JPH0759937B2 - 点火配電器キヤツプ - Google Patents
点火配電器キヤツプInfo
- Publication number
- JPH0759937B2 JPH0759937B2 JP62172974A JP17297487A JPH0759937B2 JP H0759937 B2 JPH0759937 B2 JP H0759937B2 JP 62172974 A JP62172974 A JP 62172974A JP 17297487 A JP17297487 A JP 17297487A JP H0759937 B2 JPH0759937 B2 JP H0759937B2
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- JP
- Japan
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- cap
- resin
- distributor cap
- fluororesin
- distributor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の点火配電器に用いる配電器キヤツ
プに関するものである。
プに関するものである。
一般に、点火配電器キヤツプは、射出成形が可能で製造
コストが比較的安価な熱可塑性合成樹脂(例えばポリプ
ロピレン,ポリブチレンテレフタレート等)を用いて成
形され、また、充填材として樹脂中にタルクやガラス繊
維などの無機質粉末が配合されている。
コストが比較的安価な熱可塑性合成樹脂(例えばポリプ
ロピレン,ポリブチレンテレフタレート等)を用いて成
形され、また、充填材として樹脂中にタルクやガラス繊
維などの無機質粉末が配合されている。
第2図は、この種配電器キヤツプの従来例を示す断面図
で、図中、1は配電器キヤツプ、2は内燃機関と同期し
て回転する配電ロータ、3は側電極、4は中心電極で、
側電極3は先端を配電器キヤツプ1内周に突出させた状
態でキヤツプ1の高圧タワー部に埋設され、中心電極4
の摺動子5はロータ電極6と接触している。このような
配電器キヤツプ1は、周知のように中心電極4、摺動子
5を介してロータ電極6に供給される高電圧を、ロータ
電極6が各側電極3の先端に対向した時に放電により側
電極3側に配電を行なうものであるが、従来の配電器キ
ヤツプには、次のような改善すべき点があつた。なお、
熱可塑性合成樹脂を用いて射出成形法により成形した配
電キヤツプに係る従来例としては、例えば実公昭60−14
939号公報や米国特許第3,401,245号に開示されたものが
ある。
で、図中、1は配電器キヤツプ、2は内燃機関と同期し
て回転する配電ロータ、3は側電極、4は中心電極で、
側電極3は先端を配電器キヤツプ1内周に突出させた状
態でキヤツプ1の高圧タワー部に埋設され、中心電極4
の摺動子5はロータ電極6と接触している。このような
配電器キヤツプ1は、周知のように中心電極4、摺動子
5を介してロータ電極6に供給される高電圧を、ロータ
電極6が各側電極3の先端に対向した時に放電により側
電極3側に配電を行なうものであるが、従来の配電器キ
ヤツプには、次のような改善すべき点があつた。なお、
熱可塑性合成樹脂を用いて射出成形法により成形した配
電キヤツプに係る従来例としては、例えば実公昭60−14
939号公報や米国特許第3,401,245号に開示されたものが
ある。
すなわち、従来の熱可塑性合成樹脂製の配電器キヤツプ
においては、使用が長期にわたつた場合、入でロータ2
のロータ電極6先端部と配電器キヤツプ1側の側電極3
先端部との間の長時間配電のため、キヤツプ1内周にお
ける側電極3近傍の樹脂表面が劣化して粗面化すること
がある。そして、点火配電器キヤツプの内周面が粗面化
していると、この粗面化した内周面に外気温等の影響で
生じた水分が結露して付着し、この水分が配電時のコロ
ナ放電により生成される窒素酸化物等に接触すると、キ
ヤツプ内周に硝酸が生成され、いわゆるキヤツプ内周に
濡れ現象が発生することがあつた。このような硝酸は、
導電性を有するものであり、その結果、側電極3近傍に
おけるキヤツプ内周に付着される導電性物質が多くなる
と、火花放電によつて配電される高電圧の漏洩現象(沿
面リーク)を招きやすくなり、最悪の場合には配電機能
を失つてしまう事態を招くことがある。
においては、使用が長期にわたつた場合、入でロータ2
のロータ電極6先端部と配電器キヤツプ1側の側電極3
先端部との間の長時間配電のため、キヤツプ1内周にお
ける側電極3近傍の樹脂表面が劣化して粗面化すること
がある。そして、点火配電器キヤツプの内周面が粗面化
していると、この粗面化した内周面に外気温等の影響で
生じた水分が結露して付着し、この水分が配電時のコロ
ナ放電により生成される窒素酸化物等に接触すると、キ
ヤツプ内周に硝酸が生成され、いわゆるキヤツプ内周に
濡れ現象が発生することがあつた。このような硝酸は、
導電性を有するものであり、その結果、側電極3近傍に
おけるキヤツプ内周に付着される導電性物質が多くなる
と、火花放電によつて配電される高電圧の漏洩現象(沿
面リーク)を招きやすくなり、最悪の場合には配電機能
を失つてしまう事態を招くことがある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、導電性物質たる硝酸の生成要因と
なる配電器キヤツプ内周に粗面化を有効に防止して、配
電時の高電圧の漏洩現象の発生を防止し、長期間にわた
つて良好な配電機能を保持できる配電キヤツプを提供す
ることにある。
目的とするところは、導電性物質たる硝酸の生成要因と
なる配電器キヤツプ内周に粗面化を有効に防止して、配
電時の高電圧の漏洩現象の発生を防止し、長期間にわた
つて良好な配電機能を保持できる配電キヤツプを提供す
ることにある。
本発明は、上記目的を達成するために次のように構成す
る。
る。
すなわち、本発明は、熱可塑性合成樹脂で成形されるキ
ャップ本体の上壁内面にロータ電極と共働して配電を行
なう側電極を配設してなる点火配電器キャップにおい
て、 前記キャップ本体の内側壁のうち前記側電極に近接した
箇所に限定してふっ素樹脂製の環状バンド成形体がキャ
ップ本体内周面の一部となるようにキャップ本体の射出
成形を利用して埋設されていることを特徴とする。
ャップ本体の上壁内面にロータ電極と共働して配電を行
なう側電極を配設してなる点火配電器キャップにおい
て、 前記キャップ本体の内側壁のうち前記側電極に近接した
箇所に限定してふっ素樹脂製の環状バンド成形体がキャ
ップ本体内周面の一部となるようにキャップ本体の射出
成形を利用して埋設されていることを特徴とする。
既に〔発明が解決しようとする問題点〕の項でも述べた
ように、配電器キヤツプの成形用樹脂にポリプロピレ
ン,ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂を用
いたものにおいては、長期間にわたつて稼動されると、
樹脂の劣化が進行し硝酸の付着量が多くなるために、高
電圧の漏洩現象を起す可能性を有している。
ように、配電器キヤツプの成形用樹脂にポリプロピレ
ン,ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂を用
いたものにおいては、長期間にわたつて稼動されると、
樹脂の劣化が進行し硝酸の付着量が多くなるために、高
電圧の漏洩現象を起す可能性を有している。
そして、本発明は、少なくとも配電による火花放電の影
響を受けやすい部分に、長期間にわたつて性質が低下せ
ず水分が付着しにくい樹脂を使用すればよいことに着目
し、この目的に最も適した樹脂を見出すためにポリプロ
ピレン,ポリブチレンテレフタレートをはじめ、ふつ素
樹脂やエポキシ樹脂,フエノール樹脂,シリコーン樹
脂,ジアリルフタレート樹脂等の各種の樹脂について、
初期と長時間配電を行つた場合の濡れやすさを比較検討
した結果、ポリプロピレンやポリブチレンテレフタレー
ト,エポキシ樹脂等は比較的短時間で濡れやすくなるの
に対し、ふつ素樹脂のみが初期は勿論、上記の火花放電
による影響を受けた場合でも、長期間にわたつて濡れに
くい性質を保持することを見出すに至つた。
響を受けやすい部分に、長期間にわたつて性質が低下せ
ず水分が付着しにくい樹脂を使用すればよいことに着目
し、この目的に最も適した樹脂を見出すためにポリプロ
ピレン,ポリブチレンテレフタレートをはじめ、ふつ素
樹脂やエポキシ樹脂,フエノール樹脂,シリコーン樹
脂,ジアリルフタレート樹脂等の各種の樹脂について、
初期と長時間配電を行つた場合の濡れやすさを比較検討
した結果、ポリプロピレンやポリブチレンテレフタレー
ト,エポキシ樹脂等は比較的短時間で濡れやすくなるの
に対し、ふつ素樹脂のみが初期は勿論、上記の火花放電
による影響を受けた場合でも、長期間にわたつて濡れに
くい性質を保持することを見出すに至つた。
そして、キャップ本体の内側壁のうち側電極と配電ロー
タの電極との放電が行われる空間に近い箇所にふっ素樹
脂の環状バンド成形体(以下、環状バンドと称する)を
キャップ本体内周面の一部となるように配設すること
で、この箇所の樹脂劣化を防止して硝酸生成物の付着を
有効に防止し、配電時の漏電現象の発生を防止すること
ができる。なお、上記したようにふっ素樹脂は、キャッ
プ本体の内側壁に場所を特定して局部的に設けることで
所期の目的を達成でき、このようにすれば、配電器キャ
ップの材料コストの低減を図り得る。すなわち、ふっ素
樹脂は、従来から使用されてきた配電器キャップ成形樹
脂(ポリプロピレン,ポリブチレンテレフタレート)に
比べれば極めて高価格であるため、コスト低減対策とし
ては、ふっ素樹脂の使用量は少ないほど望ましい。
タの電極との放電が行われる空間に近い箇所にふっ素樹
脂の環状バンド成形体(以下、環状バンドと称する)を
キャップ本体内周面の一部となるように配設すること
で、この箇所の樹脂劣化を防止して硝酸生成物の付着を
有効に防止し、配電時の漏電現象の発生を防止すること
ができる。なお、上記したようにふっ素樹脂は、キャッ
プ本体の内側壁に場所を特定して局部的に設けることで
所期の目的を達成でき、このようにすれば、配電器キャ
ップの材料コストの低減を図り得る。すなわち、ふっ素
樹脂は、従来から使用されてきた配電器キャップ成形樹
脂(ポリプロピレン,ポリブチレンテレフタレート)に
比べれば極めて高価格であるため、コスト低減対策とし
ては、ふっ素樹脂の使用量は少ないほど望ましい。
なお、ふっ素樹脂によりキャップ本体を内装する技術と
しては、そのほかに、コーティングによるものが考えら
れるが、エンジンルール内のように温度差が激しい状況
の下では、経年劣化によりコーティングの被膜剥離が生
じおそれがある。また、キャップ本体奥深くの側電極付
近だけにコーティングを部分的に処理する技術も煩雑さ
が伴う。これに対して、本発明のようにふっ素樹脂製の
環状バンドを予め成形しておいて、これをキャップ本体
の樹脂成形(射出成形)を利用して埋設しておけば、ふ
っ素樹脂の被膜剥離といった問題が発生せず、また樹脂
同士の融着によりふっ素樹脂製バンドも確実に固着さ
れ、しかも、キャップ本体とふっ素樹脂製環状バンドの
一体化技術も容易に行い得る。具体的には、本発明によ
れば、2000時間の耐電耐久テストを行った場合でも、配
電機能に全く異常が認められなかった。
しては、そのほかに、コーティングによるものが考えら
れるが、エンジンルール内のように温度差が激しい状況
の下では、経年劣化によりコーティングの被膜剥離が生
じおそれがある。また、キャップ本体奥深くの側電極付
近だけにコーティングを部分的に処理する技術も煩雑さ
が伴う。これに対して、本発明のようにふっ素樹脂製の
環状バンドを予め成形しておいて、これをキャップ本体
の樹脂成形(射出成形)を利用して埋設しておけば、ふ
っ素樹脂の被膜剥離といった問題が発生せず、また樹脂
同士の融着によりふっ素樹脂製バンドも確実に固着さ
れ、しかも、キャップ本体とふっ素樹脂製環状バンドの
一体化技術も容易に行い得る。具体的には、本発明によ
れば、2000時間の耐電耐久テストを行った場合でも、配
電機能に全く異常が認められなかった。
また、本発明におけるふつ素樹脂としては、ポリテトラ
フルオロエチレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体,ポリクロロトリフルオロエ
チレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体、及びテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体等が適しているが、特にこれ
らのものに限定されるものではない。
フルオロエチレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体,ポリクロロトリフルオロエ
チレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体、及びテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体等が適しているが、特にこれ
らのものに限定されるものではない。
以下、本発明の実施例を第1図及び第1表,第2表に基
づき説明する。
づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図で、図中、既述
した第2図の従来例と同一符号は同一或いは共通する要
素を示すものである。
した第2図の従来例と同一符号は同一或いは共通する要
素を示すものである。
しかして、本実施例における従来例と異なる点は、配電
時の火花放電の影響を受け易い箇所、すなわち配電器キ
ャップ(キャップ本体)1の内側壁のうち側電極3に近
接した箇所にふっ素樹脂層(ふっ素樹脂製環状バンド)
8を形成した点にある。このふつ素樹脂層8を含む配電
器キヤツプ1は、次のようにして製造される。先ず、キ
ヤツプ成形前にポリプロピレン,ポリブチレンテレフタ
レート等のキヤツプ成形用の熱可塑性合成樹脂とタルク
等の充填材を適宜の配合比(配合比の具体例は、後述す
る)で計量、攪拌したのち、この熱可塑性樹脂組成物を
混練り押出機を用いてペレツト状に造粒し、且つ予め成
形されたふつ素樹脂製のパイプ状の素材から機械加工に
よつて所定形状の環状バンドを製作する。そして、前記
熱可塑性樹脂組成物のペレツトを用いて通常の熱可塑性
合成樹脂に適用できる射出成形機により、配電器キヤツ
プ1を射出成形するものであるが、この射出成形の際
に、ふつ素樹脂製環状バンドを予じめ配電器キヤツプ成
形用金型の所定位置にセツトした後、熱可塑性合成樹脂
組成物を射出成形することにより、円筒状のふつ素樹脂
体の内面が樹脂成形体の内面に露呈するようにして樹脂
成形体中に埋設され、配電器キヤツプ1に第1図に示す
ような部分的な環状のふつ素樹脂層8を形成するもので
ある。
時の火花放電の影響を受け易い箇所、すなわち配電器キ
ャップ(キャップ本体)1の内側壁のうち側電極3に近
接した箇所にふっ素樹脂層(ふっ素樹脂製環状バンド)
8を形成した点にある。このふつ素樹脂層8を含む配電
器キヤツプ1は、次のようにして製造される。先ず、キ
ヤツプ成形前にポリプロピレン,ポリブチレンテレフタ
レート等のキヤツプ成形用の熱可塑性合成樹脂とタルク
等の充填材を適宜の配合比(配合比の具体例は、後述す
る)で計量、攪拌したのち、この熱可塑性樹脂組成物を
混練り押出機を用いてペレツト状に造粒し、且つ予め成
形されたふつ素樹脂製のパイプ状の素材から機械加工に
よつて所定形状の環状バンドを製作する。そして、前記
熱可塑性樹脂組成物のペレツトを用いて通常の熱可塑性
合成樹脂に適用できる射出成形機により、配電器キヤツ
プ1を射出成形するものであるが、この射出成形の際
に、ふつ素樹脂製環状バンドを予じめ配電器キヤツプ成
形用金型の所定位置にセツトした後、熱可塑性合成樹脂
組成物を射出成形することにより、円筒状のふつ素樹脂
体の内面が樹脂成形体の内面に露呈するようにして樹脂
成形体中に埋設され、配電器キヤツプ1に第1図に示す
ような部分的な環状のふつ素樹脂層8を形成するもので
ある。
以下に示す第1表及び第2表は、このようにして成形さ
れる配電器キヤツプ1の各実施例における組成比及びふ
つ素樹脂層8として用いるふつ素樹脂製円筒の具体的材
質、及び各実施例の2000時間配電の耐久テストの結果を
比較例と較べて表わしたものである。
れる配電器キヤツプ1の各実施例における組成比及びふ
つ素樹脂層8として用いるふつ素樹脂製円筒の具体的材
質、及び各実施例の2000時間配電の耐久テストの結果を
比較例と較べて表わしたものである。
第1表に示した実施例1〜5は、本発明の一実施例を示
した第1図の配電器キヤツプ1において、配電器キヤツ
プの成形用熱可塑性合成樹脂としてポリプロピレンを用
い、ふつ素樹脂層8として、それぞれポリテトラフルオ
ロエチレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルプロ
ウロピレン共重合体,ポリクロロトリフルオロエチレ
ン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、及
びテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体で製作した円筒を用いた実施例であ
る。また比較例1は、配電器キヤツプ1の熱可塑性合成
樹脂としてポリプロピレンを用い、ふつ素樹脂を使用し
ない(第2図に示した構成)の比較例である。しかし
て、これらの各実施例1〜5までを2000時間の配電耐久
テストを行つたところ、実施後でも配電機能に異状が全
く認められず、長期稼動時でも十分な配電機能を保持す
ることを期待できる極めて好ましい結果を示した。
した第1図の配電器キヤツプ1において、配電器キヤツ
プの成形用熱可塑性合成樹脂としてポリプロピレンを用
い、ふつ素樹脂層8として、それぞれポリテトラフルオ
ロエチレン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルプロ
ウロピレン共重合体,ポリクロロトリフルオロエチレ
ン,テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、及
びテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体で製作した円筒を用いた実施例であ
る。また比較例1は、配電器キヤツプ1の熱可塑性合成
樹脂としてポリプロピレンを用い、ふつ素樹脂を使用し
ない(第2図に示した構成)の比較例である。しかし
て、これらの各実施例1〜5までを2000時間の配電耐久
テストを行つたところ、実施後でも配電機能に異状が全
く認められず、長期稼動時でも十分な配電機能を保持す
ることを期待できる極めて好ましい結果を示した。
これに対し、比較例1のように、ふつ素樹脂の使用され
ない配電器キヤツプを同条件の下でテスト結果を行つた
ところ、テスト途中で配電機能を果さなくなる状況に至
つた。
ない配電器キヤツプを同条件の下でテスト結果を行つた
ところ、テスト途中で配電機能を果さなくなる状況に至
つた。
第2表には、実施例6〜10及び比較例2を示すもので、
これらの実施例及び比較例と前記第1表の実施例1〜5
及び比較例1との異なる点は、配電器キヤツプ成形用の
樹脂組成物であるところの熱可塑性合成樹脂として、ポ
リプロピレンに代わりポリブチレンテレフタレートを用
いた点にある。
これらの実施例及び比較例と前記第1表の実施例1〜5
及び比較例1との異なる点は、配電器キヤツプ成形用の
樹脂組成物であるところの熱可塑性合成樹脂として、ポ
リプロピレンに代わりポリブチレンテレフタレートを用
いた点にある。
実施例6〜10は、実施例1〜5と同じ様に種々のふつ素
樹脂製の各円筒を埋設した配電キヤツプであり、実施例
1〜5と同様に2000時間配電耐久テストを行つたとこ
ろ、実施後でも、配電機能に全く異状が認められない極
めて好ましい結果を得た。
樹脂製の各円筒を埋設した配電キヤツプであり、実施例
1〜5と同様に2000時間配電耐久テストを行つたとこ
ろ、実施後でも、配電機能に全く異状が認められない極
めて好ましい結果を得た。
これに対し、比較例2のようにふつ素樹脂を使用しない
配電器キヤツプを同条件でテストしたところ、前記比較
例1と同様にテスト途中で配電機能を失う状況に至つ
た。
配電器キヤツプを同条件でテストしたところ、前記比較
例1と同様にテスト途中で配電機能を失う状況に至つ
た。
以上のように、本発明によれば、電気絶縁性を有する熱
可塑性合成樹脂を用いて成形された配電器キヤツプの内
面にふつ素樹脂部を形成することにより、キヤツプ内面
の劣化を防止し、ひいては高電圧の漏洩現象の発生を防
止し、長期間にわたつて良好な配電機能を保持できる。
可塑性合成樹脂を用いて成形された配電器キヤツプの内
面にふつ素樹脂部を形成することにより、キヤツプ内面
の劣化を防止し、ひいては高電圧の漏洩現象の発生を防
止し、長期間にわたつて良好な配電機能を保持できる。
さらに、本発明によれば、放電保護層となるべきふっ素
樹脂をキャップ本体に設けたとしても、配電器キャップ
のコスト低減とふっ素樹脂層の成形を容易に、しかも厳
しい温度環境下におかれる配電器キャップ(熱可塑性樹
脂)にふっ素樹脂層を設けたとしても剥離現象を生じさ
せず、信頼性の高い配電効果を保証するといった効果が
得られる。
樹脂をキャップ本体に設けたとしても、配電器キャップ
のコスト低減とふっ素樹脂層の成形を容易に、しかも厳
しい温度環境下におかれる配電器キャップ(熱可塑性樹
脂)にふっ素樹脂層を設けたとしても剥離現象を生じさ
せず、信頼性の高い配電効果を保証するといった効果が
得られる。
第1図は、本発明の一実施例を示す配電器キヤツプの断
面図である。第2図は、配電器キヤツプの従来例を示す
配電キヤツプの断面図である。 1……キヤツプ本体、2……配電ロータ、3……側電
極、6……ロータ電極、8……ふつ素樹脂部(層)。
面図である。第2図は、配電器キヤツプの従来例を示す
配電キヤツプの断面図である。 1……キヤツプ本体、2……配電ロータ、3……側電
極、6……ロータ電極、8……ふつ素樹脂部(層)。
Claims (1)
- 【請求項1】熱可塑性合成樹脂で成形されるキャップ本
体の上壁内面にロータ電極と共働して配電を行なう側電
極を配設してなる点火配電器キャップにおいて、 前記キャップ本体の内側壁のうち前記側電極に近接した
箇所に限定してふっ素樹脂製の環状バンド成形体がキャ
ップ本体内周面の一部となるようにキャップ本体の射出
成形を利用して埋設されていることを特徴とする点火配
電器キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62172974A JPH0759937B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 点火配電器キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62172974A JPH0759937B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 点火配電器キヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419175A JPS6419175A (en) | 1989-01-23 |
| JPH0759937B2 true JPH0759937B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=15951814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62172974A Expired - Lifetime JPH0759937B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 点火配電器キヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759937B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229835A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-07 | Asahi Glass Co Ltd | Improved filler for synthetic resin |
| JPS5386439A (en) * | 1977-01-07 | 1978-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Pasted electrode plate for lead storage battery |
| JPS5919512A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-01 | Teijin Ltd | 耐酸性濾材 |
| JPS62135667A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-18 | Chisso Corp | 難燃性デイストリビユ−タ−キヤツプ |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP62172974A patent/JPH0759937B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419175A (en) | 1989-01-23 |
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