JPH075803B2 - 高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方法 - Google Patents
高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方法Info
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- JPH075803B2 JPH075803B2 JP1268676A JP26867689A JPH075803B2 JP H075803 B2 JPH075803 B2 JP H075803B2 JP 1268676 A JP1268676 A JP 1268676A JP 26867689 A JP26867689 A JP 26867689A JP H075803 B2 JPH075803 B2 JP H075803B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高立体規則性ポリプロピレン組成物に関する、
更に詳しくは、結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有し
てなる、透明性に優れた、分子量分布の広い高立体規則
性ポリプロピレン組成物とその製造方法および該組成物
を用いてなる成形品に関する。
更に詳しくは、結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有し
てなる、透明性に優れた、分子量分布の広い高立体規則
性ポリプロピレン組成物とその製造方法および該組成物
を用いてなる成形品に関する。
[従来の技術とその課題] ポリプロピレンは、耐熱性、耐薬品性、電気的性質に優
れており、更に、剛性、引張り強度、光学的特性、加工
性が良好であり、射出成形、押し出し成形、中空成形等
に広く利用されている。
れており、更に、剛性、引張り強度、光学的特性、加工
性が良好であり、射出成形、押し出し成形、中空成形等
に広く利用されている。
しかしながら、公知の通常のポリプロピレンでは、物性
および加工面の限界から用途に制約が見られ、その解決
に向けてポリプロピレンの性能向上、特に高温時の剛性
を強度の保持、耐久性、大型成形品の成形性向上、およ
び透明性の向上が強く望まれている。
および加工面の限界から用途に制約が見られ、その解決
に向けてポリプロピレンの性能向上、特に高温時の剛性
を強度の保持、耐久性、大型成形品の成形性向上、およ
び透明性の向上が強く望まれている。
上記諸性能の向上に関しては、ポリプロピレンの立体規
則性を高くして、耐熱性、剛性、強度等の物性を引き上
げることや、分子量分布が広げて、高分子量部分に依存
する強度、耐久性を高め、押し出し成形や中空成形等の
成形性を改善することや、造核剤を添加して透明性を向
上させる努力が続けられている。
則性を高くして、耐熱性、剛性、強度等の物性を引き上
げることや、分子量分布が広げて、高分子量部分に依存
する強度、耐久性を高め、押し出し成形や中空成形等の
成形性を改善することや、造核剤を添加して透明性を向
上させる努力が続けられている。
本出願人も既に特開昭59−22,913号公報および特開昭63
−191,809号公報(以後、両者を先願発明というとがあ
る。)において広い分子量分布を有する高立体規則性の
ポリプロピレンを提案している。該ポリプロピレンの使
用により、従来公知のポリプロピレンに比較して著しく
高い剛性と耐久性を有する成形品が得られ、一定の用途
分野への使用の拡大が可能となったが、更に剛性の向上
が望まれている。また、該成形品は従来のポリプロピレ
ン成形品と同様に半透明であった。
−191,809号公報(以後、両者を先願発明というとがあ
る。)において広い分子量分布を有する高立体規則性の
ポリプロピレンを提案している。該ポリプロピレンの使
用により、従来公知のポリプロピレンに比較して著しく
高い剛性と耐久性を有する成形品が得られ、一定の用途
分野への使用の拡大が可能となったが、更に剛性の向上
が望まれている。また、該成形品は従来のポリプロピレ
ン成形品と同様に半透明であった。
一方、透明性の向上したポリプロピレンを提供する技術
としては、チタン化合物と有機アルミニウム化合物から
なる触媒を使用して、ビニルシクロヘキサン、4−ビニ
ルシクロヘキセン−1、4,4−ジメチルペンテン−1等
の非直鎖オレフィンを予備重合させた後、プロピレンを
重合させて得られたポリプロピレンを通常のポリプロピ
レンに混合する方法によって得られた、結晶性非直鎖オ
レフィン重合体を含有するポリプロピレン組成物(特開
昭60−139,731号公報、特開昭62−1,738号公報、特開昭
63−68,648号公報等)がある。
としては、チタン化合物と有機アルミニウム化合物から
なる触媒を使用して、ビニルシクロヘキサン、4−ビニ
ルシクロヘキセン−1、4,4−ジメチルペンテン−1等
の非直鎖オレフィンを予備重合させた後、プロピレンを
重合させて得られたポリプロピレンを通常のポリプロピ
レンに混合する方法によって得られた、結晶性非直鎖オ
レフィン重合体を含有するポリプロピレン組成物(特開
昭60−139,731号公報、特開昭62−1,738号公報、特開昭
63−68,648号公報等)がある。
該組成物を用いて得られたポリプロピレン成形品は透明
性においては一定程度の向上は見られるものの、組成物
の製造方法に起因する不均質性といった問題があること
や、不十分な立体規則性と分子量分布が狭いことによ
り、剛性と耐久性に劣るものであった。
性においては一定程度の向上は見られるものの、組成物
の製造方法に起因する不均質性といった問題があること
や、不十分な立体規則性と分子量分布が狭いことによ
り、剛性と耐久性に劣るものであった。
本発明者等は、前述の公知技術の現状に鑑み、通常の成
形方法によって、透明性、剛性、および耐久性の著しく
優れた成形品が得られる、分子量分布が広く、かつ極め
て立体規則性の高いポリプロピレン組成物を見いだすべ
く鋭意研究を重ねた。
形方法によって、透明性、剛性、および耐久性の著しく
優れた成形品が得られる、分子量分布が広く、かつ極め
て立体規則性の高いポリプロピレン組成物を見いだすべ
く鋭意研究を重ねた。
その結果、既述の先願発明のポリプロピレンに代表され
る一定の物性値を有する、特定のポリプロピレンに、結
晶性非直鎖オレフィン重合体を含有せしめたポリプロピ
レン組成物を成形加工すると透明性、剛性、および耐久
性の著しく優れた成形品が得られることを知って本発明
を完成した。
る一定の物性値を有する、特定のポリプロピレンに、結
晶性非直鎖オレフィン重合体を含有せしめたポリプロピ
レン組成物を成形加工すると透明性、剛性、および耐久
性の著しく優れた成形品が得られることを知って本発明
を完成した。
以上の既述から明らかなように本発明の目的は、透明性
に優れた、分子量分布の広い高立体規則性ポリプロピレ
ン組成物とその製造方法および該組成物を用いてなる成
形品を提供するにある。
に優れた、分子量分布の広い高立体規則性ポリプロピレ
ン組成物とその製造方法および該組成物を用いてなる成
形品を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は以下の構成を有する。
(1) (A)有機アルミニウム化合物(A1)若しく
は有機アルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)と
の反応生成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られ
た固体生成物(II)を、直鎖オレフィンで重合処理し、
若しくは重合処理せずに、更に電子供与体(B2)と電子
受容体とを反応させて得られる三塩化チタン組成物(II
I)と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、メルトフローレート(MFR)が0.1
〜100(g/10分、荷重2.16kgf)アイソタクチックペンタ
ッド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平
均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)が7〜30のポリプロピレンと、 (B)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機ア
ルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生
成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生
成物(II)を、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフ
ィンおよび非直鎖オレフィンで1段、若しくは多段に重
合処理し、更に電子供与体(B2)と電子受容体とを反応
させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(IV)
と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体を
含有し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g
/10分、荷重2.18kgf)、アイソタクチックペンタッド分
率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子
量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が
7〜30のポリプロピレン、 とを混合することにより結晶性非直鎖オレフィン重合体
を組成物中に0.1重量ppm〜2重量%含有せしめることを
特徴とする高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方
法。
は有機アルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)と
の反応生成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られ
た固体生成物(II)を、直鎖オレフィンで重合処理し、
若しくは重合処理せずに、更に電子供与体(B2)と電子
受容体とを反応させて得られる三塩化チタン組成物(II
I)と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、メルトフローレート(MFR)が0.1
〜100(g/10分、荷重2.16kgf)アイソタクチックペンタ
ッド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平
均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)が7〜30のポリプロピレンと、 (B)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機ア
ルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生
成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生
成物(II)を、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフ
ィンおよび非直鎖オレフィンで1段、若しくは多段に重
合処理し、更に電子供与体(B2)と電子受容体とを反応
させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(IV)
と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体を
含有し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g
/10分、荷重2.18kgf)、アイソタクチックペンタッド分
率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子
量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が
7〜30のポリプロピレン、 とを混合することにより結晶性非直鎖オレフィン重合体
を組成物中に0.1重量ppm〜2重量%含有せしめることを
特徴とする高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方
法。
(2)有機アルミニウム化合物(A1)として、一般式が AlR8pR9 p′X3−(p+p′)(式中、R8,R9はアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基等の炭化水素基ま
たはアルコキシ基を、Xはハロゲンを表わし、またp,
p′は0<p+p′≦3の任意の数を表わす。)で表わ
される有機アルミニウム化合物を用いる前記第1項に記
載の製造方法。
ル基、シクロアルキル基、アリール基等の炭化水素基ま
たはアルコキシ基を、Xはハロゲンを表わし、またp,
p′は0<p+p′≦3の任意の数を表わす。)で表わ
される有機アルミニウム化合物を用いる前記第1項に記
載の製造方法。
(3)非直鎖オレフィンとして、次式、 CH2=CH−R1 (式中、R1はケイ素を含んでいてもよい炭化水素の飽和
環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい炭素数3
から18までの含飽和環炭化水素基を表わす。)で示され
る含飽和環炭化水素単量体を用いる前記第1項に記載の
製造方法。
環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい炭素数3
から18までの含飽和環炭化水素基を表わす。)で示され
る含飽和環炭化水素単量体を用いる前記第1項に記載の
製造方法。
(4)非直鎖オレフィンとして、次式、 (式中、R2はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から3
までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R3,R4,
R5はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖
状炭化水素基を表わすが、R3,R4,R5のいずれか1個は水
素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン類を用
いる前記第1項に記載の製造方法。
までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R3,R4,
R5はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖
状炭化水素基を表わすが、R3,R4,R5のいずれか1個は水
素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン類を用
いる前記第1項に記載の製造方法。
(5)非直鎖オレフィンとして、次式、 (式中、nは0,1、mは1,2のいずれかであり、R6はケイ
素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状炭化水
素基を表わし、R7はケイ素を含んでいてもよい炭素数1
から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲンを表わ
し、mが2の時、各R7は同一でも異なっていてもよ
い。)で示される芳香族系単量体を用いる前記第1項に
記載の製造方法。
素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状炭化水
素基を表わし、R7はケイ素を含んでいてもよい炭素数1
から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲンを表わ
し、mが2の時、各R7は同一でも異なっていてもよ
い。)で示される芳香族系単量体を用いる前記第1項に
記載の製造方法。
(6)有機アルミニウム化合物(A2)として、ジアルキ
ルアルミニウムモノハライドを用いる前記第1項に記載
の製造方法。
ルアルミニウムモノハライドを用いる前記第1項に記載
の製造方法。
(7)三塩化チタン組成物(III)に代えて、三塩化チ
タン組成物(III)と有機アルミニウム化合物を組み合
わせ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化した触
媒成分を使用する前記第1項に記載の製造方法。
タン組成物(III)と有機アルミニウム化合物を組み合
わせ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化した触
媒成分を使用する前記第1項に記載の製造方法。
(8)三塩化チタン組成物(IV)に代えて、三塩化チタ
ン組成物(IV)と有機アルミニウム化合物を組み合わ
せ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化した触媒
成分を使用する前記第1項に記載の製造方法。
ン組成物(IV)と有機アルミニウム化合物を組み合わ
せ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化した触媒
成分を使用する前記第1項に記載の製造方法。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組成物は、結
晶性非直鎖オレフィン重合体を含有する、分子量分布が
広く立体規則性のきわめて高いポリプロピレン組成物で
あるが、その製造方法について説明する。
晶性非直鎖オレフィン重合体を含有する、分子量分布が
広く立体規則性のきわめて高いポリプロピレン組成物で
あるが、その製造方法について説明する。
本発明に係る高立体規則性ポリプロピレンの製造方法と
しては、例えば次の(1)〜(3)が挙げられる。
しては、例えば次の(1)〜(3)が挙げられる。
(1)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機ア
ルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生
成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生
成物(II)を、直鎖オレフィンで重合処理し、若しくは
重合処理せずに、更に電子供与体(B2)と電子受容体と
を反応させて得られる三塩化チタン組成物(III)と
有機アルミニウム化合物(A2)および芳香族カルボン
酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結合および/ま
たはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)、を
組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重合して得られ
た、メルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g/10分、
荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量
に対する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7
〜30のポリプロピレンと、(以後、ポリプロピレン
(A)と省略していうことがある。)にチーグラー・ナ
ッタ触媒を使用して非直鎖オレフィンを重合して得られ
た結晶性非直鎖オレフィン重合体を混合する方法。
ルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生
成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生
成物(II)を、直鎖オレフィンで重合処理し、若しくは
重合処理せずに、更に電子供与体(B2)と電子受容体と
を反応させて得られる三塩化チタン組成物(III)と
有機アルミニウム化合物(A2)および芳香族カルボン
酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結合および/ま
たはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)、を
組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重合して得られ
た、メルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g/10分、
荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量
に対する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7
〜30のポリプロピレンと、(以後、ポリプロピレン
(A)と省略していうことがある。)にチーグラー・ナ
ッタ触媒を使用して非直鎖オレフィンを重合して得られ
た結晶性非直鎖オレフィン重合体を混合する方法。
(2)ポリプロピレン(A)と、ポリプロピレン(A)
を得るのに使用したものと同様な触媒を用いて、非直鎖
オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレ
フィンで該触媒を1段、若しくは多段に予備活性化処理
した後、プロピレンを重合して得られた結晶性非直鎖オ
レフィン重合体を含有したメルトフローレート(MFR)
が0.1〜100(g/10分、荷重2.16kgf)、アイソタクチッ
クペンタッド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子
量の数平均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均
分子量(Q)が7〜30のポリプロピレンを混合する方
法。
を得るのに使用したものと同様な触媒を用いて、非直鎖
オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレ
フィンで該触媒を1段、若しくは多段に予備活性化処理
した後、プロピレンを重合して得られた結晶性非直鎖オ
レフィン重合体を含有したメルトフローレート(MFR)
が0.1〜100(g/10分、荷重2.16kgf)、アイソタクチッ
クペンタッド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子
量の数平均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均
分子量(Q)が7〜30のポリプロピレンを混合する方
法。
(3)ポリプロピレン(A)と、有機アルミニウム化
合物(A1)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)と電
子供与体(B1)との反応生成物(I)に四塩化チタンを
反応させて得られた固体生成物(II)を、非直鎖オレフ
ィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィン
で1段、若しくは多段に重合処理し、更に電子供与体
(B2)と電子受容体とを反応させて得られる三塩化チタ
ン組成物(IV)と有機アルミニウム化合物(A2)およ
び芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O
−C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ
素化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレ
ンを重合して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体
を含有し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100
(g/10分、荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッ
ド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均
分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)が7〜30のポリプロピレン(以後、ポリプロピレ
ン(B)と省略していうことがある。)を混合する方
法。
合物(A1)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)と電
子供与体(B1)との反応生成物(I)に四塩化チタンを
反応させて得られた固体生成物(II)を、非直鎖オレフ
ィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィン
で1段、若しくは多段に重合処理し、更に電子供与体
(B2)と電子受容体とを反応させて得られる三塩化チタ
ン組成物(IV)と有機アルミニウム化合物(A2)およ
び芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O
−C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ
素化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレ
ンを重合して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体
を含有し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100
(g/10分、荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッ
ド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均
分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)が7〜30のポリプロピレン(以後、ポリプロピレ
ン(B)と省略していうことがある。)を混合する方
法。
しかし、組成物の均質性、および該組成物を用いて製造
された成形品の透明性と剛性の面から、(3)の方法が
最も好ましい。次に(3)の方法について更に詳述す
る。
された成形品の透明性と剛性の面から、(3)の方法が
最も好ましい。次に(3)の方法について更に詳述す
る。
ポリプロピレン(A)を製造する方法は、既述の先願発
明の明細書や本出願人の他の出願に係る特開昭58−104,
907号公報、特開昭63−121,523号、特願昭63−123,673
号、特願昭63−136,821号の各明細書に詳しいがその内
容は以下の通りである。
明の明細書や本出願人の他の出願に係る特開昭58−104,
907号公報、特開昭63−121,523号、特願昭63−123,673
号、特願昭63−136,821号の各明細書に詳しいがその内
容は以下の通りである。
ポリプロピレン(A)を製造するのに用いる三塩化チタ
ン組成物(III)の調製は次のように行う。
ン組成物(III)の調製は次のように行う。
まず、有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機アル
ミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生成
物(I)に四塩化チタンを反応させて固体生成物(II)
を得る。
ミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生成
物(I)に四塩化チタンを反応させて固体生成物(II)
を得る。
反応生成物(I)を得るために有機アルミニウム化合物
(A1)と電子供与体(B1)との反応は、溶媒(D)中で
−20℃〜200℃、好ましくは−10℃〜100℃で30秒〜5時
間行なう。
(A1)と電子供与体(B1)との反応は、溶媒(D)中で
−20℃〜200℃、好ましくは−10℃〜100℃で30秒〜5時
間行なう。
(A1)、(B1)、(D)の添加順序に制限はなく、使用
する量比は有機アルミニウム1モルに対し、電子供与体
0.1〜8モル、好ましくは1〜4モル、溶媒0.5〜5、
好ましくは0.5〜2が適当である。溶媒としては脂肪
族炭化水素が好ましい。かくして反応生成物(I)が得
られる。反応生成物(I)は分離をしないで反応終了し
たままの液状態(反応生成液(I)と言うことがある)
でつぎの反応に供することができる。
する量比は有機アルミニウム1モルに対し、電子供与体
0.1〜8モル、好ましくは1〜4モル、溶媒0.5〜5、
好ましくは0.5〜2が適当である。溶媒としては脂肪
族炭化水素が好ましい。かくして反応生成物(I)が得
られる。反応生成物(I)は分離をしないで反応終了し
たままの液状態(反応生成液(I)と言うことがある)
でつぎの反応に供することができる。
次に反応生成物(I)、若しくは有機アルミニウム化合
物(A1)と四塩化チタン(C)との反応は、0〜200
℃、好ましくは10〜90℃で5分〜8時間行なう。溶媒は
用いない方が好ましいが、脂肪族又は芳香族炭化水素を
用いることは出来る。(A1)若しくは(I)、(C)及
び溶媒の混合は任意の順で行えばよく、全量の混合は5
時間以内に終了するのが好ましい。
物(A1)と四塩化チタン(C)との反応は、0〜200
℃、好ましくは10〜90℃で5分〜8時間行なう。溶媒は
用いない方が好ましいが、脂肪族又は芳香族炭化水素を
用いることは出来る。(A1)若しくは(I)、(C)及
び溶媒の混合は任意の順で行えばよく、全量の混合は5
時間以内に終了するのが好ましい。
反応に用いるそれぞれの使用量は四塩化チタン1モルに
対し、溶媒は0〜3,000ml、有機アルミニウム化合物(A
1)若しくは反応生成物(I)は、該(A1)若しくは該
(I)中のAl原子数と四塩化チタン中のTi原子数の比
(Al/Ti)で0.05〜10、好ましくは0.06〜0.3である。
対し、溶媒は0〜3,000ml、有機アルミニウム化合物(A
1)若しくは反応生成物(I)は、該(A1)若しくは該
(I)中のAl原子数と四塩化チタン中のTi原子数の比
(Al/Ti)で0.05〜10、好ましくは0.06〜0.3である。
反応終了後は濾別又はデカンテーションにより液状部分
を分離除去した後、更に溶媒で洗浄を繰り返した後、得
られた固体生成物(II)を、溶媒に懸濁状態のまま次の
工程に使用しても良く、更に乾燥して固形物として取り
出して使用しても良い。
を分離除去した後、更に溶媒で洗浄を繰り返した後、得
られた固体生成物(II)を、溶媒に懸濁状態のまま次の
工程に使用しても良く、更に乾燥して固形物として取り
出して使用しても良い。
又、この有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生
成物(I)と四塩化チタンとを反応させて得られる固体
生成物(II)を直鎖オレフィンで重合処理して、次の反
応に用いることも可能である。
成物(I)と四塩化チタンとを反応させて得られる固体
生成物(II)を直鎖オレフィンで重合処理して、次の反
応に用いることも可能である。
なお、本発明で「重合処理する」とは、直鎖オレフィン
若しくは非直鎖オレフィンを重合可能な条件下に固体生
成物(II)に接触せしめて直鎖オレフィン若しくは非直
鎖オレフィンを重合せしめることをいう。
若しくは非直鎖オレフィンを重合可能な条件下に固体生
成物(II)に接触せしめて直鎖オレフィン若しくは非直
鎖オレフィンを重合せしめることをいう。
ここで直鎖オレフィンで重合処理する方法としては、 (1)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成
物(I)と四塩化チタンとの反応の任意の過程で直鎖オ
レフィンを添加して固体生成物(II)を重合処理する方
法、 (2)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成
物(I)と四塩化チタンとの反応終了後、直鎖オレフィ
ンを添加して固体生成物(II)を重合処理する方法、 (3)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成
物(I)と四塩化チタンとの反応終了後、濾別又はデカ
ンテーションにより液状部分を分離除去した後、得られ
た固体生成物(II)を溶媒に懸濁させ、更に有機アルミ
ニウム化合物、直鎖オレフィンを添加し、重合処理する
方法がある。
物(I)と四塩化チタンとの反応の任意の過程で直鎖オ
レフィンを添加して固体生成物(II)を重合処理する方
法、 (2)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成
物(I)と四塩化チタンとの反応終了後、直鎖オレフィ
ンを添加して固体生成物(II)を重合処理する方法、 (3)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成
物(I)と四塩化チタンとの反応終了後、濾別又はデカ
ンテーションにより液状部分を分離除去した後、得られ
た固体生成物(II)を溶媒に懸濁させ、更に有機アルミ
ニウム化合物、直鎖オレフィンを添加し、重合処理する
方法がある。
有機アルミニウム化合物(A1)若しくは反応生成物
(I)と四塩化チタンとの反応の任意の過程で直鎖オレ
フィンを添加する場合及び有機アルミニウム化合物
(A1)若しくは反応生成物(I)と四塩化チタンとの反
応終了後、直鎖オレフィンを添加する場合は、反応温度
30〜90℃で5分〜10時間、直鎖オレフィンを大気圧で通
すか10kg/cm2G以下の圧力になるように添加する。
(I)と四塩化チタンとの反応の任意の過程で直鎖オレ
フィンを添加する場合及び有機アルミニウム化合物
(A1)若しくは反応生成物(I)と四塩化チタンとの反
応終了後、直鎖オレフィンを添加する場合は、反応温度
30〜90℃で5分〜10時間、直鎖オレフィンを大気圧で通
すか10kg/cm2G以下の圧力になるように添加する。
添加する直鎖オレフィンの量は、固体生成物(II)100g
に対し、10〜5,000gの直鎖オレフィンを用い、0.05g〜
1,000g重合させることが望ましい。
に対し、10〜5,000gの直鎖オレフィンを用い、0.05g〜
1,000g重合させることが望ましい。
直鎖オレフィンによる重合処理を、有機アルミニウム化
合物(A1)若しくは反応生成物(I)と四塩化チタンと
の反応終了後、濾別又はデカンテーションにより液状部
分を分離除去した後、得られた固体生成物(II)を溶媒
に懸濁させてから行う場合には、固体生成物(II)100g
に対して、溶媒100ml〜2,000ml、有機アルミニウム化合
物0.5g〜5,000gを加え、反応温度30〜90℃で5分〜10時
間、直鎖オレフィンを0〜10kg/cm2Gで10〜5,000gを加
え、0.05〜1,000g重合させることが望ましい。
合物(A1)若しくは反応生成物(I)と四塩化チタンと
の反応終了後、濾別又はデカンテーションにより液状部
分を分離除去した後、得られた固体生成物(II)を溶媒
に懸濁させてから行う場合には、固体生成物(II)100g
に対して、溶媒100ml〜2,000ml、有機アルミニウム化合
物0.5g〜5,000gを加え、反応温度30〜90℃で5分〜10時
間、直鎖オレフィンを0〜10kg/cm2Gで10〜5,000gを加
え、0.05〜1,000g重合させることが望ましい。
溶媒は脂肪族炭化水素が好ましく、有機アルミニウム化
合物(A1)に用いたものと同じであっても、異なったも
のでも良い。反応終了後は、濾別又はデカンテーション
により液状部分を分離除去した、更に溶媒で洗浄を繰り
返した後、得られた重合処理を施した固体生成物(以下
固体生成物(II−A)と呼ぶことがある)を、溶媒に懸
濁状態のままつぎの工程に使用しても良く、更に乾燥し
て固形物として取り出して使用しても良い。
合物(A1)に用いたものと同じであっても、異なったも
のでも良い。反応終了後は、濾別又はデカンテーション
により液状部分を分離除去した、更に溶媒で洗浄を繰り
返した後、得られた重合処理を施した固体生成物(以下
固体生成物(II−A)と呼ぶことがある)を、溶媒に懸
濁状態のままつぎの工程に使用しても良く、更に乾燥し
て固形物として取り出して使用しても良い。
固体生成物(II)又は(II−A)は、ついでこれに電子
供与体(B2)と電子受容体(F)とを反応させる。この
反応は溶媒を用いることなく行うことができるが、脂肪
族炭化水素を用いる方が好ましい結果が得られる。
供与体(B2)と電子受容体(F)とを反応させる。この
反応は溶媒を用いることなく行うことができるが、脂肪
族炭化水素を用いる方が好ましい結果が得られる。
使用する量は固体生成物(II)又は(II−A)100gに対
して、(B2)0.1g〜1,000g、好ましくは0.5g〜200g、
(F)0.1g〜1,000g、好ましくは0.2g〜500g、溶媒0〜
3,000ml、好ましくは100〜1,000mlである、反応方法と
しては、固体生成物(II)または(II−A)に電子供
与体(B2)および電子受容体(F)を同時に反応させる
方法、(II)または(II−A)に(F)を反応させた
後、(B2)を反応させる方法、(II)または(II−
A)に(B2)を反応させた後、(F)を反応させる方
法、(B2)と(F)を反応させた後、(II)または
(II−A)を反応させる方法があるがいずれの方法でも
良い。
して、(B2)0.1g〜1,000g、好ましくは0.5g〜200g、
(F)0.1g〜1,000g、好ましくは0.2g〜500g、溶媒0〜
3,000ml、好ましくは100〜1,000mlである、反応方法と
しては、固体生成物(II)または(II−A)に電子供
与体(B2)および電子受容体(F)を同時に反応させる
方法、(II)または(II−A)に(F)を反応させた
後、(B2)を反応させる方法、(II)または(II−
A)に(B2)を反応させた後、(F)を反応させる方
法、(B2)と(F)を反応させた後、(II)または
(II−A)を反応させる方法があるがいずれの方法でも
良い。
反応条件は、上述の、の方法においては、40℃〜20
0℃、好ましくは50℃〜100℃で30秒〜5時間反応させる
ことが望ましく、の方法においては(II)または(II
−A)と(B2)の反応を0℃〜50℃で1分〜3時間反応
させた後、(F)とは前記、と同様な条件下で反応
させる。またの方法においては(B2)と(F)を10℃
〜100℃で30分〜2時間反応させた後、40℃以下に冷却
し、(II)または(II−A)を添加した後、前記、
と同様な条件下で反応させる。
0℃、好ましくは50℃〜100℃で30秒〜5時間反応させる
ことが望ましく、の方法においては(II)または(II
−A)と(B2)の反応を0℃〜50℃で1分〜3時間反応
させた後、(F)とは前記、と同様な条件下で反応
させる。またの方法においては(B2)と(F)を10℃
〜100℃で30分〜2時間反応させた後、40℃以下に冷却
し、(II)または(II−A)を添加した後、前記、
と同様な条件下で反応させる。
固体生成物(II)または(II−A)、(B2)、および
(F)の反応終了後は濾別またはデカンテーションによ
り液状部分を分離除去した後、更に溶媒で洗浄を繰り返
し、ポリプロピレン(A)の製造に用いる三塩化チタン
組成物(III)が得られる。
(F)の反応終了後は濾別またはデカンテーションによ
り液状部分を分離除去した後、更に溶媒で洗浄を繰り返
し、ポリプロピレン(A)の製造に用いる三塩化チタン
組成物(III)が得られる。
三塩化チタン組成物(III)の製造に使用する有機アル
ミニウム化合物(A1)としては、一般式がAlR8pR9 p′
X3−(p+p′)(式中、R8,R9はアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基で示される炭化水素基または
アルコキシ基を、Xはハロゲンを表わし、またp,p′は
0<p+p′≦3の任意の数を表わす。)で表わされる
有機アルミニウム化合物が使用される。
ミニウム化合物(A1)としては、一般式がAlR8pR9 p′
X3−(p+p′)(式中、R8,R9はアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基で示される炭化水素基または
アルコキシ基を、Xはハロゲンを表わし、またp,p′は
0<p+p′≦3の任意の数を表わす。)で表わされる
有機アルミニウム化合物が使用される。
その具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエ
チルアルミニウム、トリn−プロピルアルミニウム、ト
リn−ブチルアルミニウム、トリi−ブチルアルミニウ
ム、トリn−ヘキシルアルミニウム、トリi−ヘキシル
アルミニウム、トリ2−メチルペンチルアルミニウム、
トリn−オクチルアルミニウム、トリn−デシルアルミ
ニウム等のトリアルキルアルミニウム類、ジエチルアル
ミニウムモノクロライド、ジn−プロピルアルミニウム
モノクロライド、ジi−ブチルアルミニウムモノクロラ
イド、ジエチルアルミニウムモノフルオライド、ジエチ
ルアルミニウムモノブロマイド、ジエチルアルミニウム
モノアイオダイド等のジアルキルアルミニウムモノハラ
イド類、ジエチルアルミニウムハイドライド等のジアル
キルアルミニウムハイドライド類、メチルアルミニウム
セスキクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライ
ド等のアルキルアルミニウムセスキハライド類、エチル
アルミニウムジクロライド、i−ブチルアルミニウムジ
クロライド等のモノアルキルアルミニウムジハライド類
などがあげられ、他にモノエトキシジエチルアルミニウ
ム、ジエトキシモノエチルアルミニウム等のアルコキシ
アルキルアルミニウム類を用いることもできる。
チルアルミニウム、トリn−プロピルアルミニウム、ト
リn−ブチルアルミニウム、トリi−ブチルアルミニウ
ム、トリn−ヘキシルアルミニウム、トリi−ヘキシル
アルミニウム、トリ2−メチルペンチルアルミニウム、
トリn−オクチルアルミニウム、トリn−デシルアルミ
ニウム等のトリアルキルアルミニウム類、ジエチルアル
ミニウムモノクロライド、ジn−プロピルアルミニウム
モノクロライド、ジi−ブチルアルミニウムモノクロラ
イド、ジエチルアルミニウムモノフルオライド、ジエチ
ルアルミニウムモノブロマイド、ジエチルアルミニウム
モノアイオダイド等のジアルキルアルミニウムモノハラ
イド類、ジエチルアルミニウムハイドライド等のジアル
キルアルミニウムハイドライド類、メチルアルミニウム
セスキクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライ
ド等のアルキルアルミニウムセスキハライド類、エチル
アルミニウムジクロライド、i−ブチルアルミニウムジ
クロライド等のモノアルキルアルミニウムジハライド類
などがあげられ、他にモノエトキシジエチルアルミニウ
ム、ジエトキシモノエチルアルミニウム等のアルコキシ
アルキルアルミニウム類を用いることもできる。
これらの有機アルミニウム化合物は2種類以上を混合し
て用いることもできる。
て用いることもできる。
三塩化チタン組成物(III)の製造に用いる電子供与体
としては、以下に示す種々のものが示されるが、
(B1)、(B2)としてはエーテル類を主体に用い、他の
電子供与体はエーテル類と共用するのが好ましい。
としては、以下に示す種々のものが示されるが、
(B1)、(B2)としてはエーテル類を主体に用い、他の
電子供与体はエーテル類と共用するのが好ましい。
電子供与体として用いられるものは、酸素、窒素、硫
黄、燐のいずれかの原子を有する有機化合物、すなわ
ち、エーテル類、アルコール類、エステル類、アルデヒ
ド類、脂肪酸類、ケトン類、ニトリル類、アミン類、ア
ミド類、尿素又はチオ尿素類、イソシアネート類、アゾ
化合物、ホスフィン類、ホスファイト類、ホスフィナイ
ト類、硫化水素又はチオエーテル類、チオアルコール類
などである。
黄、燐のいずれかの原子を有する有機化合物、すなわ
ち、エーテル類、アルコール類、エステル類、アルデヒ
ド類、脂肪酸類、ケトン類、ニトリル類、アミン類、ア
ミド類、尿素又はチオ尿素類、イソシアネート類、アゾ
化合物、ホスフィン類、ホスファイト類、ホスフィナイ
ト類、硫化水素又はチオエーテル類、チオアルコール類
などである。
具体例としては、ジエチルエーテル、ジn−プロピルエ
ーテル、ジn−ブチルエーテル、ジイソアミルエーテ
ル、ジn−ペンチルエーテル、ジn−ヘキシルエーテ
ル、ジi−ヘキシルエーテル、ジn−オクチルエーテ
ル、ジi−オクチルエーテル、ジn−ドデシルエーテ
ル、ジフェニルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノール、オクタノール、フェノール、
クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、ナフト
ール等のアルコール類、若しくはフェノール類、メタク
リル酸メチル、酢酸エチル、ギ酸ブチル、酢酸アミル、
酪酸ビニル、酢酸ビニル、安息香酸エチル、安息香酸プ
ロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安息香酸
2−エチルヘキシル、トルイル酸メチル、トルイル酸エ
チル、トルイル酸2−エチルヘキシル、アニス酸メチ
ル、アニス酸エチル、アニス酸プロピル、ケイ皮酸エチ
ル、ナフトエ酸メチル、ナフトエ酸エチル、ナフトエ酸
プロピル、ナフトエ酸ブチル、ナフトエ酸2−エチルヘ
キシル、フェニル酢酸エチルなどのエステル類、アセト
アルデヒド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒド類、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、修酸、こはく酸、アク
リル酸、マレイン酸などの脂肪酸、安息香酸などの芳香
族酸、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
ベンゾフェノンなどのケトン類、アセトニトリル等のニ
トリル類、メチルアミン、ジエチルアミン、トリブチル
アミン、トリエタノールアミン、β(N,N−ジメチルア
ミノ)エタノール、ピリジン、キノリン、α−ピコリ
ン、2,4,6−トリメチルピリジン、N,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン、アニリン、ジメチルアニリン
などのアミン類、ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド、N,N,N′,N′,N″−ペンタメチル−N′−β
−ジメチルアミノメチルリン酸トリアミド、オクタメチ
ルピロホスホルアミドのアミド類、 N,N,N′,N′−テトラメチル尿素等の尿素類、フェニル
イソシアネート、トルイルイソシアネートなどのイソシ
アネート類、アゾベンゼンなどのアゾ化合物、エチルホ
スフィン、トリエチルホスフィン、トリn−ブチルホス
フィン、トリn−オクチルホスフィン、トリフェニルホ
スフィン、ソリフェニルホスフィンオキシドなどのホス
フィン類、ジメチルホスファイトン、ジn−オクチルホ
スファイト、トリエチルホスファイト、トリn−ブチル
ホスファイト、トリフェニルホスファイトなどのホスフ
ァイト類、エチルジエチルホスフィナイト、エチルジブ
チルホスフィナイト、フェニルジフェニルホスフィナイ
トなどのホスフィナイト類、 ジエチルチオエーテル、ジフェニルチオエーテル、メチ
ルフェニルチオエーテル、エチレンサルファイド、プロ
ピレンサルファイドなどのチオエーテル類、エチルチオ
アルコール、n−プロピルチオアルコール、チオフェノ
ールなどのチオアルコール類などをあげることもでき
る。
ーテル、ジn−ブチルエーテル、ジイソアミルエーテ
ル、ジn−ペンチルエーテル、ジn−ヘキシルエーテ
ル、ジi−ヘキシルエーテル、ジn−オクチルエーテ
ル、ジi−オクチルエーテル、ジn−ドデシルエーテ
ル、ジフェニルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノール、オクタノール、フェノール、
クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、ナフト
ール等のアルコール類、若しくはフェノール類、メタク
リル酸メチル、酢酸エチル、ギ酸ブチル、酢酸アミル、
酪酸ビニル、酢酸ビニル、安息香酸エチル、安息香酸プ
ロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安息香酸
2−エチルヘキシル、トルイル酸メチル、トルイル酸エ
チル、トルイル酸2−エチルヘキシル、アニス酸メチ
ル、アニス酸エチル、アニス酸プロピル、ケイ皮酸エチ
ル、ナフトエ酸メチル、ナフトエ酸エチル、ナフトエ酸
プロピル、ナフトエ酸ブチル、ナフトエ酸2−エチルヘ
キシル、フェニル酢酸エチルなどのエステル類、アセト
アルデヒド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒド類、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、修酸、こはく酸、アク
リル酸、マレイン酸などの脂肪酸、安息香酸などの芳香
族酸、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
ベンゾフェノンなどのケトン類、アセトニトリル等のニ
トリル類、メチルアミン、ジエチルアミン、トリブチル
アミン、トリエタノールアミン、β(N,N−ジメチルア
ミノ)エタノール、ピリジン、キノリン、α−ピコリ
ン、2,4,6−トリメチルピリジン、N,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン、アニリン、ジメチルアニリン
などのアミン類、ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド、N,N,N′,N′,N″−ペンタメチル−N′−β
−ジメチルアミノメチルリン酸トリアミド、オクタメチ
ルピロホスホルアミドのアミド類、 N,N,N′,N′−テトラメチル尿素等の尿素類、フェニル
イソシアネート、トルイルイソシアネートなどのイソシ
アネート類、アゾベンゼンなどのアゾ化合物、エチルホ
スフィン、トリエチルホスフィン、トリn−ブチルホス
フィン、トリn−オクチルホスフィン、トリフェニルホ
スフィン、ソリフェニルホスフィンオキシドなどのホス
フィン類、ジメチルホスファイトン、ジn−オクチルホ
スファイト、トリエチルホスファイト、トリn−ブチル
ホスファイト、トリフェニルホスファイトなどのホスフ
ァイト類、エチルジエチルホスフィナイト、エチルジブ
チルホスフィナイト、フェニルジフェニルホスフィナイ
トなどのホスフィナイト類、 ジエチルチオエーテル、ジフェニルチオエーテル、メチ
ルフェニルチオエーテル、エチレンサルファイド、プロ
ピレンサルファイドなどのチオエーテル類、エチルチオ
アルコール、n−プロピルチオアルコール、チオフェノ
ールなどのチオアルコール類などをあげることもでき
る。
これらの電子供与体は混合して使用することもできる。
反応生成物(I)を得るための電子供与体(B1)、固体
生成物(II−A)に反応させる(B2)のそれぞれは同じ
であっても異なっていてもよい。
反応生成物(I)を得るための電子供与体(B1)、固体
生成物(II−A)に反応させる(B2)のそれぞれは同じ
であっても異なっていてもよい。
三塩化チタン(III)の製造に用いる電子受容体(F)
は周期律表III〜VI族の元素のハロゲン化物に代表され
る。具体例としては、無水塩化アルミニウム、四塩化ケ
イ素、塩化第一スズ、塩化第二スズ、四塩化チタン、四
塩化ジルコニウム、三塩化リン、五塩化リン、四塩化バ
ナジウム、五塩化アンチモンなどがあげられ、これらは
混合して用いることもできる。最も好ましいのは四塩化
チタンである。
は周期律表III〜VI族の元素のハロゲン化物に代表され
る。具体例としては、無水塩化アルミニウム、四塩化ケ
イ素、塩化第一スズ、塩化第二スズ、四塩化チタン、四
塩化ジルコニウム、三塩化リン、五塩化リン、四塩化バ
ナジウム、五塩化アンチモンなどがあげられ、これらは
混合して用いることもできる。最も好ましいのは四塩化
チタンである。
溶媒としてはつぎのものが用いられる。脂肪族炭化水素
としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、i−オクタン等が示され、また、脂
肪族炭化水素の代りに、またはそれと共に、四塩化炭
素、クロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエチレン等のハロゲン化炭素水素も用
いることができる。
としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、i−オクタン等が示され、また、脂
肪族炭化水素の代りに、またはそれと共に、四塩化炭
素、クロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエチレン等のハロゲン化炭素水素も用
いることができる。
芳香族化合物として、ナフタリン等の芳香族炭化水素、
及びその誘導体であるメシチレン、デュレン、エチルベ
ンゼン、イソプロピルベンゼン、2−エチルナフタリ
ン、1−フェニルナフタリン等のアルキル置換体、モノ
クロルベンゼン、クロルトルエン、クロルキシレン、ク
ロルエチルベンゼン、ジクロルベンゼン、ブロムベンゼ
ン等のハロゲン化物等が示される。
及びその誘導体であるメシチレン、デュレン、エチルベ
ンゼン、イソプロピルベンゼン、2−エチルナフタリ
ン、1−フェニルナフタリン等のアルキル置換体、モノ
クロルベンゼン、クロルトルエン、クロルキシレン、ク
ロルエチルベンゼン、ジクロルベンゼン、ブロムベンゼ
ン等のハロゲン化物等が示される。
重合処理に用いる直鎖オレフィンとしては、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1等の直鎖オレフィンが用いられ、特に
エチレン、プロピレンが好ましく用いられる。これらの
直鎖オレフィンは1種以上が用いられる。
プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1等の直鎖オレフィンが用いられ、特に
エチレン、プロピレンが好ましく用いられる。これらの
直鎖オレフィンは1種以上が用いられる。
以上の様にして得られた三塩化チタン組成物(III)と
有機アルミニウム化合物(A2)、および芳香族カルボン
酸エステル(E)あるいはSi−O−C結合および/また
はメルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)とを後
述する所定量でもって組み合せ、本発明のポリプロピレ
ンの製造に使用する触媒とするか、更に好ましくは、オ
レフィンを反応させて予備活性化した触媒として使用す
る。
有機アルミニウム化合物(A2)、および芳香族カルボン
酸エステル(E)あるいはSi−O−C結合および/また
はメルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)とを後
述する所定量でもって組み合せ、本発明のポリプロピレ
ンの製造に使用する触媒とするか、更に好ましくは、オ
レフィンを反応させて予備活性化した触媒として使用す
る。
予備活性化は、三塩化チタン組成物(III)1gに対し、
有機アルミニウム化合物0.005g〜500g、溶媒0〜50、
水素0〜1,000ml及びオレフィン0.01g〜5,000g、好まし
くは0.05g〜3,000gを用い、0℃〜100℃で1分〜20時
間、オレフィンを反応させ、三塩化チタン組成物(II
I)1g当り0.01g〜2,000g、好ましくは0.05g〜200gのオ
レフィンを重合させる事が望ましい。
有機アルミニウム化合物0.005g〜500g、溶媒0〜50、
水素0〜1,000ml及びオレフィン0.01g〜5,000g、好まし
くは0.05g〜3,000gを用い、0℃〜100℃で1分〜20時
間、オレフィンを反応させ、三塩化チタン組成物(II
I)1g当り0.01g〜2,000g、好ましくは0.05g〜200gのオ
レフィンを重合させる事が望ましい。
予備活性化の為のオレフィンの反応は、n−ペンタン、
n−ヘキサン、n−ヘプタン、トルエン等の脂肪族また
は芳香族炭化水素溶媒中でも、また溶媒を用いないで液
化プロピレン、液化ブテン−1等の液化オレフィン中で
も行え、エチレン、プロピレン等のオレフィンを気相で
反応させることもでき、予めオレフィン重合体や水素を
共存させて行うこともできる。
n−ヘキサン、n−ヘプタン、トルエン等の脂肪族また
は芳香族炭化水素溶媒中でも、また溶媒を用いないで液
化プロピレン、液化ブテン−1等の液化オレフィン中で
も行え、エチレン、プロピレン等のオレフィンを気相で
反応させることもでき、予めオレフィン重合体や水素を
共存させて行うこともできる。
また予備活性化において、予め芳香族カルボン酸エステ
ル(E)あるいはSi−O−C結合および/またはメルカ
プト基を有する有機ケイ素化合物(S)を添加すること
も可能である。
ル(E)あるいはSi−O−C結合および/またはメルカ
プト基を有する有機ケイ素化合物(S)を添加すること
も可能である。
予備活性化する為に用いるオレフィンとしては、例えば
エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1等の直鎖モノ
オレフィン類、4−メチル−ペンテン−1、2−メチル
−ペンテン−1等の枝鎖モノオレフィン等があげられ、
1種類以上のオレフィンが使用される。また、有機アル
ミニウム化合物としては、既述の(A1)と同様なものが
使用可能であるが、好適には後述する(A2)と同様なジ
アルキルアルミニウムモノハライドが用いられる。
エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1等の直鎖モノ
オレフィン類、4−メチル−ペンテン−1、2−メチル
−ペンテン−1等の枝鎖モノオレフィン等があげられ、
1種類以上のオレフィンが使用される。また、有機アル
ミニウム化合物としては、既述の(A1)と同様なものが
使用可能であるが、好適には後述する(A2)と同様なジ
アルキルアルミニウムモノハライドが用いられる。
予備活性化反応が終了した後は、該予備活性化触媒成分
スラリーに所定量の芳香族カルボン酸エステル(E)あ
るいはSi−O−C結合および/またはメルカプト基を有
する有機ケイ素化合物(S)を添加した触媒をそのまま
プロピレンの重合に用いることもできる。
スラリーに所定量の芳香族カルボン酸エステル(E)あ
るいはSi−O−C結合および/またはメルカプト基を有
する有機ケイ素化合物(S)を添加した触媒をそのまま
プロピレンの重合に用いることもできる。
また、共存する溶媒、未反応のオレフィンおよび有機ア
ルミニウム化合物を濾別またデカンテーションで除き、
乾燥した粉粒体若しくは該粉粒体に溶媒を加えて懸濁し
た状態とし、このものに有機アルミニウム化合物(A2)
および(E)あるいは(S)とを組み合わせて触媒と
し、プロピレンの重合に供する方法や、共存する溶媒、
および未反応のオレフィンを減圧蒸留、または不活性ガ
ス流等により、蒸発させて除き、粉粒体若しくは該粉粒
体に溶媒を加えて懸濁した状態とし、このものに必要に
応じて有機アルミニウム化合物(A2)を追加し、更に
(E)あるいは(S)とを組み合せて触媒とし、プロピ
レンの重合に用いることも可能である。
ルミニウム化合物を濾別またデカンテーションで除き、
乾燥した粉粒体若しくは該粉粒体に溶媒を加えて懸濁し
た状態とし、このものに有機アルミニウム化合物(A2)
および(E)あるいは(S)とを組み合わせて触媒と
し、プロピレンの重合に供する方法や、共存する溶媒、
および未反応のオレフィンを減圧蒸留、または不活性ガ
ス流等により、蒸発させて除き、粉粒体若しくは該粉粒
体に溶媒を加えて懸濁した状態とし、このものに必要に
応じて有機アルミニウム化合物(A2)を追加し、更に
(E)あるいは(S)とを組み合せて触媒とし、プロピ
レンの重合に用いることも可能である。
プロピレンの重合時においては、以上の三塩化チタン組
成物(III)、有機アルミニウム化合物(A2)、更に芳
香族カルボン酸エステル(E)あるいはSi−O−C結合
および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物
(S)の使用量については、触媒の第3成分として芳香
族カルボン酸エステル(E)を使用する際は該(E)と
該三塩化チタン組成物(III)のモル比(E)/(III)
が0.1〜10.0、またSi−O−C結合および/またはメル
カプト基を有する有機ケイ素化合物(S)を使用する場
合には該(S)と該(III)のモル比(S)/(III)1.
0〜10.0、となるようにし、かついずれの場合において
も該有機アルミニウム化合物(A2)と該三塩化チタン組
成物(III)のモル比(A2)/(III)が0.1〜200、好適
には0.2〜100となる範囲で使用する。
成物(III)、有機アルミニウム化合物(A2)、更に芳
香族カルボン酸エステル(E)あるいはSi−O−C結合
および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物
(S)の使用量については、触媒の第3成分として芳香
族カルボン酸エステル(E)を使用する際は該(E)と
該三塩化チタン組成物(III)のモル比(E)/(III)
が0.1〜10.0、またSi−O−C結合および/またはメル
カプト基を有する有機ケイ素化合物(S)を使用する場
合には該(S)と該(III)のモル比(S)/(III)1.
0〜10.0、となるようにし、かついずれの場合において
も該有機アルミニウム化合物(A2)と該三塩化チタン組
成物(III)のモル比(A2)/(III)が0.1〜200、好適
には0.2〜100となる範囲で使用する。
プロピレンの重合時に三塩化チタン組成物(III)と組
み合わせる有機アルミニウム化合物(A2)としては一般
式がAlR8R9Xで示されるジアルキルアルミニウムモノハ
ライドが好ましい。
み合わせる有機アルミニウム化合物(A2)としては一般
式がAlR8R9Xで示されるジアルキルアルミニウムモノハ
ライドが好ましい。
なお、式中R8、R9はアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基、アルカリール基等の炭化水素基またはアルコ
キシ基を示し、Xはハロゲンを表わす。
リール基、アルカリール基等の炭化水素基またはアルコ
キシ基を示し、Xはハロゲンを表わす。
具体例としてはジエチルアルミニウムモノクロライド、
ジn−プロピルアルミニウムモノクロライド、ジi−ブ
チルアルミニウムモノクロライド、ジn−ブチルアルミ
ニウムモノクロライド、ジエチルアルミニウムモノアイ
オダイド、ジエチルアルミニウムモノブロマイド等があ
げられる。
ジn−プロピルアルミニウムモノクロライド、ジi−ブ
チルアルミニウムモノクロライド、ジn−ブチルアルミ
ニウムモノクロライド、ジエチルアルミニウムモノアイ
オダイド、ジエチルアルミニウムモノブロマイド等があ
げられる。
触媒を構成する第三成分として用いることのできる芳香
族カルボン酸エステル(E)の具体例としては、安息香
酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香
酸オクチル、安息香酸2−エチルヘキシル、トルイル酸
メチル、トルイル酸エチル、トルイル酸2−エチルヘキ
シル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、アニス酸プロ
ピル、ケイ皮酸エチル、ナフトエ酸メチル、ナフトエ酸
プロピル、ナフトエ酸ブチル、ナフトエ酸2−エチルヘ
キシル、フェニル酢酸エチルがあげられる。
族カルボン酸エステル(E)の具体例としては、安息香
酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香
酸オクチル、安息香酸2−エチルヘキシル、トルイル酸
メチル、トルイル酸エチル、トルイル酸2−エチルヘキ
シル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、アニス酸プロ
ピル、ケイ皮酸エチル、ナフトエ酸メチル、ナフトエ酸
プロピル、ナフトエ酸ブチル、ナフトエ酸2−エチルヘ
キシル、フェニル酢酸エチルがあげられる。
芳香族カルボン酸エステル(E)に代えて、触媒の第三
成分として使用可能なSi−O−C結合および/またはメ
ルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)の具体例と
しては、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、アリルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルフェ
ニルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、
トリメチルメトキシシラン、トリフェニルメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、エチルトリエトキシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、プロピルトリエトキシシラン、アリルトリエトキシ
シラン、ペンチルトリエトキシシラン、フェニルトリエ
トキシシラン、n−オクチルトリエトキシシラン、n−
オクタデシルトリエトキシシラン、6−トリエトキシシ
リル−2−ノルボルネン、ジメチルジエトキシシラン、
ジエチルジエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、トリエチルエトキシシ
ラン、トリフェニルエトキシシラン、アリルオキシトリ
メチルシラン、メチルトリi−プロポキシシラン、ジメ
チルジi−プロポキシシラン、トリメチルi−プロポキ
シシラン、テトラn−ブトキシシラン、メチルトリn−
ブトキシシラン、テトラ(2−エチルブトキシ)シラ
ン、メチルトリフェノキシシラン、ジメチルジフェノキ
シシラン、トリメチルフェノキシシラン、トリメトキシ
シラン、トリエトキシシラン、トリエトキシクロロシラ
ン、トリi−プロポキシクロロシラン、トリn−ブトキ
シクロロシラン、テトラアセトキシシラン、メチルトリ
アセトキシシラン、エチルトリアセトキシシラン、ビニ
ルトリアセトキシシラン、メチルジアセトキシシラン、
ジアセトキシメチルビニルシラン、ジメチルジアセトキ
シシラン、メチルフェニルジアセトキシシラン、ジフェ
ニルジアセトキシシラン、トリメチルアセトキシシラ
ン、トリエチルアセトキシシラン、フェニルジメチルア
セトキシシラン、トリフェニルアセトキシシラン、ビス
(トリメチルシリル)アジペート、トリメチルシリルベ
ンゾエート、トリエチルシリルベンゾエート等のSi−O
−C結合を有する有機ケイ素化合物や、メルカプトメチ
ルトリメチルシラン、2−メルカプトエチルトリメチル
シラン、3−メルカプトプロピルトリメチルシラン、4
−メルカプト−n−ブチルトリメチルシラン、メルカプ
トメチルトリエチルシラン、2−メルカプトエチルトリ
エチルシラン、3−メルカプトプロピルトリエチルシラ
ン、1−メルカプトエチルトリメチルシラン、3−メル
カプトプロピルジメチルフェニルシラン、3−メルカプ
トプロピルエチルメチルフェニルシラン、4−メルカプ
トブチルジエチルフェニルシラン、3−メルカプトプロ
ピルメチルジフェニルシラン等のメルカプト基を有する
有機ケイ素化合物、また、メルカプトメチルトリメトキ
シシラン、メルカプトメチルジメチルメトキシメチルシ
ラン、メルカプトメチルジメトキシメチルシラン、メル
カプトメチルトリエトキシシラン、メルカプトメチルエ
トキシメチルシラン、メルカプトメチルジメチルエトキ
シシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ジメトキ
シ−3−メルカプトプロピルメチルシラン、3−メルカ
プトプロピルトリエトキシシラン、ジエトキシ−3−メ
ルカプトプロピルメチルシラン、メルカプトメチルジメ
チル−2−フェニルエトキシシラン、2−メルカプトエ
トキシトリメチルシラン、3−メルカプトプロポキシト
リメチルシラン等のSi−O−C結合およびメルカプト基
を有する有機ケイ素化合物や3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルジエトキシメチルシラン、3−
アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミノフ
ェノキシジメチルビニルシラン、4−アミノフェノキシ
ジメチルビニルシラン、2−アミノエチルアミノメチル
トリメトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノプ
ロピル)ジメトキシメチルシラン、2−アミノエチルア
ミノメチルベンジロキシジメチルシラン、3−[2−
(2−アミノエチルアミノエチルアミノ)プロピル]ト
リメトキシシラン等のSi−O−C結合およびアミノ基を
有する有機ケイ素化合物等があげられる。
成分として使用可能なSi−O−C結合および/またはメ
ルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)の具体例と
しては、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、アリルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルフェ
ニルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、
トリメチルメトキシシラン、トリフェニルメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、エチルトリエトキシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、プロピルトリエトキシシラン、アリルトリエトキシ
シラン、ペンチルトリエトキシシラン、フェニルトリエ
トキシシラン、n−オクチルトリエトキシシラン、n−
オクタデシルトリエトキシシラン、6−トリエトキシシ
リル−2−ノルボルネン、ジメチルジエトキシシラン、
ジエチルジエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、トリエチルエトキシシ
ラン、トリフェニルエトキシシラン、アリルオキシトリ
メチルシラン、メチルトリi−プロポキシシラン、ジメ
チルジi−プロポキシシラン、トリメチルi−プロポキ
シシラン、テトラn−ブトキシシラン、メチルトリn−
ブトキシシラン、テトラ(2−エチルブトキシ)シラ
ン、メチルトリフェノキシシラン、ジメチルジフェノキ
シシラン、トリメチルフェノキシシラン、トリメトキシ
シラン、トリエトキシシラン、トリエトキシクロロシラ
ン、トリi−プロポキシクロロシラン、トリn−ブトキ
シクロロシラン、テトラアセトキシシラン、メチルトリ
アセトキシシラン、エチルトリアセトキシシラン、ビニ
ルトリアセトキシシラン、メチルジアセトキシシラン、
ジアセトキシメチルビニルシラン、ジメチルジアセトキ
シシラン、メチルフェニルジアセトキシシラン、ジフェ
ニルジアセトキシシラン、トリメチルアセトキシシラ
ン、トリエチルアセトキシシラン、フェニルジメチルア
セトキシシラン、トリフェニルアセトキシシラン、ビス
(トリメチルシリル)アジペート、トリメチルシリルベ
ンゾエート、トリエチルシリルベンゾエート等のSi−O
−C結合を有する有機ケイ素化合物や、メルカプトメチ
ルトリメチルシラン、2−メルカプトエチルトリメチル
シラン、3−メルカプトプロピルトリメチルシラン、4
−メルカプト−n−ブチルトリメチルシラン、メルカプ
トメチルトリエチルシラン、2−メルカプトエチルトリ
エチルシラン、3−メルカプトプロピルトリエチルシラ
ン、1−メルカプトエチルトリメチルシラン、3−メル
カプトプロピルジメチルフェニルシラン、3−メルカプ
トプロピルエチルメチルフェニルシラン、4−メルカプ
トブチルジエチルフェニルシラン、3−メルカプトプロ
ピルメチルジフェニルシラン等のメルカプト基を有する
有機ケイ素化合物、また、メルカプトメチルトリメトキ
シシラン、メルカプトメチルジメチルメトキシメチルシ
ラン、メルカプトメチルジメトキシメチルシラン、メル
カプトメチルトリエトキシシラン、メルカプトメチルエ
トキシメチルシラン、メルカプトメチルジメチルエトキ
シシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ジメトキ
シ−3−メルカプトプロピルメチルシラン、3−メルカ
プトプロピルトリエトキシシラン、ジエトキシ−3−メ
ルカプトプロピルメチルシラン、メルカプトメチルジメ
チル−2−フェニルエトキシシラン、2−メルカプトエ
トキシトリメチルシラン、3−メルカプトプロポキシト
リメチルシラン等のSi−O−C結合およびメルカプト基
を有する有機ケイ素化合物や3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルジエトキシメチルシラン、3−
アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミノフ
ェノキシジメチルビニルシラン、4−アミノフェノキシ
ジメチルビニルシラン、2−アミノエチルアミノメチル
トリメトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノプ
ロピル)ジメトキシメチルシラン、2−アミノエチルア
ミノメチルベンジロキシジメチルシラン、3−[2−
(2−アミノエチルアミノエチルアミノ)プロピル]ト
リメトキシシラン等のSi−O−C結合およびアミノ基を
有する有機ケイ素化合物等があげられる。
かくして組み合わされた触媒、若しくは予備活性化され
た触媒を用いて、プロピレンの重合を実施する。プロピ
レンを重合させる重合形式としては、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、n−オクタン、ベンゼン若しくはトルエン
等の炭化水素溶媒中で行うスラリー重合、または液化プ
ロピレン中で行うバルク重合や気相中で行う気相重合が
あげられる。
た触媒を用いて、プロピレンの重合を実施する。プロピ
レンを重合させる重合形式としては、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、n−オクタン、ベンゼン若しくはトルエン
等の炭化水素溶媒中で行うスラリー重合、または液化プ
ロピレン中で行うバルク重合や気相中で行う気相重合が
あげられる。
重合温度は通常20℃〜85℃、好ましくは20℃〜80℃、特
に好ましくは40℃〜75℃の比較的低温が好適である。重
合温度が高すぎる場合には、得られるポリプロピレンの
立体規則性を上げるのが困難になり、重合温度が低すぎ
る場合にはプロピレンの重合速度が遅くなり、実用的で
ない。重合圧力は常圧(0Kgf/cm2G)〜50Kgf/cm2Gで通
常30分〜15時間程度の重合時間で実施される。重合の
際、分子量調節のために適量の水素を添加するなどは従
来のプロピレンの重合方法と同じである。
に好ましくは40℃〜75℃の比較的低温が好適である。重
合温度が高すぎる場合には、得られるポリプロピレンの
立体規則性を上げるのが困難になり、重合温度が低すぎ
る場合にはプロピレンの重合速度が遅くなり、実用的で
ない。重合圧力は常圧(0Kgf/cm2G)〜50Kgf/cm2Gで通
常30分〜15時間程度の重合時間で実施される。重合の
際、分子量調節のために適量の水素を添加するなどは従
来のプロピレンの重合方法と同じである。
なお、記述の各触媒成分のモル比と上記の重合条件の範
囲内であれば、必ず、本発明に使用するポリプロピレン
(A)が得られるとは限らず、個々の重合条件(特に、
重合温度や使用する(E)あるいは(S)の具体的種類
と(III)に対するモル比)を確認し、後述のポリプロ
ピレン(A)として必要な物性要件を満足するように選
択する必要がある。
囲内であれば、必ず、本発明に使用するポリプロピレン
(A)が得られるとは限らず、個々の重合条件(特に、
重合温度や使用する(E)あるいは(S)の具体的種類
と(III)に対するモル比)を確認し、後述のポリプロ
ピレン(A)として必要な物性要件を満足するように選
択する必要がある。
上記したプロピレンの重合はバッチ重合、連続重合のい
ずれの方法においても可能である。重合終了後は、必要
に応じて公知の触媒失活工程、触媒残さ除去工程等の後
処理工程を経た後、本発明に用いるポリプロピレン
(A)が得られる。
ずれの方法においても可能である。重合終了後は、必要
に応じて公知の触媒失活工程、触媒残さ除去工程等の後
処理工程を経た後、本発明に用いるポリプロピレン
(A)が得られる。
こうして得られたポリプロピレン(A)は、以下の物性
要件が必須である。すなわち、メルトフローレート(MF
R)は、230℃の温度条件下で荷重が2.16Kgfの場合、0.1
g/10分〜100g/10分であり、好ましくは0.5g/10分〜80g/
10分である。MFRが0.1g/10分未満では、溶融時の流動性
が不充分であり、100g/10分を超えると得られる成形品
の強度が不足する。
要件が必須である。すなわち、メルトフローレート(MF
R)は、230℃の温度条件下で荷重が2.16Kgfの場合、0.1
g/10分〜100g/10分であり、好ましくは0.5g/10分〜80g/
10分である。MFRが0.1g/10分未満では、溶融時の流動性
が不充分であり、100g/10分を超えると得られる成形品
の強度が不足する。
また、ポリプロピレン(A)の最も特徴的な物性である
立体規則性の尺度であるアイソタクチックペンタッド分
率(P)は0.960〜0.990である。ここで、アイソタクチ
ックペンタッド分率(P)とは、A.Zambelli等によって
Macromolecules 6 925(1973)に発表されている方
法、即ち、13C−NMRを使用して測定されるポリプロピレ
ン分子中のペンタッド単位でのアイソタクチック分率で
ある。
立体規則性の尺度であるアイソタクチックペンタッド分
率(P)は0.960〜0.990である。ここで、アイソタクチ
ックペンタッド分率(P)とは、A.Zambelli等によって
Macromolecules 6 925(1973)に発表されている方
法、即ち、13C−NMRを使用して測定されるポリプロピレ
ン分子中のペンタッド単位でのアイソタクチック分率で
ある。
ただし、上述のNMR吸収ピークの帰属決定法は、Macromo
lecules 8 687(1975)に基づいた。なお、本発明に
おけるアイソタクチックペンタッド分率(P)の値は、
立体規則性ポリプロピレンそのままの値であって、抽
出、分別等をした後のポリプロピレンについての値では
ない。
lecules 8 687(1975)に基づいた。なお、本発明に
おけるアイソタクチックペンタッド分率(P)の値は、
立体規則性ポリプロピレンそのままの値であって、抽
出、分別等をした後のポリプロピレンについての値では
ない。
Pが0.960未満では、目的とする高剛性、高耐熱性が達
成されない。Pについての上限は限定されないが、本発
明に係るポリプロピレンの製造上の制約からP=0.990
程度のものが本発明の現時点では現実に利用できる。
成されない。Pについての上限は限定されないが、本発
明に係るポリプロピレンの製造上の制約からP=0.990
程度のものが本発明の現時点では現実に利用できる。
更に、ポリプロピレン(A)のもう一方の特徴的な物性
である分子量分布の尺度である重量平均分子量の数は平
均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)は7〜30である。なお、分子量分布については、
尺度として一般に重量平均分子量の数平均分子量に対す
る比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が使用さ
れ、この比(Q)が大きいほど分子量分布は広いことを
意味している。Qが7未満では、得られる成形品の耐久
性が劣り、30を超えると加工成形性が不良となる。
である分子量分布の尺度である重量平均分子量の数は平
均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)は7〜30である。なお、分子量分布については、
尺度として一般に重量平均分子量の数平均分子量に対す
る比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が使用さ
れ、この比(Q)が大きいほど分子量分布は広いことを
意味している。Qが7未満では、得られる成形品の耐久
性が劣り、30を超えると加工成形性が不良となる。
本発明に係る組成物に使用するポリプロピレン(B)と
しては、有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機
アルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B2)との反応
生成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体
生成物(II)を、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレ
フィンおよび非直鎖オレフィンで1段、若しくは多段に
重合処理し、更に電子供与体(B2)と電子受容体とを反
応させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(I
V)と有機アルミニウム化合物(A2)および芳香族
カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結合お
よび/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物
(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重合
して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有
し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g/10
分、荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量
に体する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7
〜30のポリプロピレンが使用される。
しては、有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機
アルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B2)との反応
生成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体
生成物(II)を、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレ
フィンおよび非直鎖オレフィンで1段、若しくは多段に
重合処理し、更に電子供与体(B2)と電子受容体とを反
応させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(I
V)と有機アルミニウム化合物(A2)および芳香族
カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結合お
よび/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物
(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重合
して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有
し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g/10
分、荷重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量
に体する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7
〜30のポリプロピレンが使用される。
上記の内容から明らかなようにポリプロピレン(B)は
ポリプロピレン(A)と同様な物性を有しており、異な
るのは、ポリプロピレン(B)は用いる三塩化チタン組
成物(IV)に起因する結晶性非直鎖オレフィン重合体を
含有していることである。次に該ポリプロピレン(B)
の製造について述べる。
ポリプロピレン(A)と同様な物性を有しており、異な
るのは、ポリプロピレン(B)は用いる三塩化チタン組
成物(IV)に起因する結晶性非直鎖オレフィン重合体を
含有していることである。次に該ポリプロピレン(B)
の製造について述べる。
ポリプロピレン(B)の製造に用いるチタン含有触媒成
分としての三塩化チタン組成物(IV)の調製は以下のよ
うに行う。
分としての三塩化チタン組成物(IV)の調製は以下のよ
うに行う。
三塩化チタン組成物(IV)の調製は既述の三塩化チタン
組成物(III)の調製方法の一つとして有機アルミニウ
ム化合物(A1)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と電子供与体(B1)との反応生成物(I)に四塩化チタ
ンを反応させて得られる固体生成物(II)を直鎖オレフ
ィンで重合処理する工程を含む方法をあげているが、該
直鎖オレフィンによる重合処理工程に代えて、非直鎖オ
レフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフ
ィンで1段、若しくは多段に重合処理する工程を導入す
ることで実施される。
組成物(III)の調製方法の一つとして有機アルミニウ
ム化合物(A1)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と電子供与体(B1)との反応生成物(I)に四塩化チタ
ンを反応させて得られる固体生成物(II)を直鎖オレフ
ィンで重合処理する工程を含む方法をあげているが、該
直鎖オレフィンによる重合処理工程に代えて、非直鎖オ
レフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフ
ィンで1段、若しくは多段に重合処理する工程を導入す
ることで実施される。
該重合処理工程以外は三塩化チタン組成物(III)の調
製と同じなので重合処理工程について詳述する。
製と同じなので重合処理工程について詳述する。
上述の重合工程の態様、即ち、有機アルミニウム化合物
(A1)と電子供与体(B1)との反応生成物(I)と四塩
化チタンとを、若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとを反応させて得られる固体生成物(I
I)を非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよ
び非直鎖オレフィンで重合処理する方法としては、反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応の任意の過程で、非直鎖オレフ
ィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィン
を添加して固体生成物(II)を重合処理する方法、反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応終了後、非直鎖オレフィン、若
しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを添加し
て固体生成物(II)を重合処理する方法、反応生成物
(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化
チタンとの反応終了後、濾別またはデカンテーションに
より液状部分を分離除去した後、得られた固体生成物
(II)を溶媒に懸濁させ、更に有機アルミニウム化合物
を添加後、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィン
および非直鎖オレフィンを添加し、重合処理する方法が
ある。
(A1)と電子供与体(B1)との反応生成物(I)と四塩
化チタンとを、若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとを反応させて得られる固体生成物(I
I)を非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよ
び非直鎖オレフィンで重合処理する方法としては、反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応の任意の過程で、非直鎖オレフ
ィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィン
を添加して固体生成物(II)を重合処理する方法、反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応終了後、非直鎖オレフィン、若
しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを添加し
て固体生成物(II)を重合処理する方法、反応生成物
(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化
チタンとの反応終了後、濾別またはデカンテーションに
より液状部分を分離除去した後、得られた固体生成物
(II)を溶媒に懸濁させ、更に有機アルミニウム化合物
を添加後、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィン
および非直鎖オレフィンを添加し、重合処理する方法が
ある。
また、上記の非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィ
ンおよび非直鎖オレフィンによる重合処理は、非直鎖オ
レフィン単独による重合処理でも良いが、直鎖オレフィ
ンおよび非直鎖オレフィンを用いて最初に直鎖オレフ
ィンで重合処理し、引き続いて非直鎖オレフィンで重
合処理することが、得られた三塩化チタン組成物(II
I)の使用時における重合運転性および得られるポリプ
ロピレンの剛性と均質性の向上の面から好ましい方法で
ある。
ンおよび非直鎖オレフィンによる重合処理は、非直鎖オ
レフィン単独による重合処理でも良いが、直鎖オレフィ
ンおよび非直鎖オレフィンを用いて最初に直鎖オレフ
ィンで重合処理し、引き続いて非直鎖オレフィンで重
合処理することが、得られた三塩化チタン組成物(II
I)の使用時における重合運転性および得られるポリプ
ロピレンの剛性と均質性の向上の面から好ましい方法で
ある。
更にまた、重合処理は上記したように直鎖オレフィンお
よび非直鎖オレフィンをそれぞれ最低1回ずつ用いる方
法の他、2回以上例えば非直鎖オレフィンの重合処理後
に更に直鎖オレフィンを添加して重合処理を行うこと
も可能である。
よび非直鎖オレフィンをそれぞれ最低1回ずつ用いる方
法の他、2回以上例えば非直鎖オレフィンの重合処理後
に更に直鎖オレフィンを添加して重合処理を行うこと
も可能である。
反応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物
(A1)と四塩化チタンとの反応は、反応の任意の過程で
直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンの添加の有無に
かかわらず、−10℃〜200℃、好ましくは0℃〜100℃で
5分〜10時間行う。溶媒は用いない方が好ましいが、脂
肪族または芳香族炭化水素を用いることができる。
(A1)と四塩化チタンとの反応は、反応の任意の過程で
直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンの添加の有無に
かかわらず、−10℃〜200℃、好ましくは0℃〜100℃で
5分〜10時間行う。溶媒は用いない方が好ましいが、脂
肪族または芳香族炭化水素を用いることができる。
反応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物
(A1)、四塩化チタン、および溶媒の混合は任意の順に
行えば良く、直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンの
添加もどの段階で行っても良い。
(A1)、四塩化チタン、および溶媒の混合は任意の順に
行えば良く、直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンの
添加もどの段階で行っても良い。
反応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物
(A1)、四塩化チタン、および溶媒の混合は5時間以内
に終了するのが好ましく、混合中も反応が行われる。全
量混合後、更に5時間以内反応を継続することが好まし
い。
(A1)、四塩化チタン、および溶媒の混合は5時間以内
に終了するのが好ましく、混合中も反応が行われる。全
量混合後、更に5時間以内反応を継続することが好まし
い。
反応に用いるそれぞれの使用量は四塩化チタン1モルに
対し、溶媒は0〜3,000ml、反応生成物(I)若しくは
有機アルミニウム化合物(A1)は該(I)若しくは有機
アルミニウム化合物(A1)中のAl原子数と四塩化チタン
中のTi原子数の比(Al/Ti)で0.02〜10、好ましくは0.0
6〜0.3である。
対し、溶媒は0〜3,000ml、反応生成物(I)若しくは
有機アルミニウム化合物(A1)は該(I)若しくは有機
アルミニウム化合物(A1)中のAl原子数と四塩化チタン
中のTi原子数の比(Al/Ti)で0.02〜10、好ましくは0.0
6〜0.3である。
非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直
鎖オレフィンによる重合処理は反応生成物(I)若しく
は有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化チタンの反応
の任意の過程で非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフ
ィンおよび非直鎖オレフィンを添加する場合、および反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応終了後、非直鎖オレフィン、若
しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを添加す
る場合は、直鎖オレフィン、非直鎖オレフィンによるい
ずれの重合処理においても反応温度0℃〜90℃で1分〜
10時間、反応圧力は大気圧(0kgf/cm2G)〜10kgf/cm2G
の条件下で、固体生成物(II)100g当り、直鎖オレフィ
ン0.1g〜100kg、および非直鎖オレフィン0.01g〜100kg
を用いて、最終の三塩化チタン組成物(III)中に非直
鎖オレフィン単独重合処理の場合には非直鎖オレフィン
重合体の含有量が0.01重量%〜99重量%となるように、
また直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを用いる場
合には、直鎖オレフィン重合体ブロックの含有量が0.1
重量%〜49.5重量%、ならびに非直鎖オレフィン重合体
ブロックの含有量が0.01重量%〜49.5重量%となるよう
に重合させる。
鎖オレフィンによる重合処理は反応生成物(I)若しく
は有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化チタンの反応
の任意の過程で非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフ
ィンおよび非直鎖オレフィンを添加する場合、および反
応生成物(I)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)
と四塩化チタンとの反応終了後、非直鎖オレフィン、若
しくは直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを添加す
る場合は、直鎖オレフィン、非直鎖オレフィンによるい
ずれの重合処理においても反応温度0℃〜90℃で1分〜
10時間、反応圧力は大気圧(0kgf/cm2G)〜10kgf/cm2G
の条件下で、固体生成物(II)100g当り、直鎖オレフィ
ン0.1g〜100kg、および非直鎖オレフィン0.01g〜100kg
を用いて、最終の三塩化チタン組成物(III)中に非直
鎖オレフィン単独重合処理の場合には非直鎖オレフィン
重合体の含有量が0.01重量%〜99重量%となるように、
また直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを用いる場
合には、直鎖オレフィン重合体ブロックの含有量が0.1
重量%〜49.5重量%、ならびに非直鎖オレフィン重合体
ブロックの含有量が0.01重量%〜49.5重量%となるよう
に重合させる。
該非直鎖オレフィン重合体の含有量が0.01重量%未満で
は、得られた三塩化チタン組成物(III)を用いて製造
されたポリプロピレンの剛性の向上効果が不充分であ
り、また上記範囲を超えると効果の向上が顕著でなくな
り、操作上および経済上の不利となる。
は、得られた三塩化チタン組成物(III)を用いて製造
されたポリプロピレンの剛性の向上効果が不充分であ
り、また上記範囲を超えると効果の向上が顕著でなくな
り、操作上および経済上の不利となる。
なお、既述したように該重合処理は非直鎖オレフィンの
みでなく、直鎖オレフィンも用いることが好ましく、こ
の場合、直鎖オレフィン重合体ブロックの非直鎖オレフ
ィン重合体ブロックに対する重量比については、運転性
の改善効果、および剛性と耐衝撃性の向上効果のバラン
スを考慮して98/2以下とすることが好ましい。
みでなく、直鎖オレフィンも用いることが好ましく、こ
の場合、直鎖オレフィン重合体ブロックの非直鎖オレフ
ィン重合体ブロックに対する重量比については、運転性
の改善効果、および剛性と耐衝撃性の向上効果のバラン
スを考慮して98/2以下とすることが好ましい。
非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフィンおよび非直
鎖オレフィンによる重合処理を反応生成物(I)若しく
は有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化チタンとの反
応終了後、濾別またはデカンテーションにより液状部分
を分離除去した後、得られた固体生成物(II)を溶媒に
懸濁させてから行う場合には、直鎖オレフィン、非直鎖
オレフィンによるいずれの重合処理においても固体生成
物(II)100gに対し、溶媒100ml〜5,000ml、有機アルミ
ニウム化合物0.5g〜5,000gの存在下、反応温度0℃〜90
℃で1分〜10時間、反応圧力は大気圧(0kgf/cm2G)〜1
0kgf/cm2Gの条件下で、固体生成物(II)100g当り、直
鎖オレフィン0.1g〜100kg、および非直鎖オレフィン0.0
1g〜100kgを用いて、最終の三塩化チタン組成物(III)
中に非直鎖オレフィン単独重合処理の場合には非直鎖オ
レフィン重合体の含有量が0.01重量%〜99重量%となる
ように重合させる。
鎖オレフィンによる重合処理を反応生成物(I)若しく
は有機アルミニウム化合物(A1)と四塩化チタンとの反
応終了後、濾別またはデカンテーションにより液状部分
を分離除去した後、得られた固体生成物(II)を溶媒に
懸濁させてから行う場合には、直鎖オレフィン、非直鎖
オレフィンによるいずれの重合処理においても固体生成
物(II)100gに対し、溶媒100ml〜5,000ml、有機アルミ
ニウム化合物0.5g〜5,000gの存在下、反応温度0℃〜90
℃で1分〜10時間、反応圧力は大気圧(0kgf/cm2G)〜1
0kgf/cm2Gの条件下で、固体生成物(II)100g当り、直
鎖オレフィン0.1g〜100kg、および非直鎖オレフィン0.0
1g〜100kgを用いて、最終の三塩化チタン組成物(III)
中に非直鎖オレフィン単独重合処理の場合には非直鎖オ
レフィン重合体の含有量が0.01重量%〜99重量%となる
ように重合させる。
また直鎖オレフィンおよび非直鎖オレフィンを用いる場
合には、直鎖オレフィン重合体ブロックの含有量が0.1
重量%〜49.5重量%、非直鎖オレフィン重合体ブロック
の含有量が0.01重量%〜49.5重量%、ならびに直鎖オレ
フィン重合体ブロックの非直鎖オレフィン重合体ブロッ
クに対する重量比が98/2以下となるように重合させる。
合には、直鎖オレフィン重合体ブロックの含有量が0.1
重量%〜49.5重量%、非直鎖オレフィン重合体ブロック
の含有量が0.01重量%〜49.5重量%、ならびに直鎖オレ
フィン重合体ブロックの非直鎖オレフィン重合体ブロッ
クに対する重量比が98/2以下となるように重合させる。
上述したいずれの重合処理においても、直鎖オレフィン
若しくは非直鎖オレフィンによる各段階の重合処理が終
了した後は、該反応混合物をそのまま次段階の重合処理
に用いることができる。また、共存する溶媒、未反応の
直鎖オレフィン、若しくは非直鎖オレフィン、および有
機アルミニウム化合物等を濾別若しくはデカンテーショ
ンによ等で除き、再度溶媒と有機アルミニウム化合物を
添加して、次段階の非直鎖オレフィン若しくは直鎖オレ
フィンによる重合処理に用いてもよい。
若しくは非直鎖オレフィンによる各段階の重合処理が終
了した後は、該反応混合物をそのまま次段階の重合処理
に用いることができる。また、共存する溶媒、未反応の
直鎖オレフィン、若しくは非直鎖オレフィン、および有
機アルミニウム化合物等を濾別若しくはデカンテーショ
ンによ等で除き、再度溶媒と有機アルミニウム化合物を
添加して、次段階の非直鎖オレフィン若しくは直鎖オレ
フィンによる重合処理に用いてもよい。
重合処理時に用いる溶媒は脂肪族炭化水素が好ましく、
有機アルミニウム化合物は反応生成物(I)を得る際に
用いたもの、若しくは電子供与体(B1)と反応させるこ
となく直接四塩化チタンとの反応に用いたものと同じも
のであっても、異なったものでもよい。
有機アルミニウム化合物は反応生成物(I)を得る際に
用いたもの、若しくは電子供与体(B1)と反応させるこ
となく直接四塩化チタンとの反応に用いたものと同じも
のであっても、異なったものでもよい。
重合処理に用いる直鎖オレフィンとしては、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1
等の直鎖オレフィンが用いられ、特にエチレン、プロピ
レンが好ましく用いられる。これらの直鎖オレフィンは
1種以上が用いられる。
プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1
等の直鎖オレフィンが用いられ、特にエチレン、プロピ
レンが好ましく用いられる。これらの直鎖オレフィンは
1種以上が用いられる。
重合処理に用いる非直鎖オレフィンは、次式、 CH
2=CH−R1 (式中、R1はケイ素を含んでいてもよい炭化水素の飽和
環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい3から18
の含飽和環炭化水素を表わす。)で示される含飽和環炭
化水素単量体、 次式、 (式中、R2はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から3
までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R3、
R4、R5はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6まで
の鎖状炭化水素基を表わすが、R3、R4、R5のいずれか1
個は水素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン
類や、 次式、 (式中、nは0、1、mは1、2のいずれかであり、R6
はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状
炭化水素基を表わし、R7はケイ素を含んでいてもよい炭
素数1から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲン
を表わし、mが2の時、各R7は同一でも異なってもよ
い。)で示される芳香族系単量体である。
2=CH−R1 (式中、R1はケイ素を含んでいてもよい炭化水素の飽和
環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい3から18
の含飽和環炭化水素を表わす。)で示される含飽和環炭
化水素単量体、 次式、 (式中、R2はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から3
までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R3、
R4、R5はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6まで
の鎖状炭化水素基を表わすが、R3、R4、R5のいずれか1
個は水素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン
類や、 次式、 (式中、nは0、1、mは1、2のいずれかであり、R6
はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状
炭化水素基を表わし、R7はケイ素を含んでいてもよい炭
素数1から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲン
を表わし、mが2の時、各R7は同一でも異なってもよ
い。)で示される芳香族系単量体である。
具体例に示すと、の含飽和環炭化水素単量体の例とし
ては、ビニルシクロプロパン、ビニルシクロブタン、ブ
ニルシクロペンタン、3−メチルビニルシクロペンタ
ン、ビニルシクロヘキサン、2−メチルビニルシクロヘ
キサン、3−メチルビニルシクロヘキサン、4−メチル
ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロヘプタン等のビニ
ルシクロアルカン類、アリルシクロペンタン、アリルシ
クロヘキサン等のアリルシクロアルカン類などのほか、
シクロトリメチレンビニルシラン、シクロトリメチレン
メチルビニルシラン、シクロテトラメチレンビニルシラ
ン、シクロテトラメチレンメチルビニルシラン、シクロ
ペンタメチレンビニルシラン、シクロペンタメチレンメ
チルビニルシラン、シクロペンタメチレンエチルビニル
シラン、シクロヘキサメチレンビニルシラン、シクロヘ
キサメチレンメチルビニルシラン、シクロヘキサメチレ
ンエチルビニルシラン、シクロテトラメチレンアリルシ
ラン、シクロテトラメチレンメチルアリルシラン、シク
ロペンタメチレンアリルシラン、シクロペンタメチレン
メチルアリルシラン、シクロペンタメチレンエチルアリ
ルシラン等の飽和環状構造内にケイ素原子を有する含飽
和環炭化水素単量体や、シクロブチルジメチルビニルシ
ラン、シクロペンチルジメチルビニルシラン、シクロペ
ンチルエチルメチルビニルシラン、シクロペンチルジエ
チルビニルシラン、シクロヘキシルビニルシラン、シク
ロヘキシルジメチルビニルシラン、シクロヘキシルエチ
ルメチルビニルシラン、シクロブチルジメチルアリルシ
ラン、シクロペンチルジメチルアリルシラン、シクロヘ
キシルメチルアリルシラン、シクロヘキシルジメチルア
リルシラン、シクロヘキシルエチルメチルアリルシラ
ン、シクロヘキシルジエチルアリルシラン、4−トリメ
チルシリルビニルシクロヘキサン、4−トリメチルシリ
ルアリルシクロヘキサン等の飽和環状構造外にケイ素原
子を含んだ含飽和環炭化水素単量体などがあげられる。
ては、ビニルシクロプロパン、ビニルシクロブタン、ブ
ニルシクロペンタン、3−メチルビニルシクロペンタ
ン、ビニルシクロヘキサン、2−メチルビニルシクロヘ
キサン、3−メチルビニルシクロヘキサン、4−メチル
ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロヘプタン等のビニ
ルシクロアルカン類、アリルシクロペンタン、アリルシ
クロヘキサン等のアリルシクロアルカン類などのほか、
シクロトリメチレンビニルシラン、シクロトリメチレン
メチルビニルシラン、シクロテトラメチレンビニルシラ
ン、シクロテトラメチレンメチルビニルシラン、シクロ
ペンタメチレンビニルシラン、シクロペンタメチレンメ
チルビニルシラン、シクロペンタメチレンエチルビニル
シラン、シクロヘキサメチレンビニルシラン、シクロヘ
キサメチレンメチルビニルシラン、シクロヘキサメチレ
ンエチルビニルシラン、シクロテトラメチレンアリルシ
ラン、シクロテトラメチレンメチルアリルシラン、シク
ロペンタメチレンアリルシラン、シクロペンタメチレン
メチルアリルシラン、シクロペンタメチレンエチルアリ
ルシラン等の飽和環状構造内にケイ素原子を有する含飽
和環炭化水素単量体や、シクロブチルジメチルビニルシ
ラン、シクロペンチルジメチルビニルシラン、シクロペ
ンチルエチルメチルビニルシラン、シクロペンチルジエ
チルビニルシラン、シクロヘキシルビニルシラン、シク
ロヘキシルジメチルビニルシラン、シクロヘキシルエチ
ルメチルビニルシラン、シクロブチルジメチルアリルシ
ラン、シクロペンチルジメチルアリルシラン、シクロヘ
キシルメチルアリルシラン、シクロヘキシルジメチルア
リルシラン、シクロヘキシルエチルメチルアリルシラ
ン、シクロヘキシルジエチルアリルシラン、4−トリメ
チルシリルビニルシクロヘキサン、4−トリメチルシリ
ルアリルシクロヘキサン等の飽和環状構造外にケイ素原
子を含んだ含飽和環炭化水素単量体などがあげられる。
の枝鎖オレフィン類の例としては、3−メチルブテン
−1、3−メチルペンテン−1、3−エチルペンテン−
1等の3位枝鎖オレフィン、4−エチルヘキセン−1、
4,4−ジメチルペンテン−1、4,4−ジメチルヘキセン−
1等の4位枝鎖オレフィン、ビニルトリメチルシラン、
ビニルトリエチルシラン、ビニルトリn−ブチルシラ
ン、アリルトリメチルシラン、アリルエチルジメチルシ
ラン、アリルジエチルメチルシラン、アリルトリエチル
シラン、アリルトリn−プロピルシラン、3−ブテニル
トリメチルシラン、3−ブテニルトリエチルシラン等の
アルケニルシラン類や、ジメチルジアリルシラン、エチ
ルメチルジアリルシラン、ジエチルジアリルシラン等の
ジアリルシラン等類があげられる。
−1、3−メチルペンテン−1、3−エチルペンテン−
1等の3位枝鎖オレフィン、4−エチルヘキセン−1、
4,4−ジメチルペンテン−1、4,4−ジメチルヘキセン−
1等の4位枝鎖オレフィン、ビニルトリメチルシラン、
ビニルトリエチルシラン、ビニルトリn−ブチルシラ
ン、アリルトリメチルシラン、アリルエチルジメチルシ
ラン、アリルジエチルメチルシラン、アリルトリエチル
シラン、アリルトリn−プロピルシラン、3−ブテニル
トリメチルシラン、3−ブテニルトリエチルシラン等の
アルケニルシラン類や、ジメチルジアリルシラン、エチ
ルメチルジアリルシラン、ジエチルジアリルシラン等の
ジアリルシラン等類があげられる。
また、の芳香族系単量体としては、スチレン、および
その誘導体であるo−メチルスチレン、p−t−ブチル
スチレン等のアルキルスチレン類、2,4−ジメチルスチ
レン、2,5−ジメチルスチレン、3,4−ジメチルスチレ
ン、3,5−ジメチルスチレン等のジアルキルスチレン
類、2−メチル−4−フルオロスチレン、2−エチル−
4−クロロスチレン、o−フルオロスチレン、p−フル
オロスチレン等のハロゲン置換スチレン類、p−トリメ
チルシリルスチレン、m−トリエチルシリルスチレン、
p−エチルジメチルシリルスチレン等のトリアルキルシ
リルスチレン類、o−アリルトルエン、p−アリルトル
エン等のアリルトルエン類、2−アリル−p−キシレ
ン、4−アリル−o−キシレン、5−アリル−m−キシ
レン等のアリルキシレン類、ビニルジメチルフェニルシ
ラン、ビニルエチルメチルフェニルシラン、ビニルジエ
チルフェニルシラン、アリルジメチルフェニルシラン、
アリルエチルメチルフェニルシラン等のアルケニルフェ
ニルシラン類、また、4−(o−トリル)−ブテン−1
や1−ビニルナフタレン等があげられ、これらの非直鎖
オレフィンは1種以上が使用される。
その誘導体であるo−メチルスチレン、p−t−ブチル
スチレン等のアルキルスチレン類、2,4−ジメチルスチ
レン、2,5−ジメチルスチレン、3,4−ジメチルスチレ
ン、3,5−ジメチルスチレン等のジアルキルスチレン
類、2−メチル−4−フルオロスチレン、2−エチル−
4−クロロスチレン、o−フルオロスチレン、p−フル
オロスチレン等のハロゲン置換スチレン類、p−トリメ
チルシリルスチレン、m−トリエチルシリルスチレン、
p−エチルジメチルシリルスチレン等のトリアルキルシ
リルスチレン類、o−アリルトルエン、p−アリルトル
エン等のアリルトルエン類、2−アリル−p−キシレ
ン、4−アリル−o−キシレン、5−アリル−m−キシ
レン等のアリルキシレン類、ビニルジメチルフェニルシ
ラン、ビニルエチルメチルフェニルシラン、ビニルジエ
チルフェニルシラン、アリルジメチルフェニルシラン、
アリルエチルメチルフェニルシラン等のアルケニルフェ
ニルシラン類、また、4−(o−トリル)−ブテン−1
や1−ビニルナフタレン等があげられ、これらの非直鎖
オレフィンは1種以上が使用される。
反応終了後は、濾別またはデカンテーションにより液状
部分を分離除去し、更に溶媒で洗浄を繰り返した後、得
られた重合処理を施した固体生成物(以下、固体生成物
(II−B)と呼ぶことがある。)を、溶媒に懸濁状態の
まま次の工程に使用しても良く、更に乾燥して固体物と
して取り出して使用しても良い。
部分を分離除去し、更に溶媒で洗浄を繰り返した後、得
られた重合処理を施した固体生成物(以下、固体生成物
(II−B)と呼ぶことがある。)を、溶媒に懸濁状態の
まま次の工程に使用しても良く、更に乾燥して固体物と
して取り出して使用しても良い。
固体生成物(II−B)は、ついでこれに電子供与体
(B2)と電子供与体(F)を反応させる。該反応条件は
固体生成物(II)若しくは(II−A)に(B2)と(F)
を反応させた条件と同じである。かくして結晶性非直鎖
オレフィン重合体を含有した三塩化チタン組成物(IV)
が得られる。
(B2)と電子供与体(F)を反応させる。該反応条件は
固体生成物(II)若しくは(II−A)に(B2)と(F)
を反応させた条件と同じである。かくして結晶性非直鎖
オレフィン重合体を含有した三塩化チタン組成物(IV)
が得られる。
本発明に係る組成物の製造に用いるポリプロピレン
(B)は、上記の方法で得られた三塩化チタン組成物
(IV)、有機アルミニウム化合物(A2)、および芳
香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結
合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合
物(S)とを組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重
合することで得られる。
(B)は、上記の方法で得られた三塩化チタン組成物
(IV)、有機アルミニウム化合物(A2)、および芳
香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−C結
合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合
物(S)とを組み合わせた触媒を用いてプロピレンを重
合することで得られる。
即ち、既述のポリプロピレン(A)を得る際に、チタン
含有固体触媒成分として用いた三塩化チタン組成物(II
I)に代えて、三塩化チタン組成物(IV)を用いること
以外は同様な条件下でプロピレンを重合すればポリプロ
ピレン(B)が得られる。この際、各触媒成分の使用モ
ル比、重合温度等の各重合条件も既述のポリプロピレン
(A)の製造の際と同様な範囲である。
含有固体触媒成分として用いた三塩化チタン組成物(II
I)に代えて、三塩化チタン組成物(IV)を用いること
以外は同様な条件下でプロピレンを重合すればポリプロ
ピレン(B)が得られる。この際、各触媒成分の使用モ
ル比、重合温度等の各重合条件も既述のポリプロピレン
(A)の製造の際と同様な範囲である。
以上のようにして、非直鎖オレフィン重合体を含有し、
かつメルトフローレート(MR)が0.1〜100(g/10分、荷
重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率(P)
が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量に対す
る比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7〜30の
ポリプロピレン(B)が得られる。
かつメルトフローレート(MR)が0.1〜100(g/10分、荷
重2.16kgf)、アイソタクチックペンタッド分率(P)
が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子量に対す
る比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が7〜30の
ポリプロピレン(B)が得られる。
かくして得られたポリプロピレン(A)とポリプロピレ
ン(B)とを混合することによって本発明のポリプロピ
レン組成物が得られる。
ン(B)とを混合することによって本発明のポリプロピ
レン組成物が得られる。
ポリプロピレン(A)とポリプロピレン(B)との混合
割合は、結晶性非直鎖オレフィン重合体が組成物中に0.
1重量ppm〜2重量%含有されればどのような割合でも良
いが、一般的には全量を100重量%として、ポリプロピ
レン(A)10重量%〜99.995重量、ポリプロピレン
(B)90重量%〜0.005重量%の割合で混合する。
割合は、結晶性非直鎖オレフィン重合体が組成物中に0.
1重量ppm〜2重量%含有されればどのような割合でも良
いが、一般的には全量を100重量%として、ポリプロピ
レン(A)10重量%〜99.995重量、ポリプロピレン
(B)90重量%〜0.005重量%の割合で混合する。
結晶性非直鎖オレフィン重合体の含有量が0.1重量ppm未
満であると、得られた組成物を用いて製造された成形品
の透明性が不十分であり、2重量%を超えると透明性の
向上が顕著でなくなり経済的でない。
満であると、得られた組成物を用いて製造された成形品
の透明性が不十分であり、2重量%を超えると透明性の
向上が顕著でなくなり経済的でない。
本発明に係る組成物の製造にあたっては、上記ポリプロ
ピレン(A)およびポリプロピレン(B)の所定量を混
合し、引き続き充分混練すれば良い。混合装置としては
ヘンセルミキサー(商品名)、スーパーミキサーなどの
高速撹拌装置を用いればよく、また混練装置としては、
バンバリミキサー、ロール、コニーダー、単軸若しくは
2軸の押出機などを用いれば良い。混合条件は限定され
ないが、室温〜100℃、好ましくは室温〜60℃で1分な
いし1時間、好ましくは3分ないし30分である。また、
混練条件も限定されないが、押出機内の滞留時間として
10秒〜5分、好ましくは20秒〜2分である。混練温度と
しては180〜300℃、好ましくは200〜280℃である。
ピレン(A)およびポリプロピレン(B)の所定量を混
合し、引き続き充分混練すれば良い。混合装置としては
ヘンセルミキサー(商品名)、スーパーミキサーなどの
高速撹拌装置を用いればよく、また混練装置としては、
バンバリミキサー、ロール、コニーダー、単軸若しくは
2軸の押出機などを用いれば良い。混合条件は限定され
ないが、室温〜100℃、好ましくは室温〜60℃で1分な
いし1時間、好ましくは3分ないし30分である。また、
混練条件も限定されないが、押出機内の滞留時間として
10秒〜5分、好ましくは20秒〜2分である。混練温度と
しては180〜300℃、好ましくは200〜280℃である。
混練後は、冷却・カットしペレット状の組成物として用
いるのが望ましい。
いるのが望ましい。
本発明に係る組成物には必要に応じて通常ポリプロピレ
ンに添加される各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、帯
電防止剤、紫外線吸収剤、銅害防止剤、難燃剤、顔料等
を適宜併用することができる。更に本発明に係る組成物
には、本発明の目的を著しく損なわない範囲において、
ポリエチレン、ポリブテン、エチレン−プロピレンラバ
ー等の重合体および、任意の充填剤を含むことができ
る。充填剤としては例えばガラス繊維、タルク、マイ
カ、木粉、合成繊維等の無機質若しくは有機質のものが
あげられる。
ンに添加される各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、帯
電防止剤、紫外線吸収剤、銅害防止剤、難燃剤、顔料等
を適宜併用することができる。更に本発明に係る組成物
には、本発明の目的を著しく損なわない範囲において、
ポリエチレン、ポリブテン、エチレン−プロピレンラバ
ー等の重合体および、任意の充填剤を含むことができ
る。充填剤としては例えばガラス繊維、タルク、マイ
カ、木粉、合成繊維等の無機質若しくは有機質のものが
あげられる。
かくして得られた本発明に係る高立体規則性ポリプロピ
レン組成物は、射出成形、真空成形、押し出し成形、ブ
ロー成形、延伸等の成形、技術によって、射出成形品、
延伸フィルム、シート等の成形品の用に供される。
レン組成物は、射出成形、真空成形、押し出し成形、ブ
ロー成形、延伸等の成形、技術によって、射出成形品、
延伸フィルム、シート等の成形品の用に供される。
[作 用] 本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組成物を構成
するポリプロピレン(A)およびポリプロピレン(B)
は、極めて高い立体規則性を有することから、本発明に
係る組成物を用いて得られた成形品は耐熱性、剛性、強
度において著しく優れている。また、広い分子量分布を
有することから、著しく高い耐久性を有している。更に
また、該成形品は、結晶化度が高く、かつ微細な球晶形
態を発現していることから透明性においても優れてい
る。
するポリプロピレン(A)およびポリプロピレン(B)
は、極めて高い立体規則性を有することから、本発明に
係る組成物を用いて得られた成形品は耐熱性、剛性、強
度において著しく優れている。また、広い分子量分布を
有することから、著しく高い耐久性を有している。更に
また、該成形品は、結晶化度が高く、かつ微細な球晶形
態を発現していることから透明性においても優れてい
る。
本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組成物を用い
て得られた成形品の優れた性能に作用している、本発明
に係る組成物を構成しているポリプロピレンの特徴的な
物性は上記の通りであるが、該特徴的物性を支持する本
発明に係るポリプロピレンの製造上の作用としては、そ
の詳細は明らかではないが以下のように推定される。
て得られた成形品の優れた性能に作用している、本発明
に係る組成物を構成しているポリプロピレンの特徴的な
物性は上記の通りであるが、該特徴的物性を支持する本
発明に係るポリプロピレンの製造上の作用としては、そ
の詳細は明らかではないが以下のように推定される。
本発明に係る組成物を構成するポリプロピレンの製造に
係る三塩化チタン組成物(III)および(IV)と、有機
アルミニウム化合物(A2)、更に芳香族カルボン酸エス
テル(E)、あるいはSi−O−C結合および/またはメ
ルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)、を組み合
わせた触媒の性能、特に三塩化チタン組成物(III)の
保有する、高いアイソタクチックペンタッド分率を有す
るポリプロピレン製造性能、重合処理工程の導入が更に
立体特異性を付与することによる三塩化チタン組成物
(IV)の保有する、一層高いアイソタクチックペンタッ
ド分率を有するポリプロピレン製造性能、第三成分とし
ての芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O
−C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ
素化合物(S)の保有する、広い分子量分布と高いアイ
ソタクチックペンタッド分率を有するポリプロピレン製
造性能が、本発明の組成物を構成するポリプロピレンに
上記物性を付与しているものと思われる。
係る三塩化チタン組成物(III)および(IV)と、有機
アルミニウム化合物(A2)、更に芳香族カルボン酸エス
テル(E)、あるいはSi−O−C結合および/またはメ
ルカプト基を有する有機ケイ素化合物(S)、を組み合
わせた触媒の性能、特に三塩化チタン組成物(III)の
保有する、高いアイソタクチックペンタッド分率を有す
るポリプロピレン製造性能、重合処理工程の導入が更に
立体特異性を付与することによる三塩化チタン組成物
(IV)の保有する、一層高いアイソタクチックペンタッ
ド分率を有するポリプロピレン製造性能、第三成分とし
ての芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O
−C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ
素化合物(S)の保有する、広い分子量分布と高いアイ
ソタクチックペンタッド分率を有するポリプロピレン製
造性能が、本発明の組成物を構成するポリプロピレンに
上記物性を付与しているものと思われる。
更にまた、本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組
成物を構成するポリプロピレン(B)中には本発明に係
る三塩化チタン組成物(IV)製造時の重合処理工程に起
因する結晶性非直鎖オレフィン重合体が分散しているた
め、該重合体がポリプロピレン組成物の成形時に造核作
用を発揮することにより、微細な球晶形態を発現し透明
性を向上させる。
成物を構成するポリプロピレン(B)中には本発明に係
る三塩化チタン組成物(IV)製造時の重合処理工程に起
因する結晶性非直鎖オレフィン重合体が分散しているた
め、該重合体がポリプロピレン組成物の成形時に造核作
用を発揮することにより、微細な球晶形態を発現し透明
性を向上させる。
特に、上記重合処理工程において、非直鎖オレフィンに
よる重合処理の前に直鎖オレフィンによる重合処理を行
った場合には、生成した結晶性直鎖オレフィン−直鎖オ
レフィンブロック共重合体の直鎖オレフィン重合体ブロ
ックがポリプロピレンと相溶性を持つことに伴い、非直
鎖オレフィン重合体ブロックもポリプロピレンへの分散
性が高度に向上している。
よる重合処理の前に直鎖オレフィンによる重合処理を行
った場合には、生成した結晶性直鎖オレフィン−直鎖オ
レフィンブロック共重合体の直鎖オレフィン重合体ブロ
ックがポリプロピレンと相溶性を持つことに伴い、非直
鎖オレフィン重合体ブロックもポリプロピレンへの分散
性が高度に向上している。
従って、組成物の均質性はより向上し、また非直鎖オレ
フィン重合体ブロックの持つ造核作用が著しく発揮され
ることから、得られるポリプロピレンを用いて製造した
成形品の均質性、剛性、強度、透明性等がより一層向上
しているものと推定される。
フィン重合体ブロックの持つ造核作用が著しく発揮され
ることから、得られるポリプロピレンを用いて製造した
成形品の均質性、剛性、強度、透明性等がより一層向上
しているものと推定される。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を説明する。実施例、比較
例において用いられている用語の定義、および測定方法
は次の通りである。
例において用いられている用語の定義、および測定方法
は次の通りである。
(1)MFR:メルトフローレート JIS K 7210表1の条件
14による。 (単位:g/10分) (2)アイソタクチックペンタッド分率(P):前述し
た方法に基づき、日本電子社製JEOL GX−270を用いて測
定した。
14による。 (単位:g/10分) (2)アイソタクチックペンタッド分率(P):前述し
た方法に基づき、日本電子社製JEOL GX−270を用いて測
定した。
(3)重量平均分子量/数平均分子量(Q):ウォータ
ーズ社製のGPC−150C型のゲルバーミエーションクロマ
トグラフィーにより測定し、求めた。
ーズ社製のGPC−150C型のゲルバーミエーションクロマ
トグラフィーにより測定し、求めた。
(4)剛性、強度、耐熱性:下記の方法により、剛性、
強度、および耐熱性を評価した。
強度、および耐熱性を評価した。
曲げ弾性率:JIS K 7203に準拠して23℃および80℃に
て曲げ弾性率を測定した。 (単位:kgf/cm2) 引張強度:JIS K 7113に準拠して23℃にて引張強度を
測定した。 (単位:kgf/cm2) 熱変形温度:JIS K 7202に準拠して熱変形温度を測定
した。 (単位:℃) (5)耐久性:JIS K 7115に準拠して引張クリープ試験
(荷重248Kgf/cm2)を行い、クリープ破壊時間を測定
し、耐久性を評価した。 (単位:時間) (6)透明性:フィルム4枚を重ねてJIS K 6714に準拠
してヘイズを測定し、透明性を評価した。(単位:%) 実施例1 (1)ポリプロピレン(A)の製造 三塩化チタン組成物(III)の調製 n−ヘキサン6、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド(DEAC)5.0モル、ジイソアミルエーテル12モルを25
℃で1分間で混合し5分間同温度で反応させて反応生成
液(I)(ジイソアミルエーテル/DEACのモル比2.4)を
得た。窒素置換された反応器に四塩化チタン40モルを入
れ、35℃に加熱し、これに上記反応生成液(I)の全量
を30分間で滴下した後、同温度に30分間保ち、75℃に昇
温して更に1時間反応させ、室温迄冷却し上澄液を除
き、n−ヘキサン20を加えてデカンテーションで上澄
液を除く操作を4回繰り返して、固体生成物(II)1.9K
gを得た。
て曲げ弾性率を測定した。 (単位:kgf/cm2) 引張強度:JIS K 7113に準拠して23℃にて引張強度を
測定した。 (単位:kgf/cm2) 熱変形温度:JIS K 7202に準拠して熱変形温度を測定
した。 (単位:℃) (5)耐久性:JIS K 7115に準拠して引張クリープ試験
(荷重248Kgf/cm2)を行い、クリープ破壊時間を測定
し、耐久性を評価した。 (単位:時間) (6)透明性:フィルム4枚を重ねてJIS K 6714に準拠
してヘイズを測定し、透明性を評価した。(単位:%) 実施例1 (1)ポリプロピレン(A)の製造 三塩化チタン組成物(III)の調製 n−ヘキサン6、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド(DEAC)5.0モル、ジイソアミルエーテル12モルを25
℃で1分間で混合し5分間同温度で反応させて反応生成
液(I)(ジイソアミルエーテル/DEACのモル比2.4)を
得た。窒素置換された反応器に四塩化チタン40モルを入
れ、35℃に加熱し、これに上記反応生成液(I)の全量
を30分間で滴下した後、同温度に30分間保ち、75℃に昇
温して更に1時間反応させ、室温迄冷却し上澄液を除
き、n−ヘキサン20を加えてデカンテーションで上澄
液を除く操作を4回繰り返して、固体生成物(II)1.9K
gを得た。
この(II)の全量をn−ヘキサン30中に懸濁させ、ジ
エチルアルミニウムモノクロライド200gを加え、30℃で
プロピレン1.0kgを加え1時間反応させ、重合処理を施
した固体生成物(II−A)を得た。(プロピレン反応量
0.6kg)。
エチルアルミニウムモノクロライド200gを加え、30℃で
プロピレン1.0kgを加え1時間反応させ、重合処理を施
した固体生成物(II−A)を得た。(プロピレン反応量
0.6kg)。
反応後、上澄液を除いた後、n−ヘキサン30を加えて
デカンテーションで除く操作を2回繰り返し、上記の重
合処理を施した固体生成物(II−A)2.5Kgをn−ヘキ
サン6中に懸濁させて、四塩化チタン3.5kgを室温に
て約1分間で加え、80℃にて30分間反応させた後、更に
ジイソアミルエーテル1.6kgを加え、80℃で1時間反応
させた。
デカンテーションで除く操作を2回繰り返し、上記の重
合処理を施した固体生成物(II−A)2.5Kgをn−ヘキ
サン6中に懸濁させて、四塩化チタン3.5kgを室温に
て約1分間で加え、80℃にて30分間反応させた後、更に
ジイソアミルエーテル1.6kgを加え、80℃で1時間反応
させた。
反応終了後、上澄液をデカンテーションで除いた後、40
のn−ヘキサンを加え、10分間撹拌し、静置して上澄
液を除く操作を5回繰り返した後、減圧で乾燥させ、三
塩化チタン組成物(III)を得た。三塩化チタン組成物
(III)1g中のチタン含有量は192mgであった。
のn−ヘキサンを加え、10分間撹拌し、静置して上澄
液を除く操作を5回繰り返した後、減圧で乾燥させ、三
塩化チタン組成物(III)を得た。三塩化チタン組成物
(III)1g中のチタン含有量は192mgであった。
予備活性化触媒成分の調製 傾斜羽付き撹拌機を備えた内容積150のステンレス製
反応器を窒素ガスで置換した後、n−ヘキサン100、
ジエチルアルミニウムモノクロライド2.61Kg、および上
記で得た三塩化チタン組成物(III)1.8kgを室温で加
えた。続いて、反応器内の温度を30℃にした。続いてプ
ロピレン1Kgを添加し、同温度にて2時間反応させた
(三塩化チタン組成物(III)1g当り、プロピレン0.5g
反応)後、未反応プロピレンを除去し、予備活性化触媒
成分をスラリー状態で得た。
反応器を窒素ガスで置換した後、n−ヘキサン100、
ジエチルアルミニウムモノクロライド2.61Kg、および上
記で得た三塩化チタン組成物(III)1.8kgを室温で加
えた。続いて、反応器内の温度を30℃にした。続いてプ
ロピレン1Kgを添加し、同温度にて2時間反応させた
(三塩化チタン組成物(III)1g当り、プロピレン0.5g
反応)後、未反応プロピレンを除去し、予備活性化触媒
成分をスラリー状態で得た。
プロピレンの製造 窒素置換をした内容積150の2段タービン翼を備えた
撹拌機付き重合器に、上記で得た予備活性化触媒成分
スラリー(注、ジエチルアルミニウムモノクロライドを
含む)をチタン原子換算で11.4ミリグラム原子/hrで、
またp−トルイル酸メチルをチタン原子に対してモル比
が1.8になるように触媒として同一配管から、また別配
管からn−ヘキサンを13Kg/hrで連続的に供給した。更
にまた重合器の気相中の濃度が11容積%を保つように水
素を、全圧力が10Kg/cm2Gを保つようにプロピレンをそ
れぞれ供給して、プロピレンのスラリー重合を60℃にお
いて120時間、連続して行った。
撹拌機付き重合器に、上記で得た予備活性化触媒成分
スラリー(注、ジエチルアルミニウムモノクロライドを
含む)をチタン原子換算で11.4ミリグラム原子/hrで、
またp−トルイル酸メチルをチタン原子に対してモル比
が1.8になるように触媒として同一配管から、また別配
管からn−ヘキサンを13Kg/hrで連続的に供給した。更
にまた重合器の気相中の濃度が11容積%を保つように水
素を、全圧力が10Kg/cm2Gを保つようにプロピレンをそ
れぞれ供給して、プロピレンのスラリー重合を60℃にお
いて120時間、連続して行った。
該重合中は、重合器内の重合体スラリーの保有レベルが
75容積%となるように重合体スラリーを重合器から連続
的に内容積50のフラッシュタンクに抜き出した。フラ
ッシュタンクにおいて落圧し、未反応の水素、プロピレ
ンを除去する一方、メタノールを1Kg/hrで供給し70℃に
て接触処理した。引き続いて、重合体スラリーを水酸化
ナトリウム水溶液で中和後、重合体の水洗、分離、乾燥
の各工程を経て、ポリプロピレン(A)を10Kg/hrで得
た。
75容積%となるように重合体スラリーを重合器から連続
的に内容積50のフラッシュタンクに抜き出した。フラ
ッシュタンクにおいて落圧し、未反応の水素、プロピレ
ンを除去する一方、メタノールを1Kg/hrで供給し70℃に
て接触処理した。引き続いて、重合体スラリーを水酸化
ナトリウム水溶液で中和後、重合体の水洗、分離、乾燥
の各工程を経て、ポリプロピレン(A)を10Kg/hrで得
た。
該ポリプロピレン(A)を分析したところ、MFRは4.0
(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は
0.973、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.7で
あった。
(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は
0.973、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.7で
あった。
(2)ポリプロピレン(B)の製造 三塩化チタン組成物(IV)の調製 前記(1)と同様にして、固体生成物(II)を得た。
この(II)の全量をn−ヘキサン30中に懸濁させ、ジ
エチルアルミニウムモノクロライド400gを加え、30℃に
てプロピレン1.5kgを添加し、同温度で1時間重合処理
を行った。反応時間経過後、上澄液をデカンテーション
で除いた後、30のn−ヘキサンで2回固体を洗浄し
た。
エチルアルミニウムモノクロライド400gを加え、30℃に
てプロピレン1.5kgを添加し、同温度で1時間重合処理
を行った。反応時間経過後、上澄液をデカンテーション
で除いた後、30のn−ヘキサンで2回固体を洗浄し
た。
引き続いて、n−ヘキサン30、ジエチルアルミニウム
モノクロライド400gを加えた後、温度を40℃にし、ビニ
ルシクロヘキサン5.7kgを加え、40℃で2時間重合処理
を行った。反応終了後、上澄液を除きn−ヘキサン30
を加えてデカンテーションで上澄液を除く操作を4回繰
り返して、プロピレン−ビニルシクロヘキサンによる多
段重合処理を施した固体生成物(II−B)を得た。
モノクロライド400gを加えた後、温度を40℃にし、ビニ
ルシクロヘキサン5.7kgを加え、40℃で2時間重合処理
を行った。反応終了後、上澄液を除きn−ヘキサン30
を加えてデカンテーションで上澄液を除く操作を4回繰
り返して、プロピレン−ビニルシクロヘキサンによる多
段重合処理を施した固体生成物(II−B)を得た。
この固体生成物(II−B)全量をn−ヘキサン9中に
懸濁させた状態で、四塩化チタン3.5kgを室温にて約10
分間で加え、80℃にて30分間反応させた後、更にジイソ
アミルエーテル1.6kgを加え、80℃で1時間反応させ
た。反応終了後、上澄液を除く操作を5回繰り返した
後、減圧で乾燥させ、三塩化チタン組成物(IV)を得
た。
懸濁させた状態で、四塩化チタン3.5kgを室温にて約10
分間で加え、80℃にて30分間反応させた後、更にジイソ
アミルエーテル1.6kgを加え、80℃で1時間反応させ
た。反応終了後、上澄液を除く操作を5回繰り返した
後、減圧で乾燥させ、三塩化チタン組成物(IV)を得
た。
得られた三塩化チタン組成物(IV)中のプロピレン重合
体ブロックの含有量は16.7重量%、ビニルシクロヘキサ
ン重合体ブロックの含有量は50.0重量%、チタン含有量
は4.8重量%であった。
体ブロックの含有量は16.7重量%、ビニルシクロヘキサ
ン重合体ブロックの含有量は50.0重量%、チタン含有量
は4.8重量%であった。
予備活性化触媒成分の調製 前記(1)のにおいて、三塩化チタン組成物(III)
の代りに上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を用
い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用量
を1.14Kgとすること以外は同様にして予備活性化触媒成
分スラリーを得た。
の代りに上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を用
い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用量
を1.14Kgとすること以外は同様にして予備活性化触媒成
分スラリーを得た。
プロピレンの重合 前記(1)のにおいて、予備活性化触媒成分スラリー
として上記で得た予備活性化触媒成分スラリーをチタ
ン原子換算で11.5ミルモル原子/hrで重合器に供給する
こと以外は同様にしてプロピレンの重合を行った後、同
様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を得た。
として上記で得た予備活性化触媒成分スラリーをチタ
ン原子換算で11.5ミルモル原子/hrで重合器に供給する
こと以外は同様にしてプロピレンの重合を行った後、同
様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を得た。
該ポリプロピレン(B)は、結晶性ビニルシクロヘキサ
ン重合体ブロックを328重量ppm含有し、MFRは4.0(g/10
分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.98
5、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は13.5であっ
た。
ン重合体ブロックを328重量ppm含有し、MFRは4.0(g/10
分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.98
5、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は13.5であっ
た。
(3)ポリプロピレン組成物の製造 内容積100のヘンセルミキサー(商品名)に(1)で
得たポリプロピレン(A)を17Kg、(2)で得たポリプ
ロピレン(B)を3Kg、テトラキス〔メチレン−3−
(3′,5′シ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕メタン10g、およびステアリン酸
カルシウム10gを投入し、5分間撹拌混合した。引き続
いて、内径40mmの単軸押出機を用いて230℃下で混合物
を溶融混練して押し出し、水冷後、カットし、結晶性ビ
ニルシクロヘキサン重合体ブロックを49重量ppm含有し
たペレット状の高立体規則性ポリプロピレン組成物を得
た。
得たポリプロピレン(A)を17Kg、(2)で得たポリプ
ロピレン(B)を3Kg、テトラキス〔メチレン−3−
(3′,5′シ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕メタン10g、およびステアリン酸
カルシウム10gを投入し、5分間撹拌混合した。引き続
いて、内径40mmの単軸押出機を用いて230℃下で混合物
を溶融混練して押し出し、水冷後、カットし、結晶性ビ
ニルシクロヘキサン重合体ブロックを49重量ppm含有し
たペレット状の高立体規則性ポリプロピレン組成物を得
た。
(4)成形品の製造 (3)で得たポリプロピレン組成物を射出成形機で溶融
樹脂温度230℃、金型温度50℃でJIS形のテストピースを
射出成形した。該テストピースについて、湿度50%、23
℃の室温下で96時間放置後、前述の方法により剛性、強
度、耐熱性、耐久性を評価した。
樹脂温度230℃、金型温度50℃でJIS形のテストピースを
射出成形した。該テストピースについて、湿度50%、23
℃の室温下で96時間放置後、前述の方法により剛性、強
度、耐熱性、耐久性を評価した。
また、(3)で得た組成物についてT−ダイ式製膜機を
用い、溶融樹脂温度250℃で押し出し、20℃の冷却ロー
ルで厚さ1mmのシートとした。該シートを150℃の熱風で
70秒間加熱し、二軸延伸機を用いて縦横両方向に7倍づ
つ延伸し、厚み20μの二軸延伸フィルムを得た。
用い、溶融樹脂温度250℃で押し出し、20℃の冷却ロー
ルで厚さ1mmのシートとした。該シートを150℃の熱風で
70秒間加熱し、二軸延伸機を用いて縦横両方向に7倍づ
つ延伸し、厚み20μの二軸延伸フィルムを得た。
比較例1、2および実施例2、3 (1)実施例1の(3)において、ポリプロピレン
(A)とポリプロピレン(B)の混合割合を変化させ
て、結晶性ビニルシクロヘキサン重合体の含有量を後述
の表のように変化すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は実施例1の(4)と同様にして成
形品の製造を行った。
(A)とポリプロピレン(B)の混合割合を変化させ
て、結晶性ビニルシクロヘキサン重合体の含有量を後述
の表のように変化すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は実施例1の(4)と同様にして成
形品の製造を行った。
比較例3 (1)撹拌機付きステンレス製反応器中において、デ
カン3、無水塩化マグネシウム480g、オルトチタン酸
n−ブチル1.7Kgおよび2−エチル−1−ヘキサノール
1.95Kgを混合し、撹拌しながら130℃に1時間加熱して
溶解させ均一な溶液とした。該均一溶液を70℃とし、撹
拌しながらフタル酸ジn−ブチル180gを加え1時間経過
後四塩化ケイ素5.2Kgを2.5時間かけて滴下し固体を析出
させ、更に70℃に1時間加熱した。固体を溶液から分離
し、ヘキサンで洗浄して固体生成物(V)を得た。
カン3、無水塩化マグネシウム480g、オルトチタン酸
n−ブチル1.7Kgおよび2−エチル−1−ヘキサノール
1.95Kgを混合し、撹拌しながら130℃に1時間加熱して
溶解させ均一な溶液とした。該均一溶液を70℃とし、撹
拌しながらフタル酸ジn−ブチル180gを加え1時間経過
後四塩化ケイ素5.2Kgを2.5時間かけて滴下し固体を析出
させ、更に70℃に1時間加熱した。固体を溶液から分離
し、ヘキサンで洗浄して固体生成物(V)を得た。
該固体生成物(V)全量を1,2−ジクロルエタン15に
溶かした四塩化チタン15と混合し、続いて、フタル酸
n−ブチル360g加え、撹拌しながら100℃に2時間反応
させた後、同温度においてデカンテーションにより液相
部を除き、再び、1,2−ジクロルエタン15および四塩
化チタン15を加え、100℃に2時間撹拌し、ヘキサン
で洗浄し乾燥しチタン含有担持型触媒成分を得た。
溶かした四塩化チタン15と混合し、続いて、フタル酸
n−ブチル360g加え、撹拌しながら100℃に2時間反応
させた後、同温度においてデカンテーションにより液相
部を除き、再び、1,2−ジクロルエタン15および四塩
化チタン15を加え、100℃に2時間撹拌し、ヘキサン
で洗浄し乾燥しチタン含有担持型触媒成分を得た。
内容積30の傾斜羽根付きステンレス製反応器を窒素
ガスで置換した後、n−ヘキサン20、トリエチルアル
ミニウム150g、およびで得たチタン含有担持型触媒成
分100gを室温で加えた。続いて、プロピレン60gを添加
し、40℃で2時間反応させて(チタン含有担持型触媒成
分1g当り、プロピレン0.5g反応)。
ガスで置換した後、n−ヘキサン20、トリエチルアル
ミニウム150g、およびで得たチタン含有担持型触媒成
分100gを室温で加えた。続いて、プロピレン60gを添加
し、40℃で2時間反応させて(チタン含有担持型触媒成
分1g当り、プロピレン0.5g反応)。
反応終了後は、未反応プロピレンおよび液相部を除去し
てから固体をn−ヘキサンで洗浄し、更に乾燥して予備
活性化触媒成分を得た。
てから固体をn−ヘキサンで洗浄し、更に乾燥して予備
活性化触媒成分を得た。
実施例1の(1)のにおいて、予備活性化触媒とし
て上記で得た予備活性化触媒成分にn−ヘキサンを添
加し、4.0重量%のn−ヘキサンスラリーとした後、該
スラリーをチタン原子換算で0.19ミリグラム原子/hr
で、また有機アルミニウム化合物としてトリエチルアル
ミニウムを更に触媒の第三成分としてジフェニルジメト
キシシランをチタン原子に対して、モル比がそれぞれ20
0および30となるように触媒として同一配管から重合部
に供給すること、および重合器内の気相中の水素濃度を
1.2容積%とすること以外は同様にしてプロピレンの重
合を行い、ポリプロピレンを得た。
て上記で得た予備活性化触媒成分にn−ヘキサンを添
加し、4.0重量%のn−ヘキサンスラリーとした後、該
スラリーをチタン原子換算で0.19ミリグラム原子/hr
で、また有機アルミニウム化合物としてトリエチルアル
ミニウムを更に触媒の第三成分としてジフェニルジメト
キシシランをチタン原子に対して、モル比がそれぞれ20
0および30となるように触媒として同一配管から重合部
に供給すること、および重合器内の気相中の水素濃度を
1.2容積%とすること以外は同様にしてプロピレンの重
合を行い、ポリプロピレンを得た。
該ポリプロピレンMFRは4.0(g/10分)、アイソタクチッ
クペンタッド分率(P)は0.956、重量平均分子量/数
平均分子量(Q)は4.4であった。
クペンタッド分率(P)は0.956、重量平均分子量/数
平均分子量(Q)は4.4であった。
(2)前記(1)のと同様にして、チタン含有担持
型触媒成分を得た。
型触媒成分を得た。
前記(1)のにおいて、プロピレンの代りにビニル
シクロヘキサン350gを用いること以外は同様にして予備
活性化触媒成分を得た。(チタン含有担持型触媒成分1g
当り、ビニルシクロヘキサン2.0g反応) 前記(1)のにおいて、予備活性化触媒成分として
上記で得た予備活性化触媒成分をチタン原子換算で0.
27ミルグラム原子/hrで重合器に供給すること以外は同
様にしてプロピレンの重合を行ったところ、生成した塊
状重合体が重合器からの重合体スラリー抜き出し配管を
閉塞してしまったため、重合開始後、6時間でプロピレ
ンの重合を停止しなければならなかった。該ポリプロピ
レン中の結晶性ビニルシクロヘキサン重合体の含有量は
86重量ppm、MFRは3.0、アイソタクチックペンタッド分
率(P)は0.960、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)は4.5であった。
シクロヘキサン350gを用いること以外は同様にして予備
活性化触媒成分を得た。(チタン含有担持型触媒成分1g
当り、ビニルシクロヘキサン2.0g反応) 前記(1)のにおいて、予備活性化触媒成分として
上記で得た予備活性化触媒成分をチタン原子換算で0.
27ミルグラム原子/hrで重合器に供給すること以外は同
様にしてプロピレンの重合を行ったところ、生成した塊
状重合体が重合器からの重合体スラリー抜き出し配管を
閉塞してしまったため、重合開始後、6時間でプロピレ
ンの重合を停止しなければならなかった。該ポリプロピ
レン中の結晶性ビニルシクロヘキサン重合体の含有量は
86重量ppm、MFRは3.0、アイソタクチックペンタッド分
率(P)は0.960、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)は4.5であった。
(3)実施例1の(3)において、ポリプロピレン
(A)に代えて上記(1)で得たポリプロピレンを8K
g、ポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得たポ
リプロピレン12Kgを用いること以外は同様にして結晶性
ビニルシクロヘキサン重合体を52重量ppm含有したポリ
プロピレン組成物を得た。
(A)に代えて上記(1)で得たポリプロピレンを8K
g、ポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得たポ
リプロピレン12Kgを用いること以外は同様にして結晶性
ビニルシクロヘキサン重合体を52重量ppm含有したポリ
プロピレン組成物を得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成型品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成型品の製造を行った。
比較例4 (2)比較例3の(1)のにおいて、無水塩化マグネ
シウム、オルトチタン酸n−ブチル、2−エチル−1−
ヘキサノールおよびデカンの均一溶液に、フタル酸ジn
−ブチルを添加する前に、別途、実施例1の(1)の
と同様にして得た三塩化チタン組成物(III)500gとジ
エチルアルミニウムモノクロライド100gを触媒として用
いて、n−ヘキサン100中に1.5kg添加したビニルシク
ロヘキサンを60℃にて2時間重合した後、メタノール洗
浄し、更にn−ヘキサンで洗浄してから、乾燥させて得
られた結晶性ビニルシクロヘキサン重合体1.1Kgを容量1
0の振動ミル中で室温にて5時間粉砕後、上記の均一
溶液中に懸濁させたこと以外は同様にして、チタン含有
担持型触媒成分を得た。
シウム、オルトチタン酸n−ブチル、2−エチル−1−
ヘキサノールおよびデカンの均一溶液に、フタル酸ジn
−ブチルを添加する前に、別途、実施例1の(1)の
と同様にして得た三塩化チタン組成物(III)500gとジ
エチルアルミニウムモノクロライド100gを触媒として用
いて、n−ヘキサン100中に1.5kg添加したビニルシク
ロヘキサンを60℃にて2時間重合した後、メタノール洗
浄し、更にn−ヘキサンで洗浄してから、乾燥させて得
られた結晶性ビニルシクロヘキサン重合体1.1Kgを容量1
0の振動ミル中で室温にて5時間粉砕後、上記の均一
溶液中に懸濁させたこと以外は同様にして、チタン含有
担持型触媒成分を得た。
比較例3の(1)のにおいて、チタン含有担持型触
媒成分として上記で得たチタン含有担持型触媒成分30
0gを用いること以外は同様にして予備活性化触媒成分を
得た。
媒成分として上記で得たチタン含有担持型触媒成分30
0gを用いること以外は同様にして予備活性化触媒成分を
得た。
比較例3の(1)のにおいて、予備活性化触媒とし
て上記で得た予備活性化触媒成分をチタン原子換算で
0.20ミリグラム原子/hrで重合器に供給すること以外は
同様にしてプロピレンの重合を行い、ポリプロピレンを
得た。該ポリプロピレンは結晶性ビニルシクロヘキサン
重合体を64重量ppm含有し、MFRは3.5(g/10分)、アイ
ソタクチックペンタッド分率(P)は0.956、重量平均
分子量/数平均分子量(Q)は4.4であった。
て上記で得た予備活性化触媒成分をチタン原子換算で
0.20ミリグラム原子/hrで重合器に供給すること以外は
同様にしてプロピレンの重合を行い、ポリプロピレンを
得た。該ポリプロピレンは結晶性ビニルシクロヘキサン
重合体を64重量ppm含有し、MFRは3.5(g/10分)、アイ
ソタクチックペンタッド分率(P)は0.956、重量平均
分子量/数平均分子量(Q)は4.4であった。
(3)実施例1の(3)において、ポリプロピレン
(A)に代えて比較例3の(1)で得たポリプロピレン
を4Kg、ポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得
たポリプロピレン16Kgを用いること以外は同様にして結
晶性ビニルシクロヘキサン重合体を51重量ppm含有した
ポリプロピレン組成物を得た。
(A)に代えて比較例3の(1)で得たポリプロピレン
を4Kg、ポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得
たポリプロピレン16Kgを用いること以外は同様にして結
晶性ビニルシクロヘキサン重合体を51重量ppm含有した
ポリプロピレン組成物を得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成型品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成型品の製造を行った。
比較例5 (1)実施例1の(1)のにおいて、触媒の第三成分
であるp−トルイル酸メチルを供給せずに予備活性化触
媒成分スラリーをチタン原子換算で6.9ミリグラム原子/
hrで重合器に供給すること、また重合器内の気相部中の
水素濃度を5.2容積%とすること以外は同様にしてプロ
ピレンの重合を行い、ポリプロピレンを得た。該ポリプ
ロピレンのMFRは4.2(g/10分)、アイソタクチックペン
タッド分率(P)は0.951、重量平均分子量/数平均分
子量(Q)は5.5であった。
であるp−トルイル酸メチルを供給せずに予備活性化触
媒成分スラリーをチタン原子換算で6.9ミリグラム原子/
hrで重合器に供給すること、また重合器内の気相部中の
水素濃度を5.2容積%とすること以外は同様にしてプロ
ピレンの重合を行い、ポリプロピレンを得た。該ポリプ
ロピレンのMFRは4.2(g/10分)、アイソタクチックペン
タッド分率(P)は0.951、重量平均分子量/数平均分
子量(Q)は5.5であった。
(2)実施例1の(2)のにおいて、触媒の第三成分
であるp−トルイル酸メチルを供給せずに予備活性化触
媒スラリーをチタン原子換算で7.0ミリグラム原子/hrで
重合器に供給すること、また重合器内の気相部中の水素
濃度を5.2容積%とすること以外は同様にしてプロピレ
ンの重合を行い、ポリプロピレンを得た。該ポリプロピ
レンは結晶性ビニルシクロヘキサン重合体ブロックを20
0重量ppm含有し、MFRは4.0(g/10分)、アイソタクチッ
クペンタッド分率(P)は0.967、重量平均分子量/数
平均分子量(Q)は6.0であった。
であるp−トルイル酸メチルを供給せずに予備活性化触
媒スラリーをチタン原子換算で7.0ミリグラム原子/hrで
重合器に供給すること、また重合器内の気相部中の水素
濃度を5.2容積%とすること以外は同様にしてプロピレ
ンの重合を行い、ポリプロピレンを得た。該ポリプロピ
レンは結晶性ビニルシクロヘキサン重合体ブロックを20
0重量ppm含有し、MFRは4.0(g/10分)、アイソタクチッ
クペンタッド分率(P)は0.967、重量平均分子量/数
平均分子量(Q)は6.0であった。
(3)実施例1の(3)において、ポリプロピレン
(A)に代えて上記(1)で得たポリプロピレンを15k
g、またポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得
たポリプロピレン5kgを用いること以外は同様にして結
晶性ビニルシクロヘキサン重合体ブロックを50重量ppm
含有したポリプロピレン組成物を得た。
(A)に代えて上記(1)で得たポリプロピレンを15k
g、またポリプロピレン(B)に代えて上記(2)で得
たポリプロピレン5kgを用いること以外は同様にして結
晶性ビニルシクロヘキサン重合体ブロックを50重量ppm
含有したポリプロピレン組成物を得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
実施例4 (1)ポリプロピレン(A)の製造 実施例1の(1)のにおいて、重合器内の気相中の水
素濃度を3.2容積%とすること、また各触媒成分を重合
器内の全圧が10kg/cm2Gを保つようにそれぞれ重合器に
供給すること以外は同様にしてプロピレンのスラリー重
合を60℃において行った後、同様な後処理工程を得て、
ポリプロピレン(A)を10kg/hrで得た。
素濃度を3.2容積%とすること、また各触媒成分を重合
器内の全圧が10kg/cm2Gを保つようにそれぞれ重合器に
供給すること以外は同様にしてプロピレンのスラリー重
合を60℃において行った後、同様な後処理工程を得て、
ポリプロピレン(A)を10kg/hrで得た。
該ポリプロピレン(A)を分析したところ、MFRは0.5
(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は
0.972、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.4で
あった。
(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は
0.972、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.4で
あった。
(2)ポリプロピレン(B)の製造 三塩化チタン組成物(IV)の調製 n−ヘプタン4、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド5.0モル、ジイソアミルエーテル9.0モル、ジ−n−ブ
チルエーテル5.0モルを18℃で30分間反応させて得た反
応液を四塩化チタン27.5モル中に40℃で300分間かかっ
て滴下した後、同温度に1.5時間保ち反応させた後、65
℃に昇温し、1時間反応させ、上澄液を除き、n−ヘキ
サン20を加えデカンテーションで除く操作を6回繰り
返し、得られた固体生成物(II)1.8kgをn−ヘキサン4
0中に懸濁させ、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド500gを加え、30℃でプロピレン0.9kgを添加し1時間
反応させ、1段目の重合処理を行った。
ド5.0モル、ジイソアミルエーテル9.0モル、ジ−n−ブ
チルエーテル5.0モルを18℃で30分間反応させて得た反
応液を四塩化チタン27.5モル中に40℃で300分間かかっ
て滴下した後、同温度に1.5時間保ち反応させた後、65
℃に昇温し、1時間反応させ、上澄液を除き、n−ヘキ
サン20を加えデカンテーションで除く操作を6回繰り
返し、得られた固体生成物(II)1.8kgをn−ヘキサン4
0中に懸濁させ、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド500gを加え、30℃でプロピレン0.9kgを添加し1時間
反応させ、1段目の重合処理を行った。
反応時間経過後、上澄液を除いた後、n−ヘキサン20
を加え、デカンテーションで除く操作を2回繰り返し
た。引き続いてn−ヘキサン40およびジエチルアルミ
ニウムモノクロライド500gを添加後、アリルトリメチル
シランを7.6kg加え、40℃にて2時間反応させ、2段目
の重合処理を行い、プロピレン−アリルトリメチルシラ
ンによる多段重合処理を施した固体生成物(II−B)を
得た。
を加え、デカンテーションで除く操作を2回繰り返し
た。引き続いてn−ヘキサン40およびジエチルアルミ
ニウムモノクロライド500gを添加後、アリルトリメチル
シランを7.6kg加え、40℃にて2時間反応させ、2段目
の重合処理を行い、プロピレン−アリルトリメチルシラ
ンによる多段重合処理を施した固体生成物(II−B)を
得た。
反応後、上澄液を除いた後、n−ヘキサン20を加えデ
カンテーションで除く操作を2回繰り返し、上記の重合
処理を施した固体生成物(II−B)をn−ヘキサン7
中に懸濁させ、四塩化チタン1.8kg、n−ブチルエーテ
ル1.8kgを加え、60℃で3時間反応させた。反応終了
後、上澄液をデカンテーションで除いた後、20のn−
ヘキサンを加えて5分間撹拌し静置して上澄液を除く操
作を3回繰り返した後、減圧で乾燥させ三塩化チタン組
成物(IV)を得た。
カンテーションで除く操作を2回繰り返し、上記の重合
処理を施した固体生成物(II−B)をn−ヘキサン7
中に懸濁させ、四塩化チタン1.8kg、n−ブチルエーテ
ル1.8kgを加え、60℃で3時間反応させた。反応終了
後、上澄液をデカンテーションで除いた後、20のn−
ヘキサンを加えて5分間撹拌し静置して上澄液を除く操
作を3回繰り返した後、減圧で乾燥させ三塩化チタン組
成物(IV)を得た。
予備活性化触媒成分の調製 実施例1の(2)のにおいて、三塩化チタン組成物
(IV)として上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を
用い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用
量を1.4kgとすること以外は同様にして予備活性化触媒
成分スラリーを得た。
(IV)として上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を
用い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用
量を1.4kgとすること以外は同様にして予備活性化触媒
成分スラリーを得た。
プロピレンの重合 実施例1の(2)のにおいて、予備活性化触媒成分ス
ラリーとして上記で得た予備活性化触媒成分スラリー
をチタン原子換算で12.0ミリグラム原子/hrで重合器に
供給すること、また重合器内の気相中の水素濃度を3.2
容積%とすること以外は同様にしてプロピレンのスラリ
ー重合を60℃において行った後、同様な後処理工程を経
て、ポリプロピレン(B)を10kg/hrで得た。
ラリーとして上記で得た予備活性化触媒成分スラリー
をチタン原子換算で12.0ミリグラム原子/hrで重合器に
供給すること、また重合器内の気相中の水素濃度を3.2
容積%とすること以外は同様にしてプロピレンのスラリ
ー重合を60℃において行った後、同様な後処理工程を経
て、ポリプロピレン(B)を10kg/hrで得た。
該ポリプロピレン(B)は、結晶性アリルトリメチルシ
ラン重合体ブロックを225重量ppm含有し、MFRは0.5(g/
10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.98
1、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は11.8であっ
た。
ラン重合体ブロックを225重量ppm含有し、MFRは0.5(g/
10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.98
1、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は11.8であっ
た。
(3)実施例1の(3)において、ポリプロピレン
(A)として上記(1)で得たポリプロピレン(A)を
15kg、またポリプロピレン(B)として上記(2)で得
たポリプロピレン(B)を5kg用いること以外は同様に
して結晶性アリルトリメチルシラン重合体ブロックを56
重量ppm含有した高立体規則性ポリプロピレン組成物を
得た。
(A)として上記(1)で得たポリプロピレン(A)を
15kg、またポリプロピレン(B)として上記(2)で得
たポリプロピレン(B)を5kg用いること以外は同様に
して結晶性アリルトリメチルシラン重合体ブロックを56
重量ppm含有した高立体規則性ポリプロピレン組成物を
得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
比較例6 実施例4の(3)において、ポリプロピレンとしてポリ
プロピレン(B)を用いることなく、ポリプロピレン
(A)20kgを使用すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は該ポリプロピレン組成物を用い
て、実施例4の(4)と同様に成形品の製造を行った。
プロピレン(B)を用いることなく、ポリプロピレン
(A)20kgを使用すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は該ポリプロピレン組成物を用い
て、実施例4の(4)と同様に成形品の製造を行った。
実施例5 (1)ポリプロピレン(A)の製造 三塩化チタン組成物(III)の調製 n−ヘキサン12に四塩化チタン27.0モルを加え、1℃
に冷却した後、更にジエチルアルミニウムモノクロライ
ド27.0モルを含むn−ヘキサン12.5を1℃にて4時間
かけて滴下した。滴下終了後、15分間同温度に保ち反応
させた後、1時間かけて65℃に昇温し、更に同温度にて
1時間反応させた。
に冷却した後、更にジエチルアルミニウムモノクロライ
ド27.0モルを含むn−ヘキサン12.5を1℃にて4時間
かけて滴下した。滴下終了後、15分間同温度に保ち反応
させた後、1時間かけて65℃に昇温し、更に同温度にて
1時間反応させた。
次に上澄液を除き、n−ヘキサン10を加え、デカンテ
ーションで除く操作を5回繰り返し、得られた固体生成
物(II)5.7kgのうち、1.8kgをn−ヘキサン11中に懸
濁し、これにジイソアミルエーテル1.2および安息香
酸エチル0.4を添加した。この懸濁液を35℃で1時間
撹拌後、n−ヘキサン3で5回洗浄し処理固体を得
た。得られた処理固体を四塩化チタン40容積%および四
塩化ケイ素10容積%のn−ヘキサン溶液6中に懸濁し
た。
ーションで除く操作を5回繰り返し、得られた固体生成
物(II)5.7kgのうち、1.8kgをn−ヘキサン11中に懸
濁し、これにジイソアミルエーテル1.2および安息香
酸エチル0.4を添加した。この懸濁液を35℃で1時間
撹拌後、n−ヘキサン3で5回洗浄し処理固体を得
た。得られた処理固体を四塩化チタン40容積%および四
塩化ケイ素10容積%のn−ヘキサン溶液6中に懸濁し
た。
この懸濁液を65℃に昇温し、同温度で2時間反応させ
た。反応終了後、1回にn−ヘキサン20を使用し、3
回得られた固体を洗浄した後、減圧で乾燥させて、三塩
化チタン組成物(III)を得た。
た。反応終了後、1回にn−ヘキサン20を使用し、3
回得られた固体を洗浄した後、減圧で乾燥させて、三塩
化チタン組成物(III)を得た。
予備活性化触媒成分の調製 実施例1の(1)のにおいて、三塩化チタン組成物
(III)として上記で得た三塩化チタン組成物(III)
を使用すること、また有機アルミニウム化合物としてジ
エチルアルミニウムモノクロライド2.0kgとジエチルア
ルミニウムモノアイオダイド1.6kgの混合物を使用する
こと以外は同様にして予備活性化触媒成分をスラリー状
態で得た。
(III)として上記で得た三塩化チタン組成物(III)
を使用すること、また有機アルミニウム化合物としてジ
エチルアルミニウムモノクロライド2.0kgとジエチルア
ルミニウムモノアイオダイド1.6kgの混合物を使用する
こと以外は同様にして予備活性化触媒成分をスラリー状
態で得た。
プロピレンの重合 実施例1の(1)のにおいて、予備活性化触媒成分ス
ラリーとして上記(2)で得られた予備活性化触媒成分
スラリー(注.ジエチルアルミニウムモノクロライドお
よびジエチルアルミニウムモノアイオダイドを含む)を
チタン原子換算で27ミリグラム原子/hrで、また触媒の
第三成分としてp−トルイル酸メチルに代えて3−アミ
ノプロピルトリエトキシシランをチタン原子にたいして
モル比が2.8となるように重合器に供給すること、更に
重合器内の気相中の水素濃度を30容積%に保つこと以外
は同様にしてプロピレンの重合を行い、ポリプロピレン
(A)を得た。該ポリプロピレン(A)のMFRは30.0(g
/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.9
69、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.0であっ
た。
ラリーとして上記(2)で得られた予備活性化触媒成分
スラリー(注.ジエチルアルミニウムモノクロライドお
よびジエチルアルミニウムモノアイオダイドを含む)を
チタン原子換算で27ミリグラム原子/hrで、また触媒の
第三成分としてp−トルイル酸メチルに代えて3−アミ
ノプロピルトリエトキシシランをチタン原子にたいして
モル比が2.8となるように重合器に供給すること、更に
重合器内の気相中の水素濃度を30容積%に保つこと以外
は同様にしてプロピレンの重合を行い、ポリプロピレン
(A)を得た。該ポリプロピレン(A)のMFRは30.0(g
/10分)、アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.9
69、重量平均分子量/数平均分子量(Q)は10.0であっ
た。
(2)ポリプロピレン(B)の製造 三塩化チタン組成物(IV)の調製 前記(1)のと同様にして、固体生成物(II)を得
た。
た。
この固体生成物5.7kgのうち、1.8kgをn−ヘキサン50
中に懸濁させ、ジエチルアルミニウムモノクロライド35
0gを加え、更に3−メチルブテン−1を3.8kg添加し、4
0℃にて2時間重合反応を行った。
中に懸濁させ、ジエチルアルミニウムモノクロライド35
0gを加え、更に3−メチルブテン−1を3.8kg添加し、4
0℃にて2時間重合反応を行った。
重合処理後、上澄液を除いた後、n−ヘキサン30を加
えてデカンテーションで除く操作を2回繰り返した後、
得られた重合処理を施した固体生成物(II−B)の全量
をn−ヘキサン11中に懸濁させ、これにジイソアミル
エーテル1.2および安息香酸エチル0.4を添加した。
この懸濁液を35℃で1時間撹拌後、n−ヘキサン3で
5回洗浄し、処理固体を得た。得られた処理固体を四塩
化チタン40容積%および四塩化ケイ素10容積%のn−ヘ
キサン溶液6中に懸濁した。
えてデカンテーションで除く操作を2回繰り返した後、
得られた重合処理を施した固体生成物(II−B)の全量
をn−ヘキサン11中に懸濁させ、これにジイソアミル
エーテル1.2および安息香酸エチル0.4を添加した。
この懸濁液を35℃で1時間撹拌後、n−ヘキサン3で
5回洗浄し、処理固体を得た。得られた処理固体を四塩
化チタン40容積%および四塩化ケイ素10容積%のn−ヘ
キサン溶液6中に懸濁した。
この懸濁液を65℃に昇温し、同温度で2時間反応させ
た。反応終了後、1回にn−ヘキサン20を使用し、3
回得られた固体を洗浄した後、減圧で乾燥させて三塩化
チタン組成物(IV)を得た。
た。反応終了後、1回にn−ヘキサン20を使用し、3
回得られた固体を洗浄した後、減圧で乾燥させて三塩化
チタン組成物(IV)を得た。
予備活性化触媒成分の調製 前記(1)のにおいて、三塩化チタン組成物(III)
に代えて上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を用
い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用量
を1.0kg、ジエチルアルミニウムモノアイオダイドの使
用量を0.8kgとすること以外は同様にして予備活性化触
媒成分をスラリー状態で得た。
に代えて上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を用
い、またジエチルアルミニウムモノクロライドの使用量
を1.0kg、ジエチルアルミニウムモノアイオダイドの使
用量を0.8kgとすること以外は同様にして予備活性化触
媒成分をスラリー状態で得た。
プロピレンの重合 前記(1)のにおいて、予備活性化触媒成分スラリー
として上記で得た予備活性化触媒成分スラリーをチタ
ン原子換算で23ミリグラム原子/hrで重合器に供給する
こと以外は同様にしてプロピレンの重合を行った後、同
様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を得た。
として上記で得た予備活性化触媒成分スラリーをチタ
ン原子換算で23ミリグラム原子/hrで重合器に供給する
こと以外は同様にしてプロピレンの重合を行った後、同
様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を得た。
該ポリプロピレン(B)は、結晶性3−メチルブテン−
1重合体を416重量ppm含有し、MFRは30.0(g/10分)、
アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.980、重量
平均分子量/数平均分子量(Q)は13.0であった。
1重合体を416重量ppm含有し、MFRは30.0(g/10分)、
アイソタクチックペンタッド分率(P)は0.980、重量
平均分子量/数平均分子量(Q)は13.0であった。
(3)ポリプロピレン組成物の製造 実施例1の(3)において、ポリプロピレン(A)とし
て上記(1)で得たポリプロピレン(A)を17kg、また
ポリプロピレン(B)として上記(2)で得たポリプロ
ピレン(B)を3kg用いること以外は同様にして結晶性
3−メチルブテン−1重合体を62重量ppm含有した高立
体規則性ポリプロピレン組成物を得た。
て上記(1)で得たポリプロピレン(A)を17kg、また
ポリプロピレン(B)として上記(2)で得たポリプロ
ピレン(B)を3kg用いること以外は同様にして結晶性
3−メチルブテン−1重合体を62重量ppm含有した高立
体規則性ポリプロピレン組成物を得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
比較例7 実施例5の(3)において、ポリプロピレンとしてポリ
プロピレン(B)を用いることなく、ポリプロピレン
(A)20kgを使用すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は該ポリプロピレン組成物を用い
て、実施例4の(4)と同様に成形品の製造を行った。
プロピレン(B)を用いることなく、ポリプロピレン
(A)20kgを使用すること以外は同様にしてポリプロピ
レン組成物を得、後は該ポリプロピレン組成物を用い
て、実施例4の(4)と同様に成形品の製造を行った。
実施例6 (1)実施例1の(1)で得たポリプロピレン(A)を
利用した。
利用した。
(2)実施例1の(2)のにおいて、固体生成物
(II)を重合処理する工程でプロピレンに代えてエチレ
ン400Nを用いて1段目の重合処理を行った後、未反応
エチレンを除去するだけでデカンテーションおよびn−
ヘキサンによる洗浄をすることなく、引き続いてビニル
シクロヘキサンに代えてp−トリメチルシリルスチレン
8.6kgを用いて2段目の重合処理を行ったこと以外は同
様にして三塩化チタン組成物(IV)を得た。
(II)を重合処理する工程でプロピレンに代えてエチレ
ン400Nを用いて1段目の重合処理を行った後、未反応
エチレンを除去するだけでデカンテーションおよびn−
ヘキサンによる洗浄をすることなく、引き続いてビニル
シクロヘキサンに代えてp−トリメチルシリルスチレン
8.6kgを用いて2段目の重合処理を行ったこと以外は同
様にして三塩化チタン組成物(IV)を得た。
実施例1の(2)のにおいて、三塩化チタン組成物
(IV)として上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を
用い、またプロピレンの代わりにエチレン900Nを用い
ること以外は同様にして予備活性化処理を行った。反応
終了後、上澄液をデカンテーションで除いてからn−ヘ
キサンで洗浄後、濾過、乾燥して予備活性化触媒成分を
得た。
(IV)として上記で得た三塩化チタン組成物(IV)を
用い、またプロピレンの代わりにエチレン900Nを用い
ること以外は同様にして予備活性化処理を行った。反応
終了後、上澄液をデカンテーションで除いてからn−ヘ
キサンで洗浄後、濾過、乾燥して予備活性化触媒成分を
得た。
実施例1の(2)のにおいて、予備活性化触媒成分
として上記で得た予備活性化触媒成分にn−ヘキサン
を添加し、4.0重量%のn−ヘキサンスラリーとした
後、該スラリーをチタン原子換算で11.8ミリグラム原子
/hrで、またp−トルイル酸メチルに加えてジエチルア
ルミニウムモノクロライドをチタン原子に対してモル比
が3.0となるように触媒として重合器に供給すること以
外は同様にしてプロピレンの重合を60℃において行った
後、同様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を10
kg/hrで得た。
として上記で得た予備活性化触媒成分にn−ヘキサン
を添加し、4.0重量%のn−ヘキサンスラリーとした
後、該スラリーをチタン原子換算で11.8ミリグラム原子
/hrで、またp−トルイル酸メチルに加えてジエチルア
ルミニウムモノクロライドをチタン原子に対してモル比
が3.0となるように触媒として重合器に供給すること以
外は同様にしてプロピレンの重合を60℃において行った
後、同様な後処理工程を経てポリプロピレン(B)を10
kg/hrで得た。
該ポリプロピレン(B)は、結晶性p−トリメチルシリ
ルスチレン重合体ブロックを338重量ppm含有し、MFRは
3.8(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)は0.980、重量平均分子量/数平均分子量(Q)
は11.2であった。
ルスチレン重合体ブロックを338重量ppm含有し、MFRは
3.8(g/10分)、アイソタクチックペンタッド分率
(P)は0.980、重量平均分子量/数平均分子量(Q)
は11.2であった。
(3)ポリプロピレン組成物の製造 実施例1の(3)において、ポリプロピレン(A)とし
て上記(1)で得たポリプロピレン(A)を、またポリ
プロピレン(B)として上記(2)で得たポリプロピレ
ン(B)を用いること以外は同様にして結晶性p−トリ
メチルシリルスチレン重合体ブロックを51重量ppm含有
した高立体規則性ポリプロピレン組成物を得た。
て上記(1)で得たポリプロピレン(A)を、またポリ
プロピレン(B)として上記(2)で得たポリプロピレ
ン(B)を用いること以外は同様にして結晶性p−トリ
メチルシリルスチレン重合体ブロックを51重量ppm含有
した高立体規則性ポリプロピレン組成物を得た。
(4)実施例1の(4)において、ポリプロピレン組成
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
物として上記(3)で得たポリプロピレン組成物を用い
ること以外は同様にして成形品の製造を行った。
以上の実施例、比較例の組成物を構成するポリプロピレ
ンの物性、および組成物の評価結果を表に示した。
ンの物性、および組成物の評価結果を表に示した。
[発明の効果] 本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組成物は前述
した実施例で明らかなように、従来のポリプロピレンに
ない高い立体規則性、広い分子量分布を有するポリプロ
ピレン、および結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有し
ていることから、成形品とした場合には、従来のポリプ
ロピレンから製造された成形品に比較して著しく高い剛
性、強度、耐熱性、耐久性、および透明性を有してい
る。
した実施例で明らかなように、従来のポリプロピレンに
ない高い立体規則性、広い分子量分布を有するポリプロ
ピレン、および結晶性非直鎖オレフィン重合体を含有し
ていることから、成形品とした場合には、従来のポリプ
ロピレンから製造された成形品に比較して著しく高い剛
性、強度、耐熱性、耐久性、および透明性を有してい
る。
従って、本発明に係る高立体規則性ポリプロピレン組成
物を使用して各種の成形方法によって製造された成形品
は、従来のポリプロピレン成形品では使用されることの
なかった用途分野への拡大が期待できる。
物を使用して各種の成形方法によって製造された成形品
は、従来のポリプロピレン成形品では使用されることの
なかった用途分野への拡大が期待できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:02)
Claims (8)
- 【請求項1】(A)有機アルミニウム化合物(A1)若
しくは有機アルミニウム化合物(A1)と電子供与体
(B1)との反応生成物(I)に四塩化チタンを反応させ
て得られた固体生成物(II)を、直鎖オレフィンで重合
処理し、若しくは重合処理せずに、更に電子供与体
(B2)と電子受容体とを反応させて得られる三塩化チタ
ン組成物(III)と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、メルトフローレート(MFR)が0.1
〜100(g/10分、荷重2.16kgf)アイソタクチックペンタ
ッド分率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平
均分子量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量
(Q)が7〜30のポリプロピレンと、 (B)有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機ア
ルミニウム化合物(A1)と電子供与体(B1)との反応生
成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生
成物(II)を、非直鎖オレフィン、若しくは直鎖オレフ
ィンおよび非直鎖オレフィンで1段、若しくは多段に重
合処理し、更に電子供与体(B2)と電子受容体とを反応
させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(IV)
と 有機アルミニウム化合物(A2)および 芳香族カルボン酸エステル(E)、あるいはSi−O−
C結合および/またはメルカプト基を有する有機ケイ素
化合物(S)、を組み合わせた触媒を用いてプロピレン
を重合して得られた、結晶性非直鎖オレフィン重合体を
含有し、かつメルトフローレート(MFR)が0.1〜100(g
/10分、荷重2.18kgf)、アイソタクチックペンタッド分
率(P)が0.960〜0.990、重量平均分子量の数平均分子
量に対する比、重量平均分子量/数平均分子量(Q)が
7〜30のポリプロピレン、 とを混合することにより結晶性非直鎖オレフィン重合体
を組成物中に0.1重量ppm〜2重量%含有せしめることを
特徴とする高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方
法。 - 【請求項2】有機アルミニウム化合物(A1)として、一
般式が AlR8pR9 p′X3−(p+p′)(式中、R8,R9はアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基等の炭化水素基ま
たはアルコキシ基を、Xはハロゲンを表わし、またp,
p′は0<p+p′≦3の任意の数を表わす。)で表わ
される有機アルミニウム化合物を用いる特許請求の範囲
第1項に記載の製造方法。 - 【請求項3】非直鎖オレフィンとして、次式、 CH2=CH−R1 (式中、R1はケイ素を含んでいてもよい炭化水素の飽和
環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい炭素数3
から18までの含飽和環炭化水素基を表わす。)で示され
る含飽和環炭化水素単量体を用いる特許請求の範囲第1
項に記載の製造方法。 - 【請求項4】非直鎖オレフィンとして、次式、 (式中、R2はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から3
までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R3,R4,
R5はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖
状炭化水素基を表わすが、R3,R4,R5のいずれか1個は水
素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン類を用
いる特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項5】非直鎖オレフィンとして、次式、 (式中、nは0,1、mは1,2のいずれかであり、R6はケイ
素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状炭化水
素基を表わし、R7はケイ素を含んでいてもよい炭素数1
から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲンを表わ
し、mが2の時、各R7は同一でも異なっていてもよ
い。)で示される芳香族系単量体を用いる特許請求の範
囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項6】有機アルミニウム化合物(A2)として、ジ
アルキルアルミニウムモノハライドを用いる特許請求の
範囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項7】三塩化チタン組成物(III)に代えて、三
塩化チタン組成物(III)と有機アルミニウム化合物を
組み合わせ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化
した触媒成分を使用する特許請求の範囲第1項に記載の
製造方法。 - 【請求項8】三塩化チタン組成物(IV)に代えて、三塩
化チタン組成物(IV)と有機アルミニウム化合物を組み
合わせ、少量のオレフィンを反応させて予備活性化した
触媒成分を使用する特許請求の範囲第1項に記載の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268676A JPH075803B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268676A JPH075803B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 高立体規則性ポリプロピレン組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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