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JPH0790223B2 - 魚肉水抽出液の処理法 - Google Patents
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JPH0790223B2 - 魚肉水抽出液の処理法 - Google Patents

魚肉水抽出液の処理法

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Publication number
JPH0790223B2
JPH0790223B2 JP11614987A JP11614987A JPH0790223B2 JP H0790223 B2 JPH0790223 B2 JP H0790223B2 JP 11614987 A JP11614987 A JP 11614987A JP 11614987 A JP11614987 A JP 11614987A JP H0790223 B2 JPH0790223 B2 JP H0790223B2
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liquid
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小鍜冶 高橋
敬祐 中込
利男 藪下
恭平 豊田
宏 佐々木
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は膜利用技術による新規な魚肉水抽出液の処理法
に関する。
(従来の技術とその問題点) 一般に魚肉すり身製造時には多量の水で水晒しが行なわ
れるので多量の水晒し排液が生ずる。この排液を廃棄す
るに当っては当然規制値以下に浄化せねばならずそのた
めの排水処理が行なわれまた同時に有効成分の回収も行
なわれる。このような水晒し排液等蛋白質を含む魚肉水
抽出液の処理にあたっては従来から凝集法、活性汚泥法
等各種の手段が講じられているが、限外過法もよく実
施されている。
限外過法は原料溶液からの不必要な物質の除去、有価
成分の回収等種々の面で有効であり魚肉水抽出液の処理
にあたっても水分子、無機塩類、低分子ペプタイド等を
よく分離することができるが、高分子水溶液蛋白質の濃
縮回収速度はごく緩慢となり目詰り現象を生ずるに至
る。このため特定の温度とpHの条件下に魚肉水抽出液を
限外過する方法が特公昭58−42742号公報で提案され
濃縮乃至透過速度の向上、目詰り現象の抑制が図られ、
工業的、経済的に実施可能な排水処理法として注目され
ている。
しかしながら、このような特定の条件下に調整して実施
しても限外過法によるときはたとえば1時間経過後の
透過速度は200/m2−hr以下であり、大量の排水処理を
行なうには未だ不十分である。
〔目 的〕
かくて本発明は魚肉水抽出液を極めて効率よく処理しう
る方法を提供することを目的とするものであって、本発
明者らの研究、実験によれば、特定の温度及びpH条件下
に魚肉水抽出液をクロスフロー方式で精密過処理する
ことによってかかる目的を達成しうることが見出された
のである。
〔構 成〕
よって、本発明は魚肉水抽出液を温度35〜80℃、pH4.0
〜6.0の条件下にクロスフロー方式で精密過処理する
ことを特徴とする魚肉水抽出液の処理法を提供するもの
である。
〔発明の具体的説明〕
本発明では限外過膜を用いず、精密過膜を用いて特
にクロスフロー方式で精密過処理するのである。
限外過膜は分子量数千〜数十万の分子量分画を主目的
とし、高分子物質と低分子物質の分離、溶解性物質の阻
止を行なうことができるが、精密過膜は限外過膜よ
りも格段に大きい0.1〜10ミクロンの孔径や高い気孔率
を有する膜で微粒子を阻止することを主目的とするもの
である。このような目的、性質の違いから両者間では取
扱い能力に大きな差異が生じ、例えば操作圧力は限外
過膜では、1.0〜8kg/cm2を要するが精密過膜では0.3
〜1.0kg/cm2の圧力で行なうことができ、透過流束もか
なり向上させることができる。
而して精密過膜にあっては円形のディスクタイプやカ
ートリッジタイプ等のデプスフイルター、或はスクリー
ンタイプのメンブランフィルターなど種々であり、デプ
スフィルターの場合は全量過方式がとられ、メンブラ
ンフィルターの場合はクロスフロー方式がとられてい
る。前者の全量過方式は、膜に直角に被処理液を流
し、膜にケーキを形成させ過を行なうが、後者のクロ
スフロー方式では被処理液は膜面上を流れ、過液は被
処理液の流れと直角方向に流れるので、付着物の一部を
液体によって除去することができ、逆洗できる構造にす
れば逆洗によって膜細孔の目詰りを抑制することができ
透過流束を長期間安定して維持することもできる。
本発明では魚肉水抽出液をクロスフロー方式で精密過
処理するのであって、それには近年開発された公称0.1
〜10μmの孔径を有する中空糸状及び管状の膜を複数本
重ねた内圧型のクロスフロータイプ精密過膜モジュー
ルを用いることができる。
而して本発明では魚肉水抽出液をクロスフロー方式で精
密過処理するに当り、その液を特定の温度とpH範囲に
調整するのであり、温度は加温して35〜80℃の範囲に保
ち、pHは塩酸、酢酸等の酸を加えて4.0〜6.0の範囲に保
つようにする。このように特定の温度とpH範囲に調整す
ることによって通常のpH範囲或は常温の魚肉水抽出液の
場合よりも透過速度乃至透過流束を著しく向上させるこ
とができるのである。
同様にクロスフロー方式の精密過を行なうことによ
り、限外過した場合、或は上記ディスクタイプ或はカ
ートリッジタイプの精密過膜で処理した場合のように
透過流束がかなり低かったり、又は通液直後に透過液が
得られなくなったりするなどの難点なくその透過性能は
優れており、極めて効率よく処理することができる(後
記各例参照)。
本発明の方法が適用される魚肉水抽出液は上記の水晒し
排液に限られることなく、各種魚介肉の水洗処理時に排
出される蛋白質含有の各種排液も含まれること勿論であ
る。
尚本発明により精密過してえられた透過液を液温35〜
80℃に保ちながら更に限外過膜及び(又は)逆浸透膜
で処理することができる。
〔実施例〕
例 1 洋上スケソウダラすり身工程から得た晒排水を27メッシ
ュ金網で過してえた液を試料原液として精密過及び
限外過処理した。試料原液の組成は第1表のとおりで
あり精密過の場合はこれを4つに分け、限外過の場
合はこれを2つに分けて各試料のpHと温度を夫々第2
表、第3表のように調整した。第2表のNo.1が本発明の
場合を示す。
精密過は孔径0.2ミクロンの日東電気工業(株)製、
クロスフロータイプ精密過モジュールNTM−9002−C1
を用い又限外過は分子量分画100,000の日東電気工業
(株)製限外過膜モジュールNTU−35100を用いて行な
った。
精密過の運転圧力(kg/cm2)はモジュール入口圧力0.
7、出口圧力0.3、限外過の運転圧力は入口で6.4、出
口で3.8であった。
第2表の4つの試料で精密過してえられた結果を第4
表と第1図、第3表の2つの試料で限外過してえられ
た結果を第5表と第2図に夫々示す。第1図からも本発
明の場合の透過流束が500/m2・hr前後と顕著にすぐれ
ていること及び長期間高く安定して保持されていること
が明らかである。
例 2 スケソウダラ晒排液(第1表)を精密過フィルタ
ーのカートリッジフィルター(オルガノ(株)製ミクロ
ポア2A型、孔径0.22μm)を用いて透過性能を調べた。
液温度20℃とし、圧力0.3kg/cm2で試料を供給した。
通液初期1〜2分間は透過液(約80ml)を得ることがで
きたが、直後に圧力損失が0.4〜0.5kg/cm2になるととも
に透過液は全く得ることができなくなった。
スケソンダラ晒排液をpH=5.0になるまで塩酸を添
加し、更に液温度を40℃に高め、試料とし、上記と同じ
カートリッジフィルターを用いて透過性能を調べた。
圧力0.3kg/cm2で試料を供給した。通液初期4〜5分間
は透過液(約200ml)を得ることができたが、直後に圧
力損失が0.4〜0.5kg/cm2になり、透過液をほとんど得ら
れなくなった。
例 3 スケソウダラ晒排液(第1表)を平膜試験機を使用
し、NTF膜(日東電気工業(株)製、孔径0.2μm)の平
膜(有効膜面積13.85cm2)を用いて全量過方式にて透
過性能を調べた。液温度20℃とし、充填液試料400ml、
運転圧力0.5kg/cm2で実験を実施した。通液初期に微量
の透過液を得ただけで運転開始直後に透過液は全く得ら
れなくなった。
pH=5.0、液温度40℃、Brixl.4〔%〕の晒排液を平
膜試験機を使用し上記と同様の平膜を用いて透過性能を
調べた。
充填液試料400ml、運転圧力0.4kg/cm2で実施した結果3
分間で約40mlの透過液が得られたが、以後透過液を得る
ことはできなかった。
〔効 果〕
前記各例における運転結果からも明らかなように、本発
明によって、魚肉水抽出液を温度35〜80℃、pH4.0〜6.0
の条件下にクロスフロー方式で精密過することによっ
て限外過の場合、他の方式の精密過の場合、上記範
囲外条件下のクロスフロー方式の精密過の場合のいず
れよりも極めて高い透過流束がしかも安定して得られ著
しく効率的に過処理することができる。
かくて本発明は膜利用技術による誠に有効な魚肉水抽出
液の処理法を提供しうるのである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は例1においてなされたクロスフロー方式精
密過時の経過時間による透過流束の変化を示すグラ
フ、第2図は例1においてなされた限外過時の経過時
間による透過流束の変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 小鍜冶 埼玉県戸田市川岸1丁目4番9号 オルガ ノ株式会社総合研究所内 (72)発明者 中込 敬祐 大阪府茨木市下穂積1−1−2 日東電気 工業株式会社内 (72)発明者 藪下 利男 大阪府茨木市下穂積1−1−2 日東電気 工業株式会社内 (72)発明者 豊田 恭平 東京都八王子市北野町559の6 日本水産 株式会社中央研究所内 (72)発明者 佐々木 宏 東京都八王子市北野町559の6 日本水産 株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−143890(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚肉水抽出液を液温35〜80℃、pH4.0〜6.0
    の条件下にクロスフロー方式で精密過処理することを
    特徴とする魚肉水抽出液の処理法。
JP11614987A 1987-05-13 1987-05-13 魚肉水抽出液の処理法 Expired - Lifetime JPH0790223B2 (ja)

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JPS63283791A JPS63283791A (ja) 1988-11-21
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