JPH075767B2 - 炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法 - Google Patents
炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法Info
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- JPH075767B2 JPH075767B2 JP61104966A JP10496686A JPH075767B2 JP H075767 B2 JPH075767 B2 JP H075767B2 JP 61104966 A JP61104966 A JP 61104966A JP 10496686 A JP10496686 A JP 10496686A JP H075767 B2 JPH075767 B2 JP H075767B2
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- Japan
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- pitch
- carbon fiber
- central axis
- thermoplastic resin
- gradually
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Working-Up Tar And Pitch (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素繊維で補強された熱可塑性樹脂の製造法
に関するものである。
に関するものである。
軽量にして機械物性が良好であるばかりでなく耐熱性、
耐薬品性、電気伝導性及び摺動特性の良い炭素繊維を、
ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ノリル樹脂
など熱可塑性樹脂に配合させた複合材料は、各種工業材
料部品として既に汎用されている。
耐薬品性、電気伝導性及び摺動特性の良い炭素繊維を、
ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ノリル樹脂
など熱可塑性樹脂に配合させた複合材料は、各種工業材
料部品として既に汎用されている。
一方、炭素繊維そのものを安価な原料から製造する研究
も盛んとなり、特に近年、石油あるいは石炭系タールピ
ツチより高強度・高弾性の高性能炭素繊維を製造する研
究、あるいは、それ程の性能でなくとも経済的で汎用性
のある汎用型炭素繊維を製造する研究も行なわれてい
る。
も盛んとなり、特に近年、石油あるいは石炭系タールピ
ツチより高強度・高弾性の高性能炭素繊維を製造する研
究、あるいは、それ程の性能でなくとも経済的で汎用性
のある汎用型炭素繊維を製造する研究も行なわれてい
る。
ピツチから得られる炭素繊維は、紡糸用ピツチの物性
(等方性、異方性)、溶融紡糸の方法及びピツチ繊維の
炭化温度により種々の物性になるが、特に溶融紡糸の方
法によつて炭素繊維の形態が決つて来るのである。
(等方性、異方性)、溶融紡糸の方法及びピツチ繊維の
炭化温度により種々の物性になるが、特に溶融紡糸の方
法によつて炭素繊維の形態が決つて来るのである。
一般に、ピツチの溶融紡糸方法には3種類ある。その1
つは、ポリエステル繊維やポリプロピレン繊維のような
溶融紡糸方法と同様な方法であるが、エクストルーダー
で溶融ピツチをノズルからフイードし同時にドラフトを
かけ細糸として連続的に巻取る「連続紡糸法」である。
この方法で製造された炭素繊維は長いフイラメントの形
態を取る。
つは、ポリエステル繊維やポリプロピレン繊維のような
溶融紡糸方法と同様な方法であるが、エクストルーダー
で溶融ピツチをノズルからフイードし同時にドラフトを
かけ細糸として連続的に巻取る「連続紡糸法」である。
この方法で製造された炭素繊維は長いフイラメントの形
態を取る。
さらに1つは、孔をうがつた高速回転体へ溶融ピツチを
フイードし、遠心力で細糸へと紡糸する「遠心紡糸法」
である。この方法で製造された炭素繊維は、連続的に巻
取れないので長さに限界があるが、比較的長い綿状の形
態を取る。
フイードし、遠心力で細糸へと紡糸する「遠心紡糸法」
である。この方法で製造された炭素繊維は、連続的に巻
取れないので長さに限界があるが、比較的長い綿状の形
態を取る。
さらに1つの方法は、粘稠状態にあるピツチをオリフイ
スから流下させ、その流下軸に対し徐々に近接し且つ離
れて行く成分を有する3ケ以上の熱ガス流によつて繊維
化する方法、いわゆる「渦流法」(特公昭58-57374号)
である。この方法で製造された炭素繊維も、連続的に巻
取れないので長さに限界があり、やはり綿状の形態を取
る。
スから流下させ、その流下軸に対し徐々に近接し且つ離
れて行く成分を有する3ケ以上の熱ガス流によつて繊維
化する方法、いわゆる「渦流法」(特公昭58-57374号)
である。この方法で製造された炭素繊維も、連続的に巻
取れないので長さに限界があり、やはり綿状の形態を取
る。
遠心紡糸法と渦流法は、短かい炭素繊維しか製造できな
いが、紡糸工程が経済的であるから汎用型炭素繊維の製
造に適している。両法のうち渦流法は、より細い糸へ紡
糸でき、かつ、紡糸装置も安価である利点はあるものの
より短かいピツチ繊維しか紡糸できない欠点がある。
いが、紡糸工程が経済的であるから汎用型炭素繊維の製
造に適している。両法のうち渦流法は、より細い糸へ紡
糸でき、かつ、紡糸装置も安価である利点はあるものの
より短かいピツチ繊維しか紡糸できない欠点がある。
さらに、渦流法で紡糸した糸は、その繊維化方法の特性
からベルトコンベア上に堆積し、連続的に不融化、次い
で炭化し、嵩高いマツト状で炭素繊維へ製造される方法
が最も技術的にも経済的にも有利である。しかし、遠心
紡糸法と比較するとより短かい繊維しか紡糸できないの
で、遠心紡糸法からなる炭素繊維のように紡いで一本の
トウとなし、切断してチヨツプにしたりブレードを編ん
だりする炭化後工程が技術的に困難である。従つて、通
常繊維強化熱可塑樹脂に使われるような炭素繊維のチヨ
ツプを取得するのは困難である。
からベルトコンベア上に堆積し、連続的に不融化、次い
で炭化し、嵩高いマツト状で炭素繊維へ製造される方法
が最も技術的にも経済的にも有利である。しかし、遠心
紡糸法と比較するとより短かい繊維しか紡糸できないの
で、遠心紡糸法からなる炭素繊維のように紡いで一本の
トウとなし、切断してチヨツプにしたりブレードを編ん
だりする炭化後工程が技術的に困難である。従つて、通
常繊維強化熱可塑樹脂に使われるような炭素繊維のチヨ
ツプを取得するのは困難である。
本発明者らは渦流法の優位性に着目し、この嵩高い炭素
繊維マツトを熱可塑性樹脂の補強材とすべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、例え
ば特公昭58-57374号公報に記載された方法(粘稠状態に
あるピツチを流出オリフイスから流出させ、前記オリフ
イスの周りに周方向に間隔を置いて配置した少なくとも
3本の気体噴出ノズルから直線状に高速気体流を吹き出
させ、ここにおいて前記気体流の各々は前記物質の中心
軸線を横断する断面の外周に沿う接線方向の成分と前記
物質の流出方向に向つて先ず前記物質の中心軸線に徐々
に接近し次に前記中心軸線から徐々に離れてゆく成分と
を有しており、それにより前記粘稠状態にあるピツチの
流出流れが中心軸線の周りに自転しながら徐々に細ま
り、繊維状にされ、渦巻状に飛び出され、引き伸ばされ
て繊維化される、いわゆる渦流繊維化法)によつて繊維
化され堆積されたピツチ繊維を不融化、炭化してなる密
度が0.008〜0.08g/cm3の嵩高い炭素繊維マツトに熱可塑
性樹脂を含浸させてシート状になし、次いで成型加工す
ることを特徴とする炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法
を提供する。尚、該渦流法では、熱ガス流として高圧空
気、高圧水蒸気、ガス燃焼廃ガス等が用いられる。
繊維マツトを熱可塑性樹脂の補強材とすべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、例え
ば特公昭58-57374号公報に記載された方法(粘稠状態に
あるピツチを流出オリフイスから流出させ、前記オリフ
イスの周りに周方向に間隔を置いて配置した少なくとも
3本の気体噴出ノズルから直線状に高速気体流を吹き出
させ、ここにおいて前記気体流の各々は前記物質の中心
軸線を横断する断面の外周に沿う接線方向の成分と前記
物質の流出方向に向つて先ず前記物質の中心軸線に徐々
に接近し次に前記中心軸線から徐々に離れてゆく成分と
を有しており、それにより前記粘稠状態にあるピツチの
流出流れが中心軸線の周りに自転しながら徐々に細ま
り、繊維状にされ、渦巻状に飛び出され、引き伸ばされ
て繊維化される、いわゆる渦流繊維化法)によつて繊維
化され堆積されたピツチ繊維を不融化、炭化してなる密
度が0.008〜0.08g/cm3の嵩高い炭素繊維マツトに熱可塑
性樹脂を含浸させてシート状になし、次いで成型加工す
ることを特徴とする炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法
を提供する。尚、該渦流法では、熱ガス流として高圧空
気、高圧水蒸気、ガス燃焼廃ガス等が用いられる。
渦流法で繊維化したピツチ繊維は、通常長さ5mm〜50c
m、直径4〜20μmであり、例えばメツシユベルトコン
ベア上に堆積させる。堆積密度や量はコンベアの速度と
繊維化の速度を変えコントロールできる。続いて不融化
及び炭化するために堆積密度は空気や窒素ガスが十分流
通するように嵩高い堆積体である必要がある。一方、炉
の効率を考えれば密度が高い方が好ましいので、炭素繊
維マツトは密度で0.008〜0.08g/cm3が好ましい。この嵩
高い炭素繊維マツトは、炭化後場合によつては表面処理
さらにはサイジング処理される。かかるマツトは一般に
はロール状に巻いて保存されるか、あるいは、炭化炉か
ら連続的に含浸機へフイードし、場合によつては連続的
に乾燥してシートとして巻取り保存する。
m、直径4〜20μmであり、例えばメツシユベルトコン
ベア上に堆積させる。堆積密度や量はコンベアの速度と
繊維化の速度を変えコントロールできる。続いて不融化
及び炭化するために堆積密度は空気や窒素ガスが十分流
通するように嵩高い堆積体である必要がある。一方、炉
の効率を考えれば密度が高い方が好ましいので、炭素繊
維マツトは密度で0.008〜0.08g/cm3が好ましい。この嵩
高い炭素繊維マツトは、炭化後場合によつては表面処理
さらにはサイジング処理される。かかるマツトは一般に
はロール状に巻いて保存されるか、あるいは、炭化炉か
ら連続的に含浸機へフイードし、場合によつては連続的
に乾燥してシートとして巻取り保存する。
本発明における炭素繊維マツトは平面的に二次元的に堆
積しているので、マツト平面の垂直方向から圧縮しても
糸の折れ損傷が少なく、1/15位までも圧縮が可能であ
る。圧縮はマツトに樹脂を含浸する前でも後でも良い
が、糸の損失がなく圧縮操作がより容易になる樹脂を含
浸させたシート状体を圧縮する含浸後圧縮の方が好まし
い。圧縮操作は加圧ロールが好ましい。
積しているので、マツト平面の垂直方向から圧縮しても
糸の折れ損傷が少なく、1/15位までも圧縮が可能であ
る。圧縮はマツトに樹脂を含浸する前でも後でも良い
が、糸の損失がなく圧縮操作がより容易になる樹脂を含
浸させたシート状体を圧縮する含浸後圧縮の方が好まし
い。圧縮操作は加圧ロールが好ましい。
本発明のマツトに熱可塑樹脂を含浸させる工程は、マツ
トが十分な破断強度を有する場合には、フイードロー
ル、絞りロール、乾燥機、含浸浴あるいはメルター巻取
りロールなどを備えた含浸装置あるいはホトメルト装置
に通して連続的に行なえる。破断強度が不足の場合に
は、テフロンあるいは金属シート及びメツシユフイルム
を支持ベルトにして同様な装置で行える。また、含浸の
方法も、溶液や融液に浸す方法の他に必要量をパウダー
としてふりかけ含浸する方法は、キスリングロールから
付着含浸する等の方法がある。
トが十分な破断強度を有する場合には、フイードロー
ル、絞りロール、乾燥機、含浸浴あるいはメルター巻取
りロールなどを備えた含浸装置あるいはホトメルト装置
に通して連続的に行なえる。破断強度が不足の場合に
は、テフロンあるいは金属シート及びメツシユフイルム
を支持ベルトにして同様な装置で行える。また、含浸の
方法も、溶液や融液に浸す方法の他に必要量をパウダー
としてふりかけ含浸する方法は、キスリングロールから
付着含浸する等の方法がある。
本発明でいう熱可塑性樹脂とは、熱軟化温度が室温以上
の高分子化合物である。例えば、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセター
ル、ポリスチレン、6−ナイロン、6−6ナイロン、ポ
リスルホン、ポリカーボネート、ポリフエニレンオキサ
イド、ポリフエニレンスルフイド、ポリウレタン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリフエノール樹脂、ABS、ジ
アリルフエノールおよびこれらの混合物がある。この樹
脂中に潤滑材、顔料、ガラスや無機フイラーなど配合し
ても何ら支障ない。これら熱可塑性樹脂中に前記炭素繊
維は、0.5〜60重量%となるように配合されるのが好ま
しい。
の高分子化合物である。例えば、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセター
ル、ポリスチレン、6−ナイロン、6−6ナイロン、ポ
リスルホン、ポリカーボネート、ポリフエニレンオキサ
イド、ポリフエニレンスルフイド、ポリウレタン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリフエノール樹脂、ABS、ジ
アリルフエノールおよびこれらの混合物がある。この樹
脂中に潤滑材、顔料、ガラスや無機フイラーなど配合し
ても何ら支障ない。これら熱可塑性樹脂中に前記炭素繊
維は、0.5〜60重量%となるように配合されるのが好ま
しい。
本発明でいう炭素繊維は、石油系、石炭系を問わず、ま
た等方性、異方性を問わず、ピツチを原料として得られ
る。炭化温度は800℃〜2800℃と変えられ、その結果、
炭素繊維も黒鉛繊維も本発明に有用である。従つて、本
発明の炭素繊維とは、黒鉛繊維をも含むものである。
た等方性、異方性を問わず、ピツチを原料として得られ
る。炭化温度は800℃〜2800℃と変えられ、その結果、
炭素繊維も黒鉛繊維も本発明に有用である。従つて、本
発明の炭素繊維とは、黒鉛繊維をも含むものである。
本発明のシートは、このまゝスタンピングシートとして
スタンピングプレスなど熱圧成型機で成型できる。数mm
のチヨツプを配合したスタンピングシートとは異なり、
より長い炭素繊維が配合されているので、長い繊維によ
るメリツト、例えば補強効果、導電効果などが認められ
る。
スタンピングプレスなど熱圧成型機で成型できる。数mm
のチヨツプを配合したスタンピングシートとは異なり、
より長い炭素繊維が配合されているので、長い繊維によ
るメリツト、例えば補強効果、導電効果などが認められ
る。
また、本発明のシートは、破断して粒体や粉体となし、
押出成形機あるいは射出成型機によつても種々の形に成
形できる。
押出成形機あるいは射出成型機によつても種々の形に成
形できる。
嵩高いマツトへ樹脂を含浸させるため、炭素繊維の含有
量は概して低いものになる。従つて、十分な補強効果を
持たせるためには、既に炭素繊維を含有している粉体や
粒体に必要量の炭素繊維を配合しても良い。配合手段に
は、押出成形機や各種ニーダーがある。
量は概して低いものになる。従つて、十分な補強効果を
持たせるためには、既に炭素繊維を含有している粉体や
粒体に必要量の炭素繊維を配合しても良い。配合手段に
は、押出成形機や各種ニーダーがある。
また、本発明によれば熱可塑性樹脂の物理的強度を上げ
るのみならず、電気電導度や摺動特性を上げることもで
きる。
るのみならず、電気電導度や摺動特性を上げることもで
きる。
次に、本発明を実施例に従つて具体的に説明する。
実施例1 コールタールピツチを調整して得た等方性ピツチを渦流
法で繊維化後、ベルトコンベア上で堆積して操続的に不
融化、次いで1000℃で炭化し、高さ42mm、幅300mmの嵩
高いマツト状炭素繊維を得た。密度は0.02g/cm3、繊維
長さは10〜100mm(中心は約60mm)、糸径は10〜15μ
(中心は13μ)であつた。また、糸の引張強度は80Kg/m
m2、引張弾性率は4Ton/mm2、伸度は1.9%であつた。
法で繊維化後、ベルトコンベア上で堆積して操続的に不
融化、次いで1000℃で炭化し、高さ42mm、幅300mmの嵩
高いマツト状炭素繊維を得た。密度は0.02g/cm3、繊維
長さは10〜100mm(中心は約60mm)、糸径は10〜15μ
(中心は13μ)であつた。また、糸の引張強度は80Kg/m
m2、引張弾性率は4Ton/mm2、伸度は1.9%であつた。
このマツトを1/2厚さにロールで圧縮後、6,6−ナイロン
をメルトさせたメルター中に通し、絞りロールでさらに
1/2厚さに圧縮し、約10mm厚のシートを得た。このナイ
ロンシート中には約10重量%の炭素繊維が含有されてい
た。
をメルトさせたメルター中に通し、絞りロールでさらに
1/2厚さに圧縮し、約10mm厚のシートを得た。このナイ
ロンシート中には約10重量%の炭素繊維が含有されてい
た。
このシートをクラツシヤーにかけ、直径7mmのメツシユ
のふるいにかけ、炭素繊維含有量が約10重量%の粒体を
得た。次に、この粒体2.0Kgと前もつて上記マツトを平
均長8mmにカツトしたチヨツプ570gとをよくタンブラー
で混合し、押出成型機で混練押出しし、チヨツパーで、
長さ4mm、直径1.3mmのペレツトを得た。このペレツトを
射出成型して各種試験片を得た。表−1に結果を示し
た。
のふるいにかけ、炭素繊維含有量が約10重量%の粒体を
得た。次に、この粒体2.0Kgと前もつて上記マツトを平
均長8mmにカツトしたチヨツプ570gとをよくタンブラー
で混合し、押出成型機で混練押出しし、チヨツパーで、
長さ4mm、直径1.3mmのペレツトを得た。このペレツトを
射出成型して各種試験片を得た。表−1に結果を示し
た。
実施例2 実施例1とまつたく同様にして、嵩高い炭素繊維マツト
を得た。密度は0.04g/cm3、厚さは3.0mm、幅は300mm、
繊維長さは20〜60mm(中心は約40mm)、糸径は8〜11μ
(中心は9μ)であつた。糸の物性は実施例1にほゞ等
しかつた。
を得た。密度は0.04g/cm3、厚さは3.0mm、幅は300mm、
繊維長さは20〜60mm(中心は約40mm)、糸径は8〜11μ
(中心は9μ)であつた。糸の物性は実施例1にほゞ等
しかつた。
このマツトを1/3厚さにニードルパンチングして調整
後、縦、横幅共に300mmのマツトとして切出した。一
方、ポリフエニレンスルフイド(フイリツプスペトロー
リアム製)72gを微粉末にして、平滑に敷いたパレツト
にこのマツトをのせ、ステンレス板で押えて、420℃で
2時間加熱した。シートを取出してプレス成型機にか
け、5mmの厚さに熱圧した。このシートからASTM試験方
法の試片を切り出し、物性を測定した結果は、表−2の
通りである。
後、縦、横幅共に300mmのマツトとして切出した。一
方、ポリフエニレンスルフイド(フイリツプスペトロー
リアム製)72gを微粉末にして、平滑に敷いたパレツト
にこのマツトをのせ、ステンレス板で押えて、420℃で
2時間加熱した。シートを取出してプレス成型機にか
け、5mmの厚さに熱圧した。このシートからASTM試験方
法の試片を切り出し、物性を測定した結果は、表−2の
通りである。
実施例3 コールタールピツチを調整して得られた異方性ピツチを
渦流性で繊維化後、ベルトコンベア上で堆積して連続的
に不融化、次いで1100℃で炭化し、高さ30mm、幅300mm
の嵩高いマツト状炭素繊維を得た。密度は0.03g/cm3、
繊維長さは20〜60mm(中心は40mm)、糸径は7〜10μ
(中心は8μ)であつた。また、糸の引張強度は220Kg/
mm2、引張弾性率は11Ton/mm2、伸度は1.3%であつた。
渦流性で繊維化後、ベルトコンベア上で堆積して連続的
に不融化、次いで1100℃で炭化し、高さ30mm、幅300mm
の嵩高いマツト状炭素繊維を得た。密度は0.03g/cm3、
繊維長さは20〜60mm(中心は40mm)、糸径は7〜10μ
(中心は8μ)であつた。また、糸の引張強度は220Kg/
mm2、引張弾性率は11Ton/mm2、伸度は1.3%であつた。
このマツトを1/2厚さにロールで圧縮後、ポリブチレン
テレフタレート(東洋紡製)をメルトさせたメルター中
に通し、絞りロールでさらに1/2厚さに圧縮し、約8mm厚
のシートを得た。このシートの電気抵抗は、体積固有抵
抗で、103〜105Ohm・cmであつた。このシートからASTM
試験方法の試片を切り出し、物性を測定した結果は、表
−3の通りであつた。
テレフタレート(東洋紡製)をメルトさせたメルター中
に通し、絞りロールでさらに1/2厚さに圧縮し、約8mm厚
のシートを得た。このシートの電気抵抗は、体積固有抵
抗で、103〜105Ohm・cmであつた。このシートからASTM
試験方法の試片を切り出し、物性を測定した結果は、表
−3の通りであつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 9/14 7199−3B D04H 1/42 E 7199−3B 1/58 Z 7199−3B // B29C 70/10 (72)発明者 松村 雄次 兵庫県西宮市六軒町2−17−611 (72)発明者 田中 啓八郎 兵庫県伊丹市春日丘4−32−11
Claims (1)
- 【請求項1】粘稠状態にあるピツチを流出オリフイスか
ら流出させ、前記オリフイスの周りに周方向に間隔を置
いて配置した少なくとも3本の気体噴出ノズルから直線
状に高速熱気体流を吹き出させ、ここにおいて前記気体
流の各々は前記ピツチの中心軸線を横断する断面の外周
に沿う接線方向の成分と前記ピツチの流出方向に向つて
先ず前記ピツチの中心軸線に徐々に接近し次に前記中心
軸線から徐々に離れてゆく成分とを有しており、それに
より前記粘稠状態にあるピツチの流出流れが中心軸線の
周りに自転しながら徐々に細まり、繊維状にされ、渦巻
状に飛び出され、引き伸ばされて繊維化される、いわゆ
る渦流法で繊維化され堆積されたピツチ繊維を不融化、
炭化してなる密度が0.008〜0.08g/cm3の嵩高い炭素繊維
マツトに、熱可塑性樹脂を含浸させてシート状になし、
次いで成型加工することを特徴とする炭素繊維強化熱可
塑性樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61104966A JPH075767B2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61104966A JPH075767B2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62263232A JPS62263232A (ja) | 1987-11-16 |
| JPH075767B2 true JPH075767B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14394844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61104966A Expired - Lifetime JPH075767B2 (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075767B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084649A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Teijin Ltd | 炭素繊維複合シート及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP61104966A patent/JPH075767B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62263232A (ja) | 1987-11-16 |
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