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JPH0791016B2 - エレベータ用ロープ懸垂装置 - Google Patents
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JPH0791016B2 - エレベータ用ロープ懸垂装置 - Google Patents

エレベータ用ロープ懸垂装置

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JPH0791016B2
JPH0791016B2 JP1055283A JP5528389A JPH0791016B2 JP H0791016 B2 JPH0791016 B2 JP H0791016B2 JP 1055283 A JP1055283 A JP 1055283A JP 5528389 A JP5528389 A JP 5528389A JP H0791016 B2 JPH0791016 B2 JP H0791016B2
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    • B66B11/04Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エレベータ用ロープ懸垂装置に関する。エレ
ベータ機械は、少なくとも基床と、この基床に取り付け
られたモータと、モータ軸と、このモータ軸にその回転
面が垂直面に対応して傾斜するように取り付けられたト
ラクション・シーブと、少なくとも1個のダイバータ・
プーリとを備えている。このロープ懸垂装置内の懸垂ロ
ープは、エレベータ・ケージからトラクション・シーブ
とダイバータ・プーリとの間のルートを経てトラクショ
ン・シーブに至り、トラクション・シーブを巻回した
後、ロープのトラクション・シーブに向う部分のルート
と交差してダイバータ・プーリに至る。つりあい重り
は、ダイバータ・プーリから来るロープに懸下されてい
る。
背景技術 現在では、ギアレス・エレベータが高速度(約2.5〜10m
/s)で運転されているが、それらはトラクション・シー
ブとダイバータ・プーリとを使用し、その断面には、半
円形のロープ溝が設けられている。しかしこうすると、
いわゆる「ダイバータ・ラップ」懸垂(以後DW懸垂と称
する)を用いてロープとトラクション・シーブとの間に
十分な摩擦力を与える必要がある。DW懸垂では、各ロー
プが2回トラクション・シーブの周りを巻回し、したが
って全接触角は約310〜330°である。高速のDWエレベー
タでは懸垂比を1:2とする。換言すれば、トラクション
・シーブおよびダイバータ・プーリから下方に向うロー
プは、エレベータ・ケージおよびつりあい重りに取り付
けられるのではなく、ホイストウエイの頂上近傍の外部
の固定された構造物に取り付けられる。エレベータ・ケ
ージおよびつりあい重りは転換点でロープに懸下され
る。これはロープの速度がエレベータ・ケージの速度の
2倍に等しいことを意味する。ロープの速度がこのよう
に高いと、エレベータ・ケージ内の騒音や振動が大きく
なる。騒音レベルを下げようとすると高価な防音装置が
必要となる。その理由は、高速で高級なエレベータは良
好な走行感を与えるものと期待されているからである。
DW懸垂にはこれ以外にも多くの欠点がある。1:2DW懸垂
では、ロープは12回も転換しなければならず、これはロ
ープ速度が高いこととあいまって、ロープを摩耗させた
り、ロープのワイヤに疲労破壊を生じさせたりする。そ
のうえ、トラクション・シーブはその周りに巻回されて
いる多数のロープ・ループによる重い半径方向の負荷を
受ける。このため当然、モータの選択にある種の制約を
受ける。さらに、いわゆるDW効果がある。これは、ロー
プ溝がある程度、摩耗した状態において、大きな力がト
ラクション・シーブとダイバータ・プーリとの間に作用
し、トラクション・シーブの軸を曲げようとする現象が
懸垂機構内に生ずることを意味する。
軽量の歯車で駆動されるエレベータで使用するように設
計されたロープ懸垂装置もある。一例はフィンランド特
許第56813号に記載されており、懸垂装置を備えるエレ
ベータが提案されている。この装置では少なくとも1個
のダイバータ・プーリを用いて次の方法で懸垂ロープを
誘導する。トラクション・シーブに向うロープはトラク
ション・シーブを出るロープと交差し、ロープとトラク
ション・シーブとの間の接触角度は210〜250°の範囲内
であり、ロープの交点とロープとトラクション・シーブ
の接点との間の距離はトラクション・シーブの直径の1.
9〜0.7倍に等しい。トラクション・シーブは、わずかに
傾斜しているが、これは、ロープが交点においてそれぞ
れ円滑に通過できるためである。しかし、ロープとトラ
クション・シーブの角度は具合がよくない。なぜなら、
ロープが横方向に引張られるため、その摩耗が激しいか
らである。
これと類似したロープ懸垂装置が英国特許公報第214822
9号に開示されているが、それによればロープ溝にポリ
ウレタン製の挿入物が設けられている。しかし、これは
大した解決策ではない。ポリウレタンは横方向の張力と
発生する熱のため急速に摩耗するからである。
目的 本発明の目的は、上述した欠点がなく、しかもロープと
トラクション・シーブとの間の摩耗が同じで、ロープの
寿命が長いロープ懸垂装置を得るにある。
発明の開示 この目的は次のような本発明により達成される。それ
は、トラクション・シーブがその中心を通る垂直線を軸
にして水平に回転しており、その角度は、垂直面に対す
るトラクション・シーブの傾斜角度に基本的に等しいこ
とを特徴とする。
本発明の好適な一実施例では、トラクション・シーブの
中心を通る垂直線に対する傾斜角度およびその垂直線を
軸にした水平方向の回転角度が1.2°であることを特徴
としている。
本発明のもう1つの好適な実施例では、トラクション・
シーブの位置、トラクションシーブの中心を通る垂直線
に対する傾斜およびその垂直線を軸にした水平方向の回
転は、懸垂ロープをトラクション・シーブからダイバー
タ・プーリの回転面の方向にダイバータ・プーリへ向か
わせるようになされていることを特徴としている。
本発明の別の好適な実施例では、エレベータの基床面を
基本的に水平面と平行にし、モータの前方支持体の支持
面(トラクション・シーブが位置する端を「前方」とす
る)を後方支持体の支持面より低くすることによりモー
タ軸を前傾させ、モータを水平基床に取り付けると、モ
ータ軸が水平面に対して傾き、このモータ軸に取り付け
られたトラクション・シーブが対応して垂直面に対して
傾き、エレベータ機械の基床およびモータ支持体は、エ
レベータ機械を正しい位置に固定する前にエレベータ機
械の組立体全体がエレベータ機械の基床上で水平方向に
回転できるように構成されていることを特徴とする。
実施例の説明 以下に添付図面を参照しながら好適な実施例を例にして
本発明を詳細に説明する。
第2図はフィンランド特許第56813号により設けられた
ロープ懸垂装置を具備するエレベータを示す。エレベー
タ・ケージ6は案内レール13に載置され、懸垂ロープ11
により持ち上げられる。エレベータ機械のトラクション
・シーブは符号4で示されている。懸垂ロープ11は、一
般には多数のロープを並列させて構成されるが、エレベ
ータ・ケージ6からトラクション・シーブ4に至り、ト
ラクション・シーブに巻回された後、エレベータ・ケー
ジとトラクション・シーブの間のロープと交差し、ダイ
バータ・プーリ5を経て、つりあい重り7に至る。この
ように懸垂ロープが交差する構造の場合、トラクション
・シーブとロープの間の接触角度は約235°である。
第5図の場合も懸垂ロープ11とトラクション・シーブ4
の間の接触角度は第2図の場合と同じである。異なる点
はダイバータ・プーリ9を付加したことで、これはトラ
クション・シーブ4とエレベータ・ケージ6の間のロー
プを誘導する機能を有する。このようにすると、懸垂ロ
ープはトラクション・シーブ4から正確に案内され、ロ
ープは交点を互いに通過するが、ロープ間の距離は非常
に近接していながらなお、互いに接触しない。この解決
法もフィンランド特許第56813号から既知である。
第6図は本発明により具体化されたエレベータのトラク
ション・シーブ4の一実施例の断面を示したものであ
る。ここではトラクション・シーブ上に並列した4本の
ロープと4本のロープ溝が設けられている。ロープの本
数は、当然、各場合の必要に応じて変えられる。DW懸垂
とは異なり、本発明はアンダカット3を設けた溝を用い
ている。好適なアンダカットの角度は約50〜90°であ
る。
図面から明らかなように、本発明に係るロープ懸垂装置
の懸垂比は一般に1:1である。すなわち、ロープの両端
はエレベータ・ケージおよびつりあい重りに直接、取り
付けられている。この結果ロープ速度が遅く、したがっ
てエレベータ・ケージ内の騒音および振動のレベルが低
い。また、設置コストも安く、ロープの寿命も長い(DW
懸垂の2〜3倍である)。他方、懸垂比を1:1にすると
鋼芯のロープを使用する必要がある。しかし、本発明は
懸垂比が1:1に限定されるものではなく、懸垂比が1:2の
装置にも適用できる。
本発明のロープ懸垂装置の基本的着想を第1図、第3図
および第4図により説明する。この種類における初期の
ロープ懸垂装置では、トラクション・シーブ4が所定の
角度αだけ垂直面(y軸)に対して傾斜しているのみで
ある。本発明では,トラクション・シーブはトラクショ
ン・シーブの中心を通る垂直線を軸にして水平方向にも
回転させてある。つまり、トラクション・シーブはx軸
に対しても同様に角度βを設けている。角度αとβは基
本的には等しい。この傾斜と水平方向での回転の角度は
実際には1.2°であるが、0.7〜1.7°の間のほかの値を
用いてもよい。この構成では、トラクション・シーブの
位置を適切に選択すると、懸垂ロープ11がトラクション
・シーブ4からダイバータ・プーリの回転面の方向に向
けてダイバータ・プーリ5へ至るシステムが得られる。
実際には、このトラクション・シーブの傾斜および水平
方向への回転は多くの方法で実現することができる。そ
の一つの可能な案は次のとおりである。すなわち、エレ
ベータ機械の基床面は基本的に水平面と平行にし、モー
タの前方支持体の支持面(トラクション・シーブが位置
する端を「前方」とする)を後方支持体の支持面よりも
低くすることによりモータ軸を前傾させる。これによっ
て、モータをエレベータ機械の水平基床に取り付ける
と、モータ軸は水平面に対して傾き、他方、モータ軸に
取り付けられたトラクション・シーブが対応して垂直面
に対して傾く。エレベータ機械の基床とモータ支持体
は、エレベータ機械を正しい位置に固定する前に、エレ
ベータ機械の組立体全体が基床の上で水平方向に回転で
きるように設計されている。
ダイバータ・プーリ5の位置は、ロープ11とこのダイバ
ータ・プーリの回転面との間に角度が全く存在しないよ
うにする。
第3図および第4図は、異なる位置から同じ装置を見た
ものであるが、わずかながら簡略化されている。
当業者ならば、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内で変更できることは明ら
かである。
本発明はエレベータ用ロープ懸垂装置に関し、このエレ
ベータ機械は、少なくとも基床8と、基床に取り付けら
れたモータと、モータ軸と、回転面が垂直軸に対して傾
斜するようにモータ軸に取り付けられたトラクション・
シーブ4と、少なくとも1個のダイバータ・プーリ5と
を備えている。懸垂ロープは、この懸垂装置内におい
て、エレベータ・ケージ6からトラクション・シーブ4
とダイバータ・プーリとの間のルートを経てトラクショ
ン・シーブ4に至り、ロープはトラクション・シーブを
巻回した後、トラクション・シーブの方に向かうロープ
と交差するルートを経てダイバータ・プーリに至る。つ
りあい重りは、ダイバータ・プーリから来るロープに懸
下される。本発明ではロープ懸垂において、トラクショ
ン・シーブが、その中心を通る垂直線を軸にして水平方
向に一定角度に回転しており、その回転角度は、垂直面
に対するトラクション・シーブ4の傾斜角度に基本的に
等しい。
効果 本発明は既知の従来技術に対していくつかの重要な利点
を与えるものである。これらの実際の利点の一つはトラ
クション・シーブに加わる半径方向の負荷がDW懸垂によ
る高速エレベータでの対応する負荷の半分にすぎないこ
とである。本発明ではロープは4回だけ転換するのみで
よいが、他方DW懸垂では転換回数は12回である。また、
本発明によれば、軽量のエレベータ・ケージおよび相当
に小さいモータが使用でき、これはエネルギーの消費が
少ないこと等を意味する。1:2の懸垂比を用いれば、同
じモータで一層大きな負荷を扱うことができる。それ
は、トラクション・シーブの半径方向の負荷が小さくな
り、ロープの転換回数が少なくなるからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により与えられるエレベータ機械およ
びロープ懸垂装置の斜視図、 第2図は、既知のタイプのエレベータの長手方向断面
図、 第3図は、本発明により与えられるエレベータ機械の上
面図、 第4図は、第3図に示す部分を異なる角度から見た図、 第5図は、第2図のエレベータの異なる構成例の図、 第6図は、本発明により与えられるエレベータのトラク
ション・シーブ上のロープ溝の図である。 主要部分の符号の説明 1……モータ 2……モータ軸 3……アンダカット 4……トラクション・シーブ 5.9……ダイバータ・プーリ 6……エレベータ・ケージ 7……つりあい重り 8……基床 10……前方支持体 11……懸垂ロープ 12……後方支持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ用ロープ懸垂装置であって、エ
    レベータ機械が、 少なくとも基床と、 該基床に取り付けられたモータと、 モータ軸と、 回転面が垂直軸に対して傾斜するように前記モータ軸に
    取り付けられたトラクション・シーブと、 少なくとも1個のダイバータ・プーリとを備え、 該懸垂装置内の懸垂ロープは、エレベータ・ケージから
    トラクション・シーブとダイバータ・プーリとの間のル
    ートを経てトラクション・シーブに向かい、 前記ロープは、トラクション・シーブを巻回した後、ト
    ラクション・シーブの方へ向かうロープと交差するルー
    トを経てダイバータ・プーリに至り、 つりあい重りが該ダイバータ・プーリから来るロープに
    懸垂されるエレベータ用ロープ懸垂装置において、 前記トラクション・シーブは、その中心を通る垂直線を
    軸にして水平方向に、トラクション・シーブの垂直面に
    対する傾斜角度と基本的に等しい角度に回転させてある
    ことを特徴とするエレベータ用ロープ懸垂装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、前記トラ
    クション・シーブの傾斜角度と水平方向の回転角度が1.
    2°であることを特徴とする懸垂装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
    前記トラクション・シーブの位置ならびに傾斜角度と水
    平方向の回転角度は、懸垂ロープがトラクション・シー
    ブからダイバータ・プーリの回転面の方向に向けてダイ
    バータ・プーリへと至るようになされていることを特徴
    とする懸垂装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の装置
    において、 前記エレベータ機械の基床は、水平面と基本的に平行で
    あって、 前記モータの前方支持体の支持面(トラクション・シー
    ブが位置する端を「前方」とする)を後方支持体の支持
    面よりも低くすることによりモータ軸に前傾させ、 前記モータをその水平基床に取り付けると、モータ軸に
    取り付けられているトラクション・シーブがそれに対応
    して垂直面に対して傾き、 前記エレベータ機械の基床およびモータ支持体は、エレ
    ベータ機械を正しい位置に固定する前にエレベータ機械
    の組立体全体がその基床上で水平に回転できるように構
    成されていることを特徴とする懸垂装置。
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