JPH0791028B2 - 昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置 - Google Patents
昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置Info
- Publication number
- JPH0791028B2 JPH0791028B2 JP10320891A JP10320891A JPH0791028B2 JP H0791028 B2 JPH0791028 B2 JP H0791028B2 JP 10320891 A JP10320891 A JP 10320891A JP 10320891 A JP10320891 A JP 10320891A JP H0791028 B2 JPH0791028 B2 JP H0791028B2
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- guide rod
- locking
- radial direction
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇降用油圧ジヤッキの係
止爪装置に関する。
止爪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】重量物の昇降用油圧ジヤッキとしては、
従来、例えば、図7縦断面図に示すような、特公昭51
−45858号で公告されたものが知られている。すな
わち、同図において、ジャッキは上下方向に延び多段的
に複数の係止段01が適宜間隔で形成された固定鉛直案
内ロッド02と、これの央部に同軸的に外挿された内筒
03とこれを囲繞する外筒04との間に挿入され上下方
向に移動することができる筒状ピストン06とから構成
された央部シリンダー07と、この若干上方に複数のボ
ルト08を介して連結されるとともに案内ロッド02が
中心孔を挿通する上部シリンダー09と、央部シリンダ
ー07のピストン06の下端に連結されるとともに案内
ロッド02が中心孔を挿通する下部シリンダー010と
から主として形成されている。ここで、011,012
はそれぞれ央部シリンダー07の上部給排油口,下部給
排油口、013,014はそれぞれ上部シリンダー0
9,下部シリンダー010の下部に形成された截頭円錐
形状のばね室、015,016はそれらの上部にばね0
17,018及び底板019,020を介して圧接され
るとともに中心部に案内ロッド02が挿通する中心孔付
截頭円錐状の係止爪、021,022はそれぞれ上部シ
リンダー09,下部シリンダー010の上部に形成され
た加圧室023,024に挿入され央部にピストンが突
設された中空ピストン棒で、その中心孔には案内ロッド
02が挿通し、下端はそれぞれ係止爪015,016の
上端に当接している。029,030はそれぞれ加圧室
023の上部給排油口、下部給排油口、031,032
はそれぞれ加圧室024の上部給排油口,下部給排油
口、033は央部シリンダー07の下端フランジ034
に吊子035を介して懸吊された荷重である。
従来、例えば、図7縦断面図に示すような、特公昭51
−45858号で公告されたものが知られている。すな
わち、同図において、ジャッキは上下方向に延び多段的
に複数の係止段01が適宜間隔で形成された固定鉛直案
内ロッド02と、これの央部に同軸的に外挿された内筒
03とこれを囲繞する外筒04との間に挿入され上下方
向に移動することができる筒状ピストン06とから構成
された央部シリンダー07と、この若干上方に複数のボ
ルト08を介して連結されるとともに案内ロッド02が
中心孔を挿通する上部シリンダー09と、央部シリンダ
ー07のピストン06の下端に連結されるとともに案内
ロッド02が中心孔を挿通する下部シリンダー010と
から主として形成されている。ここで、011,012
はそれぞれ央部シリンダー07の上部給排油口,下部給
排油口、013,014はそれぞれ上部シリンダー0
9,下部シリンダー010の下部に形成された截頭円錐
形状のばね室、015,016はそれらの上部にばね0
17,018及び底板019,020を介して圧接され
るとともに中心部に案内ロッド02が挿通する中心孔付
截頭円錐状の係止爪、021,022はそれぞれ上部シ
リンダー09,下部シリンダー010の上部に形成され
た加圧室023,024に挿入され央部にピストンが突
設された中空ピストン棒で、その中心孔には案内ロッド
02が挿通し、下端はそれぞれ係止爪015,016の
上端に当接している。029,030はそれぞれ加圧室
023の上部給排油口、下部給排油口、031,032
はそれぞれ加圧室024の上部給排油口,下部給排油
口、033は央部シリンダー07の下端フランジ034
に吊子035を介して懸吊された荷重である。
【0003】しかしなから、このような装置では、昇降
するのに案内ロッド02に嵌合する係止爪015又は0
16を外すためには、中空ピストン棒021又は022
を駆動して係止位置より係止爪015又は016を離す
必要があるので、この分余計に時間がかかり、従ってジ
ャッキの昇降速度が遅くなる欠点がある。
するのに案内ロッド02に嵌合する係止爪015又は0
16を外すためには、中空ピストン棒021又は022
を駆動して係止位置より係止爪015又は016を離す
必要があるので、この分余計に時間がかかり、従ってジ
ャッキの昇降速度が遅くなる欠点がある。
【0004】そこで、本出願人はさきに、特願平2−4
11478により「昇降用油圧ジヤッキ」を提案した。
すなわち、図8縦断面図に示すように、軸線方向に適宜
間隔で切欠036が多段的に凹設された鉛直案内ロッド
037に上部ロック用シリンダー038,央部シリンダ
ー039及び下部ロック用シリンダー040からなる昇
降機が同軸的に外挿されてなる昇降用油圧ジヤッキにお
いて、上半部シリンダー041と下半部シリンダー04
2とが上下対称的に連結されてなる央部シリンダー03
9と、上半部シリンダー041と下半部シリンダー04
2の上端同士を互いに接続する連絡管043と、上半部
シリンダー041の中空ピストン044に連結された上
部ロック用シリンダー038と、下半部シリンダー04
2の中空ピストン045に連結された下部ロック用シリ
ンダー040と、上部ロック用シリンダー038、下部
ロック用シリンダー040にそれぞれ配置され中空ピス
トン046,047の昇降により斜めに昇降して内側下
隅角を切欠036に嵌脱する係止爪048とを具えたも
のである。しかしながら、このような装置では、荷重を
受けた状態で係止爪048が案内ロッド037の切欠0
36から外れる惧れがある。
11478により「昇降用油圧ジヤッキ」を提案した。
すなわち、図8縦断面図に示すように、軸線方向に適宜
間隔で切欠036が多段的に凹設された鉛直案内ロッド
037に上部ロック用シリンダー038,央部シリンダ
ー039及び下部ロック用シリンダー040からなる昇
降機が同軸的に外挿されてなる昇降用油圧ジヤッキにお
いて、上半部シリンダー041と下半部シリンダー04
2とが上下対称的に連結されてなる央部シリンダー03
9と、上半部シリンダー041と下半部シリンダー04
2の上端同士を互いに接続する連絡管043と、上半部
シリンダー041の中空ピストン044に連結された上
部ロック用シリンダー038と、下半部シリンダー04
2の中空ピストン045に連結された下部ロック用シリ
ンダー040と、上部ロック用シリンダー038、下部
ロック用シリンダー040にそれぞれ配置され中空ピス
トン046,047の昇降により斜めに昇降して内側下
隅角を切欠036に嵌脱する係止爪048とを具えたも
のである。しかしながら、このような装置では、荷重を
受けた状態で係止爪048が案内ロッド037の切欠0
36から外れる惧れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、嵌脱時間が短く、かつ
嵌脱が確実な、従って昇降速度及び安全性に優れた昇降
用油圧ジヤッキの係止爪装置を提供することを目的とす
る。
事情に鑑みて提案されたもので、嵌脱時間が短く、かつ
嵌脱が確実な、従って昇降速度及び安全性に優れた昇降
用油圧ジヤッキの係止爪装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は鉛
直支柱に適宜間隔で配設され下部の軸径をそれぞれ漸減
するコーン部により複数の環状ステップ状の係止段が形
成された固定案内ロッドに嵌脱ブロックを内蔵する上下
1対の可動円筒部材を外挿し、両可動円筒部材を交互に
移動する昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置において、上
記案内ロッドの係止段に同軸的に等間隔で配設されそれ
ぞれ互いに平行で外向き半径方向に下り勾配の傾斜頂面
及び傾斜底面を有すると共に内端に上記コーン部に当接
する傾斜面を有し、更に上記各傾斜底面の内端角部に水
平底面を有する複数の係合ブロックと、上記固定案内ロ
ッドに外挿される中心孔を有すると共に上記中心孔に等
間隔で外向半径方向に下り勾配で延び内部にそれぞれ上
記係合ブロックを摺動自在に内蔵する複数の傾斜ガイド
孔を有する鉛直可動円筒部材と、上記鉛直可動円筒部材
に内蔵され圧油の給排により上記各係合ブロックを一斉
に内向半径方向,外向半径方向に上記傾斜ガイド孔に沿
って移動する係合ブロック移動部材とを具えたことを特
徴とする。
直支柱に適宜間隔で配設され下部の軸径をそれぞれ漸減
するコーン部により複数の環状ステップ状の係止段が形
成された固定案内ロッドに嵌脱ブロックを内蔵する上下
1対の可動円筒部材を外挿し、両可動円筒部材を交互に
移動する昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置において、上
記案内ロッドの係止段に同軸的に等間隔で配設されそれ
ぞれ互いに平行で外向き半径方向に下り勾配の傾斜頂面
及び傾斜底面を有すると共に内端に上記コーン部に当接
する傾斜面を有し、更に上記各傾斜底面の内端角部に水
平底面を有する複数の係合ブロックと、上記固定案内ロ
ッドに外挿される中心孔を有すると共に上記中心孔に等
間隔で外向半径方向に下り勾配で延び内部にそれぞれ上
記係合ブロックを摺動自在に内蔵する複数の傾斜ガイド
孔を有する鉛直可動円筒部材と、上記鉛直可動円筒部材
に内蔵され圧油の給排により上記各係合ブロックを一斉
に内向半径方向,外向半径方向に上記傾斜ガイド孔に沿
って移動する係合ブロック移動部材とを具えたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】案内ロッドに係止爪が嵌合しているとき、それ
に作用する荷重をFとすると、係止爪ブロックはFco
sQ2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付ける。ま
た、係止爪ブロックに作用する圧縮ばねの押上力をP1
とすると、係止爪ブロックはP1 cosQ3 ・sinQ
3 の力で案内ロッドを押付ける。更に、案内ロッドから
係止爪ブロックを離脱するとき、油圧により離脱カムに
押下力P2 を加えると、係止爪ブロックはP2 cosQ
3 ・sinQ3 の力で案内ロッドから引離されるが、そ
の際この力は上記の力FcosQ2 ・sinQ2 より小
さく設計されており、従って嵌合中は誤信号があっても
離脱は生じない。そして、案内ロッドから係止爪ブロッ
クを離脱するとき、その形状から係止爪ブロックの持上
げ最小移動量が小さくて済むようになる。
に作用する荷重をFとすると、係止爪ブロックはFco
sQ2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付ける。ま
た、係止爪ブロックに作用する圧縮ばねの押上力をP1
とすると、係止爪ブロックはP1 cosQ3 ・sinQ
3 の力で案内ロッドを押付ける。更に、案内ロッドから
係止爪ブロックを離脱するとき、油圧により離脱カムに
押下力P2 を加えると、係止爪ブロックはP2 cosQ
3 ・sinQ3 の力で案内ロッドから引離されるが、そ
の際この力は上記の力FcosQ2 ・sinQ2 より小
さく設計されており、従って嵌合中は誤信号があっても
離脱は生じない。そして、案内ロッドから係止爪ブロッ
クを離脱するとき、その形状から係止爪ブロックの持上
げ最小移動量が小さくて済むようになる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図7と同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示
し、まず、図1縦断面図において、1は平面的に6個の
扇状係止爪ブロック2が協働してほぼ環状に配列された
係止爪ブロック群で、これは係止爪装置本体3内で等間
隔で傘骨状に外向き半径方向に下り勾配の傾斜ガイド孔
に摺動することにより案内ロッド02の係止段01に嵌
脱可能になっている。4は装置本体3の底部中心孔内に
弾装された圧縮ばね5の上端に挿入された中空ピスト
ン、6は下端部が中空ピストン4の上端部の肩に等間隔
でそれぞれ固定された複数の支柱で、隣合う支柱6,6
の上端の間にはそれぞれ円弧状で係止爪ブロック2の円
錐状外周面に摺動可能の円弧状押板7が外向き半径方向
上り勾配で両端支持されている。8は長孔を貫通する複
数のスタッドボルト9を介して係止爪ブロック2に固定
された離脱カム、10は中空ピストン4の外周面に圧油
を給排する給排油口である。次に、図2部分拡大図及び
図3平面図において、11は案内ロッド02の係止段0
1に当接する係止爪ブロック2の水平底面である。13
は案内ロッド02のコーンガイド部035aに当接する
係止爪ブロック2の内周面で、これは外向き半径方向に
急な上り勾配となっている。15は装置本体3から荷重
を受ける係止爪ブロック2の傾斜頂面で、これは外向き
半径方向に下り勾配となっている。16は係止爪ブロッ
ク2の水平底面11に連続する傾斜底面で、これは傾斜
頂面15と平行面となっている。17は押板7との摺接
面を形成する係止爪ブロック2の外周面で、これは外向
き半径方向に上り勾配となっている。
と、図7と同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示
し、まず、図1縦断面図において、1は平面的に6個の
扇状係止爪ブロック2が協働してほぼ環状に配列された
係止爪ブロック群で、これは係止爪装置本体3内で等間
隔で傘骨状に外向き半径方向に下り勾配の傾斜ガイド孔
に摺動することにより案内ロッド02の係止段01に嵌
脱可能になっている。4は装置本体3の底部中心孔内に
弾装された圧縮ばね5の上端に挿入された中空ピスト
ン、6は下端部が中空ピストン4の上端部の肩に等間隔
でそれぞれ固定された複数の支柱で、隣合う支柱6,6
の上端の間にはそれぞれ円弧状で係止爪ブロック2の円
錐状外周面に摺動可能の円弧状押板7が外向き半径方向
上り勾配で両端支持されている。8は長孔を貫通する複
数のスタッドボルト9を介して係止爪ブロック2に固定
された離脱カム、10は中空ピストン4の外周面に圧油
を給排する給排油口である。次に、図2部分拡大図及び
図3平面図において、11は案内ロッド02の係止段0
1に当接する係止爪ブロック2の水平底面である。13
は案内ロッド02のコーンガイド部035aに当接する
係止爪ブロック2の内周面で、これは外向き半径方向に
急な上り勾配となっている。15は装置本体3から荷重
を受ける係止爪ブロック2の傾斜頂面で、これは外向き
半径方向に下り勾配となっている。16は係止爪ブロッ
ク2の水平底面11に連続する傾斜底面で、これは傾斜
頂面15と平行面となっている。17は押板7との摺接
面を形成する係止爪ブロック2の外周面で、これは外向
き半径方向に上り勾配となっている。
【0009】このような装置において、係止爪ブロック
2と離脱カム8とはスタッドボルト9により適宜のすき
まを存して一体的に組立てられ、このすきまに隣り合う
2本の支柱6が緩く摺接自在に内挿されており、係止爪
ブロック2の案内ロッド02の係止段01への嵌合は、
図1の右半分に示すように、圧縮ばね5により押上げら
れた中空ピストン4及び支柱6を介して押板7が係止爪
ブロック2を押上げることにより行われる。また、係止
爪ブロック2の案内ロッド02の係止段01からの離脱
は、図1の左半分及び図4部分拡大図に示すように、ま
ず図示省略の昇降手段で装置本体3を若干(図5のa)
上昇させたのち、給排油口10から中空ピストン4の下
端フランジに圧油を供給し、中空ピストン4を圧縮ばね
5に抗して押下げ、支柱6,押板7等を介して係止爪ブ
ロック2を引下げることにより行う。上記各状態の力学
的関係を図5部分拡大図について示すと、嵌合時は荷重
Fが傾斜頂面15に作用すると、係止爪ブロック2はF
cosQ2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付けるの
で、係止爪ブロック2の離脱はこの力以上を与えないと
生ぜず、従って離脱装置の出力は荷重Fの最小値をジャ
ッキの自重として計算した押付力以下に抑えることがで
き、更に圧縮ばね5の係止爪ブロック2の外周面17へ
の押上力P1 により係止爪ブロック2はP1 cosQ3
・sinQ3 の力で案内ロッドを押付ける。また、離脱
時は油圧により離脱カム8に押下力P2 が作用すると、
離脱カム8はP2 cosQ3 ・sinQ3 の力で係止爪
ブロック2を外向き半径方向に離脱させようとするが、
この力は上記の力FcosQ2 ・sinQ2 より小さく
設計されているので、嵌合中は誤って離脱信号を加えて
もロック状態が保持され、係止爪ブロック2が係止段0
1から離脱することはない。この係止爪ブロック2を外
すには、荷重Fを一旦下部の係止爪ブロック(図6)で
受けたのち、装置本体3をaだけ持上げると、上部の係
止爪ブロック2による案内ロッド押付力FcosQ2 ・
sinQ2 がゼロとなるので、上部の係止爪ブロック2
はその自重だけでも外れるようになり、そのときの持上
げ最小移動量aは角度Q2 で決まる寸法である。なお、
図6縦断面図は本係止爪装置を油圧ジャッキ18の上下
端にそれぞれ連結したものを案内ロッド02に同軸的に
装着して形成した昇降装置を示し、19は昇降床であ
る。
2と離脱カム8とはスタッドボルト9により適宜のすき
まを存して一体的に組立てられ、このすきまに隣り合う
2本の支柱6が緩く摺接自在に内挿されており、係止爪
ブロック2の案内ロッド02の係止段01への嵌合は、
図1の右半分に示すように、圧縮ばね5により押上げら
れた中空ピストン4及び支柱6を介して押板7が係止爪
ブロック2を押上げることにより行われる。また、係止
爪ブロック2の案内ロッド02の係止段01からの離脱
は、図1の左半分及び図4部分拡大図に示すように、ま
ず図示省略の昇降手段で装置本体3を若干(図5のa)
上昇させたのち、給排油口10から中空ピストン4の下
端フランジに圧油を供給し、中空ピストン4を圧縮ばね
5に抗して押下げ、支柱6,押板7等を介して係止爪ブ
ロック2を引下げることにより行う。上記各状態の力学
的関係を図5部分拡大図について示すと、嵌合時は荷重
Fが傾斜頂面15に作用すると、係止爪ブロック2はF
cosQ2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付けるの
で、係止爪ブロック2の離脱はこの力以上を与えないと
生ぜず、従って離脱装置の出力は荷重Fの最小値をジャ
ッキの自重として計算した押付力以下に抑えることがで
き、更に圧縮ばね5の係止爪ブロック2の外周面17へ
の押上力P1 により係止爪ブロック2はP1 cosQ3
・sinQ3 の力で案内ロッドを押付ける。また、離脱
時は油圧により離脱カム8に押下力P2 が作用すると、
離脱カム8はP2 cosQ3 ・sinQ3 の力で係止爪
ブロック2を外向き半径方向に離脱させようとするが、
この力は上記の力FcosQ2 ・sinQ2 より小さく
設計されているので、嵌合中は誤って離脱信号を加えて
もロック状態が保持され、係止爪ブロック2が係止段0
1から離脱することはない。この係止爪ブロック2を外
すには、荷重Fを一旦下部の係止爪ブロック(図6)で
受けたのち、装置本体3をaだけ持上げると、上部の係
止爪ブロック2による案内ロッド押付力FcosQ2 ・
sinQ2 がゼロとなるので、上部の係止爪ブロック2
はその自重だけでも外れるようになり、そのときの持上
げ最小移動量aは角度Q2 で決まる寸法である。なお、
図6縦断面図は本係止爪装置を油圧ジャッキ18の上下
端にそれぞれ連結したものを案内ロッド02に同軸的に
装着して形成した昇降装置を示し、19は昇降床であ
る。
【0010】このような、実施例の装置によれば、案内
ロッドの係止段に当接可能にかつ同軸的に配設された複
数の平面形状が扇型の係止爪ブロックと、上記係止爪ブ
ロックの一部を形成し、互いに平行で外向き半径方向に
下り勾配の傾斜頂面及び傾斜底面と、上記各傾斜底面の
内周側端にそれぞれ形成された水平底面と、上記各係止
爪ブロックをそれぞれ半径方向に摺動する機構が付設さ
れた複数の支柱と、上記各支柱を支持する中空ピストン
が載置された圧縮ばねとを設けているので、下記効果が
奏せられる。 (1) 案内ロッドに係止爪が嵌合しているとき、それに作
用する荷重をFとすると、係止爪ブロックはFcosQ
2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付け、従って嵌合
の確実性が高く、安全性が向上する。 (2) また、案内ロッドに係止爪ブロックが嵌合している
とき、それに作用する圧縮ばねの押上力をP1 とする
と、係止爪ブロックはP1cosQ3 ・sinQ3 の力
で案内ロッドを押付け、従って更に嵌合の確実性が高く
なり、安全性が向上する。 (3) 案内ロッドから係止爪ブロックを離脱するとき、荷
重Fを他の昇降用油圧ジャッキの係止爪で受けたのちに
行い、従って安全性が向上する。 (4) また、案内ロッドから係止爪ブロックを離脱すると
き、油圧により離脱カムに押下力P2 を加えると、係止
爪ブロックはP2 cosQ3 ・sinQ3 の力で案内ロ
ッドから引離されるが、その際この力は上記の力Fco
sQ2 ・sinQ2 より小さく設計されており、従って
嵌合中は誤信号があっても離脱は生じない故安全性が向
上する。 (5) 更に、案内ロッドから係止爪ブロックを離脱すると
き、その形状から係止爪ブロックの持上げ最小移動量が
小さくて済み、従って昇降速度が向上する。 (6) 本実施例の係止爪装置を本出願人がさきに提案した
昇降用油圧ジャッキに適用した図6の装置によれば、昇
降動作が連続的になるとともに安全性が向上し、従って
装置の用途が拡大する。
ロッドの係止段に当接可能にかつ同軸的に配設された複
数の平面形状が扇型の係止爪ブロックと、上記係止爪ブ
ロックの一部を形成し、互いに平行で外向き半径方向に
下り勾配の傾斜頂面及び傾斜底面と、上記各傾斜底面の
内周側端にそれぞれ形成された水平底面と、上記各係止
爪ブロックをそれぞれ半径方向に摺動する機構が付設さ
れた複数の支柱と、上記各支柱を支持する中空ピストン
が載置された圧縮ばねとを設けているので、下記効果が
奏せられる。 (1) 案内ロッドに係止爪が嵌合しているとき、それに作
用する荷重をFとすると、係止爪ブロックはFcosQ
2 ・sinQ2 の力で案内ロッドを押付け、従って嵌合
の確実性が高く、安全性が向上する。 (2) また、案内ロッドに係止爪ブロックが嵌合している
とき、それに作用する圧縮ばねの押上力をP1 とする
と、係止爪ブロックはP1cosQ3 ・sinQ3 の力
で案内ロッドを押付け、従って更に嵌合の確実性が高く
なり、安全性が向上する。 (3) 案内ロッドから係止爪ブロックを離脱するとき、荷
重Fを他の昇降用油圧ジャッキの係止爪で受けたのちに
行い、従って安全性が向上する。 (4) また、案内ロッドから係止爪ブロックを離脱すると
き、油圧により離脱カムに押下力P2 を加えると、係止
爪ブロックはP2 cosQ3 ・sinQ3 の力で案内ロ
ッドから引離されるが、その際この力は上記の力Fco
sQ2 ・sinQ2 より小さく設計されており、従って
嵌合中は誤信号があっても離脱は生じない故安全性が向
上する。 (5) 更に、案内ロッドから係止爪ブロックを離脱すると
き、その形状から係止爪ブロックの持上げ最小移動量が
小さくて済み、従って昇降速度が向上する。 (6) 本実施例の係止爪装置を本出願人がさきに提案した
昇降用油圧ジャッキに適用した図6の装置によれば、昇
降動作が連続的になるとともに安全性が向上し、従って
装置の用途が拡大する。
【0011】
【発明の効果】要するに本発明によれば、鉛直支柱に適
宜間隔で配設され下部の軸径をそれぞれ漸減するコーン
部により複数の環状ステップ状の係止段が形成された固
定案内ロッドに嵌脱ブロックを内蔵する上下1対の可動
円筒部材を外挿し、両可動円筒部材を交互に移動する昇
降用油圧ジヤッキの係止爪装置において、上記案内ロッ
ドの係止段に同軸的に等間隔で配設されそれぞれ互いに
平行で外向き半径方向に下り勾配の傾斜頂面及び傾斜底
面を有すると共に内端に上記コーン部に当接する傾斜面
を有し、更に上記各傾斜底面の内端角部に水平底面を有
する複数の係合ブロックと、上記固定案内ロッドに外挿
される中心孔を有すると共に上記中心孔に等間隔で外向
半径方向に下り勾配で延び内部にそれぞれ上記係合ブロ
ックを摺動自在に内蔵する複数の傾斜ガイド孔を有する
鉛直可動円筒部材と、上記鉛直可動円筒部材に内蔵され
圧油の給排により上記各係合ブロックを一斉に内向半径
方向,外向半径方向に上記傾斜ガイド孔に沿って移動す
る係合ブロック移動部材とを具えたことにより、嵌脱時
間が短く、かつ嵌脱が確実な、従って昇降速度及び安全
性に優れた昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
宜間隔で配設され下部の軸径をそれぞれ漸減するコーン
部により複数の環状ステップ状の係止段が形成された固
定案内ロッドに嵌脱ブロックを内蔵する上下1対の可動
円筒部材を外挿し、両可動円筒部材を交互に移動する昇
降用油圧ジヤッキの係止爪装置において、上記案内ロッ
ドの係止段に同軸的に等間隔で配設されそれぞれ互いに
平行で外向き半径方向に下り勾配の傾斜頂面及び傾斜底
面を有すると共に内端に上記コーン部に当接する傾斜面
を有し、更に上記各傾斜底面の内端角部に水平底面を有
する複数の係合ブロックと、上記固定案内ロッドに外挿
される中心孔を有すると共に上記中心孔に等間隔で外向
半径方向に下り勾配で延び内部にそれぞれ上記係合ブロ
ックを摺動自在に内蔵する複数の傾斜ガイド孔を有する
鉛直可動円筒部材と、上記鉛直可動円筒部材に内蔵され
圧油の給排により上記各係合ブロックを一斉に内向半径
方向,外向半径方向に上記傾斜ガイド孔に沿って移動す
る係合ブロック移動部材とを具えたことにより、嵌脱時
間が短く、かつ嵌脱が確実な、従って昇降速度及び安全
性に優れた昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の係止爪ブロックの嵌合状態を示す部分拡
大である。
大である。
【図3】図2の部分平面図である。
【図4】図1の係止爪ブロックの離脱状態を示す部分拡
大図である。
大図である。
【図5】図1の係止爪ブロックに作用する力の力学的関
係を説明する部分拡大図である。
係を説明する部分拡大図である。
【図6】本発明の係止爪装置を適用した昇降装置を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】公知の昇降用油圧ジャッキを示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】本出願人がさきに提案した「昇降用油圧ジャッ
キ」を示す縦断面図である。
キ」を示す縦断面図である。
1 係止爪ブロック群 2 係止爪ブロック 3 装置本体 4 中空ピストン 5 圧縮ばね 6 支柱 7 押板 8 離脱カム 9 ボルト 10 給排油口 11 水平底面 13 内周面 15 傾斜頂面 16 傾斜底面 17 外周面 18 油圧ジャッキ 19 昇降床 01 係止段 02 案内ロッド 035a コーンガイド部 a 最小移動量 F 荷重 P1 押上力 P2 押下力 Q1 角度 Q2 角度 Q3 角度
Claims (1)
- 【請求項1】 鉛直支柱に適宜間隔で配設され下部の軸
径をそれぞれ漸減するコーン部により複数の環状ステッ
プ状の係止段が形成された固定案内ロッドに嵌脱ブロッ
クを内蔵する上下1対の可動円筒部材を外挿し、両可動
円筒部材を交互に移動する昇降用油圧ジヤッキの係止爪
装置において、上記案内ロッドの係止段に同軸的に等間
隔で配設されそれぞれ互いに平行で外向き半径方向に下
り勾配の傾斜頂面及び傾斜底面を有すると共に内端に上
記コーン部に当接する傾斜面を有し、更に上記各傾斜底
面の内端角部に水平底面を有する複数の係合ブロック
と、上記固定案内ロッドに外挿される中心孔を有すると
共に上記中心孔に等間隔で外向半径方向に下り勾配で延
び内部にそれぞれ上記係合ブロックを摺動自在に内蔵す
る複数の傾斜ガイド孔を有する鉛直可動円筒部材と、上
記鉛直可動円筒部材に内蔵され圧油の給排により上記各
係合ブロックを一斉に内向半径方向,外向半径方向に上
記傾斜ガイド孔に沿って移動する係合ブロック移動部材
とを具えたことを特徴とする昇降用油圧ジヤッキの係止
爪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320891A JPH0791028B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320891A JPH0791028B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308196A JPH04308196A (ja) | 1992-10-30 |
| JPH0791028B2 true JPH0791028B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=14348095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10320891A Expired - Lifetime JPH0791028B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 昇降用油圧ジヤッキの係止爪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791028B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8011098B2 (en) * | 2008-08-19 | 2011-09-06 | Vorhies Roger W | Wind turbine erector |
| WO2013118297A1 (ja) | 2012-02-10 | 2013-08-15 | 三菱重工業株式会社 | ナセルを持ち上げる方法、ナセル持ち上げ機構、タワー、及び、風力発電装置 |
| CN118492880B (zh) * | 2024-05-15 | 2024-10-11 | 辽宁北方华丰特种化工有限公司 | 一种桥丝定位压装机构 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP10320891A patent/JPH0791028B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04308196A (ja) | 1992-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960319 |