JPH0780341B2 - スクリーンレス印刷物及びその製造方法 - Google Patents
スクリーンレス印刷物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0780341B2 JPH0780341B2 JP220790A JP220790A JPH0780341B2 JP H0780341 B2 JPH0780341 B2 JP H0780341B2 JP 220790 A JP220790 A JP 220790A JP 220790 A JP220790 A JP 220790A JP H0780341 B2 JPH0780341 B2 JP H0780341B2
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- Japan
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- tone
- plate
- printing
- printed matter
- screenless
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絵画等の小部数で、リトグラフのようなスクリ
ーンレス(網点のない)印刷物を容易に製造、提供する
ための製版,印刷技術に関する。
ーンレス(網点のない)印刷物を容易に製造、提供する
ための製版,印刷技術に関する。
印刷物は通常、凸版印刷,平版印刷では規則的な配列を
有する網点、凹版印刷では網点又はセルの深浅によって
構成されており、インキ皮膜の面積,皮膜の厚さを変え
ることにより階調を表現している。このため通常の平版
印刷は規則的な点の配列で、点の面積の大小で濃度階調
を表現しているため、写真原稿に近ずけるためには、あ
る一定の限度がある。
有する網点、凹版印刷では網点又はセルの深浅によって
構成されており、インキ皮膜の面積,皮膜の厚さを変え
ることにより階調を表現している。このため通常の平版
印刷は規則的な点の配列で、点の面積の大小で濃度階調
を表現しているため、写真原稿に近ずけるためには、あ
る一定の限度がある。
スクリーンレス(網点のない)印刷物の一分野としてリ
トグラフがある。しかし、リトグラフを作製するには、
専門家が原稿となる絵を見ながらそれぞれの分版をハン
ドワークで書きおこしている。この分版を20〜30版作製
するため、非常に根気を要し、かつ時間が長くなるのが
常であり又高価な印刷物(版画)になる。
トグラフがある。しかし、リトグラフを作製するには、
専門家が原稿となる絵を見ながらそれぞれの分版をハン
ドワークで書きおこしている。この分版を20〜30版作製
するため、非常に根気を要し、かつ時間が長くなるのが
常であり又高価な印刷物(版画)になる。
リトグラフは芸術の分野で非常に価値を有しているが、
簡単に版を製作することができない。
簡単に版を製作することができない。
連続調分解フイルムを平版印刷用PS版(プリセンシタイ
ズドプレート)に密着して現像し、スクリーンレス印刷
物を作製する方法は過去何回も試みられているが、PS版
それ自体が網点を再現することを目的としているため、
連続調分解フイルムを焼付けても非常に硬調な階調表現
になってしまう。それゆえに連続調分解フイルムを密着
露光し、現像した版で印刷しても階調再現濃度範囲は反
射濃度で約0.6しか有していないので、連続調分解フイ
ルムの有している濃度範囲を充分再現できない。従って
単に連続調分解フイルムをPS版に焼付けて印刷しただけ
では、品質を満足するものは得られない。
ズドプレート)に密着して現像し、スクリーンレス印刷
物を作製する方法は過去何回も試みられているが、PS版
それ自体が網点を再現することを目的としているため、
連続調分解フイルムを焼付けても非常に硬調な階調表現
になってしまう。それゆえに連続調分解フイルムを密着
露光し、現像した版で印刷しても階調再現濃度範囲は反
射濃度で約0.6しか有していないので、連続調分解フイ
ルムの有している濃度範囲を充分再現できない。従って
単に連続調分解フイルムをPS版に焼付けて印刷しただけ
では、品質を満足するものは得られない。
以上のように、本発明は、従来難しかった連続調分割フ
イルムと平版用PS版を用いて、原稿の有するフルトーン
を再現するスクリーンレス印刷物とその製造方法を提供
することを課題とする。
イルムと平版用PS版を用いて、原稿の有するフルトーン
を再現するスクリーンレス印刷物とその製造方法を提供
することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、コンベンショナ
ルグラビア等で使用される連続調の色分解フイルムを平
版印刷用の版材に焼付ける工程において、原稿の有する
ハイライトトーン,ミドルトーン,シャドウトーンの各
階調を再現するために、露光量を変化させることにより
ハイライト,ミドル,シャドウ部だけの階調を表現する
分版を作製すること及び平版用インキとメジウムを混合
希釈して調肉した各トーンに対応する印刷インキで重刷
りすることにより原稿の有するフルトーンを再現するス
クリーンレス印刷物の製造方法及びスクリーンレス印刷
物を提供する。
ルグラビア等で使用される連続調の色分解フイルムを平
版印刷用の版材に焼付ける工程において、原稿の有する
ハイライトトーン,ミドルトーン,シャドウトーンの各
階調を再現するために、露光量を変化させることにより
ハイライト,ミドル,シャドウ部だけの階調を表現する
分版を作製すること及び平版用インキとメジウムを混合
希釈して調肉した各トーンに対応する印刷インキで重刷
りすることにより原稿の有するフルトーンを再現するス
クリーンレス印刷物の製造方法及びスクリーンレス印刷
物を提供する。
上記手段を用いることにより、連続調の色分解フイルム
と平版用PS版を用い、容易にスクリーンレス印刷物が製
造可能となる。
と平版用PS版を用い、容易にスクリーンレス印刷物が製
造可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は透過濃度1.8を有する連続調分解フイルムを平
版用PS版に焼付けてオフセット印刷を行い、反射濃度を
測定し、横軸に連続調分解フイルムの透過濃度を、縦軸
に印刷物の反射濃度をプロットした調子再現カーブの一
例を表している。この例では、連続調分解フイルムの濃
度が0.5以下ではインキが全く着かず、ハイライト部の
トーンが表現できず紙の白さであり、反対に濃度が1.2
以上はインキがベタ状態(100%と同じ)になってシャ
ドウ部のトーンが表現できないことを表している。
版用PS版に焼付けてオフセット印刷を行い、反射濃度を
測定し、横軸に連続調分解フイルムの透過濃度を、縦軸
に印刷物の反射濃度をプロットした調子再現カーブの一
例を表している。この例では、連続調分解フイルムの濃
度が0.5以下ではインキが全く着かず、ハイライト部の
トーンが表現できず紙の白さであり、反対に濃度が1.2
以上はインキがベタ状態(100%と同じ)になってシャ
ドウ部のトーンが表現できないことを表している。
第2図は第1図と同様にプロットした調子再現カーブで
あるが、露光量を大3,中2,小1と変化させたものであ
る。これはPS版に連続調分解フイルムを焼付ける露光量
を変化させることによりハイライト,ミドル,シャドウ
の各トーンを部分的には表現できることを表している。
あるが、露光量を大3,中2,小1と変化させたものであ
る。これはPS版に連続調分解フイルムを焼付ける露光量
を変化させることによりハイライト,ミドル,シャドウ
の各トーンを部分的には表現できることを表している。
第3図はPS版に連続調分解フイルムを焼付ける露光量を
ハイライト4,ミドル5,シャドウ6に合わせた各トーン用
の版の作り、それと対応する各版用インキで印刷した階
調再現カーブをあらわしている。
ハイライト4,ミドル5,シャドウ6に合わせた各トーン用
の版の作り、それと対応する各版用インキで印刷した階
調再現カーブをあらわしている。
第4図は第3図のハイライト,ミドル,シャドウの各版
を各版用のインキで見当を合わせて刷重ねた時の階調再
現カーブを表している。
を各版用のインキで見当を合わせて刷重ねた時の階調再
現カーブを表している。
以下のように、原稿のフルトーンを再現するのに、黄,
赤,藍,墨等の分解版の各々についてハイライト,ミド
ル,シャドウ等の各トーン用の版を作り刷重ねる。
赤,藍,墨等の分解版の各々についてハイライト,ミド
ル,シャドウ等の各トーン用の版を作り刷重ねる。
次に、実際の条件について例を述べる。
ハイライトトーン用の版を作製する露光量として、通常
の平版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量の1/
3〜1/5で露光した版に、オフセットプロセスインキ5〜
10部とメジウム90〜95部で調肉したインキで印刷し、ハ
イライト部だけのトーンを表現する印刷を行う。
の平版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量の1/
3〜1/5で露光した版に、オフセットプロセスインキ5〜
10部とメジウム90〜95部で調肉したインキで印刷し、ハ
イライト部だけのトーンを表現する印刷を行う。
ミドルトーン用の版を作製する露光量として、通常の平
版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量と同等程
度の露光量で焼付けた版に、プロセスインキ30〜50部と
メジウム50〜70部で調肉したインキで印刷し、ミドルト
ーンを表現する印刷を行う。
版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量と同等程
度の露光量で焼付けた版に、プロセスインキ30〜50部と
メジウム50〜70部で調肉したインキで印刷し、ミドルト
ーンを表現する印刷を行う。
シャドウトーン用の版を作製する露光量として、通常の
平版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量の3〜
4倍で露光した版に、プロセスインキ100部で印刷を行
う。
平版用の網ポジ(又は網ネガ)を露光する露光量の3〜
4倍で露光した版に、プロセスインキ100部で印刷を行
う。
上記のように、ハイライト,ミドル,シャドウの階調を
表す版とこれに対応したプロセスインキとメジウムで調
肉したインキで見当を合わせて刷重ねることにより印刷
物の階調再現範囲を大きくすることが可能になり品質の
高いスクリーンレス印刷物が得られた。
表す版とこれに対応したプロセスインキとメジウムで調
肉したインキで見当を合わせて刷重ねることにより印刷
物の階調再現範囲を大きくすることが可能になり品質の
高いスクリーンレス印刷物が得られた。
以上の実施例は、ハイライト,ミドル,シャドウの3版
で説明したが、必ずしも3版に限ることはなく、必要に
よりミドルよりハイライト,ハイライトよりミドル,シ
ャドウよりミドル,ミドルよりシャドウ等の分版を作製
することができる。
で説明したが、必ずしも3版に限ることはなく、必要に
よりミドルよりハイライト,ハイライトよりミドル,シ
ャドウよりミドル,ミドルよりシャドウ等の分版を作製
することができる。
また、原稿によりシャドウがないもの等不必要なものは
省くことができる。
省くことができる。
本発明は通常のカラースキャナー等で分解された連続調
分解フイルムを露光量を変化させるだけで各トーン用の
分版が得られ、ハンドワークによる分色版を作製する必
要がない。
分解フイルムを露光量を変化させるだけで各トーン用の
分版が得られ、ハンドワークによる分色版を作製する必
要がない。
また、通常のプロセスインキの発色原理に基づいている
ので、分版作製及び印刷作業の標準が設定し易く、比較
的色再現が容易に得られる。
ので、分版作製及び印刷作業の標準が設定し易く、比較
的色再現が容易に得られる。
第1図は連続調分解フィルムを平版用PS版に焼付けてオ
フセット印刷し、印刷物の反射濃度を測定し、横軸に連
続調分解フィルムの透過濃度を縦軸に印刷物の反射濃度
をプロットした一例である。第2図から第4図も同様の
グラフであるが内容が異なる。 第2図は露光量を変化させた時の階調再現曲線である。
第3図はハイライト,ミドル,シャドウ用の各トーン版
と対応するインキで印刷した時の階調再現特性を表して
いる。第4図はハイライト,ミドル,シャドウ用の各ト
ーン版と対応するインキで見当を合わせて刷重ねた時の
階調再現を表している。 1……露光量小、2……露光量中、3……露光量大、 4……ハイライト用版とハイライト用インキ、 5……ミドル用版とミドル用インキ、 6……シャドウ用インキとシャドウ用インキ
フセット印刷し、印刷物の反射濃度を測定し、横軸に連
続調分解フィルムの透過濃度を縦軸に印刷物の反射濃度
をプロットした一例である。第2図から第4図も同様の
グラフであるが内容が異なる。 第2図は露光量を変化させた時の階調再現曲線である。
第3図はハイライト,ミドル,シャドウ用の各トーン版
と対応するインキで印刷した時の階調再現特性を表して
いる。第4図はハイライト,ミドル,シャドウ用の各ト
ーン版と対応するインキで見当を合わせて刷重ねた時の
階調再現を表している。 1……露光量小、2……露光量中、3……露光量大、 4……ハイライト用版とハイライト用インキ、 5……ミドル用版とミドル用インキ、 6……シャドウ用インキとシャドウ用インキ
Claims (2)
- 【請求項1】コンベンショナルグラビア等で使用される
連続調の色分解フイルムを平版印刷用の版材に焼付ける
工程において、原稿の有するハイライトトーン,ミドル
トーン,シャドウトーンの各階調を再現するために、露
光量を変化させることによりハイライト,ミドル,シャ
ドウ部だけの階調を表現する分版を作製すること及び平
版用インキとメジウムを混合希釈して調肉した各トーン
に対応する印刷インキで重刷りすることにより原稿の有
するフルトーンを再現することを特徴とするスクリーン
レス印刷物の製造方法。 - 【請求項2】請求項第1項記載の方法で製造されたスク
リーンレス印刷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220790A JPH0780341B2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スクリーンレス印刷物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220790A JPH0780341B2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スクリーンレス印刷物及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03207687A JPH03207687A (ja) | 1991-09-10 |
| JPH0780341B2 true JPH0780341B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=11522907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP220790A Expired - Lifetime JPH0780341B2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スクリーンレス印刷物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780341B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP220790A patent/JPH0780341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03207687A (ja) | 1991-09-10 |
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