JPH0766061B2 - 自動開閉式扉の事故防止装置 - Google Patents
自動開閉式扉の事故防止装置Info
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- JPH0766061B2 JPH0766061B2 JP61071903A JP7190386A JPH0766061B2 JP H0766061 B2 JPH0766061 B2 JP H0766061B2 JP 61071903 A JP61071903 A JP 61071903A JP 7190386 A JP7190386 A JP 7190386A JP H0766061 B2 JPH0766061 B2 JP H0766061B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電車やエレベータの自動開閉式扉のように
自動的に開閉され、閉じる際に人や物体をはさみ込む恐
れのある自動開閉式扉の事故防止装置に関するものであ
る。
自動的に開閉され、閉じる際に人や物体をはさみ込む恐
れのある自動開閉式扉の事故防止装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 第6図は従来の自動開閉式扉の事故防止装置の構造図を
示す。図において、(55)は自動開閉式扉の本体、(6
0)は扉の閉動作の際にはさみ込まれた物体により図の
左方向に押し込められる可動部、(61a)は可動部(6
0)に取り付けられている電極、(61b)(61c)は電
極、(62a)(62b)は電極(61b)(61c)に接続された
配線、(63)は電極(61b)(61c)を支持している支持
台、(64)は支持台(63)と可動部(60)との間に取り
付けられ、可動部(60)に加えるバネ、(65)は配線
(62a)(62b)を介して電極(61b)(61c)に接続され
た検出装置である。
示す。図において、(55)は自動開閉式扉の本体、(6
0)は扉の閉動作の際にはさみ込まれた物体により図の
左方向に押し込められる可動部、(61a)は可動部(6
0)に取り付けられている電極、(61b)(61c)は電
極、(62a)(62b)は電極(61b)(61c)に接続された
配線、(63)は電極(61b)(61c)を支持している支持
台、(64)は支持台(63)と可動部(60)との間に取り
付けられ、可動部(60)に加えるバネ、(65)は配線
(62a)(62b)を介して電極(61b)(61c)に接続され
た検出装置である。
このような構成からなる従来の事故防止装置について、
次にその動作を説明する。第6図は自動開閉式扉に物体
がはさみ込まれていない状態を示している。この状態で
は、可動部(60)がバネ(64)により本体(55)から図
の右方向へ押し出されており、電極(61a)(61b)(61
c)は互いに電気的に非接触の状態にあり、検出装置(6
5)ははさみ込み信号を出力しない。はさみ込み信号が
出力されていないときは、図示しない論理装置の制御に
より自動開閉式扉の閉方向の動作はそのまま進行し、警
報を発することはない。
次にその動作を説明する。第6図は自動開閉式扉に物体
がはさみ込まれていない状態を示している。この状態で
は、可動部(60)がバネ(64)により本体(55)から図
の右方向へ押し出されており、電極(61a)(61b)(61
c)は互いに電気的に非接触の状態にあり、検出装置(6
5)ははさみ込み信号を出力しない。はさみ込み信号が
出力されていないときは、図示しない論理装置の制御に
より自動開閉式扉の閉方向の動作はそのまま進行し、警
報を発することはない。
しかし、第7図に示すように、物体(3b)が自動開閉式
扉にはさみ込まれると、自動開閉式扉の閉動作により本
体(55)が移動する反作用として、物体(3b)から可動
部(60)に力が加わり、可動部(60)が図の左方向に押
し込まれる。このため、バネ(64)が圧縮され、電極
(61a)(61b)(61c)が互いに電気的に接触する状態
となり、配線(62a)、電極(61b)(61a)(61c)及び
配線(62b)を介して検出装置(65)の検出電流が流
れ、検出装置(65)からはさみ込み信号が出力される。
このはさみ込み信号に応答して、論理装置は本体(55)
を開方向に動作させるとともに、警報を発する。
扉にはさみ込まれると、自動開閉式扉の閉動作により本
体(55)が移動する反作用として、物体(3b)から可動
部(60)に力が加わり、可動部(60)が図の左方向に押
し込まれる。このため、バネ(64)が圧縮され、電極
(61a)(61b)(61c)が互いに電気的に接触する状態
となり、配線(62a)、電極(61b)(61a)(61c)及び
配線(62b)を介して検出装置(65)の検出電流が流
れ、検出装置(65)からはさみ込み信号が出力される。
このはさみ込み信号に応答して、論理装置は本体(55)
を開方向に動作させるとともに、警報を発する。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の自動開閉式扉の事故防止装置は、以上のように物
体のはさみ込みを接点の接触で検出するように構成さ
れ、また誤動作防止のために、あそび空間を大きく取る
必要もあるので、傘、子供の手足等の小物体のはさみ込
みに正しく応答しないという問題点があった。また接点
は、電気的な機構部品として接触不良が生じ易いという
問題点があった。
体のはさみ込みを接点の接触で検出するように構成さ
れ、また誤動作防止のために、あそび空間を大きく取る
必要もあるので、傘、子供の手足等の小物体のはさみ込
みに正しく応答しないという問題点があった。また接点
は、電気的な機構部品として接触不良が生じ易いという
問題点があった。
このような接触不良により検出装置が正常に機能せず、
自動開閉式扉に前述のような物や人をはさみ込んだ状態
のまま、その自動開閉扉を有するエレベータ、電車等が
走行を開始すると、重大事故の原因となり得るなどの多
くの問題点があった。
自動開閉式扉に前述のような物や人をはさみ込んだ状態
のまま、その自動開閉扉を有するエレベータ、電車等が
走行を開始すると、重大事故の原因となり得るなどの多
くの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小さい物体のはさみ込みに対しても正しく応
答することができる信頼性の高い自動開閉式扉の事故防
止装置を得ることを目的とする。
たもので、小さい物体のはさみ込みに対しても正しく応
答することができる信頼性の高い自動開閉式扉の事故防
止装置を得ることを目的とする。
[問題点を解消するための手段] この発明に係る自動開示式扉の事故防止装置は、投光装
置から自動開示式扉の底部に設置されたレールの設置位
置を含む第1の光路に、例えば検出すべき物体の大きさ
以下に光を収束して出射し、上記第1の光路の光及び上
記第1の光路に存在する物体の反射により形成された第
2の光路の光をそれぞれ受光装置により受光して電気的
な信号に変換し、信号処理回路により上記受光装置の上
記電気的な信号について演算処理することにより、上記
第1の光路上に物体が存在するか否かを示す第1の論理
信号及び上記受光装置に対する上記光の入射レベルを示
す第2の論理信号を生成するようにしたものである。
置から自動開示式扉の底部に設置されたレールの設置位
置を含む第1の光路に、例えば検出すべき物体の大きさ
以下に光を収束して出射し、上記第1の光路の光及び上
記第1の光路に存在する物体の反射により形成された第
2の光路の光をそれぞれ受光装置により受光して電気的
な信号に変換し、信号処理回路により上記受光装置の上
記電気的な信号について演算処理することにより、上記
第1の光路上に物体が存在するか否かを示す第1の論理
信号及び上記受光装置に対する上記光の入射レベルを示
す第2の論理信号を生成するようにしたものである。
[作用] この発明における投光装置は、レールの設置位置を含む
第1の光路に、検出すべき物体の大きさ以下で光を収束
して出射することにより、受光装置側において物体の有
無の識別が可能な信号光を入射させ、かつ第1及び第2
の光路を介する信号光間の大小関係及び信号レベルを判
定することにより、扉動作が正常であるか否かを示す第
1及び第2の論理信号が得られる。
第1の光路に、検出すべき物体の大きさ以下で光を収束
して出射することにより、受光装置側において物体の有
無の識別が可能な信号光を入射させ、かつ第1及び第2
の光路を介する信号光間の大小関係及び信号レベルを判
定することにより、扉動作が正常であるか否かを示す第
1及び第2の論理信号が得られる。
[実施例] 以下この発明の一実施例を図について説明する。第1図
は自動開閉式扉の事故防止装置における自動開閉式扉の
概要を示す構造図である。
は自動開閉式扉の事故防止装置における自動開閉式扉の
概要を示す構造図である。
第1図において、(3)は自動開閉式扉の底部であり、
ここには扉を案内するレールが設置されている。このレ
ールには信号光の反射の妨げとなる水がたまらないよう
に、排水孔が設けられているのが好ましい。更に、底部
(3)は特定の角度からの光を強く反射する研磨された
金属、ガラス、合成樹脂等から構成するのではなく、艶
消しの白色塗装等、光の反射率が適当にして、かつ泥な
どにより汚されにくいものが好ましい。
ここには扉を案内するレールが設置されている。このレ
ールには信号光の反射の妨げとなる水がたまらないよう
に、排水孔が設けられているのが好ましい。更に、底部
(3)は特定の角度からの光を強く反射する研磨された
金属、ガラス、合成樹脂等から構成するのではなく、艶
消しの白色塗装等、光の反射率が適当にして、かつ泥な
どにより汚されにくいものが好ましい。
(51)は自動開閉式扉の上部に配置された投光装置、
(52)は受光装置であり、自動開閉式扉の上部に投光装
置(51)と並置され、投光装置(51)から出射され、底
部(3)から反射されて来る信号光(4)を受光する。
(54)は自動開閉式扉の上部すなわち天井部、(55)は
自動開閉式扉の本体である。
(52)は受光装置であり、自動開閉式扉の上部に投光装
置(51)と並置され、投光装置(51)から出射され、底
部(3)から反射されて来る信号光(4)を受光する。
(54)は自動開閉式扉の上部すなわち天井部、(55)は
自動開閉式扉の本体である。
第2図は第1図に示す各部分の配置を更に具体的に示す
配置図である。投光装置(51)において、(1)は投光
素子であり、点滅によりパルス状の光を出射する。
(2)は投光素子(1)から出射された光を収光する収
光レンズである。(3a)は収光レンズ(2)から入射さ
れる信号光(4a)を反射する反射板である。ここでは、
本体(55)の底部(3)に配置されているレールが反射
板(3a)として機能する。
配置図である。投光装置(51)において、(1)は投光
素子であり、点滅によりパルス状の光を出射する。
(2)は投光素子(1)から出射された光を収光する収
光レンズである。(3a)は収光レンズ(2)から入射さ
れる信号光(4a)を反射する反射板である。ここでは、
本体(55)の底部(3)に配置されているレールが反射
板(3a)として機能する。
受光装置(52)において、(5)は物体(3b)(信号光
(4a)の光路に存在した場合を示す)により反射された
収光レンズ(2)の光を入射して収光する収光レンズ、
(6)は受光素子ブロックであり、投光素子(1)から
出射され、収光レンズ(2)、反射板(3a)及び収光レ
ンズ(5)を介する第1の光路の光、すなわち信号光
(4a)を受光する半導体層(6a)上のアノード・セル
(受光素子)(7a)と、投光素子(1)から出射され、
収光レンズ(2)、物体(3b)(信号光(4a)の光路に
存在した場合を示す)、及び収光レンズ(5)を介する
第2光路の光、すなわち信号光(4b)を受光する半導体
層(6b)上のアノード・セル(受光素子)(7b)とを有
する。
(4a)の光路に存在した場合を示す)により反射された
収光レンズ(2)の光を入射して収光する収光レンズ、
(6)は受光素子ブロックであり、投光素子(1)から
出射され、収光レンズ(2)、反射板(3a)及び収光レ
ンズ(5)を介する第1の光路の光、すなわち信号光
(4a)を受光する半導体層(6a)上のアノード・セル
(受光素子)(7a)と、投光素子(1)から出射され、
収光レンズ(2)、物体(3b)(信号光(4a)の光路に
存在した場合を示す)、及び収光レンズ(5)を介する
第2光路の光、すなわち信号光(4b)を受光する半導体
層(6b)上のアノード・セル(受光素子)(7b)とを有
する。
第3図は受光素子ブロック(6)におけるアノード・セ
ル(7a)及び(7b)は並置され、それらの周囲はガード
(6c)からなる。信号光(4a)のスポットは、その大部
分が図において斜線で示すアノード・セル(7a)の円形
の領域に入射され、残りがアノード・セル(7b)の円形
の領域に入射される。第2図に示すように、信号光(4
a)の光路に物体(3b)が存在した場合は、同じような
対応で信号光(4b)のスポットは、その大部分が図につ
いて斜線で示すアノード・セル(7b)の円形の領域に入
射され、残りがアノード・セル(7a)の円形の領域に入
射される。
ル(7a)及び(7b)は並置され、それらの周囲はガード
(6c)からなる。信号光(4a)のスポットは、その大部
分が図において斜線で示すアノード・セル(7a)の円形
の領域に入射され、残りがアノード・セル(7b)の円形
の領域に入射される。第2図に示すように、信号光(4
a)の光路に物体(3b)が存在した場合は、同じような
対応で信号光(4b)のスポットは、その大部分が図につ
いて斜線で示すアノード・セル(7b)の円形の領域に入
射され、残りがアノード・セル(7a)の円形の領域に入
射される。
第4図は第2図に示す受光装置(52)及びこれに接続さ
れ、アノード・セル(7a)及び(7b)の光起電流を対数
圧縮する機能を備えた信号処理回路(10)の回路図であ
る。図示のように、受光装置(52)は受光装置(52a)
及び受光装置(52b)からなることを示す。
れ、アノード・セル(7a)及び(7b)の光起電流を対数
圧縮する機能を備えた信号処理回路(10)の回路図であ
る。図示のように、受光装置(52)は受光装置(52a)
及び受光装置(52b)からなることを示す。
受光装置(52a)をなすアノード・セル(7a)、及び受
光装置(52b)をなすアノード・セル(7b)は、信号光
(4a)及び(4b)をそれぞれ電気的な信号(9a)及び
(9b)に変換し、バッファ増幅器(10a)及び(10b)に
入力する。バッファ増幅器(10a)及び(10b)は、信号
(9a)及び(9b)をそれぞれ増幅して抵抗(13a)及び
(13c)を介して演算増幅器(12)の差動入力にそれぞ
れ入力する。
光装置(52b)をなすアノード・セル(7b)は、信号光
(4a)及び(4b)をそれぞれ電気的な信号(9a)及び
(9b)に変換し、バッファ増幅器(10a)及び(10b)に
入力する。バッファ増幅器(10a)及び(10b)は、信号
(9a)及び(9b)をそれぞれ増幅して抵抗(13a)及び
(13c)を介して演算増幅器(12)の差動入力にそれぞ
れ入力する。
演算増幅器(12)の出力端は抵抗(13b)を介して演算
増幅器(12)の第1入力に接続される。演算増幅器(1
2)の第2入力は抵抗(13d)を介して基準電圧源(14)
の正端子に接続されている。演算増幅器(12)は、抵抗
(13a)〜抵抗(13d)とともに差動増幅器を構成してい
るので、抵抗(13a)及び(13c)を介して入力される信
号の差動電圧に対応した出力をその出力端に接続されて
いる出力端(18d)に供給する。出力端子(18d)の電圧
は、アノード・セル(7a)及び(7b)間の光起電流比に
関連する値を有し、受光装置(52)から反射板(3a)ま
たは物体(3b)までの距離情報として図示しない論理回
路に供給される。
増幅器(12)の第1入力に接続される。演算増幅器(1
2)の第2入力は抵抗(13d)を介して基準電圧源(14)
の正端子に接続されている。演算増幅器(12)は、抵抗
(13a)〜抵抗(13d)とともに差動増幅器を構成してい
るので、抵抗(13a)及び(13c)を介して入力される信
号の差動電圧に対応した出力をその出力端に接続されて
いる出力端(18d)に供給する。出力端子(18d)の電圧
は、アノード・セル(7a)及び(7b)間の光起電流比に
関連する値を有し、受光装置(52)から反射板(3a)ま
たは物体(3b)までの距離情報として図示しない論理回
路に供給される。
また、論理回路(図示せず)の出力側には第6図に示す
警報装置(65)と同じ構成の警報装置が接続されてい
る。
警報装置(65)と同じ構成の警報装置が接続されてい
る。
基準電圧源(14)の正端子は抵抗(17a)を介してコン
パレータ(15a)の第1入力に接続され、その第2入力
はバッファ増幅器(10b)に接続されている。基準電圧
源(14)の正端子は抵抗(17b)を介してコンパレータ
(15b)の第1入力に接続され、その第2入力は出力端
子(18d)に接続されている。また、出力端子(18d)は
コンパレータ(15c)の第1入力に接続される。更に、
コンパレータ(15a)及び(15b)の第1入力はそれぞれ
定電流源(16a)(16b)に接続され、コンパレータ(15
c)の第2入力は定電流(16c)に接続され、かつ抵抗
(17c)及び(17b)を介して定電流源(16b)に接続さ
れている。
パレータ(15a)の第1入力に接続され、その第2入力
はバッファ増幅器(10b)に接続されている。基準電圧
源(14)の正端子は抵抗(17b)を介してコンパレータ
(15b)の第1入力に接続され、その第2入力は出力端
子(18d)に接続されている。また、出力端子(18d)は
コンパレータ(15c)の第1入力に接続される。更に、
コンパレータ(15a)及び(15b)の第1入力はそれぞれ
定電流源(16a)(16b)に接続され、コンパレータ(15
c)の第2入力は定電流(16c)に接続され、かつ抵抗
(17c)及び(17b)を介して定電流源(16b)に接続さ
れている。
ここでは、定電流源(16a)(16b)及び(16c)の電流
値、抵抗(17a)(17b)及び(17c)の抵抗値、基準電
圧源(14)の電圧値を予め定められた値に設定する。従
って、コンパレータ(15b)及び(15c)は、定電流源
(16b)及び(16c)の電流値により設定される基準電圧
と出力端子(18d)の電圧値とを比較し、その結果を第
2図に示す物体(3c)が予め定められた距離範囲内に
「あり」、または「なし」を示す第1の論理信号として
出力端子(18b)及び(18c)から出力し、論理回路(図
示せず)に供給する。同様にして、コンパレータ(15
a)は、定電流源(16a)により設定される基準電圧とバ
ッファ増幅器(10b)の出力端子(11b)の電圧と比較し
てアノード・セル(7b)に、予め定められた以上の信号
光(4b)が入射されているか否かを示す第2の論理信号
をその出力端(18a)から出力し、図示していない論理
回路に供給する。
値、抵抗(17a)(17b)及び(17c)の抵抗値、基準電
圧源(14)の電圧値を予め定められた値に設定する。従
って、コンパレータ(15b)及び(15c)は、定電流源
(16b)及び(16c)の電流値により設定される基準電圧
と出力端子(18d)の電圧値とを比較し、その結果を第
2図に示す物体(3c)が予め定められた距離範囲内に
「あり」、または「なし」を示す第1の論理信号として
出力端子(18b)及び(18c)から出力し、論理回路(図
示せず)に供給する。同様にして、コンパレータ(15
a)は、定電流源(16a)により設定される基準電圧とバ
ッファ増幅器(10b)の出力端子(11b)の電圧と比較し
てアノード・セル(7b)に、予め定められた以上の信号
光(4b)が入射されているか否かを示す第2の論理信号
をその出力端(18a)から出力し、図示していない論理
回路に供給する。
第5図は第4図に示す受光装置(52a)の回路を示す回
路図である。受光装置(52b)は受光装置(52a)と同様
の構成を有するので、ここでは受光装置(52a)につい
てのみ説明する。第5図において、アノード・セル(7
a)のカソードは電源電位点Vccに接続されるとともにア
ノードが負荷抵抗(33)を介して接地される受光素子、
(34)はこの受光素子のアノードと電流増幅トランジス
タ(19)のベースとの間に接続される低周波減衰用コン
デンサ、(35)はベースにバイアス電圧が供給され、電
源電位点Vccと電流増幅トランジスタ(19)のベースと
の間に接続されるベースバイアス用npnトランジスタ、
(36)は1対のpnpトランジスタ(21)(22)から構成
される第1のカレントミラー回路で両pnpトランジスタ
のエミッタは電源電位点Vccに接続されるとともにベー
スが共通接続され、一方のpnpトランジスタ(21)のベ
ース及びコレクタは増幅トランジスタ(19)のコレクタ
に接続され、他方のpnpトランジスタ(22)のコレクタ
は対数圧縮ダイオード(23)のアノードに接続されてお
り、pnpトランジスタ(21)(22)のエミッタ面積比が
1:nに構成されてpnpトランジスタ(22)に流れる電流値
がpnpトランジスタ(21)に流れる電流値のn倍となる
関係を保っている。(37)は上記pnpトランジスタ(2
1)に並列に接続され、第2定電流源(27)の定電流I27
より大きい定電流I37なる電流が流れる第1の定電流源
で、例えばトランジスタにより構成されている。(38)
は対数圧縮ダイオード(24)のベースにベースが接続さ
れてカレントミラー回路を構成するnpnトランジスタ
で、対数圧縮ダイオード(24)と等しい電流値が流れる
ように設定されている。(39)は1対のpnpトランジス
タ(40)(41)から構成される第2のカレントミラー回
路で、両pnpトランジスタのエミッタは電源電位点Vccに
接続されるとともにベースが共通接続され、一方のpnp
トランジスタ(40)のベース及びコレクタが上記npnト
ランジスタ(38)のコレクタに接続される。(42)は1
対のnpnトランジスタ(43)(44)から構成される第3
のカレントミラー回路で両トランジスタのエミッタは接
地されるとともにベースが共通接続され、一方のベース
及びコレクタが上記pnpトランジスタ(41)のコレクタ
に接続されており、npnトランジスタ(44)に流れる電
流値がpnpトランジスタ(40)に流れる電流値のm倍な
る関係になるよう、各pnpトランジスタ(40)(41)及
びnpnトランジスタ(43)(44)のエミッタ面積比が設
定されているものである。(46)は1対のnpnトランジ
スタ(47)(48)から構成される第4のカレントミラー
回路で両npnトランジスタのエミッタは接地されるとと
もにベースが共通接続され、一方のnpnトランジスタ(4
7)のベース及びコレクタは上記pnpトランジスタ(44)
のコレクタに接続されるとともに第2の定電流源(45)
を介して電源電位点Vccに接続され、他方のトランジス
タ(48)のコレクタは電流増幅トランジスタ(19)のエ
ミッタに接続されており、両トランジスタ(47)(48)
には等しい電流が流されるように設定されている。(4
9)は上記対数圧縮ダイオード(23)のアノードと接地
との間に接続される第4の定電流源である。
路図である。受光装置(52b)は受光装置(52a)と同様
の構成を有するので、ここでは受光装置(52a)につい
てのみ説明する。第5図において、アノード・セル(7
a)のカソードは電源電位点Vccに接続されるとともにア
ノードが負荷抵抗(33)を介して接地される受光素子、
(34)はこの受光素子のアノードと電流増幅トランジス
タ(19)のベースとの間に接続される低周波減衰用コン
デンサ、(35)はベースにバイアス電圧が供給され、電
源電位点Vccと電流増幅トランジスタ(19)のベースと
の間に接続されるベースバイアス用npnトランジスタ、
(36)は1対のpnpトランジスタ(21)(22)から構成
される第1のカレントミラー回路で両pnpトランジスタ
のエミッタは電源電位点Vccに接続されるとともにベー
スが共通接続され、一方のpnpトランジスタ(21)のベ
ース及びコレクタは増幅トランジスタ(19)のコレクタ
に接続され、他方のpnpトランジスタ(22)のコレクタ
は対数圧縮ダイオード(23)のアノードに接続されてお
り、pnpトランジスタ(21)(22)のエミッタ面積比が
1:nに構成されてpnpトランジスタ(22)に流れる電流値
がpnpトランジスタ(21)に流れる電流値のn倍となる
関係を保っている。(37)は上記pnpトランジスタ(2
1)に並列に接続され、第2定電流源(27)の定電流I27
より大きい定電流I37なる電流が流れる第1の定電流源
で、例えばトランジスタにより構成されている。(38)
は対数圧縮ダイオード(24)のベースにベースが接続さ
れてカレントミラー回路を構成するnpnトランジスタ
で、対数圧縮ダイオード(24)と等しい電流値が流れる
ように設定されている。(39)は1対のpnpトランジス
タ(40)(41)から構成される第2のカレントミラー回
路で、両pnpトランジスタのエミッタは電源電位点Vccに
接続されるとともにベースが共通接続され、一方のpnp
トランジスタ(40)のベース及びコレクタが上記npnト
ランジスタ(38)のコレクタに接続される。(42)は1
対のnpnトランジスタ(43)(44)から構成される第3
のカレントミラー回路で両トランジスタのエミッタは接
地されるとともにベースが共通接続され、一方のベース
及びコレクタが上記pnpトランジスタ(41)のコレクタ
に接続されており、npnトランジスタ(44)に流れる電
流値がpnpトランジスタ(40)に流れる電流値のm倍な
る関係になるよう、各pnpトランジスタ(40)(41)及
びnpnトランジスタ(43)(44)のエミッタ面積比が設
定されているものである。(46)は1対のnpnトランジ
スタ(47)(48)から構成される第4のカレントミラー
回路で両npnトランジスタのエミッタは接地されるとと
もにベースが共通接続され、一方のnpnトランジスタ(4
7)のベース及びコレクタは上記pnpトランジスタ(44)
のコレクタに接続されるとともに第2の定電流源(45)
を介して電源電位点Vccに接続され、他方のトランジス
タ(48)のコレクタは電流増幅トランジスタ(19)のエ
ミッタに接続されており、両トランジスタ(47)(48)
には等しい電流が流されるように設定されている。(4
9)は上記対数圧縮ダイオード(23)のアノードと接地
との間に接続される第4の定電流源である。
以上のような構成からなる本発明の自動開閉式扉の事故
防止装置について、以下その動作について説明する。ま
ず自動開閉式扉が閉動作を開始すると、図示しない論理
装置の制御により自動開閉式扉の事故防止装置は以下の
ような測距動作を開始する。
防止装置について、以下その動作について説明する。ま
ず自動開閉式扉が閉動作を開始すると、図示しない論理
装置の制御により自動開閉式扉の事故防止装置は以下の
ような測距動作を開始する。
正常、すなわち自動開閉式扉の物確がはさみ込まれてい
ず、第2図に示すように物体(3b)及び(3c)がいずれ
も信号光(4a)の光路に存在しないときは、測距動作の
開始により、投光装置(51)から出射された信号光(4
a)は、本体(55)の底部(3)(第1図)により反射
され、受光装置(52)に入射される。この信号光(4a)
は、受光素子ブロック(6)のアノード・セル(7b)に
は殆ど入射されない。従って、アノード・セル(7a)に
はアノード・セル(7b)より大きな光起電流が流れる。
この状態において、反射板(3a)と受光装置(52)の距
離lに対応した距離情報、及び入射レベルの情報を含む
論理信号は、前述の出力端(18a)〜出力端子(18c)を
介して論理装置(図示せず)に供給される。この論理装
置は、これらの情報の論理状態から自動開閉式扉は正常
に作動していると判断し、自動開閉式扉の閉動作を続行
させ、勿論警報装置を作動させることはない。さらに論
理装置は、自動開閉式扉の閉動作が完了するまで出力端
(18b)及び出力端子(18c)の出力について予め定めら
れた時間間隔で前述の測距処理を反復する。
ず、第2図に示すように物体(3b)及び(3c)がいずれ
も信号光(4a)の光路に存在しないときは、測距動作の
開始により、投光装置(51)から出射された信号光(4
a)は、本体(55)の底部(3)(第1図)により反射
され、受光装置(52)に入射される。この信号光(4a)
は、受光素子ブロック(6)のアノード・セル(7b)に
は殆ど入射されない。従って、アノード・セル(7a)に
はアノード・セル(7b)より大きな光起電流が流れる。
この状態において、反射板(3a)と受光装置(52)の距
離lに対応した距離情報、及び入射レベルの情報を含む
論理信号は、前述の出力端(18a)〜出力端子(18c)を
介して論理装置(図示せず)に供給される。この論理装
置は、これらの情報の論理状態から自動開閉式扉は正常
に作動していると判断し、自動開閉式扉の閉動作を続行
させ、勿論警報装置を作動させることはない。さらに論
理装置は、自動開閉式扉の閉動作が完了するまで出力端
(18b)及び出力端子(18c)の出力について予め定めら
れた時間間隔で前述の測距処理を反復する。
一方、異常のとき、すなわち図示のように物体(3b)が
収光レンズ(2)と物体(3c)との間に進入したとき
は、物体(3b)により反射された信号光(4b)は収光レ
ンズ(5)を介して受光素子ブロック(6)のアノード
・セル(7b)に大部分入射される。従って、このような
状態では、アノード・セル(7b)にアノード・セル(7
a)よりも大きな電流が流れる。論理装置(図示せず)
は、出力端(18b)及び出力端子(18c)の論理的な出力
状態から自動開閉式扉に物体(3b)がはさみ込まれてい
ると判断して自ら閉式扉の閉動作を中断させるととも
に、警報装置を作動させて警報を発生させる。その後、
予め定められた時間内に物体(3b)の不在が出力端(18
b)及び(18c)の論理的な出力状態から判段されたとき
は、自動開閉式扉の閉動作を再起動させて、これを完了
させる。もし、予め定められた時間を経過しても物体
(3b)の存在が判断されたときは、閉動作を開動作に切
り替える。
収光レンズ(2)と物体(3c)との間に進入したとき
は、物体(3b)により反射された信号光(4b)は収光レ
ンズ(5)を介して受光素子ブロック(6)のアノード
・セル(7b)に大部分入射される。従って、このような
状態では、アノード・セル(7b)にアノード・セル(7
a)よりも大きな電流が流れる。論理装置(図示せず)
は、出力端(18b)及び出力端子(18c)の論理的な出力
状態から自動開閉式扉に物体(3b)がはさみ込まれてい
ると判断して自ら閉式扉の閉動作を中断させるととも
に、警報装置を作動させて警報を発生させる。その後、
予め定められた時間内に物体(3b)の不在が出力端(18
b)及び(18c)の論理的な出力状態から判段されたとき
は、自動開閉式扉の閉動作を再起動させて、これを完了
させる。もし、予め定められた時間を経過しても物体
(3b)の存在が判断されたときは、閉動作を開動作に切
り替える。
また、金属のように反射率の大きな物体(3c)が図示の
ように収光レンズ(2)と反射板(3a)との間に進入す
ると、信号光(4a)は物体(3c)により反射され信号光
(4c)となり、受光装置(52)には到達しない。従っ
て、アノード・セル(7a)及び(7b)のいずれにも信号
光(4a)及び(4b)が入射されない状態となり、アノー
ド・セル(7a)及び(7b)には光起電流が発生しない。
このため図示していない論理装置は、出力端(18a)(1
8b)及び(18c)の出力についての論理的な判断から警
報装置を作動させて警報を発生させるとともに、信号光
(4a)及び(4b)の信号レベルが予め定められた値以下
となっていることが判断されるので、警告を発生してこ
れをラッチする。
ように収光レンズ(2)と反射板(3a)との間に進入す
ると、信号光(4a)は物体(3c)により反射され信号光
(4c)となり、受光装置(52)には到達しない。従っ
て、アノード・セル(7a)及び(7b)のいずれにも信号
光(4a)及び(4b)が入射されない状態となり、アノー
ド・セル(7a)及び(7b)には光起電流が発生しない。
このため図示していない論理装置は、出力端(18a)(1
8b)及び(18c)の出力についての論理的な判断から警
報装置を作動させて警報を発生させるとともに、信号光
(4a)及び(4b)の信号レベルが予め定められた値以下
となっていることが判断されるので、警告を発生してこ
れをラッチする。
次に、測距の動作について説明する。第2図を参照する
に、投光素子(1)と受光素子ブロック(6)との間の
距離、すなわち基線長は一定であるので、投光素子
(1)の投光角と、受光素子ブロック(6)の受光角が
明らかなときは、反射板(3a)または物体(3b)までの
距離を算出することができる。従って、投光角が基線長
に対して垂直とすると、反射板(3a)からの信号光(4
a)または物体(3b)からの信号光(4b)は、収光レン
ズ(5)を介し、第3図に示すように、アノード・セル
(7a)及び(7b)に結像し、これらの上を反射板(3a)
または物体(3b)までの距離に対応して移動する。従っ
てアノード・セル(7a)の光起電流(I7a)とアノード
・セル(7b)の光起電流(I7b)との間の比I7a/I7bま
たはI7b/I7aを算出する。これらの比は物体(3b)及び
(3c)の反射率に影響されない距離情報である。受光装
置(52a)及び(52b)は同一構成であるので、そのゲイ
ンをA、対数圧縮定数をKとすると、信号(9a)及び
(9b)はバッファ振幅器(10a)及び(10b)の出力にお
いて、 V11a=KlnAI7a、 V11b=KlnAI7bとして示すことができ
る。
に、投光素子(1)と受光素子ブロック(6)との間の
距離、すなわち基線長は一定であるので、投光素子
(1)の投光角と、受光素子ブロック(6)の受光角が
明らかなときは、反射板(3a)または物体(3b)までの
距離を算出することができる。従って、投光角が基線長
に対して垂直とすると、反射板(3a)からの信号光(4
a)または物体(3b)からの信号光(4b)は、収光レン
ズ(5)を介し、第3図に示すように、アノード・セル
(7a)及び(7b)に結像し、これらの上を反射板(3a)
または物体(3b)までの距離に対応して移動する。従っ
てアノード・セル(7a)の光起電流(I7a)とアノード
・セル(7b)の光起電流(I7b)との間の比I7a/I7bま
たはI7b/I7aを算出する。これらの比は物体(3b)及び
(3c)の反射率に影響されない距離情報である。受光装
置(52a)及び(52b)は同一構成であるので、そのゲイ
ンをA、対数圧縮定数をKとすると、信号(9a)及び
(9b)はバッファ振幅器(10a)及び(10b)の出力にお
いて、 V11a=KlnAI7a、 V11b=KlnAI7bとして示すことができ
る。
演算増幅器(12)、抵抗(13a)〜(13d)は差動増幅器
を構成しているので、基準電圧源(14)の電圧をV14、
抵抗(13a)〜(13d)の値をRとすると、出力端(18
d)の電圧は V18d=V14+{V11b-V11a} と表わすことができる。従って V18d=V14+KlnI7b/I7a となって基準電圧V14を中心にして距離に対応した電圧
が得られる。電圧V18dを予め定められた距離に対応した
比較基準電圧を入力に有するコンパレータ(15b)及び
(15c)により比較して出力端(18b)(18c)を介して
図示しない論理回路に供給する。
を構成しているので、基準電圧源(14)の電圧をV14、
抵抗(13a)〜(13d)の値をRとすると、出力端(18
d)の電圧は V18d=V14+{V11b-V11a} と表わすことができる。従って V18d=V14+KlnI7b/I7a となって基準電圧V14を中心にして距離に対応した電圧
が得られる。電圧V18dを予め定められた距離に対応した
比較基準電圧を入力に有するコンパレータ(15b)及び
(15c)により比較して出力端(18b)(18c)を介して
図示しない論理回路に供給する。
次に、以上のような構成からなる受光装置(52a)の動
作について説明する。まずアノード・セル(7a)に被測
距の物体(7b)から反射されたパルス状の信号光(4b)
が入射されていないとき、つまり無信号のときについて
説明する。
作について説明する。まずアノード・セル(7a)に被測
距の物体(7b)から反射されたパルス状の信号光(4b)
が入射されていないとき、つまり無信号のときについて
説明する。
いま対数圧縮ダイオード(23)(24)に流れる初期電流
をI23とすると、第1のカレントミラー回路(36)のpnp
トランジスタ(22)に流れる電流は、I23+I49となりpnp
トランジスタ(21)に流れる電流は、1/n{I23+I49}と
なる。従って、電流増幅トランジスタ(19)のコレクタ
にはI37+1/n{I23+I49}の電流が流れ込む。また、トラン
ジスタ(38)には初期電流と等しい電流I23が流れ、こ
れが第2及び第3のカレントミラー回路(39)(42)に
よりm倍にされる。このため、第3のカレントミラー回
路(42)のnpnトランジスタ(44)にはmI23なる電流が
流れる。そして第4のカレントミラー回路(46)のnpn
トランジスタ(47)にはI45-mI23なる電流が流れるた
め、npnトランジスタ(48)にもI45-mI23なる電流が流
れる。従って、電流増幅トランジスタ(19)のエミッタ
から流れる悠る電流はI27+I45-mI23になる。電流増幅ト
ランジスタ(19)において、ベース電流はほとんど無視
できるためコレクタ電流とエミッタ電流は一致する。こ
のため、I37+1/n{I23+I49}=I27+I45-mI23を満足するよ
うに、カレントミラー回路の面積比m、n、第1ないし
第4の定電流源(37)(27)(45)(49)の定電流値I
37、I27、I45、I49を設定すれば良い。従って、対数圧
縮ダイオード(23)(24)の初期電流I23を上記した定
数により設定できるため、任意に設定でき設計裕度が大
きいものである。
をI23とすると、第1のカレントミラー回路(36)のpnp
トランジスタ(22)に流れる電流は、I23+I49となりpnp
トランジスタ(21)に流れる電流は、1/n{I23+I49}と
なる。従って、電流増幅トランジスタ(19)のコレクタ
にはI37+1/n{I23+I49}の電流が流れ込む。また、トラン
ジスタ(38)には初期電流と等しい電流I23が流れ、こ
れが第2及び第3のカレントミラー回路(39)(42)に
よりm倍にされる。このため、第3のカレントミラー回
路(42)のnpnトランジスタ(44)にはmI23なる電流が
流れる。そして第4のカレントミラー回路(46)のnpn
トランジスタ(47)にはI45-mI23なる電流が流れるた
め、npnトランジスタ(48)にもI45-mI23なる電流が流
れる。従って、電流増幅トランジスタ(19)のエミッタ
から流れる悠る電流はI27+I45-mI23になる。電流増幅ト
ランジスタ(19)において、ベース電流はほとんど無視
できるためコレクタ電流とエミッタ電流は一致する。こ
のため、I37+1/n{I23+I49}=I27+I45-mI23を満足するよ
うに、カレントミラー回路の面積比m、n、第1ないし
第4の定電流源(37)(27)(45)(49)の定電流値I
37、I27、I45、I49を設定すれば良い。従って、対数圧
縮ダイオード(23)(24)の初期電流I23を上記した定
数により設定できるため、任意に設定でき設計裕度が大
きいものである。
次に無信号時に対数圧縮ダイオード(23)(24)に初期
電流I23が流れるメカニズムについて説明する。いま、
対数圧縮ダイオード(23)(24)に電流が流れていない
とすると、トランジスタ(38)は非導通状態となるた
め、第3のカレントミラー回路(42)のnpnトランジス
タ(44)も非導通状態となり、第4のカレントミラー回
路(46)のnpnトランジスタ(47)(48)には第2の定
電流電源(45)に流れる定電流I45と等しい電流が流れ
る。そして第1のカレントミラー回路(36)のpnpトラ
ンジスタ(21)にはI45+I27-I37の電流が流れ、pnpトラ
ンジスタ(22)にはn{I45+I27-I37}の電流が流れ
る。このn{I45+I27-I37}は第4の定電流源(49)に
流れる定電流I49より大きいため、対数圧縮対数ダイオ
ード(23)(24)にはn{I45+I27-I37}-I49の電流が流れ
込み、初期電流I23で安定する。一方、圧縮ダイオード
(23)(24)に初期電流I23より大きな電流I′23が流
れたとすると、第3のカレントミラー回路(42)のnpn
トランジスタ(44)に流れる電流は、mI′23になる。こ
のmI′23が第3の定電流源(45)の定電流より大きけれ
ば第4のカレントミラー回路(46)のnpnトランジスタ
(47)(48)は非導通状態となる。そして、第1の定電
流源(37)の定電流I37が第2の定電流源I27より大きい
ため、第1のカレントミラー(36)のpnpトランジスタ
(21)(22)も非常通状態となって、対数圧縮ダイオー
ド(23)(24)に流れ込む電流値は減少して、初期電流
I23で安定する。
電流I23が流れるメカニズムについて説明する。いま、
対数圧縮ダイオード(23)(24)に電流が流れていない
とすると、トランジスタ(38)は非導通状態となるた
め、第3のカレントミラー回路(42)のnpnトランジス
タ(44)も非導通状態となり、第4のカレントミラー回
路(46)のnpnトランジスタ(47)(48)には第2の定
電流電源(45)に流れる定電流I45と等しい電流が流れ
る。そして第1のカレントミラー回路(36)のpnpトラ
ンジスタ(21)にはI45+I27-I37の電流が流れ、pnpトラ
ンジスタ(22)にはn{I45+I27-I37}の電流が流れ
る。このn{I45+I27-I37}は第4の定電流源(49)に
流れる定電流I49より大きいため、対数圧縮対数ダイオ
ード(23)(24)にはn{I45+I27-I37}-I49の電流が流れ
込み、初期電流I23で安定する。一方、圧縮ダイオード
(23)(24)に初期電流I23より大きな電流I′23が流
れたとすると、第3のカレントミラー回路(42)のnpn
トランジスタ(44)に流れる電流は、mI′23になる。こ
のmI′23が第3の定電流源(45)の定電流より大きけれ
ば第4のカレントミラー回路(46)のnpnトランジスタ
(47)(48)は非導通状態となる。そして、第1の定電
流源(37)の定電流I37が第2の定電流源I27より大きい
ため、第1のカレントミラー(36)のpnpトランジスタ
(21)(22)も非常通状態となって、対数圧縮ダイオー
ド(23)(24)に流れ込む電流値は減少して、初期電流
I23で安定する。
以上から明らかなように、対数圧縮ダイオード(23)
(24)に流れる初期電流I23は、第1ないし第4のカレ
ントミラー回路及び第1ないし第4の電流源により決定
され、温度変化の影響が少ない安定した一定電流にな
る。
(24)に流れる初期電流I23は、第1ないし第4のカレ
ントミラー回路及び第1ないし第4の電流源により決定
され、温度変化の影響が少ない安定した一定電流にな
る。
また、受光素子(7)に外光、例えば太陽光等のほぼ一
定の強さの光や蛍光灯等の低周波の光が入射することに
より、アノード・セル(7a)に直流や低周波の光起電流
が発生しても低周波減衰用コンデンサ(34)により電流
増幅トランジスタ(19)のベースへの伝送が阻止される
ため、受光装置(52a)の動作には何ら不都合な影響を
及ばさない。
定の強さの光や蛍光灯等の低周波の光が入射することに
より、アノード・セル(7a)に直流や低周波の光起電流
が発生しても低周波減衰用コンデンサ(34)により電流
増幅トランジスタ(19)のベースへの伝送が阻止される
ため、受光装置(52a)の動作には何ら不都合な影響を
及ばさない。
一方、受光素子(7a)に物体(3b)から反射されたパル
ス状の信号光(4b)が入射されると、このパルス状の信
号光(4b)によりアノード・セル(7a)にはパルス状の
光起電流IL7が発生する。このパルス状の光起電流I
L7は、負荷抵抗(33)及び低周波減衰用コンデンサ(3
4)を介して電流増幅トランジスタ(19)のベースに流
れ込みhFE19倍されてバイパスコンデンサ(20)に流れ
込む。このとき、第1及び第2の定電流源(37)(27)
の定電流は電流増幅トランジスタ(19)のベースに流れ
込む起動流のhFE19倍された値に対して充分大きく設定
されている。このため、電流増幅トランジスタ(19)の
ベース・エミッタ間の電圧の電位変動は非常に小さく、
負荷抵抗(33)の両端間電圧の変動も非常に小さいもの
となり、受光素子(7)におけるパルス状の光起電流I
L7はほとんど全て電流増幅トランジスタ(19)のベース
に流れる。そしてhFE19倍された上記光起電流IL7がバイ
パスコンデンサ(20)に流れることにより、このhFE19
・IL7に相当する電流は第1のカレントミラー回路(3
6)のpnpトランジスタ(21)に流れ、pnpトランジスタ
(22)にn・hFE19・IL7が流れる。その結果、対波圧縮
ダイオード(23)(24)には I26+n・hFE19・IL7なる電流が流れ、出力端子には受光素
子(7)のパルス状の光起電流IL7に応じた幅分の対縮
圧縮電圧が現われる。
ス状の信号光(4b)が入射されると、このパルス状の信
号光(4b)によりアノード・セル(7a)にはパルス状の
光起電流IL7が発生する。このパルス状の光起電流I
L7は、負荷抵抗(33)及び低周波減衰用コンデンサ(3
4)を介して電流増幅トランジスタ(19)のベースに流
れ込みhFE19倍されてバイパスコンデンサ(20)に流れ
込む。このとき、第1及び第2の定電流源(37)(27)
の定電流は電流増幅トランジスタ(19)のベースに流れ
込む起動流のhFE19倍された値に対して充分大きく設定
されている。このため、電流増幅トランジスタ(19)の
ベース・エミッタ間の電圧の電位変動は非常に小さく、
負荷抵抗(33)の両端間電圧の変動も非常に小さいもの
となり、受光素子(7)におけるパルス状の光起電流I
L7はほとんど全て電流増幅トランジスタ(19)のベース
に流れる。そしてhFE19倍された上記光起電流IL7がバイ
パスコンデンサ(20)に流れることにより、このhFE19
・IL7に相当する電流は第1のカレントミラー回路(3
6)のpnpトランジスタ(21)に流れ、pnpトランジスタ
(22)にn・hFE19・IL7が流れる。その結果、対波圧縮
ダイオード(23)(24)には I26+n・hFE19・IL7なる電流が流れ、出力端子には受光素
子(7)のパルス状の光起電流IL7に応じた幅分の対縮
圧縮電圧が現われる。
上記のように構成された受光装置(52a)においては、
蛍光灯等の低周波の外光に対して、低周波減衰用コンデ
ンサ(34)によりほとんど影響されない対数圧縮ダイオ
ード(23)のアノード電位が得られ、しかも、対数圧縮
ダイオード(23)に流れる初期電流I23が第1ないし第
4のカレントミラー回路(36)(39)(42)(46)及び
第1ないし第4の定電流源(37)(27)(45)(49)に
より決定されるため、対数圧縮ダイオード(23)のアノ
ード電位が温度の変動、外乱等の影響を受けにくい、精
度の高いものが得られる。
蛍光灯等の低周波の外光に対して、低周波減衰用コンデ
ンサ(34)によりほとんど影響されない対数圧縮ダイオ
ード(23)のアノード電位が得られ、しかも、対数圧縮
ダイオード(23)に流れる初期電流I23が第1ないし第
4のカレントミラー回路(36)(39)(42)(46)及び
第1ないし第4の定電流源(37)(27)(45)(49)に
より決定されるため、対数圧縮ダイオード(23)のアノ
ード電位が温度の変動、外乱等の影響を受けにくい、精
度の高いものが得られる。
なお、上記実施例では、投光素子からパルスの光を出射
し、論理装置が受光装置の出力を周期的に読み込み、論
理的な判断をする場合について説明したが、投光素子か
ら連続的に断続変調された光を出射させるように制御
し、受光側でこのような断続変調された光を受光し、電
気的な信号に変換した後、検波及び積分して連続的な測
距信号を得るようにしてもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
し、論理装置が受光装置の出力を周期的に読み込み、論
理的な判断をする場合について説明したが、投光素子か
ら連続的に断続変調された光を出射させるように制御
し、受光側でこのような断続変調された光を受光し、電
気的な信号に変換した後、検波及び積分して連続的な測
距信号を得るようにしてもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
また、上記実施例では自動開閉式扉の上部、かつ両側の
自動開閉式扉が閉合する位置に一対の投光装置及び受光
装置を配置する場合を説明したが、複数対の投光装置及
び受光装置を配置して段階的に物体の検出を実行させて
もよい。更に、移動する自動開閉式扉の先端の上部に投
光装置及び受光装置を配置して移動しながら底部のレー
ルを反射面として物体を連続的に検出するように構成し
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
自動開閉式扉が閉合する位置に一対の投光装置及び受光
装置を配置する場合を説明したが、複数対の投光装置及
び受光装置を配置して段階的に物体の検出を実行させて
もよい。更に、移動する自動開閉式扉の先端の上部に投
光装置及び受光装置を配置して移動しながら底部のレー
ルを反射面として物体を連続的に検出するように構成し
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、受光側で測距処理と、
受光レベルの判定処理をし、更にこれらの処理の結果を
論理的に判断するように構成し、かつ信号光のスポット
幅を収光レンズによって傘等のような細い物体の幅より
も細く設定することができるので、このような物体でも
正しく検出でき、また自動開閉式扉に接近して人や物体
が存在しても自動開閉式扉のはさみ込みを充分識別する
ことができるので、自動開閉式扉の作動に関連した異常
検出の信頼度を高めることができるという効果がある。
受光レベルの判定処理をし、更にこれらの処理の結果を
論理的に判断するように構成し、かつ信号光のスポット
幅を収光レンズによって傘等のような細い物体の幅より
も細く設定することができるので、このような物体でも
正しく検出でき、また自動開閉式扉に接近して人や物体
が存在しても自動開閉式扉のはさみ込みを充分識別する
ことができるので、自動開閉式扉の作動に関連した異常
検出の信頼度を高めることができるという効果がある。
更に、この発明によれば、受光側において受光レベルを
判定し、例えば自動開閉式扉のレール上に泥や土などが
付着して光の反射率が予め定められたレベル以下のとき
は、その状態を示す論理信号に切り替えるように対処す
ることができる効果がある。更に、この発明によれば、
自動開閉式扉の作動に関連した異常検出に光学的な手段
を用いるので、電気的な接解不良の問題をなくすことが
でき、装置を小型にすることが容易となる効果もある。
判定し、例えば自動開閉式扉のレール上に泥や土などが
付着して光の反射率が予め定められたレベル以下のとき
は、その状態を示す論理信号に切り替えるように対処す
ることができる効果がある。更に、この発明によれば、
自動開閉式扉の作動に関連した異常検出に光学的な手段
を用いるので、電気的な接解不良の問題をなくすことが
でき、装置を小型にすることが容易となる効果もある。
第1図はこの発明の一実施例による自動開閉式扉の事故
防止装置の構造図、第2図は第1図に示す自動開閉式扉
の事故防止装置の詳細を示す配置図、第3図はアノード
・セルの配置を示す平面図、第4図は受光装置及びアノ
ード・セルの光起電流信号を対数圧縮する信号処理回路
を示す回路図、第5図は受光装置を示す回路図、第6
図、第7図は従来の自動開閉式扉の事故防止装置を示す
構造図である。 図において、(2)(5)は収光レンズ、(3)は底部
(レール)、(7a)(7b)はアノード・セル(受光素
子)、(10)は信号処理回路、(15a)(15b)(15c)
はコンパレータ、(51)は投光装置、(52)(52a)(5
2b)は受光装置である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
防止装置の構造図、第2図は第1図に示す自動開閉式扉
の事故防止装置の詳細を示す配置図、第3図はアノード
・セルの配置を示す平面図、第4図は受光装置及びアノ
ード・セルの光起電流信号を対数圧縮する信号処理回路
を示す回路図、第5図は受光装置を示す回路図、第6
図、第7図は従来の自動開閉式扉の事故防止装置を示す
構造図である。 図において、(2)(5)は収光レンズ、(3)は底部
(レール)、(7a)(7b)はアノード・セル(受光素
子)、(10)は信号処理回路、(15a)(15b)(15c)
はコンパレータ、(51)は投光装置、(52)(52a)(5
2b)は受光装置である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】自動開閉式扉の底部に設置されたレールに
より案内されて自動的に開閉動作をする自動開閉式扉の
事故防止装置において、上記レールの設置位置を含む第
1の光路に出射する投光装置と、上記第1の光路の光路
及びこの第1の光路に存在する物体の反射により形成さ
れた第2の光路の光をそれぞれ受光して電気的な信号に
変換する受光装置と、この受光装置の上記電気的な信号
についての演算処理により上記第1の光路上に物体が存
在するか否かを示す第1の論理信号及び上記受光装置に
対する上記光の入射レベルを示す第2の論理信号を生成
する信号処理回路とを備えたことを特徴とする自動開閉
式扉の事故防止装置。 - 【請求項2】上記受光装置は入射される第1及び第2の
光路の各光を収光する収光レンズと、第1及び第2の光
路の延長上に並置され、上記収光レンズを介した各光を
それぞれ受光して電気的な信号に変換する一対の受光素
子とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の自動開閉式扉の事故防止装置。 - 【請求項3】上記信号処理回路は受光装置の電気的な信
号についての演算処理を実行する複数のコンパレータを
有することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
2項記載の自動開閉式扉の事故防止装置。 - 【請求項4】上記投光装置は検出すべき物体の大きさ以
下に光を収束して出射することを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第3項記載の自動開閉式扉の事故防止
装置。 - 【請求項5】上記投光装置及び受光装置は自動開閉式扉
の上部に少なくとも一対配置され、それぞれ上記自動開
閉式扉の上部と底部との間の空間を第1の光路に含める
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第4項記載の自動開閉式扉の事故防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071903A JPH0766061B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動開閉式扉の事故防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071903A JPH0766061B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動開閉式扉の事故防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62225987A JPS62225987A (ja) | 1987-10-03 |
| JPH0766061B2 true JPH0766061B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=13473960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61071903A Expired - Lifetime JPH0766061B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動開閉式扉の事故防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766061B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0688173B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1994-11-09 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61071903A patent/JPH0766061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62225987A (ja) | 1987-10-03 |
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