備えたDTMFレシーバであって、 該低群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該低群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該低群トーンの中心周波数を有する低群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
1の信号、及び該第1の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第2の信号を発生する低群トーン用信号発生手段
と、該第1の信号を遅延させた第3の信号、該第2の信
号を遅延させた第4の信号を発生する低群トーン用信号
遅延手段と、該第1の信号の信号レベル及び第2の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
1複素ベクトルを、該第3の信号の信号レベル及び第4
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第2
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する低群トーン用ベクトル乗算手段
と、該低群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該低群トーン用位相角を検
出する低群トーン用検出手段と、該低群トーン用検出手
段によって検出された該低群トーン用位相角に基づいて
該入力されたトーンを識別し、低群トーン用識別信号を
出力する低群トーン用識別手段とを備え、 該高群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該高群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該高群トーンの中心周波数を有する高群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
5の信号、及び該第5の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第6の信号を発生する高群トーン用信号発生手段
と、該第5の信号を遅延させた第7の信号、該第6の信
号を遅延させた第8の信号を発生する高群トーン用信号
遅延手段と、該第5の信号の信号レベル及び第6の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
3複素ベクトルを、該第7の信号の信号レベル及び第8
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第4
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する高群トーン用ベクトル乗算手段
と、該高群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該高群トーン用位相角を検
出する高群トーン用検出手段と、該高群トーン用検出手
段によって検出された該高群トーン用位相角に基づいて
該入力された高群トーンを識別し、高群トーン用識別信
号を出力する高群トーン用識別手段とを備え、 更に、該低群トーン用識別信号及び高群トーン用識別信
号が入力されて、これらの各識別信号に基づいてDTMF信
号を識別するDTMF信号識別手段と を備え、そのことにより上記目的が達成される。
フト型遅延検波回路及び高群トーン用周波数シフト型遅
延検波回路を備えたDTMFレシーバであって、 該低群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該低群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該低群トーンの中心周波数を有する低群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
1の信号、及び該第1の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第2の信号を発生する低群トーン用信号発生手段
と、該第1の信号を遅延させた第3の信号、該第2の信
号を遅延させた第4の信号を発生する低群トーン用信号
遅延手段と、該第1の信号の信号レベル及び第2の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
1複素ベクトルを、該第3の信号の信号レベル及び第4
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第2
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する低群トーン用ベクトル乗算手段
と、該低群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該低群トーン用位相角を検
出する低群トーン用検出手段と、該低群トーン用検出手
段によって検出された該低群トーン用位相角に基づいて
該入力されたトーンを識別し、低群トーン用識別信号を
出力する低群トーン用識別手段とを備え、 該高群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該高群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該高群トーンの中心周波数を有する高群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
5の信号、及び該第5の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第6の信号を発生する高群トーン用信号発生手段
と、該第5の信号を遅延させた第7の信号、該第6の信
号を遅延させた第8の信号を発生する高群トーン用信号
遅延手段と、該第5の信号の信号レベル及び第6の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
3複素ベクトルを、該第7の信号の信号レベル及び第8
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第4
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する高群トーン用ベクトル乗算手段
と、該高群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該高群トーン用位相角を検
出する高群トーン用検出手段と、該高群トーン用検出手
段によって検出された該高群トーン用位相角に基づいて
該入力された高群トーンを識別し、高群トーン用識別信
号を出力する高群トーン用識別手段とを備え、 更に、該低群トーン用識別信号及び高群トーン用識別信
号が入力されて、これらの各識別信号に基づいてDTMF信
号を識別するDTMF信号識別手段と を備え、そのことにより上記目的が達成される。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
第1図に本発明の一実施例のブロック図を示す。入力端
子1にはDTMFが入力される。入力端子2、3には低群復
調用基準搬送波及び高群復調用基準搬送波がそれぞれ入
力される。入力端子1は乗算器6及び7の一方の入力端
子に接続されている。乗算器6の他方の入力端子はπ/2
移相器4を介して入力端子2に接続されている。乗算器
7の他方の入力端子は入力端子2に直接接続されてい
る。π/2移相器4を入力端子2と乗算器6との間に接続
する代わりに、入力端子1と乗算器6との間に接続し、
DTMFを移相させることもできる。但しその場合には、DT
MFの周波数の変動に対応する必要があるため、π/2移相
器の構成が複雑になる。
子1にはDTMFが入力される。入力端子2、3には低群復
調用基準搬送波及び高群復調用基準搬送波がそれぞれ入
力される。入力端子1は乗算器6及び7の一方の入力端
子に接続されている。乗算器6の他方の入力端子はπ/2
移相器4を介して入力端子2に接続されている。乗算器
7の他方の入力端子は入力端子2に直接接続されてい
る。π/2移相器4を入力端子2と乗算器6との間に接続
する代わりに、入力端子1と乗算器6との間に接続し、
DTMFを移相させることもできる。但しその場合には、DT
MFの周波数の変動に対応する必要があるため、π/2移相
器の構成が複雑になる。
乗算器6、7はローパスフィルタ10、11にそれぞれ接続
されている。ローパスフィルタ10及び11は、乗算器6、
7からそれぞれ出力される信号の内、DTMFに含まれる低
群トーンの周波数から低群復調用基準搬送波の周波数を
差し引いた周波数を有する周期信号を通過させる。乗算
器6ではDTMFと低群復調用基準搬送波がπ/2だけ移相さ
れた波とが掛け合わされるため、ローパスフィルタ10の
出力信号はローパスフィルタ11の出力信号とは位相がπ
/2だけ異なっている。
されている。ローパスフィルタ10及び11は、乗算器6、
7からそれぞれ出力される信号の内、DTMFに含まれる低
群トーンの周波数から低群復調用基準搬送波の周波数を
差し引いた周波数を有する周期信号を通過させる。乗算
器6ではDTMFと低群復調用基準搬送波がπ/2だけ移相さ
れた波とが掛け合わされるため、ローパスフィルタ10の
出力信号はローパスフィルタ11の出力信号とは位相がπ
/2だけ異なっている。
ローパスフィルタ10の出力信号は、遅延器14を介してベ
クトル乗算器18の入力端子181に、また直接に入力端子1
82に入力される。ローパスフィルタ11の出力信号は、遅
延器15を介してベクトル乗算器18の入力端子183に、ま
た直接に入力端子184に入力される。ベクトル乗算器18
の2個の出力端子185、186はベクトル位相角変換器20に
接続されている。以上で説明した回路を低群用周波数シ
フト型遅延検波回路と称する。
クトル乗算器18の入力端子181に、また直接に入力端子1
82に入力される。ローパスフィルタ11の出力信号は、遅
延器15を介してベクトル乗算器18の入力端子183に、ま
た直接に入力端子184に入力される。ベクトル乗算器18
の2個の出力端子185、186はベクトル位相角変換器20に
接続されている。以上で説明した回路を低群用周波数シ
フト型遅延検波回路と称する。
π/2移相器5、乗算器8、9、ローパスフィルタ12、1
3、遅延器16、17、ベクトル乗算器19及びベクトル位相
角変換器21によって、高群用周波数シフト型遅延検波回
路が低群用のそれと同様に構成されている。但し、π/2
移相器5及び乗算器9は、低群用の入力端子2ではな
く、高群用の入力端子3に接続されている。
3、遅延器16、17、ベクトル乗算器19及びベクトル位相
角変換器21によって、高群用周波数シフト型遅延検波回
路が低群用のそれと同様に構成されている。但し、π/2
移相器5及び乗算器9は、低群用の入力端子2ではな
く、高群用の入力端子3に接続されている。
ベクトル位相角変換器20及び21の出力信号はコーダ(符
号化器)22に入力される。
号化器)22に入力される。
ベクトル乗算器18の構成例を第2図に示す。ベクトル乗
算器18は、4個の乗算器187、188、189及び190、及び2
個の加算器191、192を備えている。ベクトル乗算器18
は、第1の入力部を構成する入力端子181及び183に入力
される信号をそれぞれ実部及び虚部とする複素ベクトル
(又は複素数)の共役複素ベクトルと、第2の入力部を
構成する入力端子182及び184に入力される信号をそれぞ
れ実部及び虚部とする複素ベクトルとの乗算を行い、乗
算結果の実部及び虚部を出力端子185及び186にそれぞれ
出力する。即ち、入力端子181、183、182及び184に入力
される信号をそれぞれa、b、c及びdとし、出力端子
185及び186に出力される信号をそれぞれe及びfとすれ
ば、下式に示す演算が行われる。
算器18は、4個の乗算器187、188、189及び190、及び2
個の加算器191、192を備えている。ベクトル乗算器18
は、第1の入力部を構成する入力端子181及び183に入力
される信号をそれぞれ実部及び虚部とする複素ベクトル
(又は複素数)の共役複素ベクトルと、第2の入力部を
構成する入力端子182及び184に入力される信号をそれぞ
れ実部及び虚部とする複素ベクトルとの乗算を行い、乗
算結果の実部及び虚部を出力端子185及び186にそれぞれ
出力する。即ち、入力端子181、183、182及び184に入力
される信号をそれぞれa、b、c及びdとし、出力端子
185及び186に出力される信号をそれぞれe及びfとすれ
ば、下式に示す演算が行われる。
conj(a+jb)×(c+jd) =(a−jb)×(c+jd) =(ac+bd)+j(ad−bc) =e+jf 但し、「conjA」は複素ベクトルAの共役複素ベクトル
を表す。ベクトル乗算器19はベクトル乗算器18と同様に
構成されている。
を表す。ベクトル乗算器19はベクトル乗算器18と同様に
構成されている。
第1図に示したDTMFレシーバの動作を説明する。低群復
調用基準搬送波の周波数及び高群復調用基準搬送波の周
波数をそれぞれfL及びfHとする。また、周波数fA及びfE
の2種類のトーンからなるDTMFが入力端子1に入力され
たとする。ローパスフィルタ10及び11の出力信号を、ロ
ーパスフィルタ10の出力信号を実部とし、ローパスフィ
ルタ11の出力信号を虚部として複素表現すると、 xL(t)=expj{2π(fA−fL)t+φ0} …(1) となる。同様に、ローパスフィルタ12及び13の出力信号
は次式のように表現される。
調用基準搬送波の周波数及び高群復調用基準搬送波の周
波数をそれぞれfL及びfHとする。また、周波数fA及びfE
の2種類のトーンからなるDTMFが入力端子1に入力され
たとする。ローパスフィルタ10及び11の出力信号を、ロ
ーパスフィルタ10の出力信号を実部とし、ローパスフィ
ルタ11の出力信号を虚部として複素表現すると、 xL(t)=expj{2π(fA−fL)t+φ0} …(1) となる。同様に、ローパスフィルタ12及び13の出力信号
は次式のように表現される。
xH(t)=expj{2π(fE−fH)t+φ1} …(2) 但し、式(1)及び(2)に於て、φ0及びφ1は位相
定数である。
定数である。
遅延器14、15における遅延時間を共にτ0とすれば、遅
延器14、15から出力される信号は、 xL(t−τ) =expj{2π(fA−fL)(t−τ0)+φ0} …
(3) と複素表現される。遅延器16、17における遅延時間を共
にτ1とすれば、遅延器16、17から出力される信号の複
素表現は、 xH(t−τ) =expj{2π(fE−fH)(t−τ0)+φ1} …
(4) となる。従ってベクトル乗算器18の出力信号は次式のよ
うに複素表現される。
延器14、15から出力される信号は、 xL(t−τ) =expj{2π(fA−fL)(t−τ0)+φ0} …
(3) と複素表現される。遅延器16、17における遅延時間を共
にτ1とすれば、遅延器16、17から出力される信号の複
素表現は、 xH(t−τ) =expj{2π(fE−fH)(t−τ0)+φ1} …
(4) となる。従ってベクトル乗算器18の出力信号は次式のよ
うに複素表現される。
conj{xL(t−τ)}・xL(t) =exp−j{2π(fA−fL)(t−τ0)+φ0} ×expj{2π(fA−fL)t+φ0} =expj2π(fA−fL)τ0 …(5) 同様に、ベクトル乗算器19の出力信号は次式で示され
る。
る。
conj{xH(t−τ)}・xH(t) =exp−j{2π(fE−fH)(t−τ1)+φ1} ×expj{2π(fE−fH)t+φ1} =expj2π(fE−fH)τ1 …(6) 式(5)及び(6)から分かるように、ベクトル乗算器
18、19から出力される複素ベクトルの位相角は、遅延時
間τ0、τ1が適切に定められていればトーンの周波数
と基準搬送波の周波数との差に比例する。ベクトル位相
角変換器20、21は上記位相角を検出する。コーダ22は、
ベクトル位相角変換器20、21から出力される位相角に基
づいて、どのダイヤルに対応するDTMFが入力されたかを
示すコードを出力する。
18、19から出力される複素ベクトルの位相角は、遅延時
間τ0、τ1が適切に定められていればトーンの周波数
と基準搬送波の周波数との差に比例する。ベクトル位相
角変換器20、21は上記位相角を検出する。コーダ22は、
ベクトル位相角変換器20、21から出力される位相角に基
づいて、どのダイヤルに対応するDTMFが入力されたかを
示すコードを出力する。
ベクトル乗算器18、19では、xL(t−τ)及びxH(t−
τ)の共役複素ベクトルをとる代わりに、xL(t)及び
xH(t)の共役複素ベクトルをとっても実質的に同様の
結果が得られる。
τ)の共役複素ベクトルをとる代わりに、xL(t)及び
xH(t)の共役複素ベクトルをとっても実質的に同様の
結果が得られる。
上述の実施例をDSP(Digital Signal Processor)を用
いて構成する場合に於ける各種パラメータについて述べ
る。低群復調用基準周波数fLを811Hz(=(fB+fC)/
2)、高群復調用基準周波数fHを1406.5Hz(=(fF+
fG)/2)に設定する。低群用ローパスフィルタ10、11の
好適な周波数振幅特性及び高群用ローパスフィルタ12、
13の好適な周波数振幅特性を第3図及び第4図にそれぞ
れ示す。
いて構成する場合に於ける各種パラメータについて述べ
る。低群復調用基準周波数fLを811Hz(=(fB+fC)/
2)、高群復調用基準周波数fHを1406.5Hz(=(fF+
fG)/2)に設定する。低群用ローパスフィルタ10、11の
好適な周波数振幅特性及び高群用ローパスフィルタ12、
13の好適な周波数振幅特性を第3図及び第4図にそれぞ
れ示す。
遅延器14、15、16及び17は、7200Hzのサンプリング周波
数で動作するシフトレジスタで構成される。遅延時間τ
0及びτ1は14サンプリング周期(=14/7200s)及び9
サンプリング周期(=9/7200s)にそれぞれ設定され
る。この場合、低群トーンの周波数に対応するベクトル
位相角変換器20の出力位相角はおおよそ下記の通りであ
る。
数で動作するシフトレジスタで構成される。遅延時間τ
0及びτ1は14サンプリング周期(=14/7200s)及び9
サンプリング周期(=9/7200s)にそれぞれ設定され
る。この場合、低群トーンの周波数に対応するベクトル
位相角変換器20の出力位相角はおおよそ下記の通りであ
る。
fA:−π/2 fB:−π/6 fC:+π/6 fD:+π/2 他方、高群トーンの周波数に対応するベクトル位相角変
換器21の出力位相角はおおよそ下記の通りである。
換器21の出力位相角はおおよそ下記の通りである。
fE:−π/2 fF:−π/6 fG:+π/6 fH:+π/2 従って、コーダ22は、上記各位相角のまわりに所定の幅
を有する判定領域を設定することによって、入力端子1
に入力されたDTMFに含まれるトーンの種類を識別するこ
とができる。
を有する判定領域を設定することによって、入力端子1
に入力されたDTMFに含まれるトーンの種類を識別するこ
とができる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のDTMFレシーバに比べて必要とさ
れる部品の数が著しく少ない新規な構成を有するDTMFレ
シーバが提供される。本発明のDTMFレシーバは特に、急
峻な周波数振幅特性を有するバンドパスフィルタを必要
としないため、DSP等を用いて非常に容易に実施するこ
とができる。
れる部品の数が著しく少ない新規な構成を有するDTMFレ
シーバが提供される。本発明のDTMFレシーバは特に、急
峻な周波数振幅特性を有するバンドパスフィルタを必要
としないため、DSP等を用いて非常に容易に実施するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はその
実施例に於けるベクトル乗算器の一例の回路図、第3図
はその実施例の低群用ローパスフィルタの好適な周波数
振幅特性を示す図、第4図はその実施例の高群用ローパ
スフィルタの好適な周波数振幅特性を示す図、第5図は
従来例のブロック図である。 1……DTMF入力端子、2……低群復調用基準搬送波入力
端子、3……高群復調用基準搬送波入力端子、4、5…
…π/2移相器、6、7、8、9……乗算器、10、11、1
2、13……ローパスフィルタ、14、15、16、17……遅延
器、18、19……ベクトル乗算器、20、21……ベクトル位
相角変換器、22……コーダ。
実施例に於けるベクトル乗算器の一例の回路図、第3図
はその実施例の低群用ローパスフィルタの好適な周波数
振幅特性を示す図、第4図はその実施例の高群用ローパ
スフィルタの好適な周波数振幅特性を示す図、第5図は
従来例のブロック図である。 1……DTMF入力端子、2……低群復調用基準搬送波入力
端子、3……高群復調用基準搬送波入力端子、4、5…
…π/2移相器、6、7、8、9……乗算器、10、11、1
2、13……ローパスフィルタ、14、15、16、17……遅延
器、18、19……ベクトル乗算器、20、21……ベクトル位
相角変換器、22……コーダ。
Claims (1)
- 【請求項1】DTMFの低群トーン用周波数シフト型遅延検
波回路及び高群トーン用周波数シフト型遅延検波回路を
備えたDTMFレシーバであって、 該低群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該低群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該低群トーンの中心周波数を有する低群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
1の信号、及び該第1の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第2の信号を発生する低群トーン用信号発生手段
と、該第1の信号を遅延させた第3の信号、該第2の信
号を遅延させた第4の信号を発生する低群トーン用信号
遅延手段と、該第1の信号の信号レベル及び第2の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
1複素ベクトルを、該第3の信号の信号レベル及び第4
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第2
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する低群トーン用ベクトル乗算手段
と、該低群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該低群トーン用位相角を検
出する低群トーン用検出手段と、該低群トーン用検出手
段によって検出された該低群トーン用位相角に基づいて
該入力されたトーンを識別し、低群トーン用識別信号を
出力する低群トーン用識別手段とを備え、 該高群トーン用周波数シフト型遅延検波回路は、該高群
トーンに属するトーンが入力され、該トーンの周波数
と、該高群トーンの中心周波数を有する高群トーン用基
準搬送波の該トーンの周波数との差の周波数を有する第
5の信号、及び該第5の信号に対して位相がπ/2だけ異
なる第6の信号を発生する高群トーン用信号発生手段
と、該第5の信号を遅延させた第7の信号、該第6の信
号を遅延させた第8の信号を発生する高群トーン用信号
遅延手段と、該第5の信号の信号レベル及び第6の信号
の信号レベルがそれぞれ複素数の実部及び虚部である第
3複素ベクトルを、該第7の信号の信号レベル及び第8
の信号の信号レベルが複素数の実部及び虚部である第4
複素ベクトルの共役複素ベクトルにベクトル乗算し、こ
のベクトル乗算で得られた複素ベクトルに対応する複素
ベクトル信号を出力する高群トーン用ベクトル乗算手段
と、該高群トーン用ベクトル乗算手段から出力された該
複素ベクトル信号が入力され、極座標表示された該複素
ベクトルの指数部に含まれる該高群トーン用位相角を検
出する高群トーン用検出手段と、該高群トーン用検出手
段によって検出された該高群トーン用位相角に基づいて
該入力された高群トーンを識別し、高群トーン用識別信
号を出力する高群トーン用識別手段とを備え、 更に、該低群トーン用識別信号及び高群トーン用識別信
号が入力されて、これらの各識別信号に基づいてDTMF信
号を識別するDTMF信号識別手段と を備えているDTMFレシーバ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281635A JPH0757030B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | Dtmfレシーバ |
| US07/431,776 US5117369A (en) | 1988-11-08 | 1989-11-06 | DTMF receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281635A JPH0757030B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | Dtmfレシーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127889A JPH02127889A (ja) | 1990-05-16 |
| JPH0757030B2 true JPH0757030B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17641859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63281635A Expired - Fee Related JPH0757030B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | Dtmfレシーバ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5117369A (ja) |
| JP (1) | JPH0757030B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5475315A (en) * | 1991-09-20 | 1995-12-12 | Audio Precision, Inc. | Method and apparatus for fast response and distortion measurement |
| US5588052A (en) * | 1991-11-19 | 1996-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | DTMF signal judging apparatus |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3845249A (en) * | 1973-03-09 | 1974-10-29 | Itt | Multi-frequency receiver |
| JPS5731716B2 (ja) * | 1974-12-23 | 1982-07-06 | ||
| JPS5914939B2 (ja) * | 1976-09-30 | 1984-04-06 | 日本電気株式会社 | 搬送波再生装置 |
| JPS6017279B2 (ja) * | 1978-12-06 | 1985-05-01 | 株式会社日立製作所 | 多周波信号受信装置 |
| FR2546011B1 (fr) * | 1983-05-09 | 1986-02-21 | Vallet Robert | Procede de demodulation non-coherente d'un signal module lineairement a energie par symbole constante et demodulateur pour la mise en oeuvre dudit procede |
| US4604755A (en) * | 1984-06-01 | 1986-08-05 | International Business Machines Corp. | Feed forward dual channel automatic level control for dual tone multi-frequency receivers |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP63281635A patent/JPH0757030B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-11-06 US US07/431,776 patent/US5117369A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5117369A (en) | 1992-05-26 |
| JPH02127889A (ja) | 1990-05-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |