JPH0783078B2 - 半導体冷却装置 - Google Patents
半導体冷却装置Info
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- JPH0783078B2 JPH0783078B2 JP62226383A JP22638387A JPH0783078B2 JP H0783078 B2 JPH0783078 B2 JP H0783078B2 JP 62226383 A JP62226383 A JP 62226383A JP 22638387 A JP22638387 A JP 22638387A JP H0783078 B2 JPH0783078 B2 JP H0783078B2
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- bellows
- cooling
- slit
- heating element
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体素子などに代表される電子部品の発熱
体に柔軟性冷却流路を接しさせて、その冷却流路内に冷
却水を流すことにより、発熱体を冷却する半導体冷却装
置に関する。
体に柔軟性冷却流路を接しさせて、その冷却流路内に冷
却水を流すことにより、発熱体を冷却する半導体冷却装
置に関する。
従来の装置は、例えば特開昭61−32449号公報に記載の
ように、発熱体(例えば半導体チツプ)の裏面に冷却フ
インを取り付けて、冷却水を流すことにより、発熱体を
冷却する。発熱体は一般に基板上に複数個配置されてお
り、チツプ内の配線と、基板内の配線は、フリツプチツ
プ方式(半田球)によつて連結され、信号のやりとりを
している。一方発熱体チツプ裏面側は、ベローズなどの
柔軟構造で冷却水の入口及び出口通路を構成し、柔軟構
造体は、冷却水ヘツダとOリングによる場合、あるいは
半田接合などで金属的に接合されている。冷却水の入口
及び出口通路はひとつのチツプに対して、別々にふたつ
配置される場合、あるいは二重管構造をとる場合があ
る。いずれにしても、このような柔軟構造体により、冷
却水ヘツダの変位などにもとづく応力が、直接チツプに
影響するのを最小限にふせぐようにしている。柔軟構造
体を流れる冷却水により、冷却フインを介して発熱体チ
ツプを冷却するわけであるが、冷却フインと発熱体は、
半田接合などによつて金属的に接合する場合と、熱伝導
性の良好な例えばシリコン油や、グリースなどを挿入し
ている場合がある。いずれにしても、この部分は熱の伝
わりを良好にするような手段をとつている。
ように、発熱体(例えば半導体チツプ)の裏面に冷却フ
インを取り付けて、冷却水を流すことにより、発熱体を
冷却する。発熱体は一般に基板上に複数個配置されてお
り、チツプ内の配線と、基板内の配線は、フリツプチツ
プ方式(半田球)によつて連結され、信号のやりとりを
している。一方発熱体チツプ裏面側は、ベローズなどの
柔軟構造で冷却水の入口及び出口通路を構成し、柔軟構
造体は、冷却水ヘツダとOリングによる場合、あるいは
半田接合などで金属的に接合されている。冷却水の入口
及び出口通路はひとつのチツプに対して、別々にふたつ
配置される場合、あるいは二重管構造をとる場合があ
る。いずれにしても、このような柔軟構造体により、冷
却水ヘツダの変位などにもとづく応力が、直接チツプに
影響するのを最小限にふせぐようにしている。柔軟構造
体を流れる冷却水により、冷却フインを介して発熱体チ
ツプを冷却するわけであるが、冷却フインと発熱体は、
半田接合などによつて金属的に接合する場合と、熱伝導
性の良好な例えばシリコン油や、グリースなどを挿入し
ている場合がある。いずれにしても、この部分は熱の伝
わりを良好にするような手段をとつている。
本発明で対象とする冷却構造は、冷却すべき発熱体チツ
プの面積が小さいため、非常に小さなスペースに水など
に代表される冷媒液を流さなければならない。スペース
が狭いために冷媒液の偏流などが生じ易い。偏流が起き
ると、チツプ背面に設けたフイン内を流れる冷媒液の流
速が場所によつて局所的に異なるようになるため、チツ
プ表面上の冷却性能分布が生じて、チツプ内に高密度に
配置された半導体素子のジヤンクシヨン温度が大幅に異
なることになり、半導体の電気的な動作特性に悪い影響
を与えるばかりでなく、チツプ内の温度分布が大きくな
るために、熱膨張などにより生じる熱応力あるいはチツ
プのそりなどが、大きくなり易く、機械的強度の点から
も、チツプの破損、フリツプフロツプの半田球の破損な
どをまねき易い。
プの面積が小さいため、非常に小さなスペースに水など
に代表される冷媒液を流さなければならない。スペース
が狭いために冷媒液の偏流などが生じ易い。偏流が起き
ると、チツプ背面に設けたフイン内を流れる冷媒液の流
速が場所によつて局所的に異なるようになるため、チツ
プ表面上の冷却性能分布が生じて、チツプ内に高密度に
配置された半導体素子のジヤンクシヨン温度が大幅に異
なることになり、半導体の電気的な動作特性に悪い影響
を与えるばかりでなく、チツプ内の温度分布が大きくな
るために、熱膨張などにより生じる熱応力あるいはチツ
プのそりなどが、大きくなり易く、機械的強度の点から
も、チツプの破損、フリツプフロツプの半田球の破損な
どをまねき易い。
そこで、従来技術では冷媒液の流入口、流出口付近に空
間を設けて、冷却フインの各間に冷媒液が均一に流れる
ようにしている。しかし、この場合ではフイン部の冷却
性能は高いが、冷媒液の流入口,流出口付近の空間部で
は、冷媒液の流速が遅くなり、冷却性能が低下する。つ
まり、チツプ裏面部で冷却性能の分布が生じてしまい、
ジヤンクシヨン温度の大幅な相違,熱応力,チツプのそ
りなどが大きくなり易いという問題が生じる。
間を設けて、冷却フインの各間に冷媒液が均一に流れる
ようにしている。しかし、この場合ではフイン部の冷却
性能は高いが、冷媒液の流入口,流出口付近の空間部で
は、冷媒液の流速が遅くなり、冷却性能が低下する。つ
まり、チツプ裏面部で冷却性能の分布が生じてしまい、
ジヤンクシヨン温度の大幅な相違,熱応力,チツプのそ
りなどが大きくなり易いという問題が生じる。
また、特開昭61−32449号公報においては、冷却液配流
手段を備えているが、冷却液の流入通路と流出通路が2
重管構造で構成されている。したがつて、中心部のベロ
ーズを通つて流入した冷媒液は、冷却液配流手段によつ
て、集積回路チツプの中央部に、中心線上に分配され
て、チツプの両端面にむかつて、例えば溝付冷却板(フ
イン列と同様な働きをする)を通過し、冷却板を冷却す
る。そしてチツプの両端部から2重ベローズの間を通つ
て流出される。したがつて、内側ベローズを通つてチツ
プ裏面部に到達した冷媒液は、チツプ中心線上で2分さ
れて、チツプ裏面部の溝付冷却板内を流れることにな
る。つまり、同一の流量の場合には冷媒液が2分される
ことになり、流量が2分されない場合に比べて流速が半
減し、冷却性能が低下する。冷却性能が低下すると、チ
ツプ内の半導体素子ジヤンクシヨン温度が上昇してしま
い、素子が破損し易くなり、素子の寿命が短くなる。
又、冷却性能を、冷媒液が2分されない場合と同等にす
るために、流速を2倍にしようとすると、使用水量が倍
増したり、冷媒液を循環させるポンプ動力が増すなどの
経済的な損失をまねく。
手段を備えているが、冷却液の流入通路と流出通路が2
重管構造で構成されている。したがつて、中心部のベロ
ーズを通つて流入した冷媒液は、冷却液配流手段によつ
て、集積回路チツプの中央部に、中心線上に分配され
て、チツプの両端面にむかつて、例えば溝付冷却板(フ
イン列と同様な働きをする)を通過し、冷却板を冷却す
る。そしてチツプの両端部から2重ベローズの間を通つ
て流出される。したがつて、内側ベローズを通つてチツ
プ裏面部に到達した冷媒液は、チツプ中心線上で2分さ
れて、チツプ裏面部の溝付冷却板内を流れることにな
る。つまり、同一の流量の場合には冷媒液が2分される
ことになり、流量が2分されない場合に比べて流速が半
減し、冷却性能が低下する。冷却性能が低下すると、チ
ツプ内の半導体素子ジヤンクシヨン温度が上昇してしま
い、素子が破損し易くなり、素子の寿命が短くなる。
又、冷却性能を、冷媒液が2分されない場合と同等にす
るために、流速を2倍にしようとすると、使用水量が倍
増したり、冷媒液を循環させるポンプ動力が増すなどの
経済的な損失をまねく。
本発明の目的は以上の従来技術の問題点を解決するた
め、チツプ裏面側に導かれた冷媒液を、流速を低下させ
ることなく均一に分配し、しかも、チツプ裏面全域に均
等に流れるようにすることにある。
め、チツプ裏面側に導かれた冷媒液を、流速を低下させ
ることなく均一に分配し、しかも、チツプ裏面全域に均
等に流れるようにすることにある。
上記目的を達成するために本発明の半導体冷却装置は、
ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付けた冷却構造
体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップに接合
し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒液ヘッダに取
り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷却構造
体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒液が冷
却構造体から流出するようにして、冷却構造体内に冷媒
液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装置であ
って、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ溝付板
を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直行する
方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配置し、
前記スリットと前記ベローズとの間に、額ぶち状板のひ
とつの対角線に沿って仕切を設けて構成した冷媒液拡散
室を設けたことを特徴とするものである。
ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付けた冷却構造
体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップに接合
し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒液ヘッダに取
り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷却構造
体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒液が冷
却構造体から流出するようにして、冷却構造体内に冷媒
液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装置であ
って、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ溝付板
を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直行する
方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配置し、
前記スリットと前記ベローズとの間に、額ぶち状板のひ
とつの対角線に沿って仕切を設けて構成した冷媒液拡散
室を設けたことを特徴とするものである。
また、ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付けた冷
却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップ
に接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷却液ヘッ
ダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷
却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒
液が冷却構造体から流出するようにして、冷却構造体内
に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装
置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ
溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直
行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配
置し、前記スリットは、前記ベローズが取り付けられて
いる側のスリット幅が狭く、ベローズが取り付けられて
いる側から遠ざかるにしたがってスリット幅を広くし、
前記スリットと前記ベローズとの間に冷媒液拡散室を設
けたことを特徴とするものである。
却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップ
に接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷却液ヘッ
ダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷
却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒
液が冷却構造体から流出するようにして、冷却構造体内
に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装
置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ
溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直
行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配
置し、前記スリットは、前記ベローズが取り付けられて
いる側のスリット幅が狭く、ベローズが取り付けられて
いる側から遠ざかるにしたがってスリット幅を広くし、
前記スリットと前記ベローズとの間に冷媒液拡散室を設
けたことを特徴とするものである。
また、ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付けた冷
却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップ
に接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒液ヘッ
ダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷
却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒
液が冷却構造体から流出するようにして、冷却構造体内
に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装
置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ
溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直
行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配
置し、前記スリットと前記ベローズとの間に冷媒液拡散
室を設け、前記冷媒液拡散室内のベローズ出口付近に、
整流板を設けたことを特徴とするものである。
却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体チップ
に接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒液ヘッ
ダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒液が冷
却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側から、冷媒
液が冷却構造体から流出するようにして、冷却構造体内
に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷却する装
置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝列をもつ
溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に溝列と直
行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリットを配
置し、前記スリットと前記ベローズとの間に冷媒液拡散
室を設け、前記冷媒液拡散室内のベローズ出口付近に、
整流板を設けたことを特徴とするものである。
基板上にチツプ発熱体が複数個配置される。基板内には
配線層が挿入され、両者はおおよそ外径1mm以内程度の
半田球によつて電気的に接続している。半導体素子は作
動時に発熱するので、これを冷却しないと素子の破損等
を招く。チツプ冷却手段は、チツプ裏面側にベローズ等
で構成される柔軟性流路構造体を2つ設ける。柔軟性流
路構造体は一方端は冷却水ヘツダに固定され、他端は冷
却フインを介して発熱体チツプ裏面に固定される。水な
どに代表される冷媒液は冷却水ヘツダからひとつの柔軟
性流路構造体内に流入し、冷却フイン部を流れ、冷却フ
インを介して発熱体チツプを冷却し、他のひとつの柔軟
性流路構造体を通過して冷却水ヘツダへ戻る。温度的に
は発熱体チツプ部分が加熱されるため、比較的高温とな
り、冷却水が流れる冷却水ヘツダ側が比較的低温とな
る。この温度差によつて、室温時に組立てられた冷却装
置は、相対的に基板が伸長し、冷却水ヘツダが収縮す
る。作動時において、冷却水ヘツダと基板とがその温度
差によつて熱応力が働いても、ベローズのバネ作用によ
つて、チツプ発熱体にかかる応力を小さくおさえられ
る。
配線層が挿入され、両者はおおよそ外径1mm以内程度の
半田球によつて電気的に接続している。半導体素子は作
動時に発熱するので、これを冷却しないと素子の破損等
を招く。チツプ冷却手段は、チツプ裏面側にベローズ等
で構成される柔軟性流路構造体を2つ設ける。柔軟性流
路構造体は一方端は冷却水ヘツダに固定され、他端は冷
却フインを介して発熱体チツプ裏面に固定される。水な
どに代表される冷媒液は冷却水ヘツダからひとつの柔軟
性流路構造体内に流入し、冷却フイン部を流れ、冷却フ
インを介して発熱体チツプを冷却し、他のひとつの柔軟
性流路構造体を通過して冷却水ヘツダへ戻る。温度的に
は発熱体チツプ部分が加熱されるため、比較的高温とな
り、冷却水が流れる冷却水ヘツダ側が比較的低温とな
る。この温度差によつて、室温時に組立てられた冷却装
置は、相対的に基板が伸長し、冷却水ヘツダが収縮す
る。作動時において、冷却水ヘツダと基板とがその温度
差によつて熱応力が働いても、ベローズのバネ作用によ
つて、チツプ発熱体にかかる応力を小さくおさえられ
る。
次に、冷媒液の流れ方について説明する。
冷却水ヘッダに取り付けられたひとつの柔軟性ベローズ
に、先ず冷却水(冷媒液)が流入する。続いてこのベロ
ーズの冷媒液出口側に設けられた冷媒液拡散室に導かれ
る。ベローズ内をチップ面に対して垂直方向に流れてき
た冷媒液は、冷媒液拡散室においてチップ面側に広げら
れる。
に、先ず冷却水(冷媒液)が流入する。続いてこのベロ
ーズの冷媒液出口側に設けられた冷媒液拡散室に導かれ
る。ベローズ内をチップ面に対して垂直方向に流れてき
た冷媒液は、冷媒液拡散室においてチップ面側に広げら
れる。
前述したように、この冷媒液拡散室を額ぶち状板のひと
つの対角線に沿って仕切を設けて二分したので、流入し
た冷媒液は発熱体チップで加熱された戻りの冷媒液と混
じることがなく、常に新鮮な冷媒液をチップ面側へ供給
できる。また、冷媒液拡散室のベローズ出口付近に整流
板を設けることにより、出口付近から遠い位置まで、冷
媒液の流れを広げることができる。
つの対角線に沿って仕切を設けて二分したので、流入し
た冷媒液は発熱体チップで加熱された戻りの冷媒液と混
じることがなく、常に新鮮な冷媒液をチップ面側へ供給
できる。また、冷媒液拡散室のベローズ出口付近に整流
板を設けることにより、出口付近から遠い位置まで、冷
媒液の流れを広げることができる。
さらに冷媒液拡散室の次には、冷媒液整流溝であるスリ
ットが、矩形状チップの一辺側にほぼ沿うように設けら
れているので、冷媒液はこの一辺側にほぼ均一に広が
る。
ットが、矩形状チップの一辺側にほぼ沿うように設けら
れているので、冷媒液はこの一辺側にほぼ均一に広が
る。
前述したように、このスリットを、冷媒液の流入しやす
いベローズが取り付けられている側のスリット幅を狭
く、遠ざかるにしたがって冷媒液は流れにくくなるの
で、スリット幅を広くすることにより、スリットの長手
方向にさらに均一な流れを作ることができる。
いベローズが取り付けられている側のスリット幅を狭
く、遠ざかるにしたがって冷媒液は流れにくくなるの
で、スリット幅を広くすることにより、スリットの長手
方向にさらに均一な流れを作ることができる。
そして、このスリットとチップとの間に設けられた冷却
フィン列は、この一辺とほぼ直交する方向に走っている
構成になっているため、均一にスリットに広がった冷媒
液は、それぞれの冷却フィン間の溝列を整然とほぼ等し
い流速で流れ、流入側と反対側のチップの一辺側へ導か
れる。
フィン列は、この一辺とほぼ直交する方向に走っている
構成になっているため、均一にスリットに広がった冷媒
液は、それぞれの冷却フィン間の溝列を整然とほぼ等し
い流速で流れ、流入側と反対側のチップの一辺側へ導か
れる。
冷却フィン間の溝列を流れるときに、冷媒液は冷却フィ
ンを介して発熱体チップの熱をうばい、発熱体チップを
冷却し、冷媒液自身は加熱される。加熱された冷媒液
は、今度は流入時における場合と全く逆の系路をたどっ
て、冷却水ヘッダ側へ戻る。つまり、他端のチップ一辺
側に到達した冷媒液は、出口側に設けられたスリット、
続いて冷媒液拡散室を通過して、流出口側のベローズを
通過して、冷却水ヘッド側へ戻る。
ンを介して発熱体チップの熱をうばい、発熱体チップを
冷却し、冷媒液自身は加熱される。加熱された冷媒液
は、今度は流入時における場合と全く逆の系路をたどっ
て、冷却水ヘッダ側へ戻る。つまり、他端のチップ一辺
側に到達した冷媒液は、出口側に設けられたスリット、
続いて冷媒液拡散室を通過して、流出口側のベローズを
通過して、冷却水ヘッド側へ戻る。
以下、本発明の一実施例を第1図、及び第2図により説
明する。発熱体チップ(図示せず)の裏面側に冷却構造
体を配置し、冷却構造体1と発熱体チツプを半田接合、
あるいは熱伝導性グリーズ,シリコン油によつて接合す
る。第1図は冷却構造体1の分解図である。発熱体チツ
プ側から冷却板2,溝列板3,スリツト板4,冷媒液拡散板5,
上ぶた6,及び柔軟性流路である例えばベローズ7より成
る。ベローズは冷媒液の流入口と流出口を構成するた
め、1発熱体チツプに対して2個必要である。冷却板2
は、冷媒液と発熱体チツプとの接触を防ぐためのもので
ある。したがつて発熱体チツプと同様の形状をしてお
り、例えば発熱体チツプが矩形状ならば冷却板2も矩形
状となる。発熱体チツプは矩形状が一般的であるので、
以下、図では矩形状の場合を示す。冷却板2の大きさは
発熱体チツプと等しいか、もしくは冷却効率を高めるた
め冷却板2の方がわずかに大きい場合もある。冷媒液と
発熱体チツプとの接触が可能な場合は、冷却板2はなく
てもよい。溝付板3の外形状、及び大きさは冷却板2と
同様である。したがつて外形状は矩形状となる。冷却板
2がない場合は、溝列板3の大きさは発熱体チツプとほ
ぼ同様である。
明する。発熱体チップ(図示せず)の裏面側に冷却構造
体を配置し、冷却構造体1と発熱体チツプを半田接合、
あるいは熱伝導性グリーズ,シリコン油によつて接合す
る。第1図は冷却構造体1の分解図である。発熱体チツ
プ側から冷却板2,溝列板3,スリツト板4,冷媒液拡散板5,
上ぶた6,及び柔軟性流路である例えばベローズ7より成
る。ベローズは冷媒液の流入口と流出口を構成するた
め、1発熱体チツプに対して2個必要である。冷却板2
は、冷媒液と発熱体チツプとの接触を防ぐためのもので
ある。したがつて発熱体チツプと同様の形状をしてお
り、例えば発熱体チツプが矩形状ならば冷却板2も矩形
状となる。発熱体チツプは矩形状が一般的であるので、
以下、図では矩形状の場合を示す。冷却板2の大きさは
発熱体チツプと等しいか、もしくは冷却効率を高めるた
め冷却板2の方がわずかに大きい場合もある。冷媒液と
発熱体チツプとの接触が可能な場合は、冷却板2はなく
てもよい。溝付板3の外形状、及び大きさは冷却板2と
同様である。したがつて外形状は矩形状となる。冷却板
2がない場合は、溝列板3の大きさは発熱体チツプとほ
ぼ同様である。
溝付板3は、多数の等しい、狭い幅をもつ溝8が平行に
走つている。溝8の方向は、溝列板3の矩形状の対向す
る2辺10にほぼ平行で、他の対向する2辺11にほぼ垂直
である。この溝8内を冷媒液が流れるので、各溝の間の
矩形断面は、それぞれ冷却フイン9の役目をする。スリ
ツト板4の外形状及び大きさは溝列板3とほぼ同様であ
る。したがつて外形状は一般に矩形状である。スリツト
12は2つ設けられ、対向する2辺13にほぼ平行で、他の
対向する2辺14にほぼ垂直の方向に走つている。スリツ
ト12の幅はその長手方向に等しい。スリツト12の位置
は、スリツト12とほぼ平行である2つの辺13の側の近傍
である。冷媒液拡散板5も、外形状及び大きさは溝列板
3とほぼ同様である。したがつて一般に矩形状である。
冷媒液拡散板5は図に示す如く、額ぶち状になつてお
り、額ぶちのひとつの対角線に沿つて、額ぶちの内部を
2分するように、仕切り15が設けられている。従つて額
ぶち内部には、冷媒液拡散室16が2つ設けられる。上ぶ
た6も外形状及び大きさは溝列板3とほぼ同様である。
したがつて一般に矩形状である。上ぶた6は、2つの開
口17を有している。開口17の位置は、図に示す如く、矩
形状の対向する角18側によつている。開口17の大きさは
ベローズ7を挿入でき、かつ上ぶた6とベローズ7との
接合が可能なすき間を有する程度とする。従つてベロー
ズ7の挿入部外径と開口17の内径とのすき間はおおよそ
10〜100μm程度となると良い。ベローズ7の形状は、
その断面が円形状のものとする。
走つている。溝8の方向は、溝列板3の矩形状の対向す
る2辺10にほぼ平行で、他の対向する2辺11にほぼ垂直
である。この溝8内を冷媒液が流れるので、各溝の間の
矩形断面は、それぞれ冷却フイン9の役目をする。スリ
ツト板4の外形状及び大きさは溝列板3とほぼ同様であ
る。したがつて外形状は一般に矩形状である。スリツト
12は2つ設けられ、対向する2辺13にほぼ平行で、他の
対向する2辺14にほぼ垂直の方向に走つている。スリツ
ト12の幅はその長手方向に等しい。スリツト12の位置
は、スリツト12とほぼ平行である2つの辺13の側の近傍
である。冷媒液拡散板5も、外形状及び大きさは溝列板
3とほぼ同様である。したがつて一般に矩形状である。
冷媒液拡散板5は図に示す如く、額ぶち状になつてお
り、額ぶちのひとつの対角線に沿つて、額ぶちの内部を
2分するように、仕切り15が設けられている。従つて額
ぶち内部には、冷媒液拡散室16が2つ設けられる。上ぶ
た6も外形状及び大きさは溝列板3とほぼ同様である。
したがつて一般に矩形状である。上ぶた6は、2つの開
口17を有している。開口17の位置は、図に示す如く、矩
形状の対向する角18側によつている。開口17の大きさは
ベローズ7を挿入でき、かつ上ぶた6とベローズ7との
接合が可能なすき間を有する程度とする。従つてベロー
ズ7の挿入部外径と開口17の内径とのすき間はおおよそ
10〜100μm程度となると良い。ベローズ7の形状は、
その断面が円形状のものとする。
冷却構造体1は、冷却板2,溝列板3,スリツト板4,冷媒液
拡散板5,上ぶた6を図の如く積層して接合する。そして
ベローズ7を上ぶた6の開口17に挿入して、例えばロー
付等により接合する。部品2〜6の相対的な位置関係は
第1図に示す如くである。つまり、溝列板3の溝8と、
スリツト板4のスリツト12は直交する方向である。冷却
液拡散板5と上ぶた6の位置関係は、矩形状の冷媒液拡
散板5の仕切り15が設けられていない角側に、上ぶた6
に設けられた開口17がくるように配置されている。つま
り開口17′が冷媒液拡散室16′の面積の広い側へ配置さ
れる。
拡散板5,上ぶた6を図の如く積層して接合する。そして
ベローズ7を上ぶた6の開口17に挿入して、例えばロー
付等により接合する。部品2〜6の相対的な位置関係は
第1図に示す如くである。つまり、溝列板3の溝8と、
スリツト板4のスリツト12は直交する方向である。冷却
液拡散板5と上ぶた6の位置関係は、矩形状の冷媒液拡
散板5の仕切り15が設けられていない角側に、上ぶた6
に設けられた開口17がくるように配置されている。つま
り開口17′が冷媒液拡散室16′の面積の広い側へ配置さ
れる。
各部品2〜7が接合された時点の外観を第2図に示す。
第2図の中央部のA−A断面図を第3図に示す。第2図
に示す冷却構造体1の冷却板2の面と、例えば発熱体チ
ツプ(図示せず)とを半田などにより接合する。そして
ベローズ7は冷媒液ヘツダ(図示せず)に接続される。
第3図に矢印で示されるように冷媒液を流すことにより
(後述)、冷却板2を介して発熱体チツプを冷却する。
従つて冷却板2及び溝列板3は熱伝導性の良好な材料、
例えばCu,SiC,AlNなどである。スリツト板4,冷媒液拡散
板5,上ぶた6の材質は、耐食性の優れた材料で構成され
る。例えばSUS,KO,Tiなどである。ベローズ7も耐食性
の優れた材料であり、例えばNi,Ti,KOなどである。
第2図の中央部のA−A断面図を第3図に示す。第2図
に示す冷却構造体1の冷却板2の面と、例えば発熱体チ
ツプ(図示せず)とを半田などにより接合する。そして
ベローズ7は冷媒液ヘツダ(図示せず)に接続される。
第3図に矢印で示されるように冷媒液を流すことにより
(後述)、冷却板2を介して発熱体チツプを冷却する。
従つて冷却板2及び溝列板3は熱伝導性の良好な材料、
例えばCu,SiC,AlNなどである。スリツト板4,冷媒液拡散
板5,上ぶた6の材質は、耐食性の優れた材料で構成され
る。例えばSUS,KO,Tiなどである。ベローズ7も耐食性
の優れた材料であり、例えばNi,Ti,KOなどである。
次に第3図を用いて、冷媒液の流れ状況を説明する。冷
媒液ヘツダからベローズ7′へ流入した冷媒液は、ベロ
ーズ7′を通過後、冷媒液拡散室16′に流入する。冷媒
液拡散室16′はその面積が、開口17′よりも広くなつて
いるため、第3図の矢印の如く、冷媒液は広げられる。
特に冷媒液拡散室16′内の紙面に垂直な手前側の方向
(図示せず)に広がる。つまりスリツト12′の走つてい
る方向に広がる。そのために、続いてスリツト12′の長
手方向に冷媒液は均一に流れて、溝8内に導かれる。溝
8内を流れながら、冷却フイン9及び冷却板2を冷却し
て、冷媒液自身は加熱される。溝8内を流れた冷媒液
は、溝の他端に到達して、スリツト12,冷媒液拡散室16
をへて、ベローズ7へと流れ、冷媒液ヘツダへ戻る。
媒液ヘツダからベローズ7′へ流入した冷媒液は、ベロ
ーズ7′を通過後、冷媒液拡散室16′に流入する。冷媒
液拡散室16′はその面積が、開口17′よりも広くなつて
いるため、第3図の矢印の如く、冷媒液は広げられる。
特に冷媒液拡散室16′内の紙面に垂直な手前側の方向
(図示せず)に広がる。つまりスリツト12′の走つてい
る方向に広がる。そのために、続いてスリツト12′の長
手方向に冷媒液は均一に流れて、溝8内に導かれる。溝
8内を流れながら、冷却フイン9及び冷却板2を冷却し
て、冷媒液自身は加熱される。溝8内を流れた冷媒液
は、溝の他端に到達して、スリツト12,冷媒液拡散室16
をへて、ベローズ7へと流れ、冷媒液ヘツダへ戻る。
以上説明した如く、冷媒液拡散室16′内で冷媒液が充分
に広がるため、スリツト12′に流入する冷媒液の流速は
スリツトの長手方向に均一に分布し、一様流れとなつ
て、溝8の列に導かれる。溝8は、その両端側に充分に
長く設けられているため、溝8内の流れは、各溝に対し
て均一な流れであり、冷却板2のほぼ全域に流れて、冷
却フイン9を介して、あるいは直接に冷却板2を冷却す
る。つまり、冷却板2上の冷媒液の流れは全域にわたつ
て均一のため、冷却性能は全域にわたつてほぼ均一であ
り、しかも冷却板の広範囲を冷却することが可能とな
る。
に広がるため、スリツト12′に流入する冷媒液の流速は
スリツトの長手方向に均一に分布し、一様流れとなつ
て、溝8の列に導かれる。溝8は、その両端側に充分に
長く設けられているため、溝8内の流れは、各溝に対し
て均一な流れであり、冷却板2のほぼ全域に流れて、冷
却フイン9を介して、あるいは直接に冷却板2を冷却す
る。つまり、冷却板2上の冷媒液の流れは全域にわたつ
て均一のため、冷却性能は全域にわたつてほぼ均一であ
り、しかも冷却板の広範囲を冷却することが可能とな
る。
次に他の実施例を説明する。第4図はスリツト板4のス
リツトの幅を長手方向に変えたものである。つまり今ま
でに説明した如く、冷媒液拡散室16′は、ノズル7′か
ら流出した流れをスリツト12′の長手方向に均一にする
働きをしている。そこで第4図の如く、ノズル7′の設
けられている側のスリツト幅を狭くして、冷媒液が広が
る側にスリツト幅を広くする。このようにすると冷媒液
拡散板5を設けなくても、スリツト12′の働きで各溝8
内の流れを均一にすることが可能である。つまり、ノズ
ル7′の出口付近では、スリツト12′へ冷媒液が流入し
易いので、流動抵抗をつけるため、スリツト幅を狭くす
る。逆にノズル7′の出口から遠ざかるにしたがつて、
冷媒液は流れにくくなるから、スリツト幅を広くして、
流れ易くする。このようにしてスリツト12′の長手方向
に均一流を作れる。第5図は、第4図のスリツト板4を
使つた冷却構造体1の外観である。この場合には、冷媒
液拡散板5を省くことも可能となる。もちろん第4図に
示すスリツト板4と冷媒液拡散板5を併用した冷却構造
体では、なお一層、各溝8内の冷媒液の流れを均一にで
きることは自明である。
リツトの幅を長手方向に変えたものである。つまり今ま
でに説明した如く、冷媒液拡散室16′は、ノズル7′か
ら流出した流れをスリツト12′の長手方向に均一にする
働きをしている。そこで第4図の如く、ノズル7′の設
けられている側のスリツト幅を狭くして、冷媒液が広が
る側にスリツト幅を広くする。このようにすると冷媒液
拡散板5を設けなくても、スリツト12′の働きで各溝8
内の流れを均一にすることが可能である。つまり、ノズ
ル7′の出口付近では、スリツト12′へ冷媒液が流入し
易いので、流動抵抗をつけるため、スリツト幅を狭くす
る。逆にノズル7′の出口から遠ざかるにしたがつて、
冷媒液は流れにくくなるから、スリツト幅を広くして、
流れ易くする。このようにしてスリツト12′の長手方向
に均一流を作れる。第5図は、第4図のスリツト板4を
使つた冷却構造体1の外観である。この場合には、冷媒
液拡散板5を省くことも可能となる。もちろん第4図に
示すスリツト板4と冷媒液拡散板5を併用した冷却構造
体では、なお一層、各溝8内の冷媒液の流れを均一にで
きることは自明である。
第6図は他の実施例である。冷媒液拡散室のノズル出口
付近に整流板19を設ける。整流板19は、ノズル出口の下
端に位置するように、例えば第6図のように、冷媒液拡
散室のほぼ直角を呈する側のすみに、額ぶちを構成する
辺20から突き出すと良い。整流板19は例えば第6図に示
すように、円を1/4に切断した形状のもので良い。第7
図は第6図に示す整流板19が付いた冷媒液拡散板5を用
いた場合の冷却構造体の断面を示したもので、矢印20が
冷媒液の流れを示している。つまり前述の如く、ノズル
7′から流出した冷媒液の流れは流速が速いため、出口
付近のスリツト12′内に冷媒液は流入し易い。そこで、
出口付近の冷媒液拡散室内に整流板19を設けておくと、
ノズル7′から流出した冷媒液は整流板19によつて、第
7図の矢印20で示した如く曲げられて、ノズル7′の出
口付近から遠い位置にあるスリツトの方まで流れが広が
る。そして、ノズルの冷媒液出口付近のスリツト内へ流
入し易いのをふせぐ。スリツト12′の長手方向の全長に
わたつて冷媒液の流入速度をほぼ均一にすることが可能
となる。もちろん、第6図に示す冷媒液拡散板と、第4
図に示すスリツトの幅を長手方向に変えたスリツト板を
併用した冷却構造体は、より一層、各溝8内の冷媒液の
流れを均一にすることは明らかである。
付近に整流板19を設ける。整流板19は、ノズル出口の下
端に位置するように、例えば第6図のように、冷媒液拡
散室のほぼ直角を呈する側のすみに、額ぶちを構成する
辺20から突き出すと良い。整流板19は例えば第6図に示
すように、円を1/4に切断した形状のもので良い。第7
図は第6図に示す整流板19が付いた冷媒液拡散板5を用
いた場合の冷却構造体の断面を示したもので、矢印20が
冷媒液の流れを示している。つまり前述の如く、ノズル
7′から流出した冷媒液の流れは流速が速いため、出口
付近のスリツト12′内に冷媒液は流入し易い。そこで、
出口付近の冷媒液拡散室内に整流板19を設けておくと、
ノズル7′から流出した冷媒液は整流板19によつて、第
7図の矢印20で示した如く曲げられて、ノズル7′の出
口付近から遠い位置にあるスリツトの方まで流れが広が
る。そして、ノズルの冷媒液出口付近のスリツト内へ流
入し易いのをふせぐ。スリツト12′の長手方向の全長に
わたつて冷媒液の流入速度をほぼ均一にすることが可能
となる。もちろん、第6図に示す冷媒液拡散板と、第4
図に示すスリツトの幅を長手方向に変えたスリツト板を
併用した冷却構造体は、より一層、各溝8内の冷媒液の
流れを均一にすることは明らかである。
本発明によれば、冷媒液の流れを均一にして、冷却板上
に導く機構を、冷却板2及び溝列板3に対して発熱体チ
ツプの反対側、つまりノズル側に設けることが可能にな
つたため、溝列板3の溝8を充分に長くとることができ
るようになつた。それによつて、各溝列に対して均一流
を得ることができ、かつ広範囲に溝列を設けることがで
きるため、広範囲の冷却板領域にわたつて均一な冷却性
能を得ることが可能となる。それによつて、発熱体チツ
プの温度分布を均一にでき、かつ、発熱体チツプ内の多
数の半導体素子ジヤンクシヨン温度を均一にできるた
め、チツプのそりを最小に押えられて、チツプ内の配線
と、基板内の配線を接続する半田球の寿命等を伸ばすこ
とができ、強度的に優れたものとなる。
に導く機構を、冷却板2及び溝列板3に対して発熱体チ
ツプの反対側、つまりノズル側に設けることが可能にな
つたため、溝列板3の溝8を充分に長くとることができ
るようになつた。それによつて、各溝列に対して均一流
を得ることができ、かつ広範囲に溝列を設けることがで
きるため、広範囲の冷却板領域にわたつて均一な冷却性
能を得ることが可能となる。それによつて、発熱体チツ
プの温度分布を均一にでき、かつ、発熱体チツプ内の多
数の半導体素子ジヤンクシヨン温度を均一にできるた
め、チツプのそりを最小に押えられて、チツプ内の配線
と、基板内の配線を接続する半田球の寿命等を伸ばすこ
とができ、強度的に優れたものとなる。
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2図は第1
図の外観図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は
本発明の他の実施例を示す斜視図、第5図は他の実施例
の外観図、第6図は本発明の他の実施例を示す斜視図、
第7図は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1……冷却構造体、2……冷却板、3……溝列板、4…
…スリツト板、5……冷媒液拡散板、6……上ぶた、7,
7′……ベローズ、8……溝、9……冷却フイン、12,1
2′……スリツト、16,16′……冷媒液拡散室、19……整
流板。
図の外観図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は
本発明の他の実施例を示す斜視図、第5図は他の実施例
の外観図、第6図は本発明の他の実施例を示す斜視図、
第7図は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1……冷却構造体、2……冷却板、3……溝列板、4…
…スリツト板、5……冷媒液拡散板、6……上ぶた、7,
7′……ベローズ、8……溝、9……冷却フイン、12,1
2′……スリツト、16,16′……冷媒液拡散室、19……整
流板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 元宏 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 山田 俊宏 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−32449(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付
けた冷却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体
チップに接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒
液ヘッダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒
液が冷却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側か
ら、冷媒液が冷却構造体から流出するようにして、冷却
構造体内に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷
却する装置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝
列をもつ溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に
溝列と直行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリ
ットを配置し、前記スリットと前記ベローズとの間に、
額ぶち状板のひとつの対角線に沿って仕切を設けて構成
した冷媒液拡散室を設けたことを特徴とする半導体冷却
装置。 - 【請求項2】ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付
けた冷却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体
チップに接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒
液ヘッダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒
液が冷却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側か
ら、冷媒液が冷却構造体から流出するようにして、冷却
構造体内に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷
却する装置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝
列をもつ溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ溝に
溝列と直行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリ
ットを配置し、前記スリットは、前記ベローズが取り付
けられている側のスリット幅が狭く、ベローズが取り付
けられている側から遠ざかるにしたがってスリット幅を
広くし、前記スリットと前記ベローズとの間に冷媒液拡
散室を設けたことを特徴とする半導体冷却装置。 - 【請求項3】ふたつの柔軟性ベローズの一端側を取り付
けた冷却構造体を、基板上に複数個配置された各発熱体
チップに接合し、ふたつの柔軟性ベローズの他端が冷媒
液ヘッダに取り付けられ、ひとつのベローズ側から冷媒
液が冷却構造体へ流入し、他のひとつのベローズ側か
ら、冷媒液が冷却構造体から流出するようにして、冷却
構造体内に冷媒液を流すことにより、発熱体チップを冷
却する装置であって、前記発熱体チップ面に、平行な溝
列をもつ溝付板を装着し、溝列の両端部のベローズ側に
溝列と直行する方向に、溝列の全幅に達する長さのスリ
ットを配置し、前記スリットと前記ベローズとの間に冷
媒液拡散室を設け、前記冷媒液拡散室内のベローズ出口
付近に、整流板を設けたことを特徴とする半導体冷却装
置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項乃至第3項のうちい
ずれかに記載の半導体冷却装置において、前記発熱体チ
ップの側から、冷却板、溝付板、スリット板、冷媒液拡
散板、上ぶたを積層して接合し、前記ベローズを上ぶた
の開口部に接合したことを特徴とする半導体冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62226383A JPH0783078B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 半導体冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62226383A JPH0783078B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 半導体冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6471156A JPS6471156A (en) | 1989-03-16 |
| JPH0783078B2 true JPH0783078B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16844260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62226383A Expired - Lifetime JPH0783078B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 半導体冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783078B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024263010A1 (ko) * | 2023-06-23 | 2024-12-26 | 최병규 | 냉각 장치 |
| EP4642176A4 (en) * | 2023-03-31 | 2026-04-29 | Huawei Digital Power Tech Co Ltd | Liquid-cooled heat dissipation device, electric motor control unit, power supply assembly, and electric vehicle |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2527304B2 (ja) * | 1985-05-07 | 1996-08-21 | 旭硝子株式会社 | プリント回路基板 |
| US5727618A (en) * | 1993-08-23 | 1998-03-17 | Sdl Inc | Modular microchannel heat exchanger |
| WO2014109869A1 (en) * | 2012-12-14 | 2014-07-17 | Midas Green Technology, Llc | Appliance immersion cooling system |
| WO2017090106A1 (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置、インバータ装置及び自動車 |
| US10504820B2 (en) | 2016-10-21 | 2019-12-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor module and electric power conversion device |
| WO2022153618A1 (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | 日立Astemo株式会社 | 熱交換装置および電力変換装置 |
| US12495515B2 (en) | 2022-03-04 | 2025-12-09 | Aavid Thermalloy, Llc | Liquid cooled heat exchanger |
| EP4651654A1 (en) * | 2024-05-15 | 2025-11-19 | Delta Electronics, Inc. | Liquid cooling module and heat dissipation assembly using same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4561040A (en) * | 1984-07-12 | 1985-12-24 | Ibm Corporation | Cooling system for VLSI circuit chips |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP62226383A patent/JPH0783078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4642176A4 (en) * | 2023-03-31 | 2026-04-29 | Huawei Digital Power Tech Co Ltd | Liquid-cooled heat dissipation device, electric motor control unit, power supply assembly, and electric vehicle |
| WO2024263010A1 (ko) * | 2023-06-23 | 2024-12-26 | 최병규 | 냉각 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6471156A (en) | 1989-03-16 |
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