JPH0790782B2 - 自動車のステアリング支持構造 - Google Patents
自動車のステアリング支持構造Info
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- JPH0790782B2 JPH0790782B2 JP29373687A JP29373687A JPH0790782B2 JP H0790782 B2 JPH0790782 B2 JP H0790782B2 JP 29373687 A JP29373687 A JP 29373687A JP 29373687 A JP29373687 A JP 29373687A JP H0790782 B2 JPH0790782 B2 JP H0790782B2
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- steering column
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Description
【発明の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本発明は自動車の車体構造に関し、特にステアリングコ
ラムを車体に支持するための構造に関する。
ラムを車体に支持するための構造に関する。
−従来技術− 一般に、自動車のステアリングコラムは、カウルボック
スに基部を固定するポストブラケットにその上部を、ダ
ッシュロアパネルに基部を固定するロアマウントブラケ
ットにその下部を支持されるのが普通であるが、このよ
うなステアリングコラムの支持構造では、自動車の正面
衝突によってカウルボックスやダッシュロアパネルが車
室内に向って変形すると、ステアリングコラムも運転者
方向へ移動するので、好ましくない。
スに基部を固定するポストブラケットにその上部を、ダ
ッシュロアパネルに基部を固定するロアマウントブラケ
ットにその下部を支持されるのが普通であるが、このよ
うなステアリングコラムの支持構造では、自動車の正面
衝突によってカウルボックスやダッシュロアパネルが車
室内に向って変形すると、ステアリングコラムも運転者
方向へ移動するので、好ましくない。
このため、従来では、例えば実開昭57−177873号公報に
より第4図及び第5図示のようなステアリング支持構造
が提案されている。即ち、このステアリング支持構造
は、運転席側ダッシュサイドパネル1に基部2aを強固に
固定する剛性の高いレインフォースメント2をカウルボ
ックス3と略平行に伸ばして、同レインフォースメント
2にステアリングコラム4の上部及び下部を上部マウン
トブラケット5A及び下部マウントブラケット5Bで支持
し、このレインフォースメント2の先端2bを反対側のダ
ッシュサイドパネル1に固定するステアリングメンバ6
の対応端にはめる。そして、レインフォースメント2の
補強のため、中間部7aを水平面内で稲妻型に折つた補強
ブラケット7の基部7bをカウルボックス3に固定して、
同補強ブラケット7の先端部7cを前記レインフォースメ
ント2の中間部に結合している。したがって、このよう
なステアリング支持構造によると、自動車の正面衝突事
故によるカウルボックス3の変形時に補強ブラケット7
の中間部7aが“Z"字状に折れてレインフォースメント2
及びステアリングコラム4の移動が防止されることにな
る。
より第4図及び第5図示のようなステアリング支持構造
が提案されている。即ち、このステアリング支持構造
は、運転席側ダッシュサイドパネル1に基部2aを強固に
固定する剛性の高いレインフォースメント2をカウルボ
ックス3と略平行に伸ばして、同レインフォースメント
2にステアリングコラム4の上部及び下部を上部マウン
トブラケット5A及び下部マウントブラケット5Bで支持
し、このレインフォースメント2の先端2bを反対側のダ
ッシュサイドパネル1に固定するステアリングメンバ6
の対応端にはめる。そして、レインフォースメント2の
補強のため、中間部7aを水平面内で稲妻型に折つた補強
ブラケット7の基部7bをカウルボックス3に固定して、
同補強ブラケット7の先端部7cを前記レインフォースメ
ント2の中間部に結合している。したがって、このよう
なステアリング支持構造によると、自動車の正面衝突事
故によるカウルボックス3の変形時に補強ブラケット7
の中間部7aが“Z"字状に折れてレインフォースメント2
及びステアリングコラム4の移動が防止されることにな
る。
したがって、このステアリング支持構造では、補強ブラ
ケット7の折曲げ変形のために、剛性の高い厚肉の補強
ブラケット7を使用できないから、ステアリングコラム
4の支持状態の安定化のため、レインフォースメント2
の外形を増大してレインフォースメント2の支持剛性強
化する必要がある。しかしながら、太く長くレインフォ
ースメント2はステアリングコラム4の支持剛性の強化
に寄与しても、インスツルメントパネル内部空間を狭く
する問題を生じさせる。また、同支持構造では、ダッシ
ュロアパネル8に固定するブレーキペダル9等のペダル
ブラケット10との関係は考慮されていないので、同ペダ
ルブラケット10が自動車の正面衝突により第5図の仮想
線示のように移動すると、ペダルブラケット10とレイン
フォースメント2が干渉してステアリングコラム4が運
転者方向へ移動するおそれがあった。
ケット7の折曲げ変形のために、剛性の高い厚肉の補強
ブラケット7を使用できないから、ステアリングコラム
4の支持状態の安定化のため、レインフォースメント2
の外形を増大してレインフォースメント2の支持剛性強
化する必要がある。しかしながら、太く長くレインフォ
ースメント2はステアリングコラム4の支持剛性の強化
に寄与しても、インスツルメントパネル内部空間を狭く
する問題を生じさせる。また、同支持構造では、ダッシ
ュロアパネル8に固定するブレーキペダル9等のペダル
ブラケット10との関係は考慮されていないので、同ペダ
ルブラケット10が自動車の正面衝突により第5図の仮想
線示のように移動すると、ペダルブラケット10とレイン
フォースメント2が干渉してステアリングコラム4が運
転者方向へ移動するおそれがあった。
−発明の目的− 本発明の目的は、以上に述べたような従来のステアリン
グ支持構造の問題を考慮して、大きな空間を占有するこ
となく、ステアリングコラムの支持剛性が高く、外力に
よりカウルボックスやダッシュロアパネルが変形して
も、ペダルブラケットとの干渉によりステアリングコラ
ムが移動することのないステアリング支持構造を得るに
ある。
グ支持構造の問題を考慮して、大きな空間を占有するこ
となく、ステアリングコラムの支持剛性が高く、外力に
よりカウルボックスやダッシュロアパネルが変形して
も、ペダルブラケットとの干渉によりステアリングコラ
ムが移動することのないステアリング支持構造を得るに
ある。
−発明の構成− この目的を達成するため、本発明は、左右ダッシュサイ
ドパネルの前部上方間に車幅方向に延びるカウルボック
スを有する車体構造において、前記カウルボックスに対
して離間した状態で平行に延びるステアリングメンバを
両ダッシュサイドパネル間に掛渡して、同ステアリング
メンバの中間部にステアリングコラムの上部を支持する
上部ステアリングブラケットを固定し、前記カウルボッ
クスに上端基部を固定する門形マウントブラケットの下
端部にステアリングコラムの下部を支持する下部ステア
リングブラケットを固定し、前記マウントブラケットに
対して車体前後方向に対向したダッシュロアパネルの部
位に、門形マウントブラケットの両脚部距離より小さな
ペダルブラケットを固定すると共に、前記マウントブラ
ケットとペダルブラケットとの間を、両者の車体前後方
向への相対移動は許容するが車幅方向への相対移動を禁
止する接手部材で連結することを提案するものである。
ドパネルの前部上方間に車幅方向に延びるカウルボック
スを有する車体構造において、前記カウルボックスに対
して離間した状態で平行に延びるステアリングメンバを
両ダッシュサイドパネル間に掛渡して、同ステアリング
メンバの中間部にステアリングコラムの上部を支持する
上部ステアリングブラケットを固定し、前記カウルボッ
クスに上端基部を固定する門形マウントブラケットの下
端部にステアリングコラムの下部を支持する下部ステア
リングブラケットを固定し、前記マウントブラケットに
対して車体前後方向に対向したダッシュロアパネルの部
位に、門形マウントブラケットの両脚部距離より小さな
ペダルブラケットを固定すると共に、前記マウントブラ
ケットとペダルブラケットとの間を、両者の車体前後方
向への相対移動は許容するが車幅方向への相対移動を禁
止する接手部材で連結することを提案するものである。
−実 施 例− 以下、第1図から第3図について本発明の実施例の詳細
を説明する。
を説明する。
第1図から第3図は本発明の実施例を示すもので、前述
した第5図と同一構造部分については同一符号を付して
ある。即ち、本発明が施こされる車体構造即ち左右のダ
ッシュサイドパネル1の前部上方間に、車幅方向に延び
るカウルボックス3が設けられる点では従来と全く同様
であり、本発明においては、取付ブラケット11を用いて
1本のステアリングメンバ12が左右のダッシュサイドパ
ネル1の間に掛渡される。カウルボックス3に対して離
間状態で略平行を保つ同ステアリングメンバ12の長さ方
向中間部は、車体に対する取付剛性を強化するため、下
部をフロアパネル13のトンネル部13aに固定するインス
ツルメントステー14A,14Bの上部に結合されるので、そ
れ自体の剛性はさほど必要としないから、比較的細い中
空パイプでよい。そして、前記ステアリングメンバ12の
ステアリングコラム4対応部には上部ステアリングブラ
ケット15が溶接してあり、この上部ステアリングブラケ
ット15と保持ブラケット16で挟んだ状態で、ステアリン
グコラム4の上部がステアリングメンバ12に支持してあ
る。
した第5図と同一構造部分については同一符号を付して
ある。即ち、本発明が施こされる車体構造即ち左右のダ
ッシュサイドパネル1の前部上方間に、車幅方向に延び
るカウルボックス3が設けられる点では従来と全く同様
であり、本発明においては、取付ブラケット11を用いて
1本のステアリングメンバ12が左右のダッシュサイドパ
ネル1の間に掛渡される。カウルボックス3に対して離
間状態で略平行を保つ同ステアリングメンバ12の長さ方
向中間部は、車体に対する取付剛性を強化するため、下
部をフロアパネル13のトンネル部13aに固定するインス
ツルメントステー14A,14Bの上部に結合されるので、そ
れ自体の剛性はさほど必要としないから、比較的細い中
空パイプでよい。そして、前記ステアリングメンバ12の
ステアリングコラム4対応部には上部ステアリングブラ
ケット15が溶接してあり、この上部ステアリングブラケ
ット15と保持ブラケット16で挟んだ状態で、ステアリン
グコラム4の上部がステアリングメンバ12に支持してあ
る。
また、ステアリングコラム4の前方のカウルボックス3
の後部には、門形マウントブラケット17の上端基部17a
が固定される。このマウントブラケット17の基部17a
は、カウルボックス3に対する取付剛性を強化するた
め、カウルボックス3の後面及び下面を覆つた状態でカ
ウルボックス3に溶接される。そして、同マウントブラ
ケット17は車幅方向に対向する一対の脚片部17b,17cを
有し、これらの脚片部17b,17cの下端部17d間には前記ス
テアリングコラム4の下部を取付ける下部ステアリング
ブラケット18が保持ブラケット18Aを用いて固定してあ
る。これらの脚片部17b,17cの表面には、マウントブラ
ケット17の軽量化のために開放孔19が形成されるけれど
も、第1図に示すように、これらの開放孔19の上下に
は、後述するダッシュロアパネル8の変形時に脚片部17
b,17cを変形させるため、切欠き20A,20Bを形成して脚片
部17b,17cの一部に易屈曲部を成形してある。
の後部には、門形マウントブラケット17の上端基部17a
が固定される。このマウントブラケット17の基部17a
は、カウルボックス3に対する取付剛性を強化するた
め、カウルボックス3の後面及び下面を覆つた状態でカ
ウルボックス3に溶接される。そして、同マウントブラ
ケット17は車幅方向に対向する一対の脚片部17b,17cを
有し、これらの脚片部17b,17cの下端部17d間には前記ス
テアリングコラム4の下部を取付ける下部ステアリング
ブラケット18が保持ブラケット18Aを用いて固定してあ
る。これらの脚片部17b,17cの表面には、マウントブラ
ケット17の軽量化のために開放孔19が形成されるけれど
も、第1図に示すように、これらの開放孔19の上下に
は、後述するダッシュロアパネル8の変形時に脚片部17
b,17cを変形させるため、切欠き20A,20Bを形成して脚片
部17b,17cの一部に易屈曲部を成形してある。
前記ダッシュロアパネル8の車室内側表面には、取付ボ
ルト21等を用いてブレーキペダル22を支持するペダルブ
ラケット23が固定されるけれども、このペダルブラケッ
ト23の取付け位置は、前述したマウントブラケット17の
両脚片部17b,17cの車幅方向中間に対応させかつその幅
は両脚片部17b,17cの距離より小さく形成してある。
ルト21等を用いてブレーキペダル22を支持するペダルブ
ラケット23が固定されるけれども、このペダルブラケッ
ト23の取付け位置は、前述したマウントブラケット17の
両脚片部17b,17cの車幅方向中間に対応させかつその幅
は両脚片部17b,17cの距離より小さく形成してある。
また、前記マウントブラケット17とペダルブラケット23
との間は、両者の車体前後方向への相対移動は許容する
が両者の車幅方向面内での相対移動を禁止する接手部材
で連結される。図示実施例の場合、この接手部材は、第
3図に示すように、ペダルブラケット23の後端部に固定
される薄板24及び同薄板24をマウントブラケット17に結
合する“L"字状の連結部材25で構成してある。即ち、ペ
ダルブラケット23の後端部に上端部24aを固定される薄
板24は、車体の前後方向の力により容易に変形できかつ
車幅方向の外力によっては変形しないように、ステアリ
ングコラム4の長さ方向に対して略直角な平面内におか
れ、その下端部24bには前記連結部材25の側辺部25aが調
整ねじ26で固定される。この取付のため、連結部材25の
側辺部25aに対しては、調整ねじ26を挿入できる車幅方
向の長孔27が形成される。また、剛性のある連結部材25
の他方の側辺部25bは固定ねじ28によりマウントブラケ
ット17の脚片部17bの下端部よりの部分に固定されるか
ら、マウントブラケット17とペダルブラケット23を連結
するに当たっては、固定ねじ28により連結部材25を脚片
部17bに固定した後、長孔27により薄板24即ちペダルブ
ラケット23と連結部材25の関係位置を調節して調整ねじ
26を締付ければよい。
との間は、両者の車体前後方向への相対移動は許容する
が両者の車幅方向面内での相対移動を禁止する接手部材
で連結される。図示実施例の場合、この接手部材は、第
3図に示すように、ペダルブラケット23の後端部に固定
される薄板24及び同薄板24をマウントブラケット17に結
合する“L"字状の連結部材25で構成してある。即ち、ペ
ダルブラケット23の後端部に上端部24aを固定される薄
板24は、車体の前後方向の力により容易に変形できかつ
車幅方向の外力によっては変形しないように、ステアリ
ングコラム4の長さ方向に対して略直角な平面内におか
れ、その下端部24bには前記連結部材25の側辺部25aが調
整ねじ26で固定される。この取付のため、連結部材25の
側辺部25aに対しては、調整ねじ26を挿入できる車幅方
向の長孔27が形成される。また、剛性のある連結部材25
の他方の側辺部25bは固定ねじ28によりマウントブラケ
ット17の脚片部17bの下端部よりの部分に固定されるか
ら、マウントブラケット17とペダルブラケット23を連結
するに当たっては、固定ねじ28により連結部材25を脚片
部17bに固定した後、長孔27により薄板24即ちペダルブ
ラケット23と連結部材25の関係位置を調節して調整ねじ
26を締付ければよい。
図示実施例は、以上のような構造であるから、ステアリ
ングコラム4は、ダッシュサイドパネル1及びインスツ
ルメントステー14A,14Bに強固に固定した細いステアリ
ングメンバ12にその上部を支持されているので、インス
ツルメントパネル内での占有空間は小さくなり、同イン
スツルメントパネル内空間を十分に活用できる。
ングコラム4は、ダッシュサイドパネル1及びインスツ
ルメントステー14A,14Bに強固に固定した細いステアリ
ングメンバ12にその上部を支持されているので、インス
ツルメントパネル内での占有空間は小さくなり、同イン
スツルメントパネル内空間を十分に活用できる。
また、ステアリングコラム4の支持状態は非常に安定し
ているから、所謂“シッカリ”感のある支持状態を得る
ことができる。即ち、ステアリングコラム4の上部は、
ダッシュサイドパネル1に両端を強固に固定したステア
リングメンバ12に支持されるので、改めて指摘するまで
もなく、その支持状態は非常に安定した状態にある。そ
して、ステアリングコラム4の下部は、カウルボックス
3に強固に固定するマウントブラケット17で支持される
ことになるが、その脚片部17b,17cは、それらが含まれ
る平面と平行な外力に対しては非常に安定した曲げ剛性
を示す。しかし、これらの脚片部17b,17cは、第1図の
紙面と直角な車幅方向の外力に対しては小さな曲げ剛性
しかないけれども、脚片部17bに結合された薄板24はこ
の車幅方向の外力に対して非常に大きな曲げ剛性を発揮
するから、結果として、ステアリングコラム4の下部は
任意方向の外力に対して安定した支持状態におかれる。
よって、ステアリングコラム4下部の直径方向面内での
運動、つまりステアリング振動が充分に抑制される。
ているから、所謂“シッカリ”感のある支持状態を得る
ことができる。即ち、ステアリングコラム4の上部は、
ダッシュサイドパネル1に両端を強固に固定したステア
リングメンバ12に支持されるので、改めて指摘するまで
もなく、その支持状態は非常に安定した状態にある。そ
して、ステアリングコラム4の下部は、カウルボックス
3に強固に固定するマウントブラケット17で支持される
ことになるが、その脚片部17b,17cは、それらが含まれ
る平面と平行な外力に対しては非常に安定した曲げ剛性
を示す。しかし、これらの脚片部17b,17cは、第1図の
紙面と直角な車幅方向の外力に対しては小さな曲げ剛性
しかないけれども、脚片部17bに結合された薄板24はこ
の車幅方向の外力に対して非常に大きな曲げ剛性を発揮
するから、結果として、ステアリングコラム4の下部は
任意方向の外力に対して安定した支持状態におかれる。
よって、ステアリングコラム4下部の直径方向面内での
運動、つまりステアリング振動が充分に抑制される。
また、自動車の正面衝突事故等によつてカウルボックス
3やダッシュロアパネル8が車室内方向へ変形した場合
にあっては、ステアリングコラム4の上部は、これらの
パネルとは直接に関係のない部位に固定されるステアリ
ングメンバ12に支持させてあるので、これらのパネルの
変形によりステアリングコラム12の上部が運転者方向へ
移動するおそれはなくなる。また、この正面衝突時にあ
っては、ダッシュロアパネル8に固定したペダルブラケ
ット23が第1図の仮想線示のように車体後方へ移動する
が、同ペダルブラケット23はマウントブラケット17の脚
片部17b,17c間にあるので、マウントブラケット17に干
渉するのが防止され、同ペダルブラケット23が離間した
ステアリングメンバ12に衝合することもないため、ペダ
ルブラケット23の移動によるステアリングコラム12の後
退も回避される。このペダルブラケット23の移動の場
合、薄板24は第1図の仮想線示のように小さな力で自由
に変形するから、マウントブラケット17がペダルブラケ
ット23の移動に伴なって移動することはなく、マウント
ブラケット17の移動が防止される。
3やダッシュロアパネル8が車室内方向へ変形した場合
にあっては、ステアリングコラム4の上部は、これらの
パネルとは直接に関係のない部位に固定されるステアリ
ングメンバ12に支持させてあるので、これらのパネルの
変形によりステアリングコラム12の上部が運転者方向へ
移動するおそれはなくなる。また、この正面衝突時にあ
っては、ダッシュロアパネル8に固定したペダルブラケ
ット23が第1図の仮想線示のように車体後方へ移動する
が、同ペダルブラケット23はマウントブラケット17の脚
片部17b,17c間にあるので、マウントブラケット17に干
渉するのが防止され、同ペダルブラケット23が離間した
ステアリングメンバ12に衝合することもないため、ペダ
ルブラケット23の移動によるステアリングコラム12の後
退も回避される。このペダルブラケット23の移動の場
合、薄板24は第1図の仮想線示のように小さな力で自由
に変形するから、マウントブラケット17がペダルブラケ
ット23の移動に伴なって移動することはなく、マウント
ブラケット17の移動が防止される。
なお、第1図に仮想線で示すように、ステアリングコラ
ム4をラックアンドピニオン式ステアリング装置29に結
合する場合があるが、このようなラックアンドピニオン
式ステアリング装置29にあっては、同装置のピニオン軸
29aの結合位置がステアリングコラム4の長さ方向に対
して車幅方向(第1図の紙面と直角な方向)に変位して
いるから、車体の正面衝突により、エンジン30によりス
テアリング装置29が車体後方へ移動されると、ステアリ
ングコラム4の下部が車幅方向へ移動されてステアリン
グコラム4がその上部を支点として傾く傾向にある。し
かし、図示構造の薄板24の車幅方向の曲げ剛性は非常に
大きいので、ステアリング装置からの同傾け力によりス
テアリングコラム4が傾くのを防止できる。
ム4をラックアンドピニオン式ステアリング装置29に結
合する場合があるが、このようなラックアンドピニオン
式ステアリング装置29にあっては、同装置のピニオン軸
29aの結合位置がステアリングコラム4の長さ方向に対
して車幅方向(第1図の紙面と直角な方向)に変位して
いるから、車体の正面衝突により、エンジン30によりス
テアリング装置29が車体後方へ移動されると、ステアリ
ングコラム4の下部が車幅方向へ移動されてステアリン
グコラム4がその上部を支点として傾く傾向にある。し
かし、図示構造の薄板24の車幅方向の曲げ剛性は非常に
大きいので、ステアリング装置からの同傾け力によりス
テアリングコラム4が傾くのを防止できる。
尚、上記実施例における薄板24を剛体として図外のスト
ップランプスイッチを取付ける部材とし、連結部材25の
みを接手部材としても良い。
ップランプスイッチを取付ける部材とし、連結部材25の
みを接手部材としても良い。
−発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明においては、両
端を車体に固定するステアリングメンバにステアリング
コラムの上部を、同ステアリングコラムの下部をカウル
ボックスに固定する門形マウントブラケットに支持さ
せ、同マウントブラケットとペダルブラケットとの間を
接手部材により連結するので、占有空間の小さな支持剛
性の高い構造を得ることができる。そして、同ステアリ
ング支持構造では、自動車正面衝突事故時のステアリン
グコラムの後方への移動を阻止できる構造が得られる。
つまり、本発明におけるペダルブラケットをマウントブ
ラケットの両脚片部間に配置することによりペダルブラ
ケットの移動によるステアリングコラムの車室内方向へ
の移動を阻止でき、ペダルブラケットとマウントブラケ
ットとの間を、両者の車体前後方向への相対移動は許容
するが車幅方向への相対移動を禁止する接手部材で連結
するので、ステアリングコラムの下部の支持剛性を増強
できる効果がある。
端を車体に固定するステアリングメンバにステアリング
コラムの上部を、同ステアリングコラムの下部をカウル
ボックスに固定する門形マウントブラケットに支持さ
せ、同マウントブラケットとペダルブラケットとの間を
接手部材により連結するので、占有空間の小さな支持剛
性の高い構造を得ることができる。そして、同ステアリ
ング支持構造では、自動車正面衝突事故時のステアリン
グコラムの後方への移動を阻止できる構造が得られる。
つまり、本発明におけるペダルブラケットをマウントブ
ラケットの両脚片部間に配置することによりペダルブラ
ケットの移動によるステアリングコラムの車室内方向へ
の移動を阻止でき、ペダルブラケットとマウントブラケ
ットとの間を、両者の車体前後方向への相対移動は許容
するが車幅方向への相対移動を禁止する接手部材で連結
するので、ステアリングコラムの下部の支持剛性を増強
できる効果がある。
第1図は第2図のI−I線に沿う断面図、第2図は車室
内から見た本発明の第1実施例によるステアリング支持
構造の斜視図、第3図は同ステアリング支持構造の要部
拡大斜視図、第4図は従来のステアリング支持構造の斜
視図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 1……ダッシュサイドパネル、 3……カウルボックス、 4……ステアリングコラム、 8……ダッシュロアパネル、 12……ステアリングメンバ、 15……上部ステアリングブラケット、 17……マウントブラケット、 18……下部ステアリングブラケット、 23……ペダルブラケット、 24……薄板(接手部材)、 25……連結部材(接手部材)。
内から見た本発明の第1実施例によるステアリング支持
構造の斜視図、第3図は同ステアリング支持構造の要部
拡大斜視図、第4図は従来のステアリング支持構造の斜
視図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 1……ダッシュサイドパネル、 3……カウルボックス、 4……ステアリングコラム、 8……ダッシュロアパネル、 12……ステアリングメンバ、 15……上部ステアリングブラケット、 17……マウントブラケット、 18……下部ステアリングブラケット、 23……ペダルブラケット、 24……薄板(接手部材)、 25……連結部材(接手部材)。
Claims (1)
- 【請求項1】左右ダッシュサイドパネルの前部上方間に
車幅方向に延びるカウルボックスを有する車体構造にお
いて、前記カウルボックスに対して離間した状態で平行
に延びるステアリングメンバを両ダッシュサイドパネル
間に掛渡して、同ステアリングメンバの中間部にステア
リングコラムの上部を支持する上部ステアリングブラケ
ットを固定し、前記カウルボックスを上端基部を固定す
る門形マウントブラケットの下端部にステアリングコラ
ムの下部を支持する下部ステアリングブラケットを固定
し、前記マウントブラケットに対して車体前後方向に対
向したダッシュロアパネルの部位に、門形マウントブラ
ケットの両脚部距離よりも小さなブレーキペダル等を取
付けるペダルブラケットを固定すると共に、前記マウン
トブラケットとペダルブラケットとの間を、両者の車体
前後方向への相対移動は許容するが車幅方向への相対移
動を禁止する接手部材で連結したことを特徴とする自動
車のステアリング支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29373687A JPH0790782B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 自動車のステアリング支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29373687A JPH0790782B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 自動車のステアリング支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01136872A JPH01136872A (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0790782B2 true JPH0790782B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17798573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29373687A Expired - Lifetime JPH0790782B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 自動車のステアリング支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790782B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2539071Y2 (ja) * | 1991-12-28 | 1997-06-18 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用のステアリングコラム支持構造 |
| DE19522398C1 (de) * | 1995-06-23 | 1996-12-19 | Daimler Benz Ag | Sicherheitsanordnung im Fußraum eines Kraftwagens |
| JP3454014B2 (ja) * | 1995-08-31 | 2003-10-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ペダル支持構造 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29373687A patent/JPH0790782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01136872A (ja) | 1989-05-30 |
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