JPH0761738B2 - 輪転謄写機用版胴 - Google Patents
輪転謄写機用版胴Info
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- JPH0761738B2 JPH0761738B2 JP5203553A JP20355393A JPH0761738B2 JP H0761738 B2 JPH0761738 B2 JP H0761738B2 JP 5203553 A JP5203553 A JP 5203553A JP 20355393 A JP20355393 A JP 20355393A JP H0761738 B2 JPH0761738 B2 JP H0761738B2
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- cylinder
- roller
- inking roller
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Links
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版原紙を円筒状の版
胴に貼着し、版胴内部より浸出するインキを原紙の製版
部を透して表面へ現出せしめ、版胴と圧胴との密着回転
する間へ印刷用紙を給紙して、製版部のインキを用紙に
転写せしめて印刷する輪転騰写機用版胴に関するもので
ある。
胴に貼着し、版胴内部より浸出するインキを原紙の製版
部を透して表面へ現出せしめ、版胴と圧胴との密着回転
する間へ印刷用紙を給紙して、製版部のインキを用紙に
転写せしめて印刷する輪転騰写機用版胴に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の輪転騰写機用版胴として、中空円
筒体の中へインキを注入しておき、スクリーンの毛細管
現象と、印刷時の回転による遠心力とによって、自然に
円筒表面へインキを浸出させる方式のものが周知であ
る。
筒体の中へインキを注入しておき、スクリーンの毛細管
現象と、印刷時の回転による遠心力とによって、自然に
円筒表面へインキを浸出させる方式のものが周知であ
る。
【0003】この従来周知のものは、スクリーンの毛細
管現象と、印刷時の回転による遠心力とによって、自然
に円筒表面へインキを浸出させるのみであるので、温度
変化に伴うインキの物性変化に対応する手段がなく、例
えば寒冷時にインキの粘度が上がり、外周への浸出が困
難になってもこれを補うことはできなかった。
管現象と、印刷時の回転による遠心力とによって、自然
に円筒表面へインキを浸出させるのみであるので、温度
変化に伴うインキの物性変化に対応する手段がなく、例
えば寒冷時にインキの粘度が上がり、外周への浸出が困
難になってもこれを補うことはできなかった。
【0004】そこで斯る問題点を克服するために、イン
キ供給ローラ(インキング・ローラ)が円筒体に内装さ
れている輪転謄写機用版胴が提案されている(特開昭5
7−51483号)。
キ供給ローラ(インキング・ローラ)が円筒体に内装さ
れている輪転謄写機用版胴が提案されている(特開昭5
7−51483号)。
【0005】この輪転謄写機用版胴は、回転軸と、前記
回転軸によって担持され該回転軸の周りにこれと同心に
延在し外周面に孔版原紙を、装着され前記回転軸によっ
て自身の中心軸線の周りに回転駆動される多孔性の円筒
状版胴(円筒体)と、前記回転軸と前記円筒状版胴の内
周面との間の空間に前記円筒状版胴の中心軸線に並行に
配置された回転軸によって担持され外周面にて前記円筒
状版胴の内周面に接触すべく配置され自身の中心軸線の
周りに回転するインキ供給ローラと、前記インキ供給ロ
ーラの外周面に所定厚さのインキ層を塗布するインキ塗
布装置と、前記円筒状版胴の外周面に対向して配置され
た外周面を有し自身の中心軸線の周りに回転するプレス
ローラと、前記円筒状版胴の回転軸と前記インキ供給ロ
ーラの回転軸とにそれぞれ装着された互いに同程度の直
径の二つのプーリと前記二つのプーリの間に掛け渡され
た無端ベルトとを含み前記円筒状版胴の回転に伴って前
記インキ供給ローラを回転せしめる駆動力伝達手段とを
有することを特徴とするものである。
回転軸によって担持され該回転軸の周りにこれと同心に
延在し外周面に孔版原紙を、装着され前記回転軸によっ
て自身の中心軸線の周りに回転駆動される多孔性の円筒
状版胴(円筒体)と、前記回転軸と前記円筒状版胴の内
周面との間の空間に前記円筒状版胴の中心軸線に並行に
配置された回転軸によって担持され外周面にて前記円筒
状版胴の内周面に接触すべく配置され自身の中心軸線の
周りに回転するインキ供給ローラと、前記インキ供給ロ
ーラの外周面に所定厚さのインキ層を塗布するインキ塗
布装置と、前記円筒状版胴の外周面に対向して配置され
た外周面を有し自身の中心軸線の周りに回転するプレス
ローラと、前記円筒状版胴の回転軸と前記インキ供給ロ
ーラの回転軸とにそれぞれ装着された互いに同程度の直
径の二つのプーリと前記二つのプーリの間に掛け渡され
た無端ベルトとを含み前記円筒状版胴の回転に伴って前
記インキ供給ローラを回転せしめる駆動力伝達手段とを
有することを特徴とするものである。
【0006】而して、円筒状版胴内のインキは、この円
筒状版胴の内周面に接触している前記インキ供給ローラ
のスクイージ作用(絞り出し作用)によって押圧され
て、円筒状版胴の外部に浸出する。
筒状版胴の内周面に接触している前記インキ供給ローラ
のスクイージ作用(絞り出し作用)によって押圧され
て、円筒状版胴の外部に浸出する。
【0007】また、円筒状版胴内に、インキをねるため
の、ねり円筒が回転可能に備えられ、このねり円筒と前
記円筒状版胴の内周側面との間に、インキ量を静電的に
検知するための電極が内装されたインキ溝部(空間)が
形成されている輪転謄写機用版胴が、本願出願人により
既に提案されている(特開昭56−72987号)。
の、ねり円筒が回転可能に備えられ、このねり円筒と前
記円筒状版胴の内周側面との間に、インキ量を静電的に
検知するための電極が内装されたインキ溝部(空間)が
形成されている輪転謄写機用版胴が、本願出願人により
既に提案されている(特開昭56−72987号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭57−51
483号公報に示されている輪転謄写機用版胴では、前
述のように、円筒状版胴にインキ供給ローラが接触し、
その接触圧によるスクイージ作用によってインキが円筒
状版胴の外部に浸出するように構成されている。
483号公報に示されている輪転謄写機用版胴では、前
述のように、円筒状版胴にインキ供給ローラが接触し、
その接触圧によるスクイージ作用によってインキが円筒
状版胴の外部に浸出するように構成されている。
【0009】従って、インキは常時一定の圧力で外部に
浸出されることになり、温度変化に伴うインキの物性が
変化して、その粘度が下ればインキの浸出過多になり、
また粘度が上ればインキの浸出不足が生じるおそれがあ
る。
浸出されることになり、温度変化に伴うインキの物性が
変化して、その粘度が下ればインキの浸出過多になり、
また粘度が上ればインキの浸出不足が生じるおそれがあ
る。
【0010】また、インキの浸出圧力が一定であるの
で、製版された原紙の開孔面積の大小に拘らず一定量の
インキしか浸出されず、原紙に形成されている書面像の
密度が高い場合にはインキ不足となり、書面像の密度が
低い場合にはインキ過多となるおそれもある。
で、製版された原紙の開孔面積の大小に拘らず一定量の
インキしか浸出されず、原紙に形成されている書面像の
密度が高い場合にはインキ不足となり、書面像の密度が
低い場合にはインキ過多となるおそれもある。
【0011】また、特開昭56−72987号公報に示
されている輪転謄写機用版胴では、ねり円筒は設けられ
ているものの、インキ供給ローラは設けられておらず、
ねり円筒と円筒状版胴の内周側面には、電極が内装され
た空間が形成されているに過ぎない。
されている輪転謄写機用版胴では、ねり円筒は設けられ
ているものの、インキ供給ローラは設けられておらず、
ねり円筒と円筒状版胴の内周側面には、電極が内装され
た空間が形成されているに過ぎない。
【0012】従って、円筒状版胴内のインキは、前記ね
り円筒によっては浸出圧を受けず、当該インキは内外円
筒の差動によって浸出されるもので、前記従来の技術を
説明した際に述べた課題は解決されない。
り円筒によっては浸出圧を受けず、当該インキは内外円
筒の差動によって浸出されるもので、前記従来の技術を
説明した際に述べた課題は解決されない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部へのイン
キ供給手段を有し、少なくとも周側面の一部が多孔性を
有する円筒体が、その円筒体に挿入されその母線と平行
な方向に延在する回転軸に固設され、前記回転軸と円筒
体の内周側面との間に、この回転軸の延在方向と平行な
方向に延在するインキング・ローラが回転可能に内装さ
れている輪転謄写機用版胴において、前記インキング・
ローラは前記回転軸に回転伝達手段を介して機械的に接
続され、このインキング・ローラの外周側面と前記円筒
体の内周側面とは非接触状態にあり、それらの間にはイ
ンキが通過し得る0mmよりも大で1.5mm以下の間
隙が形成され、当該間隙にはインキのみが介在し得るこ
とを特徴とするものである。
キ供給手段を有し、少なくとも周側面の一部が多孔性を
有する円筒体が、その円筒体に挿入されその母線と平行
な方向に延在する回転軸に固設され、前記回転軸と円筒
体の内周側面との間に、この回転軸の延在方向と平行な
方向に延在するインキング・ローラが回転可能に内装さ
れている輪転謄写機用版胴において、前記インキング・
ローラは前記回転軸に回転伝達手段を介して機械的に接
続され、このインキング・ローラの外周側面と前記円筒
体の内周側面とは非接触状態にあり、それらの間にはイ
ンキが通過し得る0mmよりも大で1.5mm以下の間
隙が形成され、当該間隙にはインキのみが介在し得るこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明では、インキング・ローラ(インキ供給
ローラ)が、円筒体(版胴)の内周側面近傍に設けら
れ、このインキング・ローラと円筒体の内周側面との間
には、インキが通過し得る程度の間隙が形成されている
ので、このインキング・ローラと円筒体の内周側面との
間の相対速度によって生じる圧力にて、インキが円筒体
から外部に浸出する。
ローラ)が、円筒体(版胴)の内周側面近傍に設けら
れ、このインキング・ローラと円筒体の内周側面との間
には、インキが通過し得る程度の間隙が形成されている
ので、このインキング・ローラと円筒体の内周側面との
間の相対速度によって生じる圧力にて、インキが円筒体
から外部に浸出する。
【0015】なお、前記インキング・ローラと円筒体の
最接近位置の、インキング・ローラの回転方向に沿って
上流側に着肉しているインキの、円筒体への押圧力は、
前記インキング・ローラと円筒体の回転方向に係わら
ず、相対速度が大である程高圧となる。
最接近位置の、インキング・ローラの回転方向に沿って
上流側に着肉しているインキの、円筒体への押圧力は、
前記インキング・ローラと円筒体の回転方向に係わら
ず、相対速度が大である程高圧となる。
【0016】
【実施例】図面はいずれも本発明の一実施例を示し、図
1は縦断面図で、図2は横断面図である。
1は縦断面図で、図2は横断面図である。
【0017】これらの図において、4は内円筒で、版胴
軸(回転軸)2に回転自在に遊嵌されている。9a、9
bは側胴で、内円筒4の両側外方に設け、版胴軸2に固
着して一体に回動せしめる。
軸(回転軸)2に回転自在に遊嵌されている。9a、9
bは側胴で、内円筒4の両側外方に設け、版胴軸2に固
着して一体に回動せしめる。
【0018】側胴9a、9bの外周に、金属網あるいは
金属板、合成樹脂フィルムに、多数の小透孔が穿設され
た多孔性を有する綱状体1aを巻付け固定し、その外周
に絹、木綿、合成樹脂等の布製スクリーン1bを巻付け
て覆い、この両者で円筒体1を形成し、スクリーンの接
合部は原紙止めピン10を設けた押え板11で押えてあ
る。
金属板、合成樹脂フィルムに、多数の小透孔が穿設され
た多孔性を有する綱状体1aを巻付け固定し、その外周
に絹、木綿、合成樹脂等の布製スクリーン1bを巻付け
て覆い、この両者で円筒体1を形成し、スクリーンの接
合部は原紙止めピン10を設けた押え板11で押えてあ
る。
【0019】回転軸2の両端はフレーム12a、12b
を貫通して軸支されており、一端には版胴を回動駆動す
るスプロケット13を固着し、電動機軸側のスプロケッ
ト(図示せず)とチェーン等で連結している。
を貫通して軸支されており、一端には版胴を回動駆動す
るスプロケット13を固着し、電動機軸側のスプロケッ
ト(図示せず)とチェーン等で連結している。
【0020】フレーム12aの軸支部内面には突出する
固定平歯車14が設けてあり、側動9aに軸支された遊
星歯車15a、15bは一体になって回転し、15aは
固定平歯車14の外周を遊動する。遊星歯車15bは内
円筒4の側面に固着した平歯車16と噛み合い駆動す
る。
固定平歯車14が設けてあり、側動9aに軸支された遊
星歯車15a、15bは一体になって回転し、15aは
固定平歯車14の外周を遊動する。遊星歯車15bは内
円筒4の側面に固着した平歯車16と噛み合い駆動す
る。
【0021】インキポンプ17は吸入側にインキタンク
18が、また吐出側にインキパイプ19が夫々接合され
ている。インキパイプ19の他端は漏れ防止手段を用い
た継手20によって回転軸2の一端に連結され、さらに
回転軸に穿孔された導入路21に連通し、円筒体1の中
央部に開口している。
18が、また吐出側にインキパイプ19が夫々接合され
ている。インキパイプ19の他端は漏れ防止手段を用い
た継手20によって回転軸2の一端に連結され、さらに
回転軸に穿孔された導入路21に連通し、円筒体1の中
央部に開口している。
【0022】なお、円筒体1の内部にインキを供給する
手段としては、前述のようなインキポンプ17等の手段
の他に、非印刷領域にインキ供給用の、ネジ蓋付きのイ
ンキ供給孔を明けて、装置の停止時に当該インキ供給孔
からインキを供給する周知の手段を使用してもよいこと
は当然である。
手段としては、前述のようなインキポンプ17等の手段
の他に、非印刷領域にインキ供給用の、ネジ蓋付きのイ
ンキ供給孔を明けて、装置の停止時に当該インキ供給孔
からインキを供給する周知の手段を使用してもよいこと
は当然である。
【0023】内円筒4の、前記回転軸2との嵌合部に
は、軸受22a、22b、オイルシール23a、23b
が挿通されており圧送されるインキの洩れを防止してい
る。
は、軸受22a、22b、オイルシール23a、23b
が挿通されており圧送されるインキの洩れを防止してい
る。
【0024】また、インキング・ローラ6は、回転軸2
と平行なインキング・ローラ軸27によって軸支されて
おり、インキング・ローラ6の外周側面は綱状体1aの
内周側面との間にインキが通過し得る所定のローラ間隙
5を保って回動する。
と平行なインキング・ローラ軸27によって軸支されて
おり、インキング・ローラ6の外周側面は綱状体1aの
内周側面との間にインキが通過し得る所定のローラ間隙
5を保って回動する。
【0025】回転軸2に駆動歯車28が固定され、前記
回転軸2に平行する分散ローラ25の端部(図1中右
側)に、前記駆動歯車28と噛合する分散ローラ歯車2
9が備えられている。
回転軸2に平行する分散ローラ25の端部(図1中右
側)に、前記駆動歯車28と噛合する分散ローラ歯車2
9が備えられている。
【0026】また、アイドル歯車30が設けられ、この
アイドル歯車30は前記分散ローラ歯車29と噛合する
とともに、インキング・ローラ6の端部に備えられてい
るインキング・ローラ歯車31にも噛合している。な
お、前記インキング・ローラ6は印刷幅にほぼ等しい幅
を有している。
アイドル歯車30は前記分散ローラ歯車29と噛合する
とともに、インキング・ローラ6の端部に備えられてい
るインキング・ローラ歯車31にも噛合している。な
お、前記インキング・ローラ6は印刷幅にほぼ等しい幅
を有している。
【0027】更に、前記インキング・ローラ6は、プー
リやベルト等の回転伝達手段を介して、前記回転軸2に
機械的に接続されていてもよい。円筒体1の外周には、
回動自在で前記円筒体1の回転に伴い圧接従動する圧胴
32をバネ33によって押し付け勝手に取付ける。
リやベルト等の回転伝達手段を介して、前記回転軸2に
機械的に接続されていてもよい。円筒体1の外周には、
回動自在で前記円筒体1の回転に伴い圧接従動する圧胴
32をバネ33によって押し付け勝手に取付ける。
【0028】図2において、34は紙のせ台で、前端上
部に給紙ゴムロール35が設けられ、その前方に紙すべ
り板36、紙すべり上部板37が対向している。紙すべ
り板36の下方に同期ロール38が、紙すべり上部板3
7の上方に同期上部ロール39がそれぞれ対設するよう
に軸支されている。40は紙のせ台34にのせた印刷用
紙である。
部に給紙ゴムロール35が設けられ、その前方に紙すべ
り板36、紙すべり上部板37が対向している。紙すべ
り板36の下方に同期ロール38が、紙すべり上部板3
7の上方に同期上部ロール39がそれぞれ対設するよう
に軸支されている。40は紙のせ台34にのせた印刷用
紙である。
【0029】而して、紙のせ台34に印刷用紙40をの
せ、印刷開始状態とすれば、印刷用紙40は給紙ゴムロ
ール35によって一枚ずつ給紙され、同期ロール38、
同期上部ロール39で印刷が一定位置となるように同期
され、版胴の円筒体1と圧胴32の間に挟圧される際に
円筒体1の外周に貼着した製版原紙の穿孔部から現出し
たインキの転写が行われ印刷された状態で排紙され印刷
工程を終えるわけであるが、本発明の目的とする版胴部
について以下に述べる。
せ、印刷開始状態とすれば、印刷用紙40は給紙ゴムロ
ール35によって一枚ずつ給紙され、同期ロール38、
同期上部ロール39で印刷が一定位置となるように同期
され、版胴の円筒体1と圧胴32の間に挟圧される際に
円筒体1の外周に貼着した製版原紙の穿孔部から現出し
たインキの転写が行われ印刷された状態で排紙され印刷
工程を終えるわけであるが、本発明の目的とする版胴部
について以下に述べる。
【0030】フレーム12aに固着した固定平歯車1
4、側胴9aに軸支された遊星歯車15a、15b、及
びアーム4の側面に固着した平歯車16よりなる歯車列
は、いわゆる遊星歯車列を形成し円筒体1と内円筒4
(即ちインキング・ローラ6)とを差動回転させ得るも
のである。
4、側胴9aに軸支された遊星歯車15a、15b、及
びアーム4の側面に固着した平歯車16よりなる歯車列
は、いわゆる遊星歯車列を形成し円筒体1と内円筒4
(即ちインキング・ローラ6)とを差動回転させ得るも
のである。
【0031】適正印刷濃度になるよう適宜設定されたイ
ンキ量を、インキポンプ17から圧送すれば、インキは
インキパイプ19、継手20、導入路21を経て円筒体
1内に噴出する。さらにインキは、分散ローラ25の延
在方向に沿って左右に広がり、この分散ローラ25から
インキング・ローラ6に移動し、回動して綱状体1aの
内周に転移塗布される
ンキ量を、インキポンプ17から圧送すれば、インキは
インキパイプ19、継手20、導入路21を経て円筒体
1内に噴出する。さらにインキは、分散ローラ25の延
在方向に沿って左右に広がり、この分散ローラ25から
インキング・ローラ6に移動し、回動して綱状体1aの
内周に転移塗布される
【0032】図2においてはインキング・ローラ6の外
周は綱状体1aの移動方向と逆向きに接近しインキを転
移するように画かれているが、綱状体1aの開孔率との
関係で同方向に回転させた方が好結果を得る場合もあ
る。
周は綱状体1aの移動方向と逆向きに接近しインキを転
移するように画かれているが、綱状体1aの開孔率との
関係で同方向に回転させた方が好結果を得る場合もあ
る。
【0033】いずれにしてもインキング・ローラ6と綱
状体1aとの間で過度の外周方向への圧力上昇を生じな
いように所定のローラ間隙5を設け、印刷原稿の状態に
よって異なるインキ消費量に比例した浸出量が自然に得
られるようになっている。
状体1aとの間で過度の外周方向への圧力上昇を生じな
いように所定のローラ間隙5を設け、印刷原稿の状態に
よって異なるインキ消費量に比例した浸出量が自然に得
られるようになっている。
【0034】ローラ間隙5は、実験では約0.5mm〜
1.5mmの間が良好な結果が得られた。インキの特性
にもよるが前記インキ間隙3やローラ間隙5は1.5m
mを越えると着肉転移、循環が困難となる。
1.5mmの間が良好な結果が得られた。インキの特性
にもよるが前記インキ間隙3やローラ間隙5は1.5m
mを越えると着肉転移、循環が困難となる。
【0035】また、粘度の低いインキを使用する場合に
は、前記ローラ間隙5が0.1mm程度でもよく、イン
キング・ローラ6と綱状体1aが接触しさえしなけれ
ば、即ちローラ間隙5が0mmより大であれば実用に供
し得る。
は、前記ローラ間隙5が0.1mm程度でもよく、イン
キング・ローラ6と綱状体1aが接触しさえしなけれ
ば、即ちローラ間隙5が0mmより大であれば実用に供
し得る。
【0036】ローラ間隙5部における微弱な圧力とスク
リーン1bの毛細管現象によってインキはスクリーン1
bの表層に現出し、これに貼着した製版原紙の穿孔部を
透して印刷用紙40に印刷される。
リーン1bの毛細管現象によってインキはスクリーン1
bの表層に現出し、これに貼着した製版原紙の穿孔部を
透して印刷用紙40に印刷される。
【0037】なお、インキング・ローラ6と円筒体1
(綱状体1a)との回転方向に係わらず、両者の相対速
度が大である程、インキに対する圧力は高圧になって、
スクリーン1bから浸出しやすくなる。
(綱状体1a)との回転方向に係わらず、両者の相対速
度が大である程、インキに対する圧力は高圧になって、
スクリーン1bから浸出しやすくなる。
【0038】
【発明の効果】本発明では、円筒体の内周側近傍にイン
キング・ローラが備えられ、このインキング・ローラと
円筒体との間にはインキが通過し得る程度の間隙が形成
されているので、仮にインキの成分が分離するようなこ
とがあっても、前記インキは前記インキング・ローラに
よって強制的なねり作用を受け、このねり作用で容易に
混和復元する。
キング・ローラが備えられ、このインキング・ローラと
円筒体との間にはインキが通過し得る程度の間隙が形成
されているので、仮にインキの成分が分離するようなこ
とがあっても、前記インキは前記インキング・ローラに
よって強制的なねり作用を受け、このねり作用で容易に
混和復元する。
【0039】また、温度変化に伴うインキの物性変化が
生じても版胴内部各所に前記のような変化に比例した
(粘度が上って浸出度が低下すれば内圧が上昇して補足
する特性がある)機械的強制力が作用するため、印刷濃
度の過不足、不均一の不具合が解消する。
生じても版胴内部各所に前記のような変化に比例した
(粘度が上って浸出度が低下すれば内圧が上昇して補足
する特性がある)機械的強制力が作用するため、印刷濃
度の過不足、不均一の不具合が解消する。
【0040】さらに、インキング・ローラは、円筒体の
内周側面に接触していないので,インキが版胴から浸出
過多になるかとはなく、常時適量のインキが浸出され
る。さらにまた、インキング・ローラと円筒体の相対速
度を変化させると、インキへの浸出圧力が変化するの
で、容易にこれを最適値に持っていくことが可能とな
る。
内周側面に接触していないので,インキが版胴から浸出
過多になるかとはなく、常時適量のインキが浸出され
る。さらにまた、インキング・ローラと円筒体の相対速
度を変化させると、インキへの浸出圧力が変化するの
で、容易にこれを最適値に持っていくことが可能とな
る。
【0042】また、少ないインキ充填量と、前記機械的
強制力とによって印刷途中でも、インキポンプ17を作
動させると直ちに反応して印刷が濃くなるのでインキ補
給の操作が非常に判り易い利点もある。
強制力とによって印刷途中でも、インキポンプ17を作
動させると直ちに反応して印刷が濃くなるのでインキ補
給の操作が非常に判り易い利点もある。
【0043】なお、また、原紙に形成されている書画像
に対応する開孔面積の大小に応答して、インキが適宜浸
出するので、前記書画像の密度が変化しても常に適量の
インキが浸され、一定の品質の印刷物を得ることができ
る。
に対応する開孔面積の大小に応答して、インキが適宜浸
出するので、前記書画像の密度が変化しても常に適量の
インキが浸され、一定の品質の印刷物を得ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例の版胴の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例の版胴の中央横断面と給紙装
置の関係を示す説明図である。
置の関係を示す説明図である。
1 円筒体 1a 綱状体 1b スクリーン 2 回転軸 5 ローラ間隙 6 インキング・ローラ 28 駆動歯車 29 分散ローラ歯車 30 アイドル歯車 31 インキングローラ歯車。
Claims (1)
- 【請求項1】内部へのインキ供給手段を有し、少なくと
も周側面の一部が多孔性を有する円筒体が、その円筒体
に挿入されその母線と平行な方向に延在する回転軸に固
設され、前記回転軸と円筒体の内周側面との間に、この
回転軸の延在方向と平行な方向に延在するインキング・
ローラが回転可能に内装されている輪転謄写機用版胴に
おいて、 前記インキング・ローラは前記回転軸に回転伝達手段を
介して機械的に接続され、このインキング・ローラの外
周側面と前記円筒体の内周側面とは非接触状態にあり、
それらの間にはインキが通過し得る0mmよりも大で
1.5mm以下の間隙が形成され、当該間隙にはインキ
のみが介在し得ることを特徴とする輪転謄写機用版胴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203553A JPH0761738B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 輪転謄写機用版胴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203553A JPH0761738B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 輪転謄写機用版胴 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18172386A Division JPS6242873A (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 輪転謄写機用版胴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155884A JPH06155884A (ja) | 1994-06-03 |
| JPH0761738B2 true JPH0761738B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16476049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5203553A Expired - Lifetime JPH0761738B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 輪転謄写機用版胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5782178A (en) * | 1996-07-02 | 1998-07-21 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Stencil printer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58208086A (ja) * | 1982-05-29 | 1983-12-03 | Seiki Kogyo Kk | 単胴式輪転謄写機用版胴 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5203553A patent/JPH0761738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06155884A (ja) | 1994-06-03 |
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