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JPH0790371B2 - 溶接溶断火花防止シ−ト - Google Patents
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JPH0790371B2 - 溶接溶断火花防止シ−ト - Google Patents

溶接溶断火花防止シ−ト

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Publication number
JPH0790371B2
JPH0790371B2 JP30951186A JP30951186A JPH0790371B2 JP H0790371 B2 JPH0790371 B2 JP H0790371B2 JP 30951186 A JP30951186 A JP 30951186A JP 30951186 A JP30951186 A JP 30951186A JP H0790371 B2 JPH0790371 B2 JP H0790371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
welding
prevention sheet
glass fiber
fiber cloth
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP30951186A
Other languages
English (en)
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JPS63160770A (ja
Inventor
晏弘 奥田
典昭 松本
Original Assignee
日本グラスフアイバ−工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本グラスフアイバ−工業株式会社 filed Critical 日本グラスフアイバ−工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は溶接、溶断時に火花の飛散を防止する溶接溶断
火花防止シート(以下溶接断火花防止シートという)に
関するものである。
(従来の技術) 従来より、窓枠、機械類、ガス管、水道管、反応器等の
あらゆる物を対象にして、アーク溶接、ガス溶接溶断等
の作業が行われているが、このような溶接溶断作業を行
う現場においては、溶接溶断時の火花が周囲の床や機械
等に飛散してこれらを焼損したりこれらに溶滴が付着し
たりするという問題がある。
そこで、従来より溶接現場の周囲の床や機械等に断熱
性、耐熱性に優れたガラス繊維クロスをかぶせることに
より、前記火花による焼損等を防止している。また、同
ガラス繊維クロスだけでは前記防止効果に限界があるの
で、同ガラス繊維クロスに如雨露で水を散水して含ま
せ、水による冷却効果によりさらに焼損防止及び付着防
止効果を高めて使用している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、ガラス繊維クロスに浸透した
水がガラス繊維クロスのかぶせられた床や機械等に移動
してこれらを濡らしてしまうという問題点があった。
また、ガラス繊維クロスから水が容易に蒸発してしまう
ので、長時間作業のときは再々水をまく必要があった。
ガラス繊維クロスに水をまく場合、水の少ないところで
はガラス繊維が溶融し穴があく恐れがあり、多いところ
では床が激しく濡れる。さらに水をかけるときには溶接
溶断現場までその水を運搬しなければならない等の問題
点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、ガラス繊維クロ
スに水膨潤性ポリマーを混在させるという構成を採用し
ている。
(作用) 上記構成を採用したことにより、ガラス繊維クロス1m2
当たり例えば1〜1.5kgという多量の水が水膨潤性ポリ
マーに含浸され、同水膨潤性ポリマーがガラス繊維クロ
ス全体に混在されているので、ガラス繊維クロス全体が
水に含浸、保持され、さら含浸された水が容易に蒸発、
移動しない。
(実施例) 以下に本発明を具体化した一実施例を第1図及び第2図
を用いて説明する。
本発明の溶接断火花防止シート1は、第1図に示すよう
に縦横に交互に織られたガラス繊維クロス2に水膨潤性
ポリマー3として、アクアキープ10SH(製鉄化学工業株
式会社製商品名)の粉末を点在させたものである。
その製法はガラス繊維クロス2を製造する紡績工程でア
クアキープ10SHの粉末をガラス繊維クロス2に噴霧して
絡ませる方法である。アクアキープ10SHの使用量は、ガ
ラス繊維クロス1m2当たり0.5〜5gの範囲が好ましく、実
用上最も好ましいのは1〜2gの範囲である。アクアキー
プ10SHの使用量が0.5g未満では得られるシートの溶接断
火花防止効果が薄く、一方5gを越えると得られるシート
が水を含浸したとき重くなりすぎて作業性が悪くなりや
すい。
上記アクアキープ10SHを混在させた溶接断火花防止シー
ト1kg/m2を水につけると、アクアキープ10SHに吸収され
る水約1.5kgとガラス繊維クロス2に付着している水約
1.5kgとを合わせて約3kgの水が吸収されて4kg/m2の重量
となる。その後軽く圧搾すると、アクアキープ10SHに吸
収された水約1.5kgだけが残って全体が約2.5kg/m2の重
量となり、第2図に示すように厚さが水吸収前より増す
とともに、水が全体的に均一に分布された溶接断火花防
止シート1aとなる。
次に上記水膨潤性ポリマー3としてのアクアキープ10SH
について説明する。
アクアキープ10SHは、一般に吸水性樹脂といわれる樹脂
の一種で、アクリル系ポリマーからなり水と接触すると
自重の800〜1000倍の水を吸収し、一旦吸収した水は多
少の圧力を加えてもほとんど離すことはなく、耐溶剤性
に優れたものである。
このアクアキープ10SHは通常のアクリル酸塩系ポリマ
ー、澱粉系ポリマー、セルロース系ポリマーに比べて吸
水性能が一段と優れたものである。
アクアキープ10SHは上記のように、保水性が極めて良好
で一旦吸収した水は多少の圧力を加えても放水せず、徐
々に揮散する。
このようなアクアキープ10SHを用いて得られる溶接断火
花防止シート1の使用法について説明する。
屋内における溶接作業現場で、その作業現場の周囲の床
や機械等にあらかじめ水を吸収させた所定の大きさの上
記溶接断火花防止シート1をかぶせる。そして溶接断作
業を開始する。溶接断作業の対象物としては、機械、船
舶、建築物、ガスタンク、反応器等の大きなものからガ
ス管、水道管、ドラム管、窓枠等の小さいものまであ
り、溶接断方法としてはアーク溶接、ガス溶接、抵抗溶
接等があげられる。このような溶接断作業の途中で火花
が周囲に飛散してもその火花は上記溶接断火花防止シー
ト1に当たり、それより外側へは飛散しない。また、床
が木製であったり、樹脂製であったりする場合にも、床
に上記溶接断火花防止シート1を敷いた後に溶接作業を
行うことによって、床を溶接の火花から守ることができ
る。
このように、溶接断火花防止シート1は可燃性材料に対
する火災の防止や灯油、ガソリンその他燃焼ガスに対す
る引火防止の機能を有している。
上記水を十分に吸収した溶接断火花防止シート1は、水
がガラス繊維クロスのかぶせられた床や機械等に移動し
てこれらを濡らすことがない。また、水の散水ムラがな
いので水の少ないところで焼損が生じたり、多いところ
で床が濡れたりすることはない。さらに、水膨潤性ポリ
マー3の特性としてそれに含浸されている水の蒸発速度
が遅いので、長時間作業のときに再々水を散水するとい
う必要もない。
また、屋外で溶接断作業を行うときも、上記屋内におけ
る溶接断作業と同様に行うことができ、特に夏に屋外で
溶接断作業を行うときに、前述の通り水の蒸発速度が遅
く再々の散水が不要な本溶接断火花防止シート1は好適
である。
本発明は上記実施例以外に次のように構成することもで
きる。
即ち、上記実施例では溶接断火花防止シート1に含浸さ
れるのは水のみであったが、これにエチレングリコール
等の不凍液を加えることもできる。不凍液を加えること
によって冬季における水の凍結を防止することができ、
作業性が向上する。
発明の効果 本発明の溶接断火花防止シートは、ガラス繊維クロスに
浸透した水の下方への移動がなく、水の蒸発によって再
々水をまく必要もない。また、水をガラス繊維クロスに
散水する場合散水ムラができないばかりでなく、ガラス
繊維クロスから水がしたたり落ちて床が汚れることもな
いし、しかも水を溶接現場まで運搬する必要もなくなる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶接断火花防止シートを示す斜視図、
第2図は水を含浸した溶接断火花防止シートを示す斜視
図である。 1……溶接断火花防止シート、2……ガラス繊維クロ
ス、3……水膨潤性ポリマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維クロス(2)に水膨潤性ポリマ
    ー(3)を混在させてなる溶接溶断火花防止シート。
  2. 【請求項2】水膨潤性ポリマー(3)は、高吸収性のポ
    リマーである特許請求の範囲第1項に記載の溶接溶断火
    花防止シート。
  3. 【請求項3】ガラス繊維クロス(2)を製造する紡績工
    程で水膨潤性ポリマー(3)が織り込まれた特許請求の
    範囲第1項に記載の溶接溶断火花防止シート。
JP30951186A 1986-12-23 1986-12-23 溶接溶断火花防止シ−ト Expired - Lifetime JPH0790371B2 (ja)

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