JPH0758938B2 - ステレオ信号伝送符号化・復号化方法、符号化装置および復号化装置 - Google Patents
ステレオ信号伝送符号化・復号化方法、符号化装置および復号化装置Info
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- JPH0758938B2 JPH0758938B2 JP60191746A JP19174685A JPH0758938B2 JP H0758938 B2 JPH0758938 B2 JP H0758938B2 JP 60191746 A JP60191746 A JP 60191746A JP 19174685 A JP19174685 A JP 19174685A JP H0758938 B2 JPH0758938 B2 JP H0758938B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は音声伝送方式に係わり、特にステレオ音声信号
の伝送方式に関する。
の伝送方式に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、通信技術の進歩に伴い、遠隔地間で通信により会
議を行う遠隔会議システムの需要が増加している。
議を行う遠隔会議システムの需要が増加している。
遠隔会議システムは、一般にテレビ画像、電子黒板、フ
ァックス等の画像情報と音声情報とを遠隔地間でやりと
りするので、これらの情報の伝送コストの低下が望まれ
ている。特に、現在の一般加入者線で伝送可能な64kbps
程度の伝送速度でこれらの情報を伝送できれば、光ファ
イバ等を用いた高品質の遠隔会議システムに比較して、
はるかに低コストで遠隔会議システムを実現できる。こ
れは一般加入者までデジタル化されるISDN(総合サービ
スデジタルネットワーク)の完成時において、中規模な
いし小規模の企業や一般家庭まで含めた遠隔会議システ
ムの普及の鍵を握ると考えられる。
ァックス等の画像情報と音声情報とを遠隔地間でやりと
りするので、これらの情報の伝送コストの低下が望まれ
ている。特に、現在の一般加入者線で伝送可能な64kbps
程度の伝送速度でこれらの情報を伝送できれば、光ファ
イバ等を用いた高品質の遠隔会議システムに比較して、
はるかに低コストで遠隔会議システムを実現できる。こ
れは一般加入者までデジタル化されるISDN(総合サービ
スデジタルネットワーク)の完成時において、中規模な
いし小規模の企業や一般家庭まで含めた遠隔会議システ
ムの普及の鍵を握ると考えられる。
このような低伝送速度、たとえば64kbpsの伝送路を使用
した遠隔会議システムにおいては、会議の運営に支障を
与えない範囲において、画像や音声の多量の情報を圧縮
することが必要となる。
した遠隔会議システムにおいては、会議の運営に支障を
与えない範囲において、画像や音声の多量の情報を圧縮
することが必要となる。
第8図は、従来の遠隔会議システムの構成図であり、音
声のマンマシンインターフェイスであるマイク1、スピ
ーカ2と、画像のマンマシンインターフェイスであるテ
レビカメラ3、テレビモニタ4、電子黒板5、ファック
ス6、テレライティング装置7と音声データを16kbpsに
符号、複号化する音声ユニット8と、後で述べる画像ユ
ニットを制御する制御ユニット9と、制御ユニット9へ
の指示を入力する制御パット10と、制御ユニット9によ
り指定された画像信号を48kbpsに符号、複号化する画像
ユニット11と、64kbpsの伝送路12を介してこれら音声、
画像信号の送信および受信を行う伝送ユニット13より構
成されている。
声のマンマシンインターフェイスであるマイク1、スピ
ーカ2と、画像のマンマシンインターフェイスであるテ
レビカメラ3、テレビモニタ4、電子黒板5、ファック
ス6、テレライティング装置7と音声データを16kbpsに
符号、複号化する音声ユニット8と、後で述べる画像ユ
ニットを制御する制御ユニット9と、制御ユニット9へ
の指示を入力する制御パット10と、制御ユニット9によ
り指定された画像信号を48kbpsに符号、複号化する画像
ユニット11と、64kbpsの伝送路12を介してこれら音声、
画像信号の送信および受信を行う伝送ユニット13より構
成されている。
このような低伝送速度の伝送路を使用する遠隔会議シス
テムにおいてはモノラル音声でさえ、たとえばADPCM等
の音声データ圧縮処理により、16kbps等の低伝送容量に
圧縮する必要があり、したがって、通常ステレオ音声は
用いられていない。
テムにおいてはモノラル音声でさえ、たとえばADPCM等
の音声データ圧縮処理により、16kbps等の低伝送容量に
圧縮する必要があり、したがって、通常ステレオ音声は
用いられていない。
一方、遠隔会議システムにおいては臨場感を出すために
も、相手型の誰が話しているかを知る話者識別のために
も、ステレオ音声の採用が望ましいことはよく知られて
いる。
も、相手型の誰が話しているかを知る話者識別のために
も、ステレオ音声の採用が望ましいことはよく知られて
いる。
さて、このような長所を持つステレオ音声を、前述のよ
うな低伝送速度の伝送路使用する遠隔会議システムに導
入しようとしたとき、従来のステレオ音声伝送方式によ
れば、第9図のようなステレオ音声伝送部が必要とな
る。このステレオ音声伝送部では、音声情報は左右2チ
ャンネルとなり、モノラル時の2倍の伝送容量が必要と
なる。
うな低伝送速度の伝送路使用する遠隔会議システムに導
入しようとしたとき、従来のステレオ音声伝送方式によ
れば、第9図のようなステレオ音声伝送部が必要とな
る。このステレオ音声伝送部では、音声情報は左右2チ
ャンネルとなり、モノラル時の2倍の伝送容量が必要と
なる。
したがって、従来手法で低伝送速度、たとえば64kbpsの
伝送路を使用する遠隔会議システムにステレオ音声を王
入する方法としては、 (イ)音声の1チャンネルの伝送情報量を8kbpsに圧縮
する方法 (ロ)画像の伝送情報量を48kbpsから32kbpsに減らす方
法 等が考えられる。
伝送路を使用する遠隔会議システムにステレオ音声を王
入する方法としては、 (イ)音声の1チャンネルの伝送情報量を8kbpsに圧縮
する方法 (ロ)画像の伝送情報量を48kbpsから32kbpsに減らす方
法 等が考えられる。
しかし、(イ)は音声の品質が劣化するし、 (ロ)は画像の品質の劣化ないしはサービスの低下をき
たすという問題がある。
たすという問題がある。
以上のように、従来のステレオ音声伝送方式では、低伝
送速度の伝送路を使用した遠隔会議システムにステレオ
音声を導入することは大変困難であった。
送速度の伝送路を使用した遠隔会議システムにステレオ
音声を導入することは大変困難であった。
[発明の目的] 本発明は上記の事情に基づいてなされたもので、低伝送
速度の伝送路において使用しても、低コストで高品質の
ステレオ音声の伝送を可能とするステレオ音声伝送方式
を提供するものである。
速度の伝送路において使用しても、低コストで高品質の
ステレオ音声の伝送を可能とするステレオ音声伝送方式
を提供するものである。
[発明の概要] 本発明は、複数の信号を符号化・復号化するステレオ信
号符号化・復号化方法において、前記複数の信号のうち
少なくとも第1の信号と第2の信号とから伝達関数ない
しは伝達関数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないし
は伝達関数の近似情報を付加情報として符号化し、前記
第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を含む信号を主情報として符号化する符号化ステ
ップと、前記主情報を復号化して得られたモノラル信号
に、前記付加情報を復号化して得られた前記伝達関数な
いしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、
前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方、もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいず
れか一方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
号符号化・復号化方法において、前記複数の信号のうち
少なくとも第1の信号と第2の信号とから伝達関数ない
しは伝達関数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないし
は伝達関数の近似情報を付加情報として符号化し、前記
第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を含む信号を主情報として符号化する符号化ステ
ップと、前記主情報を復号化して得られたモノラル信号
に、前記付加情報を復号化して得られた前記伝達関数な
いしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、
前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方、もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいず
れか一方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報をインパルス応答の形式で表した信号より少
なくとも一部を抽出して付加情報として符号化し、前記
第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を含む信号を主情報として符号化する符号化ステ
ップと、前記主情報を復号化して得られたモノラル信号
に、前記付加情報を復号化して得られた前記伝達関数な
いしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、
前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方、もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいず
れか一方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報をインパルス応答の形式で表した信号より少
なくとも一部を抽出して付加情報として符号化し、前記
第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を含む信号を主情報として符号化する符号化ステ
ップと、前記主情報を復号化して得られたモノラル信号
に、前記付加情報を復号化して得られた前記伝達関数な
いしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、
前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方、もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいず
れか一方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報をあらかじめ複数の伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を収集した参照テーブルと比較して最も類
似度が高い参照テーブルのコードを付加情報として符号
化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともい
ずれか一方の信号を含む信号を主情報として符号化する
符号化ステップと、前記付加情報を復号化したコードに
応じた伝達関数ないしは伝達関数の近似関数をあらかじ
め複数の伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を収集し
た参照テーブルをもとに作成する手段と、前記主情報を
復号化して得られたモノラル信号に前記作成された前記
伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行
うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくと
もいずれか一方、もしくはこれらの近似信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を得る復号化ステップとを具
備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報をあらかじめ複数の伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を収集した参照テーブルと比較して最も類
似度が高い参照テーブルのコードを付加情報として符号
化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともい
ずれか一方の信号を含む信号を主情報として符号化する
符号化ステップと、前記付加情報を復号化したコードに
応じた伝達関数ないしは伝達関数の近似関数をあらかじ
め複数の伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を収集し
た参照テーブルをもとに作成する手段と、前記主情報を
復号化して得られたモノラル信号に前記作成された前記
伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行
うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくと
もいずれか一方、もしくはこれらの近似信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を得る復号化ステップとを具
備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報を特徴抽出してあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照
テーブルとして比較して最も類似度が高い参照テーブル
のコードを付加情報として符号化し、前記第1の信号と
第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を含む
信号を主情報として符号化する符号化ステップと、前記
付加情報をを復号化したコードに応じた伝達関数ないし
は伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数ない
しは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照テ
ーブルをもとに作成し、前記主情報を復号化して得られ
たモノラル信号に前記作成された前記伝達関数ないしは
伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第
1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、
もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一
方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報を特徴抽出してあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照
テーブルとして比較して最も類似度が高い参照テーブル
のコードを付加情報として符号化し、前記第1の信号と
第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を含む
信号を主情報として符号化する符号化ステップと、前記
付加情報をを復号化したコードに応じた伝達関数ないし
は伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数ない
しは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照テ
ーブルをもとに作成し、前記主情報を復号化して得られ
たモノラル信号に前記作成された前記伝達関数ないしは
伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第
1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、
もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一
方の信号を得る復号化ステップとを具備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、この推定の精度があらかじめ定
められた基準を上回ることが検出されたときに前記伝達
関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情報として符号
化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともい
ずれか一方の信号を含む信号を主情報として符号化する
符号化ステップと、前記主情報を復号化して得られたモ
ノラル信号に、前記付加情報を復号化して得られた前記
伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行
うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくと
もいずれか一方、もしくはこれらの近似信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を得る復号化ステップとを具
備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、この推定の精度があらかじめ定
められた基準を上回ることが検出されたときに前記伝達
関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情報として符号
化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともい
ずれか一方の信号を含む信号を主情報として符号化する
符号化ステップと、前記主情報を復号化して得られたモ
ノラル信号に、前記付加情報を復号化して得られた前記
伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく処理を行
うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち少なくと
もいずれか一方、もしくはこれらの近似信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を得る復号化ステップとを具
備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を一定時間ごとに推定し、この推定の精度
があらかじめ定められた基準を上回ることが検出された
ときに前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加
情報として符号化し、前記第1の信号と第2の信号のう
ち少なくともいずれか一方の信号を含む信号を主情報と
して符号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化
して得られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化し
て得られた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に
基づく処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号
のうち少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似
信号のうち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化
ステップとを具備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を一定時間ごとに推定し、この推定の精度
があらかじめ定められた基準を上回ることが検出された
ときに前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加
情報として符号化し、前記第1の信号と第2の信号のう
ち少なくともいずれか一方の信号を含む信号を主情報と
して符号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化
して得られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化し
て得られた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に
基づく処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号
のうち少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似
信号のうち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化
ステップとを具備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を適応フィルタにより推定し、この適応フ
ィルタがあらかじめ定められた基準を上回って収束した
ことが検出されたときに前記適応フィルタにより推定さ
れた伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情報と
して符号化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を含む信号を主情報として符
号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化して得
られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化して得ら
れた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく
処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信号の
うち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化ステッ
プとを具備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を適応フィルタにより推定し、この適応フ
ィルタがあらかじめ定められた基準を上回って収束した
ことが検出されたときに前記適応フィルタにより推定さ
れた伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情報と
して符号化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少な
くともいずれか一方の信号を含む信号を主情報として符
号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化して得
られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化して得ら
れた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく
処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信号の
うち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化ステッ
プとを具備する。
複数の信号を符号化・復号化するステレオ信号符号化・
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報を付加情報として符号化し、前記第1の信号
と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を含
む信号を、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報の
推定の処理に必要な時間以上遅延させて主情報として符
号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化して得
られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化して得ら
れた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく
処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信号の
うち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化ステッ
プとを具備する。
復号化方法において、前記複数の信号のうち少なくとも
第1の信号と第2の信号とから伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を推定し、前記伝達関数ないしは伝達関数
の近似情報を付加情報として符号化し、前記第1の信号
と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を含
む信号を、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報の
推定の処理に必要な時間以上遅延させて主情報として符
号化する符号化ステップと、前記主情報を復号化して得
られたモノラル信号に、前記付加情報を復号化して得ら
れた前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基づく
処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信号の
うち少なくともいずれか一方の信号を得る復号化ステッ
プとを具備する。
[発明の実施例] 以下、本発明を遠隔会議システムを例として図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
なお、以下の説明では、説明を簡略化するため、伝送方
向は片方向のみ示す。また通常の会議においては、一方
の会議場の複数話者(第9図のA1〜A4、B1〜B4)が同時
に話すことはまれであると考えられ、また仮に一方の会
議場の話者が複数同時に話す場合でも、これらの音声を
ステレオ伝送する必要性は、1人の話者が話している場
合に比べて低いと考えられる。このため以下の実施例で
は、会議の大部分を占める単独発言をステレオ音声伝送
する場合のみを説明する。
向は片方向のみ示す。また通常の会議においては、一方
の会議場の複数話者(第9図のA1〜A4、B1〜B4)が同時
に話すことはまれであると考えられ、また仮に一方の会
議場の話者が複数同時に話す場合でも、これらの音声を
ステレオ伝送する必要性は、1人の話者が話している場
合に比べて低いと考えられる。このため以下の実施例で
は、会議の大部分を占める単独発言をステレオ音声伝送
する場合のみを説明する。
まず、簡単に本発明の原理の定性的な説明を行なう。
最初に単独発言の音声X(ω)が、左右各チャンネルの
マイクへ入力される。ただし、壁等からのエコーは無視
するものとし、ωは各周波数をあらわすものとする。
マイクへ入力される。ただし、壁等からのエコーは無視
するものとし、ωは各周波数をあらわすものとする。
このとき、左右各チャンネルでの伝達関数をGR(ω)、
GL(ω)とすれば、左右各チャンネルの入力音声Y
L(ω)、YR(ω)は YL(ω)=GL(ω)X(ω) ……(1) YR(ω)=GR(ω)X(ω) ……(2) となる。さらに、両式より YL(ω)=(GL(ω)/GR(ω))・YR(ω) ……
(3) YL(ω)=G(ω)YR(ω) ……(4) となり、伝達関数G(ω)さえわかれば、右チャンネル
の音声から左チャンネルの音声が再現できることにな
る。
GL(ω)とすれば、左右各チャンネルの入力音声Y
L(ω)、YR(ω)は YL(ω)=GL(ω)X(ω) ……(1) YR(ω)=GR(ω)X(ω) ……(2) となる。さらに、両式より YL(ω)=(GL(ω)/GR(ω))・YR(ω) ……
(3) YL(ω)=G(ω)YR(ω) ……(4) となり、伝達関数G(ω)さえわかれば、右チャンネル
の音声から左チャンネルの音声が再現できることにな
る。
本発明は、このような解析に基づき、ステレオ伝送の場
合に、両チャンネルの音声を独立に送ることをしなくと
も、一方のチャンネルの音声と、伝達関数を送れば、受
信側で両チャンネルの音声を再現でき、ステレオ伝送が
達成される。しかも、この場合の伝達関数は、単なる遅
延と減衰とで規定されるので、その情報量は音声Y
L(ω)の情報量よりもはるかに少なく、より少ない伝
送量でステレオ伝送が可能となる。
合に、両チャンネルの音声を独立に送ることをしなくと
も、一方のチャンネルの音声と、伝達関数を送れば、受
信側で両チャンネルの音声を再現でき、ステレオ伝送が
達成される。しかも、この場合の伝達関数は、単なる遅
延と減衰とで規定されるので、その情報量は音声Y
L(ω)の情報量よりもはるかに少なく、より少ない伝
送量でステレオ伝送が可能となる。
第1図は本発明の第1の実施例に係わる伝送方式を実施
するステレオ音声伝送システムの概略構成図である。
するステレオ音声伝送システムの概略構成図である。
このステレオ音声伝送システムは左右チャンネルのマイ
ク1l、1rとスピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)を推定
する推定回路20と、伝送関数G(ω)と右チャンネルの
音声信号YR(ω)より左チャンネルの音声信号YL(ω)
を合成する合成回路21より構成されている。
ク1l、1rとスピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)を推定
する推定回路20と、伝送関数G(ω)と右チャンネルの
音声信号YR(ω)より左チャンネルの音声信号YL(ω)
を合成する合成回路21より構成されている。
同図において、上述したように話者A1が発した音声X
(ω)は右チャンネルのマイク1rには音声信号YR(ω)
として、左チャンネルのマイク1lには音声信号YL(ω)
として伝わる。発信側では、右チャンネルの音声信号YR
(ω)はそのまま伝送され、左チャンネルの音声信号YL
(ω)は右チャンネルの音声信号YR(ω)とともに推定
回路20に入力され、推定回路20において G(ω)=YL(ω)/YR(ω) より伝達関数G(ω)が推定された後、このG(ω)が
伝送される。
(ω)は右チャンネルのマイク1rには音声信号YR(ω)
として、左チャンネルのマイク1lには音声信号YL(ω)
として伝わる。発信側では、右チャンネルの音声信号YR
(ω)はそのまま伝送され、左チャンネルの音声信号YL
(ω)は右チャンネルの音声信号YR(ω)とともに推定
回路20に入力され、推定回路20において G(ω)=YL(ω)/YR(ω) より伝達関数G(ω)が推定された後、このG(ω)が
伝送される。
受信側では、右チャンネルの音声信号YR(ω)はそのま
ま再生され、左チャンネルの音声信号YL(ω)は、伝達
関数G(ω)と右チャンネルの音声信号YR(ω)を合成
回路21に入力し、合成回路21において YL(ω)=G(ω)YR(ω) より合成、再現される。
ま再生され、左チャンネルの音声信号YL(ω)は、伝達
関数G(ω)と右チャンネルの音声信号YR(ω)を合成
回路21に入力し、合成回路21において YL(ω)=G(ω)YR(ω) より合成、再現される。
このとき、G(ω)は式(3)、(4)より、 G(ω)=GL(ω)/GR(ω) ……(5) ここでGR(ω)、GL(ω)は、室内の音声特性、話者の
位置により決まるものであり、音声X(ω)には影響さ
れない。
位置により決まるものであり、音声X(ω)には影響さ
れない。
したがって、式(5)より伝達関数G(ω)は発言者が
変わらないうちは定常であり、この定常状態の継続時間
は数100msec以上が大部分を占めると考えられる。
変わらないうちは定常であり、この定常状態の継続時間
は数100msec以上が大部分を占めると考えられる。
一方音声X(ω)は非定常であり、式(1)、(2)よ
り左右チャンネルの音声信号YL(ω)、YR(ω)もとも
に非定常となる。よって伝達関数G(ω)が非常に複雑
な場合、すなわち室内の残響時間が長い場合を除いて、
伝達関数G(ω)の情報量の方がYL(ω)の情報量より
少なくなるので、伝達関数G(ω)を伝送するこの実施
例の方が、YL(ω)を伝送する従来のステレオ音声伝送
方式に比べて有利である。
り左右チャンネルの音声信号YL(ω)、YR(ω)もとも
に非定常となる。よって伝達関数G(ω)が非常に複雑
な場合、すなわち室内の残響時間が長い場合を除いて、
伝達関数G(ω)の情報量の方がYL(ω)の情報量より
少なくなるので、伝達関数G(ω)を伝送するこの実施
例の方が、YL(ω)を伝送する従来のステレオ音声伝送
方式に比べて有利である。
第2図は本発明の第2の実施例に係る伝送方式を実施す
るステレオ音声伝送システムの概略構成図である。この
ステレオ音声伝送システムは左右チャンネルのマイク1
l、1rと、スピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)または
インパルス応答H(k)を推定する推定回路22と、伝達
関数G(ω)またはインパルス応答H(k)より近似伝
達関数(ω)または近似インパルス応答(k)を抽
出する部分抽出回路23と、この(ω)または(k)
より左チャンネルの音声信号YL(ω)を合成する合成回
路24とより構成されている。ただし、伝達関数G(ω)
のkサンプル時点のインパルス応答をH(k)とし、 H(k)=(h−M(k),h−M+1(k),……, hN(k))T、 Tは転置行列を示し、M>O、N>O、hO(k)をセン
タタップとする。
るステレオ音声伝送システムの概略構成図である。この
ステレオ音声伝送システムは左右チャンネルのマイク1
l、1rと、スピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)または
インパルス応答H(k)を推定する推定回路22と、伝達
関数G(ω)またはインパルス応答H(k)より近似伝
達関数(ω)または近似インパルス応答(k)を抽
出する部分抽出回路23と、この(ω)または(k)
より左チャンネルの音声信号YL(ω)を合成する合成回
路24とより構成されている。ただし、伝達関数G(ω)
のkサンプル時点のインパルス応答をH(k)とし、 H(k)=(h−M(k),h−M+1(k),……, hN(k))T、 Tは転置行列を示し、M>O、N>O、hO(k)をセン
タタップとする。
この実施例においては前記実施例と同様に、送信側で
は、右チャンネルの音声信号はそのまま伝送され、左右
チャンネルの音声信号より伝達関数G(ω)あるいはイ
ンパルス応答H(k)が推定回路22により推定される。
このとき推定されたインパルス応答H(k)は、第3図
(A)に示すような−1000〜+2000サンプル間継続する
形状をしているとし、説明を簡単にするため、話者は平
均500msecの間発言を継続しているものとする。このと
き、各サンプル値を8ビットで量子化して伝送すると、
このインパルス応答を伝送するために必要な伝送速度
は、8×3000×2=48kbpsであり、非常に大きな値とな
る。
は、右チャンネルの音声信号はそのまま伝送され、左右
チャンネルの音声信号より伝達関数G(ω)あるいはイ
ンパルス応答H(k)が推定回路22により推定される。
このとき推定されたインパルス応答H(k)は、第3図
(A)に示すような−1000〜+2000サンプル間継続する
形状をしているとし、説明を簡単にするため、話者は平
均500msecの間発言を継続しているものとする。このと
き、各サンプル値を8ビットで量子化して伝送すると、
このインパルス応答を伝送するために必要な伝送速度
は、8×3000×2=48kbpsであり、非常に大きな値とな
る。
このため、第3図(B)に示すように、インパルス応答
の一部、たとえば−20〜+80サンプルを部分抽出回路23
により抽出して伝送する。この場合の伝送速度は1.6kbp
sとなり、16kbpsのADPCMに比較すると、この方式の方が
有利である。
の一部、たとえば−20〜+80サンプルを部分抽出回路23
により抽出して伝送する。この場合の伝送速度は1.6kbp
sとなり、16kbpsのADPCMに比較すると、この方式の方が
有利である。
さらに、ステレオの立体感は、音の位相および遅延によ
り決まることを考えると、第3図(C)のように全タッ
プの中で最大の大きさを持つメインタップの位置と大き
さのみを抽出し、伝送しても、多少臨場感は劣るが、大
きさに8ビット、位置に8ビットとすると32bpsとな
り、伝送容量を大幅に減少させることが可能となる。
り決まることを考えると、第3図(C)のように全タッ
プの中で最大の大きさを持つメインタップの位置と大き
さのみを抽出し、伝送しても、多少臨場感は劣るが、大
きさに8ビット、位置に8ビットとすると32bpsとな
り、伝送容量を大幅に減少させることが可能となる。
受信側では、伝送されてきた右チャンネルの音声信号は
そのまま再生し、この右チャンネルの音声信号と近似伝
達関数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)と
より合成回路24において、左チャンネルの音声信号を合
成、再現する。
そのまま再生し、この右チャンネルの音声信号と近似伝
達関数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)と
より合成回路24において、左チャンネルの音声信号を合
成、再現する。
前記実施例で述べたように、伝達関数G(ω)が簡単な
場合、G(ω)を伝送するほうが左チャンネルの音声信
号YL(ω)を伝送するよりも有利であるが、G(ω)が
非常に複雑な場合には、G(ω)を伝送するほうが不利
になる。このため、この実施例では、伝達関数G(ω)
の代りに伝達関数G(ω)あるいはインパルス応答H
(k)の近似情報を伝送することにより、伝送情報量を
減少させている。
場合、G(ω)を伝送するほうが左チャンネルの音声信
号YL(ω)を伝送するよりも有利であるが、G(ω)が
非常に複雑な場合には、G(ω)を伝送するほうが不利
になる。このため、この実施例では、伝達関数G(ω)
の代りに伝達関数G(ω)あるいはインパルス応答H
(k)の近似情報を伝送することにより、伝送情報量を
減少させている。
第4図はこの実施例の伝送方式を近似インパルス応答の
伝送により実施する送信側回路(A)と受信側回路
(B)のブロック構成図である。
伝送により実施する送信側回路(A)と受信側回路
(B)のブロック構成図である。
送信側の回路(A)はマイク1l、1rと、増幅器25l、25r
と、A/D変換器26l、26rと、適応フィルタ27と遅延回路2
8l、28rと、減算器29と、近似回路30と、しきい値検出
回路31と、レベル検出回路32a、32bと、レベル比検出回
路33と、ADPCM回路34と、伝送回路35とにより構成され
ている。
と、A/D変換器26l、26rと、適応フィルタ27と遅延回路2
8l、28rと、減算器29と、近似回路30と、しきい値検出
回路31と、レベル検出回路32a、32bと、レベル比検出回
路33と、ADPCM回路34と、伝送回路35とにより構成され
ている。
また受信側の回路(B)は分離回路36と、ADPCM回路37
と、D/A変換器38l、38rと、増幅器39l、39rと、スピー
カ2l、2rと、係数作製回路40と、フィルタ41によって構
成されている。
と、D/A変換器38l、38rと、増幅器39l、39rと、スピー
カ2l、2rと、係数作製回路40と、フィルタ41によって構
成されている。
左右各チャンネルの音声信号はマイク1l、1rより入力さ
れ、適当なレベルに増幅器25l、25rにより増幅された
後、サンプリング周波数を8kHzとしたA/D変換器26l、26
rにおいて、それぞれkサンプル時点のデジタル値x
L(k)、XR(k)に変換される。
れ、適当なレベルに増幅器25l、25rにより増幅された
後、サンプリング周波数を8kHzとしたA/D変換器26l、26
rにおいて、それぞれkサンプル時点のデジタル値x
L(k)、XR(k)に変換される。
その後、右チャンネルの音声信号xR(k)は256タップ
の適応フィルタに入力され、一方左チャンネルの音声信
号xL(k)は適応フィルタにおけるセンタタップの位置
を調節するため、遅延回路28でdサンプル遅延され、xL
(k−d)として減算器29に入力される。減算器29は適
応フィルタの出力L(k)をxL(k−d)から差引
き、誤差信号e(k)を生成する。適応フィルタはこの
誤差信号の電力を評価関数とし、たとえば良く知られて
いる学習同定法等の手法により、誤差電力を最小にすべ
くタップ係数を調節する。
の適応フィルタに入力され、一方左チャンネルの音声信
号xL(k)は適応フィルタにおけるセンタタップの位置
を調節するため、遅延回路28でdサンプル遅延され、xL
(k−d)として減算器29に入力される。減算器29は適
応フィルタの出力L(k)をxL(k−d)から差引
き、誤差信号e(k)を生成する。適応フィルタはこの
誤差信号の電力を評価関数とし、たとえば良く知られて
いる学習同定法等の手法により、誤差電力を最小にすべ
くタップ係数を調節する。
したがって、適応フィルタの学習が進めば xL(k−d)≒L(k) となり、右チャンネルの音声信号から左チャンネルの音
声信号が合成できる。
声信号が合成できる。
近似回路30は、以上の処理によって得られた適応フィル
タのタップ係数の情報量を、伝送速度に合せて圧縮す
る。この近似の手法は第3図に示したように種々考えら
れるが、この実施例においては同図(B)の手法を採用
し、近似回路は適応フィルタのタップ係数h1(k)〜h
256(k)の中から、メインタップのタップ係数、たと
えばh100(k)を探しだし、この実施例の伝送速度1kbs
にあわせ、h89(k)〜h111(k)までの前後23個のタ
ップ係数を8ビットに量子化し、8ビットにコード化さ
れたメインタップの位置と、一連の情報の最初であるこ
とを示す8ビットのヘッダとともに、第5図に示すよう
にフレーム化し付加情報として伝送回路35に送る。
タのタップ係数の情報量を、伝送速度に合せて圧縮す
る。この近似の手法は第3図に示したように種々考えら
れるが、この実施例においては同図(B)の手法を採用
し、近似回路は適応フィルタのタップ係数h1(k)〜h
256(k)の中から、メインタップのタップ係数、たと
えばh100(k)を探しだし、この実施例の伝送速度1kbs
にあわせ、h89(k)〜h111(k)までの前後23個のタ
ップ係数を8ビットに量子化し、8ビットにコード化さ
れたメインタップの位置と、一連の情報の最初であるこ
とを示す8ビットのヘッダとともに、第5図に示すよう
にフレーム化し付加情報として伝送回路35に送る。
なお、適応フィルタによるタップ係数の近似は話者が変
った時点で行えばよく、しきい値検出回路31で誤差e
(k)のレベルがしきい値を超え、その後しきい値以下
になったことにより話者が変わったことを知ることがで
きる。
った時点で行えばよく、しきい値検出回路31で誤差e
(k)のレベルがしきい値を超え、その後しきい値以下
になったことにより話者が変わったことを知ることがで
きる。
このことを第6図により、さらに詳細に説明する。
同図において、話者が400msecの時刻でAからBへ変化
しており、伝達関数はGA(ω)からGB(ω)へ、イパル
ス応答はHA(k)からHB(k)に変化している。このと
き適応フィルタはインパルス応答の変化に追随すべく学
習し、タップ係数は変化するため、一時的にxL(k−
d)≠L(k)となり、誤差e(k)のレベルが増加
する。したがってe(k)のレベルが増加し、その後減
少安定した時点、この図では600msecの時刻で付加情報
の更新を行えば良い。
しており、伝達関数はGA(ω)からGB(ω)へ、イパル
ス応答はHA(k)からHB(k)に変化している。このと
き適応フィルタはインパルス応答の変化に追随すべく学
習し、タップ係数は変化するため、一時的にxL(k−
d)≠L(k)となり、誤差e(k)のレベルが増加
する。したがってe(k)のレベルが増加し、その後減
少安定した時点、この図では600msecの時刻で付加情報
の更新を行えば良い。
第4図の送信側回路(A)では、適応フィルタの学習時
間を200msec以下とし、実際の話者の変化より200msec後
に付加情報を更新している。このため、遅延回路28rに
より主情報の音声信号xR(k)も200msec遅延させ、付
加情報に同期させている。
間を200msec以下とし、実際の話者の変化より200msec後
に付加情報を更新している。このため、遅延回路28rに
より主情報の音声信号xR(k)も200msec遅延させ、付
加情報に同期させている。
さらにこの付加情報には、適応フィルタのタップ係数の
一部しか含まれていないため、そのまま伝送したのでは
受信側で合成した左チャンネルの音声信号 のレベルが低くなる。これを防ぐため、レベル検出回路
32a、32bとレベル比検出回路33により、xR(k)とx
L(K)のレベル比を検出し、近似回路30において近似
タップ係数の補正を行い、 のレベルが適正となるようにする。この後、伝送速度1k
bpsのフレームとして伝送回路35に送られる。
一部しか含まれていないため、そのまま伝送したのでは
受信側で合成した左チャンネルの音声信号 のレベルが低くなる。これを防ぐため、レベル検出回路
32a、32bとレベル比検出回路33により、xR(k)とx
L(K)のレベル比を検出し、近似回路30において近似
タップ係数の補正を行い、 のレベルが適正となるようにする。この後、伝送速度1k
bpsのフレームとして伝送回路35に送られる。
伝送回路35は、この付加情報と、遅延回路28rから得ら
れる右チャンネルの音声信号を、ADPCM回路34により伝
送速度15kbpsのADPCM符号に変換した主情報とを合せて1
6kbpsのステレオ音声情報とし、伝送路を介して受信側
の回路(B)へ送信する。
れる右チャンネルの音声信号を、ADPCM回路34により伝
送速度15kbpsのADPCM符号に変換した主情報とを合せて1
6kbpsのステレオ音声情報とし、伝送路を介して受信側
の回路(B)へ送信する。
受信側の回路(B)へ送られてきたこのステレオ音声情
報は、分離回路36で主情報の15kbpsの右チャンネル音声
信号と1kbpsの付加情報に分離される。右チャンネルの
音声信号はADPCM回路37で複号化された後、D/A変換器38
rでアナログ変換され、増幅器39rにより増幅され、スピ
ーカ2rより出力される。
報は、分離回路36で主情報の15kbpsの右チャンネル音声
信号と1kbpsの付加情報に分離される。右チャンネルの
音声信号はADPCM回路37で複号化された後、D/A変換器38
rでアナログ変換され、増幅器39rにより増幅され、スピ
ーカ2rより出力される。
一方、付加情報は係数作製回路40で256タップのタップ
係数に変換され、フィルタ41に与えられる。次にフィル
タ41はこの与えられたタップ係数と入力された右チャン
ネルの音声信号より、左チャンネルの音声信号を合成す
る。合成された左チャンネルの音声信号は右チャンネル
の音声信号と同じように、D/A変換器38lでアナログ変換
され、増幅器39l、スピーカ2lを経て出力される。
係数に変換され、フィルタ41に与えられる。次にフィル
タ41はこの与えられたタップ係数と入力された右チャン
ネルの音声信号より、左チャンネルの音声信号を合成す
る。合成された左チャンネルの音声信号は右チャンネル
の音声信号と同じように、D/A変換器38lでアナログ変換
され、増幅器39l、スピーカ2lを経て出力される。
このように、この実施例は現在の技術で容易に実現で
き、かつ遠隔会議システムにおけるステレオ信号の伝送
情報量を大幅に圧縮することができる。
き、かつ遠隔会議システムにおけるステレオ信号の伝送
情報量を大幅に圧縮することができる。
なおこの実施例では、適応フィルタ27とフィルタ41は時
間領域処理のトランスバーサル型フィルタとしたが、こ
れらを周波数領域で処理するフィルタに置き換えても、
同様の効果を期待できる。
間領域処理のトランスバーサル型フィルタとしたが、こ
れらを周波数領域で処理するフィルタに置き換えても、
同様の効果を期待できる。
第7図は本発明の第3の実施例に係わる伝送方式を実施
するステレオ音声伝送システムの概略構成図である。こ
のステレオ音声伝送システムは左右各チャンネルのマイ
ク1l、1rと、スピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)また
はインパルス応答H(k)を推定する推定回路22と、近
似伝達関数(ω)または近似インパルス応答(k)
を抽出する部分抽出回路23と、あらかじめ収集されてい
る近似伝達関数(ω)または近似インパルス応答
(k)のテーブル42a、42bと、コード化回路43と、コー
ド解読回路44と、近似伝達関数(ω)または近似イン
パルス応答(k)と右チャンネル音声信号より左チャ
ンネル音声信号を合成する合成回路24とにより構成され
ている。
するステレオ音声伝送システムの概略構成図である。こ
のステレオ音声伝送システムは左右各チャンネルのマイ
ク1l、1rと、スピーカ2l、2rと、伝達関数G(ω)また
はインパルス応答H(k)を推定する推定回路22と、近
似伝達関数(ω)または近似インパルス応答(k)
を抽出する部分抽出回路23と、あらかじめ収集されてい
る近似伝達関数(ω)または近似インパルス応答
(k)のテーブル42a、42bと、コード化回路43と、コー
ド解読回路44と、近似伝達関数(ω)または近似イン
パルス応答(k)と右チャンネル音声信号より左チャ
ンネル音声信号を合成する合成回路24とにより構成され
ている。
この実施例では、送信側はあらかじめ収集した近似伝達
関数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)のテ
ーブル42aと部分抽出回路23より出力された近似伝達関
数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)とのパ
ターン比較をコード化回路43で行い、最も近いパターン
のコードgを伝送する。そして受信側において、コード
gとテーブル42bをもとに近似伝達関数(ω)または
近似インパルス応答(k)をコード解読回路44で作成
し、これと右チャンネルの音声信号より左チャンネルの
音声信号を合成回路24で合成する。このようにこの実施
例によれば、会議室の音響特性が既知の場合には、伝送
情報量を減らしつつ、臨場感を保つことが可能となる。
関数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)のテ
ーブル42aと部分抽出回路23より出力された近似伝達関
数(ω)あるいは近似インパルス応答(k)とのパ
ターン比較をコード化回路43で行い、最も近いパターン
のコードgを伝送する。そして受信側において、コード
gとテーブル42bをもとに近似伝達関数(ω)または
近似インパルス応答(k)をコード解読回路44で作成
し、これと右チャンネルの音声信号より左チャンネルの
音声信号を合成回路24で合成する。このようにこの実施
例によれば、会議室の音響特性が既知の場合には、伝送
情報量を減らしつつ、臨場感を保つことが可能となる。
なお、以上の実施例では、2チャンネルのステレオ音声
伝送方式を説明したが、本発明は3チャンネル以上のス
テレオ音声伝送方式にも適用できる。
伝送方式を説明したが、本発明は3チャンネル以上のス
テレオ音声伝送方式にも適用できる。
また本発明のステレオ音声伝送方式は遠隔合議システム
に限らず、他のステレオ音声伝送システムに対して適用
することも可能である。
に限らず、他のステレオ音声伝送システムに対して適用
することも可能である。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によれば、ステレオ音
声伝送において音声信号よりなる主情報とこの主情報よ
り残りのチャンネルの音声信号を再生するのに必要とさ
れる付加情報とを伝送するようにしたので、モノラル音
声伝送時と比べても大幅に情報量を増やすことなく、ス
テレオ音声を伝送することができ、低伝送速度の伝送路
においても低コストで高品質のステレオ音声の伝送が可
能となる。
声伝送において音声信号よりなる主情報とこの主情報よ
り残りのチャンネルの音声信号を再生するのに必要とさ
れる付加情報とを伝送するようにしたので、モノラル音
声伝送時と比べても大幅に情報量を増やすことなく、ス
テレオ音声を伝送することができ、低伝送速度の伝送路
においても低コストで高品質のステレオ音声の伝送が可
能となる。
第1図は本発明の第1の実施例の伝送方法を実施するス
テレオ音声伝送システムの概略構成図、第2図は本発明
の第2の実施例の伝送方法を実施するステレオ音声伝送
システムの概略構成図、第3図はインパルス応答のグラ
フ、第4図は同実施例を実施する回路のブロック構成
図、第5図は同実施例におけるフレーム構成図、第6図
は同実施例におけるタイムチャート図、第7図は本発明
の第3の実施例の伝送方式を実施するステレオ音声伝送
システムの概略構成図、第8図は従来の遠隔会議システ
ムの構成図、第9図は従来のステレオ音声伝送システム
の概略図である。 20、22……推定回路 21、24……合成回路 23……部分抽出回路 43……コード化回路 44……コード解読回路
テレオ音声伝送システムの概略構成図、第2図は本発明
の第2の実施例の伝送方法を実施するステレオ音声伝送
システムの概略構成図、第3図はインパルス応答のグラ
フ、第4図は同実施例を実施する回路のブロック構成
図、第5図は同実施例におけるフレーム構成図、第6図
は同実施例におけるタイムチャート図、第7図は本発明
の第3の実施例の伝送方式を実施するステレオ音声伝送
システムの概略構成図、第8図は従来の遠隔会議システ
ムの構成図、第9図は従来のステレオ音声伝送システム
の概略図である。 20、22……推定回路 21、24……合成回路 23……部分抽出回路 43……コード化回路 44……コード解読回路
Claims (20)
- 【請求項1】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情
報として符号化し、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方の信号を含む信号を主情報とし
て符号化する符号化ステップと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項2】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報をインパ
ルス応答の形式で表した信号より少なくとも一部を抽出
して付加情報として符号化し、前記第1の信号と第2の
信号のうち少なくともいずれか一方の信号を含む信号を
主情報として符号化する符号化ステップと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項3】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報をあらか
じめ複数の伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を収集
した参照テーブルと比較して最も類似度が高い参照テー
ブルのコードを付加情報として符号化し、前記第1の信
号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を
含む信号を主情報として符号化する符号化ステップと、 前記付加情報を復号化したコードに応じた伝達関数ない
しは伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集した参照テーブルをも
とに作成する手段と、前記主情報を復号化して得られた
モノラル信号に前記作成された前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項4】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関係ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を特徴抽
出してあらかじめ複数の伝達関数ないしは伝達関数の近
似情報を収集して特徴抽出した参照テーブルと比較して
最も類似度が高い参照テーブルのコードを付加情報とし
て符号化し、前記第1の信号と第2の信号のうち少なく
ともいずれか一方の信号を含む信号を主情報として符号
化する符号化ステップと、 前記付加情報を復号化したコードに応じた伝達関数ない
しは伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照
テーブルをもとに作成し、前記主情報を復号化して得ら
れたモノラル信号に前記作成された前記伝達関数ないし
は伝達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記
第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一
方、もしくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれ
か一方の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項5】復数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、この推定の精度があらかじめ定められた基準を上回
ることが検出されたときに前記伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報を付加情報として符号化し、前記第1の信
号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を
含む信号を主情報として符号化する符号化ステップと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項6】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を一定時
間ごとに推定し、この推定の精度があらかじめ定められ
た基準を上回ることが検出されたときに前記伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を付加情報として符号化し、
前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する符号化
ステップと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項7】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を適応フ
ィルタにより推定し、この適応フィルタがあらかじめ定
められた基準を上回って収束したことが検出されたとき
に前記適応フィルタにより推定された伝達関数ないしは
伝達関数の近似情報を付加情報として符号化し、前記第
1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の
信号を含む信号を主情報として符号化する符号化ステッ
プと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴するステレオ信号符号化・復号化
方法。 - 【請求項8】複数の信号を符号化・復号化するステレオ
信号符号化・復号化方法において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定
し、前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情
報として符号化し、前記第1の信号と第2の信号のうち
少なくともいずれか一方の信号を含む信号を、前記伝達
関数ないしは伝達関数の近似情報の推定の処理に必要な
時間以上遅延させて、主情報として符号化する符号化ス
テップと、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る復号化ステップと を具備することを特徴とするステレオ信号符号化・復号
化方法。 - 【請求項9】特許請求の範囲第1項記載のステレオ信号
符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化装
置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号から伝達関数ないし伝達関数の近似情報を推定する手
段と、 前記伝達関数ないし伝達関数の近似情報を付加情報とし
て符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項10】特許請求の範囲第2項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る手段と、 前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報をインパルス
応答の形式で表した信号より少なくとも一部を抽出して
付加情報として符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項11】特許請求の範囲第3項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る手段と、 前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報をあらかじめ
複数の伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を収集した
参照テーブルと比較して最も類似度が高い参照テーブル
のコードを付加情報として符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項12】特許請求の範囲第4項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る手段と、 前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を特徴抽出し
てあらかじめ複数の伝達関数ないしは伝達関数の近似情
報を収集して特徴抽出した参照テーブルと比較して最も
類似度が高い参照テーブルのコードを付加情報として符
号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項13】特許請求の範囲第5項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る手段と、 この推定の精度があらかじめ定められた基準を上回るこ
とが検出されたときに前記伝達関数ないしは伝達関数の
近似情報を付加情報として符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項14】特許請求の範囲第6項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を一定時
間ごとに推定する手段と、 この推定の精度があらかじめ定められた基準を上回るこ
とが検出されたときに前記伝達関数ないしは伝達関数の
近似情報を付加情報として符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項15】特許請求の範囲第7項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る適応フィルタを有する手段と、 この適応フィルタがあからじめ定められた基準を上回っ
て収束したことが検出されたときに前記適応フィルタに
より推定された伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を
付加情報として符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項16】特許請求の範囲第8項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号符号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号とから伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定す
る手段と、 前記伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を付加情報と
して符号化する手段と、 前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか
一方の信号を含む信号を、前記伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報の推定の処理に必要な時間以上遅延させ
て、主情報として符号化する手段と を有することを特徴とするステレオ信号符号化装置。 - 【請求項17】特許請求の範囲第1項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号復号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号から伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定して
符号化された付加情報と前記第1の信号と第2の信号の
うち少なくともいずれか一方の信号を符号化して得られ
た主情報を入力する手段と、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないしは伝
達関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1
の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、も
しくはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方
の信号を得る手段と を有することを特徴とするステレオ信号復号化装置。 - 【請求項18】特許請求の範囲第2項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号復号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号から伝達関数ないしは伝達関数の近似情報を推定して
インパルス応答の形式で表した信号より少なくとも一部
を抽出して符号化された付加情報と前記第1の信号と第
2の信号のうち少なくともいずれか一方の信号を符号化
して得られた主情報を入力する手段と、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に、前記
付加情報を復号化して得られた前記伝達関数ないし伝達
関数の近似関数に基づく処理を行うことで、前記第1の
信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方、もし
くはこれらの近似信号のうち少なくともいずれか一方の
信号を得る手段と を有することを特徴とするステレオ信号復号化装置。 - 【請求項19】特許請求の範囲第3項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号復号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号から推定された伝達関数ないしは伝達関数の近似情報
に応じたコードを符号化して得られた付加情報と前記第
1の信号と第2の信号のうち少なくともいずれか一方の
信号を符号化して得られた主情報を入力する手段と、 前記付加情報を復号化したコードに応じた伝達関数ない
しは伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集した参照テーブルをも
とに作成する手段と、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に前記作
成された前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基
づく処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号の
うち少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信
号のうち少なくともいずれか一方の信号を得る手段と を有することを特徴とするステレオ信号復号化装置。 - 【請求項20】特許請求の範囲第4項記載のステレオ信
号符号化・復号化方法に使用されるステレオ信号復号化
装置において、 前記複数の信号のうち少なくとも第1の信号と第2の信
号から推定され特徴抽出された伝達関数ないしは伝達関
数の近似情報に応じたコードを符号化して得られた付加
情報と前記第1の信号と第2の信号のうち少なくともい
ずれか一方の信号を符号化して得られた主情報を入力す
る手段と、 前記付加情報を復号化したコードに応じた伝達関数ない
しは伝達関数の近似関数をあらかじめ複数の伝達関数な
いしは伝達関数の近似情報を収集して特徴抽出した参照
テーブルをもとに作成する手段と、 前記主情報を復号化して得られたモノラル信号に前記作
成された前記伝達関数ないしは伝達関数の近似関数に基
づく処理を行うことで、前記第1の信号と第2の信号の
うち少なくともいずれか一方、もしくはこれらの近似信
号のうち少なくともいずれか一方の信号を得る手段と を有することを特徴とするステレオ信号復号化装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60191746A JPH0758938B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ステレオ信号伝送符号化・復号化方法、符号化装置および復号化装置 |
| CA517216A CA1268546C (en) | 1985-08-30 | 1986-08-29 | STEREO VOICE SIGNAL TRANSMISSION SYSTEM |
| US06/901,877 US4815132A (en) | 1985-08-30 | 1986-08-29 | Stereophonic voice signal transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60191746A JPH0758938B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ステレオ信号伝送符号化・復号化方法、符号化装置および復号化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251844A JPS6251844A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0758938B2 true JPH0758938B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=16279812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60191746A Expired - Lifetime JPH0758938B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ステレオ信号伝送符号化・復号化方法、符号化装置および復号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758938B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2115610C (en) * | 1993-02-12 | 2000-05-23 | Shigenobu Minami | Stereo voice transmission apparatus, echo canceler, and voice input/output apparatus to which this echo canceler is applied |
| DE4320990B4 (de) * | 1993-06-05 | 2004-04-29 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Redundanzreduktion |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60191746A patent/JPH0758938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251844A (ja) | 1987-03-06 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |