JPH0778038B2 - L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法 - Google Patents
L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法Info
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- JPH0778038B2 JPH0778038B2 JP1008963A JP896389A JPH0778038B2 JP H0778038 B2 JPH0778038 B2 JP H0778038B2 JP 1008963 A JP1008963 A JP 1008963A JP 896389 A JP896389 A JP 896389A JP H0778038 B2 JPH0778038 B2 JP H0778038B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C279/00—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
- C07C279/04—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton
- C07C279/12—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07C279/00—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
- C07C279/20—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom, e.g. acylguanidines
- C07C279/24—Y being a hetero atom
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、式(I) [式中、Xはグアニジノ基の保護基を示し、Guはグアニ
ジン残基を示し、Rは低級アルキル基を示す] で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール及びその塩、並びに式(II) [式中、Rは低級アルキル基を示す] で表されるL−アルギニナールジ低級アルキルアセター
ル及びその塩、並びにこれらの製造法及びそれに用いる
合成中間体に関する。
ジン残基を示し、Rは低級アルキル基を示す] で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール及びその塩、並びに式(II) [式中、Rは低級アルキル基を示す] で表されるL−アルギニナールジ低級アルキルアセター
ル及びその塩、並びにこれらの製造法及びそれに用いる
合成中間体に関する。
本発明のNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキル
アセタール(I)及びL−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール(II)は、各種プロテアーゼ阻害剤及び各
種プロテアーゼのアフイニテイークロマトグラフイーに
用いるリガンドの原料となる、N末端保護及び無保護ペ
プチジル−L−アルギニナールジ低級アルキルアセター
ルの原料として有用である。
アセタール(I)及びL−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール(II)は、各種プロテアーゼ阻害剤及び各
種プロテアーゼのアフイニテイークロマトグラフイーに
用いるリガンドの原料となる、N末端保護及び無保護ペ
プチジル−L−アルギニナールジ低級アルキルアセター
ルの原料として有用である。
[従来の技術] 梅沢ら(ザ・ジヤーナル・オブ・アンチバイオチクス、
22巻、283ページ(1969年))によりロイペプチンが見
い出され、その後、種々のペプチドアルデヒドがプロテ
アーゼ阻害剤として開発されてきている。しかし、その
中にあつて従来のN末端置換及び無置換ペプチジルアル
ギニナール類は、その側鎖にグアニジノ基を有するこ
と、ラセミ化しやすいこと、物理的に不安定なこと、溶
液状態で平衡状態にある化合物であるためDL分離困難で
あること等、合成上大きな問題が残されている。さら
に、その出発原料として期待されるNG−保護アルギニナ
ールアセタールは従来知られていない化合物で、それに
関連する化合物としてわずかにNG−無保護のアルギニナ
ールジブチルアセタールが知られているのみである。
22巻、283ページ(1969年))によりロイペプチンが見
い出され、その後、種々のペプチドアルデヒドがプロテ
アーゼ阻害剤として開発されてきている。しかし、その
中にあつて従来のN末端置換及び無置換ペプチジルアル
ギニナール類は、その側鎖にグアニジノ基を有するこ
と、ラセミ化しやすいこと、物理的に不安定なこと、溶
液状態で平衡状態にある化合物であるためDL分離困難で
あること等、合成上大きな問題が残されている。さら
に、その出発原料として期待されるNG−保護アルギニナ
ールアセタールは従来知られていない化合物で、それに
関連する化合物としてわずかにNG−無保護のアルギニナ
ールジブチルアセタールが知られているのみである。
特開昭59−227855によると、D,L−アルギニナールジブ
チルアセタールを得る方法として、L−ロイペプチン
(アセチル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギ
ニナール)をブタノール存在下ベンゼン中で還流してD,
L−ロイペプチンジブチルアセタール(アセチル−L−
ロイシル−L−ロイシル−D,L−アルギニナールジブチ
ルアセタール)とし、これにプロナーゼE (科研製薬
(株)製)を作用させることにより、D,L−アルギニナ
ールジブチルアセタールを得る方法が記載されている。
しかしこの方法では、アルギニナールジブチルアセター
ルはラセミ体としてしか得ることができない。
チルアセタールを得る方法として、L−ロイペプチン
(アセチル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギ
ニナール)をブタノール存在下ベンゼン中で還流してD,
L−ロイペプチンジブチルアセタール(アセチル−L−
ロイシル−L−ロイシル−D,L−アルギニナールジブチ
ルアセタール)とし、これにプロナーゼE (科研製薬
(株)製)を作用させることにより、D,L−アルギニナ
ールジブチルアセタールを得る方法が記載されている。
しかしこの方法では、アルギニナールジブチルアセター
ルはラセミ体としてしか得ることができない。
すなわち、NG−保護−L−アルギニナールアセタールは
もとより、NG−保護アルギニナールアセタール又はその
製造を記載する文献は今日まで何ら存在しなかつた。
もとより、NG−保護アルギニナールアセタール又はその
製造を記載する文献は今日まで何ら存在しなかつた。
また各種プロテアーゼ阻害剤として有用なペプチジル−
L−アルギニナールをラセミ体から分割して得る方法は
今日まで存在しなかつた。
L−アルギニナールをラセミ体から分割して得る方法は
今日まで存在しなかつた。
さらにこの阻害剤の原料物質として期待されるNG−保護
−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールをラセ
ミ体から分割する方法が存在しなかつたことも真実であ
る。
−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールをラセ
ミ体から分割する方法が存在しなかつたことも真実であ
る。
[発明が解決しようとする課題] 特開昭59−227855に記載されたアルギニナールジブチル
アセタールの合成方法には次に示すような問題点があ
る。(1)出発原料であるL−ロイペプチンが高価であ
る。(2)L体が有用であるにも拘ず、L−ロイペプチ
ンより、D,L体のアルギニナールジブチルアセタールし
か得られない。(3)各ステツプの収率が低い。(4)
単離する方法が煩雑である。(5)D,L−アルギニナー
ルジブチルアセタールの混合物を光学分割することは困
難でその方法は現在まで知られていない。
アセタールの合成方法には次に示すような問題点があ
る。(1)出発原料であるL−ロイペプチンが高価であ
る。(2)L体が有用であるにも拘ず、L−ロイペプチ
ンより、D,L体のアルギニナールジブチルアセタールし
か得られない。(3)各ステツプの収率が低い。(4)
単離する方法が煩雑である。(5)D,L−アルギニナー
ルジブチルアセタールの混合物を光学分割することは困
難でその方法は現在まで知られていない。
また、この混合物を原料としてN末端保護及び無保護ペ
プチジル−L−アルギニナール類を合成する場合、例え
ばN−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル−D,L
−アルギニナールジブチルアセタールのように、そのジ
アステレオマー同士がシリカゲルを担体としたクロマト
グラフイーで分離可能な例もあるが、N−ベンジルオキ
シカルボニル−グリシル−D,L−アルギニナールのよう
に分離不可能であることも多い。
プチジル−L−アルギニナール類を合成する場合、例え
ばN−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル−D,L
−アルギニナールジブチルアセタールのように、そのジ
アステレオマー同士がシリカゲルを担体としたクロマト
グラフイーで分離可能な例もあるが、N−ベンジルオキ
シカルボニル−グリシル−D,L−アルギニナールのよう
に分離不可能であることも多い。
更に、一般にペプチジルアルギニナールは溶液中では平
衡状態にある化合物であり(ザ・ジヤーナル・オブ・ア
ンチバイオチクス、24巻、402ページ(1971)参照)、
N末端保護及び無保護ペプチジル−D,L−アルギニナー
ル類からのD体とL体の分離は今日まで不可能であつ
た。
衡状態にある化合物であり(ザ・ジヤーナル・オブ・ア
ンチバイオチクス、24巻、402ページ(1971)参照)、
N末端保護及び無保護ペプチジル−D,L−アルギニナー
ル類からのD体とL体の分離は今日まで不可能であつ
た。
したがつて、L−ロイペプチンより半合成して得られる
D,L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールから
は、N末端保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナ
ール類及びそのジ低級アルキルアセタール類の製造は極
めて困難なことが多い。
D,L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールから
は、N末端保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナ
ール類及びそのジ低級アルキルアセタール類の製造は極
めて困難なことが多い。
しかして、本発明の目的は、N末端保護及び無保護ペプ
チジル−L−アルギニナールなどの原料として極めて有
用な式(I)で表されるNG−保護−L−アルギニナール
ジ低級アルキルアセタール及び式(II)で表されるL−
アルギニナールジ低級アルキルアセタール;並びにこれ
らの化合物の合成法であつて、これらを合成する際、
(1)出発原料の入手が容易なこと;(2)安価な試薬
を用い化学変換のみで合成可能なこと;(3)各ステツ
プの収率が良いこと;(4)単離する方法が簡便なこ
と;(5)99%以上がL体の化合物を得られること等の
種々の利点を有する合成法及びそれに用いる合成中間体
を提供することを目的とする。
チジル−L−アルギニナールなどの原料として極めて有
用な式(I)で表されるNG−保護−L−アルギニナール
ジ低級アルキルアセタール及び式(II)で表されるL−
アルギニナールジ低級アルキルアセタール;並びにこれ
らの化合物の合成法であつて、これらを合成する際、
(1)出発原料の入手が容易なこと;(2)安価な試薬
を用い化学変換のみで合成可能なこと;(3)各ステツ
プの収率が良いこと;(4)単離する方法が簡便なこ
と;(5)99%以上がL体の化合物を得られること等の
種々の利点を有する合成法及びそれに用いる合成中間体
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 一般式(I) [式中、Xはグアニジノ基の保護基を示し、Guはグアニ
ジン残基を示し、Rは低級アルキル基を示す] で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール及びその塩; 一般式(II) [式中、Rは上記定義に同じ] で表わされるL−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール及びその塩; 一般式(III) [式中、X及びGuは上記定義に同じであり、Yは酸を含
む溶媒で脱保護可能なアミノ保護基を示す] で表わされるL−アルギニナール誘導体を、無機又は有
機酸存在下、低級アルコールを含む溶媒中で反応させる
一般式(I)の化合物の製造法; 並びに一般式(III) [式中、X,Gu及びYは上記定義に同じ] で表わされるL−アルギニナール誘導体である。
ジン残基を示し、Rは低級アルキル基を示す] で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール及びその塩; 一般式(II) [式中、Rは上記定義に同じ] で表わされるL−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール及びその塩; 一般式(III) [式中、X及びGuは上記定義に同じであり、Yは酸を含
む溶媒で脱保護可能なアミノ保護基を示す] で表わされるL−アルギニナール誘導体を、無機又は有
機酸存在下、低級アルコールを含む溶媒中で反応させる
一般式(I)の化合物の製造法; 並びに一般式(III) [式中、X,Gu及びYは上記定義に同じ] で表わされるL−アルギニナール誘導体である。
一般式(I),(II)及び(III)のXは、例えばベン
ジルオキシカルボニル基、ジベンジルオキシカルボニル
基、ニトロ基、p−トルエンスルホニル基、その他グア
ニジノ基の一般的な保護基を示す。Guはグアニジン残基
を示し、具体的には などを示す。Rは、例えばメチル、エチル、ブチル、t
−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどの低級アルキル基を
示す。一般式(III)のYは、例えばt−ブチルオキシ
カルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基、2−
(p−ビフエニル)イソプロピルオキシカルボニル基
等、酸を含む溶媒で脱保護可能な一般的なアミノ保護基
を示す。
ジルオキシカルボニル基、ジベンジルオキシカルボニル
基、ニトロ基、p−トルエンスルホニル基、その他グア
ニジノ基の一般的な保護基を示す。Guはグアニジン残基
を示し、具体的には などを示す。Rは、例えばメチル、エチル、ブチル、t
−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどの低級アルキル基を
示す。一般式(III)のYは、例えばt−ブチルオキシ
カルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基、2−
(p−ビフエニル)イソプロピルオキシカルボニル基
等、酸を含む溶媒で脱保護可能な一般的なアミノ保護基
を示す。
一般式(I)及び(II)の化合物は塩であつてもよく、
このような塩としては、例えば塩酸、硫酸、リン酸、硝
酸などの無機酸、あるいはコハク酸、クエン酸、シユウ
酸、p−トルエンスルホン酸などの有機酸との酸付加塩
が挙げられる。
このような塩としては、例えば塩酸、硫酸、リン酸、硝
酸などの無機酸、あるいはコハク酸、クエン酸、シユウ
酸、p−トルエンスルホン酸などの有機酸との酸付加塩
が挙げられる。
一般式(III)で表されるL−アルギニナール誘導体
は、例えば次のように合成される(以下、X,Gu,Yは上記
と同一の置換基を示す)。
は、例えば次のように合成される(以下、X,Gu,Yは上記
と同一の置換基を示す)。
即ち、まず、NG−X−L−アルギニンメチルエステル
(IV)のα−アミノ基を保護してNα−Y−NG−X−L
−アルギニンメチルエステル(V)とし、この化合物を
原料として、関らの方法(ケミカル・アンド・フアーマ
セテイカル・ブレタン、13巻、8号、995ページ(1965
年)参照)により、水素化ホウ素ナトリウムで還元して
Nα−Y−NG−X−L−アルギニノール(VI)を合成
後、これを無水ジメチルスルホキシド中でアミン存在
下、三酸化イオウ・ピリジン錯体を用いて酸化(ジヤー
ナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサエテイ、
89巻、21号、5505ページ(1967年)参照)を行ない化合
物(III)を得る。
(IV)のα−アミノ基を保護してNα−Y−NG−X−L
−アルギニンメチルエステル(V)とし、この化合物を
原料として、関らの方法(ケミカル・アンド・フアーマ
セテイカル・ブレタン、13巻、8号、995ページ(1965
年)参照)により、水素化ホウ素ナトリウムで還元して
Nα−Y−NG−X−L−アルギニノール(VI)を合成
後、これを無水ジメチルスルホキシド中でアミン存在
下、三酸化イオウ・ピリジン錯体を用いて酸化(ジヤー
ナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサエテイ、
89巻、21号、5505ページ(1967年)参照)を行ない化合
物(III)を得る。
また化合物(III)は、Nα−Y−NG−X−L−アルギ
ニン(VII)を分子内縮合させたNα−Y−NG−X−L
−アルギニンラクタム(VIII)を−10℃以下で水素化リ
チウムアルミニウムで還元しても合成することができ
る。
ニン(VII)を分子内縮合させたNα−Y−NG−X−L
−アルギニンラクタム(VIII)を−10℃以下で水素化リ
チウムアルミニウムで還元しても合成することができ
る。
このようにして得られた化合物(III)を、酸の存在
下、相当する低級アルコール好ましくはC1〜C6、特に好
ましくはC4のアルコールを含む溶媒中で還流することに
より、アセタール化及びα−アミノ基の保護基の除去が
起こり、99%以上がL体である一般式(I)のNG−保護
−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを合成
できる。さらにこの化合物からグアニジノ基の保護基
(X)を除去した、99%以上がL体である一般式(II)
のL−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを得る
ことができる。
下、相当する低級アルコール好ましくはC1〜C6、特に好
ましくはC4のアルコールを含む溶媒中で還流することに
より、アセタール化及びα−アミノ基の保護基の除去が
起こり、99%以上がL体である一般式(I)のNG−保護
−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを合成
できる。さらにこの化合物からグアニジノ基の保護基
(X)を除去した、99%以上がL体である一般式(II)
のL−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを得る
ことができる。
ここで酸は、塩酸、硫酸などの無機酸、あるいはp−ト
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸を用
いることができ、特にp−トルエンスルホン酸が好まし
く、その当量は化合物(III)に対し、1〜5当量、好
ましくは2〜3当量を要する。またアセタール化の際、
生成する水を留去する必要から水と共沸する溶媒、例え
ばベンゼン、トルエンなどと、相当する低級アルコール
の混合溶媒を用いる方が好ましい。この時の還流時間は
30分〜8時間、好ましくは1〜2時間である。
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸を用
いることができ、特にp−トルエンスルホン酸が好まし
く、その当量は化合物(III)に対し、1〜5当量、好
ましくは2〜3当量を要する。またアセタール化の際、
生成する水を留去する必要から水と共沸する溶媒、例え
ばベンゼン、トルエンなどと、相当する低級アルコール
の混合溶媒を用いる方が好ましい。この時の還流時間は
30分〜8時間、好ましくは1〜2時間である。
一般式(I)の化合物のグアニジノ基の保護基(X)を
除去して一般式(II)の化合物を得るには、例えばエタ
ノール、n−ブタノールなどのアルコール溶媒中で、パ
ラジウム黒を添加して接触還元を行なえばよい。溶媒中
には塩酸、硫酸、p−トルエンスルホン酸などの酸を加
えてもよく、この場合には、一般式(II)の化合物の酸
付加塩が得られる。
除去して一般式(II)の化合物を得るには、例えばエタ
ノール、n−ブタノールなどのアルコール溶媒中で、パ
ラジウム黒を添加して接触還元を行なえばよい。溶媒中
には塩酸、硫酸、p−トルエンスルホン酸などの酸を加
えてもよく、この場合には、一般式(II)の化合物の酸
付加塩が得られる。
式(I)で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低
級アルキルアセタール及び式(II)で表されるL−アル
ギニナールジ低級アルキルアセタールの99%以上がL体
であることは、次のような方法で確認された。
級アルキルアセタール及び式(II)で表されるL−アル
ギニナールジ低級アルキルアセタールの99%以上がL体
であることは、次のような方法で確認された。
石井らは、D,L−ロイペプチンジブチルアセタールから
調製したD,L−アルギニナールジブチルアセタールをN
−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリンとカツプリ
ングさせ、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリ
ル−D,L−アルギニナールジブチルアセタールを合成し
ている(ケミカル・アンド・フアーマセーテカル・ブレ
タン、34巻、4号(1986)参照)。このジアステレオマ
ーの混合物は、シリカゲルを担体とした薄層クロマトグ
ラフイーで、Rf値:0.65と0.56(n−ブタノール:酢酸
ブチル:酢酸:水=4:2:1:1(v/v))の坂口反応陽性の
スポツトを与え、それぞれN−ベンジルオキシカルボニ
ル−L−プロリル−L−アルギニナールジブチルアセタ
ール、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル−
D−アルギニナールジブチルアセタールによるスポツト
と帰属されている。
調製したD,L−アルギニナールジブチルアセタールをN
−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリンとカツプリ
ングさせ、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリ
ル−D,L−アルギニナールジブチルアセタールを合成し
ている(ケミカル・アンド・フアーマセーテカル・ブレ
タン、34巻、4号(1986)参照)。このジアステレオマ
ーの混合物は、シリカゲルを担体とした薄層クロマトグ
ラフイーで、Rf値:0.65と0.56(n−ブタノール:酢酸
ブチル:酢酸:水=4:2:1:1(v/v))の坂口反応陽性の
スポツトを与え、それぞれN−ベンジルオキシカルボニ
ル−L−プロリル−L−アルギニナールジブチルアセタ
ール、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル−
D−アルギニナールジブチルアセタールによるスポツト
と帰属されている。
本発明の一例として調製されるNG−保護−L−アルギニ
ナールジブチルアセタールから、グアニジノ保護基を除
去して得られるL−アルギニナールジブチルアセタール
を用い、同様な条件でN−ベンジルオキシカルボニル−
L−プロリル−L−アルギニナールジブチルアセタール
(上記と同条件の薄層クロマトグラフイーによるRf:0.6
5)を、また、D−アルギニンを原料にしてL−アルギ
ニナールジブチルアセタールと同様に調製されるD−ア
ルギニナールジブチルアセタールを用いて、N−ベンジ
ルオキシカルボニル−L−プロリル−D−アルギニナー
ルジブチルアセタール(同:0.56)を合成し、両者を高
速液体クロマトグラフイーで定量した。その結果、各々
の示すピーク面積の比較から本発明の製造法に基づいて
調製したL−アルギニナールジブチルアセタールは、99
%以上がL体であることが判明した。したがつて、その
原料であるNG−保護−L−アルギニナールジブチルアセ
タールについても、99%以上がL体であるといえる。
ナールジブチルアセタールから、グアニジノ保護基を除
去して得られるL−アルギニナールジブチルアセタール
を用い、同様な条件でN−ベンジルオキシカルボニル−
L−プロリル−L−アルギニナールジブチルアセタール
(上記と同条件の薄層クロマトグラフイーによるRf:0.6
5)を、また、D−アルギニンを原料にしてL−アルギ
ニナールジブチルアセタールと同様に調製されるD−ア
ルギニナールジブチルアセタールを用いて、N−ベンジ
ルオキシカルボニル−L−プロリル−D−アルギニナー
ルジブチルアセタール(同:0.56)を合成し、両者を高
速液体クロマトグラフイーで定量した。その結果、各々
の示すピーク面積の比較から本発明の製造法に基づいて
調製したL−アルギニナールジブチルアセタールは、99
%以上がL体であることが判明した。したがつて、その
原料であるNG−保護−L−アルギニナールジブチルアセ
タールについても、99%以上がL体であるといえる。
これに対し、特開昭59−227855に記載されるようなD,L
−ロイペプチンジブチルアセタールを合成する反応で
は、D−ロイペプチンジブチルアセタールも生成してし
まうため、これを酵素で切断して得られるアルギニナー
ルジブチルアセタールには、著しい量のD−アルギニナ
ールジブチルアセタールが含まれることになる。その結
果、得られるアルギニナールジブチルアセタールはDL体
となる。
−ロイペプチンジブチルアセタールを合成する反応で
は、D−ロイペプチンジブチルアセタールも生成してし
まうため、これを酵素で切断して得られるアルギニナー
ルジブチルアセタールには、著しい量のD−アルギニナ
ールジブチルアセタールが含まれることになる。その結
果、得られるアルギニナールジブチルアセタールはDL体
となる。
かくして得られる本発明のNG−保護−L−アルギニナー
ルジ低級アルキルアセタール(I)及びL−アルギニナ
ールジ低級アルキルアセタール(II)は、各種プロテア
ーゼ阻害剤及び各種プロテアーゼのアフイニテイークロ
マトグラフイーに用いるリガンドの原料となる、N末端
保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナールジ低級
アルキルアセタールの原料として有用である。
ルジ低級アルキルアセタール(I)及びL−アルギニナ
ールジ低級アルキルアセタール(II)は、各種プロテア
ーゼ阻害剤及び各種プロテアーゼのアフイニテイークロ
マトグラフイーに用いるリガンドの原料となる、N末端
保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナールジ低級
アルキルアセタールの原料として有用である。
これらN末端保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニ
ナールジ低級アルキルアセタールを得るために、本発明
のNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール(I)またはL−アルギニナールジ低級アルキルア
セタール(II)にアミノ酸残基等を導入するには、ペプ
チド化学で一般的に使用されている方法、例えば、 (1) N−ヒドロキシサクシミド、P−ニトロフエノ
ール、ペンタクロロフエノールなどを用いる活性エステ
ル法; (2) ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジメチルア
ミノプロピルカルボジイミドなどを用いるカルボジイミ
ド法; (3) ジフエニルリン酸アジド、N−エトキシカルボ
ニル−2−エトキシジヒドロキノリンなどの縮合剤を用
いる方法; (4) クロルギ酸イソブチル、ピバリン酸クロリドな
どを用いる混合酸無水物法; (5) アジド法 などの方法を用いればよい。
ナールジ低級アルキルアセタールを得るために、本発明
のNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール(I)またはL−アルギニナールジ低級アルキルア
セタール(II)にアミノ酸残基等を導入するには、ペプ
チド化学で一般的に使用されている方法、例えば、 (1) N−ヒドロキシサクシミド、P−ニトロフエノ
ール、ペンタクロロフエノールなどを用いる活性エステ
ル法; (2) ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジメチルア
ミノプロピルカルボジイミドなどを用いるカルボジイミ
ド法; (3) ジフエニルリン酸アジド、N−エトキシカルボ
ニル−2−エトキシジヒドロキノリンなどの縮合剤を用
いる方法; (4) クロルギ酸イソブチル、ピバリン酸クロリドな
どを用いる混合酸無水物法; (5) アジド法 などの方法を用いればよい。
以上のような方法によりアミノ酸等の残基を導入された
化合物は、再結晶やシリカゲルを担体としたカラムクロ
マトグラフイーにより精製される。さらに必要に応じ
て、ベンジルオキシカルボニル基などの保護基は、例え
ばメタノール等の溶媒中パラジウム黒などを用いる接触
還元で除去すればよい。
化合物は、再結晶やシリカゲルを担体としたカラムクロ
マトグラフイーにより精製される。さらに必要に応じ
て、ベンジルオキシカルボニル基などの保護基は、例え
ばメタノール等の溶媒中パラジウム黒などを用いる接触
還元で除去すればよい。
このようにして得られた化合物は、そのアセタール部位
を加水分解してアルデヒド基とすることにより、種々の
プテロアーゼ阻害剤とすることができる。
を加水分解してアルデヒド基とすることにより、種々の
プテロアーゼ阻害剤とすることができる。
アセタールをアルデヒド基にするには、一般に加水分解
により行なうことができる。化合物が水に不溶の場合に
は、メタノール、エタノール、アセトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミドのような水と混和する溶媒を
用い、塩酸、硫酸またはp−トルエンスルホン酸などを
用いて、10〜60℃、好ましくは25〜40℃で数時間反応さ
せればよい。この場合、用いる酸の濃度は特に限定され
ないが、0.3〜0.5規定になるように調整することが好ま
しい。シリカゲルを担体とした薄層クロマトグラフイー
で原料の消失が認められた後、過剰の酸は弱塩基交換樹
脂、例えばDowex WGRで除去した後、凍結乾燥等により
目的とする化合物の塩を得ることができる。
により行なうことができる。化合物が水に不溶の場合に
は、メタノール、エタノール、アセトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミドのような水と混和する溶媒を
用い、塩酸、硫酸またはp−トルエンスルホン酸などを
用いて、10〜60℃、好ましくは25〜40℃で数時間反応さ
せればよい。この場合、用いる酸の濃度は特に限定され
ないが、0.3〜0.5規定になるように調整することが好ま
しい。シリカゲルを担体とした薄層クロマトグラフイー
で原料の消失が認められた後、過剰の酸は弱塩基交換樹
脂、例えばDowex WGRで除去した後、凍結乾燥等により
目的とする化合物の塩を得ることができる。
なお、最終生成物であるN末端保護及び無保護ペプチジ
ル−L−アルギニナールを得るために使用する原料とし
てNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール(I)を用いる場合、アルデヒド基の再生はグアニ
ジノ基の脱保護に先立つて行なつても、脱保護の後に行
なつてもよい。
ル−L−アルギニナールを得るために使用する原料とし
てNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキルアセタ
ール(I)を用いる場合、アルデヒド基の再生はグアニ
ジノ基の脱保護に先立つて行なつても、脱保護の後に行
なつてもよい。
[実施例] 以下に本発明を実施例により更に詳細に説明する。しか
しながらかかる実施例によつて本発明は何んら限定され
るものではない。
しながらかかる実施例によつて本発明は何んら限定され
るものではない。
以下の実施例及び参考例における薄層クロマトグラフイ
ーのRf値の測定には、すべてメルク社製薄層板シリカゲ
ル60F254プレート(0.25mm)を使用した。
ーのRf値の測定には、すべてメルク社製薄層板シリカゲ
ル60F254プレート(0.25mm)を使用した。
実施例1 NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニナールジ
チルアセタール (A) NG−X−L−アルギニンメチルエステルからの
合成 1. NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニンメ
チルエステル2塩酸塩 85.3g(0.20モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニン
(ギユンターら、ツアイトシユリフト・フユーア・ケミ
ー、13巻、9号、344ページ、(1973年))に100mlの酢
酸を加え懸濁させ、この懸濁液を氷水で冷却し、攪拌し
ながら、400mlの2規定塩酸酢酸溶液を滴下した後、室
温で1時間攪拌を続けた。得られた反応液を約3のジ
エチルエーテル中に攪拌下注ぎ、生成した白色沈殿を濾
取、約2のジエチルエーテルで洗浄後、五酸化リン及
び水酸化カリウム存在下、真空乾燥し白色固体76.9gを
得た。
チルアセタール (A) NG−X−L−アルギニンメチルエステルからの
合成 1. NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニンメ
チルエステル2塩酸塩 85.3g(0.20モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニン
(ギユンターら、ツアイトシユリフト・フユーア・ケミ
ー、13巻、9号、344ページ、(1973年))に100mlの酢
酸を加え懸濁させ、この懸濁液を氷水で冷却し、攪拌し
ながら、400mlの2規定塩酸酢酸溶液を滴下した後、室
温で1時間攪拌を続けた。得られた反応液を約3のジ
エチルエーテル中に攪拌下注ぎ、生成した白色沈殿を濾
取、約2のジエチルエーテルで洗浄後、五酸化リン及
び水酸化カリウム存在下、真空乾燥し白色固体76.9gを
得た。
一方、150mlのメタノールを−10℃に冷却し、この温度
で攪拌しながら62.5gの塩化チオニルを滴下し、10分間
攪拌後、先に調製した白色固体57.2gを防湿下に加え、
室温に自然昇温させて一晩攪拌を続けた。反応液から溶
媒を減圧下に留去して得られた残渣を300mlのクロロホ
ルムに溶解し、この溶液を約3の酢酸エチル中に攪拌
下注ぎ、生成した白色固体を濾取、約1の酢酸エチル
で洗浄後、五酸化リン及び水酸化カリウム存在下、真空
乾燥して白色固体を得た。
で攪拌しながら62.5gの塩化チオニルを滴下し、10分間
攪拌後、先に調製した白色固体57.2gを防湿下に加え、
室温に自然昇温させて一晩攪拌を続けた。反応液から溶
媒を減圧下に留去して得られた残渣を300mlのクロロホ
ルムに溶解し、この溶液を約3の酢酸エチル中に攪拌
下注ぎ、生成した白色固体を濾取、約1の酢酸エチル
で洗浄後、五酸化リン及び水酸化カリウム存在下、真空
乾燥して白色固体を得た。
収量:57.8g(97.5%) 融点:102〜105℃(発泡) ▲[α]26 D▼=+13゜(C=1、メタノール) Rf:0.39(n−ブタノール:酢酸:水=4:1:1) 2. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンメチルエステル 39.5g(0.10モル)のNG−ベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニンメチルエステル2塩酸塩(1)を200ml
の塩化メチレンに溶解した。溶液を0℃に冷却し、27.8
mlのトリエチルアミンを加えて10分間攪拌後、26.5gの
S−t−ブチルオキシカルボニル−4,6−ジメチル−2
−チオピリミジンを加え、一晩攪拌を続けた。得られた
反応液を、5%塩酸(100ml×3)、飽和食塩水(100ml
×1)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml×
3)、飽和食塩水(100ml×2)で順次洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣を酢酸エチル及びジエチルエーテルから再結
晶し、結晶を濾取、真空乾燥して白色結晶を得た。
オキシカルボニル−L−アルギニンメチルエステル 39.5g(0.10モル)のNG−ベンジルオキシカルボニル−
L−アルギニンメチルエステル2塩酸塩(1)を200ml
の塩化メチレンに溶解した。溶液を0℃に冷却し、27.8
mlのトリエチルアミンを加えて10分間攪拌後、26.5gの
S−t−ブチルオキシカルボニル−4,6−ジメチル−2
−チオピリミジンを加え、一晩攪拌を続けた。得られた
反応液を、5%塩酸(100ml×3)、飽和食塩水(100ml
×1)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml×
3)、飽和食塩水(100ml×2)で順次洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した。得
られた残渣を酢酸エチル及びジエチルエーテルから再結
晶し、結晶を濾取、真空乾燥して白色結晶を得た。
収量:25.8g(61.0%) 融点:62〜65℃(発泡) ▲[α]28 D▼:−8.0゜(C=1、メタノール) Rf:0.40(クロロホルム:メタノール=10:1) 3. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニノール 21.1gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベン
ジルオキシカルボニル−L−アルギニンメチルエステル
(2)を500mlのメタノールに溶解した。一方、18.9gの
水素化ホウ素ナトリウムを100mlの水に溶解し、この溶
液を先に調製しておいたメタノール溶液に氷水で冷却攪
拌下滴下し、室温で4時間攪拌を続けた。シリカゲルを
担体とした薄層クロマトグラフイーで原料の消失を確認
後、気体が発生しなくなるまで酢酸を加え、この溶液か
ら溶媒を減圧下に留去した。残渣に750mlの酢酸エチル
及び50mlの水を加え抽出し、酢酸エチル層を5%塩酸
(200ml×2)、飽和食塩水(200ml×1)、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(200ml×2)、飽和食塩水(200ml
×2)で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を、クロロホル
ム、酢酸エチル及びジエチルエーテルから再結晶し、結
晶を濾取、真空乾燥して白色結晶を得た。
オキシカルボニル−L−アルギニノール 21.1gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベン
ジルオキシカルボニル−L−アルギニンメチルエステル
(2)を500mlのメタノールに溶解した。一方、18.9gの
水素化ホウ素ナトリウムを100mlの水に溶解し、この溶
液を先に調製しておいたメタノール溶液に氷水で冷却攪
拌下滴下し、室温で4時間攪拌を続けた。シリカゲルを
担体とした薄層クロマトグラフイーで原料の消失を確認
後、気体が発生しなくなるまで酢酸を加え、この溶液か
ら溶媒を減圧下に留去した。残渣に750mlの酢酸エチル
及び50mlの水を加え抽出し、酢酸エチル層を5%塩酸
(200ml×2)、飽和食塩水(200ml×1)、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(200ml×2)、飽和食塩水(200ml
×2)で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を、クロロホル
ム、酢酸エチル及びジエチルエーテルから再結晶し、結
晶を濾取、真空乾燥して白色結晶を得た。
収量:16.2g(82.0%) 融点:76〜78℃ ▲[α]28 D▼:−6.0゜(C=1、メタノール) Rf:0.42(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=8:
8:1:1) 4. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニノール 12.73gの三酸化イオウ・ピリジン錯体を窒素雰囲気下80
mlの無水ジメチルスルホキシドに溶解した。一方、7.89
gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニノール(3)を窒素雰
囲気下、80mlの無水ジメチルスルホキシドに溶解し、溶
液を18℃に冷却、次いでこの温度で攪拌しながら、11.2
mlのトリエチルアミン、さらに先に調製しておいた三酸
化イオウ・ピリジン錯体溶液を加え、20分間攪拌を続け
た。得られた反応液を800mlの冷水中に注ぐと懸濁し
た。この懸濁液に500mlの酢酸エチル及び食塩を加えて
抽出し、酢酸エチル層を10%クエン酸水溶液(200ml×
2)、飽和食塩水(200ml×1)、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液(200ml×2)、飽和食塩水(200ml×2)で
順次洗浄した。溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を減圧下に留去して得られた残渣をジエチルエーテ
ルに溶解し、n−ヘキサンを加えて結晶化させた。この
結晶を濾取、真空乾燥し白色結晶を得た。
8:1:1) 4. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニノール 12.73gの三酸化イオウ・ピリジン錯体を窒素雰囲気下80
mlの無水ジメチルスルホキシドに溶解した。一方、7.89
gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニノール(3)を窒素雰
囲気下、80mlの無水ジメチルスルホキシドに溶解し、溶
液を18℃に冷却、次いでこの温度で攪拌しながら、11.2
mlのトリエチルアミン、さらに先に調製しておいた三酸
化イオウ・ピリジン錯体溶液を加え、20分間攪拌を続け
た。得られた反応液を800mlの冷水中に注ぐと懸濁し
た。この懸濁液に500mlの酢酸エチル及び食塩を加えて
抽出し、酢酸エチル層を10%クエン酸水溶液(200ml×
2)、飽和食塩水(200ml×1)、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液(200ml×2)、飽和食塩水(200ml×2)で
順次洗浄した。溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を減圧下に留去して得られた残渣をジエチルエーテ
ルに溶解し、n−ヘキサンを加えて結晶化させた。この
結晶を濾取、真空乾燥し白色結晶を得た。
収量:5.2g(66%) 融点:80〜84℃(発泡) ▲[α]28 D▼:+17゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド) Rf:0.52(クロロホルム:メタノール:酢酸:水=80:2
0:2.5:5) C19H28N4O5(392.46)に対する元素分析 理論値 C:58.15% H:7.19% N:14.28% 実測値 C:58.04% H:7.46% N:13.98% 5.NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニナール
ジブチルアセタール 3.92gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベン
ジルオキシカルボニル−L−アルギニナール(4)及び
3.99gのp−トルエンスルホン酸.1水和物を25mlのn−
ブタノール及び100mlのベンゼンに溶解した。この溶液
を加熱し、ジーン・スタークの装置を用いて生成する水
を共沸させて除きながら1時間還流させた。反応液から
溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を100mlの酢酸エ
チルに溶解、50mlの水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、再び溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカ
ゲルを担体としたカラムクロマトグラフイーに附し、ク
ロロホルム:メタノール=15:1(v/v)で展開、Rf:0.51
(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=4:2:1:1)
のニンヒドリン反応陽性画分を減圧下に濃縮した。この
残渣を100mlのジエチルエーテルに溶解し、溶液を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml×3)、飽和食塩水
(50ml×2)で順次洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。濃縮物をジエチルエーテ
ル及びn−ヘキサンから再結晶し、結晶を濾取、減圧乾
燥して白色結晶を得た。
ド) Rf:0.52(クロロホルム:メタノール:酢酸:水=80:2
0:2.5:5) C19H28N4O5(392.46)に対する元素分析 理論値 C:58.15% H:7.19% N:14.28% 実測値 C:58.04% H:7.46% N:13.98% 5.NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニナール
ジブチルアセタール 3.92gのNα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベン
ジルオキシカルボニル−L−アルギニナール(4)及び
3.99gのp−トルエンスルホン酸.1水和物を25mlのn−
ブタノール及び100mlのベンゼンに溶解した。この溶液
を加熱し、ジーン・スタークの装置を用いて生成する水
を共沸させて除きながら1時間還流させた。反応液から
溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を100mlの酢酸エ
チルに溶解、50mlの水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、再び溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカ
ゲルを担体としたカラムクロマトグラフイーに附し、ク
ロロホルム:メタノール=15:1(v/v)で展開、Rf:0.51
(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=4:2:1:1)
のニンヒドリン反応陽性画分を減圧下に濃縮した。この
残渣を100mlのジエチルエーテルに溶解し、溶液を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml×3)、飽和食塩水
(50ml×2)で順次洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。濃縮物をジエチルエーテ
ル及びn−ヘキサンから再結晶し、結晶を濾取、減圧乾
燥して白色結晶を得た。
収量:2.25g(53%) 融点:69〜70℃ ▲[α]28 D▼:+6.5゜(C=1、酢酸) Rf:0.51(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=4:
2:1:1) C22H38N4O4・1/2H2O(431.58)に対する元素分析 理論値 C:61.23% H:9.11% N:12.98% 実測値 C:61.31% H:9.18% N:13.14% (B) Nα−Y−NG−X−L−アルギニンラクタムか
らの合成 1. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム 213.2g(0.50モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニン及
び57.5g(0.50モル)のN−ヒドロキシサクシミドを1
のテトラヒドロフランに溶解した。溶液を0℃に冷却
し、次いでこの温度で攪拌しながら、103.2g(0.50モ
ル)のジシクロヘキシルカルボジイミドを500mlのテト
ラヒドロフランに溶解した溶液を添加し、室温に自然昇
温させて一晩攪拌を続けた。生成したジシクロヘキシル
尿素を濾去し、濾液を3.5の氷水中に注いで析出した
結晶を濾取、この結晶を300mlの冷水で洗浄後、五酸化
リンの存在下真空乾燥し、白色結晶を得た。
2:1:1) C22H38N4O4・1/2H2O(431.58)に対する元素分析 理論値 C:61.23% H:9.11% N:12.98% 実測値 C:61.31% H:9.18% N:13.14% (B) Nα−Y−NG−X−L−アルギニンラクタムか
らの合成 1. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム 213.2g(0.50モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニン及
び57.5g(0.50モル)のN−ヒドロキシサクシミドを1
のテトラヒドロフランに溶解した。溶液を0℃に冷却
し、次いでこの温度で攪拌しながら、103.2g(0.50モ
ル)のジシクロヘキシルカルボジイミドを500mlのテト
ラヒドロフランに溶解した溶液を添加し、室温に自然昇
温させて一晩攪拌を続けた。生成したジシクロヘキシル
尿素を濾去し、濾液を3.5の氷水中に注いで析出した
結晶を濾取、この結晶を300mlの冷水で洗浄後、五酸化
リンの存在下真空乾燥し、白色結晶を得た。
収量:187.0g(96%) 融点:164〜165℃ ▲[α]26 D▼:−25゜(C=1、テトラヒドロフラ
ン) Rf:0.67(クロロホルム:メタノール=30:1、v/v) C19H26N4O5(390.44)に対する元素分析 理論値 C:58.45% H:6.71% N:14.35% 実測値 C:58.29% H:6.88% N:14.06% 2. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニナール 117.1g(0.30モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニンラ
クタム(1)を1.5の無水テトラヒドロフランに溶解
した。溶液を−30℃に冷却し、次いでこの温度で攪拌し
ながら、11.4gの水素化リチウムアルミニウムを750mlの
無水テトラヒドロフランに溶解した溶液を−30℃で滴下
し、滴下終了後、−30℃で1時間攪拌を続けた。得られ
た溶液に、冷却下1規定硫酸を加えpH2〜3とし、ここ
へ2の水を加えて希釈し、1.5のn−ヘキサンで2
回抽出後、水性テトラヒドロフラン相から1.5の塩化
メチレンで2回抽出した。この塩化メチレン相を水(30
0ml×2)、5%炭酸水素ナトリウム水溶液(300ml×
2)、水(300ml×2)で順次洗浄後、溶液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣を250mlのジエチルエーテルに溶解し、この溶
液を2のn−ヘキサン中に注いで結晶化させた。結晶
を濾取、真空乾燥し、白色結晶を得た。
ン) Rf:0.67(クロロホルム:メタノール=30:1、v/v) C19H26N4O5(390.44)に対する元素分析 理論値 C:58.45% H:6.71% N:14.35% 実測値 C:58.29% H:6.88% N:14.06% 2. Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニナール 117.1g(0.30モル)のNα−t−ブチルオキシカルボニ
ル−NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニンラ
クタム(1)を1.5の無水テトラヒドロフランに溶解
した。溶液を−30℃に冷却し、次いでこの温度で攪拌し
ながら、11.4gの水素化リチウムアルミニウムを750mlの
無水テトラヒドロフランに溶解した溶液を−30℃で滴下
し、滴下終了後、−30℃で1時間攪拌を続けた。得られ
た溶液に、冷却下1規定硫酸を加えpH2〜3とし、ここ
へ2の水を加えて希釈し、1.5のn−ヘキサンで2
回抽出後、水性テトラヒドロフラン相から1.5の塩化
メチレンで2回抽出した。この塩化メチレン相を水(30
0ml×2)、5%炭酸水素ナトリウム水溶液(300ml×
2)、水(300ml×2)で順次洗浄後、溶液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した。得ら
れた残渣を250mlのジエチルエーテルに溶解し、この溶
液を2のn−ヘキサン中に注いで結晶化させた。結晶
を濾取、真空乾燥し、白色結晶を得た。
収量:92.1g(78.2%) 3. NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニナー
ルジブチルアセタール Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジルオキ
シカルボニル−L−アルギニナール(2)を用いて
(A)の5と同様にしてNG−ベンジルオキシカルボニル
−L−アルギニナールジブチルアセタールを得た。
ルジブチルアセタール Nα−t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジルオキ
シカルボニル−L−アルギニナール(2)を用いて
(A)の5と同様にしてNG−ベンジルオキシカルボニル
−L−アルギニナールジブチルアセタールを得た。
実施例2 L−アルギニナールジブチルアセタール塩酸
塩 1.27gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を30
mlのn−ブタノールに溶解し、1.12mlの2.7規定塩酸ジ
オキサン溶液を加え、0.5gのパラジウム黒を添加し、接
触還元を行なつた。シリカゲルを担体とした薄層クロマ
トグラフイーで原料の消失を確認後、パラジウム黒を濾
去、濾液から溶媒を減圧下に留去して得られた濃縮物
を、塩化メチレン及び酢酸エチルから再結晶した。結晶
を濾取、真空乾燥し、白色結晶を得た。
塩 1.27gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を30
mlのn−ブタノールに溶解し、1.12mlの2.7規定塩酸ジ
オキサン溶液を加え、0.5gのパラジウム黒を添加し、接
触還元を行なつた。シリカゲルを担体とした薄層クロマ
トグラフイーで原料の消失を確認後、パラジウム黒を濾
去、濾液から溶媒を減圧下に留去して得られた濃縮物
を、塩化メチレン及び酢酸エチルから再結晶した。結晶
を濾取、真空乾燥し、白色結晶を得た。
収量:0.87g(89%) 融点:127〜128℃ ▲[α]28 D▼:+12.5゜(C=0.8、酢酸) Rf:0.51(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=2:
1:1:1) C14H33N4O2Cl・1/2H2O(333.91)に対する元素分析 理論値 C:50.36% H:10.26% N:16.78% 実測値 C:50.53% H:10.60% N:16.70% MS:m/z 289(MH+) 実施例3 L−アルギニナールジブチルアセタール硫酸
塩 0.21gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を7.
5mlのn−ブタノールに溶解し、0.25mlの2規定硫酸を
含むn−ブタノール溶液を加え、0.5gのパラジウム黒を
添加して接触還元を行なつた。シリカゲルを担体とした
薄層クロマトグラフイーで原料の消失を確認後、10mlの
メタノールを加えてパラジウム黒を濾去、濾液から溶媒
を減圧下に留去して得られた濃縮物にジエチルエーテル
を加え、結晶を濾取、真空乾燥し白色結晶を得た。
1:1:1) C14H33N4O2Cl・1/2H2O(333.91)に対する元素分析 理論値 C:50.36% H:10.26% N:16.78% 実測値 C:50.53% H:10.60% N:16.70% MS:m/z 289(MH+) 実施例3 L−アルギニナールジブチルアセタール硫酸
塩 0.21gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を7.
5mlのn−ブタノールに溶解し、0.25mlの2規定硫酸を
含むn−ブタノール溶液を加え、0.5gのパラジウム黒を
添加して接触還元を行なつた。シリカゲルを担体とした
薄層クロマトグラフイーで原料の消失を確認後、10mlの
メタノールを加えてパラジウム黒を濾去、濾液から溶媒
を減圧下に留去して得られた濃縮物にジエチルエーテル
を加え、結晶を濾取、真空乾燥し白色結晶を得た。
収量:0.11g(65%) 融点:193〜196℃(分解) (▲[α]26 D▼:+7.0゜(C=1、酢酸)) Rf:0.51(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=2:
1:1:1) MS:m/z 289(MH+) 実施例4 L−アルギニナールジブチルアセタール 0.42gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を15
mlのn−ブタノールに溶解し、0.5gのパラジウム黒を添
加して接触還元を行なつた。実施例1の(B)2と同様
に後処理し、ジクロロメタン、エーテル及びn−ヘキサ
ンより再結晶し、白色結晶を得た。
1:1:1) MS:m/z 289(MH+) 実施例4 L−アルギニナールジブチルアセタール 0.42gのNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ナールジブチルアセタール(実施例1の(A)5)を15
mlのn−ブタノールに溶解し、0.5gのパラジウム黒を添
加して接触還元を行なつた。実施例1の(B)2と同様
に後処理し、ジクロロメタン、エーテル及びn−ヘキサ
ンより再結晶し、白色結晶を得た。
収量:0.20g(69%) 融点:80〜82℃ (▲[α]26 D▼:+7.0゜(C=1、酢酸)) Rf:0.51(n−ブタノール:酢酸ブチル:酢酸:水=2:
1:1:1) MS:m/z 289(MH+) 実施例5 L−アルギニナールジブチルアセタール・塩
酸塩の光学純度の測定 石井らの、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリ
ル−D,L−アルギニナールジブチルアセタールの合成の
報文(前出)を参考に、L−アルギニナールジブチルア
セタール・塩酸塩(実施例2)とN−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−プロリル−N−ヒドロキシサクシミドエ
ステルから、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロ
リル−L−アルギニナールジブチルアセタール(以下、
L体(V)と略す)を得た(Rf:0.65:n−ブタノール:
酢酸ブチル:酢酸:水=4:2:1:1)。一方、D−アルギ
ニン((株)ペプチド研究所製)を用いて、実施例1の
(A)1〜5及び実施例2と同様にして合成したD−ア
ルギニナールジブチルアセタール塩酸塩から、N−ベン
ジルオキシカルボニル−L−プロリル−D−アルギニナ
ールジブチルアセタール(以下、D体(VI)と略す)を
得た(Rf:0.56、前記と同条件)。
1:1:1) MS:m/z 289(MH+) 実施例5 L−アルギニナールジブチルアセタール・塩
酸塩の光学純度の測定 石井らの、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリ
ル−D,L−アルギニナールジブチルアセタールの合成の
報文(前出)を参考に、L−アルギニナールジブチルア
セタール・塩酸塩(実施例2)とN−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−プロリル−N−ヒドロキシサクシミドエ
ステルから、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロ
リル−L−アルギニナールジブチルアセタール(以下、
L体(V)と略す)を得た(Rf:0.65:n−ブタノール:
酢酸ブチル:酢酸:水=4:2:1:1)。一方、D−アルギ
ニン((株)ペプチド研究所製)を用いて、実施例1の
(A)1〜5及び実施例2と同様にして合成したD−ア
ルギニナールジブチルアセタール塩酸塩から、N−ベン
ジルオキシカルボニル−L−プロリル−D−アルギニナ
ールジブチルアセタール(以下、D体(VI)と略す)を
得た(Rf:0.56、前記と同条件)。
このようにして合成された化合物は、石井らの方法に準
じ、高速液体クロマトグラフイー(カラム;YMC AM−30
3 ODS(山村化学研究所(株)製)、移動層;0.05M リ
ン酸二水素ナトリウム水溶液:アセトニトリル:メタノ
ール=60:40:9、流速;1.0ml/分、測定波長;205nm)で分
析した。L体(V)、及びD体(VI)はそれぞれ28.3
分、33.2分の保持時間を有するピークを示して溶離され
た。カツプリング反応後、未精製のL体(V)について
測定しても、D体(VI)に相当するピークの面積はL体
(V)に相当する面積の1%以下であつた。したがつ
て、実施例2で合成されたL−アルギニナールジブチル
アセタール塩酸塩の99%以上はL体である。
じ、高速液体クロマトグラフイー(カラム;YMC AM−30
3 ODS(山村化学研究所(株)製)、移動層;0.05M リ
ン酸二水素ナトリウム水溶液:アセトニトリル:メタノ
ール=60:40:9、流速;1.0ml/分、測定波長;205nm)で分
析した。L体(V)、及びD体(VI)はそれぞれ28.3
分、33.2分の保持時間を有するピークを示して溶離され
た。カツプリング反応後、未精製のL体(V)について
測定しても、D体(VI)に相当するピークの面積はL体
(V)に相当する面積の1%以下であつた。したがつ
て、実施例2で合成されたL−アルギニナールジブチル
アセタール塩酸塩の99%以上はL体である。
参考例1 D,L−ロイペプチンジブチルアセタール硫酸
塩 0.20g(0.4ミリモル)のロイペプチン硫酸塩((株)ペ
プチド研究所製)を5mlのブタノール、及び10mlのベン
ゼンを含む混合溶媒に溶解し、次にこの溶液にp−トル
エンスルホン酸水和物0.02gを加えて、6時間加熱還流
させた。得られた混合物を減圧下に濃縮し、この残渣に
酢酸エチル及びエチルエーテルを加えて生成した沈殿を
濾取した後、真空乾燥してD,L−ロイペプチンジブチル
アセタール硫酸塩を含む白色固体0.22gを得た。
塩 0.20g(0.4ミリモル)のロイペプチン硫酸塩((株)ペ
プチド研究所製)を5mlのブタノール、及び10mlのベン
ゼンを含む混合溶媒に溶解し、次にこの溶液にp−トル
エンスルホン酸水和物0.02gを加えて、6時間加熱還流
させた。得られた混合物を減圧下に濃縮し、この残渣に
酢酸エチル及びエチルエーテルを加えて生成した沈殿を
濾取した後、真空乾燥してD,L−ロイペプチンジブチル
アセタール硫酸塩を含む白色固体0.22gを得た。
このアセタール混合物を、実施例5と同条件下の高速液
体クロマトグラフイーで定量したところ、D体とL体の
示すピークの面積比は約1:2であつた。
体クロマトグラフイーで定量したところ、D体とL体の
示すピークの面積比は約1:2であつた。
参考例2 L−ロイペプチンの合成 2.65gのN−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシン
を25mlのジメチルホルムアミドに溶解し、−15℃に冷
却、この温度で攪拌している溶液に、1.10mlのN−メチ
ルモルホリン、次いで1.37mlのクロルギ酸イソブチルを
加え、−15℃で5分間攪拌した。一方、3.25gのL−ア
ルギニナールジブチルアセタール・塩酸塩(実施例2)
を30mlのジメチルホルムアミドに溶解し、この溶液に0
℃で1.40mlのトリエチルアミンを加えた溶液を別に調製
した。先に調製しておいた混合酸無水物懸濁液に、得ら
れた溶液を−10℃で滴下し、この温度で1時間、次いで
0℃で1時間攪拌を続けた。得られた反応液を減圧下に
濃縮し、この残渣を100mlのクロロホルムに溶解させ
た。この溶液を、10%クエン酸水溶液(30ml×2)、飽
和食塩水(30ml×1)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(30ml×2)、飽和食塩水(30ml×2)で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた残渣をシリカゲルを担体としたカラムクロ
マトグラフイーに附し、クロロホルム:メタノール=2
0:1(v/v)で展開した。Rf:0.48(実施例1の(A)4
と同条件)の坂口反応陽性画分を減圧下に濃縮し、N−
ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル−L−アルギ
ニナールジブチルアセタール3.73gを得た。
を25mlのジメチルホルムアミドに溶解し、−15℃に冷
却、この温度で攪拌している溶液に、1.10mlのN−メチ
ルモルホリン、次いで1.37mlのクロルギ酸イソブチルを
加え、−15℃で5分間攪拌した。一方、3.25gのL−ア
ルギニナールジブチルアセタール・塩酸塩(実施例2)
を30mlのジメチルホルムアミドに溶解し、この溶液に0
℃で1.40mlのトリエチルアミンを加えた溶液を別に調製
した。先に調製しておいた混合酸無水物懸濁液に、得ら
れた溶液を−10℃で滴下し、この温度で1時間、次いで
0℃で1時間攪拌を続けた。得られた反応液を減圧下に
濃縮し、この残渣を100mlのクロロホルムに溶解させ
た。この溶液を、10%クエン酸水溶液(30ml×2)、飽
和食塩水(30ml×1)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(30ml×2)、飽和食塩水(30ml×2)で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた残渣をシリカゲルを担体としたカラムクロ
マトグラフイーに附し、クロロホルム:メタノール=2
0:1(v/v)で展開した。Rf:0.48(実施例1の(A)4
と同条件)の坂口反応陽性画分を減圧下に濃縮し、N−
ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル−L−アルギ
ニナールジブチルアセタール3.73gを得た。
得られたN−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル
−L−アルギニナール3.73gを100mlのメタノールに溶解
し、窒素雰囲気下に1gのパラジウム黒を加え、室温で2
時間接触還元した。パラジウム黒を濾去後、濾液を減圧
下に濃縮し、L−ロイシン−L−アルギニナールジブチ
ルアセタール2.75gを得た。
−L−アルギニナール3.73gを100mlのメタノールに溶解
し、窒素雰囲気下に1gのパラジウム黒を加え、室温で2
時間接触還元した。パラジウム黒を濾去後、濾液を減圧
下に濃縮し、L−ロイシン−L−アルギニナールジブチ
ルアセタール2.75gを得た。
得られたL−ロイシル−L−アルギニナールジブチルア
セタール2.75gを、上記と同様に混合酸無水物法により
N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシンとカツプ
リングさせた後、接触還元して、L−ロイシル−L−ロ
イシル−L−アルギニナールジブチルアセタールを得
た。
セタール2.75gを、上記と同様に混合酸無水物法により
N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシンとカツプ
リングさせた後、接触還元して、L−ロイシル−L−ロ
イシル−L−アルギニナールジブチルアセタールを得
た。
得られたL−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニナ
ールジブチルアセタール0.32gを10mlのジメチルホルム
アミドに溶解後、10mlの水、及び2.05gの1−アセチル
イミダゾールを加え、さらにトリエチルアミンを加えて
溶液のpHを8〜9とし、3日間攪拌を続けた。反応液か
ら溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲルを
担体としたカラムクロマトグラフイーに附し、クロロホ
ルム:メタノール:酢酸:水=80:10:2.5:5で展開し
た。Rf:0.35(実施例1の(A)4と同条件)の坂口反
応陽性画分を減圧下に濃縮して、N−アセチル−L−ロ
イシル−L−ロイシル−L−アルギニナールジブチルア
セタール(L−ロイペプチンジブチルアセタール)0.14
gを得た。
ールジブチルアセタール0.32gを10mlのジメチルホルム
アミドに溶解後、10mlの水、及び2.05gの1−アセチル
イミダゾールを加え、さらにトリエチルアミンを加えて
溶液のpHを8〜9とし、3日間攪拌を続けた。反応液か
ら溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲルを
担体としたカラムクロマトグラフイーに附し、クロロホ
ルム:メタノール:酢酸:水=80:10:2.5:5で展開し
た。Rf:0.35(実施例1の(A)4と同条件)の坂口反
応陽性画分を減圧下に濃縮して、N−アセチル−L−ロ
イシル−L−ロイシル−L−アルギニナールジブチルア
セタール(L−ロイペプチンジブチルアセタール)0.14
gを得た。
このアセタールを、実施例5と同条件下の高速液体クロ
マトグラフイーで定量したところ、参考例1とは異な
り、N−アセチル−L−ロイシル−L−ロイシル−D−
アルギニナールジブチルアセタール(D−ロイペプチン
ジブチルアセタール)は含まれていなかつた。
マトグラフイーで定量したところ、参考例1とは異な
り、N−アセチル−L−ロイシル−L−ロイシル−D−
アルギニナールジブチルアセタール(D−ロイペプチン
ジブチルアセタール)は含まれていなかつた。
得られたL−ロイペプチンジブチルアセタール0.12g
を、15mlの1規定塩酸、及び30mlのアセトニトリルを含
む混合溶媒に溶解後、37℃で2時間加温して得られた反
応液に、弱塩基性イオン交換樹脂Dowex WGR(ダウエツ
クス社製)を加え、pH4.8とした。樹脂を濾去後、濾液
からアセトニトリルを減圧下に留去して得られた溶液を
凍結乾燥し、L−ロイペプチン38mgを得た。
を、15mlの1規定塩酸、及び30mlのアセトニトリルを含
む混合溶媒に溶解後、37℃で2時間加温して得られた反
応液に、弱塩基性イオン交換樹脂Dowex WGR(ダウエツ
クス社製)を加え、pH4.8とした。樹脂を濾去後、濾液
からアセトニトリルを減圧下に留去して得られた溶液を
凍結乾燥し、L−ロイペプチン38mgを得た。
このようにして合成されたL−ロイペプチンは、市販の
ロイペプチン((株)ペプチド研究所製)とシリカゲル
を担体とした薄層クロマトグラフイーで同一のスポツト
(Rf:0.5〜0.65;n−ブタノール:酢酸:水=4:1:1)を
示した。また、特願昭62−274896号に記載される方法に
従つて測定した、合成基質を用いたプラスミン活性の50
%阻害濃度(IC50)も一致した。
ロイペプチン((株)ペプチド研究所製)とシリカゲル
を担体とした薄層クロマトグラフイーで同一のスポツト
(Rf:0.5〜0.65;n−ブタノール:酢酸:水=4:1:1)を
示した。また、特願昭62−274896号に記載される方法に
従つて測定した、合成基質を用いたプラスミン活性の50
%阻害濃度(IC50)も一致した。
[発明の効果] 参考例2に示したように、本発明のNG−保護及び無保護
L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを原料と
することにより、通常のペプチド化学の手法を用いてア
ミノ酸やペプチドと直接反応させた後、アセタール部位
を加水分解することにより、所望のアミノ酸配列を有す
るL−アルギニナール誘導体を得ることができる。
L−アルギニナールジ低級アルキルアセタールを原料と
することにより、通常のペプチド化学の手法を用いてア
ミノ酸やペプチドと直接反応させた後、アセタール部位
を加水分解することにより、所望のアミノ酸配列を有す
るL−アルギニナール誘導体を得ることができる。
したがつて本発明は、光学分割を要さずに各種プロテア
ーゼ阻害剤として有用なL−アルギニナール誘導体を合
成することができる、すぐれた原料及びその製造法を提
示するものである。
ーゼ阻害剤として有用なL−アルギニナール誘導体を合
成することができる、すぐれた原料及びその製造法を提
示するものである。
以上に詳述した本発明の内容を要約すると次の通りであ
る。
る。
(1) 一般式(I)のNG−保護−L−アルギニナ−ル
ジ低級アルキルアセタール及びその塩。
ジ低級アルキルアセタール及びその塩。
(2) 一般式(II)のL−アルギニナールジ低級アル
キルアセタール及びその塩。
キルアセタール及びその塩。
(3) 一般式(III)のL−アルギニナール誘導体
を、無機又は有機酸存在下、低級アルコールを含む溶媒
中で反応させる一般式(I)の化合物及びその塩の製造
法。
を、無機又は有機酸存在下、低級アルコールを含む溶媒
中で反応させる一般式(I)の化合物及びその塩の製造
法。
(4) 一般式(III)のL−アルギニナール誘導体。
(5) 一般式(I)のグアニジノ基の保護基を接触還
元により除去する一般式(II)の化合物及びその塩の製
造法。
元により除去する一般式(II)の化合物及びその塩の製
造法。
(6) L体を99%以上含む一般式(I)の化合物及び
その塩。
その塩。
(7) L体を99%以上含む一般式(II)の化合物及び
その塩。
その塩。
(8) 一般式(II)のL−アルギニナールジ低級アル
キルアセタール又はその塩にアミノ酸をカツプリングす
るN末端保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナー
ル類の製造法。
キルアセタール又はその塩にアミノ酸をカツプリングす
るN末端保護及び無保護ペプチジル−L−アルギニナー
ル類の製造法。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I) 〔式中、Xはグアニジノ基の保護基を示し、Guはグアニ
ジン残基を示し、Rは低級アルキル基を示す〕 で表されるNG−保護−L−アルギニナールジ低級アルキ
ルアセタール及びその塩の製造法であって、 一般式(III) 〔式中、Xはグアニジノ基の保護基を示し、Guはグアニ
ジン残基を示し、Yは酸を含む溶媒で脱保護可能なアミ
ノ保護基を示す〕 で表されるL−アルギニナール誘導体を、無機又は有機
酸存在下、低級アルコールを含む溶媒中で反応させるこ
とを特徴とする上記製造法。 - 【請求項2】一般式(III) 〔式中、Xはグアニジノ基の保護基を示し、Guはグアニ
ジン残基を示し、Yは酸を含む溶媒で脱保護可能なアミ
ノ保護基を示す〕 で表されるL−アルギニナール誘導体。
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| JP1008963A JPH0778038B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法 |
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| JP1008963A JPH0778038B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法 |
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ID=11707330
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1008963A Expired - Fee Related JPH0778038B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法 |
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