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JPH0781610B2 - 高負荷伝動用ベルト - Google Patents
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JPH0781610B2 - 高負荷伝動用ベルト - Google Patents

高負荷伝動用ベルト

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Publication number
JPH0781610B2
JPH0781610B2 JP2412184A JP41218490A JPH0781610B2 JP H0781610 B2 JPH0781610 B2 JP H0781610B2 JP 2412184 A JP2412184 A JP 2412184A JP 41218490 A JP41218490 A JP 41218490A JP H0781610 B2 JPH0781610 B2 JP H0781610B2
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Japan
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hole
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belt
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孝 益田
正行 田中
勝爾 辻
利昭 荒金
康嗣 国広
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/163V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with means allowing lubrication

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高負荷伝動用ベルト、特
に自動車を始めとする車輛及び各種機械変速装置に使用
する高負荷伝動用ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高負荷伝動用ベルトの動力伝達方
式は、通常押し伝動と引張伝動の2つに分類される。そ
のうち、押し伝動タイプとしては無端の多層スチールバ
ンドに複数のブロック体を互いに接触させた状態で取り
付け、しかもこれらのブロック体をスライド可能にした
構造であり、例えば米国特許第3、720、113号明
細書等に開示されている。
【0003】この伝動方式は一般にブロック体がバンド
と固定された関係になく、バンド上を摺動可能に配列せ
しめた構造であり、駆動、従動の両プーリに掛かったと
き、ベルトのゆるみ側にブロック体が集まり、駆動プー
リにかかったブロック体からベルトのゆるみ側に集まっ
ているブロック体を押して従動プーリを回すというもの
である。
【0004】しかし、押し伝動方式を用いた従来のベル
トは、複数のブロック体が互いに継合された関係にな
く、それぞれ個別にバンド上を摺動可能に装着されてい
るため、各ブロック体を規則正しくプーリに導入する場
合には各ブロック体の位置を規制し整列させる手段が必
要であった。
【0005】これを満足するベルトは、特公昭57−5
8543号公報、あるいは特公昭55−100443号
公報に開示されているように、各ブロック体の表面に設
けた突起が相隣り合うブロック体の裏面に設けたガイド
溝に収容されることにより自己整列を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたベル
トに使用されるブロック体は、プーリ上を回転する際に
その曲率に応じて後方のブロック体から分離する方向に
傾斜する。この時、ブロック体に設けた突起とガイド溝
間の干渉は避けられず、前記突起はガイド溝との間にク
リアランスをもってガイド溝に収容されていた。そのた
め、相隣り合うブロック体はガタが生じて正しく整列し
難い問題があった。
【0007】更には、ブロック体がプーリに巻き掛かる
際、ブロック体のわずかな傾きによって突起がガイド溝
から外れてしまうことがあった。このような状態でプー
リ上を回転したブロック体は、プーリから離脱して前方
のブロック体と重なるが、このとき突起がガイド溝に収
容されないことがあってブロック体が整列できなくなる
恐れがあった。
【0008】更に、図5に示すように前記ベルト1は、
従動プーリ3の入口近傍で、給油ノズル4によって、ベ
ルト内周方向より潤滑油を給油する方式が一般に採用さ
れる。この潤滑方式ではベルト1が従動プーリ3及び駆
動プーリ2を回動する間に潤滑油は遠心力によってプー
リ外周方向に飛散してしまう。
【0009】このような潤滑状態にあっては、ベルトが
走行中、特にブロック体が駆動プーリにより従動プーリ
3に至る押伝動区間において、各ブロック体は傾斜開始
線より上方に位置するピラーおよびヘッドで密着し、高
面圧を受けながら相互に微振動して接触面間で摺動する
ため、ブロック体の摩耗が生じやすい欠点を有してい
た。
【0010】上記摩耗を防止する方法としては、主に面
圧部の面積を大きくし、単位面積当たりの面圧を低減さ
せる方策が考えられるが、ブロック体面積を増大させる
ことはベルト重量を増加することになり、特に高速運転
時の張力が増大する。結果的にベルトの動力伝達能力を
減退させ、良好な効果を得ることが出来ない。
【0011】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、ブロック体のセルフアライメント機能を確実に
し、加えてブロック体の高面圧部に十分な潤滑性を確保
し、余分な受圧面積を増大させることなくブロック体の
摩耗を有効に阻止することによりベルトの耐久性を著し
く向上させる高負荷伝動用ベルトを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、その特徴としてブロック体本体にピ
ラーを介してヘッドを形成し、該本体とヘッドとの間に
スロット部を設けた複数個のブロック体を間隙を有する
状態もしくは互いに密接させた状態で並列せしめ、その
スロット部を通じて無端状バンドを掛架した高負荷伝動
用ベルトにおいて、前記ブロック体としてその表面およ
び裏面に突起部と溝部からなる一組の係合部材を少なく
ともピラーに設け、更にヘッドに設けた少なくとも1つ
の貫通穴に保油材となる繊維部材を装着した構成とす
る。
【0013】むろん、上記貫通穴とともにピラーの上隅
部と下隅部にそれぞれに設けた上下切欠き部に保油材と
なる繊維部材を装着してもよい。そして、潤滑剤を貫通
穴へ導入し、および貫通穴から排出させる油溝を設け
る。
【0014】
【作用】本発明の高負荷伝動用ベルトでは、ブロック体
の表面および裏面に突起部と溝部からなる一組の係止部
材を少なくともピラーに設けているために、ブロック体
同志のセルフアライメントが可能になり、またブロック
体がプーリに進入して後方のブロック体から分離し傾斜
しても、傾斜開始線に近いピラーに位置する突起部と溝
部との係合関係は常時維持されるため、ブロック体がプ
ーリから離れるときに発生する突起部と溝部との不嵌合
による不都合がない。
【0015】また、ヘッドに設けた少なくとも1つの貫
通穴が潤滑油を蓄積する箇所になり、またこの貫通穴に
保油材となる繊維部材を設置することで潤滑油をより長
時間蓄積可能となり、繊維部材からにじみ出した潤滑油
はブロック体ヘッド面を潤滑してブロック体の接触面の
摩耗を軽減する。
【0016】更に、ピラーの上隅部と下隅部に設けた上
下切欠き部に繊維部材を付着させると、従動プーリの近
傍でブロック体の下方より給油された潤滑油は充分に蓄
積される。そして、この潤滑油は上切欠き部から貫通穴
へ連通する油溝を経由してヘッドを潤滑しながら貫通穴
へ蓄積され、更に該貫通穴よりヘッドの油溝を通過する
と、その周辺をまんべんなく潤滑しながらブロック体外
部へ流出することになる。これは潤滑機能を有効に発揮
し、ブロックの耐摩耗性を著しく向上させる。
【0017】
【実施例】以下、更に本発明の実施例を添付図面に従っ
て説明する。
【0018】ここで示される高負荷伝動用ベルト10
は、複数のブロック体20、無端状バンド30、例えば
多層のスチールバンドに対して摺動可能に配列させるこ
とにより構成されている。もちろん、ブロック体20は
互いに密接した状態で配置してもよく、無端状バンド3
0にプレテンションを付与してもよい。
【0019】ここで使用する各ブロック体20は、Vプ
ーリ壁面に当接する傾斜端面21を有する本体22、ほ
ぼ中央部に位置しているピラー23、山形のヘッド2
4、そして無端状バンド30を掛ける一対のスロット部
25とを備え、また本体22はその正面に傾斜開始線4
0から下方に向けてテーパー面26を有し、プーリ上を
回転するブロック体がその曲率に応じて進行方向に傾斜
することを可能にしている。
【0020】なお、ピッチラインPはブロック体20が
プーリ上を回転する際のラインとなり、本体の厚みが減
少し始める傾斜開始線40になる。
【0021】前記ブロック体20のピラー23には、そ
の中心線と無端状バンド30の中立線mとが交差する位
置に突起部31が設けられ、同位置の裏面には溝部32
が配置されている。前記ピラー23の表面および裏面の
同位置に設けられた突起部31と溝部32の組み合わせ
は係止部材33となり、ブロック体20の上下左右の配
列乱れを阻止する。
【0022】前記の位置に配置された突起部31と溝部
32は、図3に示すようにブロック体がプーリに侵入し
て傾斜し、更に最小のプーリ径に変位してブロック体本
体22のテーパー面26同志が接触する状態になっても
この係合関係は維持される。
【0023】なお、ブロック体20のベルト長手軸のま
わりの振れを阻止するために、図4に示すように前記突
起部31と溝部32の断面形状を真円の代りにブロック
体の幅方向に細長い形状の楕円形あるいは長方形にして
もよい。
【0024】また、ピラー23の上下両隅部には4つの
R形の上下切欠き部27、28が設けられ、油溜り部を
形成している。特に、下切欠き部28はその下隅部が傾
斜開始線40とほぼ同位置にある。
【0025】 更に、ブロック体ヘッド24のほぼ中心
部には円形、楕円形、長方形、正方形等の貫通穴35が
設けられ、該貫通穴35とR形の上切欠き部27との
間、貫通穴35とヘッド頂部36との間および貫通穴3
5と突起部31との間に油溝37が配置されている。従
動プーリの近傍でブロック体の下方より吸油された潤滑
油は、無端状バンド30およびピラー両隅部の下切欠き
部28に囲まれた空間に蓄えられて油溜りを形成し、こ
の部分からピラーの側壁43と無端状バンドの端面41
との間を経由して上切欠き部27へと移動し、そして遠
心力によりその近傍に開口した油溝37を通りつつヘッ
ド24を潤滑しながら貫通穴35に蓄積される。
【0026】更に、貫通穴35よりヘッド頂部36に設
けた油溝を通過することにより、この周辺も潤滑しなが
らブロック体外部へと流出することにより、潤滑機能が
有効に発揮される。
【0027】なお、本実施例ではヘッド24に設けた貫
通穴35は直径2〜3mmであり、油溝37は幅0.4〜
0.8mm、深さ0.2〜0.4mmであり、この程度が潤
滑性能とブロック体の強度からいっても最適で、また潤
滑油を貫通穴35に保持し通常油溝37へ供給すること
が可能になる。ヘッド24を比較的広範囲に潤滑させる
ために油溝37の径路を長くしてもよい。
【0028】しかして、上記貫通穴35及び上下切欠き
部27、28には、保油材となる繊維部材42が装着さ
れている。これは潤滑油の吸着性をよくし、またこれに
吸着された潤滑油を常時適当量にじみ出すことができ
る。従って、上下切欠き部27、28に付着した繊維部
材42は、ブロック体20同志が上下に微少量移動して
無端状バンド30がスロット部25の上面、下面に接触
した場合、潤滑油をにじみ出させて無端状バンド30と
ブロック体20との潤滑性を改善する。
【0029】また、貫通穴35の繊維部材42からにじ
み出した潤滑油は、上記油溝37を経由してブロック体
の高圧面部となるヘッド24を一様に潤滑する。
【0030】前記繊維部材42は天然繊維あるいは合成
繊維からなる織布、編布、不織布等の塊状物あるいは短
繊維であり、これらは接着剤により貫通穴35及び上下
切欠き部27、28に付着させる。特に、短繊維の場合
には吹付け等によって被着体に植毛される。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ブロッ
ク体の表面および裏面に突起部と溝部からなる一組の係
止部材を少なくともピラーに設けることによって、ブロ
ック体同志のセルフアライメントが可能になり、そして
この位置に配置された係止部材はブロック体から分離し
傾斜してもその嵌合を常時維持することになるから、突
起部と溝部との再嵌合のミスが起こらない。
【0032】更には、ヘッドに設けた貫通穴及びピラー
の上下隅部に設けた上下切欠き部に保油材となる繊維部
材が装着されているために、かかる繊維部材に潤滑油を
蓄積可能となり、またこれを常時適当量にじみ出すこと
によってブロック体の高面圧部となるヘッド及びブロッ
ク体と無端状バンドとの潤滑性を高めることによりブロ
ック体の摩耗を軽減し、また突起部もしくは溝部に潤滑
油を供給すれば突起部と溝部との嵌合もスムーズになっ
て異音の発生も軽減する大きな効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高負荷伝動用ベルトの縦断面図。
【図2】図1を裏面から見た図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】他の高負荷伝動用ベルトの縦断面図。
【図5】一般的な押し伝動ベルトの駆動装置を示図。
【符号の説明】
10 高負荷伝動用ベルト 20 ブロック体 22 本体 23 ピラー 24 ヘツド 27 上切欠き部 28 下切欠き部 31 突起部 32 溝部 33 係止部材 35 貫通穴 37 油溝 42 繊維部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック体の本体にピラーを介してヘッ
    ドを形成し、該本体とヘッドとの間にスロット部を設け
    た複数個のブロック体を間隙を有する状態もしくは互い
    に密接させた状態で並列せしめ、そのスロット部を通じ
    て無端状バンドを掛架した高負荷伝動用ベルトにおい
    て、前記ブロック体としてその表面および裏面の同位置
    に突起部と溝部とを配した一組の係止部材を少なくとも
    ピラーに設け、更に上記ヘッドに設けた少なくとも1つ
    の貫通穴に保油材となる繊維部材を装着したことを特徴
    とする高負荷伝動用ベルト。
  2. 【請求項2】 上記貫通穴とともに、前記ピラーの上隅
    部と下隅部にそれぞれ設けた上下切欠き部にも保油材と
    なる繊維部材が装着されている請求項1記載の高負荷伝
    動用ベルト。
  3. 【請求項3】 潤滑油を貫通穴へ導入する油溝と貫通穴
    から排出させる油溝とをヘッドの少なくとも一方の面に
    設けた請求項1記載の高負荷伝動用ベルト。
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