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JPH0765430B2 - ウインドウレギユレ−タ - Google Patents
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JPH0765430B2 - ウインドウレギユレ−タ - Google Patents

ウインドウレギユレ−タ

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JPH0765430B2
JPH0765430B2 JP61131711A JP13171186A JPH0765430B2 JP H0765430 B2 JPH0765430 B2 JP H0765430B2 JP 61131711 A JP61131711 A JP 61131711A JP 13171186 A JP13171186 A JP 13171186A JP H0765430 B2 JPH0765430 B2 JP H0765430B2
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JP
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window glass
door
guide rail
carrier plate
guide
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幸治 徳江
茂 中村
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
Nissan Motor Co Ltd
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の窓ガラスを開閉させるためのウイン
ドウレギュレータに関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車のドアのウインドウレギュレータとして
は、窓ガラスを、ほぼ上下方向を向くガイドレールに沿
って単に昇降させるだけのものがほとんどであった(例
えば特開昭57−33685号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
自動車の走行時の空気抵抗を少なくし、かつ外観上の体
裁を良くするためには、自動車のドアの窓ガラスは、閉
じたときに、ドア外面のウエスト部や車体の外面等とほ
ぼ同一面上に位置し、ドア外面のウエスト部等との間に
段差が生じないように、いわゆるフラッシュサーフェイ
ス化するのが好ましい。
しかし、自動車のドアのアウターパネル側には、車外か
らのドアの開扉総作用のアウトサイドハンドル装置や、
ドアの施解錠用のキーシリンダ装置、又は補強部材等が
設けられているため、従来のように、窓ガラスを、上下
方向のガイドレールに沿って単に昇降させるだけのウイ
ンドウレギュレータでは、窓ガラスの昇降軌跡を、ドア
のアウターパネル側にあまり近接させることができず、
そのため、窓ガラスの全閉時に、窓ガラスがドアの外面
等より車内側に位置し、ドア外面のウエスト部等との間
にどうしても段差が生じてしまうという問題点がある。
このため、従来では、開閉時にドアの厚み方向にも窓ガ
ラスを姿勢制御できるサッシュレスドア用ウインドウレ
ギュレータが特開昭56−81785号公報により提案されて
いる。すなわち、同公報に開示されているウインドウレ
ギュレータは、窓ガラスの下端部を案内する湾曲した一
対のガイドレールと、窓ガラスの車体前後方向両側下部
を案内する湾曲した一対のガイドレールとをドアインナ
パネルに固定し、これらのガイドレールにより昇降操作
中の窓ガラスの姿勢を徐々に制御してサッシュレスドア
のフラッシュサーファイス化と窓ガラスの格納性を両立
するものである。
しかしながら、このウインドウレギュレータにおいて
は、窓ガラスは、前述した公報の第5図に示されている
ように、昇降時に上端部が車体の外側線を越えて外側方
に突出するような運動軌跡を描いて姿勢制御されるの
で、その全開状態及び全閉状態においては特別の問題は
ないが、窓ガラスを半開状態としたとき、窓ガラスの上
端部が車体の外側線よりも外方に大きく突出し、その突
出した窓ガラスの上端部により、自動車の走行時に風切
り音が発生したり、突出した窓ガラスの上端部が歩行者
や建築物等に衝突するおそれがあったり、また体裁が悪
いる等の問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決したウインドウレギ
ュレータを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の基本概念を示す図である。
本発明のウインドウレギュレータは、第1図に示すよう
に、窓ガラス(1)に固着されたキャリヤプレート
(2)の下部(2a)を案内するほぼ上下方向を向く下部
案内用ガイドレール(3)と、前記キャリヤプレート
(2)の上部(2b)を案内するほぼ上下方向を向く上部
案内用ガイドレール(4)とをドア(5)内に固着し、
かつドア(5)内に設けた昇降装置(6)(第2図以降
の実施例参照)により、前記キャリヤプレート(2)と
窓ガラス(1)とを前記各ガイドレール(3)(4)に
沿って昇降させるようにしたウインドウレギュレータ
(A)において、前記各ガイドレール(3)(4)の上
部を、それぞれ外側方に向けてなだらかに膨出する膨出
部(3a)(4a)を備える曲線形状とするとともに、上部
案内用ガイドレール(4)の膨出部(4a)の始点(4x)
を、下部案内用ガイドレール(3)の膨出部(3a)の始
点(3x)より、前記キャリヤプレート(2)における前
記両ガイドレール(3)(4)により案内される部分
(2a)(2b)間の上下間隔(d1)より以上に上位に位置
させることにより、すなわち両始点(3x)(4x)間の間
隔(d2)を間隔(d1)以上とした(d2≧d1)ことを特徴
としている。
〔作用〕
上述のような構成とした本発明のウインドウレギュレー
タ(A)によると、窓ガラス(1)の上限位置(X)近
くにおいて、窓ガラス(1)の下端部の昇降軌跡(B)
が、ドア(5)の外側方に向かって偏位し、かつ窓ガラ
ス(1)の上端部の昇降軌跡(C)が、窓ガラス(1)
の曲率に近い曲率の弧状をなして、ドア(5)の内側方
を向くようにすることができる。
すなわち、昇降装置(6)により、キャリヤプレート
(2)と窓ガラス(1)とを上昇させると、それらは両
ガイドレール(3)(4)により案内され、窓ガラス
(1)の上限位置(X)に近づくと、キャリヤプレート
(2)の下部(2a)が下部案内用ガイドレール(3)の
膨出部(3a)の始点(3x)に至り、該膨出部(3a)の通
過途中で、キャリヤプレート(2)の上部(2a)が下部
(2a)より若干遅れて、上部案内用ガイドレール(4)
の膨出部(4a)の始点(4x)に至り、かつそこを通るこ
とにより、窓ガラス(1)に、その上端部近傍を支点と
して、その下端が外側方に回動するような回転が与えら
れ、窓ガラス(1)は、第1図に示すように、下端部が
ドア(5)の外側方に向かって偏位しつつ、かつ上端部
が窓ガラス(1)の曲率に近い曲率の弧状の軌跡を描い
て、ドア(5)の内側方に向けて移動しつつ上昇する。
その結果、窓ガラス(1)の上端部の側方変位量が微小
となり、窓ガラス(1)を半開状態としたときに、窓ガ
ラス(1)の上端部が車体の外側線(L)よりも外方に
突出することがなくなり、従来のように、突出した窓ガ
ラスの上端部により、自動車の走行時に風切り音が発生
したり、突出した窓ガラスの上端部が歩行者や建築物等
に衝突したり、また体裁が悪くなる等の問題点を解決す
ることができる。
また、本発明によると、窓ガラス(1)が、ドア(5)
のアウターパネル(5a)側に設けられた開扉操作用のア
ウトサイドハンドル装置(7)や、施解錠用のキーシリ
ンダ装置(図示略)、又は補強部材(8)等を避けて昇
降し、かつ上限位置(X)近くで、窓ガラス(1)の下
端部が外側方に向けて押し出されるので、ドア(5)全
体を薄型化することができるとともに、窓ガラス(1)
の全閉時における窓ガラス(1)とドア外面のウエスト
部との間の段差を可及的に減少することができる。
なお、昇降装置(6)により、窓ガラス(1)を上限位
置(X)から下降させる際には、窓ガラス(1)は、上
述の場合と同一の軌跡を逆にたどる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を、添付図面全図を参照して説
明する。
第1図において、ドア(5)は、車外側のアウターパネ
ル(5a)と、車内側のインナーパネル(5b)とからなっ
ており、ドア(5)内のインナーパネル(5b)側には、
第2図以降に詳細に示すウインドウレギュレータ(A)
における上下1対の基板(9)(10)が固着されてい
る。
第2図乃至第4図に示すように、両基板(9)(10)に
は、自動車の前方(第2図における左方)側より後方側
にかけて、前向きコ字状断面の上部案内用ガイドレール
(4)と、外向きコ字状断面の前後動規制用ガイドレー
ル(11)と、前向きコ字状断面の下部案内用ガイドレー
ル(3)と、前向きコ字状断面の上部案内用ガイドレー
ル(4)(以下いずれも単にガイドレールと呼ぶ)と
が、若干後上向き傾斜状態で、かつ互いに適宜の間隔を
隔てて平行をなすようにして、それぞれ固着されてい
る。
すなわち、この実施例においては、下部案内用ガイドレ
ール(3)を1本とし、上部案内用ガイドレール(4)
を、同形同寸のもの2本としてある。
各ガイドレール(4)(11)(3)(4)の背面形状は
第3図及び第5図に示してある。
これらの図から明らかなように、ガイドレール(3)
(4)(4)は、それぞれ上部に外側方に向けてなだら
かに膨出する膨出部(3a)(4a)(4a)を備える曲線形
状とし、かつガイドレール(11)は、上部が若干内側方
に向けて屈曲する直線状のものとしてある。
ガイドレール(3)の膨出部(3a)と各ガイドレール
(4)の膨出部(4a)との関係は、前述したのと同様
に、それらの両始点(3x)(4x)間の間隔(d2)が、キ
ャリヤプレート(2)における両ガイドレール(3)
(4)により案内される部分(2a)(2b)間の上下間隔
(d1)より大となるようにしてある。
第2図乃至第4図及び第6図に示すように、キャリヤプ
レート(2)の内面下部中央には、ガイドローラ装置
(12)が設けられている。
このガイドローラ装置(12)は、キャリヤプレート
(2)に固着された平面形がほぼL字状のブラケット
(13)と、該ブラケット(13)の先端部に、前後方向を
向く軸(14)をもって枢支された主ローラ(15)と、軸
(14)に枢着され、かつばね(16)をもって第6図にお
ける時計方向に向けて常時付勢された上向の回動レバー
(17)と、この回動レバー(17)の先端部に、軸(14)
と平行な軸(18)をもって枢支された揺動ローラ(19)
とからなっている。
ガイドローラ装置(12)は、ばね(16)の付勢力によ
り、主ローラ(15)がガイドレール(3)における外方
の側片(3b)に、また揺動ローラ(19)が同じく内方の
側片(3c)に、それぞれ常時圧接した状態で転動するこ
とにより、キャリヤプレート(2)の下部(2a)をガイ
ドレール(3)に沿って円滑に案内することができるよ
うになっている。
なお、主ローラ(15)及び揺動ローラ(19)の外径を、
ガイドレール(3)における両側片(3b)(3c)間の間
隔より若干小としておくことにより、ばね(16)の付勢
力より大きな外力によって、キャリヤプレート(2)の
下部(2a)を側方に若干移動し得るようにしてある。
第2図乃至第4図及び第7図に示すように、キャリヤプ
レート(2)の内面上部両側には、互いに同一構成とし
たガイドローラ装置(20)が設けられている。
各ガイドローラ装置(20)は、回動レバー(25)の向き
を下向きとしたことを除いては、上述のガイドローラ装
置(12)の構成と同一としてある。
すなわち、各ガイドローラ装置(20)は、ガイドローラ
装置(12)における符号(13)〜(19)の構成要素に対
応するブラケット(21)、軸(22)、主ローラ(23)、
ばね(24)、下向きとした回動レバー(25)、軸(2
6)、揺動ローラ(27)等からなっている。
各ガイドローラ装置(20)は、ばね(24)の付勢力によ
り、主ローラ(23)が、対応するガイドレール(4)に
おける外方の側片(4b)に、また揺動ローラ(27)が同
じく内方の側片(4c)に、それぞれ常時圧接した状態で
転動することにより、キャリヤプレート(2)の上部
(2b)両側部を、ガイドレール(4)に沿って円滑に案
内することができるようになっている。
主ローラ(23)及び揺動ローラ(27)の外径は、ガイド
ローラ装置(12)の場合と同様の理由により、各ガイド
レール(4)における両側片(4b)(4c)間の間隔より
若干小としてある。
第2図、第4図、第8図及び第9図に示すように、キャ
リヤプレート(2)の内面におけるガイドローラ装置
(12)と前方のガイドローラ装置(20)との間には、ガ
イドローラ装置(28)が設けられている。
このガイドローラ装置(28)は、キャリヤプレート
(2)に固着され、かつ平面形がクランク状のなすブラ
ケット(29)と、該ブラケット(29)の先端部に、左右
方向を向く軸(30)をもってそれぞれ枢支された上下1
対の主ローラ(31)(31)と、ブラケット(29)の先端
部における両主ローラ(31)(31)間に、左右方向を向
く軸(32)をもって枢着され、かつ先端部が適宜のばね
(33)により、第9図における反時計方向に向けて常時
付勢された上向の回動レバー(34)と、この回動レバー
(34)の偏心部に軸(35)をもって枢支された揺動ロー
ラ(36)とからなっている。
ガイドローラ装置(28)は、ばね(33)の付勢力によ
り、上下の主ローラ(31)がガイドレール(11)におけ
る後方の側片(11a)に、また揺動ローラ(36)が同じ
く前方の側片(11b)に、それぞれ常時圧接した状態で
転動することにより、キャリヤプレート(2)を、前後
方向に位置ずれしないように、かつ左右方向の水平軸線
まわりに回動しないように、ガイドレール(11)に沿っ
て円滑に案内することができるようになっている。
なお、ガイドローラ装置(28)においては、キャリヤプ
レート(2)の前後方向のガタを少なくするため、主ロ
ーラ(31)及び揺動ローラ(36)の外径を、ガイドレー
ル(11)における両側片(11a)(11b)間の間隔にかな
り近づけてある。
キャリヤプレート(2)には、曲率の大きい曲面状の窓
ガラス(1)の下端部中央が、ボルト・ナット(図示
略)をもって固着されている。
昇降装置(6)は、ドア(5)のインナーパネル(5b)
側に固着されたケース(37)と、このケース(37)に回
転自在に設けられた巻取りドラム(38)と、ケース(3
7)に設けられ、かつ減速装置(39)を介して、巻取り
ドラム(38)を正逆回転させる可逆転モータ(40)と、
上昇用ケーブル(41)と、下降用ケーブル(42)等から
なっている。
上昇用ケーブル(41)は、一方の端末がキャリヤプレー
ト(2)に止着され、かつそこからガイドレール(11)
等と平行に上方に延出し、上方の基板(9)に止着され
たガイドチューブ(43)を通って前下方を向くように案
内され、次いで巻取りドラム(38)に巻回された後、他
方の端末が巻取りドラム(38)の外周に止着されてい
る。
下降用ケーブル(42)は、一方の端末がキャリヤプレー
ト(2)に止着され、かつそこからガイドレール(11)
等と平行に下方に垂下し、下方の基板(10)に止着され
たガイドチューブ(44)を通って前上方を向くように案
内され、次いで巻取りドラム(38)に、上昇用ケーブル
(41)の巻き方向と反対に巻回された後、他方の端末が
巻取りドラム(38)の外周に止着されている。
第1図において、(45)は、自動車の車体側のドア開口
部に設けられたシール部材で、ドア(5)を閉じた状態
で、窓ガラス(1)を上限位置(X)まで上昇される
と、窓ガラス(1)の上端がこのシール部材(45)に密
接して、雨水等が車室内に浸入するのを防止し得るよう
になっている。
なお、ガイドレール(3)(4)の背面形状を第5図に
示すような形状とした場合、ドア(5)を開けた状態で
窓ガラス(1)を昇降させると、窓ガラス(1)の上端
は、第1図に想像線で示す昇降軌跡(C′)をたどる
が、ドア(5)を閉じた状態で、窓ガラス(1)を昇降
させると、窓ガラス(1)の前後の縁の上端部がシール
部材(45)に摺接し、シール部材(45)の弾性により窓
ガラス(1)の上端部が外方に向けて若干押し出され、
その結果窓ガラス(1)の上端部は昇降軌跡(C)をた
どる。
このときの窓ガラス(1)のわずかの傾動は、上述した
各ガイドローラ装置(12)(20)において、主ローラ
(15)(23)等の外径を各ガイドレール(3)(4)に
おける両側片(3b)(3c)(4b)(4c)間の間隔より小
として、主ローラ(15)(23)等が各ガイドレール
(3)(4)内において側方に若干揺動できるようにし
たことにより許容される。
この窓ガラス(1)の全閉状態からドア(5)を開ける
と、各ガイドローラ装置(12)(20)におけるばね(1
6)(24)の付勢力により、窓ガラス(1)の上端は、
昇降軌跡(C′)に復帰させられる。
この実施例は、上述のような構成としてあるので、モー
タ(40)により、巻取りドラム(38)を第2図における
時計方向に回転させると、巻取りドラム(38)に上昇用
ケーブル(41)が巻取られ、かつ下降用ケーブル(42)
が同一量だけ解きほぐされて、キャリヤプレート(2)
と窓ガラス(1)とが上昇させられる。
この上昇時に、ガイドローラ装置(12)はガイドレール
(3)に沿って、ガイドローラ装置(20)はガイドレー
ル(4)に沿って、またガイドローラ装置(28)はガイ
ドレール(11)に沿って、それぞれ移動し、窓ガラス
(1)の下端部及び上端部は、第1図に示すような昇降
軌跡(B)および(C)を描いて上昇する。
すなわち、窓ガラス(1)が第1図に実線で示す下限位
置(Y)から、ガイドローラ装置(12)がガイドレール
(3)の膨出部(3a)に差し掛かる中間位置(Z)まで
上昇する間は、ガイドレール(4)の下半部がほぼ垂直
方向を向くのに対して、ガイドレール(3)の下半部が
若干上部外向き傾斜していることにより、窓ガラス
(1)の上昇につれ、キャリヤプレート(2)の下部
(2a)が上部(2b)に対して少しずつ外方に押し出さ
れ、窓ガラス(1)に第1図における時計方向を向く微
少な回転が与えられ、その結果、窓ガラス(1)の下端
部及び上端部は、窓ガラス(1)の曲面とほぼ同一の及
びその延長線とほぼ同一の昇降軌跡(B)及び(C)を
描く。窓ガラス(1)が中間位置(Z)から上限位置
(X)まで上昇する間には、窓ガラス(1)は、本発明
の〔作用〕として上述したところと同一の原理により、
上端部が窓ガラス(1)の曲率に近い曲率の弧状をなし
て、ドアの内側方に向い、かつ下端部がドア(5)の外
側方に向かって偏位しつつ上昇し、最後に再度窓ガラス
(1)の曲面に沿って上昇し、上限位置(X)に至る。
なお、ドア(5)を開いているときは、上述したよう
に、窓ガラス(1)の上端部は昇降軌跡(C′)をたど
り、ドア(5)を閉じているときは、窓ガラス(1)の
上端部は、シール部材(45)の外側面に乗り上がること
により、昇降軌跡(C′)より外側方に偏位させられ、
昇降軌跡(C)をたどる。このとき、窓ガラス(1)の
上端部には、各ガイドローラ装置(12)(20)における
ばね(16)(24)の付勢力が、昇降軌跡(C′)に復帰
させるように作用し、この付勢力により、窓ガラス
(1)の上端部は、シール部材(45)に密接させられ
る。
窓ガラス(1)を下降させたいときには、モータ(40)
により、巻取りドラム(38)を第2図における反時計方
向に回転させればよい。
すると、巻取りドラム(38)に下降用ケーブル(42)が
巻取られ、かつ上昇用ケーブル(41)が解きほぐされ
て、キャリヤプレート(2)と窓ガラス(1)とが下降
させられる。
このとき、上述の場合と逆の作用で、窓ガラスの下端部
及び上端部は、昇降軌跡(B)及び(C)又は(C′)
を逆にたどって下降する。
以上の実施例においては、〔発明の効果〕として後述す
るものの他に、各ガイドレール(3)(4)(4)(1
1)の上下の端部を基板(9)(10)にそれぞれ固着
し、それらを一体としてドア(5)内に着脱し得るよう
にしたので、製造作業や保守点検作業が容易であるとい
う利点がある。
〔変形例〕
上述の実施例においては、昇降装置(6)をケーブル駆
動式のものとしたが、例えば上述の特開昭56−81785号
公報に開示されているようなXアーム型のものとした
り、又は手動操作式のもの等としてもよい。
また、下部案内用ガイドレール(3)を2本とし、かつ
上部案内用ガイドレール(4)を1本としたり、又は両
ガイドレール(3)(4)ともそれぞれ1本又は2本以
上としてもよい。
〔発明の効果〕
以上から明らかなように、本発明によると、窓ガラスの
上端部の側方変位量が微小となり、窓ガラスを半開状態
としたときに、窓ガラスの上端部が車体の外側線よりも
外方に突出することがなくなり、従来のように、突出し
た窓ガラスの上端部により、自動車の走行時に風切り音
が発生したり、突出した窓ガラスの上端部が歩行者や建
築物等に衝突する等のおそれをなくすことができ、また
外観上の体裁をよくすることができる。
また、本発明によると、窓ガラスが、ドアのアウターパ
ネル側に設けられた開扉操作用のアウトサイドハンドル
装置や、施解錠用のキーシリンダ装置、又は補強部材等
を避けて昇降し、かつ上限位置近くで、窓ガラスの下端
部が外側方に向けて押し出されるので、ドア全体を薄型
化することができるとともに、窓ガラスの全閉時におけ
る窓ガラスとドア外面のウエスト部との間の段差を可及
的に減少することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本概念を示す自動車のドアの概略
縦断面図、 第2図は、本発明の一実施例の側面図、 第3図は、同じく後面図、 第4図は、第2図のM−M線に沿う横断面図、 第5図は、各ガイドレールを側方に位置をずらせて後方
より見た図、 第6図は、第2図のN−N線に沿う拡大断面図、 第7図は、第2図のO−O線に沿う拡大断面図、 第8図は、第2図のP−P線に沿う拡大断面図、 第9図は、第8図のQ−Q線に沿う断面図である。 (A)ウインドウレギュレータ (B)窓ガラスの下端部の昇降軌跡 (C)(C′)窓ガラスの上端部の昇降軌跡 (L)車体の外側線、(X)上限位置 (Y)下限位置、(Z)中間位置 (1)窓ガラス、(2)キャリヤプレート (2a)下部、(2b)上部 (3)下部案内用ガイドレール (3a)(4a)膨出部 (4)上部案内用ガイドレール (5)ドア、(6)昇降装置 (9)(10)基板 (11)前後動規制用ガイドレール (12)(20)(28)ガイドローラ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラスに固着されたキャリヤプレートの
    下部を案内するほぼ上下方向を向く下部案内用ガイドレ
    ールと、前記キャリヤプレートの上部を案内するほぼ上
    下方向を向く上部案内用ガイドレールとをドア内に固着
    し、かつドア内に設けた昇降装置により、前記キャリヤ
    プレートと窓ガラスとを前記各ガイドレールに沿って昇
    降させるようにしたウインドウレギュレータにおいて、
    前記各ガイドレールの上部を、それぞれ外側方に向けて
    なだらかに膨出する膨出部を備える曲線形状とするとと
    もに、上部案内用ガイドレールの膨出部の始点を、下部
    案内用ガイドレールの膨出部の始点より、前記キャリヤ
    プレートにおける前記両ガイドレールにより案内される
    部分間の上下間隔以上に上位に位置させたことを特徴と
    するウインドウレギュレータ。
JP61131711A 1986-06-09 1986-06-09 ウインドウレギユレ−タ Expired - Lifetime JPH0765430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61131711A JPH0765430B2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09 ウインドウレギユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61131711A JPH0765430B2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09 ウインドウレギユレ−タ

Publications (2)

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JPS62288279A JPS62288279A (ja) 1987-12-15
JPH0765430B2 true JPH0765430B2 (ja) 1995-07-19

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