JPH07791B2 - スキー用潤滑剤 - Google Patents
スキー用潤滑剤Info
- Publication number
- JPH07791B2 JPH07791B2 JP1251781A JP25178189A JPH07791B2 JP H07791 B2 JPH07791 B2 JP H07791B2 JP 1251781 A JP1251781 A JP 1251781A JP 25178189 A JP25178189 A JP 25178189A JP H07791 B2 JPH07791 B2 JP H07791B2
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- Japan
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- polyfluoroalkyl
- ski
- group
- ester
- meth
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、スキー用の潤滑剤に関するものである。更に
詳しくは、本発明はスキーの滑走面に塗布延伸し、滑降
性の改善を目的とした特定の融点とポリフルオロアルキ
ル基を有するフッ素化合物系のスキー用潤滑剤に関する
ものである。
詳しくは、本発明はスキーの滑走面に塗布延伸し、滑降
性の改善を目的とした特定の融点とポリフルオロアルキ
ル基を有するフッ素化合物系のスキー用潤滑剤に関する
ものである。
(従来の技術) 従来より、スキーの滑走面に塗布することにより滑降性
を向上させる潤滑剤が知られている。例えば、この種の
潤滑剤としては、脂肪族炭化水素等のパラフィンワック
ス、ポリフルオロアルカン等が市販されている。これら
は、予め加熱溶融され、スキーの滑走面にアイロン等の
熱源によって均一に塗布延伸するようにして使用される
ものである。
を向上させる潤滑剤が知られている。例えば、この種の
潤滑剤としては、脂肪族炭化水素等のパラフィンワック
ス、ポリフルオロアルカン等が市販されている。これら
は、予め加熱溶融され、スキーの滑走面にアイロン等の
熱源によって均一に塗布延伸するようにして使用される
ものである。
周知のように、スキー用のアルペン競技では100分の1
秒を競うため、これらスキーの滑走面に塗布する潤滑剤
の使用は、滑降時間を短縮させるために必要不可決のも
のである。
秒を競うため、これらスキーの滑走面に塗布する潤滑剤
の使用は、滑降時間を短縮させるために必要不可決のも
のである。
しかしながら、従来よりスキー用潤滑剤として使用され
ている前記したパラフィンワックスは滑走中に汚れの付
着や酸化反応により性能低下をきたし、高速滑降を持続
させるのに問題がある。また、これらの問題を改善する
ために、ポリフルオロアルカンで構成されたフッ素系の
スキーワックスが提案されている(特開昭60-58496号公
報)が、別の問題を派生させている。
ている前記したパラフィンワックスは滑走中に汚れの付
着や酸化反応により性能低下をきたし、高速滑降を持続
させるのに問題がある。また、これらの問題を改善する
ために、ポリフルオロアルカンで構成されたフッ素系の
スキーワックスが提案されている(特開昭60-58496号公
報)が、別の問題を派生させている。
このものは、ハロゲン化パーフルオロカーボンスルホニ
ル(CnF2n+1・SO2F)を出発原料として製造される比較
的融点が高い固状パーフルオロカーボン(C2nF4n+2)を
潤滑剤とするものであり、その分子構造から明らかのよ
うに分子末端に炭化水素基、水酸基、エステル残基など
を有さない炭素とフッ素からなる完全なポリフルオロア
ルカンである。スキー用潤滑剤はスキーの滑走面、一般
には高密度ポリエチレンで構成されるスキーソール面に
強く吸着し、その非ぬれ性を向上させることが要求され
るが、前記したポリフルオロアルカンでは吸着能が不十
分である。また、融点が100℃以上と比較的高いため、
塗布時に高温の加熱が必要であり、この熱がスキーソー
ル面の高密度ポリエチレンを熱劣化させ、これがため滑
走性能を低下させてしまう。なお、前記したポリフルオ
ロアルカンを高温下において加熱溶融せずに直接塗布し
たり、あるいは溶媒等を用いて液状にして塗布したりし
ても、満足のいく滑走性能を得ることができない。
ル(CnF2n+1・SO2F)を出発原料として製造される比較
的融点が高い固状パーフルオロカーボン(C2nF4n+2)を
潤滑剤とするものであり、その分子構造から明らかのよ
うに分子末端に炭化水素基、水酸基、エステル残基など
を有さない炭素とフッ素からなる完全なポリフルオロア
ルカンである。スキー用潤滑剤はスキーの滑走面、一般
には高密度ポリエチレンで構成されるスキーソール面に
強く吸着し、その非ぬれ性を向上させることが要求され
るが、前記したポリフルオロアルカンでは吸着能が不十
分である。また、融点が100℃以上と比較的高いため、
塗布時に高温の加熱が必要であり、この熱がスキーソー
ル面の高密度ポリエチレンを熱劣化させ、これがため滑
走性能を低下させてしまう。なお、前記したポリフルオ
ロアルカンを高温下において加熱溶融せずに直接塗布し
たり、あるいは溶媒等を用いて液状にして塗布したりし
ても、満足のいく滑走性能を得ることができない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、前記した従来のスキー用潤滑剤の欠点に鑑み
なされたものである。本発明は、特にスキーの滑走面
(ソール面)が高密度ポリエチレンで構成されたスキー
に対して優れた滑走性能を付与することができるととも
に、スキーの滑走面に低温で塗布することができるスキ
ー用潤滑剤を提供しようとするものである。
なされたものである。本発明は、特にスキーの滑走面
(ソール面)が高密度ポリエチレンで構成されたスキー
に対して優れた滑走性能を付与することができるととも
に、スキーの滑走面に低温で塗布することができるスキ
ー用潤滑剤を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明はポリフルオロアルキル基
を含有するとともに、融点が100℃以下のフッ素化合物
系のスキー用潤滑剤に関し、特に、本発明は炭素数が4
〜20のポリフルオロアルキル基を含有するポリフルオロ
アルキル基を含有するアルコール、ポリフルオロアルキ
ル基を含有するエステル、(メタ)アクリル酸のポリフ
ルオロアルキルエステル系重合体から選ばれる1種また
は2種以上の混合物からなるスキーソール面が高密度ポ
リエチレンで構成されているスキー用の潤滑剤に関する
ものである。
を含有するとともに、融点が100℃以下のフッ素化合物
系のスキー用潤滑剤に関し、特に、本発明は炭素数が4
〜20のポリフルオロアルキル基を含有するポリフルオロ
アルキル基を含有するアルコール、ポリフルオロアルキ
ル基を含有するエステル、(メタ)アクリル酸のポリフ
ルオロアルキルエステル系重合体から選ばれる1種また
は2種以上の混合物からなるスキーソール面が高密度ポ
リエチレンで構成されているスキー用の潤滑剤に関する
ものである。
以下、本発明の構成を詳しく説明する。
本発明のスキー用潤滑剤は、ポリフルオロアルキル基を
含有するとともに、下記に示される融点が100℃以下の
フッ素化合物の1種または2種以上からなるものであ
る。
含有するとともに、下記に示される融点が100℃以下の
フッ素化合物の1種または2種以上からなるものであ
る。
(i)ポリフルオロアルキル基を含有するアルコール類 本発明のスキー用潤滑剤には、下記一般式(1)で示さ
れるポリフルオロアルキル基を含有するアルコールが使
用される。
れるポリフルオロアルキル基を含有するアルコールが使
用される。
一般式(1): Rf・R1・OH 但し、Rf=炭素数4〜20のポリフルオロアルキル基、 R1=炭素数1〜10の2価の炭化水素基、 を示す。
前記一般式(1)で示される具体的な化合物としては、
C6F13C2H4OH,C8F17CH2OH,C10F21C2H4OH,CHF2(CF2)7CH
2OH,(CF3)2CF(CF2)3CH2OH,HCF2(CF2)8CH2OHなど
が例示される。
C6F13C2H4OH,C8F17CH2OH,C10F21C2H4OH,CHF2(CF2)7CH
2OH,(CF3)2CF(CF2)3CH2OH,HCF2(CF2)8CH2OHなど
が例示される。
(ii)ポリフルオロアルキル基を含有するエステル類 本発明のスキー用潤滑剤には、下記一般式(2)で示さ
れるポリフルオロアルキル基を含有するエステルが使用
される。
れるポリフルオロアルキル基を含有するエステルが使用
される。
一般式(2): R2・COO・R6・R3 但し、R2,R3=少なくとも一方は炭素数4〜20のポリフ
ルオロアルキル基であり、残余は炭素数1〜20の1価の
炭化水素基、 R6=存在しないか、または炭素数1〜20の2価の炭化水
素基、 を示す。
ルオロアルキル基であり、残余は炭素数1〜20の1価の
炭化水素基、 R6=存在しないか、または炭素数1〜20の2価の炭化水
素基、 を示す。
前記一般式(2)で示される具体的な化合物としては、
C6F13COOC12H25,C8F17COOC18H37,C6F13C2H4OCOC11H23,C
8F17CH2OCOC17H35,C6F13COOCH2C8F17などが例示され
る。
C6F13COOC12H25,C8F17COOC18H37,C6F13C2H4OCOC11H23,C
8F17CH2OCOC17H35,C6F13COOCH2C8F17などが例示され
る。
(iii)(メタ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエ
ステル系重合体 本発明のスキー用潤滑剤には、下記一般式(3)で示さ
れる(メタ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエステ
ルの単独重合体または共重合体が使用される。
ステル系重合体 本発明のスキー用潤滑剤には、下記一般式(3)で示さ
れる(メタ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエステ
ルの単独重合体または共重合体が使用される。
一般式(3): CH=C(R4)・COO・R5・Rf 但し、Rf=炭素数4〜20のオリフルオロアルキル基、 R4=水素またはメチル基、 R5=炭素数1〜10の2価の炭化水素基、 を示す。
前記一般式(3)で示される具体的な化合物としては、 CF3(CF2)4CH2OCOC(CH3)=CH2, CF3(CF2)6(CH2)2OCOC(CH3)=CH2, CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2, CF3CF3CF(CF2)5(CH2)2OCOCH=CH2, CF3(CF2)8(CH2)2OCOCH=CH2, CF3(CF2)8(CH2)2OCOC(CH3)=CH2, CF3(CF2)7SO2N(C3H7)(CH2)2OCOCH=CH2, CF3(CF2)7(CH2)4OCOCH=CH2, CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2OCOC(CH)=CH2, CF3(CF2)7SO2N(C2H5)(CH2)2OCOCH=CH2, CF3(CF2)7CONH(CH2)2OCOCH=CH2, CF3CF3CF(CF2)6(CH2)3OCOCH=CH2, などが例示される。
本発明において、前記した一般式(3)で示される(メ
タ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエステルの融点
100℃以下の単独重合体はもとより、これらの単量体と
共重合しうる重合性モノマーとの共重合体もスキー用潤
滑剤として有用なものである。本発明において共重合性
モノマーとしては、共重合可能であれば特段に制限を受
けるものではないが、前記一般式(3)で示される異種
モノマーあるいは前記一般式(3)で示されるモノマー
と以下に例示する脂肪族性のアクリレート及びメタクリ
レートから選択されるモノマーとの組合せが好ましい。
タ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエステルの融点
100℃以下の単独重合体はもとより、これらの単量体と
共重合しうる重合性モノマーとの共重合体もスキー用潤
滑剤として有用なものである。本発明において共重合性
モノマーとしては、共重合可能であれば特段に制限を受
けるものではないが、前記一般式(3)で示される異種
モノマーあるいは前記一般式(3)で示されるモノマー
と以下に例示する脂肪族性のアクリレート及びメタクリ
レートから選択されるモノマーとの組合せが好ましい。
例えば、前記一般式(3)で示される(メタ)アクリル
酸のポリフルオロアルキルエステルと共重合される(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとしては、 ・アクリレート類として、 イソブチルアクリレート、ターシャリブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート等の分岐アルキル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシル
アクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルア
クリレート、トリデシルアクリレート、ステアリルアク
リレート等の直鎖アルキルアクリレートや、シクロヘキ
シルアクリレート等が、また、 ・メタクリレート類として、 アクリレート類と同様、イソブチルメタクリレート、タ
ーシャリブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート等の分岐アルキルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、n
−オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、
トリデシルメタクリレート、ステアリルメタクリレート
等の直鎖アルキルメタクリレートやシクロヘキシルメタ
クリレート等が使用できる。
酸のポリフルオロアルキルエステルと共重合される(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとしては、 ・アクリレート類として、 イソブチルアクリレート、ターシャリブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート等の分岐アルキル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシル
アクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルア
クリレート、トリデシルアクリレート、ステアリルアク
リレート等の直鎖アルキルアクリレートや、シクロヘキ
シルアクリレート等が、また、 ・メタクリレート類として、 アクリレート類と同様、イソブチルメタクリレート、タ
ーシャリブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート等の分岐アルキルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、n
−オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、
トリデシルメタクリレート、ステアリルメタクリレート
等の直鎖アルキルメタクリレートやシクロヘキシルメタ
クリレート等が使用できる。
共重合に際して、前記した重合性モノマーの1種または
2種以上を所望の割合、例えば1〜90重量%の割合に使
用すれば良い。また共重合反応に際して、メルカプタン
などの分子量調整剤を使用し適度の融点をもつ共重合体
を得るようにしてもよいことはいうまでもないことであ
る。
2種以上を所望の割合、例えば1〜90重量%の割合に使
用すれば良い。また共重合反応に際して、メルカプタン
などの分子量調整剤を使用し適度の融点をもつ共重合体
を得るようにしてもよいことはいうまでもないことであ
る。
以上、本発明においては、スキー用潤滑剤として特定の
フッ素化合物、即ち分子末端や分子中に炭化水素基、水
酸基、エステル残基などを有し、かつ100℃以下の融点
を有するフッ素化合物を使用する点に特徴がある。そし
て、これらのフッ素化合物は、後述する実施例で実証さ
れるように、従来のパラフィンワックスやポリフルオロ
アルカンよりも優れた滑降性能を発現するものである。
これは、高密度ポリエチレンで構成されるスキーソール
面において、特に高密度ポリエチレンの非結晶部分に本
発明のフッ素化合物が強く吸着し、非ぬれ性を従来のも
のよりも大きく向上するためであり、またより低い温度
下で塗布することができるためスキーソール面の熱劣化
を防止できるためであると考えられる。
フッ素化合物、即ち分子末端や分子中に炭化水素基、水
酸基、エステル残基などを有し、かつ100℃以下の融点
を有するフッ素化合物を使用する点に特徴がある。そし
て、これらのフッ素化合物は、後述する実施例で実証さ
れるように、従来のパラフィンワックスやポリフルオロ
アルカンよりも優れた滑降性能を発現するものである。
これは、高密度ポリエチレンで構成されるスキーソール
面において、特に高密度ポリエチレンの非結晶部分に本
発明のフッ素化合物が強く吸着し、非ぬれ性を従来のも
のよりも大きく向上するためであり、またより低い温度
下で塗布することができるためスキーソール面の熱劣化
を防止できるためであると考えられる。
本発明のスキー用潤滑剤は、前記した特定のフッ素系化
合物を必須の構成成分とするものであるが、公知慣用の
添加剤を配合することができる。この種の添加剤として
は、例えば有機、無機の超微粒子、超微細短繊維や板状
物質、更に着色用の染料や顔料などがある。
合物を必須の構成成分とするものであるが、公知慣用の
添加剤を配合することができる。この種の添加剤として
は、例えば有機、無機の超微粒子、超微細短繊維や板状
物質、更に着色用の染料や顔料などがある。
本発明のスキー用潤滑剤は、その形態が固定であろうと
液体であろうと任意の形態をとりうるものである。
液体であろうと任意の形態をとりうるものである。
例えば、固体の場合、本発明のポリフルオロアルキル基
を含有するとともに、融点が100℃以下のフッ素化合物
からなるスキー用潤滑剤において、その下限の融点は特
に限定されるものでなく、使用時に固体であるものが好
ましい。そして、これらは100℃以下という従来のもの
に比較して極めて低い温度で加熱溶融し、スキーの滑走
面にアイロン等の熱源によって均一に引きのばすように
して使用すればよい。
を含有するとともに、融点が100℃以下のフッ素化合物
からなるスキー用潤滑剤において、その下限の融点は特
に限定されるものでなく、使用時に固体であるものが好
ましい。そして、これらは100℃以下という従来のもの
に比較して極めて低い温度で加熱溶融し、スキーの滑走
面にアイロン等の熱源によって均一に引きのばすように
して使用すればよい。
また、液体の場合、本発明のスキー用潤滑剤をアセト
ン、アルコール、水等などに溶解または分散させてから
スプレー等でスキー滑走面に塗布して使用すればよい。
なお、固体の場合も、紙、織物、編物や不織布に含侵さ
せてから使用しても差し支えないことはいうまでもない
ことである。
ン、アルコール、水等などに溶解または分散させてから
スプレー等でスキー滑走面に塗布して使用すればよい。
なお、固体の場合も、紙、織物、編物や不織布に含侵さ
せてから使用しても差し支えないことはいうまでもない
ことである。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本
発明はこれら実施例により何ら制限を受けるものではな
い。
発明はこれら実施例により何ら制限を受けるものではな
い。
実施例1〜3/比較例1〜3 (1)スキー用潤滑剤 第1表に使用したスキー用潤滑剤の種類を示す。比較例
1〜2のものは市販ポリフルオロアルカン系のもの、比
較例3は市販炭化水素系パラフィンワックスである。
1〜2のものは市販ポリフルオロアルカン系のもの、比
較例3は市販炭化水素系パラフィンワックスである。
なお、第1表において融点測定はDSC(熱量計)を用
い、得られたDSC曲線から測定した値である。
い、得られたDSC曲線から測定した値である。
(2)スキー用潤滑剤の塗布条件 ワクシングとして第1表に記載のスキー用潤滑剤を加熱
溶融し、これをソール面が高密度ポリエチレン(MONTAN
A社製P-TEX 2000;分子量350万、密度0.940)で構成され
たスキー滑走面に塗布し、表面温度70℃のアイロンで均
一に延展した。
溶融し、これをソール面が高密度ポリエチレン(MONTAN
A社製P-TEX 2000;分子量350万、密度0.940)で構成され
たスキー滑走面に塗布し、表面温度70℃のアイロンで均
一に延展した。
次に、塗布したスキーを10℃、8時間冷却後、プラスチ
ック製のスクラッパーでスキー用潤滑剤の塗布面が平滑
になるように削り取り、更にナイロン製のブラシでスキ
ー滑走面をならした。
ック製のスクラッパーでスキー用潤滑剤の塗布面が平滑
になるように削り取り、更にナイロン製のブラシでスキ
ー滑走面をならした。
なお、比較例1〜2のフルオロアルカン系のものは加熱
溶融してスキー滑走面に塗布し、表面温度130℃に設定
したアイロンにより均一に延展した。その後は前記と同
様にプラスチック製のスクラッパー、ナイロン製のブラ
シでスキー滑走面をならした。
溶融してスキー滑走面に塗布し、表面温度130℃に設定
したアイロンにより均一に延展した。その後は前記と同
様にプラスチック製のスクラッパー、ナイロン製のブラ
シでスキー滑走面をならした。
(3)スキー用潤滑剤の性能評価 上記のようにして塗布したスキーを実際に滑走し、性能
評価を行なった。
評価を行なった。
滑走条件は次の通りである。
・天気‥‥‥‥‥‥曇り ・雪温‥‥‥‥‥‥−2℃ ・雪質‥‥‥‥‥‥アイスバーン ・テストコース‥‥直線 330m 平均斜度 25度 ・滑走者‥‥‥‥‥‥2名 スキー用潤滑剤の性能評価を、初速と平均速度について
5回の滑走の平均値を採用して行なった。
5回の滑走の平均値を採用して行なった。
結果を第2表に示す。
〔発明の効果〕 本発明のスキー用潤滑剤は、従来のスキー用潤滑剤にな
い滑走特性を有し初速、平均速度が優れ、その結果100
分の1秒を競うアルペン競技に於て好ましい結果が得ら
れる。
い滑走特性を有し初速、平均速度が優れ、その結果100
分の1秒を競うアルペン競技に於て好ましい結果が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 50:08 (72)発明者 山内 優 神奈川県横浜市神奈川区三枚町543 (56)参考文献 特開 昭60−58496(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】高密度ポリエチレンのスキーソール面を有
するスキー用の潤滑剤において前記潤滑剤が、ポリフル
オロアルキル基を含有するアルコール、ポリフルオロア
ルキル基を含有するエステル、及び(メタ)アクリル酸
のポリフルオロアルキルエステル系重合体から選ばれる
融点が100℃以下のフッ素化合物の1種または2種以上
の混合物であることを特徴とするスキー用潤滑剤。 - 【請求項2】ポリフルオロアルキル基を含有するアルコ
ールが、下記一般式(1)で示されるものである請求項
第1項に記載のスキー用潤滑剤。 一般式(1): Rf・R1・OH 但し、Rf=炭素数4〜20のポリフルオロアルキル基、 R1=炭素数1〜10の2価の炭素水素基、 を示す。 - 【請求項3】ポリフルオロアルキル基を含有するエステ
ルが、下記一般式(2)で示されるものである請求項第
1項に記載のスキー用潤滑剤。 一般式(2): R2・COO・R6・R3 但し、R2,R3=少なくとも一方は炭素数4〜20のポリフ
ルオロアルキル基であり、残余は炭素数1〜20の1価の
炭化水素基、 R6=存在しないか、または炭素数1〜20の2価の炭化水
素基、 を示す。 - 【請求項4】(メタ)アクリル酸のポリフルオロアルキ
ルエステル系重合体が、下記一般式(3)で示される
(メタ)アクリル酸のポロフルオロアルキルエステルの
単独重合体または共重合体である請求項第1項に記載の
スキー用潤滑剤。 一般式(3): CH=C(R4)・COO・R5・Rf 但し、Rf=炭素数4〜20のオリフルオロアルキル基、 R4=水素またはメチル基、 R5=炭素数1〜10の2価の炭化水素基、 を示す。 - 【請求項5】(メタ)アクリル酸のポリフルオロアルキ
ルエステル系重合体が、一般式(3)で示される(メ
タ)アクリル酸のポリフルオロアルキルエステルと(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体である請
求項第4項に記載のスキー用潤滑剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1251781A JPH07791B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | スキー用潤滑剤 |
| US07/588,848 US5131674A (en) | 1989-09-29 | 1990-09-27 | Lubricant for skis |
| EP19900118706 EP0421303A3 (en) | 1989-09-29 | 1990-09-28 | Lubricant for skis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1251781A JPH07791B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | スキー用潤滑剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115395A JPH03115395A (ja) | 1991-05-16 |
| JPH07791B2 true JPH07791B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17227830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1251781A Expired - Fee Related JPH07791B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | スキー用潤滑剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07791B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019040370A1 (en) * | 2017-08-21 | 2019-02-28 | Drake Powderworks, Llc. | LUBRICANT COATINGS FOR SKIS AND SNOWBOARDS AND ASSOCIATED METHODS OF USE |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004039381A1 (de) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Holmenkol Sport-Technologies Gmbh & Co. Kg | Gleitmittel für Sportgeräte |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-09-29 JP JP1251781A patent/JPH07791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| WO2019040370A1 (en) * | 2017-08-21 | 2019-02-28 | Drake Powderworks, Llc. | LUBRICANT COATINGS FOR SKIS AND SNOWBOARDS AND ASSOCIATED METHODS OF USE |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115395A (ja) | 1991-05-16 |
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