JPH0783553B2 - 電力系統の動揺監視装置 - Google Patents
電力系統の動揺監視装置Info
- Publication number
- JPH0783553B2 JPH0783553B2 JP61153551A JP15355186A JPH0783553B2 JP H0783553 B2 JPH0783553 B2 JP H0783553B2 JP 61153551 A JP61153551 A JP 61153551A JP 15355186 A JP15355186 A JP 15355186A JP H0783553 B2 JPH0783553 B2 JP H0783553B2
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- Japan
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- generators
- power system
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は複数の発電機が並列して運転される電力系統に
事故が発生した場合の、発電機間の相対的な角速度動揺
および内部位相角動揺を監視し得るようにした電力系統
の動揺監視装置に関するものである。
事故が発生した場合の、発電機間の相対的な角速度動揺
および内部位相角動揺を監視し得るようにした電力系統
の動揺監視装置に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、電力系統は複数かつ大規模化してきており、事故
の種類によって多様の動揺が発生し一部の発電機が脱調
することもある。さらに、脱調現象が多数の発電機に波
及し大規模な停電に至ることも考えられる。このため、
電力系統には各種の系統安定化装置が適用されている。
の種類によって多様の動揺が発生し一部の発電機が脱調
することもある。さらに、脱調現象が多数の発電機に波
及し大規模な停電に至ることも考えられる。このため、
電力系統には各種の系統安定化装置が適用されている。
一方電力系統の動揺監視装置は、事故発生後の発電機間
の相対的な角速度や内部位相角の時間変化を検出・監視
するものであり、この監視結果を上記の系統安定化装置
に導入することにより、極めて信頼性の高い安定化制御
を実現することができる。
の相対的な角速度や内部位相角の時間変化を検出・監視
するものであり、この監視結果を上記の系統安定化装置
に導入することにより、極めて信頼性の高い安定化制御
を実現することができる。
以下、かかる系統安定化装置へ監視結果を導入すること
を目的とした従来の電力系統の動揺監視装置について説
明する。
を目的とした従来の電力系統の動揺監視装置について説
明する。
従来の電力系統の動揺監視装置は、事故発生後1秒程度
の過渡安定度を対象としており、この場合は、タービン
調速機系より出力される発電機への機械的入力はほぼ一
定となる。従って、各々の発電機の電気的出力を測定す
れば、各々の発電機の角速度ω,内部位相角δは、発電
機の運転方程式より以下のようにして求められる。
の過渡安定度を対象としており、この場合は、タービン
調速機系より出力される発電機への機械的入力はほぼ一
定となる。従って、各々の発電機の電気的出力を測定す
れば、各々の発電機の角速度ω,内部位相角δは、発電
機の運転方程式より以下のようにして求められる。
すなわち、まず、事故発生時点からΔt秒間隔の区間
(1,2,…,k,…)を決める。ここで、Δtは1サイクル
程度(16.7〜20ミリ秒)とする。次に、各区間Kにおい
てr回の割合で発電機の電気的出力をサンプリングし、
その値をPk1,Pk2,…,Pkrとすれば、区間Kの平均値P
(tk)は(1)式で求められる。なお、tkは事故発生時
点からの時間でtk=KΔtである。
(1,2,…,k,…)を決める。ここで、Δtは1サイクル
程度(16.7〜20ミリ秒)とする。次に、各区間Kにおい
てr回の割合で発電機の電気的出力をサンプリングし、
その値をPk1,Pk2,…,Pkrとすれば、区間Kの平均値P
(tk)は(1)式で求められる。なお、tkは事故発生時
点からの時間でtk=KΔtである。
P(tk)=(Pk1+Pk2+…+Pkr)/r …(1) 次に、区間Kにおけるωの変化分Δω(tk)は、(2)
式の運転方程式の機械的入力を一定とすると(3)式よ
り計算できる。
式の運転方程式の機械的入力を一定とすると(3)式よ
り計算できる。
Mdω/dt=pIN−P(tk) …(2) Δω(tk)=(PIN−P(tk))Δt/M …(3) ここで、PINは発電機への機械的入力であり、事故発生
後1秒程度はほぼ一定となるので、事故発生前の発電機
の電気的出力とする。また、Mは発電機の慣性である。
それ故、tk時点のω(tk)は、Δω(tk)の累積値 ω(tk)=ω(tk−1)+Δω(tk) …(4) となり、内部位相角δ(tk)も動揺に(5)式より計算
できる。
後1秒程度はほぼ一定となるので、事故発生前の発電機
の電気的出力とする。また、Mは発電機の慣性である。
それ故、tk時点のω(tk)は、Δω(tk)の累積値 ω(tk)=ω(tk−1)+Δω(tk) …(4) となり、内部位相角δ(tk)も動揺に(5)式より計算
できる。
δ(tk)=δ(tk−1)+(ω(tk) +ω(tk−1))Δt/2 …(5) 次に、発電機間の相対的な角速度ΔW,内部位相角ΔD
は、各々の発電機のω,δの差分を計算することにより
把握できる。例えば、n番目の発電機と(n+1)番目
の発電時間の相対的な角速度ΔWn,(n+1)(tk)お
よび内部位相角ΔDn,(n+1)(tk)は、(6)およ
び(7)式より夫々計算できる。
は、各々の発電機のω,δの差分を計算することにより
把握できる。例えば、n番目の発電機と(n+1)番目
の発電時間の相対的な角速度ΔWn,(n+1)(tk)お
よび内部位相角ΔDn,(n+1)(tk)は、(6)およ
び(7)式より夫々計算できる。
ΔWn,(n+1)(tk)=ωn(tk) −ω(n+1)(tk) …(6) ΔDn,(n+1)(tk)=δn(tk) −δ(n+1)(tk) …(7) 第5図は、以上説明した従来の電力系統の動揺監視装置
による、発電機間の相対的な角速度ΔWおよび内部位相
角ΔDの演算方法を示すフロー図である。(例えば、
「電力系統の動揺把握を基にしたオンライン高速安定化
方式とアルゴリズム」(昭和59年8月)電気学会論文詩
B分冊、p489) しかしながら、このような従来の動揺監視装置によっ
て、電力系統の事故発生後数秒〜十秒程度の発電期間の
相対的な角速度揺動や内部位相角動揺を監視しようとす
ると、発電機への機械的入力がタービン調速機系の応動
によって変化するため、機械的入力一定という従来の装
置は適用することができない。
による、発電機間の相対的な角速度ΔWおよび内部位相
角ΔDの演算方法を示すフロー図である。(例えば、
「電力系統の動揺把握を基にしたオンライン高速安定化
方式とアルゴリズム」(昭和59年8月)電気学会論文詩
B分冊、p489) しかしながら、このような従来の動揺監視装置によっ
て、電力系統の事故発生後数秒〜十秒程度の発電期間の
相対的な角速度揺動や内部位相角動揺を監視しようとす
ると、発電機への機械的入力がタービン調速機系の応動
によって変化するため、機械的入力一定という従来の装
置は適用することができない。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題を解決するために成されたも
ので、目的は発電機のタービン調速機系の応動による機
械的入力の変化を考慮し、電力系統の事故発生後数秒〜
十秒程度の発電機間の相対的な角速度動揺および内部位
相角揺動を監視することが可能な電力系統の動揺監視装
置を提供することにある。
ので、目的は発電機のタービン調速機系の応動による機
械的入力の変化を考慮し、電力系統の事故発生後数秒〜
十秒程度の発電機間の相対的な角速度動揺および内部位
相角揺動を監視することが可能な電力系統の動揺監視装
置を提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するために本発明では、複数の発電機が
並列して運転される電力系統において、上記電力系統内
に並列して運転されている各々の発電機の電気的出力を
検出する電力検出手段と、この電力検出手段により検出
した各々の発電機の電気的出力を基に、発電機を模擬す
る微分方程式および発電機のタービン調速機系を模擬す
る運動方程式を数値積分することにより前記各々の発電
機の角速度および内部位相角を演算して出力する演算手
段とを備えて構成され、発電機間の相対的な角速度動揺
および内部位相角動揺を監視するようにしたことを特徴
とする。
並列して運転される電力系統において、上記電力系統内
に並列して運転されている各々の発電機の電気的出力を
検出する電力検出手段と、この電力検出手段により検出
した各々の発電機の電気的出力を基に、発電機を模擬す
る微分方程式および発電機のタービン調速機系を模擬す
る運動方程式を数値積分することにより前記各々の発電
機の角速度および内部位相角を演算して出力する演算手
段とを備えて構成され、発電機間の相対的な角速度動揺
および内部位相角動揺を監視するようにしたことを特徴
とする。
まず、本発明の基本的な考え方である各々の発電機の角
速度ω,内部位相角δの演算方法、および発電機間の相
対的な角速度,内部位相角の把握方法について述べる。
速度ω,内部位相角δの演算方法、および発電機間の相
対的な角速度,内部位相角の把握方法について述べる。
すなわち基本的には、各々の発電機の電気的出力Pを測
定し、発電機を模擬する運動方程式およびタービン調速
機系を模擬する微分方程式を数値積分することにより、
角速度ωおよび内部位相角δを演算する。
定し、発電機を模擬する運動方程式およびタービン調速
機系を模擬する微分方程式を数値積分することにより、
角速度ωおよび内部位相角δを演算する。
まず、発電機を模擬する運動方程式は、(8),(9)
式となる。
式となる。
ここで、PINはタービン調速機系からの発電機への機械
的入力,Mは発電機の慣性である。
的入力,Mは発電機の慣性である。
次に、発電機のタービン調速機系を模擬する微分方程式
について説明する。
について説明する。
第2図は、一般的な火力発電機のタービン調速機系をブ
ロック線図にて示したものである。すなわちタービン調
速機系は、発電機軸の回転数から検出した角速度ωを入
力し、主蒸気弁を開閉することにより高圧,中圧,低圧
の各タービンからの発電機への機械的入力PINを制御す
るようになっている。また第3図(a)〜(c)は、電
力系統に3相地絡事故等が発生した場合の発電機の電気
的出力P,角速度ω,機械的入力PINの時間的変化の一例
を示したものである。
ロック線図にて示したものである。すなわちタービン調
速機系は、発電機軸の回転数から検出した角速度ωを入
力し、主蒸気弁を開閉することにより高圧,中圧,低圧
の各タービンからの発電機への機械的入力PINを制御す
るようになっている。また第3図(a)〜(c)は、電
力系統に3相地絡事故等が発生した場合の発電機の電気
的出力P,角速度ω,機械的入力PINの時間的変化の一例
を示したものである。
電力系統に事故が発生すると、発電機の電気的出力Pが
減少し、角速度ωが上昇する。そして、この角速度ωが
上昇すると、第2図に示しタービン調速機系の応動によ
り、発電機への機械的入力PINを抑制することになる。
減少し、角速度ωが上昇する。そして、この角速度ωが
上昇すると、第2図に示しタービン調速機系の応動によ
り、発電機への機械的入力PINを抑制することになる。
一方、第2図に示したタービン調速機系のブロック線図
を微分方程式に変換すると、次の(10)〜(18)式のよ
うになる。
を微分方程式に変換すると、次の(10)〜(18)式のよ
うになる。
x1=−K1ω+PIN(O) …(10) x3=KH×x2 …(15) x4=K1×y2 …(16) x5=KL×y3 …(17) PIN=x3+x4+x5 …(18) 従って、各々の発電機の角速度ωおよび内部位相角δ
は、各々の発電機の電気的出力Pを測定し、(8)〜
(18)式で示される微分方程式を数値積分することによ
り求めることができる。
は、各々の発電機の電気的出力Pを測定し、(8)〜
(18)式で示される微分方程式を数値積分することによ
り求めることができる。
次に、積分法として、最も簡単なオイラー法を用いた場
合を例に、事故発生前後の各々の発電機の電気的出力よ
り、発電機間の相対的な角速度動揺および内部位相角動
揺を把握する方法について具体的に説明する。
合を例に、事故発生前後の各々の発電機の電気的出力よ
り、発電機間の相対的な角速度動揺および内部位相角動
揺を把握する方法について具体的に説明する。
まず、事故発生前の各々の発電機の電気的出力を測定
し、これをタービン調速系からの発電機への機械的入力
の初期値PIN(O)とする。
し、これをタービン調速系からの発電機への機械的入力
の初期値PIN(O)とする。
電力系統に事故が発生したことを事故検出継電気等によ
り検出したならば、発電機の電気的出力をサンプリング
して、区間Kの平均値P(tk)を前述の(1)式より求
める。
り検出したならば、発電機の電気的出力をサンプリング
して、区間Kの平均値P(tk)を前述の(1)式より求
める。
次に、f1〜f5の微分方程式の微係数Δf1〜Δf5を(19)
〜(25)式より求める。
〜(25)式より求める。
Δf2=ω0ω(tk−1) (20) Δf3=(x1−y1(tk−1))/T1 …(21) ここで、 x1=−K1ω(tk−1)+PIN(O) …(20) Δf4=(x2−y2(tk−1))/T2 …(23) ここで、 Δf5=(y2(tk−1)−y3(tk−1)) /T3 …(25) 更に、ω,δおよびy1〜y3のtk時点の値を(26)〜(3
0)より演算する。
0)より演算する。
ω(tk)=ω(tk−1)+Δf1×Δt …(26) δ(tk)=δ(tk−1)+Δf2×Δt …(27) y1(tk)=y1(tk−1)+Δf3×Δt …(28) y2(tk)=y2(tk−1)+Δf4×Δt …(29) y3(tk)=y3(tk−1)+Δf5×Δt …(30) 次に、tk時点の機械的入力PIN(tk)を(31)〜(32)
式より求める。
式より求める。
PIN=KH×x2+K1×y2(tk) +KL+y3(tk) …(31) ここで、 以上、個々の発電機の各速度ωおよび内部位相角δの演
算方法について示した。
算方法について示した。
最終的に、発電期間の相対的な角速度ΔWおよび内部位
相角ΔDを(6)および(7)式より夫々求める。
相角ΔDを(6)および(7)式より夫々求める。
第4図は、以上説明した本発明による発電機間の相対的
な角速度ΔWおよび内部位相角ΔDの演算内容を示すフ
ロー図である。
な角速度ΔWおよび内部位相角ΔDの演算内容を示すフ
ロー図である。
[発明の実施例] 以下、上記のような考え方に基づいた本発明の一実施例
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明による電力系統の動揺監視装置の構成
例を示すものである。第1図において、1a,1bは電力系
統内に並列して運転されている2台の発電機、2a,2bは
それらの発電機1a,1bを電力系統に並入あるいは解列す
るためのしゃ断器、BUSa,BUSbは母線を示すものであ
る。
例を示すものである。第1図において、1a,1bは電力系
統内に並列して運転されている2台の発電機、2a,2bは
それらの発電機1a,1bを電力系統に並入あるいは解列す
るためのしゃ断器、BUSa,BUSbは母線を示すものであ
る。
一方、3a,3bは電圧変成器PTa,PTbおよび変流器CTa,CTb
からの出力V1a,V1bおよびI1a,I1bを基に、上記各々の発
電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbをある一定の周期で高速に
検出する電力検出部、4a,4bはこの電力検出部3a,3bによ
り検出した各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを中央
にある演算部5へ伝送するための電送系である。演算部
5は、上記電送系4a,4bを介して伝送される各々の発電
機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを基に、発電機1a,1bを模擬
する運動方程式および発電機1a,1bのタービン調速機系
を模擬する微分方程式を数値積分することにより、上記
各々の発電機1a,1bの角速度ωa,ωbおよび内部位相角
δa,δbを演算し、かつこの演算結果を図示しない系統
安定化装置へ出力するように構成している。
からの出力V1a,V1bおよびI1a,I1bを基に、上記各々の発
電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbをある一定の周期で高速に
検出する電力検出部、4a,4bはこの電力検出部3a,3bによ
り検出した各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを中央
にある演算部5へ伝送するための電送系である。演算部
5は、上記電送系4a,4bを介して伝送される各々の発電
機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを基に、発電機1a,1bを模擬
する運動方程式および発電機1a,1bのタービン調速機系
を模擬する微分方程式を数値積分することにより、上記
各々の発電機1a,1bの角速度ωa,ωbおよび内部位相角
δa,δbを演算し、かつこの演算結果を図示しない系統
安定化装置へ出力するように構成している。
次に、かかる構成の電力系統の動揺監視装置において、
まず電力系統に事故が発生する前の定常状態では、電力
検出部3a,3bは各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを
検出し、これを伝送系4a,4bを介して中央にある演算部
5へ伝送する。そして演算部5では。上記で検出した各
々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを、各々の発電機1
a,1bの機械的入力の初期値PIN(O)として記憶する。
まず電力系統に事故が発生する前の定常状態では、電力
検出部3a,3bは各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを
検出し、これを伝送系4a,4bを介して中央にある演算部
5へ伝送する。そして演算部5では。上記で検出した各
々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,Pbを、各々の発電機1
a,1bの機械的入力の初期値PIN(O)として記憶する。
一方、この状態において電力系統に事故が発生したこと
を、図示しない事故検出継電器等によって検出すると、
電力検出部3a,3bは各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,P
bをある一定の周期で高速にサンプリングし、これを伝
送系4a,4bを介して中央にある演算部5へ伝送する。す
るとこの演算装置5では、前述した第4図のステップS3
〜S8に従った演算を行なうことにより、発電機1aと発電
機1b間の相対的な角速度ΔWおよび内部位相角ΔDを求
めて、その結果を図示しない系統安定化装置に入力す
る。そして系統安定化装置は、かかる動揺監視装置から
入力される結果に基づいて安定化制御を実施することに
より、電力系統の安定化が図られることになる。
を、図示しない事故検出継電器等によって検出すると、
電力検出部3a,3bは各々の発電機1a,1bの電気的出力Pa,P
bをある一定の周期で高速にサンプリングし、これを伝
送系4a,4bを介して中央にある演算部5へ伝送する。す
るとこの演算装置5では、前述した第4図のステップS3
〜S8に従った演算を行なうことにより、発電機1aと発電
機1b間の相対的な角速度ΔWおよび内部位相角ΔDを求
めて、その結果を図示しない系統安定化装置に入力す
る。そして系統安定化装置は、かかる動揺監視装置から
入力される結果に基づいて安定化制御を実施することに
より、電力系統の安定化が図られることになる。
上述したように、本実施例構成の電力系統の動揺監視装
置によれば、電力系統の事故発生後,数秒〜十数秒程度
の発電機1a,1b間の相対的な角速度動揺および内部位相
角動揺を把握することが可能となり、もってこの把握結
果を系統安定化装置に入力することにより、極めて高精
度な系統安定化制御を実現することができる。
置によれば、電力系統の事故発生後,数秒〜十数秒程度
の発電機1a,1b間の相対的な角速度動揺および内部位相
角動揺を把握することが可能となり、もってこの把握結
果を系統安定化装置に入力することにより、極めて高精
度な系統安定化制御を実現することができる。
尚、上記実施例では各々の発電機の運動方程式およびタ
ービン調速機系の微分方程式を解く積分法として、最も
簡単なオイラー法を使用したが、これ限らず台形積分法
等のその他の積分法を使用しても、同様に実施して同等
の効果が得られることは言うまでもない。
ービン調速機系の微分方程式を解く積分法として、最も
簡単なオイラー法を使用したが、これ限らず台形積分法
等のその他の積分法を使用しても、同様に実施して同等
の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例では並列して運転される発電機が2台
の場合を述べたが、これに限らず3台以上の複数台であ
る場合についても同様に本発明を適用することができる
ものである。
の場合を述べたが、これに限らず3台以上の複数台であ
る場合についても同様に本発明を適用することができる
ものである。
その他、本発明はその要旨を変更しない範囲で、種々に
変形して実施することができるものである。
変形して実施することができるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、発電機のタービン
調速機系の応動による機械的入力の変化を考慮し、電力
系統の事故発生後数秒〜十秒程度の発電機間の相対的な
角速度動揺および内部位相角動揺を監視することが可能
な電力系統の動揺監視装置が提供できる。
調速機系の応動による機械的入力の変化を考慮し、電力
系統の事故発生後数秒〜十秒程度の発電機間の相対的な
角速度動揺および内部位相角動揺を監視することが可能
な電力系統の動揺監視装置が提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はター
ビン調速機系の一例を示すブロック線図、第3図(a)
〜(c)は電力系統に事故が発生した場合の発電機の電
気的出力,角速度,機械的入力の時間的変化の一例を示
す図、第4図は本発明による発電機間の相対的な角速
度,内部位相角の演算内容を示すフロー図、第5図は従
来の電力系統の動揺監視装置による発電機間の相対的な
角速度,内部位相角の演算方法を示すフロー図である。 1a,1b……発電機,2a,2b……しゃ断器、3a,3b……電力検
出部、4a,4b……伝送系、5……演算部。
ビン調速機系の一例を示すブロック線図、第3図(a)
〜(c)は電力系統に事故が発生した場合の発電機の電
気的出力,角速度,機械的入力の時間的変化の一例を示
す図、第4図は本発明による発電機間の相対的な角速
度,内部位相角の演算内容を示すフロー図、第5図は従
来の電力系統の動揺監視装置による発電機間の相対的な
角速度,内部位相角の演算方法を示すフロー図である。 1a,1b……発電機,2a,2b……しゃ断器、3a,3b……電力検
出部、4a,4b……伝送系、5……演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 均 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 柳橋 健 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 小俣 和也 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 佐藤 正弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 昭56−117540(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の発電機が並列して運転される電力系
統において、前記電力系統内に並列して運転されている
各々の発電機の電気的出力を検出する電力検出手段と、
この電力検出手段により検出した各々の発電機の電気的
出力を基に、発電機を模擬する運動方程式および発電機
のタービン調速機系を模擬する微分方程式を数値積分す
ることにより前記各々の発電機の角速度および内部位相
角を演算して出力する演算手段とを備えて構成され、発
電機間の相対的な角速度動揺および内部位相角動揺を監
視するようにしたことを特徴とする電力系統の動揺監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153551A JPH0783553B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 電力系統の動揺監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153551A JPH0783553B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 電力系統の動揺監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311023A JPS6311023A (ja) | 1988-01-18 |
| JPH0783553B2 true JPH0783553B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=15564978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61153551A Expired - Lifetime JPH0783553B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 電力系統の動揺監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783553B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230109267A (ko) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 호남대학교 산학협력단 | 전력계통의 과도 안정도 해석 방법 |
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| JPS56117540A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-16 | Tokyo Electric Power Co | Stepout preventing device for power system |
| JPH0777493B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1995-08-16 | 東京電力株式会社 | 電力系統の安定化方式 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153551A patent/JPH0783553B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| KR20230109267A (ko) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 호남대학교 산학협력단 | 전력계통의 과도 안정도 해석 방법 |
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| JPS6311023A (ja) | 1988-01-18 |
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