JPH0780658B2 - エレベーター装置 - Google Patents
エレベーター装置Info
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- JPH0780658B2 JPH0780658B2 JP2155375A JP15537590A JPH0780658B2 JP H0780658 B2 JPH0780658 B2 JP H0780658B2 JP 2155375 A JP2155375 A JP 2155375A JP 15537590 A JP15537590 A JP 15537590A JP H0780658 B2 JPH0780658 B2 JP H0780658B2
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- guide
- gap
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベーター装置に係り、特に、安定なエレベ
ーター乗りかごの案内支持を行うことのできるエレベー
ター装置に関する。
ーター乗りかごの案内支持を行うことのできるエレベー
ター装置に関する。
[従来の技術] エレベーター乗りかごの案内支持に関する従来技術とし
て、例えば、特公昭58-39753号公報に記載に記載された
技術が知られている。この従来技術は、非接触磁気ガイ
ドを案内レールに対向して設置し、両者間のギャップが
一定となるように磁気ガイドの吸引力を制御し、それま
で用いられていたガイドローラを不要とし、ローラの回
転に伴う振動騒音をなくすことができるようにしたもの
である。
て、例えば、特公昭58-39753号公報に記載に記載された
技術が知られている。この従来技術は、非接触磁気ガイ
ドを案内レールに対向して設置し、両者間のギャップが
一定となるように磁気ガイドの吸引力を制御し、それま
で用いられていたガイドローラを不要とし、ローラの回
転に伴う振動騒音をなくすことができるようにしたもの
である。
また、他の従来技術として、例えば、特開昭63-87482号
公報に記載された技術が知られている。この従来技術
は、磁気ガイド制御を行うものであるが、案内レールと
磁気ガイドとの間のギャップに着目するのではなく、ギ
ャップ制御用に鉛直基準体を昇降路内に別設して、この
鉛直基準体に基づいて、磁気ガイドをフィードフオワー
ド制御することにより、案内レール不整の影響を少なく
するものである。
公報に記載された技術が知られている。この従来技術
は、磁気ガイド制御を行うものであるが、案内レールと
磁気ガイドとの間のギャップに着目するのではなく、ギ
ャップ制御用に鉛直基準体を昇降路内に別設して、この
鉛直基準体に基づいて、磁気ガイドをフィードフオワー
ド制御することにより、案内レール不整の影響を少なく
するものである。
さらに、他の従来技術として、例えば、特開昭62-74897
号公報に記載された技術が知られている。この従来技術
は、案内摺動部を学習制御により追従制御することによ
って、乗りかごを案内レールの軌道に正確に順応させる
ようにするものである。
号公報に記載された技術が知られている。この従来技術
は、案内摺動部を学習制御により追従制御することによ
って、乗りかごを案内レールの軌道に正確に順応させる
ようにするものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記第1の従来技術は、非接触磁気ガイドと案内レール
とのギャップが一定となるように制御しているので、案
内レールの設置自体に不整等があると、その影響をによ
り乗りかごが横振れするという問題点を有している。
とのギャップが一定となるように制御しているので、案
内レールの設置自体に不整等があると、その影響をによ
り乗りかごが横振れするという問題点を有している。
また、前記第2の従来技術は、鉛直基準体を別設しなけ
ればならないという問題点を有すると共に、建物が風な
どで揺れた場合に、建物と鉛直基準体とが必ずしも同様
の揺れとならないため、乗りかごと案内レールとが不必
要に離れ、あるいは、逆に接触する等の不具合を生じる
という問題点を有している。
ればならないという問題点を有すると共に、建物が風な
どで揺れた場合に、建物と鉛直基準体とが必ずしも同様
の揺れとならないため、乗りかごと案内レールとが不必
要に離れ、あるいは、逆に接触する等の不具合を生じる
という問題点を有している。
さらに、前記第3の従来技術は、摺動装置を用いること
が前提であるため、エレベーター走行時の摺動騒音が残
り、試運転のデータに基づいてフィードホワード制御を
行うために、種々の運転条件、例えば、乗りかご内乗客
の偏荷重による影響等に対応することができず、必ずし
も横振動を完全に除去できるとは言い難いという問題点
を有している。
が前提であるため、エレベーター走行時の摺動騒音が残
り、試運転のデータに基づいてフィードホワード制御を
行うために、種々の運転条件、例えば、乗りかご内乗客
の偏荷重による影響等に対応することができず、必ずし
も横振動を完全に除去できるとは言い難いという問題点
を有している。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、案内
レールの設置不整等の影響を受けることなく、エレベー
ター乗りかごの案内を行うことのできるエレベーター装
置を提供することにある。
レールの設置不整等の影響を受けることなく、エレベー
ター乗りかごの案内を行うことのできるエレベーター装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 昇降路に設置されたガイドレールに対向するように乗り
かごに設けられたガイド装置を備え、ガイド装置とガイ
ドレールとの間の距離が制御されるエレベーター装置に
おいて、エレベーターの一運転に先立つ出発階でのエレ
ベーター出発前のドア閉完了後の情報に基づいて、水平
方向の基準位置をガイドレールとの間の距離として決定
する手段と、乗りかごに設けられ、乗りかごの走行に伴
う所定の短時間毎の水平方向の変位を検出する手段と、
この水平方向の変位に基づいて、前記基準位置を所定の
短時間毎に補正する手段と、前記ガイドレールとの間の
距離を、前記補正基準位置に一致するように制御する手
段とを備えることにより達成される。
かごに設けられたガイド装置を備え、ガイド装置とガイ
ドレールとの間の距離が制御されるエレベーター装置に
おいて、エレベーターの一運転に先立つ出発階でのエレ
ベーター出発前のドア閉完了後の情報に基づいて、水平
方向の基準位置をガイドレールとの間の距離として決定
する手段と、乗りかごに設けられ、乗りかごの走行に伴
う所定の短時間毎の水平方向の変位を検出する手段と、
この水平方向の変位に基づいて、前記基準位置を所定の
短時間毎に補正する手段と、前記ガイドレールとの間の
距離を、前記補正基準位置に一致するように制御する手
段とを備えることにより達成される。
[作用] ガイド装置は、乗りかごの水平面内の絶対位置がほぼ一
定となるよう、案内レールとの距離関係を制御するよう
に動作する。本発明は、これによって乗りかごの絶対位
置をほぼ一定の位置となるように制御することができる
で、乗りかごの横振れを充分に防止することができる。
定となるよう、案内レールとの距離関係を制御するよう
に動作する。本発明は、これによって乗りかごの絶対位
置をほぼ一定の位置となるように制御することができる
で、乗りかごの横振れを充分に防止することができる。
[実施例] 以下、本発明によるエレベーター装置の実施例を図面に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
第1図は本発明が適用されるエレベーター装置の全体構
成を示す図、第2図は1組の磁気ガイドの構成を示す斜
視図、第3図は磁気ガイドの制御を説明する図、第4図
は案内レールの状態の一例を示す図、第5図は本発明の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。第1
図〜第3図において、1は乗りかご、2はかご枠、3は
案内制御装置、4−1、4−2は案内レール、5はロー
プ、6はブラケット、7はシャフト壁面、8は連絡線、
9は磁気ガイド、9−1、9−2、9−4、9−5、9
−7は電磁コイル、9−3、9−6、9−9は鉄心、9
−10、9−11は空隙検出器、9−12、9−14、9−15は
支持板、10は制御増幅器、M1〜M3は電磁石である。
成を示す図、第2図は1組の磁気ガイドの構成を示す斜
視図、第3図は磁気ガイドの制御を説明する図、第4図
は案内レールの状態の一例を示す図、第5図は本発明の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。第1
図〜第3図において、1は乗りかご、2はかご枠、3は
案内制御装置、4−1、4−2は案内レール、5はロー
プ、6はブラケット、7はシャフト壁面、8は連絡線、
9は磁気ガイド、9−1、9−2、9−4、9−5、9
−7は電磁コイル、9−3、9−6、9−9は鉄心、9
−10、9−11は空隙検出器、9−12、9−14、9−15は
支持板、10は制御増幅器、M1〜M3は電磁石である。
本発明が適用されるエレベーター装置は、第1図に示す
ように、シャフト壁面7にブラケット6により固定され
た2本の案内レール4−1、4−2の間に、かご枠2に
支持された乗りかご1が、磁気ガイド9により案内され
て、ロープ5により吊り下げられ、図示しない駆動装置
により上下方向に移動可能に構成されている。
ように、シャフト壁面7にブラケット6により固定され
た2本の案内レール4−1、4−2の間に、かご枠2に
支持された乗りかご1が、磁気ガイド9により案内され
て、ロープ5により吊り下げられ、図示しない駆動装置
により上下方向に移動可能に構成されている。
磁気ガイド9は、該磁気ガイド9を制御するための案内
制御装置3に、電流供給およびセンサフィードバック等
の連絡線8を介して接続され、乗りかご1を、案内レー
ル4−1、4−2に沿って案内制御する。この磁気ガイ
ド9は、図示例の場合、乗りかごの上下、左右に4組設
けられている。
制御装置3に、電流供給およびセンサフィードバック等
の連絡線8を介して接続され、乗りかご1を、案内レー
ル4−1、4−2に沿って案内制御する。この磁気ガイ
ド9は、図示例の場合、乗りかごの上下、左右に4組設
けられている。
次に、磁気ガイド9の1組の構成を第2図により説明す
る。
る。
磁気ガイド9は、電磁コイル9−1、9−2と鉄心9−
3と、空隙検出器9−10とを一組とした電磁石M1及び同
様に構成される電磁石M2、M3を備え、これらの電磁石M1
〜M3を、乗りかご1の支持枠2に固定した支持板9−1
2、9−14、9−15に取付けて構成されている。そし
て、磁気ガイド9は、前述の構成により、案内レール4
に対して3方向に電磁力を発生させ、案内レール4に吸
引力を作用させ、この吸引力を制御することにより、乗
りかご1の案内レール4に沿った非接触案内を行う。
3と、空隙検出器9−10とを一組とした電磁石M1及び同
様に構成される電磁石M2、M3を備え、これらの電磁石M1
〜M3を、乗りかご1の支持枠2に固定した支持板9−1
2、9−14、9−15に取付けて構成されている。そし
て、磁気ガイド9は、前述の構成により、案内レール4
に対して3方向に電磁力を発生させ、案内レール4に吸
引力を作用させ、この吸引力を制御することにより、乗
りかご1の案内レール4に沿った非接触案内を行う。
前述のような磁気ガイド9において、例えば、乗りかご
の左右方向、すなわち、案内レール間方向の案内は、案
内レール間方向に対向している電磁石M1(電磁コイル9
−1、9−2と鉄心9−3で構成されている)で行われ
る。また、乗りかごの前後方向の非接触案内は、電磁コ
イル9−4、9−5、鉄心9−6で構成される電磁石M2
と案内レール4を挟んで対向している電磁石M3のお互の
吸引力により行われる。
の左右方向、すなわち、案内レール間方向の案内は、案
内レール間方向に対向している電磁石M1(電磁コイル9
−1、9−2と鉄心9−3で構成されている)で行われ
る。また、乗りかごの前後方向の非接触案内は、電磁コ
イル9−4、9−5、鉄心9−6で構成される電磁石M2
と案内レール4を挟んで対向している電磁石M3のお互の
吸引力により行われる。
これらの電磁石M1、M2、M3の電磁力の制御は、第3図に
示すように制御増幅器10により行われ、これにより、電
磁石M1、M2、M3と案内レールとの間のギャップを制御す
る。
示すように制御増幅器10により行われ、これにより、電
磁石M1、M2、M3と案内レールとの間のギャップを制御す
る。
すなわち、制御増幅器10は、ギャップ指令11と、ギャッ
プ検出器により検出された案内レール4−1と電磁石と
のギャップ信号12による帰還信号とを受け、電磁石に磁
石制御信号13を与えてギャップを制御する。
プ検出器により検出された案内レール4−1と電磁石と
のギャップ信号12による帰還信号とを受け、電磁石に磁
石制御信号13を与えてギャップを制御する。
さらに、磁石制御信号13は、電流検出器14で検出され、
電流帰還信号15として、制御増幅器10に帰還される。制
御増幅器10は、これにより、磁気ガイドの制御を行う
が、さらに、変位の加速度等を帰還するすることによ
り、制御性能の向上を図ることができる。
電流帰還信号15として、制御増幅器10に帰還される。制
御増幅器10は、これにより、磁気ガイドの制御を行う
が、さらに、変位の加速度等を帰還するすることによ
り、制御性能の向上を図ることができる。
前述では、1つの電磁石の制御について説明したが、他
の電磁石についても同様に制御され、また、各磁気ガイ
ドに対しても、前述と同様に制御を行うことにより、乗
りかごは、案内レールに対して電磁力により非接触で案
内される。
の電磁石についても同様に制御され、また、各磁気ガイ
ドに対しても、前述と同様に制御を行うことにより、乗
りかごは、案内レールに対して電磁力により非接触で案
内される。
本発明は、乗りかご1の水平面内の絶対位置がほぼ一定
となるようにギャップ指令11を案内制御装置に与えて案
内制御を行うものであり、次に、この場合のギャップ指
令11の具体的な作成方法について説明する。
となるようにギャップ指令11を案内制御装置に与えて案
内制御を行うものであり、次に、この場合のギャップ指
令11の具体的な作成方法について説明する。
まず、エレベーター乗りかごへの乗り込み方向と直角の
方向、すなわち、第2図に示すY−Y′方向(ドアが開
閉する方向)について説明する。
方向、すなわち、第2図に示すY−Y′方向(ドアが開
閉する方向)について説明する。
この方向の案内レール不整としては、第4図に示すよう
に、案内レールが完全に鉛直でなく、中央部で外側に広
がっている場合が考えられる。
に、案内レールが完全に鉛直でなく、中央部で外側に広
がっている場合が考えられる。
このような案内レールの場合、従来技術の場合のよう
に、ギャップを一定とする制御でエレベーターを運転す
れば、中間階付近で両ギャップが広くなるので、制御装
置は、ギャップを目標値に近づけるためコイルに過大な
電流を流し、コイルを過熱させてしまうか、あるいは、
装置の動作点がコイルの飽和領域に入ってしまい、ギャ
ップ制御を充分に安定した状態で行うことができない状
態となる。
に、ギャップを一定とする制御でエレベーターを運転す
れば、中間階付近で両ギャップが広くなるので、制御装
置は、ギャップを目標値に近づけるためコイルに過大な
電流を流し、コイルを過熱させてしまうか、あるいは、
装置の動作点がコイルの飽和領域に入ってしまい、ギャ
ップ制御を充分に安定した状態で行うことができない状
態となる。
そこで、本発明の一実施例は、前述のような状態になる
ことを防止するため、乗りかごの走行中にそれぞれのギ
ャップΔ1、Δ2を求め、乗りかごが案内レールの中央
に位置するよう左右のギャップ指令Δとして(Δ1+Δ
2)/2を用いるようにしている。
ことを防止するため、乗りかごの走行中にそれぞれのギ
ャップΔ1、Δ2を求め、乗りかごが案内レールの中央
に位置するよう左右のギャップ指令Δとして(Δ1+Δ
2)/2を用いるようにしている。
このギャップ指令作成プログラムのフローが第5図に示
されており、以下、これについて説明する。
されており、以下、これについて説明する。
このプログラムは、所定の周期で起動されるものであ
り、このプログラムの処理で作成されたギャップ指令Δ
は、乗りかご上部に設けられた2組の磁気ガイドのうち
Y−Y′方向の2組のガイドに対するギャップ指令とし
て使用される。
り、このプログラムの処理で作成されたギャップ指令Δ
は、乗りかご上部に設けられた2組の磁気ガイドのうち
Y−Y′方向の2組のガイドに対するギャップ指令とし
て使用される。
(1) まず、Y−Y′方向の左側及び右側のギャップ
Δ1及びΔ2を読み込む(ステップP101、P102)。
Δ1及びΔ2を読み込む(ステップP101、P102)。
(2) 次に、読み込んだ左右のギャップΔ1及びΔ2
により、左右のギャップの平均をとる演算 Δ=(Δ1+Δ2)/2 を行って、ギャップ指令Δを作成する(ステップP10
3)。
により、左右のギャップの平均をとる演算 Δ=(Δ1+Δ2)/2 を行って、ギャップ指令Δを作成する(ステップP10
3)。
(3) 前述した2組の磁気ガイドに対する制御装置に
このギャップ指令Δを送出し、磁気ガイドを介して乗り
かごの位置制御を行わせる(ステップP104)。
このギャップ指令Δを送出し、磁気ガイドを介して乗り
かごの位置制御を行わせる(ステップP104)。
これにより、乗りかご上部の位置制御を行うことができ
る。
る。
このギャップ指令Δを乗りかご下部のガイドに対する指
令としても用いることができ、その場合、プログラムP1
00は、1組だけ備えられればよい。しかし、より詳細で
高精度な乗りかごの位置制御を行おうとする場合には、
同様のプログラムを、乗りかご下部用と上部用とを別々
に備えて、独立に制御を行うようにすればよい。
令としても用いることができ、その場合、プログラムP1
00は、1組だけ備えられればよい。しかし、より詳細で
高精度な乗りかごの位置制御を行おうとする場合には、
同様のプログラムを、乗りかご下部用と上部用とを別々
に備えて、独立に制御を行うようにすればよい。
本発明の実施例は、前述のような制御を行うので、ギャ
ップが広がつた場合には、そのギャップの広がりに応じ
てギャップ指令を変化させることができ、磁気ガイドの
コイルに過大な吸引力を働らかせるような電流を流すこ
とがなくなり、コイルの温度上昇、給電装置の電流容量
などを低く設定できるという効果を得ることができる。
ップが広がつた場合には、そのギャップの広がりに応じ
てギャップ指令を変化させることができ、磁気ガイドの
コイルに過大な吸引力を働らかせるような電流を流すこ
とがなくなり、コイルの温度上昇、給電装置の電流容量
などを低く設定できるという効果を得ることができる。
同時に、本発明の実施例は、前述のようにギャップ指令
を乗りかごの移動とともに変化させているので、乗りか
ごの水平方向の絶対位置をほぼ一定に、すなわち、乗り
かごが本来あるべき所定の基準位置に保つことができ、
乗りかごが案内レールの不整の影響を受けないという効
果を得ることができる。
を乗りかごの移動とともに変化させているので、乗りか
ごの水平方向の絶対位置をほぼ一定に、すなわち、乗り
かごが本来あるべき所定の基準位置に保つことができ、
乗りかごが案内レールの不整の影響を受けないという効
果を得ることができる。
第4図に示した例の場合には、レール不整が左右対称で
あるために、第5図のフローで説明したように、左右の
ギャップの平均をとってギャップ指令を作成し、この指
令で乗りかごを位置制御すれば、乗りかごの絶対位置を
ほぼ一定に制御することができた。
あるために、第5図のフローで説明したように、左右の
ギャップの平均をとってギャップ指令を作成し、この指
令で乗りかごを位置制御すれば、乗りかごの絶対位置を
ほぼ一定に制御することができた。
しかし、レールの不整が第6図(a)に示すように、左
右非対称である場合には、2つのギャップの平均をとっ
て新たなギャップ指令を作成し、これを用いて制御する
という前述のような制御を行った場合、多少の性能の改
善を図ることができるが、まだ充分とは言えず、乗りか
ごは、第6図(a)の点線で示すように移動しながら走
行し、第6図(b)に示すような変位を生じることにな
り横振れを生じる。
右非対称である場合には、2つのギャップの平均をとっ
て新たなギャップ指令を作成し、これを用いて制御する
という前述のような制御を行った場合、多少の性能の改
善を図ることができるが、まだ充分とは言えず、乗りか
ごは、第6図(a)の点線で示すように移動しながら走
行し、第6図(b)に示すような変位を生じることにな
り横振れを生じる。
そこで、次に、前述のように案内レールの不整が左右非
対象の場合にも、レール不整の影響を受けることなく、
安定した乗りかごの案内制御を行うことのできる制御方
法を第6図を参照して説明する。
対象の場合にも、レール不整の影響を受けることなく、
安定した乗りかごの案内制御を行うことのできる制御方
法を第6図を参照して説明する。
この方法は、エレベータースタート時の乗りかごとレー
ルとのギャップΔ10、Δ20を検出し、これにより基準位
置を作成し、また、このギャップを記憶しておくととも
に、一定時間毎に、乗りかごに設けたY−Y′方向につ
いての加速度計の出力αYY′を2回積分することによっ
て、Y−Y′方向の変位量ΔYY′を求め、この値とエレ
ベータースタート時のギャップΔ10、Δ20とに基づい
て、瞬時瞬時のギャップ指令値Δ′1(=Δ10−ΔY
Y′)、Δ′2(=Δ20+ΔYY′)を求め、この指令値に
よって磁気ガイドを制御するものである。このような制
御により、第6図に示すような非対称なレール不整があ
っても、レール不整の影響を受けることなく、安定した
エレベーター乗りかごの案内制御を行うことが可能であ
る。
ルとのギャップΔ10、Δ20を検出し、これにより基準位
置を作成し、また、このギャップを記憶しておくととも
に、一定時間毎に、乗りかごに設けたY−Y′方向につ
いての加速度計の出力αYY′を2回積分することによっ
て、Y−Y′方向の変位量ΔYY′を求め、この値とエレ
ベータースタート時のギャップΔ10、Δ20とに基づい
て、瞬時瞬時のギャップ指令値Δ′1(=Δ10−ΔY
Y′)、Δ′2(=Δ20+ΔYY′)を求め、この指令値に
よって磁気ガイドを制御するものである。このような制
御により、第6図に示すような非対称なレール不整があ
っても、レール不整の影響を受けることなく、安定した
エレベーター乗りかごの案内制御を行うことが可能であ
る。
なお、第6図に示す例の場合には、エレベーターが最下
階から出発して上昇運転を行う場合を例としているの
で、基準位置を作成するための初期ギャップデータとし
て最下階のY−Y′方向の左右ギャップデータΔ10、Δ
20を用いるとしたが、初期ギャップデータを採るスター
ト階は任意階でよい。
階から出発して上昇運転を行う場合を例としているの
で、基準位置を作成するための初期ギャップデータとし
て最下階のY−Y′方向の左右ギャップデータΔ10、Δ
20を用いるとしたが、初期ギャップデータを採るスター
ト階は任意階でよい。
第7図は前述の制御方法による実施例の動作を説明する
フローチャートであり、以下、これについて説明する。
フローチャートであり、以下、これについて説明する。
(1) 初期ギャップ値検出処理P200により、エレベー
ターが出発する際の、Y−Y′方向のギャップの初期値
を1回求め、この値をメモリに保存する(ステップP20
1)。
ターが出発する際の、Y−Y′方向のギャップの初期値
を1回求め、この値をメモリに保存する(ステップP20
1)。
このタスクP200は、エレベーターの乗りかご出発時に1
回のみ起動され、乗りかご出発後は、加速度計を用いた
ギャップ指令作成処理P300により、具体的なギャップ指
令が作成される。このタスクP300は、前述したギャップ
指令作成P100と同様に所定時間ごとに起動される。
回のみ起動され、乗りかご出発後は、加速度計を用いた
ギャップ指令作成処理P300により、具体的なギャップ指
令が作成される。このタスクP300は、前述したギャップ
指令作成P100と同様に所定時間ごとに起動される。
(2) まず、Y−Y′方向の加速度αYY′を読み取
り、次に、αYY′を2回積分してY−Y′方向の変位Δ
YY′を算出する(ステップP301、P302)。
り、次に、αYY′を2回積分してY−Y′方向の変位Δ
YY′を算出する(ステップP301、P302)。
(3) ステップP302で求めた変位ΔYY′と、運転開始
時のギャップ初期値Δ10、Δ20とにより、 Δ′1=Δ10−ΔYY′ Δ′2=Δ20−ΔYY′ なる演算を行って、ギャップ指令Δ′1、Δ′2を算出す
る(ステップP303)。
時のギャップ初期値Δ10、Δ20とにより、 Δ′1=Δ10−ΔYY′ Δ′2=Δ20−ΔYY′ なる演算を行って、ギャップ指令Δ′1、Δ′2を算出す
る(ステップP303)。
すなわち、前述において、タスクP200は、水平方向の基
準位置をガイドレールとの間の距離として決定する手段
を構成シ、タスクP300は、空隙検出器と共に、乗りかご
の走行に伴う所定の短時間毎の水平方向の変位を検出す
る手段を構成している。さらに、タスクP300は、基準位
置を所定の短時間毎に補正する手段をも構成している。
そして、これらの手段からの信号により電磁石を制御す
る制御増幅器10は、ガイドレールとの間の距離を、前記
補正基準位置に一致するように制御する手段を構成し、
乗りかごの横揺れを防止して乗りかごの案内を行うこと
ができる。
準位置をガイドレールとの間の距離として決定する手段
を構成シ、タスクP300は、空隙検出器と共に、乗りかご
の走行に伴う所定の短時間毎の水平方向の変位を検出す
る手段を構成している。さらに、タスクP300は、基準位
置を所定の短時間毎に補正する手段をも構成している。
そして、これらの手段からの信号により電磁石を制御す
る制御増幅器10は、ガイドレールとの間の距離を、前記
補正基準位置に一致するように制御する手段を構成し、
乗りかごの横揺れを防止して乗りかごの案内を行うこと
ができる。
次に、本発明の他の実施例による制御方法を説明する。
エレベーターが設置されているビルが風などの影響を受
けた場合、昇降路が第8図に示すように、一方向に変位
することがある。
けた場合、昇降路が第8図に示すように、一方向に変位
することがある。
この場合、第6図、第7図により説明した方法で、出発
階(最下階)のギャップデータΔ10、Δ20に基づいて乗
りかごの制御を行うと、乗りかごが最下階から出発し、
最上階に到達した場合、最上階における、乗りかごと案
内レールとの間のギャップは、第8図に示すようにΔ1
m、Δ2mとなる。この場合、ギャップΔ1m、Δ2mは、極
端に狭くなったり、広くなったりする場合が生じる。こ
のため、前述の方法は、案内レールと磁気ガイドとの位
置関係からシステム構築が非現実的となる場合も生じる
可能性がある。
階(最下階)のギャップデータΔ10、Δ20に基づいて乗
りかごの制御を行うと、乗りかごが最下階から出発し、
最上階に到達した場合、最上階における、乗りかごと案
内レールとの間のギャップは、第8図に示すようにΔ1
m、Δ2mとなる。この場合、ギャップΔ1m、Δ2mは、極
端に狭くなったり、広くなったりする場合が生じる。こ
のため、前述の方法は、案内レールと磁気ガイドとの位
置関係からシステム構築が非現実的となる場合も生じる
可能性がある。
このような場合、次のような制御方法を用いることによ
り、前述の点を解決することができる。
り、前述の点を解決することができる。
この方法は、基準位置を求めるためのギャップ基準値Δ
10、Δ20をエレベーターの移動に伴つて変化させるよう
にするものである。すなわち、この方法は、ギャップ基
準値を急激に変化させないように、例えば、最長10秒程
度の間隔で少しづつギャップの基準値を修正していくも
のであり、これにより、乗客に横振れを感じさせること
なく、乗りかごの案内制御を行うことが可能となる。
10、Δ20をエレベーターの移動に伴つて変化させるよう
にするものである。すなわち、この方法は、ギャップ基
準値を急激に変化させないように、例えば、最長10秒程
度の間隔で少しづつギャップの基準値を修正していくも
のであり、これにより、乗客に横振れを感じさせること
なく、乗りかごの案内制御を行うことが可能となる。
前述の方法を具体的に実現するためには、第7図に示し
た初期ギャップ値検出処理P200の起動タイミングを変化
させればよい。すなわち、この処理P200を最下階で1回
のみ起動するのではなく、乗りかごの運転のたびに起動
し、あるいは、一定時間毎に乗りかごの走行中に起動す
ればよい。
た初期ギャップ値検出処理P200の起動タイミングを変化
させればよい。すなわち、この処理P200を最下階で1回
のみ起動するのではなく、乗りかごの運転のたびに起動
し、あるいは、一定時間毎に乗りかごの走行中に起動す
ればよい。
このように、処理P200を乗りかごの走行中に起動して基
準位置の設定変更を行う場合、乗りかごの走行速度に応
じて、あるいは、乗りかごの水平加速度が所定値以上と
ならないように、基準位置の修正を行うようにすること
もできる。
準位置の設定変更を行う場合、乗りかごの走行速度に応
じて、あるいは、乗りかごの水平加速度が所定値以上と
ならないように、基準位置の修正を行うようにすること
もできる。
また、中間階で乗りかごが停止するような場合には、乗
りかごがその中間階から出発する際、ギャップを、その
ときの、実際のギャップ値、例えば、第8図に示す値Δ
1n、Δ2nではなく、これを(Δ1n+Δ2n)/2と変更し、
これを絶対位置の基準データとして用い、出発後、第7
図に示すギャップ指令作成処理P300により、乗りかごの
位置制御を行えば、第8図に点線で示すように、乗りか
ごが最上階に到着したときの乗りかごと案内レールとの
間のギャップは、実線の場合と異なり極端にアンバラン
スになることがないように制御することができる。
りかごがその中間階から出発する際、ギャップを、その
ときの、実際のギャップ値、例えば、第8図に示す値Δ
1n、Δ2nではなく、これを(Δ1n+Δ2n)/2と変更し、
これを絶対位置の基準データとして用い、出発後、第7
図に示すギャップ指令作成処理P300により、乗りかごの
位置制御を行えば、第8図に点線で示すように、乗りか
ごが最上階に到着したときの乗りかごと案内レールとの
間のギャップは、実線の場合と異なり極端にアンバラン
スになることがないように制御することができる。
前述において、Δ10→Δ1n、Δ20→Δ2nの変更は、乗客
の乗降の際に行うようにすれば、乗客に対して違和感を
与えることなく実行することができる。また、このデー
タの更新を出発間際のドア閉完了後に行うようにすれ
ば、乗客の乗降に伴う過渡状態における誤データの取込
みを防止することができる。
の乗降の際に行うようにすれば、乗客に対して違和感を
与えることなく実行することができる。また、このデー
タの更新を出発間際のドア閉完了後に行うようにすれ
ば、乗客の乗降に伴う過渡状態における誤データの取込
みを防止することができる。
さらに、前述の説明では、ギャップを単純に(Δ1n+Δ
2n)/2に変更するとしたが、このギャップ値を、2組の
ギャップ制御用コイルに流す電流の総和値が最小となる
値に変更設定するようにすることができ、このようにす
れば、乗りかごの停止時および走行時における磁気ガイ
ドの電力消費量を小さく、コイルの発熱を少なくするこ
とができる。
2n)/2に変更するとしたが、このギャップ値を、2組の
ギャップ制御用コイルに流す電流の総和値が最小となる
値に変更設定するようにすることができ、このようにす
れば、乗りかごの停止時および走行時における磁気ガイ
ドの電力消費量を小さく、コイルの発熱を少なくするこ
とができる。
前述した第6図に示す例の説明では、ギャップ指令を、
一定時間間隔あるいは短周期で演算して用いるとした
が、この演算にはある程度の時間が必要なため演算イン
ターバルもある程度以上に狭めることができず、このた
め、前述の制御方法は、制御上の影響が性能に現われる
ことがある。
一定時間間隔あるいは短周期で演算して用いるとした
が、この演算にはある程度の時間が必要なため演算イン
ターバルもある程度以上に狭めることができず、このた
め、前述の制御方法は、制御上の影響が性能に現われる
ことがある。
第9図はこの点を考慮した他の実施例による方法の動作
を示すフローチャートであり、以下、これについて説明
する。
を示すフローチャートであり、以下、これについて説明
する。
この例は、案内レールの長さがある程度長いこと、その
結果レール不整の傾向がある期間に渡って続くことに着
目して、ギャップ指令を作成するものである。
結果レール不整の傾向がある期間に渡って続くことに着
目して、ギャップ指令を作成するものである。
(1) まず、乗りかご位置が、案内レールを昇降路壁
面に固定するレールブラケット位置に接近しているか否
かを判定する(ステップP401)。
面に固定するレールブラケット位置に接近しているか否
かを判定する(ステップP401)。
(2) ステップP401の判定がYesであれば、レールブ
ラケットの位置からその後に続く案内レールの据付け状
態が変る可能性があり、前のレールブラケットの位置か
らのレール不整の傾向が続かないとし、今回のギャップ
指令作成は、指令推定を行わず、前回のギャップ指令値
を再度使用して処理を行う(ステップP402)。
ラケットの位置からその後に続く案内レールの据付け状
態が変る可能性があり、前のレールブラケットの位置か
らのレール不整の傾向が続かないとし、今回のギャップ
指令作成は、指令推定を行わず、前回のギャップ指令値
を再度使用して処理を行う(ステップP402)。
(3) ステップP401の判定がNoであれば、前々回、前
回のレール不整の傾向が続くと考え、今回のギャップ指
令値を前回、前々回の値の変化から推定して決定する処
理を行う(ステップP403)。
回のレール不整の傾向が続くと考え、今回のギャップ指
令値を前回、前々回の値の変化から推定して決定する処
理を行う(ステップP403)。
前述のような、簡易ギャップ指令作成処理P400は、第5
図に示したギャップ指令作成処理P100の合い間に複数回
挿入して使用することができ、これにより、処理P100が
起動されたときに、指令値の急変を少なくすることがで
き、乗りかごの滑らかな案内制御を実現することができ
る。また、前述の処理P400を使用する方法は、処理P100
の起動インターバルが伸びた場合にも、その補間効果が
発揮できるため、処理速度の遅い安価なマイコンを、前
述の制御に使用することができる。
図に示したギャップ指令作成処理P100の合い間に複数回
挿入して使用することができ、これにより、処理P100が
起動されたときに、指令値の急変を少なくすることがで
き、乗りかごの滑らかな案内制御を実現することができ
る。また、前述の処理P400を使用する方法は、処理P100
の起動インターバルが伸びた場合にも、その補間効果が
発揮できるため、処理速度の遅い安価なマイコンを、前
述の制御に使用することができる。
また、前述したステップ403の処理でギャップ指令値を
推定する際、エレベーター乗りかごの走行速度に応じて
その値を補正すれば、得られる推定指令値の精度を向上
することができる。
推定する際、エレベーター乗りかごの走行速度に応じて
その値を補正すれば、得られる推定指令値の精度を向上
することができる。
さらに、前述の簡易ギャップ指令作成処理で用いるデー
タは、毎回求める必要はなく、偏荷重状態、積載荷重量
の大小、走行速度等で整理した学習データテーブルを作
成し、このデータテーブルから検索するようにすること
ができる。このようにすれば、処理の高速化が可能とな
り補間インターバルを短かくすることができる。さら
に、前記テーブルが、測定等の結果を詳細に完備できて
いるものであれば、第5図、第7図に示したギャップ指
令作成処理の演算インターバルを大幅に広げることがで
きる。
タは、毎回求める必要はなく、偏荷重状態、積載荷重量
の大小、走行速度等で整理した学習データテーブルを作
成し、このデータテーブルから検索するようにすること
ができる。このようにすれば、処理の高速化が可能とな
り補間インターバルを短かくすることができる。さら
に、前記テーブルが、測定等の結果を詳細に完備できて
いるものであれば、第5図、第7図に示したギャップ指
令作成処理の演算インターバルを大幅に広げることがで
きる。
前述した本発明の実施例は、厳密にギャップ指令を算出
し、これに応じてギャップ制御を行い、乗りかごを保持
するものとして説明した。
し、これに応じてギャップ制御を行い、乗りかごを保持
するものとして説明した。
そして、ギャップ指令を作成する際に乗りかごの変位量
を計算するが、この計算による変位量の値は、ある程度
ばらつくことが考えられる。
を計算するが、この計算による変位量の値は、ある程度
ばらつくことが考えられる。
このため、求められた指令値に対して厳密にギャップ制
御を行うと、乗りかご等の機械系と電気系との間で共振
を生じ、乗りかごに不要な振動を発生させることがあ
る。
御を行うと、乗りかご等の機械系と電気系との間で共振
を生じ、乗りかごに不要な振動を発生させることがあ
る。
次に、このような不要な振動を防止することのできる本
発明のさらに他の実施例による方法を説明する。
発明のさらに他の実施例による方法を説明する。
この方法は、案内制御に不感帯特性を持たせるものであ
り、計算されたギャップ指令値が、所定の不感帯ゾーン
に入っているか否かを判定し、不感帯ゾーンに入ってい
る場合には、前回の指令値、不感帯ゾーン内の代表値を
用いる等ギャップ指令値に不感帯ゾーンの制約を加える
ようにするものである。
り、計算されたギャップ指令値が、所定の不感帯ゾーン
に入っているか否かを判定し、不感帯ゾーンに入ってい
る場合には、前回の指令値、不感帯ゾーン内の代表値を
用いる等ギャップ指令値に不感帯ゾーンの制約を加える
ようにするものである。
このような方法によれば、ギャップ指令値を不必要に変
動させることを防止できるので、機械系−電気系の共振
現象のような不具合を防止することができる。さらに、
この不感帯ゾーンの幅をエレベーター乗りかごの走行速
度に応じて変化させるようにすれば、低速度領域から高
速度領域まで、乗りかごの速度に関係なく安定したギャ
ップ制御性能を得ることができる。
動させることを防止できるので、機械系−電気系の共振
現象のような不具合を防止することができる。さらに、
この不感帯ゾーンの幅をエレベーター乗りかごの走行速
度に応じて変化させるようにすれば、低速度領域から高
速度領域まで、乗りかごの速度に関係なく安定したギャ
ップ制御性能を得ることができる。
また、エレベーターの停止中に乗客の昇降により、乗り
かごと建築物床面とのすき間が大きくなることがある
が、この場合には、横振れ的な現象がやや生じても不感
帯ゾーン幅を通常走行時より狭くして、極力すき間をな
くすよう指令値を作成し、これに基づいた制御を行え
ば、すき間から物をピツトに落下させるようなことを防
止することができる。
かごと建築物床面とのすき間が大きくなることがある
が、この場合には、横振れ的な現象がやや生じても不感
帯ゾーン幅を通常走行時より狭くして、極力すき間をな
くすよう指令値を作成し、これに基づいた制御を行え
ば、すき間から物をピツトに落下させるようなことを防
止することができる。
なお、前述した本発明の実施例によるギャップ制御の説
明は、エレベーター乗りかごのドアの開閉方向(Y−
Y′方向)についてのみ行ったが、実際にはかごへの乗
り込み方向(X−X′方向)の横振れも存在しこれにつ
いても、前述と同様の手法でギャップ制御を行うことが
できる。
明は、エレベーター乗りかごのドアの開閉方向(Y−
Y′方向)についてのみ行ったが、実際にはかごへの乗
り込み方向(X−X′方向)の横振れも存在しこれにつ
いても、前述と同様の手法でギャップ制御を行うことが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、昇降路内に設置さ
れる案内レールに不整があっても、その影響を受けるこ
となく乗りかごの走行を制御することができ、乗りかご
の不快な横振れ等を低減することができる。
れる案内レールに不整があっても、その影響を受けるこ
となく乗りかごの走行を制御することができ、乗りかご
の不快な横振れ等を低減することができる。
第1図は本発明が適用されるエレベーター装置の全体構
成を示す図、第2図は1組の磁気ガイドの構成を示す斜
視図、第3図は磁気ガイドの制御を説明する図、第4
図、第6図、第8図は案内レールの状態の一例を示す
図、第5図、第7図、第9図は本発明の実施例の動作を
説明するフローチャートである。 1……乗りかご、2……かご枠、3……案内制御装置、
5……案内レール、5……ロープ、6……レールブラケ
ット、7……昇降路壁面、8……連絡線、9……ガイド
装置、10……制御増幅器。
成を示す図、第2図は1組の磁気ガイドの構成を示す斜
視図、第3図は磁気ガイドの制御を説明する図、第4
図、第6図、第8図は案内レールの状態の一例を示す
図、第5図、第7図、第9図は本発明の実施例の動作を
説明するフローチャートである。 1……乗りかご、2……かご枠、3……案内制御装置、
5……案内レール、5……ロープ、6……レールブラケ
ット、7……昇降路壁面、8……連絡線、9……ガイド
装置、10……制御増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正信 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 山崎 正親 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 中村 清 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 簀河原 準 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 大内 尚之 茨城県日立市幸町3丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 安藤 武喜 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日 立エレベータサービス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−87482(JP,A) 特開 昭62−74897(JP,A) 特公 昭58−39753(JP,B2)
Claims (8)
- 【請求項1】昇降路に設置されたガイドレールに対向す
るように乗りかごに設けられたガイド装置を備え、ガイ
ド装置とガイドレールとの間の距離が制御されるエレベ
ーター装置において、 エレベーターの一運転に先立つ出発階でのエレベーター
出発前のドア閉完了後の情報に基づいて、水平方向の基
準位置をガイドレールとの間の距離として決定する手段
と、 乗りかごに設けられ、乗りかごの走行に伴う所定の短時
間毎の水平方向の変位を検出する手段と、 この水平方向の変位に基づいて、前記基準位置を所定の
短時間毎に補正する手段と、 前記ガイドレールとの間の距離を、前記補正基準位置に
一致するように制御する手段と を備えたことを特徴とするエレベーター装置。 - 【請求項2】前記ガイド装置は、前記ガイドレールとの
間に吸引力を発生させる非接触磁気ガイドであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエレベーター装
置。 - 【請求項3】前記非接触磁気ガイドの制御装置は、不感
帯特性を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項
記載のエレベーター装置。 - 【請求項4】前記不感帯特性の幅は、前記乗りかごの総
高速度に応じて変化させられることを特徴とする特許請
求の範囲第3項記載のエレベーター装置。 - 【請求項5】前記不感帯特性の幅は、前記乗りかごの停
止時に、走行中よりも狭く設定されることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載のエレベーター装置。 - 【請求項6】前記補正基準位置を、乗りかごの走行速度
に応じて決定する手段を備えたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第5項のうち1項記載のエレベー
ター装置。 - 【請求項7】前記補正基準位置を、乗りかごの水平方向
の移動加速度が所定値に納まるよう決定する手段を備え
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項
のうち1項記載のエレベーター装置。 - 【請求項8】前記補正基準位置を、10秒よりも短い周期
で設定する手段を備えたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第7項のうち1項記載のエレベーター装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2155375A JPH0780658B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2155375A JPH0780658B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | エレベーター装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449188A JPH0449188A (ja) | 1992-02-18 |
| JPH0780658B2 true JPH0780658B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=15604565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2155375A Expired - Fee Related JPH0780658B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | エレベーター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780658B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4270657B2 (ja) * | 1999-07-06 | 2009-06-03 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ案内装置 |
| JP5196367B2 (ja) * | 2008-01-04 | 2013-05-15 | 東芝エレベータ株式会社 | 磁気ガイド装置 |
| JP5483692B2 (ja) * | 2009-12-14 | 2014-05-07 | 東芝エレベータ株式会社 | 磁気浮上装置 |
| CN108046068A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-05-18 | 大众电梯有限公司 | 一种安全停层电梯 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5839753B2 (ja) | 2012-09-26 | 2016-01-06 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機のクラッチ制御装置 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP2155375A patent/JPH0780658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5839753B2 (ja) | 2012-09-26 | 2016-01-06 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機のクラッチ制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449188A (ja) | 1992-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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