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JPH0786352B2 - 変速可能な往復ポンプ装置 - Google Patents
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JPH0786352B2 - 変速可能な往復ポンプ装置 - Google Patents

変速可能な往復ポンプ装置

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JPH0786352B2
JPH0786352B2 JP57037863A JP3786382A JPH0786352B2 JP H0786352 B2 JPH0786352 B2 JP H0786352B2 JP 57037863 A JP57037863 A JP 57037863A JP 3786382 A JP3786382 A JP 3786382A JP H0786352 B2 JPH0786352 B2 JP H0786352B2
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05D16/20Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
    • G05D16/2006Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
    • G05D16/2066Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using controlling means acting on the pressure source

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は液体ポンプに関する。更に詳しくは正確な圧
力調整及び制御の下に比較的高圧で液体を送る変速可能
な往復ポンプ装置に関する。
この発明はポンプ装置のなかでも、好ましくは可搬式塗
料噴霧装置用のポンプ装置において、駆動モーターにDC
モーターを用い、吐出圧力の調整及び制御を主として電
子機器を用いて改良したものであり、吐出圧力調整時の
圧力変動範囲を従来の装置に比べて大幅に減らすことが
できる。この発明では、噴霧量は塗料の場合比較的少量
であるが、ポンプの送液圧力は、塗料の高粘度とポンプ
から離れた地点での噴霧等を考慮してかなりの高圧を予
定している。
従来、この種の送液装置には、空気圧を利用するものも
あるが、長時間使用する圧縮空気の調達は面倒であり、
またこの発明で予定する高圧(例えば100〜200kg/cm2
用には不適である。次に高圧ポンプとして往復動するプ
ランジヤを用いるのが一般的であるが、その駆動には通
常、ACモーターが多用されている。ACモーターとしては
誘導電動機が最も一般的であるが、通常定速回転で、か
なりのトルクを維持しつつ回転数を変化させることがDC
モーターに比して困難である。また常時液圧を一定に保
つために、ACモーターを定速回転したままで、液体に圧
力調整弁等を介して逃がすことは動力的に不経済であ
る。
ACモーターを定速モーターとして使用すれば、これに直
結された往復ポンプの吐出圧力を設定圧に保ちたい場
合、圧力が設定値を越えれば電流を遮断し、設定値より
ある程度低い圧力値で再び電流を通ずることになる。こ
れは液体の吐出管路での圧力に比較的大きい変動を伴う
ことになる。
これに対して、この発明のようにDCモーターを使用する
と、ポンプの吐出管路の圧力が設定圧を越えた場合、ポ
ンプを減速乃至停止させるためにDC電源を全く遮断する
ことなく、特別な電圧調整回路によってDC電源の出力電
圧を低下させ、モーターの回転を拘束させることがで
き、その回転拘束時のモータートルクはポンプの吐出液
量にかかわらず、好都合にも瞬時的な圧力制御を可能に
するので、変動した吐出圧力を設定値に戻すのに時間的
の遅れが少なく、従ってその際の圧力および液量の調整
が円滑である。
この発明の主な目的は、零から最高設計設定値にわたっ
て変わる液体流量に対して正確な圧力調整と制御をなし
得るDCモーター駆動式の変速可能な往復ポンプ装置を提
供することである。
この発明の別の目的は、DCモーターでポンプを駆動し、
かつこのモーターに可変の駆動電圧を供給することによ
り、変速することが可能な往復ポンプ装置を提供するこ
とである。
この発明の更に別の目的は、往復ポンプの送液ラインに
接続されて吐出圧に対応する電圧信号を発生させる電子
式の圧力/電圧変換器と、この実際の吐出圧力感知信号
と圧力設定値信号との間の差によって生ずる偏差信号に
応じて可変のDC電圧を駆動モーターに送る電子回路とを
含み、ポンプの吐出圧力を設定値に保持するための変速
可能な往復ポンプ装置を提供することである。
この発明は基本的には、往復ポンプを設定される吐出圧
力のもとで駆動させるために、ポンプに機械的に連結さ
れたDC駆動モーターと、ポンプの実際の吐出圧力に応じ
た電圧信号を発生する液圧/電圧変換器と、この液圧/
電圧変換器からの出力信号を調時ゲート信号に変換する
ための電子制御回路とを有し、この電子制御回路が前記
DC駆動モーターを駆動制御するためのSCR駆動回路のト
リガ入力端子に接続された出力端子を有している変速可
能な往復ポンプ装置であって、前記電子制御回路が
(a)前記往復ポンプの吐出圧力設定値に応じた電圧を
手動で設定する可変電圧調整器と、(b)前記の手動設
定電圧とポンプの実際の吐出圧力に応じた電圧とを比較
し、この比較結果に基く偏差信号を発生させる少なくと
も1つの比較器と、(c)前記偏差信号を一定周期のラ
ンプ電圧信号と対比させ、偏差に応じて変化する持続時
間を有する調時ゲート信号に変換するタイマ回路と、
(d)この調時ゲート信号を前記SCR回路のトリガ入力
端子に印加するためのラインとより成り、前記往復ポン
プにかかる実際の吐出液圧の力がこのポンプのDC駆動モ
ーターの回転に対する抵抗に変換され、DC駆動モーター
のトルクがDC駆動モーターの前記回転に対する抵抗と等
しくなるとき平衡状態が保たれ、往復ポンプの停動状態
の如何にかかわらず、DC駆動モーターのトルクとポンプ
の吐出圧力とが互いに相殺する構成となっている。
すなわちこの発明のポンプ装置は往復ポンプを変速可能
に駆動するために、機械的に連結されたDCモーターを有
し、ポンプの吐出圧は、電子機械的感知装置から出力さ
れる電圧信号によってモニターされる。その電圧信号が
入力される電子回路は、別の入力として圧力設定値を調
整する手動式の電圧設定部を有し、設定値信号と吐出圧
力信号が比較されて両信号間の差が偏差信号として出力
される。次にこの偏差信号が増幅されてDC基準電圧およ
びタイミング信号(例えば一定周期をもつランプ電圧)
と比較される。DC基準電圧と比較された偏差信号はタイ
ミング信号と組み合わされて、タイミング信号周期の途
中でゲート信号を発生させるために使用される。そして
このゲート信号はシリコン制御整流(SCR)回路に送ら
れる。このSCR回路のターンオン・ターンオフのタイミ
ングが制御され、DCモーターに入力されるDC駆動電圧が
調整される。設定値信号と吐出圧力信号が等しくなる
と、前述のモーターに入力されるSCR回路による駆動電
圧は低下して零に近くなるが、モーター駆動電流は十分
なモータートルクを与えるのに必要なレベルに保たれ、
ポンプの吐出圧を設定値に保持する。設定値信号に対し
て感知された吐出圧力信号が低い状態では、より大きい
DC駆動電圧がモーターに送られて、ポンプを往復動さ
せ、設定値までポンプ叶出圧を差圧に応じて増加させ
る。
次にこの発明の実施例を図面に従って説明する。まず第
1図を参照すると、この発明が斜視図で示してある。ポ
ンプ装置10はDC駆動モーター14に機械的に連結された往
復ポンプ12を有する。このモーター14はハウジング18内
の電子制御回路によって制御される。この電子制御回路
はポンプ12によって送られた液体の圧力を感知し、これ
に応じた電圧信号を発生する圧力/電圧変換器26(第3
図)に接続されている。吸上げ管20が、本例では塗料で
あるが、液体をポンプ12に供給するために、液体を貯え
た容器の中に浸けられる。ポンプ12によって圧送された
液体はフィルタ16とホース22を経てスプレーガン24に送
られる。この場合、ホース22は長さ25フィート(7.6m)
程度のものから長ければ数百フィート(200m)にも及
ぶ。スプレーガン24は、本例では塗料であるが、液体を
霧化して細かい小滴にして加工物の表面に噴霧するもの
である。本発明の概念はポンプ装置が大きかろうと小さ
かろうと同等に適用できるが、ポンプ装置10は3000psi
(210kg/cm2)の圧力で液体塗料を供給し、1分につき
0−1ガロン(3.8/mn)の流量で塗料を送ることがで
きるものが望ましい。
次に第2図を参照すると、これは本発明のブロック回路
図であるが、DCモーター14はポンプ12に機械的に連結さ
れると共に、このモーター14を制御する電子機械的装置
が数個のブロックとして示してある。ポンプ12は、本例
では塗料である液体を圧力感知装置を経て送液導管21に
送る。導管21はフィルタ16及びホース22に接続される。
また導管21は、入口48と出口46とを通り圧力/電圧変換
器26を通過する。この変換器26の出力ライン28上の信号
は導管21に生じた液体圧に応ずる電圧であり、これは第
1の比較器30の入力端子に接続されている。比較器30へ
の第2入力はライン32を介して比較器30に入力されるも
ので、その入力端子に接続された吐出圧力設定用のポテ
ンショメータ34からの設定電圧が入力される。第1の比
較器30の出力端子はライン36を介して第2の比較器40の
入力端子に接続されており、比較器40の別の入力端子に
接続された入力ライン38は、その入力端子に基準電圧V
REFを与えるものである。第2の比較器40の出力端子は
ライン41を介してタイマ回路35に接続されている。この
タイマ回路35はライン42を介して接続されたSCR駆動回
路50のターンオンタイミングを制御する調時ゲート信号
を発生する。このSCR駆動回路50はまた電力会社電源
(本例では110VAC60サイクル)からのAC電源を受けるた
めの入力部を有する。SCR駆動回路50の直流出力電圧は
ライン44を経てDCモーター14に供給される。この直流出
力電圧は、前記ポテンショメータ34で設定された吐出圧
力設定値対応の信号と前記変換器26の圧力感知信号との
差に対応する電圧であり、ポンプ吐出圧力が設定圧力と
等しくなるまでポンプ12の吐出容量を増すために、計算
された速度でモーター14を駆動する役割を果たす。
次に第3図を参照すると、圧力/電圧変換器26の関連構
造の詳細が示してある。ハウジング18は、電気器具用と
して一般的なもので良いが、この発明の作動に必要な電
気回路と器具とを内包している。このハウジング18は、
互いに隣接して側壁を通り抜ける液体出口46(第1図)
と液体入口48を有し、それぞれ可撓湾曲管52の出入口に
連結されている。この管52は1対の往復流通管で自由端
側にマニホールド54を有し、このマニホールド54はこれ
に固定された板56を有する。この管52、マニホールド5
4、板56が組み合わされて感圧装置として作動し、管52
は液体圧が増すと変位して板56を上方にそらせ、逆に液
体圧が下がると、板56は下方にたわむ。
線形可変作動変圧器60が螺子つき締結具59によってバー
58にクランプされている。また、可動芯棒62が変圧器60
から突出して板56に接触している。差動変圧器60は市販
の製品でよく、丈夫なケースの中に精密差動変圧器と、
ソリッドステートマルチバイブレータとブリッジ型検波
器を組み込んである。この差動変圧器60は、一次巻線と
二次巻線を前述のマルチバイブレータと検波器とに合わ
せて選んで、最良の固有線形性を与えるように設計して
ある。マルチバイブレータ作動周波数は、最低の電力損
失のもとに最適の線形性、零シフトおよび温度に対する
感度変化が適正に行なわれるように定められている。ま
たマルチバイブレータは従来からある形式のもので、中
央タップ付き一次巻線の両側を通る電流を交互に遮断し
て両端に方形波電圧を生じる。スイッチング間隔は変圧
器の芯の飽和レベルによって決められるのではなく、ト
ランジスタ特性、変圧器の一次インダスタンスのL−R
時定数およびトランジスタの結合回路とバイアス回路で
決まる。これらの特性とこれに寄与する構成要素は所定
の性能を発揮すべくユニット内で制御される。一対のト
ランジスタがそのコレクタによって変圧器の一次巻線の
両端に接続され、互いにブッシュープルに配列されてい
る。6ボルトDC電源のプラス側が前述の中央タップに接
続されている。各トランジスタのコレクタは、分割抵抗
を介して対向するトランジスタのベースと結ばれ、ポジ
ティブフィードバックと作動バイアスを与えている。前
記一対のトランジスタのエミッタは共通の温度補償抵抗
器を介して電源のマイナス側に接続されている。このエ
ミッタに接続された抵抗はコンデンサとともにバイパス
されて低温時でも確実にオンするようになっている。一
例としてライン28上の出力電圧信号は、予め選定された
零点より±0.050インチ(1.27mm)の範囲にわたって可
動芯棒62の移動量に直線的に関連している。この出力電
圧信号は、芯棒62の最大変位位置で2ボルトDCのレベル
に達する。
バー58は螺子付き締結具61によってハウジング18に固定
されている。この締結具61はバー58を固定すると共にこ
れをシャフト64のショルダー部に保持する。シャフト64
はハウジング18の壁部に取り付けられている。これとは
別にノブ66がポテンショメータ34の回転軸に取りつけら
れている。ノブ66を回すと、ポテンショメータの端子72
と端子73,74間に抵抗の変化が生ずる。端子72に現われ
た可変抵抗設定値は後述するように圧力設定値信号を生
じさせるのに使用される。
第4図を参照すると、この図はこの発明の電子回路の部
分を示したものである。圧力設定ポテンショメータ34は
分割抵抗ネットワークに直列に接続される。すなわち端
子73は5000オーム(5Kオーム)の抵抗に接続され、端子
74は100オームの抵抗に接続される。ポテンショメータ3
4は本例においては2000オーム(2Kオーム)のポテンシ
ョメータである。ポテンシオメータ34の端子72はライン
32を介して第1の演算増幅器100の入力端子に接続され
るが、この演算増幅器100は例えば、4個の独立した、
高利得、内部周波数補償増幅器を有する単一の半導体パ
ッケージより成り、単一電源で広い電圧範囲にわたって
作動できるように設計されている。第1の演算増幅器10
0の出力端子102と入力端子103との間には抵抗とコンデ
ンサとを並列させたフィードバックネットワーク(R−
Cネットワーク)が接続してあり、これらが第1比較器
30として働く。入力端子103は、別のR−Cネットワー
クを介して差動変圧器60(第3図)からの信号出力ライ
ン28に接続されている。差動変圧器60からの第2の信号
ライン(図示せず)は接地されている。
第1比較器30の出力ライン36上の信号は、第2の演算増
幅器110の入力端子113に接続されている。演算増幅器11
0の別の入力端子111は分割抵抗ネットワークにライン38
を介して接続されているので、一定の基準DC電圧VREF
が入力される。第2の演算増幅器110の出力端子112は抵
抗器を介して入力端子113に結合され、かつコンデンサ
を介して接地されていて、これらの組み合わせ回路が第
2比較器40として働く。比較器40によって増幅された出
力電圧は直流信号であり、その大きさはライン36より伝
わる実際のポンプ圧と設定圧間の偏差信号とライン38よ
り伝わる基準電圧信号との差に比例する。この出力電圧
はライン41を経てタイマ回路35に接続される。
タイマ回路35は電気部品と半導体の組合せより成り、そ
の論理接続により調時ゲート信号を発生可能である。タ
イマ回路35の半導体回路120は第4図において、回路120
の入出力端子に隣接して付した小さな数字によって、半
導体回路のピン接続番号を示してある。例えば、第2比
較器40の出力ライン41は回路120の3番ピンに接続して
ある。回路120にはその他多数の入出力端子があり、そ
の機能については後に詳述するが、そのうちの9番ピン
に接続された主要な出力ライン42はSCR駆動回路50(第
2図、第5図)に接続される。ライン42は調時ゲート信
号を伝送し、SCR駆動回路50内のSCR素子のターンオンタ
イミングを制御する。
従来型の変圧器および整流回路49によって、商用AC電源
は整流され、第4図の回路に通電される。この回路で
は、ライン105上には約7ボルトの無調整DC電圧を生
じ、ライン107上には6ボルトの調整DC電圧を生じる。
このために従来型の半導体電圧調整器51がライン105と1
07間に接続してある。第4図において、各抵抗器の抵抗
値はオーム単位で示してあり、コンデンサの静電容量は
マイクロファラッド単位で示してある。ライン105より
分岐され抵抗とコンデンサとを直列に有する充放電回路
によって周期的に繰返すタイミング信号、例えば一定周
期をもつランプ電圧が発生され、これは半導体回路120
の2番ピンに入力される。この電圧波形は0から一定の
基準値まで変化し、半導体回路120に対し一定したタイ
ムベースとなる。
第5図にはシリコン制御整流(SCR)駆動回路50の略図
を示してあるが、これはこの発明の一部を成すものであ
る。この回路によって図示左端における入力AC電圧はDC
電圧に変換される。この出力DC電圧の大きさは、調時ゲ
ート信号がライン42を介してSCR駆動回路50に加えられ
るときのAC電圧サイクルへの位相に関連する関数とな
る。このSCR駆動回路50の出力電圧は、ライン44と45の
間に生じる。ライン45は接地してあり、ライン44はDC駆
動モーターの磁界コイルに接続される。
この発明における回路各部の電圧の状態については、第
6A図および第6B図に示されている。第6A図はポンプを比
較的低速で動作させる場合の望ましい電圧波形であり、
第6B図は比較的高速でポンプを動作させる場合の電圧波
形を示すものである。換言すれば、第6A図は実際の作動
ポンプ圧が設定圧にほぼ等しい状態を示し、第6B図は作
動ポンプ圧が設定圧に比べ著しく低い状態を示すもので
ある。第6A図、第6B図において、電圧波形AないしEは
第4図および第5図の回路中のAないしEの部位におい
て測定したものである。電圧Aは第1比較器30の出力電
圧であり、送液ポンプの設定圧と実際の作動吐出圧との
差として現われる偏差信号のDC電圧値である。この信号
は第6A図においては電圧V1、第6B図においてはV2で示さ
れるが、偏差電圧AはV1に比べV2の方が大きく、これ
は、液圧を回復するためにポンプ送液量を増すためには
高電圧を要することを示すものである。このライン36か
らの信号は第2比較器40に伝えられ、ここで基準電圧V
REFと比較される。比較器40の出力電圧は波形Bで示さ
れるDC電圧であり、その大きさは偏差電圧Aの大きさに
比例的にVREFより小さくされる。すなわち第6A図にお
いては、電圧V3とVREFとの差が比較的小さく、第6B図
においては電圧V4とVREFとの差が比較的大きいことを
示している。電圧波形Cはタイマ35の半導体回路120の
第2ピンに加えられるランプ電圧で、その周波数はACラ
イン周波数の2倍である。電圧波形Cはその電圧がOか
らVFまで変化し、すべての動作状態下で一定したタイ
ムベースとなる。半導体回路120の内部ロジックは、ラ
ンプ電圧Cが電圧B(V3,V4)と等しいか、またはそれ
以上である場合はいつでも、出力ゲート信号Dを生じ
る。第6A図および第6B図にこのゲート信号Dを示してあ
るが、図で明らかなようにこの信号Dがオンとなる第6A
図の時間は第6B図における時間より短い。ゲート信号D
は第4図に示すようにライン42に伝えられ、SCR回路50
(第5図)を駆動するゲート信号として使用される。こ
の信号は回路50にけるSCRゲートをトリガーするので、
ライン44上に出力DC信号を生じさせる。これは第6A図お
よび第6B図に電圧波形Eで示してあるが、第6A図のDC電
圧は第6B図のDC電圧より低いことは明らかである。この
電圧波形Eによりモーター14にそれぞれ対応した平均的
なDC駆動電流が加えられ、モーターがそれに応じた速さ
で回転してポンプ12が一時的にその吐出圧を増減するこ
とになる。
実際の作動状態下では、DCモーター14は、ポンプ12の吐
出圧が設定圧に近くなるまでは、比較的高速でポンプ12
を駆動する。この両方の圧力が等しくなると、モーター
14に加えられる駆動電圧は下げられ、モーター14はその
出力を維持しつつポンプ12を往復運動させる。さらに送
液が一時停止されてポンプ12の吐出圧が急上昇すると、
モーター14は停止し、ポンプ12の吐出圧が設定圧を保つ
のに必要な出力トルクを保持し得る電流のみが消費され
る。次いでスプレーガン24内のスプレー弁が開かれる等
によって、送液導管内の圧力が減少すると、直ちに液圧
は設定圧に対して大きく降下し、これによって電気的駆
動信号が発生し、モーター14への駆動電圧を増してポン
プ12を往復運動させるので、その送液圧力は設定値まで
急速に引き上げられる。
この発明は、ポンプの吐出導管に圧力感知装置を設け、
これに作動変圧器等を連係させて、ポンプ吐出圧を連続
的に電圧信号に変換し、この作動電圧信号を設定吐出圧
に対応した設定電圧信号に比較して偏差信号を発生さ
せ、次いでこの偏差信号を基準電圧と比較し、その差に
比例した第2の偏差出力信号をタイマの半導体回路に入
力し、同回路において予め設定した周期をもつランプ電
圧と比較するとともに、同回路の有するロジックゲート
回路によってゲート信号を発生させ、この調時ゲート信
号をSCR駆動回路に入力し、このゲート信号の接続時間
に応じた強さのDC駆動電圧をポンプを駆動するDCモータ
ーに入力し、このようにして往復動ポンプの実吐出圧力
を絶えず希望する設定吐出圧力に比較しつつ、ポンプの
往復速度を制御するように構成したので、きわめて小型
の電子機械的調整・制御装置をDCモーター駆動の往復ポ
ンプ装置に付属させるだけで、広範囲に調整できる設定
圧力に対して常に迅速・確実にポンプの吐出圧力を追従
一致させることができる。しかもこの際、速度可変の容
易なDC駆動モーターは負荷の変動に対して速度を変えて
平衡を保ち、この際SCR駆動回路のDC出力電圧がポンプ
にかかる液圧力と相殺するモータートルクを生じ、かつ
この液圧力がモータのトルクに対する抵抗となるので、
駆動モーターと往復ポンプ双方に何ら不当な力がかから
ない。
この発明は、発明の趣旨または特性を変えることなく別
の態様で実施できる。従って、この発明の実施例は説明
のためのものであり、この実施例に制限されるものでな
く、発明の範囲は特許請求の範囲に示される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の斜視図、第2図はこの発明のブロッ
ク回路図、第3図はこの発明における圧力電圧変換器を
示す図、第4図はこの発明における電子回路の一部分の
略図、第5図はこの発明における電子回路の別の一部の
略図、第6A図および第6B図は2つの操作状態における電
圧波形を示す説明図である。 10……ポンプ装置 12……往復ポンプ 14……DC駆動モーター 21……吐出導管 26……変換器 30,40……比較器 34……ポテンシオメータ 35……タイマ回路 50……SCR駆動回路 52……可撓湾曲管 60……線形可変差動変圧器 62……可動心棒 100,110……演算増幅器 102,112……出力端子 103,111,113……入力端子 120……半導体回路(ゲート信号発生)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−138501(JP,A) 特開 昭49−82264(JP,A) 特開 昭48−94822(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復ポンプを設定される吐出圧力のもとで
    駆動させるために、ポンプに機械的に連結されたDC駆動
    モーターと、ポンプの実際の吐出圧力に応じた電圧信号
    を発生する液圧/電圧変換器と、この液圧/電圧変換器
    からの出力信号を調時ゲート信号に変換するための電子
    制御回路とを有し、この電子制御回路が前記DC駆動モー
    ターを駆動制御するためのSCR駆動回路のトリガ入力端
    子に接続された出力端子を有している変速可能な往復ポ
    ンプ装置であって、前記電子制御回路が(a)前記往復
    ポンプの吐出圧力設定値に応じた電圧を手動で設定する
    可変電圧調整器と、(b)前記の手動設定電圧とポンプ
    の実際の吐出圧力に応じた電圧とを比較し、この比較結
    果に基く偏差信号を発生させる少なくとも1つの比較器
    と、(c)前記偏差信号を一定周期のランプ電圧信号と
    対比させ、偏差に応じて変化する持続時間を有する調時
    ゲート信号に変換するタイマ回路と、(d)この調時ゲ
    ート信号を前記SCR回路のトリガ入力端子に印加するた
    めのラインとより成り、前記往復ポンプにかかる実際の
    吐出液圧の力がこのポンプのDC駆動モーターの回転に対
    する抵抗に変換され、DC駆動モーターのトルクがDC駆動
    モーターの前記回転に対する抵抗と等しくなるとき平衡
    状態が保たれ、往復ポンプの停動状態の如何にかかわら
    ず、DC駆動モーターのトルクとポンプの吐出圧力とが互
    いに相殺する構成を特徴とする変速可能な往復ポンプ装
    置。
  2. 【請求項2】前記偏差信号を調時ゲート信号に変換する
    前記タイマ回路が、予め設定した周期を持つ波形のラン
    プ電圧を発生させる回路と、そのランプ電圧と偏差信号
    を比較する回路とを有する特許請求の範囲第1項記載の
    変速可能な往復ポンプ装置。
  3. 【請求項3】前記比較回路が、前記ランプ電圧の値が前
    記偏差信号の電圧に等しいかそれ以上である場合に、調
    時ゲート信号を発生させるロジックゲート回路を有する
    特許請求の範囲第2項記載の変速可能な往復ポンプ装
    置。
  4. 【請求項4】前記手動設定電圧と前記実際の吐出圧力に
    応じた電圧とを比較する前記比較器が、これら両電圧の
    差に応じた偏差信号を発生させる第1の演算増幅比較器
    と、第1の入力端子で前記偏差信号を受け、かつ第2の
    入力端子で基準電圧を受けて、この偏差信号と基準電圧
    との差を増幅した出力信号を発生させる第2の演算増幅
    比較器とより成る特許請求の範囲第3項記載の変速可能
    な往復ポンプ装置。
  5. 【請求項5】AC電源を用いた変速可能な往復ポンプ装置
    であって、液体ポンプと、前記ポンプに機械的に連結し
    たDC駆動モーターと、前記AC電源に接続された入力端子
    と前記DC駆動モーターに接続された出力端子と自己の回
    路を導通させるためのゲート信号の入力端子を有するシ
    リコン制御整流(SCR)駆動回路とを含み、(a)前記
    ゲート信号入力端子に接続された出力端子を有し、さら
    にタイミング信号を受ける第1の入力端子と偏差信号を
    受ける第2の入力端子とを有し、前記タイミング信号の
    大きさが前記ポンプの設定吐出圧力と実際の吐出圧力の
    差に基く電圧偏差信号の値に等しいかそれ以上である場
    合に前記ゲート信号を発生する調時ゲート信号発生半導
    体回路と、(b)前記AC電源に接続される入力端子と、
    前記調時ゲート信号発生半導体回路の第1の入力端子に
    接続される出力端子とを有し、充放電回路によって予め
    設定した周期を持つランプ電圧信号を発生させるランプ
    信号回路と、(c)第1および第2の信号入力端子を有
    し、かつこれらの第1、第2の信号入力端子に入力され
    る信号の偏差に応じた信号を伝えるように、前記ゲート
    信号発生半導体回路の第2の入力端子に接続された出力
    端子を有する信号比較回路と、(d)手動調整装置を有
    し、前記信号比較回路の第1の信号入力端子に接続され
    た可変電圧調整器と、(e)前記信号比較回路の第2の
    信号入力端子に電圧信号出力端子を接続されるととも
    に、感知した実際の吐出圧力に応じた出力電圧信号を生
    じるように前記液体ポンプの吐出導管に接続された圧力
    /電圧変換器とから成ることを特徴とする変速可能な往
    復ポンプ装置。
  6. 【請求項6】前記圧力/電圧変換器が、前記液体ポンプ
    の吐出側に連通された弓形の可撓管と、この管に連接さ
    れて管の変位を感知し、その変位に応じた電気的信号を
    発生させる電子機械的部材とを有する特許請求の範囲第
    5項記載の変速可能な往復ポンプ装置。
  7. 【請求項7】前記電子機械的部材が、前記管に連結され
    た可動芯棒を具備する差動変圧器を有する特許請求の範
    囲第6項記載の変速可能な往復ポンプ装置。
  8. 【請求項8】前記可変電圧調整器がDC電源に接続された
    圧力設定ポテンショメータである特許請求の範囲第5項
    記載の変速可能な往復ポンプ装置。
  9. 【請求項9】AC電源を整流し、DC駆動モーターによって
    液体ポンプを往復運動させる変速可能な往復ポンプ装置
    であって、(a)ポンプの吐出側の液体導管に連結さ
    れ、この液体導管内の液圧に応じて、第1の電圧信号を
    生じる圧力/電圧変換器と、(b)設定液圧に応じた第
    2の電圧信号を生じる手動調整可能な電圧調整器と、
    (c)前記第1、第2の電圧信号を比較して、両信号間
    の差に応じた偏差信号を生じる比較器と、(d)前記AC
    電源に接続され、整流されたDC電圧を生じる装置を有す
    る整流回路と、(e)前記整流されたDC電圧において発
    生される予め設定された周期のランプ電圧信号を入力し
    て前記偏差信号とこのランプ電圧信号を比較して、その
    ランプ電圧信号の値が前記偏差信号と等しいかそれ以上
    である場合に調時ゲート信号を生じるタイマ回路と、
    (f)調時前記ゲート信号を受けるための信号入力ライ
    ンを有し、調時ゲート信号が入力された場合に、前記DC
    駆動モーターに調時ゲート信号に応じて増減する整流さ
    れたDC電圧を伝えるための駆動回路とから成り、液体ポ
    ンプに対する設定吐出圧力と実吐出圧力との差に応じて
    DC駆動モーターの回転力を変化させ、前記圧力差が極大
    のときにはモーターの回転を拘束することを特徴とする
    変速可能な往復ポンプ装置。
  10. 【請求項10】前記圧力/電圧変換器が、前記吐出側の
    液体導管に連結された1対の弓形可撓管を有し、可撓管
    の自由端はマニホールドによって相互に連結され、この
    自由端の変位を感知して液圧に応じた電圧を出力する装
    置を有する特許請求の範囲第9項記載の変速可能な往復
    ポンプ装置。
  11. 【請求項11】前記変位を感知して電圧を出力する装置
    が、前記自由端に連接された可動芯棒を有する線形差動
    変圧器である特許請求の範囲第10項記載の変速可能な往
    復ポンプ装置。
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