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JPH0760950B2 - 機器の取付構造および取付方法 - Google Patents
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JPH0760950B2 - 機器の取付構造および取付方法 - Google Patents

機器の取付構造および取付方法

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JPH0760950B2
JPH0760950B2 JP14688891A JP14688891A JPH0760950B2 JP H0760950 B2 JPH0760950 B2 JP H0760950B2 JP 14688891 A JP14688891 A JP 14688891A JP 14688891 A JP14688891 A JP 14688891A JP H0760950 B2 JPH0760950 B2 JP H0760950B2
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groove
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screw
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徹也 村瀬
武男 藤原
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Shizuki Electric Co Inc
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Shizuki Electric Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は配電盤等の内部に配置
されるコンデンサ等の機器の取付構造およびその取付方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤の内部には、その用途に応じてコ
ンデンサや電磁接触器等多種多様な電気機器がその底面
や壁面等の所定位置に取り付けられる。そして、その取
付形態は、配電盤や電気機器の種類、更にはその取付位
置や姿勢等によって種々の方式のものが選択の上採用さ
れる。例えば実開昭62-160421号公報には、いわゆるD
INレールを介して取り付ける方式、いわゆる取付ねじ
を使用する方式、更にいわゆるJIS協約形モジュール
脚を介して取り付ける方式のいずれの方式による取付を
も可能とする電気機器の構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、種々の
取付方式に適用可能なものは公知であるが、これら取付
方式のうち、DINレール方式およびJIS協約形方式
はそれぞれ規格でその機構および関連寸法が定められて
おり、当然ながらその制約内で適用される訳である。こ
れに対し取付ねじを使用する方式は、その取付ねじと被
取付部の螺合部分とのねじ仕様が合致しておれば足り、
この点で適用する場合の自由度は前二者に比較して広
い。しかるに、従来の電気機器の取付構造においては、
種々の方式の取付機構を具備するとの制約もあって、取
付ねじを使用した取付方式の場合、その取付ねじのピッ
チが固定されており、本来取付態様の自由度が広いはず
のねじ取付方式の特長が十分活かされていないという問
題点があった。この発明は以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、簡単な構成で取付ねじのピッ
チを自由に調整することができ、しかも機器を確実に取
り付け固定することが可能な取付構造および取付方法を
得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】この発明に係
る機器の取付構造は、機器の取付面にあり溝状の溝部を
形成し、この溝部に可動体を摺動可能に嵌合させる。そ
して、この可動体の一端には取付ねじを挿入する取付穴
が設けられておりこの部分が取付面の端縁から突出でき
るように構成されている。更にこの取付面の端縁の溝部
両側方に凸部を形成する。この場合、可動体を溝部内で
摺動移動させることによって取付ねじのピッチを調整す
ることができる。また、取付穴に取付ねじを挿入して可
動体を被取付部に締め付けると、凸部が支点となって可
動体が溝部の内面を取付面と垂直な方向に押圧し、可動
体の溝部内における摺動の摩擦力が増大して可動体と機
器本体とのずれが防止される。
【0005】請求項2に係るものは、取付面の相対向す
る端縁から突出可能な第1および第2の可動体を備え、
凸部の存在によって可動体表面と被取付部との間に形成
される間隙が第1の可動体より第2の可動体において大
きくなるようにしたものである。この場合、第1の可動
体を取付ねじで締め付けた後、必要があれば機器を溝部
の方向に移動してその位置を調整し、第2の可動体を取
付ねじで締め付けて機器を確実に取り付け固定する。
【0006】請求項3に係るものは、溝部と直交してレ
ール溝を形成し、第2の可動体の他端に設けた係止部に
より機器取付用のレールを係止するようにしたものであ
る。
【0007】請求項4に係る機器の取付方法は、第1の
可動体の取付穴に取付ねじを挿入し被取付部の所定位置
に螺合し上記第1の可動体を締め付け固定する第1の可
動体取付工程と、固定された第1の可動体に対して機器
を一の方向に所定距離移動させ取付ねじのピッチを調整
する取付ピッチ調整工程と、第2の可動体の取付穴に取
付ねじを挿入し被取付部の所定位置に螺合し上記第2の
可動体を締め付け固定する第2の可動体取付工程とから
なるものである。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例によるコンデンサ
の取付構造を示す斜視図で、コンデンサの背面および底
面から見たものである。図2はコンデンサ全体をその正
面側からみた斜視図で、同図(1)および(2)は後述
するそれぞれ端子台付および口出線付のものである。図
において、1はコンデンサ本体で、合成樹脂の成形品か
らなる容器内にコンデンサ素子を収容し、これに注形樹
脂を注入硬化させ一体に仕上げている。なお、図1はコ
ンデンサ本体1の背面を上面に、その底面を手前側側面
にして描いており、両面共取付面となり得るが、ここで
は主として背面を取付面2とする。また、図1ではコン
デンサ本体1の上部に取り付けられる端子部は図示を省
略している。
【0009】先ず、取付面2の中央(コンデンサ本体1
を図2で示す正規の姿勢で見たときの幅方向中央)には
鉛直方向(同じく図2で示す姿勢で見たときの鉛直方
向)に延在するあり溝状の溝部3A,3Bが形成されて
いる。なお、コンデンサ本体1の上部には溝部3Aに隣
接して同様の形状の溝部3Cが形成されているが、これ
は図2(2)で示す口出線付の場合に使用するもので後
述する。4は溝部3A(または溝部3C)に摺動可能に
嵌合される第1の可動体で、コンデンサ本体1と同様、
合成樹脂の成形品からなり、取付面2から上方へ突出す
る側の先端には取付ねじを挿入する取付穴5が設けられ
ている。また、第1の可動体4の他端には溝部3Aの下
端に当接する係止部6が設けられている。7は溝部3B
に摺動可能に嵌合される第2の可動体で、合成樹脂の成
形品からなり、取付面2から下方へ突出する側の先端に
は取付ねじを挿入する取付穴8が設けられている。第2
の可動体7の他端には溝部3Bの上端に当接する係止部
9が設けられており、この係止部9は同時にいわゆるD
INレール取付の場合にそのDINレールを係止する機
能を有している。10は溝部3と直交して取付面2に形
成されたレール溝で、前述のDINレールをこのレール
溝10に嵌め込むときは、第2の可動体7の係止部9を
構成する腕9aの弾性を利用して同じく係止部9を構成
する瓜9bでDINレールの側縁を係止する。11Aお
よび11Bは取付面2の4隅に形成された凸部で、その
役割の詳細については後述するが、この凸部11が取付
面2の他の部分より突出しているので、取り付けを行う
場合、先ずこの凸部11が被取付部と当接することにな
る。
【0010】コンデンサ本体1の底面には、溝部12A
および12B、レール溝13、凸部14が形成されてい
るが、コンデンサ本体1の背面に形成された溝部3A等
と同様のものであるので説明は省略する。また、溝部1
2A、12Bに嵌合される可動体も図示を省略してい
る。なお、溝部3Bの両側方で底面側に開口して形成さ
れた溝15Aは、いわゆるJIS協約形取付の場合に使
用されるもので、このタイプの取付用瓜の一方がこの溝
15Aに嵌まり込む構成となっている。取付用瓜の他方
は、コンデンサ本体1の上部に取り付けられる端子台に
別途形成された溝15Bに嵌まり込む。
【0011】次に、コンデンサ本体1の背面を取付面と
して被取付部に当接させ取付ねじを使用して取り付ける
場合の要領について説明する。図3はこの状態を示す側
面図である。図において、16はコンデンサ本体1の上
部に取り付けられた端子台で、コンデンサ本体1の上方
から導出される3相分の端子板と嵌合して端子板相互間
の絶縁を行う絶縁体を構成する。なお、この端子台16
の背面にも溝部が形成されており、図1で示す溝部3A
に連接する構造となっている。先ず、第1の可動体4お
よび第2の可動体7を、図1の一点鎖線で示すように、
それぞれ溝部3Aおよび溝部3B内に嵌合させ、係止部
6および係止部9がそれぞれ溝部3Aおよび溝部3Bの
端部に当接するまで上方および下方へ突出させておく。
即ち、取付穴5と取付穴8とのピッチが最大値P1とな
るようにしておく。この状態でコンデンサ本体1の取付
面2を被取付部Lに当接させ、第1の可動体4の取付穴
5が被取付部Lの所定位置になるようにコンデンサ本体
1の位置合わせを行う。次に、取付ねじ17を取付穴5
に挿入し、図3で左方からドライバー(図示せず)によ
り取付ねじ17を被取付部Lに螺合、第1の可動体4を
締め付け固定する。この場合、図1に示すように、取付
面2には凸部11Aが形成されているので、締め付け直
前は第1の可動体4の表面と被取付部Lとの間にはほぼ
凸部11Aの高さに相当する間隙が存在している。従っ
て、これを締め付け上記間隙を零にするということはコ
ンデンサ本体1の有する弾性に打ち勝って第1の可動体
4が溝部3Aの内面を押圧することになり、第1の可動
体4が溝部3A内をその軸方向に摺動する場合の摩擦力
がその分増大することになる。換言すれば、第1の可動
体4を被取付部Lに締め付け固定することにより上記摺
動が抑制され結果としてコンデンサ本体1と被取付部L
との位置ずれが防止される訳である。被取付部Lへの取
付ピッチがP1のときは、そのままの状態で第2の可動
体7の取付穴8に取付ねじ17を挿入し、同じく左方か
らドライバーを操作して第2の可動体7を被取付部Lに
締め付け固定する。図1に示すように、溝部3Bの側方
にも凸部11Bが形成されているので、この締め付けに
より第2の可動体7の摺動も抑制されコンデンサ本体1
は被取付部Lに強固に確実に取り付け固定されることに
なる。
【0012】次に、P1より短いピッチP2で取り付け
る場合の要領を説明する。この場合は、第1の可動体4
を被取付部Lに締め付け固定した後、第2の可動体7の
取付穴8が所定の取付ピッチP2の位置に一致するまで
コンデンサ本体1を上方へ移動させ、その位置で第2の
可動体7を被取付部Lに締め付け固定する。従って、こ
の場合、コンデンサ本体1の上記した移動操作が円滑に
行えるよう取付面2を被取付部Lに当接したとき、凸部
11Aによって第1の可動体4と被取付部Lとの間に生
じる間隙が、同じく凸部11Bによって第2の可動体7
と被取付部Lとの間に生じる間隙より小さくなるように
設定しておくことが望ましい。即ち、第1の可動体4の
締め付けによっても溝部3A内での摺動の摩擦は増大す
るがこれは取付ピッチの調整をスムーズに行うために必
要な程度に設定されており、第2の可動体7の締め付け
によりコンデンサ本体1を確実に固定する訳である。な
お、上述した間隙に差を設ける方法としては、例えば、
凸部11Aと凸部11Bとの高さに差を設けるようにし
てもよいし、また、第1の可動体4と第2の可動体7と
の厚さに差を設けるようにしてもよい。
【0013】以上のようにこの実施例では、所定の範囲
内で取付ピッチを自由に設定することができるいわゆる
フリーピッチによるねじ取付が可能となる。また、第1
の可動体4は常に取付面2から最も突出させた位置で取
付ねじ17を挿入して締め付けるので、図3に示すよう
に、ピッチ調整後の取付穴5の位置では端子台16の背
後となってドライバーによる操作が不可能となるような
場合にも支障なく取付作業を行うことが可能となる。
【0014】なお、上記の説明は、端子部として図2
(1)に示す端子台16が適用される場合であるが、図
2(2)に示す口出線18が適用される場合(この場
合、所定長の電線が既にコンデンサに接続されている)
は、その電線がドライバーによる取付ねじ17の螺合操
作に支障を来さないよう、第1の可動体4を溝部3Cに
嵌合させることにより第1の可動体4を幅方向中心から
ずらしている。
【0015】図4は、このコンデンサが適用可能な他の
取付方式を例示したもので、同図(1)はコンデンサ本
体1の底面を取付面として被取付部Lに取付ねじを使用
して取り付ける方式である。この場合は、図1に示す溝
部12Aおよび12Bにそれぞれ可動体19および可動
体20(図1では図示せず)を嵌合させ、その取付穴に
取付ねじ17を挿入して螺合締め付け固定する。図4
(2)はDINレール21または22を使用する方式
で、この場合、例えば、図1に示すレール溝10にDI
Nレール21を嵌め込むようにして取り付ける。この
際、第2の可動体7の一端に設けられた係止部9がDI
Nレール21の側縁を係止して確実な取付状態が達成さ
れる。図4(3)はJIS協約形方式のもので、被取付
部Lに固着された取付用瓜23を、コンデンサ本体1の
底面および端子台16の上面に形成された溝15Aおよ
び15Bに嵌め込んで取り付け固定する。
【0016】なお、上記実施例では、コンデンサ本体1
の両端をいずれも溝部3内を摺動可能な第1の可動体4
および第2の可動体7を介して取り付けを行うようにし
たが、一端の取り付けは可動体を介して行い、他端の取
り付けはコンデンサ本体1自体に設けられた取付穴に取
付ねじを挿入して行うようにしてもよい。この場合もい
わゆるフリーピッチの取り付けが可能となる。また、上
記実施例では、コンデンサの取付構造について説明した
が、この発明はコンデンサに限らず、少なくとも取付ね
じを使用して被取付部に取り付ける種々の機器の取付構
造に適用することができ同等の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】この発明による機器の取付構造は以上の
ように、所定の溝部および凸部を形成し、かつ所定の可
動体を備えたので、取付ねじを使用したいわゆるフリー
ピッチの取り付けが可能となり、かつその取付ねじの螺
合締め付けより同時に機器の確実強固な固定が達成され
る。また、所定の第1および第2の可動体を備えること
により、取付ピッチの調整操作もより円滑に行うことが
できる。更に、所定のレール溝を形成し、第2の可動体
に所定の係止部を設けることにより、いわゆるレールを
介した取り付けも可能となる。また、この発明による機
器の取付方法は以上のように、先ず、第1の可動体を締
め付け固定し、取付ピッチの調整を行った後、第2の可
動体を締め付け固定するようにしたので、取付ピッチの
調整が円滑に行い得るとともに、機器を確実強固に取り
付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるコンデンサの取付構
造の詳細を説明するものでその取付面である背面側から
見た斜視図である。
【図2】コンデンサ全体を正面側から見た斜視図であ
る。
【図3】コンデンサ本体1を被取付部Lに取り付ける要
領を説明するための図である。
【図4】適用が可能な他の方式の取付状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1は機器としてのコンデンサ本体、2は取付面、3A,
3B,3Cは溝部、4および7はそれぞれ第1および第
2の可動体、5および8は取付穴、9は係止部、10は
レール溝、11A,11Bは凸部、17は取付ねじ、L
は被取付部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器をその取付面を被取付部に当接させ
    取付ねじを使用して取り付けるための機器の取付構造に
    おいて、上記取付面にその取付面と平行で一の方向に延
    在するあり溝状の溝部を形成し、上記溝部に摺動可能に
    嵌合され上記取付ねじを挿入する取付穴を設けたその一
    端が上記取付面の上記一の方向の端縁から突出可能に構
    成された可動体を備えるとともに、上記可動体の取付穴
    に取付ねじを挿入して被取付部に螺合し上記可動体を締
    め付けたとき上記可動体が上記溝部の内面を押圧して上
    記摺動時の摩擦力が増大するよう上記取付面の端縁の溝
    部両側方に上記取付面の表面の他の部分から所定の寸法
    突出する凸部を形成したことを特徴とする機器の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 可動体として取付面の一の方向のそれぞ
    れ一方の端縁から突出可能に構成された第1の可動体お
    よび他方の端縁から突出可能に構成された第2の可動体
    を備え、上記取付面に当接したままの状態のとき凸部の
    存在によって可動体表面と被取付部との間に形成される
    間隙が上記第1の可動体より上記第2の可動体において
    大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    機器の取付構造。
  3. 【請求項3】 機器取付用のレールが嵌合可能なレール
    溝を溝部と直交して取付面に形成し、第2の可動体の他
    端に上記レールの端縁を係止可能な係止部を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の機器の取付構造。
  4. 【請求項4】 第1の可動体の取付穴に取付ねじを挿入
    し被取付部の所定位置に螺合し上記第1の可動体を締め
    付け固定する第1の可動体取付工程と、固定された第1
    の可動体に対して機器を一の方向に所定距離移動させ取
    付ねじのピッチを調整する取付ピッチ調整工程と、第2
    の可動体の取付穴に取付ねじを挿入し被取付部の所定位
    置に螺合し上記第2の可動体を締め付け固定する第2の
    可動体取付工程とからなる請求項2または3記載の機器
    の取付方法。
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