JPH0782809B2 - 含浸形陰極構体 - Google Patents
含浸形陰極構体Info
- Publication number
- JPH0782809B2 JPH0782809B2 JP5482786A JP5482786A JPH0782809B2 JP H0782809 B2 JPH0782809 B2 JP H0782809B2 JP 5482786 A JP5482786 A JP 5482786A JP 5482786 A JP5482786 A JP 5482786A JP H0782809 B2 JPH0782809 B2 JP H0782809B2
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- JP
- Japan
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- metal
- cup
- metal sleeve
- sleeve
- metal cup
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は含浸形陰極構体に係わり、特に、電子放射物質
を含浸したカソード基体を収納する金属カップと、この
金属カップを支持しかつヒーターを内包する金属スリー
ブとをろう付けし、それらの固着を強固にした信頼性の
高い含浸形陰極構体に関する。
を含浸したカソード基体を収納する金属カップと、この
金属カップを支持しかつヒーターを内包する金属スリー
ブとをろう付けし、それらの固着を強固にした信頼性の
高い含浸形陰極構体に関する。
従来の含浸形陰極構体としては、特開昭59−108233号公
報で提案されているように、電子放射物質を含浸したカ
ソード基体を収納する金属カップと、この金属カップを
支持しかつヒーターを内包する金属スリーブとをレーザ
ー溶接によって固着する方法が知られている。また、同
じ含浸形陰極構体として、特開昭54−67757号公報で提
案されているように、有底金属スリーブの底面外側にカ
ソード基体を溶接する際に、予め、金属スリーブの底面
外側にエンボス加工を施し、このエンボス内にろう材を
充填させた状態にして底面外側にカソード基体を載置
し、次に、金属スリーブの底面内側からエンボスにレー
ザー照射し、金属スリーブの底面外側にカソード基体を
レーザー溶接させる方法も知られている。
報で提案されているように、電子放射物質を含浸したカ
ソード基体を収納する金属カップと、この金属カップを
支持しかつヒーターを内包する金属スリーブとをレーザ
ー溶接によって固着する方法が知られている。また、同
じ含浸形陰極構体として、特開昭54−67757号公報で提
案されているように、有底金属スリーブの底面外側にカ
ソード基体を溶接する際に、予め、金属スリーブの底面
外側にエンボス加工を施し、このエンボス内にろう材を
充填させた状態にして底面外側にカソード基体を載置
し、次に、金属スリーブの底面内側からエンボスにレー
ザー照射し、金属スリーブの底面外側にカソード基体を
レーザー溶接させる方法も知られている。
上記特開昭59−108233号公報の提案による方法は、レー
ザービームを用いたレーザー溶接時に、高融点金属から
なる金属カップや金属スリーブを急熱または急冷する
と、微小なクラックを生じることがあり、固着溶接の信
頼性を損ねるとともに、カソード基体に含浸された電子
放射物質がヒーター側に洩れ出すという問題がある。ま
た、特開昭54−67757号公報の提案による方法は、レー
ザービームによるレーザーを用いているために、上記問
題が必ずしも全面解決されておらず、しかも、カソード
基体と金属スリーブの底面外側とはエンボス部分のみろ
う材が介在しているに過ぎないので、カソード基体と金
属スリーブの底面外側との固着は必ずしも強固でなく、
信頼性も充分でないという問題がある。
ザービームを用いたレーザー溶接時に、高融点金属から
なる金属カップや金属スリーブを急熱または急冷する
と、微小なクラックを生じることがあり、固着溶接の信
頼性を損ねるとともに、カソード基体に含浸された電子
放射物質がヒーター側に洩れ出すという問題がある。ま
た、特開昭54−67757号公報の提案による方法は、レー
ザービームによるレーザーを用いているために、上記問
題が必ずしも全面解決されておらず、しかも、カソード
基体と金属スリーブの底面外側とはエンボス部分のみろ
う材が介在しているに過ぎないので、カソード基体と金
属スリーブの底面外側との固着は必ずしも強固でなく、
信頼性も充分でないという問題がある。
本発明は、これらの問題点を除くもので、この目的は、
溶接時に金属カップや金属スリーブにクラックを生じる
ことなく、金属カップの側面と金属スリーブの内面間を
十分な量のろう材を用いてろう付け固着した含浸形陰極
構体を提供することにある。
溶接時に金属カップや金属スリーブにクラックを生じる
ことなく、金属カップの側面と金属スリーブの内面間を
十分な量のろう材を用いてろう付け固着した含浸形陰極
構体を提供することにある。
上記目的の達成のために、本発明は、電子放射物質をが
含浸する高融点金属の多孔質焼結体からなる陰極基体
と、前記陰極基体を収納する金属カップと、内面に前記
金属カップの側面が固着され、かつ、ヒーターを内包す
る金属スリーブとによって構成される含浸形陰極構体に
おいて、前記金属カップの側面が固着される前記金属ス
リーブ内面の一部に、前記金属スリーブの外面方向に突
出した凹状部を設け、前記金属スリーブと前記金属カッ
プとを固着する際に、前記凹状部内にろう材を充填さ
せ、このろう材を加熱することにより、前記金属カップ
の全側面と、この側面に相対する前記金属スリーブの内
面との間にろう材を介在させ、前記金属スリーブと前記
金属カップとを固着させる手段を備える。
含浸する高融点金属の多孔質焼結体からなる陰極基体
と、前記陰極基体を収納する金属カップと、内面に前記
金属カップの側面が固着され、かつ、ヒーターを内包す
る金属スリーブとによって構成される含浸形陰極構体に
おいて、前記金属カップの側面が固着される前記金属ス
リーブ内面の一部に、前記金属スリーブの外面方向に突
出した凹状部を設け、前記金属スリーブと前記金属カッ
プとを固着する際に、前記凹状部内にろう材を充填さ
せ、このろう材を加熱することにより、前記金属カップ
の全側面と、この側面に相対する前記金属スリーブの内
面との間にろう材を介在させ、前記金属スリーブと前記
金属カップとを固着させる手段を備える。
ろう材に一般的な粉末形状のものを用いると、溶解、凝
固時にろう材の見かけ上の体積が大きく減少する。そこ
で、溶解前においてろう材の貯蔵部となる凹状部を、金
属カップが固着溶接される金属スリーブの内面に設け、
この凹状部にろう材を供給することによって、金属カッ
プの全側面とそれに相対する金属スリーブの内面との間
に十分なろう材を介在させ、金属カップと金属スリーブ
とが強固にろう付け固着させるものである。
固時にろう材の見かけ上の体積が大きく減少する。そこ
で、溶解前においてろう材の貯蔵部となる凹状部を、金
属カップが固着溶接される金属スリーブの内面に設け、
この凹状部にろう材を供給することによって、金属カッ
プの全側面とそれに相対する金属スリーブの内面との間
に十分なろう材を介在させ、金属カップと金属スリーブ
とが強固にろう付け固着させるものである。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。カソ
ード基体1は、空孔率20〜25%のタングステンの多孔質
基体2の空孔にバリウム・カルシウム・アルミネート等
の電子放射物質3を含浸した構成より成る。4は金属カ
ップ、5は金属スリーブ、6,7はろう材、8は凹状部で
ある。
ード基体1は、空孔率20〜25%のタングステンの多孔質
基体2の空孔にバリウム・カルシウム・アルミネート等
の電子放射物質3を含浸した構成より成る。4は金属カ
ップ、5は金属スリーブ、6,7はろう材、8は凹状部で
ある。
本実施例の含浸形陰極構体を製造するには、始めに、多
孔質基体2と、多孔質基体2を収納するモリブテン(M
o)製の金属カップ4と、金属カップ4が固着される内
面に、第1図に示すように、外面側に突出した凹状部8
を設けたモリブテン(Mo)製の金属スリーブ5とを準備
する。次に、金属カップ4の底面部に十分な量のろう材
を設けるとともに、金属スリーブ5の凹状部8内にそれ
ぞれ十分な量のろう材を充填させる。続いて、ろう材を
設けた金属カップ4内に多孔質基体2を収納させ、多孔
質基体2を収納した金属カップ4を金属スリーブ5の固
着部に嵌め込む。次いで、金属カップ4の底面部及び金
属カップ4が固着される金属スリーブ5の外周部分を既
知の加熱手段によって加熱し、この加熱により、金属ス
リーブ5の凹状部8内に充填されているろう材が解け出
し、互いに接している金属カップ4の側面と金属スリー
ブ5の内面間にろう材が一様に行き渡った状態でろう付
けが行われ、同時に、金属カップ4の底面部にあるろう
材も解け、金属カップ4の底面部とそれに接している多
孔質基体2の底面間にろう材が一様に行き渡った状態で
ろう付けが行われる。
孔質基体2と、多孔質基体2を収納するモリブテン(M
o)製の金属カップ4と、金属カップ4が固着される内
面に、第1図に示すように、外面側に突出した凹状部8
を設けたモリブテン(Mo)製の金属スリーブ5とを準備
する。次に、金属カップ4の底面部に十分な量のろう材
を設けるとともに、金属スリーブ5の凹状部8内にそれ
ぞれ十分な量のろう材を充填させる。続いて、ろう材を
設けた金属カップ4内に多孔質基体2を収納させ、多孔
質基体2を収納した金属カップ4を金属スリーブ5の固
着部に嵌め込む。次いで、金属カップ4の底面部及び金
属カップ4が固着される金属スリーブ5の外周部分を既
知の加熱手段によって加熱し、この加熱により、金属ス
リーブ5の凹状部8内に充填されているろう材が解け出
し、互いに接している金属カップ4の側面と金属スリー
ブ5の内面間にろう材が一様に行き渡った状態でろう付
けが行われ、同時に、金属カップ4の底面部にあるろう
材も解け、金属カップ4の底面部とそれに接している多
孔質基体2の底面間にろう材が一様に行き渡った状態で
ろう付けが行われる。
しかる後に、多孔質基体2の空孔に、バリウム・カルシ
ウム・アルミネートよりなる電子放射物質3を含浸させ
る。
ウム・アルミネートよりなる電子放射物質3を含浸させ
る。
なお本実施例では、多孔質基体2とカップ4及びカップ
4とスリーブ5の固着を同時にろう付けにより行った
が、別々に行っても良い。
4とスリーブ5の固着を同時にろう付けにより行った
が、別々に行っても良い。
本発明によれば、カップ4とスリーブ5の固着におい
て、スリーブの一部に凹状部を設けることにより、十分
なろう材が供給され、信頼性の高い固着が可能となり、
また、金属スリーブ5や金属カップ4にクラックが発生
することはないので、電子放射物質がヒーター側に洩れ
出すこともない。
て、スリーブの一部に凹状部を設けることにより、十分
なろう材が供給され、信頼性の高い固着が可能となり、
また、金属スリーブ5や金属カップ4にクラックが発生
することはないので、電子放射物質がヒーター側に洩れ
出すこともない。
本発明によれば、金属カップ4の側面を金属スリーブ5
の内面に固着する際に、レーザー溶接を採用していない
ので、金属カップ4や金属スリーブ5にクラックが生じ
ることはなく、また、金属カップ4の側面と金属スリー
ブ5の内面のほぼ全域に十分な量のろう材を供給したろ
う付け固着を行っているので、固着面が極めて強固にな
り、高い信頼性を有する含浸形陰極構体が得られるとい
う効果がある。
の内面に固着する際に、レーザー溶接を採用していない
ので、金属カップ4や金属スリーブ5にクラックが生じ
ることはなく、また、金属カップ4の側面と金属スリー
ブ5の内面のほぼ全域に十分な量のろう材を供給したろ
う付け固着を行っているので、固着面が極めて強固にな
り、高い信頼性を有する含浸形陰極構体が得られるとい
う効果がある。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図である。 1……カソード基体、2……多孔質基体、3……電子放
射物質、4……カップ、5……スリーブ、6……ろう
材、7……ろう材、8……凹状部。
射物質、4……カップ、5……スリーブ、6……ろう
材、7……ろう材、8……凹状部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 行男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (72)発明者 川崎 浩 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−218267(JP,A) 特開 昭54−67757(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】電子放射物質を含浸する高融点金属の多孔
質焼結体からなる陰極基体と、前記陰極基体を収納する
金属カップと、内面に前記金属カップの側面が固着さ
れ、かつ、ヒーターを内包する金属スリーブとによって
構成される含浸形陰極構体において、前記金属カップの
側面が固着される前記金属スリーブの内面の一部に、前
記金属スリーブの外面方向に突出した凹状部を設け、前
記金属スリーブと前記金属カップとを固着する際に、前
記凹状部内にろう材を充填させ、このろう材を加熱する
ことにより、前記金属カップの全側面と、この側面に相
対する前記金属スリーブの内面との間にろう材を介在さ
せ、前記金属スリーブと前記金属カップとを固着させる
ようにしたことを特徴とする含浸形陰極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5482786A JPH0782809B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形陰極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5482786A JPH0782809B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形陰極構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62213032A JPS62213032A (ja) | 1987-09-18 |
| JPH0782809B2 true JPH0782809B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=12981501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5482786A Expired - Fee Related JPH0782809B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形陰極構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782809B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054737B2 (ja) * | 1977-11-09 | 1985-12-02 | 株式会社東芝 | 含浸型陰極の製造方法 |
| JPS58218267A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-19 | Hitachi Ltd | 含浸形カソ−ド用支持構体 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5482786A patent/JPH0782809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62213032A (ja) | 1987-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |