JPH0757473B2 - 超砥粒砥石 - Google Patents
超砥粒砥石Info
- Publication number
- JPH0757473B2 JPH0757473B2 JP15431687A JP15431687A JPH0757473B2 JP H0757473 B2 JPH0757473 B2 JP H0757473B2 JP 15431687 A JP15431687 A JP 15431687A JP 15431687 A JP15431687 A JP 15431687A JP H0757473 B2 JPH0757473 B2 JP H0757473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- grinding
- superabrasive
- volume
- life
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、能率的な研削が困難なファインセラミックス
や特殊鋼材のような難削材に対しても、すぐれた研削能
力と砥石寿命をバランス良く合わせ持つ超砥粒砥石に関
するものである。
や特殊鋼材のような難削材に対しても、すぐれた研削能
力と砥石寿命をバランス良く合わせ持つ超砥粒砥石に関
するものである。
<従来の技術> 砥石の切り刃が長時間持続できる研削条件の下では、砥
石寿命がすぐれるメタルボンドの超砥粒砥石が工具コス
トの点で有利であることから、広く使用されている。し
かしながら、難削材に対しては、切り刃の持続が困難
で、再生のためのドレッシング作業の頻度が多く、又1
回当たりのドレッシングの所要時間が長く、工具コスト
が上昇するだけでなく、研削能率の低下が著しい。
石寿命がすぐれるメタルボンドの超砥粒砥石が工具コス
トの点で有利であることから、広く使用されている。し
かしながら、難削材に対しては、切り刃の持続が困難
で、再生のためのドレッシング作業の頻度が多く、又1
回当たりのドレッシングの所要時間が長く、工具コスト
が上昇するだけでなく、研削能率の低下が著しい。
この問題を解決するために、ビトリフアイド系超砥粒砥
石が開発され、使用されている。セラミック系ボンドを
使用する、この砥石は、切り刃の持続性、ドレッシング
問題、及び研削能率の点で大幅に改善されている。しか
しながら、砥石寿命がメタルボンド砥石に比べて劣るこ
とは避けられず、工具コストが高くなり、能率を含めた
トータルコストでも必ずしも有利とは言えず、需要家を
満足させるに至っていない。
石が開発され、使用されている。セラミック系ボンドを
使用する、この砥石は、切り刃の持続性、ドレッシング
問題、及び研削能率の点で大幅に改善されている。しか
しながら、砥石寿命がメタルボンド砥石に比べて劣るこ
とは避けられず、工具コストが高くなり、能率を含めた
トータルコストでも必ずしも有利とは言えず、需要家を
満足させるに至っていない。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、上述した問題点、即ち従来のメタルボンド超
砥粒砥石、或いは従来のビトリファイド超砥粒砥石が抱
える研削能力を砥石寿命のバランスの悪さを解決しよう
とするものである。
砥粒砥石、或いは従来のビトリファイド超砥粒砥石が抱
える研削能力を砥石寿命のバランスの悪さを解決しよう
とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、500〜1000℃の融点を持つガラス質粉末のよ
うなセラミック系結合剤100容量部に対し、金属粉末5
〜30容量部を混ぜた結合剤(ボンド)によりダイヤモン
ド、又は立方晶窒化ほう素(CBN)のような超砥粒が結
合されている超砥粒砥石において、該砥石の見掛け密度
比が70%以上であることを特徴とするビトリファイド超
砥粒砥石であり、本発明により、前記問題点の解決が可
能になった。
うなセラミック系結合剤100容量部に対し、金属粉末5
〜30容量部を混ぜた結合剤(ボンド)によりダイヤモン
ド、又は立方晶窒化ほう素(CBN)のような超砥粒が結
合されている超砥粒砥石において、該砥石の見掛け密度
比が70%以上であることを特徴とするビトリファイド超
砥粒砥石であり、本発明により、前記問題点の解決が可
能になった。
本発明において、500〜1000℃の比較的低い融点のガラ
ス粉末のようなセラミック系の結合剤がベースとして用
いられる。結合剤の融点が500℃未満では、砥粒を結合
保持する力が弱く、1000℃を超えると、砥粒の酸化、又
はボンドとの反応が著しくなり、砥粒本来の研削作用が
失われる。
ス粉末のようなセラミック系の結合剤がベースとして用
いられる。結合剤の融点が500℃未満では、砥粒を結合
保持する力が弱く、1000℃を超えると、砥粒の酸化、又
はボンドとの反応が著しくなり、砥粒本来の研削作用が
失われる。
本発明において、セラミック系結合剤100容量部に対
し、金属粉末5容量部未満では砥石寿命の改善の効果が
少なく、30容量部を超えると研削能率の低下が顕著にな
る。
し、金属粉末5容量部未満では砥石寿命の改善の効果が
少なく、30容量部を超えると研削能率の低下が顕著にな
る。
砥石の真密度に対する見掛け密度の割合を見掛け密度比
に呼ぶことにすると、本発明において、見掛け密度比が
70%以上になるように、砥石が成形されることが必要で
ある。見掛け密度比70%未満では、難削材の研削に対し
て、砥石の強度、及び寿命が不十分である。尚、「真密
度」とは、砥石を構成する個々の材料の質量の合計値を
個々の材料の体積で除した値をいう。ここで、個々の材
料の体積は、個々の材料の重量を個々の材料の比重量で
除した値である。また、見掛け密度とは、砥石の質量を
砥石の見掛けの体積で除した値という。
に呼ぶことにすると、本発明において、見掛け密度比が
70%以上になるように、砥石が成形されることが必要で
ある。見掛け密度比70%未満では、難削材の研削に対し
て、砥石の強度、及び寿命が不十分である。尚、「真密
度」とは、砥石を構成する個々の材料の質量の合計値を
個々の材料の体積で除した値をいう。ここで、個々の材
料の体積は、個々の材料の重量を個々の材料の比重量で
除した値である。また、見掛け密度とは、砥石の質量を
砥石の見掛けの体積で除した値という。
砥石の状態を詳細に説明すれば、セラミック結合剤をベ
ースに、その中に金属粉末、及び超砥粒が均一に分散し
ている。セラミック結合剤は、一旦溶融、又は焼結した
状態にあって、超砥粒や金属粉末を強固に結合してい
る。かかる状態にある砥石において、切り粉によるボン
ドの摩耗が適度に進行する一方で、過度の摩耗が抑制さ
れているため、切り刃の持続性が良好であり、研削能力
と砥石寿命のバランスが大幅に改善される。
ースに、その中に金属粉末、及び超砥粒が均一に分散し
ている。セラミック結合剤は、一旦溶融、又は焼結した
状態にあって、超砥粒や金属粉末を強固に結合してい
る。かかる状態にある砥石において、切り粉によるボン
ドの摩耗が適度に進行する一方で、過度の摩耗が抑制さ
れているため、切り刃の持続性が良好であり、研削能力
と砥石寿命のバランスが大幅に改善される。
<実 施 例> 下記の製造条件で、研削テスト用サンプルを作製した。
(1) 原料 セラミック系結合剤:ほうけい酸ガラス粉末 金属粉末:−325メッシュCu−10%Su合金粉末 超砥粒:#140ダイヤモンド砥粒 (2) 配合 セラミック結合剤100容量部に対して、金属粉末0,5,10,
20,30,40容量部を混ぜたボンド、及びセラミック結合剤
を含まず金属粉末のみからなるボンドとし、ダイヤモン
ド砥粒の集中度を100とした。
20,30,40容量部を混ぜたボンド、及びセラミック結合剤
を含まず金属粉末のみからなるボンドとし、ダイヤモン
ド砥粒の集中度を100とした。
(3) 成形 上記配合からなる混合を黒鉛型に充填し、加圧と同時に
黒鉛型に電流を流して加熱し、650℃にて5分間保持し
て外径25mm、内径6mm、厚さ5mmの所定寸法に成形した。
黒鉛型に電流を流して加熱し、650℃にて5分間保持し
て外径25mm、内径6mm、厚さ5mmの所定寸法に成形した。
(4) 見掛け密度比 上記所定寸法に成形された状態で見掛け密度比が60%,7
0%,95%になるように計算した重量を、成形時の充填量
とした。
0%,95%になるように計算した重量を、成形時の充填量
とした。
(5) サンプル作製 (1)〜(4)によって得られたリング状の成形物の中
心部に5.8mmの軸を接着し、軸付砥石のテストサンプル
を作製した。
心部に5.8mmの軸を接着し、軸付砥石のテストサンプル
を作製した。
上記の要領で作製したテストサンプル、並びに従来品に
つき、下記の条件で研削テストを行った。
つき、下記の条件で研削テストを行った。
(1) 砥石形状:直径25mm×厚さ5mmの軸付砥石 (2) 砥石回転数:26,000rpm(周速2,000m/mim) (3) 試験機:ポータブルグラインダー (4) モータ負荷電流:1.5アンペア (5) 加工物:炭化けい素 (6) 加工時間:4分間 (7) 研削液:水溶性クーラント 研削テストから、加工物及び砥石の重量減を求め研削能
率及び研削比を得た。また、研削能率と砥石寿命のバラ
ンスを比較するため、研削能力に研削比を乗じた積を表
示した。
率及び研削比を得た。また、研削能率と砥石寿命のバラ
ンスを比較するため、研削能力に研削比を乗じた積を表
示した。
研削テストの結果を第1表に示す。
第1表の結果は、本発明により、従来のメタルボンド砥
石に比べ研削能率(能力)が改善され、また従来のビト
リファイド砥石に比べ研削比(寿命)が改善されたこと
を示し、さらに研削能率(A)と研削比(B)の積は、
従来のいずれの砥石と比べても抜群に高い数値を示し、
従来の砥石が抱える研削能力と砥石寿命バランスの悪さ
が、本発明により大幅に改善されたことを示している。
石に比べ研削能率(能力)が改善され、また従来のビト
リファイド砥石に比べ研削比(寿命)が改善されたこと
を示し、さらに研削能率(A)と研削比(B)の積は、
従来のいずれの砥石と比べても抜群に高い数値を示し、
従来の砥石が抱える研削能力と砥石寿命バランスの悪さ
が、本発明により大幅に改善されたことを示している。
また、第1表に示した砥石サンプルについて、単石ドレ
ッサー、またな多石ドレッサーによりトルーイングを行
い、砥石及びドレッサーの摩耗状態を調べて、前記ドレ
ッサーによるトルーイングの可能性を検討した。
ッサー、またな多石ドレッサーによりトルーイングを行
い、砥石及びドレッサーの摩耗状態を調べて、前記ドレ
ッサーによるトルーイングの可能性を検討した。
本発明において、見掛密度比70%成形品では、単石ドレ
ッサーが、95%成形品では、多石ドレッサーが使用可能
である。一方、従来のメタルボンドダイヤモンド砥石で
は、単石、多石のいずれのドレッサーも摩耗が多く使用
不可能であった。
ッサーが、95%成形品では、多石ドレッサーが使用可能
である。一方、従来のメタルボンドダイヤモンド砥石で
は、単石、多石のいずれのドレッサーも摩耗が多く使用
不可能であった。
本発明において使用するセラミック結合剤としては、ほ
うけい酸ガラス粉末のほかアルミノけい酸ガラス粉末
も、線膨張率が低く、適している。
うけい酸ガラス粉末のほかアルミノけい酸ガラス粉末
も、線膨張率が低く、適している。
また、金属粉末としては、Cu−10%Sn合金粉末のほかC
u,Ni,Fe,CoやNi−Sn,Co−Sn,Ni−Cuなどの比較的軟らか
い金属、又は、合金の−325メッシュの細かい粉末が適
している。本実施例では、超砥粒としてダイヤモンド砥
粒を例示したが、立方晶窒化ほう素砥粒でも、同様な傾
向を示す。
u,Ni,Fe,CoやNi−Sn,Co−Sn,Ni−Cuなどの比較的軟らか
い金属、又は、合金の−325メッシュの細かい粉末が適
している。本実施例では、超砥粒としてダイヤモンド砥
粒を例示したが、立方晶窒化ほう素砥粒でも、同様な傾
向を示す。
<発明の効果> 本発明に係る超砥粒砥石によれば、難削材に対しても、
研削能力と砥石寿命においてすぐれた性能、及び良いバ
ランスを示すだけでなく、トルーイング時に、メタルボ
ンド砥石では不可能な単石ドレッサー、又は多石ドレッ
サーが使用できる。さらに、セラミック結合剤、及び超
砥粒混合系へ添加された金属粉末は、成形時に潤滑剤と
して働き、成形温度を低める作用を持つ一方、熱伝導
度、及び電気伝導度を付与する結果、砥石の製造が容易
となる。
研削能力と砥石寿命においてすぐれた性能、及び良いバ
ランスを示すだけでなく、トルーイング時に、メタルボ
ンド砥石では不可能な単石ドレッサー、又は多石ドレッ
サーが使用できる。さらに、セラミック結合剤、及び超
砥粒混合系へ添加された金属粉末は、成形時に潤滑剤と
して働き、成形温度を低める作用を持つ一方、熱伝導
度、及び電気伝導度を付与する結果、砥石の製造が容易
となる。
Claims (1)
- 【請求項1】500〜1000℃の融点を持つセラミック系結
合剤100容量部に対し、金属粉末5〜30容量部を混ぜた
結合剤により超砥粒が結合されている砥石において、該
砥石の見掛け密度比が70%以上であることを特徴とする
超砥粒砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15431687A JPH0757473B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 超砥粒砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15431687A JPH0757473B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 超砥粒砥石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63318267A JPS63318267A (ja) | 1988-12-27 |
| JPH0757473B2 true JPH0757473B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=15581457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15431687A Expired - Lifetime JPH0757473B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 超砥粒砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757473B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003191164A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-08 | Inst Of Physical & Chemical Res | 精密研削方法および装置とこれに用いる複合ボンド砥石とその製造方法 |
| CN102814753B (zh) * | 2012-07-31 | 2015-04-01 | 安徽威铭耐磨材料有限公司 | 一种掺有铁粉的陶瓷金刚石砂轮 |
| CN108747854B (zh) * | 2018-06-29 | 2020-09-25 | 江苏赛扬精工科技有限责任公司 | 一种具有低温热固型附层的陶瓷结合剂金刚石砂轮及其制备方法 |
| JP7550688B2 (ja) * | 2021-03-19 | 2024-09-13 | ノリタケ株式会社 | 単層ハイブリッドボンド砥石の製造方法 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP15431687A patent/JPH0757473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63318267A (ja) | 1988-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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