JPH0761354B2 - 消臭機能部材およびその製造方法 - Google Patents
消臭機能部材およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0761354B2 JPH0761354B2 JP2018312A JP1831290A JPH0761354B2 JP H0761354 B2 JPH0761354 B2 JP H0761354B2 JP 2018312 A JP2018312 A JP 2018312A JP 1831290 A JP1831290 A JP 1831290A JP H0761354 B2 JPH0761354 B2 JP H0761354B2
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- deodorant
- metal
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷房機、空気調節機、空気清浄機、温風機、
送風機、空気循環機、除湿機などの電気機器からの空気
の消臭に関するものである。
送風機、空気循環機、除湿機などの電気機器からの空気
の消臭に関するものである。
従来の技術 従来、冷房機、空気調節機、空気清浄機、温風機、送風
機、空気循環機、除湿着などは、各々の機能を果たしな
がらも空気清浄機能に乏しく、フィルタによるゴミ、ほ
こりの除去が主であった。また、活性炭フィルタなど脱
臭機能を持つものがあってもその効果は一時的で耐久性
のあるものがなかった。
機、空気循環機、除湿着などは、各々の機能を果たしな
がらも空気清浄機能に乏しく、フィルタによるゴミ、ほ
こりの除去が主であった。また、活性炭フィルタなど脱
臭機能を持つものがあってもその効果は一時的で耐久性
のあるものがなかった。
また、上記のような機器においては非常に複雑な形状の
集熱フィン、放熱フィンなどが結露し、そこに細菌が繁
殖し不快な臭気を発生するという問題があった。
集熱フィン、放熱フィンなどが結露し、そこに細菌が繁
殖し不快な臭気を発生するという問題があった。
また、このようなフィンは形状が複雑なため掃除ができ
ないためここからの臭気は極めて大きな問題となってい
た。
ないためここからの臭気は極めて大きな問題となってい
た。
発明が解決しようとする課題 そこで本発明は、このような臭気を触媒的に消臭する新
規な触媒膜を簡単な方法で形成することを第1の目的と
している。
規な触媒膜を簡単な方法で形成することを第1の目的と
している。
第2の目的は上記のような複雑な形状の集熱フィン、放
熱フィンなどの表面に簡単に消臭表面を形成できる方法
を提供することである。
熱フィンなどの表面に簡単に消臭表面を形成できる方法
を提供することである。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するための発明は、基板上に電解
重合または吸着法により形成された金属ポルフィリン誘
導体膜により消臭用表面を構成する。
重合または吸着法により形成された金属ポルフィリン誘
導体膜により消臭用表面を構成する。
また、第2の目的を達成するための発明は、多数の金属
製の集熱または放熱フィンをもつ熱交換ユニットを基板
として、電解重合または吸着反応をする浴槽に浸漬し金
属ポルフィリン誘導体膜を形成することにより消臭用表
面を形成する方法である。
製の集熱または放熱フィンをもつ熱交換ユニットを基板
として、電解重合または吸着反応をする浴槽に浸漬し金
属ポルフィリン誘導体膜を形成することにより消臭用表
面を形成する方法である。
作用 本発明の消臭表面は、常温触媒作用を持つ金属ポルフィ
リン誘導体よりなる新規な消臭膜よりなる。この膜は電
解重合または吸着法により簡単に形成される膜で、電解
重合の場合は導電性表面をもつ基板を電極として電解重
合反応浴槽に浸漬して電圧を印加すれば極めて薄い消臭
機能膜を容易に形成できる。一方、吸着法は反応浴に浸
漬するだけで膜が形成できる。
リン誘導体よりなる新規な消臭膜よりなる。この膜は電
解重合または吸着法により簡単に形成される膜で、電解
重合の場合は導電性表面をもつ基板を電極として電解重
合反応浴槽に浸漬して電圧を印加すれば極めて薄い消臭
機能膜を容易に形成できる。一方、吸着法は反応浴に浸
漬するだけで膜が形成できる。
この膜はきわめて薄いため集熱、放熱フィン表面のの熱
伝達効率をほとんど損なわないという特徴もある。この
膜は触媒作用、並びに抗菌作用を有するためその表面に
汚染物が付着しにくく、むしろ長期使用においては熱伝
達効率を高く保つことができる。
伝達効率をほとんど損なわないという特徴もある。この
膜は触媒作用、並びに抗菌作用を有するためその表面に
汚染物が付着しにくく、むしろ長期使用においては熱伝
達効率を高く保つことができる。
このようなフィン上における臭気の発生はおもに結露が
原因となって細菌(かび等)が繁殖するためである。殺
菌作用を持つものはその作用が強く思わぬ弊害を生じる
場合があるが、上記の抗菌作用は細菌の繁殖を防ぐもの
であって殺菌するものではない。それ故、このような点
からも空気の清浄には適したものである。
原因となって細菌(かび等)が繁殖するためである。殺
菌作用を持つものはその作用が強く思わぬ弊害を生じる
場合があるが、上記の抗菌作用は細菌の繁殖を防ぐもの
であって殺菌するものではない。それ故、このような点
からも空気の清浄には適したものである。
実施例 本発明に用いる消臭作用を持つ金属ポルフィリン誘導体
としては、フタロシアニン誘導体が適し、中でもFe,Ni,
Co,Mn,Cuの金属フタロシアニン錯体が最も良い。
としては、フタロシアニン誘導体が適し、中でもFe,Ni,
Co,Mn,Cuの金属フタロシアニン錯体が最も良い。
電解重合の方法には溶液電解重合と不溶性モノマの場合
に用いるミセル電解重合がある。ミセル電解重合はレド
ックス基を有するミセル化剤を電解して重合しその時に
ミセル内の金属ポルフィリンを重合体中に取り込ませ
る。また、吸着法は、基板に対して反応性のポルフィリ
ン誘導体溶液中に浸漬するだけで本発明の消臭膜を形成
できる。
に用いるミセル電解重合がある。ミセル電解重合はレド
ックス基を有するミセル化剤を電解して重合しその時に
ミセル内の金属ポルフィリンを重合体中に取り込ませ
る。また、吸着法は、基板に対して反応性のポルフィリ
ン誘導体溶液中に浸漬するだけで本発明の消臭膜を形成
できる。
本発明の金属ポルフィリン誘導体膜よりなる消臭用表面
は、冷房機、空気調節機、空気清浄機、温風機、送風
機、空気循環機、除湿機などの非常に複雑な形状の金属
製の集熱または放熱フィン上に容易に電解重合により形
成されるという特徴がある。この消臭膜は多数の金属製
の集熱または放熱フィンをもつ熱交換ユニットを、電解
重合または吸着反応をする浴槽に浸漬するだけで金属ポ
ルフィリン誘導体膜を形成する。
は、冷房機、空気調節機、空気清浄機、温風機、送風
機、空気循環機、除湿機などの非常に複雑な形状の金属
製の集熱または放熱フィン上に容易に電解重合により形
成されるという特徴がある。この消臭膜は多数の金属製
の集熱または放熱フィンをもつ熱交換ユニットを、電解
重合または吸着反応をする浴槽に浸漬するだけで金属ポ
ルフィリン誘導体膜を形成する。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
実施例1 オクタエチルCoフタロシアニンをモノマとしてAl電極上
に電解重合して得たCoフタロシアニン重合膜を取り出し
た。これを容器の中にいれ、硫化水素ガスを導入しその
消臭効果を測定したところ、大きな効果を示した。ま
た、この消臭膜を形成した板と一般のAl板とを、30℃で
結露させた状態で空気中に放置したところ、1ケ月後消
臭膜にはかびは発生しなかったが一般のAl板にはかびと
悪臭が発生した。
に電解重合して得たCoフタロシアニン重合膜を取り出し
た。これを容器の中にいれ、硫化水素ガスを導入しその
消臭効果を測定したところ、大きな効果を示した。ま
た、この消臭膜を形成した板と一般のAl板とを、30℃で
結露させた状態で空気中に放置したところ、1ケ月後消
臭膜にはかびは発生しなかったが一般のAl板にはかびと
悪臭が発生した。
実施例2 Feフタロシアニンをレドックス基を持つカチオン系界面
活性剤でミセル化して懸濁反応液としAl電極上に電解重
合して得たFeフタロシアニン含有重合膜を取り出した。
これを容器の中にいれ、硫化水素ガスを導入しその消臭
効果を測定したところ、実施例1と同様に大きな効果を
示した。
活性剤でミセル化して懸濁反応液としAl電極上に電解重
合して得たFeフタロシアニン含有重合膜を取り出した。
これを容器の中にいれ、硫化水素ガスを導入しその消臭
効果を測定したところ、実施例1と同様に大きな効果を
示した。
実施例3 Coフタロシアニンテトラスルフォン酸の水溶液中にアミ
ノ変性した表面をもつ基板を浸漬し、吸着させてCoフタ
ロシアニン誘導体膜をえた。これを別個の容器の中にい
れ、硫化水素ガスとアンモニアガスをそれぞれ導入しそ
の消臭効果を測定したところ、いずれのガスに対しても
大きな効果を示した。しかし、アンモニアについては触
媒的でなく吸着による消臭であった。また、この消臭膜
を形成した板と一般のAl板とを、30℃で結露させた状態
で空気中に放置したところ、1ケ月後も消臭膜にはかび
は発生しなかった。
ノ変性した表面をもつ基板を浸漬し、吸着させてCoフタ
ロシアニン誘導体膜をえた。これを別個の容器の中にい
れ、硫化水素ガスとアンモニアガスをそれぞれ導入しそ
の消臭効果を測定したところ、いずれのガスに対しても
大きな効果を示した。しかし、アンモニアについては触
媒的でなく吸着による消臭であった。また、この消臭膜
を形成した板と一般のAl板とを、30℃で結露させた状態
で空気中に放置したところ、1ケ月後も消臭膜にはかび
は発生しなかった。
実施例4 エアコン用の多数の金属製の集熱または放熱フィンをも
つ熱交換ユニットを、実施例1と同様の電解重合反応浴
槽に浸漬し、同様に電解重合した。逆電位をかけて脱ド
ープした後取り出しエアコンを組み立てた。このエアコ
ンを1ケ月間毎日2時間使用した後、始動時の臭気を測
定したところ、消臭膜を形成していないものに比べ約1/
40の臭気濃度を示した。
つ熱交換ユニットを、実施例1と同様の電解重合反応浴
槽に浸漬し、同様に電解重合した。逆電位をかけて脱ド
ープした後取り出しエアコンを組み立てた。このエアコ
ンを1ケ月間毎日2時間使用した後、始動時の臭気を測
定したところ、消臭膜を形成していないものに比べ約1/
40の臭気濃度を示した。
発明の効果 以上のように本発明は、電解重合あるいは吸着法により
基板上に金属ポルフィリン誘導体膜よりなる消臭用表面
を形成するもので、複雑な形状の金属製集熱または放熱
フィンをもつ熱交換ユニットに、きわめて容易に消臭用
表面を形成することができる。また、本発明の薄膜は、
1μm以下の緻密な薄膜であることから、高性能の消臭
機能を有する。これを、熱交換ユニットへの適用するこ
とで、複雑な形状のフィン間の狭い空間にも消臭薄膜を
容易に形成できるうえ、きわめて薄い薄膜であることか
ら熱交換器を通過する流体の流体抵抗も上昇せず、かつ
フィンの熱伝導性も殆ど低下しないことから熱交換器の
性能を低下させることなく、消臭機能を付加することが
できる。また、電解重合法を応用した新規な製造方法に
より優れた消臭部材が得られる。
基板上に金属ポルフィリン誘導体膜よりなる消臭用表面
を形成するもので、複雑な形状の金属製集熱または放熱
フィンをもつ熱交換ユニットに、きわめて容易に消臭用
表面を形成することができる。また、本発明の薄膜は、
1μm以下の緻密な薄膜であることから、高性能の消臭
機能を有する。これを、熱交換ユニットへの適用するこ
とで、複雑な形状のフィン間の狭い空間にも消臭薄膜を
容易に形成できるうえ、きわめて薄い薄膜であることか
ら熱交換器を通過する流体の流体抵抗も上昇せず、かつ
フィンの熱伝導性も殆ど低下しないことから熱交換器の
性能を低下させることなく、消臭機能を付加することが
できる。また、電解重合法を応用した新規な製造方法に
より優れた消臭部材が得られる。
すなわち、特定した材料、形成方法、および応用機器の
組み合せによって予期し得ない優れた効果が得られる。
組み合せによって予期し得ない優れた効果が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】多数の金属製の集熱または放熱フィンをも
つ熱交換ユニットの表面に、電解重合あるいは吸着法に
よって形成された1μm以下の金属ポルフィリン誘導体
薄膜を形成してなることを特徴とする消臭機能部材。 - 【請求項2】金属ポルフィリン誘導体薄膜が、フタロシ
アニン誘導体である請求項1に記載の消臭機能部材。 - 【請求項3】金属ポルフィリン誘導体が、Fe,Ni,Co,Mn,
Cuより選ばれた少なくとも一種の金属錯体である請求項
1に記載の消臭機能部材。 - 【請求項4】複雑な形状の導電性支持体を反応液に浸
し、それを電極としてその表面に電解重合法によって1
μm以下の金属ポルフィリン誘導体薄膜を形成すること
を特徴とする消臭機能部材の製造方法。 - 【請求項5】複雑な形状の導電性支持体が、多数の金属
製の集熱または放熱フィンをもつ熱交換ユニットである
請求項4に記載の消臭機能部材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018312A JPH0761354B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 消臭機能部材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018312A JPH0761354B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 消臭機能部材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03222958A JPH03222958A (ja) | 1991-10-01 |
| JPH0761354B2 true JPH0761354B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=11968095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018312A Expired - Fee Related JPH0761354B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 消臭機能部材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761354B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6275198A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-07 | Aasu Clean:Kk | プロパンガスボンベ用消臭キヤツプ |
| JPS6338460A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-19 | エヌオーケー株式会社 | 消臭性構造材 |
| JPS6297555A (ja) * | 1986-09-17 | 1987-05-07 | 白井 汪芳 | 消臭剤 |
| JPS6483265A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-29 | Dainippon Ink & Chemicals | Deodorant |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2018312A patent/JPH0761354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03222958A (ja) | 1991-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |