JPH0776844B2 - 電子写真用緑色磁性粉及びその製造方法 - Google Patents
電子写真用緑色磁性粉及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0776844B2 JPH0776844B2 JP3014886A JP1488691A JPH0776844B2 JP H0776844 B2 JPH0776844 B2 JP H0776844B2 JP 3014886 A JP3014886 A JP 3014886A JP 1488691 A JP1488691 A JP 1488691A JP H0776844 B2 JPH0776844 B2 JP H0776844B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic powder
- electrophotography
- powder
- rare earth
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- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
電子写真において現像のために用いられる磁性粉、及び
その磁性粉を製造する方法に関するもので、特に、多色
電子写真において用いられる緑色系統の磁性トナーに適
した磁性粉及びその製造方法に関するものである。
電子写真において現像のために用いられる磁性粉、及び
その磁性粉を製造する方法に関するもので、特に、多色
電子写真において用いられる緑色系統の磁性トナーに適
した磁性粉及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真は、感光体の表面に静電潜像を
形成し、その静電潜像にトナーを付着させて現像した
後、そのトナー画像を紙に転写するようにしたものであ
る。多色電子写真の場合には、そのトナーとして各種の
色のものが用いられる。
形成し、その静電潜像にトナーを付着させて現像した
後、そのトナー画像を紙に転写するようにしたものであ
る。多色電子写真の場合には、そのトナーとして各種の
色のものが用いられる。
【0003】ところで、このような電子写真を行う場
合、現像工程においてはトナーを感光体の表面に均一に
分散させる必要があるので、通常は、磁力によってトナ
ーを潜像近傍まで移送するようにしている。したがっ
て、トナーとして磁性を有するものを用いるか、あるい
は非磁性トナーを担持する磁性キャリヤを用いることが
必要となっている。すなわち、いずれの場合にも磁性粉
を用いることが必要となっている。
合、現像工程においてはトナーを感光体の表面に均一に
分散させる必要があるので、通常は、磁力によってトナ
ーを潜像近傍まで移送するようにしている。したがっ
て、トナーとして磁性を有するものを用いるか、あるい
は非磁性トナーを担持する磁性キャリヤを用いることが
必要となっている。すなわち、いずれの場合にも磁性粉
を用いることが必要となっている。
【0004】従来は、そのような磁性粉として、一般に
はフェライト、鉄、あるいはマグネタイト等が用いられ
ていた。そして、多色電子写真に用いる場合には、例え
ば特開昭63-96666号公報に示されているように、その磁
性粉を結着樹脂中に分散させ、それにカラートナーであ
る着色剤を添加するようにしていた。
はフェライト、鉄、あるいはマグネタイト等が用いられ
ていた。そして、多色電子写真に用いる場合には、例え
ば特開昭63-96666号公報に示されているように、その磁
性粉を結着樹脂中に分散させ、それにカラートナーであ
る着色剤を添加するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェラ
イト等の磁性粉は、一般に黒色ないしは黒に近い暗色を
呈しているので、そのような磁性粉を樹脂中に分散させ
たものでは、着色剤を添加しても黒ずんでしまい、鮮明
な色調の画像を得ることができない。すなわち、フェラ
イト等の磁性キャリヤをカラートナーと混合して使用す
る多色電子写真では、その磁性キャリヤに起因して色調
の低下が引き起こされるという問題がある。
イト等の磁性粉は、一般に黒色ないしは黒に近い暗色を
呈しているので、そのような磁性粉を樹脂中に分散させ
たものでは、着色剤を添加しても黒ずんでしまい、鮮明
な色調の画像を得ることができない。すなわち、フェラ
イト等の磁性キャリヤをカラートナーと混合して使用す
る多色電子写真では、その磁性キャリヤに起因して色調
の低下が引き起こされるという問題がある。
【0006】ところで、最近では、装置を小形化するこ
とができ、コストの低減化のメリットがあること等か
ら、磁性トナーを用いる一成分系現像方式が脚光を浴び
るようになってきている。そして、多色電子写真におい
ても、一成分系現像方式の採用が求められるようになっ
てきている。そのような一成分系現像方式の多色電子写
真に用いられる磁性トナーとしては、磁性粉の表面に着
色した材料を付着させたもの(特開昭63-50856号公報参
照)等が知られている。
とができ、コストの低減化のメリットがあること等か
ら、磁性トナーを用いる一成分系現像方式が脚光を浴び
るようになってきている。そして、多色電子写真におい
ても、一成分系現像方式の採用が求められるようになっ
てきている。そのような一成分系現像方式の多色電子写
真に用いられる磁性トナーとしては、磁性粉の表面に着
色した材料を付着させたもの(特開昭63-50856号公報参
照)等が知られている。
【0007】しかしながら、そのように磁性粉を外部か
ら着色ないしは白色化するものでは、磁性粉固有の色を
完全に隠蔽することは難しい。したがって、通常のフェ
ライト等のような黒系色の磁性粉を用いる限り、画像の
色調が低下することは避けられない。しかも、磁性トナ
ーは極めて粒径の小さい微粉末であるので、そのように
するためには、微細な磁性粉の表面に着色材料を付着さ
せるという工程が必要となる。そのために、その製造コ
ストが著しく上昇する。
ら着色ないしは白色化するものでは、磁性粉固有の色を
完全に隠蔽することは難しい。したがって、通常のフェ
ライト等のような黒系色の磁性粉を用いる限り、画像の
色調が低下することは避けられない。しかも、磁性トナ
ーは極めて粒径の小さい微粉末であるので、そのように
するためには、微細な磁性粉の表面に着色材料を付着さ
せるという工程が必要となる。そのために、その製造コ
ストが著しく上昇する。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、画像の色調に影響を及ぼ
すことの少ない電子写真用カラー磁性粉、特に緑色系統
の画像を得るのに適した緑色の磁性粉を提供することで
ある。また、本発明の他の目的は、そのような緑色磁性
粉を容易かつ安価に製造することのできる方法を提供す
ることである。
たものであって、その目的は、画像の色調に影響を及ぼ
すことの少ない電子写真用カラー磁性粉、特に緑色系統
の画像を得るのに適した緑色の磁性粉を提供することで
ある。また、本発明の他の目的は、そのような緑色磁性
粉を容易かつ安価に製造することのできる方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、化学式(R2O3)1.0(Fe2O3)
X(ただし、Rは希土類元素Y,Eu,Ho,Er,T
m,Ybのいずれか)で表され、x=1.67〜3.0
なる組成範囲のフェライト微粉末あるいはその複合微粉
末によって電子写真用磁性粉を構成するようにしてい
る。
に、本発明では、化学式(R2O3)1.0(Fe2O3)
X(ただし、Rは希土類元素Y,Eu,Ho,Er,T
m,Ybのいずれか)で表され、x=1.67〜3.0
なる組成範囲のフェライト微粉末あるいはその複合微粉
末によって電子写真用磁性粉を構成するようにしてい
る。
【0010】また、その電子写真用磁性粉の製造方法
は、希土類酸化物R2O3(ただし、Rは希土類元素Y,
Eu,Ho,Er,Tm,Ybのいずれか)又はその複
合物と酸化鉄Fe2O3とを1.0:1.67〜3.0の
配合比で混合し、それを大気中において1200〜14
00±50℃の温度で2時間以上焼成した後、粉砕・混
合して微粉末とするというプロセスを2度繰り返すこと
を特徴としている。
は、希土類酸化物R2O3(ただし、Rは希土類元素Y,
Eu,Ho,Er,Tm,Ybのいずれか)又はその複
合物と酸化鉄Fe2O3とを1.0:1.67〜3.0の
配合比で混合し、それを大気中において1200〜14
00±50℃の温度で2時間以上焼成した後、粉砕・混
合して微粉末とするというプロセスを2度繰り返すこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】上述のような組成範囲のフェライト微粉末ある
いはその複合微粉末は、含まれている鉄イオンによって
高い磁化率を示す。したがって、電子写真用の磁性トナ
ーとして十分に使用することのできる磁性粉となる。し
かも、その微粉末は、希土類−鉄型のフェライト構造を
とることによって、黒色とはならずに緑色となる。すな
わち、磁性粉自体が緑色を呈することになる。したがっ
て、そのまま緑色の磁性トナーとして用いることができ
る。
いはその複合微粉末は、含まれている鉄イオンによって
高い磁化率を示す。したがって、電子写真用の磁性トナ
ーとして十分に使用することのできる磁性粉となる。し
かも、その微粉末は、希土類−鉄型のフェライト構造を
とることによって、黒色とはならずに緑色となる。すな
わち、磁性粉自体が緑色を呈することになる。したがっ
て、そのまま緑色の磁性トナーとして用いることができ
る。
【0012】また、その磁性粉は、希土類酸化物と酸化
鉄との混合物を焼成して粉砕するというプロセスを繰り
返すことによって製造される。そして、そのように焼成
・粉砕プロセスを繰り返すことによって、その反応が促
進され、得られる磁性粉の磁化率が更に向上する。こう
して、焼成及び粉砕・混合という極めて簡単な手段によ
って、緑色のカラー磁性粉を得ることができる。
鉄との混合物を焼成して粉砕するというプロセスを繰り
返すことによって製造される。そして、そのように焼成
・粉砕プロセスを繰り返すことによって、その反応が促
進され、得られる磁性粉の磁化率が更に向上する。こう
して、焼成及び粉砕・混合という極めて簡単な手段によ
って、緑色のカラー磁性粉を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による緑色磁性粉及びその製造
方法の実施例を、比較例とともに説明する。
方法の実施例を、比較例とともに説明する。
【0014】(実験1) 各種の希土類元素Rの酸化物R2O3と酸化鉄Fe2O3と
をモル比で3:5となるように秤量し、メノー乳鉢を用
いてそれぞれ混合した。次いで、その各混合物を、大気
中において約10時間、1400±50℃の温度で仮焼
し、式R3Fe5O12、すなわち(R2O3)1.0(Fe2O
3)1.67で表されるガーネット構造のフェライトを得
た。そして、それらのフェライトを、メノー乳鉢を用い
て粉砕し、粒径数μmにまで微粉化した。そのフェライ
トのガーネット構造化率を更に高めるために、同じ仮
焼、粉砕のプロセスを2度繰り返した。
をモル比で3:5となるように秤量し、メノー乳鉢を用
いてそれぞれ混合した。次いで、その各混合物を、大気
中において約10時間、1400±50℃の温度で仮焼
し、式R3Fe5O12、すなわち(R2O3)1.0(Fe2O
3)1.67で表されるガーネット構造のフェライトを得
た。そして、それらのフェライトを、メノー乳鉢を用い
て粉砕し、粒径数μmにまで微粉化した。そのフェライ
トのガーネット構造化率を更に高めるために、同じ仮
焼、粉砕のプロセスを2度繰り返した。
【0015】得られた粉末について、外部磁場に対する
磁化率を測定するとともに、その色を目視判定したとこ
ろ、表1のような結果となった。
磁化率を測定するとともに、その色を目視判定したとこ
ろ、表1のような結果となった。
【0016】
【表1】
【0017】一般的に、電子写真においては、感光体表
面の磁場に等しい1キロエルステッドの磁場において1
0.0emu/g以上の磁化率を示す磁性粉であれば、磁性
トナーとして用いることができるとされている。したが
って、上記希土類元素Rのうち、サマリウムSmを除く
他の元素、すなわちイットリウムY、ユーロピウムE
u、ホルミウムHo、エルビウムEr、ツリウムTm、
及びイッテルビウムYbの酸化物を用いて得られた微粉
末は、電子写真用の磁性粉として適していることがわか
る。
面の磁場に等しい1キロエルステッドの磁場において1
0.0emu/g以上の磁化率を示す磁性粉であれば、磁性
トナーとして用いることができるとされている。したが
って、上記希土類元素Rのうち、サマリウムSmを除く
他の元素、すなわちイットリウムY、ユーロピウムE
u、ホルミウムHo、エルビウムEr、ツリウムTm、
及びイッテルビウムYbの酸化物を用いて得られた微粉
末は、電子写真用の磁性粉として適していることがわか
る。
【0018】また、外部磁場5キロエルステッドの下に
おいても1キロエルステッドの場合と比べて磁化率にほ
とんど差がないことから、外部磁場1キロエルステッド
でほぼ飽和することがわかる。
おいても1キロエルステッドの場合と比べて磁化率にほ
とんど差がないことから、外部磁場1キロエルステッド
でほぼ飽和することがわかる。
【0019】そして、その磁性粉が緑色を呈することか
ら、それを磁性トナーとして用いることにより、鮮明な
緑色系統の画像が得られることがわかる。
ら、それを磁性トナーとして用いることにより、鮮明な
緑色系統の画像が得られることがわかる。
【0020】(実験2) 次に、希土類元素Rの代表としてイットリウムYを用
い、Y2O3 1モルに対してFe2O3が1モル、1.5
モル、1.67モル、1.83モル、2モル、3モル、
5モル、及び10モルの8種類のサンプルを作成した。
その各サンプルはメノー乳鉢を用いてそれぞれ混合し、
大気中において約5時間、1200±50℃の温度で仮
焼して、磁性フェライトを得た。そして、実験1と同様
に、そのフェライトをメノー乳鉢にて粉砕し、粒径数μ
mにまで微粉化した。更に、反応を促進させ磁化率を向
上させるために、同じ仮焼・粉砕のプロセスを2度繰り
返した。得られた微粉末について、1キロエルステッド
の外部磁場に対する磁化率を測定するとともに、その色
を目視判定したところ、表2のような結果となった。
い、Y2O3 1モルに対してFe2O3が1モル、1.5
モル、1.67モル、1.83モル、2モル、3モル、
5モル、及び10モルの8種類のサンプルを作成した。
その各サンプルはメノー乳鉢を用いてそれぞれ混合し、
大気中において約5時間、1200±50℃の温度で仮
焼して、磁性フェライトを得た。そして、実験1と同様
に、そのフェライトをメノー乳鉢にて粉砕し、粒径数μ
mにまで微粉化した。更に、反応を促進させ磁化率を向
上させるために、同じ仮焼・粉砕のプロセスを2度繰り
返した。得られた微粉末について、1キロエルステッド
の外部磁場に対する磁化率を測定するとともに、その色
を目視判定したところ、表2のような結果となった。
【0021】
【表2】
【0022】この表から明らかなように、Y2O3 1モ
ルに対するFe2O3のモル数xが1.67〜3.0の組
成範囲のものは、その微粉末が1キロエルステッドの外
部磁場の下において10.0emu/gよりはるかに高い磁
化率を示し、しかも、その色は緑色となる。したがっ
て、その組成範囲の微粉末は、電子写真用の緑色磁性粉
として適しているということがわかる。
ルに対するFe2O3のモル数xが1.67〜3.0の組
成範囲のものは、その微粉末が1キロエルステッドの外
部磁場の下において10.0emu/gよりはるかに高い磁
化率を示し、しかも、その色は緑色となる。したがっ
て、その組成範囲の微粉末は、電子写真用の緑色磁性粉
として適しているということがわかる。
【0023】(実験3) 更に、適切な焼成温度及び時間を求めるために、次のよ
うな実験を行った。希土類元素Rの代表としてYを用
い、その酸化物及び酸化鉄を(Y2O3)3(Fe
2O3)5、すなわちガーネット型になるよう秤量した。
そして、それを、上記実験1,2の場合と同様に焼成・
粉砕を2度繰り返すプロセスにて処理した。その焼成
は、温度及び時間を変えて行った。得られた微粉末につ
いて、1キロエルステッドの外部磁場に対する磁化率を
測定するとともに、その色を目視判定した。その結果を
表3に示す。
うな実験を行った。希土類元素Rの代表としてYを用
い、その酸化物及び酸化鉄を(Y2O3)3(Fe
2O3)5、すなわちガーネット型になるよう秤量した。
そして、それを、上記実験1,2の場合と同様に焼成・
粉砕を2度繰り返すプロセスにて処理した。その焼成
は、温度及び時間を変えて行った。得られた微粉末につ
いて、1キロエルステッドの外部磁場に対する磁化率を
測定するとともに、その色を目視判定した。その結果を
表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】この表から、焼成温度を1200〜140
0±50℃として2時間以上焼成すれば、色・磁化率と
もに満足するものが得られることがわかる。焼成温度を
1400±50℃、焼成時間を2〜5時間としたときに
は、得られる磁性粉はやや黒みがかった緑色となるが、
それでも従来のフェライトと着色剤とを混合したものよ
りは鮮やかである。
0±50℃として2時間以上焼成すれば、色・磁化率と
もに満足するものが得られることがわかる。焼成温度を
1400±50℃、焼成時間を2〜5時間としたときに
は、得られる磁性粉はやや黒みがかった緑色となるが、
それでも従来のフェライトと着色剤とを混合したものよ
りは鮮やかである。
【0026】このように、特定の希土類元素の酸化物と
酸化鉄とを所定の比率で配合し、それを1200〜14
00±50℃の温度で2時間以上焼成した後、粉砕・混
合するというプロセスを2度繰り返すことにより、十分
に磁化率の高い磁性粉が得られることがわかる。そし
て、その磁性粉が緑色を呈するので、それを磁性トナー
として用いれば、鮮明な緑色系統の画像を得ることがで
きると推定される。
酸化鉄とを所定の比率で配合し、それを1200〜14
00±50℃の温度で2時間以上焼成した後、粉砕・混
合するというプロセスを2度繰り返すことにより、十分
に磁化率の高い磁性粉が得られることがわかる。そし
て、その磁性粉が緑色を呈するので、それを磁性トナー
として用いれば、鮮明な緑色系統の画像を得ることがで
きると推定される。
【0027】実際に、実験1のように1400±50℃
の温度で約10時間焼成して得られたイットリウム−鉄
ガーネット型フェライトの微粉末からなる磁性粉を、市
販の複写機の磁性トナーとして用いて複写実験を行った
ところ、鮮明な淡緑色の画像が得られた。また、希土類
元素Rの異なる磁性粉を複数種類混合して同様な実験を
行ったが、同様な画像が得られた。
の温度で約10時間焼成して得られたイットリウム−鉄
ガーネット型フェライトの微粉末からなる磁性粉を、市
販の複写機の磁性トナーとして用いて複写実験を行った
ところ、鮮明な淡緑色の画像が得られた。また、希土類
元素Rの異なる磁性粉を複数種類混合して同様な実験を
行ったが、同様な画像が得られた。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、特定の希土類−鉄型フェライトの微粉末ある
いはその複合微粉末によって磁性粉を構成するようにし
ているので、磁化率の高い磁性粉を得ることができる。
したがって、その磁性粉を電子写真用の磁性トナーとし
て用いることができる。そして、その磁性粉はそれ自体
が緑色を呈するので、それを磁性トナーとして用いるこ
とにより、鮮明な緑色の電子写真画像を得ることができ
る。
によれば、特定の希土類−鉄型フェライトの微粉末ある
いはその複合微粉末によって磁性粉を構成するようにし
ているので、磁化率の高い磁性粉を得ることができる。
したがって、その磁性粉を電子写真用の磁性トナーとし
て用いることができる。そして、その磁性粉はそれ自体
が緑色を呈するので、それを磁性トナーとして用いるこ
とにより、鮮明な緑色の電子写真画像を得ることができ
る。
【0029】また、その磁性粉を、特定の希土類酸化物
と酸化鉄との混合物を焼結して粉砕するというプロセス
を2度繰り返すことによって製造するようにしているの
で、その磁性粉の磁化率を十分に高めるとともに、その
色をより鮮明化することができる。しかも、そのように
焼成及び粉砕という簡単な操作のみによって製造される
ので、その磁性粉の製造コストを著しく低減させること
ができる。
と酸化鉄との混合物を焼結して粉砕するというプロセス
を2度繰り返すことによって製造するようにしているの
で、その磁性粉の磁化率を十分に高めるとともに、その
色をより鮮明化することができる。しかも、そのように
焼成及び粉砕という簡単な操作のみによって製造される
ので、その磁性粉の製造コストを著しく低減させること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 1/34 H01F 1/34 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 化学式(R2O3)1.0(Fe2O3)X(た
だし、Rは希土類元素Y,Eu,Ho,Er,Tm,Y
bのいずれか)で表され、x=1.67〜3.0なる組
成範囲のフェライト微粉末又はその複合微粉末からなる
電子写真用緑色磁性粉。 - 【請求項2】 希土類酸化物R2O3(ただし、Rは希土
類元素Y,Eu,Ho,Er,Tm,Ybのいずれか)
又はその複合物と酸化鉄Fe2O3とを、モル比で1.
0:1.67〜3.0となるように配合して混合し、そ
れを大気中において1200〜1400±50℃の温度
で2時間以上焼成した後、粉砕・混合して微粉末とし、
その焼成、微粉化のプロセスをもう1度繰り返すことを
特徴とする、電子写真用緑色磁性粉の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014886A JPH0776844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-01-16 | 電子写真用緑色磁性粉及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-44436 | 1990-02-27 | ||
| JP4443690 | 1990-02-27 | ||
| JP3014886A JPH0776844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-01-16 | 電子写真用緑色磁性粉及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04211270A JPH04211270A (ja) | 1992-08-03 |
| JPH0776844B2 true JPH0776844B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=26350916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014886A Expired - Lifetime JPH0776844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-01-16 | 電子写真用緑色磁性粉及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776844B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101319646B1 (ko) * | 2010-10-29 | 2013-10-17 | 삼성전기주식회사 | 엔아이제트엔씨유계 페라이트 조성물, 및 이를 이용한 적층형 칩 부품 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002156777A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Fujitsu Ltd | 光定着用トナー |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP3014886A patent/JPH0776844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101319646B1 (ko) * | 2010-10-29 | 2013-10-17 | 삼성전기주식회사 | 엔아이제트엔씨유계 페라이트 조성물, 및 이를 이용한 적층형 칩 부품 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04211270A (ja) | 1992-08-03 |
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