JPH0776141B2 - 金属部材との接合用セラミック部材 - Google Patents
金属部材との接合用セラミック部材Info
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- JPH0776141B2 JPH0776141B2 JP31569387A JP31569387A JPH0776141B2 JP H0776141 B2 JPH0776141 B2 JP H0776141B2 JP 31569387 A JP31569387 A JP 31569387A JP 31569387 A JP31569387 A JP 31569387A JP H0776141 B2 JPH0776141 B2 JP H0776141B2
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B37/02—Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating with metallic articles
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Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は金属部材と接合されるセラミック部材に関す
る。
る。
(2) 従来の技術 従来、この種セラミック部材として、金属部材との接合
面を構成する表層部に、前記接合面に開口する多数の凹
部を形成し、それら凹部に、金属部材の鍛造時その金属
部材の一を充填するようにしたものが知られている(特
開昭61−259865号公報参照)。
面を構成する表層部に、前記接合面に開口する多数の凹
部を形成し、それら凹部に、金属部材の鍛造時その金属
部材の一を充填するようにしたものが知られている(特
開昭61−259865号公報参照)。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記セラミック部材を用いた金属部材との
接合体においては、両部材の接合部で熱伝導率、熱膨脹
率、電気伝導度等の物理的性質および引張強さ、衝撃
値、疲れ強さ等の機械的性質が急激に変化するため、前
記接合体が長期に亘って繰返し荷重を受けたり、厳しい
熱サイクル下で使用されると、接合部が破壊起点となっ
て接合体の耐久性が著しく損なわれるという問題があ
る。
接合体においては、両部材の接合部で熱伝導率、熱膨脹
率、電気伝導度等の物理的性質および引張強さ、衝撃
値、疲れ強さ等の機械的性質が急激に変化するため、前
記接合体が長期に亘って繰返し荷重を受けたり、厳しい
熱サイクル下で使用されると、接合部が破壊起点となっ
て接合体の耐久性が著しく損なわれるという問題があ
る。
また、加工効率向上のためには、放電加工の採用が望ま
しいが、前記セラミック部材は電気伝導度が極めて低い
ので、放電加工の適用は無理である。そこで、セラミッ
ク部材に導電性物質を含有させて所定の電気伝導度を持
たせることが考えられるが、この場合には前記接合部に
て電気伝導度が急激に変化するため、それに起因して放
電加工中に接合部が高熱を発生するという問題がある。
しいが、前記セラミック部材は電気伝導度が極めて低い
ので、放電加工の適用は無理である。そこで、セラミッ
ク部材に導電性物質を含有させて所定の電気伝導度を持
たせることが考えられるが、この場合には前記接合部に
て電気伝導度が急激に変化するため、それに起因して放
電加工中に接合部が高熱を発生するという問題がある。
本発明は前記に鑑み、優れた耐久性を有し、また放電加
工が可能な前記接合体を得ることのできる前記セラミッ
ク部材を提供することを目的とする。
工が可能な前記接合体を得ることのできる前記セラミッ
ク部材を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、金属部材と接合されるセラミック部材におい
て、導電性セラミック成分を含有すると共に前記金属部
材の一部を充填される無数の微細な気孔を備えた三次元
網目構造を有し、前記気孔の直径を前記金属部材との接
合面から離れるに従って漸次小さくするようにしたこと
を特徴とする。
て、導電性セラミック成分を含有すると共に前記金属部
材の一部を充填される無数の微細な気孔を備えた三次元
網目構造を有し、前記気孔の直径を前記金属部材との接
合面から離れるに従って漸次小さくするようにしたこと
を特徴とする。
(2) 作用 セラミック部材において前記のように気孔の直径に勾配
をもたせると、それら気孔に金属部材の一部を充填して
その金属部材とセラミック部材とを接合したとき、両部
材の接合部では、セラミックスと金属との複合化に伴い
セラミック部材の接合面から接合部全体に亘って物理的
性質および機械的性質が或勾配をもって変化することに
なるので、それら性質の急激な変化に伴う耐久性の劣化
を防止することができる。
をもたせると、それら気孔に金属部材の一部を充填して
その金属部材とセラミック部材とを接合したとき、両部
材の接合部では、セラミックスと金属との複合化に伴い
セラミック部材の接合面から接合部全体に亘って物理的
性質および機械的性質が或勾配をもって変化することに
なるので、それら性質の急激な変化に伴う耐久性の劣化
を防止することができる。
セラミック部材は、導電性セラミック成分を含有するこ
とにより所定の電気伝導度を有し、また微細な気孔には
金属部材の一部が充填されるので、セラミック部材、し
たがって接合体全体が良好な導電性を呈し、これにより
接合体への放電加工が可能となる。
とにより所定の電気伝導度を有し、また微細な気孔には
金属部材の一部が充填されるので、セラミック部材、し
たがって接合体全体が良好な導電性を呈し、これにより
接合体への放電加工が可能となる。
この場合、接合体の接合部では電気伝導度も或勾配をも
って変化することになるので、放電加工中において接合
部が高熱を発生することがない。
って変化することになるので、放電加工中において接合
部が高熱を発生することがない。
なお、セラミック部材単体への放電加工も可能である。
(3) 実 施 例 本発明に係る、導電性セラミック成分を含有すると共に
無数の微細な気孔を備えた三次元網目構造を有するセラ
ミック部材は次の工程を経て製造される。即ち、主成分
であるセラミック粉末に、導電性セラミック粉末、酸に
より溶出し得る粉末状気孔形成物質、必要に応じて気孔
形成物質の溶出処理を促進する添加剤および焼結助剤粉
末を分散させた混合粉末を用いて成形体を得る工程、成
形体に焼結処理を施して焼結体を得る工程および焼結体
に溶出処理を施して溶融固化後の前記気孔形成物質を溶
出する工程である。
無数の微細な気孔を備えた三次元網目構造を有するセラ
ミック部材は次の工程を経て製造される。即ち、主成分
であるセラミック粉末に、導電性セラミック粉末、酸に
より溶出し得る粉末状気孔形成物質、必要に応じて気孔
形成物質の溶出処理を促進する添加剤および焼結助剤粉
末を分散させた混合粉末を用いて成形体を得る工程、成
形体に焼結処理を施して焼結体を得る工程および焼結体
に溶出処理を施して溶融固化後の前記気孔形成物質を溶
出する工程である。
セラミック粉末としては、直径10μm以下のSi3N4、Si
C、ZrO2、Al2O3、サイアロン等の単独粉末およびこれら
の混合粉末が該当する。
C、ZrO2、Al2O3、サイアロン等の単独粉末およびこれら
の混合粉末が該当する。
焼結助剤粉末は、セラミック粉末の焼結性を向上させる
ために必要に応じて用いられるが、この種粉末として
は、直径0.1〜5μmのAl2O3、Y2O3、MgO、SiO2、CeO2
等の単独粉末およびこれらの混合粉末が該当する。
ために必要に応じて用いられるが、この種粉末として
は、直径0.1〜5μmのAl2O3、Y2O3、MgO、SiO2、CeO2
等の単独粉末およびこれらの混合粉末が該当する。
導電性セラミック粉末としては、Ti、Ta、Hf、Mo、W、
Cr、Zr等の炭化物、窒化物、ホウ化物等が該当する。
Cr、Zr等の炭化物、窒化物、ホウ化物等が該当する。
酸により溶出し得る粉末状気孔形成物質は、焼結体に積
極的に微細な気孔を形成して所定の気孔率を持つ三次元
網目構造のセラミック部材を得るために用いられ、この
種物質としては以下のものが該当する。
極的に微細な気孔を形成して所定の気孔率を持つ三次元
網目構造のセラミック部材を得るために用いられ、この
種物質としては以下のものが該当する。
SiO2 20〜40重量% B2O3 30〜50重量% Al2O3 3〜15重量% MgO 2〜12重量% K2O 2〜15重量% Na2O 10〜25重量% の各粉末を混合し、その混合粉末に、必要に応じTiO2、
MoO、Cr2O3、ZrO2、Li2O、BaO、La2O、Cs2O、Ce2O3、Y2
O3、CaO等から選択される少なくとも一種の粉末を添加
して、溶融、粉砕の各工程を経て得られた最大直径44μ
m以下、平均直径10μmのガラス質粉末である。
MoO、Cr2O3、ZrO2、Li2O、BaO、La2O、Cs2O、Ce2O3、Y2
O3、CaO等から選択される少なくとも一種の粉末を添加
して、溶融、粉砕の各工程を経て得られた最大直径44μ
m以下、平均直径10μmのガラス質粉末である。
前記のように各粉末の配合量を限定する理由は、前記配
合量を逸脱すると、気孔形成物質に結晶が析出して不均
一組織となり、酸による溶出が不可能になるからであ
る。また本発明では、後述するように焼結処理における
気孔形成物質の溶融、流動による気孔の直径変化を狙っ
ているので、焼結処理温度、例えば800〜1400℃におい
て、気孔形成物質より生じた流動体が所定の粘度、例え
ば0.1〜20cPをもつ必要があり、そのためにも各粉末の
配合量は前記のように限定される。
合量を逸脱すると、気孔形成物質に結晶が析出して不均
一組織となり、酸による溶出が不可能になるからであ
る。また本発明では、後述するように焼結処理における
気孔形成物質の溶融、流動による気孔の直径変化を狙っ
ているので、焼結処理温度、例えば800〜1400℃におい
て、気孔形成物質より生じた流動体が所定の粘度、例え
ば0.1〜20cPをもつ必要があり、そのためにも各粉末の
配合量は前記のように限定される。
前記気孔形成物質、したがってその物質の溶融固化によ
り生じた気孔形成成分の溶出処理を促進する添加剤とし
ては、ホウ素系化合物およびリン酸系化合物から選択さ
れる少なくとも一種が用いられる。この場合、ホウ素系
化合物にはホウ酸ナトリウム、ホウ酸アンモニウム等の
ホウ酸塩、無水ホウ酸(B2O3)等が包含され、またリン
酸系化合物にはヘキサメタリン酸ナトリウム、酸性メタ
リン酸ナトリウム等のメタリン酸塩、オルトリン酸、無
水リン酸(P2O5)等が包含される。
り生じた気孔形成成分の溶出処理を促進する添加剤とし
ては、ホウ素系化合物およびリン酸系化合物から選択さ
れる少なくとも一種が用いられる。この場合、ホウ素系
化合物にはホウ酸ナトリウム、ホウ酸アンモニウム等の
ホウ酸塩、無水ホウ酸(B2O3)等が包含され、またリン
酸系化合物にはヘキサメタリン酸ナトリウム、酸性メタ
リン酸ナトリウム等のメタリン酸塩、オルトリン酸、無
水リン酸(P2O5)等が包含される。
この添加剤は、セラミック粉末の焼結プロセスにはほと
んど関与することはなく、したがって焼結体中に存在し
て気孔形成成分の酸による溶出処理を促進する機能を果
し、その後焼結体中より気孔形成成分と共に溶出され
る。
んど関与することはなく、したがって焼結体中に存在し
て気孔形成成分の酸による溶出処理を促進する機能を果
し、その後焼結体中より気孔形成成分と共に溶出され
る。
なお、セラミック部材の強度向上を狙ってアルミナ繊
維、炭化ケイ素繊維(ウイスカを含む)、窒化ケイ素繊
維、炭素繊維等を配合することもある。
維、炭化ケイ素繊維(ウイスカを含む)、窒化ケイ素繊
維、炭素繊維等を配合することもある。
前記セラミック粉末、導電性セラミック粉末、焼結助剤
粉末、気孔形成物質および添加剤の配合量は、 セラミック粉末 40〜80重量% 導電性セラミック粉末 5〜40重量% 焼結助剤粉末 15重量%以下 気孔形成物質 5〜50重量% 添 加 剤 20重量%以下 である。
粉末、気孔形成物質および添加剤の配合量は、 セラミック粉末 40〜80重量% 導電性セラミック粉末 5〜40重量% 焼結助剤粉末 15重量%以下 気孔形成物質 5〜50重量% 添 加 剤 20重量%以下 である。
導電性セラミック部材の配合量を前記のように限定する
理由は、40重量%を上回ると主成分であるセラミック粉
末の焼結が妨げられ、また5重量%を下回ると導電性が
低下して放電加工が不可能になるからである。
理由は、40重量%を上回ると主成分であるセラミック粉
末の焼結が妨げられ、また5重量%を下回ると導電性が
低下して放電加工が不可能になるからである。
焼結助剤粉末の配合量を前記のように限定する理由は、
それを15重量%を上回って配合しても、セラミック粉末
の焼結性にはそれ程変化が現れないからである。
それを15重量%を上回って配合しても、セラミック粉末
の焼結性にはそれ程変化が現れないからである。
気孔形成物質の配合量は、セラミック部材の、目標とす
る気孔率によって異なるもので、前記配合量にて気孔率
を5〜80%に調節することが可能である。
る気孔率によって異なるもので、前記配合量にて気孔率
を5〜80%に調節することが可能である。
添加剤は、セラミック部材とアルミニウム合金、鋼等よ
りなる金属部材と接合する際に、相互の拡散性を良好に
すると共にセラミック部材に対する金属の接触角を小さ
くしてその濡れ性を大幅に改善し接合強度を高める効果
を有するので、この硬化を狙う場合には添加剤をやゝ過
剰に配合して前記溶出処理後もセラミック部材の気孔内
面に薄膜状に残留させる。このときの添加剤の配合量は
10〜20重量%が適当である。
りなる金属部材と接合する際に、相互の拡散性を良好に
すると共にセラミック部材に対する金属の接触角を小さ
くしてその濡れ性を大幅に改善し接合強度を高める効果
を有するので、この硬化を狙う場合には添加剤をやゝ過
剰に配合して前記溶出処理後もセラミック部材の気孔内
面に薄膜状に残留させる。このときの添加剤の配合量は
10〜20重量%が適当である。
前記セラミック粉末、導電性セラミック粉末、焼結助剤
粉末、気孔形成物質および添加剤よりなる混合粉末を用
いて成形体を得る場合は、スリップキャスティング法、
加圧成形法、射出成形法等の各種成形法が用いられる。
この場合、成形圧力は25〜150MPaが適当である。
粉末、気孔形成物質および添加剤よりなる混合粉末を用
いて成形体を得る場合は、スリップキャスティング法、
加圧成形法、射出成形法等の各種成形法が用いられる。
この場合、成形圧力は25〜150MPaが適当である。
前記成形体の焼結に当っては、その成形体を1500〜2200
℃に0.5〜2時間保持して1回の焼結処理でセラミック
成分の焼結を完了する1段焼結法か、または成形体を80
0〜1400℃に0.5〜2時間確保する1次焼結処理および15
00〜2200℃に0.5〜2時間保持する2次焼結処理を経て
セラミック成分の焼結を完了する2段焼結法が採用され
る。1段焼結法を採用した場合は、その焼結処理後前記
溶出処理が行われるのは当然であるが、2段焼結法を採
用した場合には1次焼結処理後または2次焼結処理後前
記溶出処理が行われる。
℃に0.5〜2時間保持して1回の焼結処理でセラミック
成分の焼結を完了する1段焼結法か、または成形体を80
0〜1400℃に0.5〜2時間確保する1次焼結処理および15
00〜2200℃に0.5〜2時間保持する2次焼結処理を経て
セラミック成分の焼結を完了する2段焼結法が採用され
る。1段焼結法を採用した場合は、その焼結処理後前記
溶出処理が行われるのは当然であるが、2段焼結法を採
用した場合には1次焼結処理後または2次焼結処理後前
記溶出処理が行われる。
前記1次焼結処理後の焼結体は適当な硬度を有するの
で、その焼結体にレース加工等の機械加工を施すことが
可能である。この場合、機械加工により生じた欠陥を、
次工程の溶出処理が持つ化学研摩的作用により除去する
ことができる。
で、その焼結体にレース加工等の機械加工を施すことが
可能である。この場合、機械加工により生じた欠陥を、
次工程の溶出処理が持つ化学研摩的作用により除去する
ことができる。
前記溶出処理に用いられる酸は、HCl、HNO3、HF等の単
一酸またはこれらの混酸が主として用いられ、場合によ
っては前記酸にCH3COOH、HCOOH等のカルボン酸といった
有機酸が少量添加される。溶出処理は焼結体を酸溶液中
に所定時間浸漬することにより行われる。その際、酸溶
液を流通させながらそれに8〜24MHzの超音波振動を付
与すると、酸溶液がセラミック成分、気孔形成成分およ
び焼結助剤成分に行渡り、また前記添加剤の溶出処理促
進作用もあって短時間のうちに気孔形成成分ならびにセ
ラミック成分および焼結助剤成分に含まれた不純物の溶
出処理を完了することができる。
一酸またはこれらの混酸が主として用いられ、場合によ
っては前記酸にCH3COOH、HCOOH等のカルボン酸といった
有機酸が少量添加される。溶出処理は焼結体を酸溶液中
に所定時間浸漬することにより行われる。その際、酸溶
液を流通させながらそれに8〜24MHzの超音波振動を付
与すると、酸溶液がセラミック成分、気孔形成成分およ
び焼結助剤成分に行渡り、また前記添加剤の溶出処理促
進作用もあって短時間のうちに気孔形成成分ならびにセ
ラミック成分および焼結助剤成分に含まれた不純物の溶
出処理を完了することができる。
前記焼結体に対する溶出処理によって、無数の微細な気
孔を備えた三次元網目構造を有するセラミック部材が得
られる。
孔を備えた三次元網目構造を有するセラミック部材が得
られる。
このセラミック部材の気孔の直径は、焼結処理時焼結炉
内で下向きとなる端面側で最も大きく、その端面から離
れるに従って漸次小さくなるようになっている。
内で下向きとなる端面側で最も大きく、その端面から離
れるに従って漸次小さくなるようになっている。
これは次の理由によるものと思われる。
即ち、焼結処理において、成形体、したがってガラス質
の気孔形成物質の温度が略1000〜1200℃に達すると、そ
の物質が溶融して所定の粘度を持つ流動体となる。そし
て流動体の重力による下降、それに伴うセラミック成分
の上昇による組織の再配列、流動体の下降によりセラミ
ック成分間に生じた微細間隙の毛管作用による流動体の
再上昇等が生じ、これにより焼結体内において気孔形成
成分の濃度が前記端面側で高く、その端面から離れるに
従って漸次低くなる。
の気孔形成物質の温度が略1000〜1200℃に達すると、そ
の物質が溶融して所定の粘度を持つ流動体となる。そし
て流動体の重力による下降、それに伴うセラミック成分
の上昇による組織の再配列、流動体の下降によりセラミ
ック成分間に生じた微細間隙の毛管作用による流動体の
再上昇等が生じ、これにより焼結体内において気孔形成
成分の濃度が前記端面側で高く、その端面から離れるに
従って漸次低くなる。
このような状態の焼結体に前記溶出処理を施せば、前記
のように直径に勾配を付された気孔を形成することがで
きる。
のように直径に勾配を付された気孔を形成することがで
きる。
前記手法により得られたセラミック部材は、金属部材と
の接合に当り、その気孔の直径が大きい側に存する端面
が接合面となる。
の接合に当り、その気孔の直径が大きい側に存する端面
が接合面となる。
前記流動体は、セラミック部材の強度低下の原因となる
不純物を巻込んで下降するので、不純物を除去する機能
も有する。
不純物を巻込んで下降するので、不純物を除去する機能
も有する。
セラミック部材と金属部材との接合に当っては、金属部
材のセラミック部材接合部を溶融状態にし、またセラミ
ック部材を高温加熱して、両部材の一方を他方に押圧す
る、セラミック部材を金型内に設置して、真空鋳造法、
低圧鋳造法、高圧鋳造法、重力鋳造法等の鋳造法を適用
して金属部材の鋳造と同時にそれとセラミック部材とを
接合する等の手段が用いられる。
材のセラミック部材接合部を溶融状態にし、またセラミ
ック部材を高温加熱して、両部材の一方を他方に押圧す
る、セラミック部材を金型内に設置して、真空鋳造法、
低圧鋳造法、高圧鋳造法、重力鋳造法等の鋳造法を適用
して金属部材の鋳造と同時にそれとセラミック部材とを
接合する等の手段が用いられる。
なお、セラミック部材に対する金属部材の濡れ性の向上
を狙って、セラミック部材の気孔内面に、Ti、Cu、Ag、
B等の薄膜を化学蒸着(CVD)等により形成することは
有効である。
を狙って、セラミック部材の気孔内面に、Ti、Cu、Ag、
B等の薄膜を化学蒸着(CVD)等により形成することは
有効である。
〔実施例1〕 最大直径1.0μm、最小直径0.1μm、平均値径0.4μm
のSi3N4粉末を基材とし、これにAlN、Al2O3、Y2O3を加
え、Si6-XAlXOXN8-X(但し、0<X≦4.3)で表わされ
るサイアロンを得る。
のSi3N4粉末を基材とし、これにAlN、Al2O3、Y2O3を加
え、Si6-XAlXOXN8-X(但し、0<X≦4.3)で表わされ
るサイアロンを得る。
気孔形成物質として、 SiO2 27.3重量% B2O3 39.8重量% Al2O3 8.6重量% MgO 4.5重量% Na2O 13.2重量% K2O 4.6重量% BaO 2.0重量% を用いて平均直径10μmのガラス質粉末を得る。
サイアロン 60重量% 導電性セラミック粉末 最大直径5μm、平均直径0.7μmのTiN 20重量% 気孔形成物質 20重量% に、有機系ワックス、分散剤等を加え十分に混合して混
合粉末を得、この混合粉末を用いて金型による加圧成形
法を適用し、成形圧力75MPaにて第1図に示す長さl=9
0mm、幅w=20mm、厚さt=5mmの板状成形体1を得る。
合粉末を得、この混合粉末を用いて金型による加圧成形
法を適用し、成形圧力75MPaにて第1図に示す長さl=9
0mm、幅w=20mm、厚さt=5mmの板状成形体1を得る。
成形体1を乾燥した後、その一方の端面1aを下方に向け
て成形体1を焼結炉内に立設し、N2流通量30ml/min、0.
5Torr、650℃、1時間の条件の下で成形体1に有機成分
除去処理を施す。
て成形体1を焼結炉内に立設し、N2流通量30ml/min、0.
5Torr、650℃、1時間の条件の下で成形体1に有機成分
除去処理を施す。
引続き、N2流通量30ml/min、0.4Torr、1200℃、2時間
の条件の下で成形体1に一次焼結処理を施す。
の条件の下で成形体1に一次焼結処理を施す。
次いで、1次焼結処理後の焼結体に、N2雰囲気下、気圧
500kg/cm2、1750℃、1時間の条件の下でHIP処理(二次
焼結処理)を施して焼結を高度に進行させる。
500kg/cm2、1750℃、1時間の条件の下でHIP処理(二次
焼結処理)を施して焼結を高度に進行させる。
焼結体を、30〜60℃に加温された25%HNO3および0.2%H
Fより酸溶液中に浸漬し、その酸溶液に16MHzの超音波振
動を付与しながら15分間保持して気孔形成成分および不
純物を溶出し、第2図(a)に示す三次元網目構造を有
する板状セラミック部材2を得る。このセラミック部材
2の寸法は成形体1と略同じである。
Fより酸溶液中に浸漬し、その酸溶液に16MHzの超音波振
動を付与しながら15分間保持して気孔形成成分および不
純物を溶出し、第2図(a)に示す三次元網目構造を有
する板状セラミック部材2を得る。このセラミック部材
2の寸法は成形体1と略同じである。
第2図(b)はセラミック部材2の一端面2bからの長さ
方向から距離と気孔の最大直径および気孔率との関係を
示す。線x1が気孔の最大直径に、また線x2が気孔率にそ
れぞれ該当する。
方向から距離と気孔の最大直径および気孔率との関係を
示す。線x1が気孔の最大直径に、また線x2が気孔率にそ
れぞれ該当する。
第2図(a),(b)より、セラミック部材2の他端面
2a側で気孔の直径が最も大きく、また気孔率が最も高
く、その他端面2aから離れるに従って気孔の直径が漸次
小さくなり、また気孔率が漸次低くなることが判る。
2a側で気孔の直径が最も大きく、また気孔率が最も高
く、その他端面2aから離れるに従って気孔の直径が漸次
小さくなり、また気孔率が漸次低くなることが判る。
第3図は前記セラミック部材2における気孔率と曲げ強
さとの関係を示す。
さとの関係を示す。
セラミック部材2の電気伝導度は、導電性セラミック粉
末としてのTiN配合量20重量%にて10-2Ω-1・cm-1であ
る。
末としてのTiN配合量20重量%にて10-2Ω-1・cm-1であ
る。
前記セラミック部材2を1400℃に予熱した後、気孔の直
径が大きい一端面2a側をゲート側に向けて鋳型に設置
し、クロム鋼(JIS SCM415)を用いて、溶湯温度1400
℃、溶湯充填圧50kg/cm2の条件の下で鋳造を行い、第4
図に示すクロム鋼製部材3とセラミック部材2との接合
体4を得る。
径が大きい一端面2a側をゲート側に向けて鋳型に設置
し、クロム鋼(JIS SCM415)を用いて、溶湯温度1400
℃、溶湯充填圧50kg/cm2の条件の下で鋳造を行い、第4
図に示すクロム鋼製部材3とセラミック部材2との接合
体4を得る。
前記接合体4において、セラミック部材2をその長さl
方向に切断して断面を調べたところ、セラミック部材2
の気孔にクロム鋼が十分に充填されていることが確認さ
れている。
方向に切断して断面を調べたところ、セラミック部材2
の気孔にクロム鋼が十分に充填されていることが確認さ
れている。
前記のようにセラミック部材2における気孔の直径に勾
配をもたせることにより、クロム鋼製部材3とセラミッ
ク部材2との接合部、この実施例ではセラミック部材2
の略全体において、セラミックスとクロム鋼との複合化
に伴い物理的性質および機械的性質が端面2aから端面2b
に向けて或勾配をもって変化するので、それらの性質の
急激な変化に伴う耐久性の劣化を防止することができ
る。
配をもたせることにより、クロム鋼製部材3とセラミッ
ク部材2との接合部、この実施例ではセラミック部材2
の略全体において、セラミックスとクロム鋼との複合化
に伴い物理的性質および機械的性質が端面2aから端面2b
に向けて或勾配をもって変化するので、それらの性質の
急激な変化に伴う耐久性の劣化を防止することができ
る。
またセラミック部材2は、前記のような電気伝導度を有
し、その微細な気孔にはクロム鋼が充填されているの
で、接合体4全体が良好な導電性を呈し、これにより接
合体4への放電加工が可能となる。
し、その微細な気孔にはクロム鋼が充填されているの
で、接合体4全体が良好な導電性を呈し、これにより接
合体4への放電加工が可能となる。
この場合、接合部であるセラミック部材2ではクロム鋼
との複合化に伴い電気伝導度も或勾配を以て変化するこ
とになるので、放電加工中においてセラミック部材2が
高熱を発生することがない。
との複合化に伴い電気伝導度も或勾配を以て変化するこ
とになるので、放電加工中においてセラミック部材2が
高熱を発生することがない。
なお、セラミック部材2単体への放電加工も可能であ
る。
る。
前記のようにセラミック部材2へ導電性付与を、導電性
セラミック粉末を用いて行うと、接合体4を高温下にて
使用する場合にその熱的劣化を回避する上に有効であ
る。
セラミック粉末を用いて行うと、接合体4を高温下にて
使用する場合にその熱的劣化を回避する上に有効であ
る。
第5図は前記セラミック部材2におけるTiN配合量と電
気伝導度との関係を示し、TiN配合量の増加に伴い電気
伝導度が高くなることが明らかである。
気伝導度との関係を示し、TiN配合量の増加に伴い電気
伝導度が高くなることが明らかである。
内燃機関用シリンダヘッドにおいて、そのシリンダヘッ
ド本体に接合されるセラミック部材としての吸気用バル
ブシートの製法について説明する。
ド本体に接合されるセラミック部材としての吸気用バル
ブシートの製法について説明する。
気孔形成物質として、 SiO2 27.3重量% B2O3 39.8重量% Al2O3 6.1重量% MgO 4.5重量% K2O 4.6重量% Na2O 1.32重量% BaO 2.0重量% MoO2 0.2重量% CeO3 2.3重量% を用いてガラス質粉末を得る。
窒化ケイ素粉末 最大直径4μm、平均直径0.5μm 49.5重量% 導電性セラミック粉末 最大直径10μm、平均直径0.8μmのTiB2 20重量% 気孔形成物質 平均直径10μm 20重量% 焼結助剤粉末 直径0.1〜1.0μm、平均直径0.4μmのAl2O3および直径
0.1〜2.0μm、平均直径0.5μmのY2O3を各0.25重量%
0.5重量% ホウ酸アンモニウム 10重量% に、有機系ワックス、分散剤等を加え十分に混合して混
合粉末を得、この混合粉末を用いて金型による加圧成形
法を適用し、成形圧力100MPaにて第6図に示す環状成形
体5を得る。成形体5の寸法は次の通りである。即ち、
一方の環状端面5aの外径d1=34.1mm、その内径d2=22.7
mm、他方の環状端面5bの内径d3=21.1mm、その外形d4=
31.6mmである。
0.1〜2.0μm、平均直径0.5μmのY2O3を各0.25重量%
0.5重量% ホウ酸アンモニウム 10重量% に、有機系ワックス、分散剤等を加え十分に混合して混
合粉末を得、この混合粉末を用いて金型による加圧成形
法を適用し、成形圧力100MPaにて第6図に示す環状成形
体5を得る。成形体5の寸法は次の通りである。即ち、
一方の環状端面5aの外径d1=34.1mm、その内径d2=22.7
mm、他方の環状端面5bの内径d3=21.1mm、その外形d4=
31.6mmである。
成形体5を乾燥した後、その一方の環状端面5aを上向き
にして焼結炉の基台上に載置し、N2流通量40ml/min、1
時間の条件の下で成形体5に有機成分除去処理を施す。
にして焼結炉の基台上に載置し、N2流通量40ml/min、1
時間の条件の下で成形体5に有機成分除去処理を施す。
引続き、N2流通量50ml/min、0.6Torr、1200℃、2時間
の条件の下で成形体5に1次焼結処理を施して焼結体を
得る。
の条件の下で成形体5に1次焼結処理を施して焼結体を
得る。
焼結体を、40℃に加温された4規定HNO3および0.1%HF
よりなる酸溶液中に浸漬し、その酸溶液に16MHzの超音
波振動を付与しながら15分間保持して気孔形成成分、不
純物および過剰の焼結助剤成分を溶出し、三次元網目構
造を有するバルブシートを得る。
よりなる酸溶液中に浸漬し、その酸溶液に16MHzの超音
波振動を付与しながら15分間保持して気孔形成成分、不
純物および過剰の焼結助剤成分を溶出し、三次元網目構
造を有するバルブシートを得る。
前記バルブシートに十分洗浄処理を施した後乾燥し、次
いで、N2雰囲気下、500気圧、1750℃、1時間の条件下
でHIP処理による2次焼結処理を施して高度に焼結が進
行したバルブシートを得る。これを第1のバルブシート
6(第7図)とする。
いで、N2雰囲気下、500気圧、1750℃、1時間の条件下
でHIP処理による2次焼結処理を施して高度に焼結が進
行したバルブシートを得る。これを第1のバルブシート
6(第7図)とする。
前記同様の1次焼結処理後の焼結体に前記同様の2次焼
結処理を施し、次いで2次焼結処理後の焼結体に前記同
様の酸溶出処理を施して第2のバルブシートを得る。
結処理を施し、次いで2次焼結処理後の焼結体に前記同
様の酸溶出処理を施して第2のバルブシートを得る。
前記第1および第2のバルブシートにおける外形および
内径の寸法変化および全線収縮率は下表の通りである。
内径の寸法変化および全線収縮率は下表の通りである。
第1のバルブシート6において、一方の環状端面6b側で
は気孔の最大直径は300μm程度と大きく、また他方の
環状端面6a側では気孔の最大直径は1μm以下と微細で
あり、気孔の直径は一方の環状端面6bから離れるに従っ
て漸次小さくなっている。
は気孔の最大直径は300μm程度と大きく、また他方の
環状端面6a側では気孔の最大直径は1μm以下と微細で
あり、気孔の直径は一方の環状端面6bから離れるに従っ
て漸次小さくなっている。
第2のバルブシートにおいて、一方の環状端面(6bに相
当)側では気孔の最大直径は500μm、または他方の環
状端面(6aに相当)側では気孔の最大直径は3μm以下
であり、気孔の直径変化は第1のバルブシート6と同様
の傾向にある。
当)側では気孔の最大直径は500μm、または他方の環
状端面(6aに相当)側では気孔の最大直径は3μm以下
であり、気孔の直径変化は第1のバルブシート6と同様
の傾向にある。
第8図はバルブシートにおける各部位の気孔率と電気伝
導度との関係を示す。
導度との関係を示す。
線y1が、TiB2を20重量%含有する第1のバルブシート6
の場合に該当し、気孔率が約5〜約60%の範囲にある部
位では電気伝導度が略一定しているが、気孔率が約60〜
約80%の範囲に存する部位では電気伝導度が急激に下が
る傾向にある。
の場合に該当し、気孔率が約5〜約60%の範囲にある部
位では電気伝導度が略一定しているが、気孔率が約60〜
約80%の範囲に存する部位では電気伝導度が急激に下が
る傾向にある。
第8図中、線y2はTiB2の配合量を40重量%に、また線y3
はTiB2の配合量を5重量%にそれぞれ設定した場合に該
当する。TiB2の増量または減量に応じて窒化ケイ素粉末
の配合量が減量または増量されている。
はTiB2の配合量を5重量%にそれぞれ設定した場合に該
当する。TiB2の増量または減量に応じて窒化ケイ素粉末
の配合量が減量または増量されている。
この場合、TiB2の配合量は20〜40重量%が適当である。
その理由は、TiB2の配合量が40重量%を上回ると、TiB2
より主成分であるセラミック粉末の焼結が妨げられてセ
ラミック部材の強度が低下し、一方、前記配合量が20重
量%を下回ると、気孔量の変化による導電性変化に伴い
放電加工中に極部発熱を生じて極部的な欠陥の導入を招
くおそれがあり、効率よく放電加工を行うことができな
い。
その理由は、TiB2の配合量が40重量%を上回ると、TiB2
より主成分であるセラミック粉末の焼結が妨げられてセ
ラミック部材の強度が低下し、一方、前記配合量が20重
量%を下回ると、気孔量の変化による導電性変化に伴い
放電加工中に極部発熱を生じて極部的な欠陥の導入を招
くおそれがあり、効率よく放電加工を行うことができな
い。
第9図はシリンダヘッド7を示し、そのシリンダヘッド
7の鋳造法は以下の通りである。
7の鋳造法は以下の通りである。
先ず、前記第1のバルブシート6と同様の手法を用いて
排気用バルブシート8を製造する。
排気用バルブシート8を製造する。
次いで、両バルブシート6,8に所定の加工を施した後そ
れらを800℃に予熱し、また吸、排気側においてそれら
の環状端面6b,8bを吸、排気ポート9,10側にそれぞれ向
けてそれらバルブシート6,8を鋳型に設置し、アルミニ
ウム合金(JIS AC4C)の溶湯温度700℃、溶湯の充填圧
200kg/cm2の条件の下でシリンダヘッド本体11を構造し
たところ、各バルブシート6,8の気孔にアルミニウム合
金が十分に充填されていることが確認されている。
れらを800℃に予熱し、また吸、排気側においてそれら
の環状端面6b,8bを吸、排気ポート9,10側にそれぞれ向
けてそれらバルブシート6,8を鋳型に設置し、アルミニ
ウム合金(JIS AC4C)の溶湯温度700℃、溶湯の充填圧
200kg/cm2の条件の下でシリンダヘッド本体11を構造し
たところ、各バルブシート6,8の気孔にアルミニウム合
金が十分に充填されていることが確認されている。
両バルブシート6,8の加工には放電加工を適用すること
が可能であり、この放電加工はシリンダヘッド7を鋳造
した後でもよい。
が可能であり、この放電加工はシリンダヘッド7を鋳造
した後でもよい。
なお、本発明はバルブシートに限らず、各種部材、例え
ば金属製回転軸と接合されるタービン羽根車、金属製ロ
ッカアーム本体と接合されるスリッパ面構成体等に適用
される。
ば金属製回転軸と接合されるタービン羽根車、金属製ロ
ッカアーム本体と接合されるスリッパ面構成体等に適用
される。
C.発明の効果 本発明によれば、セラミック部材における気孔の直径に
前記のように勾配をもたせたので、それら気孔に金属部
材の一部を充填してその金属部材とセラミック部材とを
接合したとき、両部材の接合部では、セラミックスと金
属との複合化に伴いセラミック部材の接合面から接合部
全体を亘って物理的性質および機械的性質が或勾配をも
って変化することになり、これにより接合部における前
記両性質の変化を緩和して接合部の耐久性を大幅に向上
させることができる。
前記のように勾配をもたせたので、それら気孔に金属部
材の一部を充填してその金属部材とセラミック部材とを
接合したとき、両部材の接合部では、セラミックスと金
属との複合化に伴いセラミック部材の接合面から接合部
全体を亘って物理的性質および機械的性質が或勾配をも
って変化することになり、これにより接合部における前
記両性質の変化を緩和して接合部の耐久性を大幅に向上
させることができる。
またセラミック部材が所定の電気伝導度を有するので、
それ単体または金属部材との接合体に対して放電加工を
行うことが可能となり、これにより加工効率の向上を図
ることができる。
それ単体または金属部材との接合体に対して放電加工を
行うことが可能となり、これにより加工効率の向上を図
ることができる。
さらにセラミック部材への導電性付与を、導電性セラミ
ック成分により行うので、接合体を高温下にて使用する
場合にその熱的劣化を回避することができる。
ック成分により行うので、接合体を高温下にて使用する
場合にその熱的劣化を回避することができる。
第1図は成形体の斜視図、第2図(a)はセラミック部
材の断面図、第2図(b)はセラミック部材の一端面か
らの距離と気孔率および気孔の最大直径との関係を示す
グラフ、第3図はセラミック部材における気孔率と曲げ
強さとの関係を示すグラフ、第4図は接合体の斜視図、
第5図はセラミック部材におけるTiN配合量と電気伝導
度との関係を示すグラフ、第6図は成形体の断面図、第
7図はバルブシートの断面図、第8図はバルブシートの
気孔率と電気伝導度との関係を示すグラフ、第9図はシ
リンダヘッドの断面図である。 2……セラミック部材、2a……接合面としての端面、3
……クロム鋼製部材、6……バルブシート、6b……接合
面としての環状端面、11……アルミニウム合金製シリン
ダヘッド本体
材の断面図、第2図(b)はセラミック部材の一端面か
らの距離と気孔率および気孔の最大直径との関係を示す
グラフ、第3図はセラミック部材における気孔率と曲げ
強さとの関係を示すグラフ、第4図は接合体の斜視図、
第5図はセラミック部材におけるTiN配合量と電気伝導
度との関係を示すグラフ、第6図は成形体の断面図、第
7図はバルブシートの断面図、第8図はバルブシートの
気孔率と電気伝導度との関係を示すグラフ、第9図はシ
リンダヘッドの断面図である。 2……セラミック部材、2a……接合面としての端面、3
……クロム鋼製部材、6……バルブシート、6b……接合
面としての環状端面、11……アルミニウム合金製シリン
ダヘッド本体
Claims (1)
- 【請求項1】金属部材と接合されるセラミック部材にお
いて、導電性セラミック成分を含有すると共に前記金属
部材の一部を充填される無数の微細な気孔を備えた三次
元網目構造を有し、前記気孔の直径を前記金属部材との
接合面から離れるに従って漸次小さくなるようにしたこ
とを特徴とする、金属部材との接合用セラミック部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31569387A JPH0776141B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 金属部材との接合用セラミック部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31569387A JPH0776141B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 金属部材との接合用セラミック部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01157472A JPH01157472A (ja) | 1989-06-20 |
| JPH0776141B2 true JPH0776141B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=18068418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31569387A Expired - Fee Related JPH0776141B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 金属部材との接合用セラミック部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776141B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5561321A (en) * | 1992-07-03 | 1996-10-01 | Noritake Co., Ltd. | Ceramic-metal composite structure and process of producing same |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP31569387A patent/JPH0776141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01157472A (ja) | 1989-06-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |