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JPH0765698B2 - 弁パッキン押え螺子の交換方法及び交換用弁パッキン押え螺子 - Google Patents
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JPH0765698B2 - 弁パッキン押え螺子の交換方法及び交換用弁パッキン押え螺子 - Google Patents

弁パッキン押え螺子の交換方法及び交換用弁パッキン押え螺子

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JPH0765698B2
JPH0765698B2 JP25844091A JP25844091A JPH0765698B2 JP H0765698 B2 JPH0765698 B2 JP H0765698B2 JP 25844091 A JP25844091 A JP 25844091A JP 25844091 A JP25844091 A JP 25844091A JP H0765698 B2 JPH0765698 B2 JP H0765698B2
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隆勝 安坂
徳幸 浅沼
正純 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁パッキン押え螺子の
交換方法及び交換用弁パッキン押え螺子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の弁パッキン押え螺子としては、
「図5」に示すごとく螺子本体5aの下端にスリーブ部
30aを一体連設してなり、このスリーブ部30aを
「図1」に示すヨークフランジ部2の両側に突設したボ
ルト受ヨーク3,3に嵌着し、螺子本体5aはパッキン
押え板7を貫通し、そのパッキン押え板7より上方に貫
出した部分にはパッキン押えナット6を螺合し、このパ
ッキン押えナット6でパッキン押え板7を下方に押し下
げ、図示しないパッキンに所定の締付力を付与するよう
になしたものが汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記従来の弁
パッキン押え螺子を使用した弁において、該弁パッキン
押え螺子が錆や腐食でパッキンの締付が不能となった場
合、これを交換するには、先ず、パッキン押えナット6
をはずし、次いでパッキン押え板7を取りはずし、弁パ
ッキン押え螺子を交換するようになっている。したがっ
て、この弁パッキン押え螺子の交換方法によると、パッ
キン押え板7を取りはずした際にパッキンへの締付力が
解放されるので、この弁を使用した配管系は一時運転を
中断して上記交換作業を行う必要性を有するという課題
を有している。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、配管系の運転を中断することなくパッキ
ン押えボルトの交換が可能な弁パッキン押え螺子の交換
方法を提供することを目的としたものであり、さらに
は、この弁パッキン押え螺子の交換方法に適した交換用
弁パッキン押え螺子を提供することを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、弁パッキン押え螺子の交換方法として
は、第一工程として、弁本体1のヨークフランジ部2の
上方に位置したパッキン押え板7と、このパッキン押え
板7のさらに上方に位置した弁棒螺合スリーブ9との間
に、上面が上記弁棒螺合スリーブ9の下面に当接する上
部押え板21と、下面が上記パッキン押え板7の上面に
当接する下部押え板22と、この上部押え板21と下部
押え板22との距離を変更する調整螺子23,23とで
構成したパッキン押え板固定治具20を装着し、第二工
程として、既設のパッキン押え螺子を途中で切断して取
り除き、第三工程として、ヨークフランジ部2の両側に
突設したボルト受ヨーク3,3に、該ボルト受ヨーク3
が貫通する水平通孔31と上面から穿った垂直螺子穴3
2とを有する螺子下端連結駒30を夫々装着し、第四工
程として、上記パッキン押え板7を貫通するパッキン押
え螺子5,5の下部を、上記螺子下端連結駒30の垂直
螺子穴32に夫々螺合し、このパッキン押え螺子5,5
の上部にはパッキン押えナット6を螺合するようになし
た技術的手段を講じたものである。
【0006】また、交換用弁パッキン押え螺子として
は、ヨークフランジ部2に突設したボルト受ヨーク3が
貫通する水平通孔31と、上面から穿った垂直螺子穴3
2とを有する螺子下端連結駒30と、上記螺子下端連結
駒30の垂直螺子穴32に下端部を螺合し、上部はパッ
キン押え板7より上方に貫出するパッキン押え螺子5と
よりなる技術的手段を講じたものである。
【0007】
【作用】それ故、本発明弁パッキン押え螺子の交換方法
は、弁本体1のヨークフランジ部2の上方に位置したパ
ッキン押え板7と、このパッキン押え板7のさらに上方
に位置した弁棒螺合スリーブ9との間にパッキン押え板
固定治具20を装着し、パッキン押え板7を固定するの
で、この状態で既設のパッキン押え螺子をはずしてもパ
ッキンは所定の締付力で締付けられた状態を保持する作
用を呈する。
【0008】そして、パッキン押え板7を固定した状態
で、既設のパッキン押え螺子を交換することは困難であ
るが、この既設のパッキン押え螺子は切断することで除
去することは可能である。
【0009】しかし、上記のごとく、パッキン押え板7
を固定した状態では、従来の螺子本体5aの下端にスリ
ーブ部30aを一体連設した既設のパッキン押え螺子を
装着することは不可能である。そこで、本発明に使用さ
れる、パッキン押え螺子は、従来のスリーブ部30aに
相当する螺子下端連結駒30が別体に構成されているた
め、まず、この螺子下端連結駒30をボルト受ヨーク3
に装着し、次いで、パッキン押え螺子5を、パッキン押
え板7の上方から該パッキン押え板7に開穿した図では
特に示さなかった通孔内を遊挿し、その下端を該螺子下
端連結駒30の垂直螺子穴32に螺合させることで装着
される作用を呈する。
【0010】なお、再度このパッキン押え螺子5を交換
する必要がある場合は、該パッキン押え螺子5と螺子下
端連結駒30との螺合を外すことによって、このパッキ
ン押え螺子5はパッキン押え板7の上方に引き抜くこと
が可能となる作用を有することは無論である。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を添附図面に従って説
明すれば以下の通りであるが、初めに、図示の弁につい
て説明を行なっておく。
【0012】図中、1が弁本体で、2が該弁本体1の上
部フランジ部である。この弁本体1内に従来公知な弁機
構が収納されることは無論であり、この図示しない弁機
構の弁棒11が上記ヨークフランジ部2より上方に貫出
され、弁本体1内の該弁棒11の外周部位には図示しな
いパッキンが充填されている。また、上記のヨークフラ
ンジ部2の上方にはパッキン押え板7が配設され、この
パッキン押え板7はパッキン押えリング12を介して上
記パッキンを締め付けるようになしてある。さらに、上
記パッキン押え板7の上方には弁棒螺合スリーブ9が位
置しており、この弁棒螺合スリーブ9は一対の連結アー
ム8,8により弁本体1に連結固定されている。そし
て、上記弁棒11は弁棒螺合スリーブ9に螺合してその
上部を該弁棒螺合スリーブ9の上方に貫出し、上端はハ
ンドル10を固定しているもので、これらの構成は従来
公知な弁と何ら変わるものではない。
【0013】そして、本発明弁パッキン押え螺子の交換
方法は、第一工程として、弁本体1のヨークフランジ部
2の上方に位置したパッキン押え板7と、このパッキン
押え板7のさらに上方に位置した弁棒螺合スリーブ9と
の間に、上面が上記弁棒螺合スリーブ9の下面に当接す
る上部押え板21と、下面が上記パッキン押え板7の上
面に当接する下部押え板22と、この上部押え板21と
下部押え板22との距離を変更する調整螺子23,23
とで構成したパッキン押え板固定治具20を装着する。
【0014】上記パッキン押え板固定治具20は、その
上部押え板21が、「図2」から最も明らかなように、
平面コの字状をした上部本体部21aと、この上部本体
部21aのコの字状開口部を連結する上部添え板21b
と、この上部添え板21bを上部本体部21aに着脱可
能に締着する締着螺子24,24とで構成され、上部本
体部21aと上部添え板21bとで囲まれた中空部S内
には連結アーム8,8が遊挿されるように、言い換える
と、該上部押え板21は連結アーム8,8に、この連結
アーム8,8を囲んで昇降自在に取付けられるようにな
してある。
【0015】また、上記パッキン押え板固定治具20
は、その下部押え板22が、上記上部押え板21と略同
形状で、上部本体部22aと下部添え板22bとこの下
部添え板22bを下部本体部22aに着脱可能に締着す
る締着螺子24,24とで構成されてなる。
【0016】また、上記調整螺子23,23は上部押え
板21に螺合しており、その螺足下端を上部押え板21
の下方に螺進退することで上部押え板21と下部押え板
22との距離を変更するようになしてあり、この調整螺
子23,23を螺進させて、上部押え板21の上面を上
記弁棒螺合スリーブ9の下面に、下部押え板22の下面
を上記パッキン押え板7の上面に夫々圧接するようにな
して、パッキン押え板7と弁棒螺合スリーブ9との間に
固定するようになしてある。
【0017】なお、図示実施例において、上部押え板2
1と下部押え板22とは両側が肉厚中央部が肉薄に構成
されているが、これは、パッキン押え板7と弁棒螺合ス
リーブ9との距離に適合させるためで、この距離が充分
大きい場合は中部の肉薄部は無論省略して差し支えな
い。
【0018】そして、第二工程として、既設のパッキン
押え螺子を途中で切断して取り除く。既設のパッキン押
え螺子は、通常「図5」に示されるごとき、螺子本体5
aの下端にスリーブ部30aを一体連設してなり、この
スリーブ部30aを「図1」に示すヨークフランジ部2
の両側に突設したボルト受ヨーク3,3に嵌着し、螺子
本体5aはパッキン押え板7を貫通し、そのパッキン押
え板7より上方に貫出した部分にはパッキン押えナット
6を螺合し、このパッキン押えナット6でパッキン押え
板7を下方に押し下げるようになしてあるのが通常で、
それ故、パッキン押え板7を取り除かないと、この螺子
本体5aとスリーブ部30aとを取り外すことはできな
い。しかし、この螺子本体5aを途中から切断(パッキ
ン押え板7と弁棒螺合スリーブ9との間の部位を、手鋸
などで切断)した場合は、切断した螺子本体5aの上部
は上方に引き抜くことができ、該螺子本体5aの下部と
スリーブ部30aとはボルト受けヨーク3より脱着する
ことができる。なお、ボルト受けヨーク3には割りピン
13でスリーブ部30aの脱落を防止している場合があ
るので、この場合は該割りピン13を脱着してからボル
ト受けヨーク3よりスリーブ部30aを抜き取ることは
無論である。
【0019】そして、第三工程として、ヨークフランジ
部2の両側に突設したボルト受ヨーク3,3に、該ボル
ト受ヨーク3が貫通する水平通孔31と上面から穿った
垂直螺子穴32とを有する螺子下端連結駒30を夫々装
着する。
【0020】上記螺子下端連結駒30は、既設のボルト
受ヨーク3が貫通する径の水平通孔31を有し、上面か
らは該水平通孔31に向けて垂直螺子穴32を設けてあ
り、この垂直螺子穴32は後述パッキン押え螺子5が螺
合できるようになしてあるのは無論である。
【0021】そして、第四工程として、上記パッキン押
え板7を貫通するパッキン押え螺子5,5の下部を、上
記螺子下端連結駒30の垂直螺子穴32に夫々螺合し、
このパッキン押え螺子5,5の上部にはパッキン押えナ
ット6を螺合する。
【0022】上記パッキン押え板7は、これをパッキン
押え板固定治具20で固定したままであるので既設のも
のがそのまま使用され、パッキン押え螺子5,5は従前
のものは切断除去したため新たに用意したものが使用さ
れる。そして、このパッキン押え螺子5,5はパッキン
押え板7の上方、該パッキン押え板7に開穿した図示し
ない通孔を遊挿しその下部を螺子下端連結駒30の垂直
螺子穴32に螺合すればよい。そして、このパッキン押
え螺子5,5の上部にはパッキン押えナット6を螺合
し、このパッキン押えナット6の締付によってパッキン
に締付力を付与するのは従来と同じである。なお、パッ
キン押えナット6,6を螺合して弁パッキン押え螺子の
交換を終了するが、その後パッキン押え板固定治具20
を取り外すことは無論であり、さらに実際的にはパッキ
ン押え板固定治具20を取り外した後、パッキン押えナ
ット6,6の締付力の再調整、割りピン13の装着等の
作業および漏れ検査等の確認作業が行われるものであ
る。
【0023】また、もう一つの本発明は、上記弁パッキ
ン押え螺子の交換方法に使用される交換用弁パッキン押
え螺子に関するもので、交換用弁パッキン押え螺子は、
ヨークフランジ部2に突設したボルト受ヨーク3が貫通
する水平通孔31と、上面から穿った垂直螺子穴32と
を有する螺子下端連結駒30と、上記螺子下端連結駒3
0の垂直螺子穴32に下端部を螺合し、上部はパッキン
押え板7より上方に貫出するパッキン押え螺子5とより
なる。
【0024】すなわち、上記弁パッキン押え螺子は、従
来螺子本体5aの下端にスリーブ部30aを一体連設し
ていたのに対し、螺子本体5aに相当するパッキン押え
螺子5と、スリーブ部30aに相当する螺子下端連結駒
30とに分割し、このパッキン押え螺子5と螺子下端連
結駒30とを垂直螺子穴32によって着脱可能となした
ものである。
【0025】なお、上記した本発明弁パッキン押え螺子
を初めから使用した弁、または、本発明弁パッキン押え
螺子に交換した弁において、この弁パッキン押え螺子を
交換する必要性が生じた場合は、本発明弁パッキン押え
螺子の交換方法において、パッキン押え螺子5を必ずし
も切断して除去する必要性はなく、螺子下端連結駒30
との螺合を外すことで該パッキン押え螺子5を取り外す
ようになしてもよいことは前述した通りである。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、配管
系の運転を中断することなくパッキン押えボルトの交換
が可能な弁パッキン押え螺子の交換方法を提供すること
ができるものである。
【0027】特に、本発明はパッキン押え板固定治具2
0を装着する手数を要し、さらに、特殊な弁パッキン押
え螺子を用意する必要性を有することになるが、これら
の煩雑性は配管系の運転を中断することに比較したら容
認される程度のことであるばかりか、配管系の運転を中
断して交換作業を行う場合は、連絡ミス、作業手順のく
るい等で思わぬ事故を惹起する危険性を残しているが、
本発明弁パッキン押え螺子の交換方法及び交換用弁パッ
キン押え螺子を使用すれば、このような危険性を回避で
きるという顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法によって交換された弁パッキン押え螺
子を有する弁の斜視図である。
【図2】上部を欠如した部分平面図である。
【図3】要部正面図である。
【図4】本発明交換用弁パッキン押え螺子の部品分解斜
視図である。
【図5】従来例弁パッキン押え螺子の斜視図である。
【符号の説明】
1 弁本体 2 ヨークフランジ部 3 ボルト受ヨーク 5 パッキン押え螺子 6 パッキン押えナット 7 パッキン押え板 9 弁棒螺合スリーブ 20 パッキン押え板固定治具 21 上部押え板 22 下部押え板 23 調整螺子 30 螺子下端連結駒 31 水平通孔 32 垂直螺子穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅沼 徳幸 神奈川県川崎市高津区久本15番地 平田バ ルブ工業株式会社内 (72)発明者 後藤 正純 神奈川県川崎市高津区久本15番地 平田バ ルブ工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一工程として、弁本体(1)のヨーク
    フランジ部(2)の上方に位置したパッキン押え板
    (7)と、このパッキン押え板(7)のさらに上方に位
    置した弁棒螺合スリーブ(9)との間に、上面が上記弁
    棒螺合スリーブ(9)の下面に当接する上部押え板(2
    1)と、下面が上記パッキン押え板(7)の上面に当接
    する下部押え板(22)と、この上部押え板(21)と
    下部押え板(22)との距離を変更する調整螺子(2
    3,23)とで構成したパッキン押え板固定治具(2
    0)を装着し、 第二工程として、既設のパッキン押え螺子を途中で切断
    して取り除き、 第三工程として、ヨークフランジ部(2)の両側に突設
    したボルト受ヨーク(3,3)に、該ボルト受ヨーク
    (3)が貫通する水平通孔(31)と上面から穿った垂
    直螺子穴(32)とを有する螺子下端連結駒(30)を
    夫々装着し、 第四工程として、上記パッキン押え板(7)を貫通する
    パッキン押え螺子(5,5)の下部を、上記螺子下端連
    結駒(30)の垂直螺子穴(32)に夫々螺合し、この
    パッキン押え螺子(5,5)の上部にはパッキン押えナ
    ット(6)を螺合するようになした弁パッキン押え螺子
    の交換方法。
  2. 【請求項2】ヨークフランジ部(2)に突設したボルト
    受ヨーク(3)が貫通する水平通孔(31)と、上面か
    ら穿った垂直螺子穴(32)とを有する螺子下端連結駒
    (30)と、上記螺子下端連結駒(30)の垂直螺子穴
    (32)に下端部を螺合し、上部はパッキン押え板
    (7)より上方に貫出するパッキン押え螺子(5)とよ
    りなる交換用弁パッキン押え螺子。
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