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JPH0761543B2 - 交流ア−ク溶接電源 - Google Patents
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JPH0761543B2 - 交流ア−ク溶接電源 - Google Patents

交流ア−ク溶接電源

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JPH0761543B2
JPH0761543B2 JP61244763A JP24476386A JPH0761543B2 JP H0761543 B2 JPH0761543 B2 JP H0761543B2 JP 61244763 A JP61244763 A JP 61244763A JP 24476386 A JP24476386 A JP 24476386A JP H0761543 B2 JPH0761543 B2 JP H0761543B2
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喜久夫 寺山
泰夫 山本
慶樹 森本
敏光 土井
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Daihen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアーク溶接機、特に表面に強力な酸化被膜を有
するアルミニユーム系の被溶接物のアーク溶接に好適な
交流アーク溶接機に関するものである。
従来の装置 第3図は従来の極性切替の可能な交流アーク溶接電源の
接続図である。同図において1は定電流特性の直流電源
であり、例えば図示しない商用交流電源から電力を得て
アーク溶接に適した電圧に交換した後に整流し、出力電
流を基準信号に応じた一定値に保つよう制御する公知の
直流電源が用いられる。2aないし2dはブリツジ接続され
たトランジスタなどのスイツチング素子であり、図示の
ようにブリツジ回路の直流端子側を入力端子として直流
電源1の出力端子に接続し、交流端子側を出力端子とし
て電極3および被溶接物4に接続する。6はブリツジ接
続されたスイツチング素子2aないし2dのうち対となる2
a,2bまたは2c,2dをそれぞれ同時にON−OFF制御し正極性
出力(被溶接物4が正電位の出力)または逆極性出力
(電極3が正電位の出力)に切替えるための信号Spを供
給する正逆期間設定回路であり、正極性期間Tspは可変
抵抗器VRspでまた逆極性期間TRpは可変抵抗器VRRpで設
定するくりかえしタイマ回路が利用できる。7および8
はそれぞれ正極性期間の出力電流値および逆極性期間の
出力電流値を定めるための基準信号Ir1,Ir2を出力する
基準信号設定器であり、それぞれ直流電源E1,E2と可変
抵抗器VR1,VR2から構成されている。9はアナログスイ
ツチからなる基準信号切替回路であり、正逆期間設定回
路6の出力信号SPによつて基準信号設定器7または8の
いずれかの出力を出力電流基準信号Irとして直流電源1
に供給する。10は正逆期間設定回路6の出力信号Spを入
力とし入力信号に応じてスイツチング素子2a,2bまたは2
c,2dのいずれかを導通させるためのスイツチング素子駆
動回路である。
同図の装置においては正極性時にはその期間を可変抵抗
器VRspで、電流値を基準信号設定器7の出力Ir1で、ま
た逆極性時にはその期間を可変抵抗器VRRpで、電流値を
基準信号設定器8の出力Ir2でそれぞれ独立して設定す
るものである。
発明が解決しようとする問題点 従来の装置は上記のように構成されているので、正極性
電流と逆極性電流とが独立して調整されることになる。
これに対して必要な溶接品質を得るための溶け込み深さ
は正極性電流によつてほぼ定まり、また被溶接物の表面
酸化被膜が除去される範囲(いわゆるクリーニング幅)
は逆極性電流値に依存することが知られている。即ち、
本発明者らの実験によると正極性期間の長さをTsp、逆
極性期間の長さをTRpとし、また正極性および逆極性の
電流がほぼ矩形波に近い波形で各期間の波高値をIsp
よびIRpであるときビード幅Bwであり、またこのときに得られるクリーニング幅Cw(但し1≦n≦3,k1およびk2は溶接条件によつて定まる
比例定数) で定まることが判つた。またビード幅BWに対して必要な
クリーニング幅Cwはこれにより広いことが必須であり、
このビード幅Bwに余裕幅Coを加えた値(但しCOはビード
幅にほぼ無関係に一定の値)であるから CW=BW+CO ………(3) したがつて上記(1),(2),(3)式より必要な逆
極性電流は (但し、K1=Co/k2、K2=k1/k2) となる。このように正逆両極性における適正電流値は、
相互に密接な関係を有しており、いずれが過不足であつ
ても要求される品質の溶接結果は得られないことにな
る。それ故、上記従来装置においては調整が容易でな
く、作業者による個人差も大きくなりがちであつた。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の従来装置の問題点を解決するために2
組設けるべき出力電流を定めるための基準信号発生回路
のうち逆極性期間の電流を定めるための基準信号を正極
性期間の電流を定めるための基準信号発生回路の出力信
号を入力とし、入力信号に応じた信号を発生する関数発
生器によつて構成し、この2つの基準信号発生回路の出
力信号によつて正逆両極性時の出力電流を決定するよう
にしたものである。
作用 本発明においては、関数発生器として正極性電流値と逆
極性電流値とが要求されるアーク溶接結果が得られる上
記(4)式の関係になるように選定しておくことによつ
て1個の電流設定器の操作によつて、正逆両極性の電流
値が最適の関係となるように自動設定される。
実施例 第1図に本発明の実施例を示す。第1図は第3図の従来
装置のうち逆極性時の出力電流を設定するための基準信
号設定器8に代えて第1の基準信号発生回路11の出力I
r1および正逆期間設定回路6の出力を入力とし、 但し、K1,K2はあらかじめ定めた定数、 また1≦n≦3 を出力する関数発生器からなる第2の基準信号発生回路
12を設けたものであり、他は第3図と同様であるので同
機能のものには同符号を付してある。上記のような信号
を得るための関数発生器はオペアンプを用いた加算係数
器と乗算器(例えば米国テレダイン社の製品No.4452の
乗算/除算用集積回路)を組合せることで容易に実現で
きる。
なお実際の溶接においてはこれらの各要素Isp,TSp,TRp
をすべて可変にすると制御が甚しく難しくなるばかりで
なく条件の選定にも混乱を生じる原因となる。また溶接
部の加熱、冷却の周期的な制限から極性切替の周期は一
定以下にすることが必要であり、あまり長くはできな
い。したがつて極性切替周期およびその中での正極性期
間、逆極性期間の各適正長さは、比較的狭い範囲に限定
されてしまうことになる。それ故各極性期間TSpおよびT
Rpを略一定のものとすれば電流は先の式において、 となるので Ir2=(A+B・Ir11/n の式によって限定してもよいことになる。さらに上記式
1/nも被溶接物が定まれば適合する正極性溶接電流Isp
範囲も狭い範囲であるのでn=1としてもn=2または
n=3と実質的には溶接結果に大差は生じない程度の差
となる。したがつて関数発生器として さらにはIr2=a・Ir1+bのような単純な演算を行う回
路を用いても実用上問題となることが少ない。
このように、同図の実施例においては、第1の基準信号
発生回路11の出力を調整して所要の正極性電流を得るよ
うに設定することにより、この正極性電流値に対して適
する値の逆極性電流が得られる基準信号Ir2が第2の基
準信号発生回路12から得られる。このようにして得られ
た基準信号Ir1とIr2とが正逆期間設定回路6の出力spに
応じて切替わる基準信号切替回路9を経て直流電源1に
出力電流を定める基準信号Irとして供給される。したが
つて電極3と被溶接物4とには第1の基準信号発生回路
11の出力信号Ir1によつて定まる値の正極性電流が可変
抵抗器VRspにて設定された期間だけスイツチング素子2
a,2bが導通して流れ、次に第1の基準信号発生回路11の
出力信号を入力としてこれに関連した信号を出力する第
2の基準信号発生回路12の出力信号Ir2によつて定まる
値の逆極性電流が可変抵抗器VRRpによつて設定された期
間だけスイツチング素子2c,2dが導通して流れることを
くりかえす。
なお同一の正極性電流に対しても被溶接物の材質や使用
するシールドガス、電極直径などによつて逆極性電流の
適値が異なるので第2の基準信号発生回路12としては第
1図に示した実施例のように単一の関数発生器ではまか
ない切れないときがある。このような問題を解決するた
めには第2の基準信号発生回路に複数の関数発生器を設
けておき、これら複数の関数発生器を必要に応じて切替
えるようにすればよい。第2図はこのようにした本発明
の実施例を示す接続図である。同図は第1図に示した実
施例のうち第2の基準信号発生回路12を変更したもので
あり、それぞれ特性の異なる関数を発生する関数発生器
101aないし101cとこれらの関数発生器の出力のいずれか
を選択して第2の基準信号発生回路の出力Ir2として出
力する切替スイツチ102とによつて構成されている。同
図の実施例においては切替スイツチ102の各端子に相当
するノツチ部分に適合する被溶接物の材質やシールドガ
スの種類を表示すればす溶接条件の設定が便利となる。
特に関数発生器として前述のようにIr1に単なる係数を
乗じた信号を出力するものを用いるときにはこの方法が
実際に必要な信号との差を補うことができるので有利で
ある。
さらに第1図において関数発生器に特性の可変のものを
用いても同様の機能が得られる。
なお上記においては、いづれも正極性電流設定信号を第
1の基準信号発生回路7から得、また逆極性電流設定信
号を第2の基準信号発生回路から得たが、これらの関係
は逆にしてもよいことはもちろんである。
また逆極性電流IRpの最大値は使用する直流電源によつ
て定まる上限値がある。このため設定する逆極性期間T
Rpの値が小さいときには前述の(4)式に見合う逆極性
電流が得られないことが発生する。この場合には逆極性
電流が上限に達した後にクリーニング幅の不足分を逆極
性期間TRpを長くすることによつて補えばよい。
発明の効果 本発明は、上記の通りであるので必要な溶け込みを得る
ための正極性電流を設定するだけでこれに必要なクリー
ニング幅を得るための逆極性電流が自動的に設定される
ことになり、操作が簡単になり、誤設定がなくなるので
優れた溶接効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す接続図、第2図は別の実
施例を示す接続図、第3図は従来の装置の例を示す接続
図である。 1……直流電源、2a〜2d……スイツチング素子、6……
正逆期間設定回路、9……基準信号切替回路、11……第
1の基準信号発生回路、12……第2の基準信号発生回
路、101a〜101c……関数発生器、102……切替スイツ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 敏光 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (56)参考文献 実開 昭61−92463(JP,U) 実開 昭58−179978(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される基準信号に応じた定電流を出力
    する直流電源と、前記直流電源の出力を正極性および逆
    極性に切替えて出力端子に伝達するためのブリッジ接続
    されたスイッチング素子からなる極性切替回路と、前記
    極性切替回路に正逆両極性期間を定める極性切替信号を
    与える正逆期間設定回路と、正極性期間における出力電
    源を定めるための第1の基準信号発生回路と、前記第1
    の基準信号発生回路の出力Ir1と前記正逆両極性期間設
    定信号発生回路の正極性期間信号TSPと逆極性期間信号T
    RPとを入力として信号 (ただし、K1、K2は予め定められた定数、また1≦n≦
    3) を発生する関数発生器からなる逆極性期間における出力
    電流値を定めるための第2の基準信号発生回路と、前記
    極性切替信号に同期して前記直流電源に前き第1または
    第2の基準信号発生回路の出力信号を切替えて基準信号
    として供給するための基準信号切替回路とを具備した交
    流アーク溶接電源
  2. 【請求項2】前記関数発生器は、適用する溶接条件によ
    って比例定数K1,K2が異なる関数を発生する複数の関数
    発生器からなり、溶接条件に応じて前記複数の関数発生
    器を切替えて出力する特許請求の範囲第1項に記載の交
    流アーク溶接電源。
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