JPH0762144B2 - 混炭油用添加剤 - Google Patents
混炭油用添加剤Info
- Publication number
- JPH0762144B2 JPH0762144B2 JP61191821A JP19182186A JPH0762144B2 JP H0762144 B2 JPH0762144 B2 JP H0762144B2 JP 61191821 A JP61191821 A JP 61191821A JP 19182186 A JP19182186 A JP 19182186A JP H0762144 B2 JPH0762144 B2 JP H0762144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal oil
- mixed coal
- amine
- amines
- ethylene oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は混炭油用添加剤に関する。
従来技術および問題点 従来混炭油用分散安定剤としては種々の界面活性剤が提
案されている。その主なものはアルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ、ジアルキルスルホサクシネート、ナフタレ
ンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物等のアニオン界面
活性剤、アルキルフェノールの酸化エチレン付加物、高
級アルコールの酸化エチレン付加物等のノニオン界面活
性剤を主成分とするもの等が知られている。
案されている。その主なものはアルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ、ジアルキルスルホサクシネート、ナフタレ
ンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物等のアニオン界面
活性剤、アルキルフェノールの酸化エチレン付加物、高
級アルコールの酸化エチレン付加物等のノニオン界面活
性剤を主成分とするもの等が知られている。
しかしながら従来の分散安定剤は無煙炭、歴青炭、特に
粘結炭、強粘結炭等の比較的石炭含量の高いものに対し
ては効果的であるが、非石炭成分、例えば粘土質や未炭
化成分の多い石炭では効果が不十分で混炭油の輸送配
管、燃焼装置中に沈着して輸送効率や燃焼効率の低下を
きたすことが多い。この様な沈着物(以下、灰分と言
う)は分析すると石炭分よりもむしろカオリナイト等の
粘度質を主成分とし、従来のアニオン系やノニオン系の
界面活性剤を主成分とする混炭油用分散安定剤では沈着
を十分に抑制することができない。
粘結炭、強粘結炭等の比較的石炭含量の高いものに対し
ては効果的であるが、非石炭成分、例えば粘土質や未炭
化成分の多い石炭では効果が不十分で混炭油の輸送配
管、燃焼装置中に沈着して輸送効率や燃焼効率の低下を
きたすことが多い。この様な沈着物(以下、灰分と言
う)は分析すると石炭分よりもむしろカオリナイト等の
粘度質を主成分とし、従来のアニオン系やノニオン系の
界面活性剤を主成分とする混炭油用分散安定剤では沈着
を十分に抑制することができない。
問題点を解決するための手段 本発明は親油性アミン類とフェノール系ノニオン界面活
性剤を有効成分とする混炭油用添加剤に関する。
性剤を有効成分とする混炭油用添加剤に関する。
本発明に用い得るアミン類としては第1級アミン、第2
級アミン、第3級アミン、ポリアミン、含窒素異項環化
合物、アルカノールアミン、第4級アンモニウム化合物
等が例示される。炭素数は限定的ではないが、好ましく
は4以上のアルキル基または芳香族基を有するものが好
ましい。
級アミン、第3級アミン、ポリアミン、含窒素異項環化
合物、アルカノールアミン、第4級アンモニウム化合物
等が例示される。炭素数は限定的ではないが、好ましく
は4以上のアルキル基または芳香族基を有するものが好
ましい。
第1級アミンとしてはブチルアミンからステアリルアミ
ンのごとき高級アミンを用いてよく、ジエチルヘキシル
アミンのごとき側鎖を有するアミンやオレイルアミンの
ごとき不飽和結合を有するものであってもよい。またア
ニリンのごとき芳香族アミンであってもよい。一般には
アミン性が強く、かつ鉱物油に対して親和性にも優れた
アミンが好ましく、炭素数4以上の脂肪族アミンまたは
芳香族アミンが適当である。
ンのごとき高級アミンを用いてよく、ジエチルヘキシル
アミンのごとき側鎖を有するアミンやオレイルアミンの
ごとき不飽和結合を有するものであってもよい。またア
ニリンのごとき芳香族アミンであってもよい。一般には
アミン性が強く、かつ鉱物油に対して親和性にも優れた
アミンが好ましく、炭素数4以上の脂肪族アミンまたは
芳香族アミンが適当である。
第2級アミンとしてはアルキル基の少なくとも1つが長
鎖であるメチルステアリルアミンのごとき長鎖2級アミ
ンであってもよい。またジフェニルアミンのごとき芳香
族アミン、モノエチルアニリンのごときアラルキルアミ
ンであってもよい。第2級アミンも、好ましくはアルキ
ル基の少なくとも1つが炭素数4以上の脂肪族アミン、
または芳香族アミンが好ましく、親油性を損なわない限
り酸化エチレンや酸化プロピレンを1モル程度反応させ
てもよい。
鎖であるメチルステアリルアミンのごとき長鎖2級アミ
ンであってもよい。またジフェニルアミンのごとき芳香
族アミン、モノエチルアニリンのごときアラルキルアミ
ンであってもよい。第2級アミンも、好ましくはアルキ
ル基の少なくとも1つが炭素数4以上の脂肪族アミン、
または芳香族アミンが好ましく、親油性を損なわない限
り酸化エチレンや酸化プロピレンを1モル程度反応させ
てもよい。
第3級アミンも同様であってアルキル基の少なくとも一
つが炭素数4以上のアミンからジメチルステアリルアミ
ン等の高級アミン、ジエチルアニリン等のアラルキルア
ミンまで使用できる。好ましくはアルキル基の一つが炭
素数4〜18の脂肪族アミン、または芳香族アミンであ
る。第3級アミンは塩酸等の酸触媒の存在下に酸化エチ
レンや酸化プロピレンを反応させて第4級アンモニウム
塩とすることができる。これを脱塩して用いてもよい。
つが炭素数4以上のアミンからジメチルステアリルアミ
ン等の高級アミン、ジエチルアニリン等のアラルキルア
ミンまで使用できる。好ましくはアルキル基の一つが炭
素数4〜18の脂肪族アミン、または芳香族アミンであ
る。第3級アミンは塩酸等の酸触媒の存在下に酸化エチ
レンや酸化プロピレンを反応させて第4級アンモニウム
塩とすることができる。これを脱塩して用いてもよい。
ポリアミンとしてはエチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキ
サミン等のポリアミンであって、その一部が適当な鎖
長、例えば炭素数4〜18程度の脂肪酸でアミド化された
ものがよい。しかしながら、少なくとも一つのアミノ基
は遊離状態であるのが好ましい。またフェニレンジアミ
ンのごとき芳香族アミンであってもよい。
アミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキ
サミン等のポリアミンであって、その一部が適当な鎖
長、例えば炭素数4〜18程度の脂肪酸でアミド化された
ものがよい。しかしながら、少なくとも一つのアミノ基
は遊離状態であるのが好ましい。またフェニレンジアミ
ンのごとき芳香族アミンであってもよい。
アルカノールアミンとしてはアルキルアルカノールアミ
ン、例えばオレイルジエタノールアミンのような高級な
アルキル基を有するアミンであってもよい。さらにジエ
タノールアニリンのごとき芳香族アルカノールアミンで
あってもよい。
ン、例えばオレイルジエタノールアミンのような高級な
アルキル基を有するアミンであってもよい。さらにジエ
タノールアニリンのごとき芳香族アルカノールアミンで
あってもよい。
以上のアミノ化合物はいずれも未中和物または部分中和
物の形で用いるのが好ましい。その理由は必ずしも明ら
かでないが、灰分の主成分がカオリン等の層状粘度質物
質であり、上記層間に塩基性基であるアミン基が捕獲さ
れ、アルキル基や芳香族基等の疎水性基をその表面に配
向し、混炭油の油と親和して分散安定化するものと考え
られる。
物の形で用いるのが好ましい。その理由は必ずしも明ら
かでないが、灰分の主成分がカオリン等の層状粘度質物
質であり、上記層間に塩基性基であるアミン基が捕獲さ
れ、アルキル基や芳香族基等の疎水性基をその表面に配
向し、混炭油の油と親和して分散安定化するものと考え
られる。
親油性アミン類は混炭油に対し、0.001〜2重量%、好
ましくは0.005〜0.5重量%程度用いる。使用法はフェノ
ール系ノニオン界面活性剤と配合して、これを混炭油に
配合してもよく、あるいは混炭油の製造に用いる油に配
合して、あるいはフェノール系ノニオン界面活性剤を配
合した混炭油に配合して用いる。水は用いなくてよく、
好ましくは混炭油中の水分が5重量%以下、より好まし
くは2重量%以下である。
ましくは0.005〜0.5重量%程度用いる。使用法はフェノ
ール系ノニオン界面活性剤と配合して、これを混炭油に
配合してもよく、あるいは混炭油の製造に用いる油に配
合して、あるいはフェノール系ノニオン界面活性剤を配
合した混炭油に配合して用いる。水は用いなくてよく、
好ましくは混炭油中の水分が5重量%以下、より好まし
くは2重量%以下である。
本発明混炭油用添加剤に配合されるフェノール系ノニオ
ン界面活性剤は、アルキルフェノールまたはそのホルマ
リン縮合物の酸化エチレン付加物、酸化エチレンと酸化
プロピレンの共重合体、ナフトールまたはそのホルマリ
ン縮合物の酸化エチレン付加物、フェニルフェノール、
スチレン化フェノール等の酸化エチレン付加物等のノニ
オン界面活性剤、各種高分子化合物等の単独または混合
物等が例示される。
ン界面活性剤は、アルキルフェノールまたはそのホルマ
リン縮合物の酸化エチレン付加物、酸化エチレンと酸化
プロピレンの共重合体、ナフトールまたはそのホルマリ
ン縮合物の酸化エチレン付加物、フェニルフェノール、
スチレン化フェノール等の酸化エチレン付加物等のノニ
オン界面活性剤、各種高分子化合物等の単独または混合
物等が例示される。
本発明にとって特に好ましくはブチルフェノール、ノニ
ルフェノール、オクチルフェノール等のアルキルフェノ
ールまたはそのホルマリン縮合物の酸化エチレン付加物
またはそれに酸化プロピレンを付加し、さらに酸化エチ
レンを付加したノニオン界面活性剤との併用である。上
記ノニオン界面活性剤はアルキルフェノールに予め5〜
100モルの酸化プロピレンを反応させさらに10〜250モル
の酸化エチレンを反応させたものあるいは単にアルキル
フェノールに10〜200モルの酸化エチレンを反応させた
ものが特に好ましい。
ルフェノール、オクチルフェノール等のアルキルフェノ
ールまたはそのホルマリン縮合物の酸化エチレン付加物
またはそれに酸化プロピレンを付加し、さらに酸化エチ
レンを付加したノニオン界面活性剤との併用である。上
記ノニオン界面活性剤はアルキルフェノールに予め5〜
100モルの酸化プロピレンを反応させさらに10〜250モル
の酸化エチレンを反応させたものあるいは単にアルキル
フェノールに10〜200モルの酸化エチレンを反応させた
ものが特に好ましい。
フェノール系ノニオン界面活性剤と親油性アミン類の配
合比は前者1重量部に対し後者0.01〜1重量部が特に好
ましい。
合比は前者1重量部に対し後者0.01〜1重量部が特に好
ましい。
以下実施例をあげて本発明を説明する。
実施例および比較例 サクソンベル炭の微粉末(200メッシュパス84%)49重
量部と重油50重量部をミルで湿式製造した混炭油に混炭
油用分散剤0.2重量部を配合し、その500gをとってホモ
ミキサー(4000r.p.m.)を用いて5分間十分に混合し、
混炭油を調製した。
量部と重油50重量部をミルで湿式製造した混炭油に混炭
油用分散剤0.2重量部を配合し、その500gをとってホモ
ミキサー(4000r.p.m.)を用いて5分間十分に混合し、
混炭油を調製した。
混炭油用分散剤 I:ジオクチルスルホサクシネート II:ドデシルベンゼンスルホネート III:ノニルフェノールEO(60モル)付加物 IV:ノニルフェノールPO/EO(10/120)付加物 V:ノニルフェノールホルマリン縮合物(縮合度3)PO/E
O(35/100)付加物 但し、EOは酸化エチレン、POは酸化プロピレンを示す。
O(35/100)付加物 但し、EOは酸化エチレン、POは酸化プロピレンを示す。
さらに上記混炭油用分散剤にその10重量%に相当するア
ミン化合物を配合したものを前記分散剤に代えて0.2重
量部配合し、同様にして混炭油を製造した。アミン化合
物としては下記のものを用いた。
ミン化合物を配合したものを前記分散剤に代えて0.2重
量部配合し、同様にして混炭油を製造した。アミン化合
物としては下記のものを用いた。
イ:トリエチルアミン ロ:ラウリルアミン ハ:アニリン ニ:トリエタノールアミン ホ:モルホリン ヘ:ラウリルアミン酸化エチレン(2モル)付加物 ト:ラウリン酸(1モル)とエチレンジアミン(1モ
ル)とのアミド チ:オクチルモノエタノールアミン 評価試験 上のごとく調製した混炭油1をオートクレーブに入
れ、110℃、10kg/cm2、窒素雰囲気下で、ステンレス製
2枚羽根を用い、700rpmで20時間攪拌し、羽根を取り出
し、トルエンで洗浄して残った灰分量を測定した。
ル)とのアミド チ:オクチルモノエタノールアミン 評価試験 上のごとく調製した混炭油1をオートクレーブに入
れ、110℃、10kg/cm2、窒素雰囲気下で、ステンレス製
2枚羽根を用い、700rpmで20時間攪拌し、羽根を取り出
し、トルエンで洗浄して残った灰分量を測定した。
結果を表−1に示す。
発明の効果 本発明混炭油用添加剤を用いると混炭油の循環使用時に
パイプ管内に沈積する灰白色の沈着物の発生を抑制する
ことができる。
パイプ管内に沈積する灰白色の沈着物の発生を抑制する
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】親油性アミン類とフェノール系ノニオン界
面活性剤を有効成分とする混炭油用添加剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61191821A JPH0762144B2 (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 混炭油用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61191821A JPH0762144B2 (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 混炭油用添加剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6348394A JPS6348394A (ja) | 1988-03-01 |
| JPH0762144B2 true JPH0762144B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16281080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61191821A Expired - Lifetime JPH0762144B2 (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 混炭油用添加剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762144B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5372011A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-27 | Lion Corp | Process for dispersing coal in oil |
| JPS5372012A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-27 | Lion Corp | Process for dispersing coal in oil |
| JPS5382810A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-21 | Lion Corp | Method for dispersing coal in oil using etheramine derivative |
| US4163644A (en) * | 1978-04-25 | 1979-08-07 | The Rolfite Company | Suspension of coal in fuel oils |
| US4201552A (en) * | 1978-07-20 | 1980-05-06 | New England Power Service Company | Coal-oil slurry compositions |
| JPS5594995A (en) * | 1979-01-10 | 1980-07-18 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Slurry fuel additive |
| JPS55139494A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-31 | Kao Corp | Sludge-containing mixed fuel |
| JPS55139495A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-31 | Kao Corp | Sludge-containing mixed fuel composition |
-
1986
- 1986-08-15 JP JP61191821A patent/JPH0762144B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6348394A (ja) | 1988-03-01 |
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