JPH0790791B2 - 作業車の走行用伝動構造 - Google Patents
作業車の走行用伝動構造Info
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- JPH0790791B2 JPH0790791B2 JP1277764A JP27776489A JPH0790791B2 JP H0790791 B2 JPH0790791 B2 JP H0790791B2 JP 1277764 A JP1277764 A JP 1277764A JP 27776489 A JP27776489 A JP 27776489A JP H0790791 B2 JPH0790791 B2 JP H0790791B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は作業車の走行用伝動構造、詳しくは、左右走行
装置のいずれもを前進駆動して機体直進をさせ、そし
て、左右走行装置の一方を前進側に駆動しながら他方を
制動して機体を信地旋回させたり、左右走行装置の一方
を前進側に、かつ、他方を後進側に駆動して機体を超信
地旋回させることが可能な走行用伝動構造に関する。
装置のいずれもを前進駆動して機体直進をさせ、そし
て、左右走行装置の一方を前進側に駆動しながら他方を
制動して機体を信地旋回させたり、左右走行装置の一方
を前進側に、かつ、他方を後進側に駆動して機体を超信
地旋回させることが可能な走行用伝動構造に関する。
上記走行用伝動構造として従来、例えば特公昭57−6098
8号公報に示されるものがあった。
8号公報に示されるものがあった。
すなわち、左右走行装置の夫々に対し、前進動力伝達用
の第1駆動回転体と後進動力伝達用の第2駆動回転体を
同一の軸芯周りで回動するように設けると共に、第2駆
動回転体を回転駆動される状態と回動不能に固定される
状態とに切換え可能なブレーキ手段を設け、そして、走
行装置に動力伝達するように連動された回転伝動体を第
1駆動回転体と第2駆動回転体の間に同芯状に、かつ、
軸芯方向に摺動操作できるように設けると共に、第1駆
動回転体と回転伝動体の間に咬合い式前進用クラッチ
を、かつ、第2駆動回転体と回転伝動体の間に咬合い式
後進用クラッチを夫々回転伝動体の摺動によって入り切
り操作されるように設け、回転伝動体の摺動操作による
クラッチ操作によって機体操向をするように、かつ、ブ
レーキ手段の切換えによる第2駆動回転体の状態切換え
によって旋回形態の切換えをするようになっているので
ある。すなわち、左右走行装置の一方に対する前進用ク
ラッチを入り操作し、他方に対する第2駆動回転体を固
定状態に、かつ、後進用クラッチを入りに夫々操作する
ことにより、一方の走行装置が前進駆動されて他方の走
行装置が制動されるのである。そして、左右走行装置の
一方に対する前進用クラッチを入り操作し、他方に対す
る第2駆動回転体を駆動状態に、かつ、後進用クラッチ
を入りに夫々操作することにより、一方の走行装置が前
進駆動されて他方の走行装置が後進駆動されるのであ
る。
の第1駆動回転体と後進動力伝達用の第2駆動回転体を
同一の軸芯周りで回動するように設けると共に、第2駆
動回転体を回転駆動される状態と回動不能に固定される
状態とに切換え可能なブレーキ手段を設け、そして、走
行装置に動力伝達するように連動された回転伝動体を第
1駆動回転体と第2駆動回転体の間に同芯状に、かつ、
軸芯方向に摺動操作できるように設けると共に、第1駆
動回転体と回転伝動体の間に咬合い式前進用クラッチ
を、かつ、第2駆動回転体と回転伝動体の間に咬合い式
後進用クラッチを夫々回転伝動体の摺動によって入り切
り操作されるように設け、回転伝動体の摺動操作による
クラッチ操作によって機体操向をするように、かつ、ブ
レーキ手段の切換えによる第2駆動回転体の状態切換え
によって旋回形態の切換えをするようになっているので
ある。すなわち、左右走行装置の一方に対する前進用ク
ラッチを入り操作し、他方に対する第2駆動回転体を固
定状態に、かつ、後進用クラッチを入りに夫々操作する
ことにより、一方の走行装置が前進駆動されて他方の走
行装置が制動されるのである。そして、左右走行装置の
一方に対する前進用クラッチを入り操作し、他方に対す
る第2駆動回転体を駆動状態に、かつ、後進用クラッチ
を入りに夫々操作することにより、一方の走行装置が前
進駆動されて他方の走行装置が後進駆動されるのであ
る。
従来、上記ブレーキ手段にあっては第2駆動回転体を動
力源に対する伝動状態と非伝動状態に切換えられるよう
に、しかも、非伝動状態に在る第2駆動回転体に制動付
与できるように構成する必要があることから伝動構造が
複雑になっていた。
力源に対する伝動状態と非伝動状態に切換えられるよう
に、しかも、非伝動状態に在る第2駆動回転体に制動付
与できるように構成する必要があることから伝動構造が
複雑になっていた。
本発明の目的は、信地旋回及び超信地旋回のいずれもが
構造面及び操作面のいずれをも有利にしながらできる走
行用伝動構造を提供することにある。
構造面及び操作面のいずれをも有利にしながらできる走
行用伝動構造を提供することにある。
本発明による作業車の走行用伝動構造にあっては、目的
構成のために、左右の走行装置夫々に対し、同一の軸芯
の周りで回動する前進動力伝達用の第1駆動回転体と後
進動力伝達用の第2駆動回転体との間に、回転伝動体を
前記走行装置に連動されたままで前記軸芯の方向に摺動
自在に設け、前記回転伝動体と前記第1駆動回転体の間
に前進用クラッチを、かつ、前記回転伝動体と前記第2
駆動回転体の間にディスク式の後進用摩擦クラッチを夫
々、前記回転伝動体の摺動によって入り切り変化すると
共に択一的に入りになる状態で設け、前記後進用摩擦ク
ラッチに対する入り操作位置に前記回転伝動体を操作す
る油圧シリンダ、及び、この油圧シリンダに対する給油
圧を変更調節して前記回転伝動体による前記後進用摩擦
クラッチの入り操作圧を変更する調圧弁を設けてある。
そして、その作用及び効果は次のとおりである。
構成のために、左右の走行装置夫々に対し、同一の軸芯
の周りで回動する前進動力伝達用の第1駆動回転体と後
進動力伝達用の第2駆動回転体との間に、回転伝動体を
前記走行装置に連動されたままで前記軸芯の方向に摺動
自在に設け、前記回転伝動体と前記第1駆動回転体の間
に前進用クラッチを、かつ、前記回転伝動体と前記第2
駆動回転体の間にディスク式の後進用摩擦クラッチを夫
々、前記回転伝動体の摺動によって入り切り変化すると
共に択一的に入りになる状態で設け、前記後進用摩擦ク
ラッチに対する入り操作位置に前記回転伝動体を操作す
る油圧シリンダ、及び、この油圧シリンダに対する給油
圧を変更調節して前記回転伝動体による前記後進用摩擦
クラッチの入り操作圧を変更する調圧弁を設けてある。
そして、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作 用〕 左右走行装置いずれもに対する前進用クラッチを入りに
操作すると、第1駆動回転体の前進動力が回転伝動体に
より走行装置に伝達され、左右走行装置のいずれもが前
進側に駆動されて機体が直進する。
操作すると、第1駆動回転体の前進動力が回転伝動体に
より走行装置に伝達され、左右走行装置のいずれもが前
進側に駆動されて機体が直進する。
そして、左右走行装置の一方に対する前進用クラッチを
入りに操作すると共に他方に対する油圧シリンダのバル
ブ操作をし、油圧シリンダを作動させて後進用クラッチ
を入に操作させると、一方の走行装置が第1駆動回転体
から動力伝達されて前進側に駆動され、他方の走行装置
が第2の駆動回転体から動力伝達されて後進側に駆動さ
れ、機体が旋回する。この場合、調圧バルブにより後進
用クラッチの入り操作圧を調節することにより、後進用
クラッチを入り圧が設定最高圧よりも低い適正値の半ク
ラッチ状態に調節して旋回内側の走行装置が前進駆動さ
れる旋回外側の走行装置による引きずり作用にかかわら
ず回動しない停止するように制動されたり、後進用クラ
ッチを入り圧が設定最高圧である完全入り状態にして旋
回内側の走行装置が後進側に駆動されるようになる。つ
まり、旋回内側の走行装置を第2駆動回転体の回動力に
より制動させて機体旋回させたり、左右走行装置を互い
に反対の回転方向に駆動させて機体旋回させることがで
きる。
入りに操作すると共に他方に対する油圧シリンダのバル
ブ操作をし、油圧シリンダを作動させて後進用クラッチ
を入に操作させると、一方の走行装置が第1駆動回転体
から動力伝達されて前進側に駆動され、他方の走行装置
が第2の駆動回転体から動力伝達されて後進側に駆動さ
れ、機体が旋回する。この場合、調圧バルブにより後進
用クラッチの入り操作圧を調節することにより、後進用
クラッチを入り圧が設定最高圧よりも低い適正値の半ク
ラッチ状態に調節して旋回内側の走行装置が前進駆動さ
れる旋回外側の走行装置による引きずり作用にかかわら
ず回動しない停止するように制動されたり、後進用クラ
ッチを入り圧が設定最高圧である完全入り状態にして旋
回内側の走行装置が後進側に駆動されるようになる。つ
まり、旋回内側の走行装置を第2駆動回転体の回動力に
より制動させて機体旋回させたり、左右走行装置を互い
に反対の回転方向に駆動させて機体旋回させることがで
きる。
後進用摩擦クラッチ、油圧シリンダ及び調圧バルブのた
めに、第2駆動回転体を非伝動状態に切換えると共に第
2駆動回転体を固定するための特別な手段を要しないよ
うに伝動構造を簡略化できると共に、旋回操作が油圧シ
リンダのためのバルブと調圧バルブを操作するだけの容
易な操作ででき、操縦が軽快にできるものを安価に得ら
れるようにできた。
めに、第2駆動回転体を非伝動状態に切換えると共に第
2駆動回転体を固定するための特別な手段を要しないよ
うに伝動構造を簡略化できると共に、旋回操作が油圧シ
リンダのためのバルブと調圧バルブを操作するだけの容
易な操作ででき、操縦が軽快にできるものを安価に得ら
れるようにできた。
次に実施例を示す。
第1図に示すように、エンジン出力を、中立を挾んで前
進側と後進側に切換え可能な油圧式無段変速装置(M1)
及び入力軸(1)を介してミッションケース(2)に伝
達し、そして、入力軸(1)の回動力を、シフトギア部
材(3)の摺動操作によって3段に切換え可能な走行用
副変速装置(M2)に伝達すると共に、この走行用副変速
装置(M2)の回転出力を機体操向装置(A)を介して左
右のクローラ式走行装置(4),(4)夫々のクローラ
駆動軸(5)に伝達するように構成して、コンバイン用
の走行用伝動構造を構成してある。
進側と後進側に切換え可能な油圧式無段変速装置(M1)
及び入力軸(1)を介してミッションケース(2)に伝
達し、そして、入力軸(1)の回動力を、シフトギア部
材(3)の摺動操作によって3段に切換え可能な走行用
副変速装置(M2)に伝達すると共に、この走行用副変速
装置(M2)の回転出力を機体操向装置(A)を介して左
右のクローラ式走行装置(4),(4)夫々のクローラ
駆動軸(5)に伝達するように構成して、コンバイン用
の走行用伝動構造を構成してある。
機体操向装置(A)を構成するに、左右走行装置
(4),(4)の夫々に対して第1図及び第2図に示す
ように構成してある。
(4),(4)の夫々に対して第1図及び第2図に示す
ように構成してある。
すなわち、ミッションケース(2)に支軸(6)を介し
て支持されるように取付けた前進伝動ギア(7)を、走
行用副変速装置(M2)の出力軸ギア(8)に直接に咬合
させることによって常に支軸(6)の軸芯(P)の周り
で回動するよう駆動されるように構成し、支軸(6)の
一端側に前記軸芯(P)の周りで回動するように配置し
た後進伝動ギア(9)を逆転伝動ギア機構(10)を介し
て走行用副変速装置(M2)の出力軸ギア(11)に連動さ
せることによって常に前進伝動ギア(7)と同一の軸芯
周りで前進伝動ギア(7)とは逆の回転方向に回動する
よう駆動されるように構成すると共に、支軸(6)の前
進伝動ギア(7)と後進伝動ギア(9)の間に位置する
箇所に伝動ギア部材(12)を相対回動及び摺動自在に取
付けてある。伝動ギア部材(12)にクラッチギア部(1
3)を前進伝動ギア(7)のボス部ギアに係脱するよう
に形成して備えさせることにより、前進伝動ギア(7)
から伝動ギア部材(12)に両者の咬合によって回動力伝
達するように、かつ、伝動ギア部材(12)の摺動に伴っ
て入り切り変化するように前進用クラッチ(FC)を構成
してある。後進用伝動ギア(9)にクラッチハウジング
(14)を一体部品に形成することによって一体に回動す
るように備えると共に、伝動ギア部材(12)に一体形成
のために共に摺動するように備えさせた筒形出力部材
(15)をクラッチハウジング(14)の内部に同芯状に配
置し、そして、クラッチハウジング(14)と出力部材
(15)の間に複数枚の摩擦板(16)‥を有したクラッチ
本体を設けると共に、クラッチ操作部(17)をクラッチ
本体に押圧作用したり作用解除するように形成して伝動
ギア部材(12)に備えさせることにより、後進伝動ギア
(9)の回動力が伝動ギア部材(12)に摩擦伝達される
ように、かつ、伝動ギア部材(12)の摺動に伴って入り
切り変化するように多板式の後進用摩擦クラッチ(RC)
を構成してある。伝動ギア部材(12)はギア伝動機構
(18)を介してクローラ駆動軸(5)に連動すると共に
摺動如何にかかわらずギア伝動機構(18)のギア(18
a)との咬合を維持するように形成してあること、及
び、クラッチギア部(13)及びクラッチ操作部(17)を
一体に摺動するように備えていることにより、走行装置
(4)に連動されたままで軸芯(P)の方向に摺動して
前進用クラッチ(FC)と後進用摩擦クラッチ(RC)をい
ずれもが切りになると共にいずれか一方のみが入りにな
る状態に操作するように構成してある。
て支持されるように取付けた前進伝動ギア(7)を、走
行用副変速装置(M2)の出力軸ギア(8)に直接に咬合
させることによって常に支軸(6)の軸芯(P)の周り
で回動するよう駆動されるように構成し、支軸(6)の
一端側に前記軸芯(P)の周りで回動するように配置し
た後進伝動ギア(9)を逆転伝動ギア機構(10)を介し
て走行用副変速装置(M2)の出力軸ギア(11)に連動さ
せることによって常に前進伝動ギア(7)と同一の軸芯
周りで前進伝動ギア(7)とは逆の回転方向に回動する
よう駆動されるように構成すると共に、支軸(6)の前
進伝動ギア(7)と後進伝動ギア(9)の間に位置する
箇所に伝動ギア部材(12)を相対回動及び摺動自在に取
付けてある。伝動ギア部材(12)にクラッチギア部(1
3)を前進伝動ギア(7)のボス部ギアに係脱するよう
に形成して備えさせることにより、前進伝動ギア(7)
から伝動ギア部材(12)に両者の咬合によって回動力伝
達するように、かつ、伝動ギア部材(12)の摺動に伴っ
て入り切り変化するように前進用クラッチ(FC)を構成
してある。後進用伝動ギア(9)にクラッチハウジング
(14)を一体部品に形成することによって一体に回動す
るように備えると共に、伝動ギア部材(12)に一体形成
のために共に摺動するように備えさせた筒形出力部材
(15)をクラッチハウジング(14)の内部に同芯状に配
置し、そして、クラッチハウジング(14)と出力部材
(15)の間に複数枚の摩擦板(16)‥を有したクラッチ
本体を設けると共に、クラッチ操作部(17)をクラッチ
本体に押圧作用したり作用解除するように形成して伝動
ギア部材(12)に備えさせることにより、後進伝動ギア
(9)の回動力が伝動ギア部材(12)に摩擦伝達される
ように、かつ、伝動ギア部材(12)の摺動に伴って入り
切り変化するように多板式の後進用摩擦クラッチ(RC)
を構成してある。伝動ギア部材(12)はギア伝動機構
(18)を介してクローラ駆動軸(5)に連動すると共に
摺動如何にかかわらずギア伝動機構(18)のギア(18
a)との咬合を維持するように形成してあること、及
び、クラッチギア部(13)及びクラッチ操作部(17)を
一体に摺動するように備えていることにより、走行装置
(4)に連動されたままで軸芯(P)の方向に摺動して
前進用クラッチ(FC)と後進用摩擦クラッチ(RC)をい
ずれもが切りになると共にいずれか一方のみが入りにな
る状態に操作するように構成してある。
そして、伝動部材(12)を前進付勢スプリング(19)に
よって前進用クラッチ入り位置に摺動付勢すると共に、
伝動部材(12)の摺動操作のための揺動フォーク(20)
を第3図に示す如くミッションケース(2)の外側に付
設の油圧シリンダ(C)によって操作するように構成
し、この油圧シリンダ(C)を第3図に示す油圧回路に
基いて操作するように構成し、かつ、他方の走行装置
(4)に対する油圧シリンダ(C)の操作用に兼用する
ように構成した電磁制御弁(CV)及び可変リリーフ弁
(RV)に第4図の如き操向レバー(22)を連係させて、
操向レバー(22)による制御弁(CV)及び可変リリーフ
弁(RV)の切換えあるいは調節操作により伝動部材(1
2)を摺動操作することによってクラッチ操作をするよ
うに構成してある。すなわち、操向レバー(22)を枢支
軸芯(X)の周りで機体横方向に揺動させて直進位置
(S)に操作すると、スイッチ操作具(23a)または(2
3b)が操作レバー(22)に対する非接触状態になると共
にスプリング(24)により引張り操作されることによっ
てスイッチ切り操作位置になり、制御弁(CV)の操作ス
イッチ(25a)及び(25b)が切りになって制御弁(CV)
が中立位置になる。このために油圧シリンダ(C)が自
己短縮力のために短縮作動してフォーク軸(21)に付設
のフォーク揺動操作アーム(26)に対して離れた非作用
位置になり、出力部材(12)が前進付勢スプリング(1
9)により摺動操作されて前進用クラッチ(FC)を入り
に操作するのである。そして、操向レバー(22)を直進
位置(S)から機体左側または右側の第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、スイッチ操作具(23
a)または(23b)が操向レバー(22)による押圧操作の
ために入り操作位置に切換わり、操作スイッチ(25a)
または(25b)が入りに切換わって制御弁(CV)が旋回
位置に切換わる。この弁切換わりのために油圧シリンダ
(C)が伸長作動して操作アーム(26)を押圧操作し、
このアーム操作によるフォーク操作のために出力部材
(12)が後進用クラッチ側に摺動して前進用クラッチ
(FC)を切りにするのである。この時、可変リリーフ弁
(RV)のリリーフ圧が低圧であり、油圧シリンダ(C)
の操作圧が低圧であるために後進用クラッチ(RC)はま
だ切りに在る。そして、操向レバー(22)を第1旋回位
置(L1)または(R1)からさらに機体左側または右側に
揺動させた第2旋回位置(L2)または(R2)に操作する
と、連動用操作ワイヤ(27)を有する連動機構のために
可変リリーフ弁(RV)のリリーフ圧が設定最大リリーフ
圧に自動的に増圧変化することにより、油圧シリンダ
(C)への給油圧が設定最大給油圧になり、油圧シリン
ダ(C)が出力部材(12)を介して後進用クラッチ(R
C)に作用する入り操作圧が設定最大操作圧になって後
進用クラッチ(RC)が入りになる。操向レバー(22)を
第1旋回位置(L1)または(R1)と第2旋回位置(L2)
または(R2)の間に操作すると前記連動機構のために可
変リリーフ弁(RV)のリリーフ弁が設定最大リリーフ圧
より低いリリーフ圧になることにより油圧シリンダ
(C)の給油圧が設定最大給油圧より小になり、油圧シ
リンダ(C)によるクラッチ入り操作圧が設定最大操作
圧より低い入り操作圧になって後進用クラッチ(RC)が
半クラッチ状態になるのである。
よって前進用クラッチ入り位置に摺動付勢すると共に、
伝動部材(12)の摺動操作のための揺動フォーク(20)
を第3図に示す如くミッションケース(2)の外側に付
設の油圧シリンダ(C)によって操作するように構成
し、この油圧シリンダ(C)を第3図に示す油圧回路に
基いて操作するように構成し、かつ、他方の走行装置
(4)に対する油圧シリンダ(C)の操作用に兼用する
ように構成した電磁制御弁(CV)及び可変リリーフ弁
(RV)に第4図の如き操向レバー(22)を連係させて、
操向レバー(22)による制御弁(CV)及び可変リリーフ
弁(RV)の切換えあるいは調節操作により伝動部材(1
2)を摺動操作することによってクラッチ操作をするよ
うに構成してある。すなわち、操向レバー(22)を枢支
軸芯(X)の周りで機体横方向に揺動させて直進位置
(S)に操作すると、スイッチ操作具(23a)または(2
3b)が操作レバー(22)に対する非接触状態になると共
にスプリング(24)により引張り操作されることによっ
てスイッチ切り操作位置になり、制御弁(CV)の操作ス
イッチ(25a)及び(25b)が切りになって制御弁(CV)
が中立位置になる。このために油圧シリンダ(C)が自
己短縮力のために短縮作動してフォーク軸(21)に付設
のフォーク揺動操作アーム(26)に対して離れた非作用
位置になり、出力部材(12)が前進付勢スプリング(1
9)により摺動操作されて前進用クラッチ(FC)を入り
に操作するのである。そして、操向レバー(22)を直進
位置(S)から機体左側または右側の第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、スイッチ操作具(23
a)または(23b)が操向レバー(22)による押圧操作の
ために入り操作位置に切換わり、操作スイッチ(25a)
または(25b)が入りに切換わって制御弁(CV)が旋回
位置に切換わる。この弁切換わりのために油圧シリンダ
(C)が伸長作動して操作アーム(26)を押圧操作し、
このアーム操作によるフォーク操作のために出力部材
(12)が後進用クラッチ側に摺動して前進用クラッチ
(FC)を切りにするのである。この時、可変リリーフ弁
(RV)のリリーフ圧が低圧であり、油圧シリンダ(C)
の操作圧が低圧であるために後進用クラッチ(RC)はま
だ切りに在る。そして、操向レバー(22)を第1旋回位
置(L1)または(R1)からさらに機体左側または右側に
揺動させた第2旋回位置(L2)または(R2)に操作する
と、連動用操作ワイヤ(27)を有する連動機構のために
可変リリーフ弁(RV)のリリーフ圧が設定最大リリーフ
圧に自動的に増圧変化することにより、油圧シリンダ
(C)への給油圧が設定最大給油圧になり、油圧シリン
ダ(C)が出力部材(12)を介して後進用クラッチ(R
C)に作用する入り操作圧が設定最大操作圧になって後
進用クラッチ(RC)が入りになる。操向レバー(22)を
第1旋回位置(L1)または(R1)と第2旋回位置(L2)
または(R2)の間に操作すると前記連動機構のために可
変リリーフ弁(RV)のリリーフ弁が設定最大リリーフ圧
より低いリリーフ圧になることにより油圧シリンダ
(C)の給油圧が設定最大給油圧より小になり、油圧シ
リンダ(C)によるクラッチ入り操作圧が設定最大操作
圧より低い入り操作圧になって後進用クラッチ(RC)が
半クラッチ状態になるのである。
要するに、操向レバー(22)を直進位置(S)に操作す
ると、一対の前進用クラッチ(FC),(FC)のいずれも
が入りになって前進伝動ギア(7)の回動力を一方の伝
動ギア部材(12)によりギア伝動機構(18)を介して一
方のクローラ駆動軸(5)に、かつ、他方の伝動ギア部
材(12)によりギア伝動機構(18)を介して他方のクロ
ーラ駆動軸(5)に夫々伝達し、機体が直進前進するよ
うに左右走行装置(4),(4)を前進側に駆動するの
である。そして、操向レバー(22)を第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、その操作方向に対応
する側の前進用クラッチ(FC)及び後進用クラッチ(R
C)が切りになって一方のクローラ駆動軸(5)に対す
る伝動が停止し、操向レバー(22)の位置する側に向か
って機体が旋回走行するように左右走行装置(4),
(4)の一方を遊転状態にしながら他方を前進側に駆動
するのである。そして、操向レバー(22)を第2旋回位
置(L2)または(R2)に操作すると、その操作方向に対
応する側の後進用クラッチ(RC)が入りになって後進伝
動ギア(9)の回動力を伝動ギア部材(12)によりギア
伝動機構(18)を介して一方のクローラ駆動軸(5)に
伝達し、操向レバー(22)の位置する側に機体が信地旋
回するように左右走行装置(4),(4)の一方を後進
側に、かつ、他方を前進側に夫々駆動するのである。そ
して、操向レバー(22)を第1旋回位置(L1)または
(R1)と第2旋回位置(L2)または(R2)の間の適切な
位置に操作すると、その操作方向に対応する側の後進用
クラッチ(RC)が半クラッチになり、操向レバー(22)
の位置する側に機体が旋回するように、かつ、旋回外側
の走行装置(4)による引きずり作用にかかわらず旋回
内側の走行装置(4)が回動しないように左右走行装置
(4),(4)の一方を前進側に駆動し、他方に後進駆
動力を半クラッチ伝達するのである。
ると、一対の前進用クラッチ(FC),(FC)のいずれも
が入りになって前進伝動ギア(7)の回動力を一方の伝
動ギア部材(12)によりギア伝動機構(18)を介して一
方のクローラ駆動軸(5)に、かつ、他方の伝動ギア部
材(12)によりギア伝動機構(18)を介して他方のクロ
ーラ駆動軸(5)に夫々伝達し、機体が直進前進するよ
うに左右走行装置(4),(4)を前進側に駆動するの
である。そして、操向レバー(22)を第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、その操作方向に対応
する側の前進用クラッチ(FC)及び後進用クラッチ(R
C)が切りになって一方のクローラ駆動軸(5)に対す
る伝動が停止し、操向レバー(22)の位置する側に向か
って機体が旋回走行するように左右走行装置(4),
(4)の一方を遊転状態にしながら他方を前進側に駆動
するのである。そして、操向レバー(22)を第2旋回位
置(L2)または(R2)に操作すると、その操作方向に対
応する側の後進用クラッチ(RC)が入りになって後進伝
動ギア(9)の回動力を伝動ギア部材(12)によりギア
伝動機構(18)を介して一方のクローラ駆動軸(5)に
伝達し、操向レバー(22)の位置する側に機体が信地旋
回するように左右走行装置(4),(4)の一方を後進
側に、かつ、他方を前進側に夫々駆動するのである。そ
して、操向レバー(22)を第1旋回位置(L1)または
(R1)と第2旋回位置(L2)または(R2)の間の適切な
位置に操作すると、その操作方向に対応する側の後進用
クラッチ(RC)が半クラッチになり、操向レバー(22)
の位置する側に機体が旋回するように、かつ、旋回外側
の走行装置(4)による引きずり作用にかかわらず旋回
内側の走行装置(4)が回動しないように左右走行装置
(4),(4)の一方を前進側に駆動し、他方に後進駆
動力を半クラッチ伝達するのである。
操向レバー(22)と可変リリーフ弁(RV)の連動機構を
構成するに、第4図に示すように、操向レバー(22)を
直進位置(S)から揺動操作するに伴い、レバー枢支部
材(28)が操向レバー(22)と相対揺動可能に枢支する
一対の揺動リンク(29a),(29b)の一方を操向レバー
(22)に付設してある操作ピン(30)が押圧揺動操作す
るように構成し、そして、操作ワイヤ(27)のアウター
ワイヤとインナーワイヤを一対の揺動リンク(29a),
(29b)に各別に連結すると共に、操向レバー(22)が
直進位置(S)になると揺動リンク間隔が設定間隔に自
動的に戻るように一対の揺動リンク(29a),(29b)を
スプリング(31)により連結し、そしてこれらの連結に
もかかわらず、一方の揺動リンク(29a)または(29b)
が操向レバー(22)によって揺動操作される際にはレバ
ー枢支部材(28)に付設してあるストッパーピン(32)
が他方の揺動リンク(29b)または(29a)を揺動しない
ように受止め支持するように構成することにより、操向
レバー(22)の揺動に伴い、一方の揺動リンク(29a)
または(29b)がレバー操作力のためにインナーワイヤ
またはアウターワイヤを操作して可変リリーフ弁(RV)
の揺動操作部(33)をリリーフ圧増大側に操作したり、
スプリング(31)の付勢力のために揺動操作部(33)を
リリーフ圧減少側に復元操作するようにしてある。
構成するに、第4図に示すように、操向レバー(22)を
直進位置(S)から揺動操作するに伴い、レバー枢支部
材(28)が操向レバー(22)と相対揺動可能に枢支する
一対の揺動リンク(29a),(29b)の一方を操向レバー
(22)に付設してある操作ピン(30)が押圧揺動操作す
るように構成し、そして、操作ワイヤ(27)のアウター
ワイヤとインナーワイヤを一対の揺動リンク(29a),
(29b)に各別に連結すると共に、操向レバー(22)が
直進位置(S)になると揺動リンク間隔が設定間隔に自
動的に戻るように一対の揺動リンク(29a),(29b)を
スプリング(31)により連結し、そしてこれらの連結に
もかかわらず、一方の揺動リンク(29a)または(29b)
が操向レバー(22)によって揺動操作される際にはレバ
ー枢支部材(28)に付設してあるストッパーピン(32)
が他方の揺動リンク(29b)または(29a)を揺動しない
ように受止め支持するように構成することにより、操向
レバー(22)の揺動に伴い、一方の揺動リンク(29a)
または(29b)がレバー操作力のためにインナーワイヤ
またはアウターワイヤを操作して可変リリーフ弁(RV)
の揺動操作部(33)をリリーフ圧増大側に操作したり、
スプリング(31)の付勢力のために揺動操作部(33)を
リリーフ圧減少側に復元操作するようにしてある。
尚、第4図に示すスプリング(34)は、後進用クラッチ
(RC)が入りになり始めると、操向レバー(22)による
スプリング操作部材(35)の押圧摺動操作のために引張
り弾性変形操作され、操向レバー(22)の操作抵抗をそ
れまでの操作抵抗よりも大にし、後進用クラッチ(RC)
がきき始めたことを操縦者に認識させるためのものであ
る。
(RC)が入りになり始めると、操向レバー(22)による
スプリング操作部材(35)の押圧摺動操作のために引張
り弾性変形操作され、操向レバー(22)の操作抵抗をそ
れまでの操作抵抗よりも大にし、後進用クラッチ(RC)
がきき始めたことを操縦者に認識させるためのものであ
る。
前進伝動ギア(7)、後進伝動ギア(9)及び伝動部材
(12)をチェーンスプロケット等に替えて実施してもよ
い。したがって、これらを第1駆動回転体(7)、第2
駆動回転体(9)、回転伝動体(12)と称する。
(12)をチェーンスプロケット等に替えて実施してもよ
い。したがって、これらを第1駆動回転体(7)、第2
駆動回転体(9)、回転伝動体(12)と称する。
可変リリーフ弁(RV)に替えて減圧式調圧弁を油圧ポン
プと油圧シリンダの間に設けて実施してもよいのであ
り、これらを調圧弁(RV)と称する。
プと油圧シリンダの間に設けて実施してもよいのであ
り、これらを調圧弁(RV)と称する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車の走行用伝動構造の実施例を
示し、第1図は走行用伝動構造の断面図、第2図は後進
用伝動部の断面図、第3図は油圧回路図、第4図は操向
レバー配設部の一部切欠き後面図である。 (4)……走行装置、(7)……第1駆動回転体、
(9)……第2駆動回転体、(12)……回転伝動体、
(C)……油圧シリンダ、(FC)……前進用クラッチ、
(RC)……後進用クラッチ、(RV)……調圧弁、(P)
……軸芯。
示し、第1図は走行用伝動構造の断面図、第2図は後進
用伝動部の断面図、第3図は油圧回路図、第4図は操向
レバー配設部の一部切欠き後面図である。 (4)……走行装置、(7)……第1駆動回転体、
(9)……第2駆動回転体、(12)……回転伝動体、
(C)……油圧シリンダ、(FC)……前進用クラッチ、
(RC)……後進用クラッチ、(RV)……調圧弁、(P)
……軸芯。
Claims (1)
- 【請求項1】左右の走行装置(4),(4)夫々に対
し、同一の軸芯(P)の周りで回動する前進動力伝達用
の第1駆動回転体(7)と後進動力伝達用の第2駆動回
転体(9)との間に、回転伝動体(12)を前記走行装置
(4)に連動されたままで前記軸芯(P)の方向に摺動
自在に設け、前記回転伝動体(12)と前記第1駆動回転
体(7)の間に前進用クラッチ(FC)を、かつ、前記回
転伝動体(12)と前記第2駆動回転体(9)の間にディ
スク式の後進用摩擦クラッチ(RC)を夫々、前記回転伝
動体(12)の摺動によって入り切り変化すると共に択一
的に入りになる状態で設け、前記後進用摩擦クラッチ
(RC)に対する入り操作位置に前記回転伝動体(12)を
操作する油圧シリンダ(C)、及び、この油圧シリンダ
(C)に対する給油圧を変更調節して前記回転伝動体
(12)による前記後進用摩擦クラッチ(RC)の入り操作
圧を変更する調圧弁(RV)を設けてある作業車の走行用
伝動構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277764A JPH0790791B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 作業車の走行用伝動構造 |
| KR1019900017022A KR940009858B1 (ko) | 1989-10-24 | 1990-10-24 | 작업차의 주행전동구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277764A JPH0790791B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 作業車の走行用伝動構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03139473A JPH03139473A (ja) | 1991-06-13 |
| JPH0790791B2 true JPH0790791B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17588010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1277764A Expired - Fee Related JPH0790791B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 作業車の走行用伝動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790791B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2627816B2 (ja) * | 1990-10-11 | 1997-07-09 | 三菱農機株式会社 | 走行作業車における操向装置 |
| JP6651099B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2020-02-19 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 操向制御システム |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP1277764A patent/JPH0790791B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03139473A (ja) | 1991-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |