JPH0786159B2 - ホットメルト接着剤 - Google Patents
ホットメルト接着剤Info
- Publication number
- JPH0786159B2 JPH0786159B2 JP60184505A JP18450585A JPH0786159B2 JP H0786159 B2 JPH0786159 B2 JP H0786159B2 JP 60184505 A JP60184505 A JP 60184505A JP 18450585 A JP18450585 A JP 18450585A JP H0786159 B2 JPH0786159 B2 JP H0786159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinyl alcohol
- degree
- melt adhesive
- adhesive
- hot melt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホットメルト接着剤、特に繊維などの仮止用に
有用な水溶性ホットメルト接着剤に関する。
有用な水溶性ホットメルト接着剤に関する。
[従来の技術] ホットメルト接着剤は他の接着剤に比べて広範な被着に
適用できること、接着速度が非常に速いこと、毒性や火
災の危険がないこと、経済的に有利であることなどの理
由により、製本用、包装用、木工用、製靴用、織物接着
用などの用途に近年盛んに使用されるようになってきて
いる。
適用できること、接着速度が非常に速いこと、毒性や火
災の危険がないこと、経済的に有利であることなどの理
由により、製本用、包装用、木工用、製靴用、織物接着
用などの用途に近年盛んに使用されるようになってきて
いる。
例えば、近年衣料の縫製においては該接着剤が広く使用
されており、ワイシャツの衿、袖口等を縫製する際には
まず、芯地と表地とがずれない様に芯地に接着剤を施し
て表地と仮接着した後、裁断し縫製されるのである。
されており、ワイシャツの衿、袖口等を縫製する際には
まず、芯地と表地とがずれない様に芯地に接着剤を施し
て表地と仮接着した後、裁断し縫製されるのである。
かかる場合におけるホットメルト接着剤としては接着
性、溶融粘度、耐熱性、耐寒性、柔軟性、更に水溶解除
去性、布地の風合を損なわないなどの性能を満たすこと
が要求されるが、従来広く使用されていたエチレン−酢
酸ビニル共重合体やポリエチレン等は疏水性であるた
め、特に水溶解除去性に欠けるという理由から最近では
低重合度、低ケン化度のポリビニルアルコール系樹脂が
注目されており(例えば特開昭51−88533号公報、同51
−149328号公報、同51−151733号公報など)、前記樹脂
に比較すると良好なホットメルト接着剤となりうるもの
である。
性、溶融粘度、耐熱性、耐寒性、柔軟性、更に水溶解除
去性、布地の風合を損なわないなどの性能を満たすこと
が要求されるが、従来広く使用されていたエチレン−酢
酸ビニル共重合体やポリエチレン等は疏水性であるた
め、特に水溶解除去性に欠けるという理由から最近では
低重合度、低ケン化度のポリビニルアルコール系樹脂が
注目されており(例えば特開昭51−88533号公報、同51
−149328号公報、同51−151733号公報など)、前記樹脂
に比較すると良好なホットメルト接着剤となりうるもの
である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、該低重合度、低ケン化度のポリビニルア
ルコール系樹脂においては溶融粘度をなるべく低温とす
るために低ケン化度、即ち実質上50モル%以下でかつ低
重合度、実質上500以下でなければならないわけである
が、反面ケン化度を低くすることによって接着強度、耐
ブロッキング性の低下を招くという弊害が生じたり、又
一方で前記のように水溶解除去性を付与する必要がある
場合が少くないのでこの時はケン化度をある程度高くせ
ざるを得ず、溶融特性の低下などが避けられないのであ
る。即ち、従来知られている低重合度、低ケン化度のポ
リビニルアルコール系樹脂においては接着強度、耐ブロ
ッキング性、溶融特性、水溶解除去性などの諸物性をい
ずれもバランス良く保持させることは非常に困難なので
ある。
ルコール系樹脂においては溶融粘度をなるべく低温とす
るために低ケン化度、即ち実質上50モル%以下でかつ低
重合度、実質上500以下でなければならないわけである
が、反面ケン化度を低くすることによって接着強度、耐
ブロッキング性の低下を招くという弊害が生じたり、又
一方で前記のように水溶解除去性を付与する必要がある
場合が少くないのでこの時はケン化度をある程度高くせ
ざるを得ず、溶融特性の低下などが避けられないのであ
る。即ち、従来知られている低重合度、低ケン化度のポ
リビニルアルコール系樹脂においては接着強度、耐ブロ
ッキング性、溶融特性、水溶解除去性などの諸物性をい
ずれもバランス良く保持させることは非常に困難なので
ある。
[問題点を解決するための手段] しかるに本発明者等は、ポリビニルアルコール系樹脂ホ
ットメルト接着剤における上記問題を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、重合度2,500以下、ケン化度20〜95モ
ル%で、かつブロッキングキャラクターが0.70以上のポ
リビニルアルコール系樹脂を主剤とするホットメルト接
着剤が、諸性能にバランスにとれたものとなりうるこ
と、更に従来に比してより広い重合度、ケン化度範囲で
の使用が可能であることを見出し、本発明を完成するに
到った。
ットメルト接着剤における上記問題を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、重合度2,500以下、ケン化度20〜95モ
ル%で、かつブロッキングキャラクターが0.70以上のポ
リビニルアルコール系樹脂を主剤とするホットメルト接
着剤が、諸性能にバランスにとれたものとなりうるこ
と、更に従来に比してより広い重合度、ケン化度範囲で
の使用が可能であることを見出し、本発明を完成するに
到った。
本発明で用いるポリビニルアルコール系樹脂はそのブロ
ックキャラクターが0.70以上でなければならない。
ックキャラクターが0.70以上でなければならない。
ここにブロックキャラクターとは、これを「η」で表わ
す時、次式に基いて算出されるものである。
す時、次式に基いて算出されるものである。
η=(OH,OAc)/2(OH)(OAc) ここで(OH,OAc)は13C−NMRスペクトルにおいて測定さ
れる に基づくメチレン基の吸収強度、即ち二単位連鎖構造
(dyad)の量の中の(ロ)のピーク面積の(イ)〜
(ハ)全体のピーク面積に対する割合をモル分率で表示
したものである。又(OH)、及び(OAc)はそれぞれポ
リビニルアルコール系樹脂中のビニルアルコール基含有
量(又はケン化度)、及び残存酢酸ビニル基含量であ
り、モル分率で表示したものである。
れる に基づくメチレン基の吸収強度、即ち二単位連鎖構造
(dyad)の量の中の(ロ)のピーク面積の(イ)〜
(ハ)全体のピーク面積に対する割合をモル分率で表示
したものである。又(OH)、及び(OAc)はそれぞれポ
リビニルアルコール系樹脂中のビニルアルコール基含有
量(又はケン化度)、及び残存酢酸ビニル基含量であ
り、モル分率で表示したものである。
一般に市販されるポリビニルアルコール系樹脂の場合、
前記ブロックキャラクターは0.55未満であり、かかる樹
脂では本発明の効果は得難い。
前記ブロックキャラクターは0.55未満であり、かかる樹
脂では本発明の効果は得難い。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂はその製
造方法については特に制限はなく、任意の方法で製造可
能であり、例えばポリ酢酸ビニルを酸ケン化する方法、
ポリビニルアルコールを再アセチル化する方法等が例示
される。
造方法については特に制限はなく、任意の方法で製造可
能であり、例えばポリ酢酸ビニルを酸ケン化する方法、
ポリビニルアルコールを再アセチル化する方法等が例示
される。
更に、本発明では、上記方法で得られたブロックキャラ
クター0.55以上のポリビニルアルコール系樹脂の中でも
ブロックキャラクターが0.70以上の特定のブロックキャ
ラクター値をもつポリビニルアルコール系樹脂を用いる
ことが必須で本発明で用いるポリビニルアルコール系樹
脂においては水酸基と残存酢酸ビニル基が特にランダム
的に分布している。この点、通常の市販のポリビニルア
ルコール(アルカリケン化品)は水基と残存酢酸ビニル
基とがかなりブロック的に分布しており、本願の樹脂と
大きな相異がある。
クター0.55以上のポリビニルアルコール系樹脂の中でも
ブロックキャラクターが0.70以上の特定のブロックキャ
ラクター値をもつポリビニルアルコール系樹脂を用いる
ことが必須で本発明で用いるポリビニルアルコール系樹
脂においては水酸基と残存酢酸ビニル基が特にランダム
的に分布している。この点、通常の市販のポリビニルア
ルコール(アルカリケン化品)は水基と残存酢酸ビニル
基とがかなりブロック的に分布しており、本願の樹脂と
大きな相異がある。
又、該樹脂において重合度は2,500以下、好ましくは1,5
00以下、更に好ましくは100〜1,500の範囲である。重合
度が2,500より大きくなると溶融粘度が高くなり、実用
的でない。
00以下、更に好ましくは100〜1,500の範囲である。重合
度が2,500より大きくなると溶融粘度が高くなり、実用
的でない。
ケン化度は20〜95モル%、好ましくは20〜85モル%、よ
り好ましくは30〜75モル%の範囲である。ケン化度が20
モル%以下では耐ブロッキング性、接着強度、水溶解除
去性が低下し、95モル%を越えると、溶融粘度が高くな
るので避けるべきである。
り好ましくは30〜75モル%の範囲である。ケン化度が20
モル%以下では耐ブロッキング性、接着強度、水溶解除
去性が低下し、95モル%を越えると、溶融粘度が高くな
るので避けるべきである。
かかる様に本発明においては固有のブロックキャラクタ
ーを有するポリビニルアルコール系樹脂を用いることに
よって従来より性能的に高度にバランスのとれた、かつ
重合度、ケン化度範囲のより広いホットメルト接着剤と
することが可能となるのである。
ーを有するポリビニルアルコール系樹脂を用いることに
よって従来より性能的に高度にバランスのとれた、かつ
重合度、ケン化度範囲のより広いホットメルト接着剤と
することが可能となるのである。
上記ポリビニルアルコール系樹脂は必ずしもポリ酢酸ビ
ニルをケン化したもののみに限るものではなく、ポリビ
ニルアルコール系樹脂誘導体であっても良い。
ニルをケン化したもののみに限るものではなく、ポリビ
ニルアルコール系樹脂誘導体であっても良い。
誘導体としては、カルボニル基含有ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアルコールのホルマール化物、アセター
ル化物、ブチラール化物、ウレタン化物、スルホン酸、
カルボン酸等とのエステル化物、カチオン化物などが挙
げられる。更にビニルエステルとそれと共重合可能な単
量体との共重合体ケン化物が挙げられ、該単量体として
はエチレン、プロピレン、イソブチレン、α−オクテ
ン、α−ドデセン、Veova(長鎖アルキルビニルエステ
ル)、α−オクタデセン等のオレフィン等、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタ
コン酸等の不飽和酸類あるいはその塩あるいはモノ又は
ジアルキルエステル等、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリル
アミド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスル
ホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン
酸あるいはその塩類、アルキルビニルエーテル類、ビニ
ルケトン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、アセトアセチル基含有エチレン性不飽和モノ
マー、オキシアルキレン基含有不飽和モノマー、第1
級、第2級、第3級アミン、第4級アンモニウム塩含有
不飽和ビニルモノマー等が挙げられる。ただし本発明で
はこれらに限定されるものではない。
ル、ポリビニルアルコールのホルマール化物、アセター
ル化物、ブチラール化物、ウレタン化物、スルホン酸、
カルボン酸等とのエステル化物、カチオン化物などが挙
げられる。更にビニルエステルとそれと共重合可能な単
量体との共重合体ケン化物が挙げられ、該単量体として
はエチレン、プロピレン、イソブチレン、α−オクテ
ン、α−ドデセン、Veova(長鎖アルキルビニルエステ
ル)、α−オクタデセン等のオレフィン等、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタ
コン酸等の不飽和酸類あるいはその塩あるいはモノ又は
ジアルキルエステル等、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリル
アミド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスル
ホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン
酸あるいはその塩類、アルキルビニルエーテル類、ビニ
ルケトン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、アセトアセチル基含有エチレン性不飽和モノ
マー、オキシアルキレン基含有不飽和モノマー、第1
級、第2級、第3級アミン、第4級アンモニウム塩含有
不飽和ビニルモノマー等が挙げられる。ただし本発明で
はこれらに限定されるものではない。
熱溶融性及び水溶解除去性を一層効果的にならしめるた
めに可塑剤類を使用しても差支えない。可塑剤としては
ソルビット、マンニットなどの多価アルコール類、グリ
セリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、メチルペンタ
ントリオールなどのグリコール類、ソルビタン脂肪族エ
ステル及びその酸化エチレン付加物などの界面活性剤、
酢酸ビニルオリゴマーなどが挙げられる。添加量として
は該ポリビニルアルコール系樹脂に対して1〜100重量
%の範囲が好ましい。
めに可塑剤類を使用しても差支えない。可塑剤としては
ソルビット、マンニットなどの多価アルコール類、グリ
セリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、メチルペンタ
ントリオールなどのグリコール類、ソルビタン脂肪族エ
ステル及びその酸化エチレン付加物などの界面活性剤、
酢酸ビニルオリゴマーなどが挙げられる。添加量として
は該ポリビニルアルコール系樹脂に対して1〜100重量
%の範囲が好ましい。
更に本発明の接着剤に配合され得る添加剤としては、ロ
ジン類、ロジンエステル化物類、ピネン系ポリマー、水
添石油樹脂などで樹脂と相溶性の良いタッキファイヤー
や坑酸化剤、充填剤、ワックス類などが挙げられ、適量
添加して使用することができる。
ジン類、ロジンエステル化物類、ピネン系ポリマー、水
添石油樹脂などで樹脂と相溶性の良いタッキファイヤー
や坑酸化剤、充填剤、ワックス類などが挙げられ、適量
添加して使用することができる。
[作 用] 本発明のホットメルト接着剤は芯地の仮接着、製本用
(無線綴の背張り、表紙くるみの表紙張り等)、製函用
(段ボールのフラープシール等)、包装用、木工用、製
靴用など従来使用されているあらゆる分野で使用するこ
とができるが、特に水溶解除去性に優れているので縫製
衣類の仮接着芯地用接着剤に極めて有用である。
(無線綴の背張り、表紙くるみの表紙張り等)、製函用
(段ボールのフラープシール等)、包装用、木工用、製
靴用など従来使用されているあらゆる分野で使用するこ
とができるが、特に水溶解除去性に優れているので縫製
衣類の仮接着芯地用接着剤に極めて有用である。
[効 果] しかして本発明のホットメルト接着剤は繰返しのべてき
た様に、従来のポリビニルアルコール系樹脂ホットメル
ト接着剤に比較してより広い重合度で、かつより広いケ
ン化度範囲での使用が可能となると共に接着強度、溶融
粘度、耐熱性、耐寒性、柔軟性、風合、水溶解除去性な
どの高度にバランスのとれたもので産業的なメリットは
非常に大きいものである。
た様に、従来のポリビニルアルコール系樹脂ホットメル
ト接着剤に比較してより広い重合度で、かつより広いケ
ン化度範囲での使用が可能となると共に接着強度、溶融
粘度、耐熱性、耐寒性、柔軟性、風合、水溶解除去性な
どの高度にバランスのとれたもので産業的なメリットは
非常に大きいものである。
[実施例] 次に、実例を挙げて本発明の組成物を更に詳しく説明す
る。「%」、「部」とあるのは特にことわりのない限り
重量基準である。
る。「%」、「部」とあるのは特にことわりのない限り
重量基準である。
尚、ポリビニルアルコール系樹脂の溶融温度及び溶融粘
度の測定条件は以下の通りである。
度の測定条件は以下の通りである。
使用機器:高化式フローテスター ・溶融温度 ノズル:1mmφ×10mm 荷重:40Kg/cm2 昇温速度:6℃/分 ・溶融粘度 ノズル:1mmφ×10mm 荷重:40Kg/cm2 温度:145℃ 実施例1 テトロン/綿の混紡の16番単糸で95本/(吋)打込みの
布地及び10番単糸で50本/(吋)打込みの布地に重合度
600、ケン化度70モル%、ブロックキャラクター0.78の
ポリビニルアルコール(溶融温度119℃、溶融粘度8×1
04ps)を18g/m2の割合で撒布し、130℃に設定した熱風
乾燥機中を35m/分の速度で通過させて布地にホットメル
ト接着剤を仮接着させ、芯地を作成した。この芯地を婦
人夏物ワンピース用服地のジョーゼット生地の表/裏地
の間にはさみ込み、温度130℃に設定した家庭用2ポン
ドアイロンにて圧力0.3Kg/cm2で7秒間加熱圧着した。
この接着芯地の剥離強度はテトロン/綿で350g/
(吋)、綿単糸で300g/(吋)で耐ブロッキング性も良
好であった。尚、上記のポリビニルアルコールは、下記
の方法により製造した。
布地及び10番単糸で50本/(吋)打込みの布地に重合度
600、ケン化度70モル%、ブロックキャラクター0.78の
ポリビニルアルコール(溶融温度119℃、溶融粘度8×1
04ps)を18g/m2の割合で撒布し、130℃に設定した熱風
乾燥機中を35m/分の速度で通過させて布地にホットメル
ト接着剤を仮接着させ、芯地を作成した。この芯地を婦
人夏物ワンピース用服地のジョーゼット生地の表/裏地
の間にはさみ込み、温度130℃に設定した家庭用2ポン
ドアイロンにて圧力0.3Kg/cm2で7秒間加熱圧着した。
この接着芯地の剥離強度はテトロン/綿で350g/
(吋)、綿単糸で300g/(吋)で耐ブロッキング性も良
好であった。尚、上記のポリビニルアルコールは、下記
の方法により製造した。
常法により得られた重合度600の完全ケン化ポリ酢酸ビ
ニルの40%メタノール溶液100部と濃硫酸をメタノール
で希釈した10%の硫酸−メタノール溶液6.84部を還流冷
却器を備えたニーダーに仕込み、60℃で反応を開始し
て、流出物を除去しながら該流出物と等量のメタノール
を追加しながら4.5時間反応させた後、5%の酢酸ソー
ダ水溶液22.87部を添加して中和した。
ニルの40%メタノール溶液100部と濃硫酸をメタノール
で希釈した10%の硫酸−メタノール溶液6.84部を還流冷
却器を備えたニーダーに仕込み、60℃で反応を開始し
て、流出物を除去しながら該流出物と等量のメタノール
を追加しながら4.5時間反応させた後、5%の酢酸ソー
ダ水溶液22.87部を添加して中和した。
冷却後、反応生成物を60℃で約12時間減圧乾燥させてブ
ロックキャラクター0.78,ケン化度70モル%,重合度600
のポリビニルアルコールを得た。
ロックキャラクター0.78,ケン化度70モル%,重合度600
のポリビニルアルコールを得た。
次にジョーゼットの表、裏生地及び芯地の3枚重ね地を
ミシンで縫製し、家庭用洗濯機にて35℃の水で15分間渦
流水洗し、これを2回繰返した後風乾した。この縫製芯
地の剥離強度は0であり、水洗で完全に糊抜きがされて
いた。またジョーゼットの生地の風合はそのまま保持さ
れていた。
ミシンで縫製し、家庭用洗濯機にて35℃の水で15分間渦
流水洗し、これを2回繰返した後風乾した。この縫製芯
地の剥離強度は0であり、水洗で完全に糊抜きがされて
いた。またジョーゼットの生地の風合はそのまま保持さ
れていた。
以上の結果をまとめて表に記す。
実施例2〜9 実施例1におけるポリビニルアルコールに代えて表に示
す如き樹脂を用いて同例に準じて実験を行った。
す如き樹脂を用いて同例に準じて実験を行った。
その結果を表に示す。
但し、実施例8においては1−ドデセンで1.0モル%変
性されたポリビニルアルコール、実施例9においてはア
リルスルホン酸ソーダで2モル%変性されたポリビニル
アルコールを使用した。
性されたポリビニルアルコール、実施例9においてはア
リルスルホン酸ソーダで2モル%変性されたポリビニル
アルコールを使用した。
尚、対照例としてブロックキャラクター0.39のポリビニ
ルアルコール及び市販のポリビニルアルコール系ホット
メルト接着剤を使用した以外は実施例1と同様の実験を
行った。更に、対照例として実施例1のポリビニルアル
コール系樹脂の製造時に反応温度を40℃とし、メタノー
ルを追加せずに10時間反応させてブロックキャラクター
0.60,ケン化度70モル%,重合度600のポリビニルアルコ
ールを得て同例と同様の実験を行った。
ルアルコール及び市販のポリビニルアルコール系ホット
メルト接着剤を使用した以外は実施例1と同様の実験を
行った。更に、対照例として実施例1のポリビニルアル
コール系樹脂の製造時に反応温度を40℃とし、メタノー
ルを追加せずに10時間反応させてブロックキャラクター
0.60,ケン化度70モル%,重合度600のポリビニルアルコ
ールを得て同例と同様の実験を行った。
結果を表に併せて示す。
評価方法は以下の通りである。
・剥離強度 25℃、60%RH、24時間放置した後に島津製作所製オート
グラフS−100型を用いて引張速度10cm/分にてインチ当
りの剥離強度を測定 ・耐ブロッキング性 試料フィルム(厚さ約100μ)2枚を重ね合せ、これを4
0℃、65%RH、50g/cm2加圧下で24時間放置後の剥離状態
を観察した。
グラフS−100型を用いて引張速度10cm/分にてインチ当
りの剥離強度を測定 ・耐ブロッキング性 試料フィルム(厚さ約100μ)2枚を重ね合せ、これを4
0℃、65%RH、50g/cm2加圧下で24時間放置後の剥離状態
を観察した。
・水溶解除去性 水洗後の芯地を乾燥した後、ヨード呈色法により、残存
接着剤の有無を観察した。
接着剤の有無を観察した。
Claims (1)
- 【請求項1】重合度2,500以下、ケン化度20〜95モル%
でかつブロックキャラクターが0.70以上のポリビニルア
ルコール系樹脂を主剤とするホットメルト接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60184505A JPH0786159B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | ホットメルト接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60184505A JPH0786159B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | ホットメルト接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243477A JPS6243477A (ja) | 1987-02-25 |
| JPH0786159B2 true JPH0786159B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=16154363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60184505A Expired - Lifetime JPH0786159B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | ホットメルト接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786159B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285117A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 2液型速硬化水性接着剤 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004007028A1 (de) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Wacker Polymer Systems Gmbh & Co. Kg | Verwendung von teilverseiften Vinylester-Polymerisaten in Schmelzkleber-Zusammensetzungen |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936957B2 (ja) * | 1977-02-22 | 1984-09-06 | ユニチカ株式会社 | 再湿ホツトメルト接着剤組成物 |
| JPS6034594B2 (ja) * | 1977-11-30 | 1985-08-09 | 日本合成化学工業株式会社 | 芯地仮止用水溶性ホツトメルト接着剤 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60184505A patent/JPH0786159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285117A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 2液型速硬化水性接着剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243477A (ja) | 1987-02-25 |
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