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JPH0791167B2 - 除草剤組成物 - Google Patents
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JPH0791167B2 - 除草剤組成物 - Google Patents

除草剤組成物

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JPH0791167B2
JPH0791167B2 JP61202759A JP20275986A JPH0791167B2 JP H0791167 B2 JPH0791167 B2 JP H0791167B2 JP 61202759 A JP61202759 A JP 61202759A JP 20275986 A JP20275986 A JP 20275986A JP H0791167 B2 JPH0791167 B2 JP H0791167B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は除草剤組成物、特に浸透除草剤組成物に関する
ものである。
グリフォセート(glyphosate)およびその種類の可溶性
塩の独特の除草特性はよく知られている。グロスバード
(Grossbard)とアトキンソン(Atkinson)が“THE He
rbicide Glyphosate"Butterworths,Boston,1985,およ
びJ.E.フランツ(Franz)が米国特許第3,799,758号に報
告するところによれば、グリフォセートは、一年生およ
び多年性植物の両方の広い種類に高い活性を有する、広
範囲の非選択性の発芽後除草剤である。グリフォセート
それ自体、あるいは極めて広い範囲の多いグリフォセー
トの誘導体およびフランツによる、ハロゲン、ヒドロキ
シ、チオ、アンモニウム、モノ−およびジ−アルキルア
ミン基を有する同族体、ヒドロキシ−アルキル、アルケ
ニルアミン、ハイドロカービル、ハイドロカーボンオキ
シハイドロカービル、ハロハイドロカービルおよびハロ
−ハイドロカーボンオキシハイドロカービルエステルと
チオエステル同族体、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、銅、亜鉛、マンガン、ニッケル−オキシを含む金属
−オキシ,アミノオキシ、有機アミノオキシ同族体およ
び/または強酸塩の誘導体とその同族体のいずれか一つ
として製造し、適用することができる。
フランツによれば、特にアルカリ、アルカリ土類、アン
モニウムおよび有機アミン塩が好ましい。
イソプロピルアミン塩はモンサント・ケミカル・コンパ
ニーによってラウンウドアップ (Roundup )として
市販されている。
グロスバードらによれば、特にグリフォセートは、植物
の葉と接触すると、植物の根、根茎および端分裂組織に
移動し、浸透性により例えばリゾムソーグムヘレペンス
(rhyzome sorghum halense)、アグロピロンリペン
ス(Agropyronrepens)、サーシウムアーベンス(cirsi
um arvense)、キプロス種、(cyprus SPP.)、C.ダ
クチロン(C.dactylon)等のような多くの低抗性多年性
雑草を全滅させるに至る。グリフォセートそれ自体は、
種々の植物において活性であることから、比較的広い除
草効用を有する。グリフォセートは、永続性のない浸透
除草剤であり土の微生物によって容易に新陳代謝されリ
ン酸、アンモニア、二酸化炭素を含む植物の栄養分を形
成する。したがって、グリフォセートは多くの他の除草
剤に比較して環境的に魅力がある。
これらの理由から、グリフォセート含有の除草剤は100
カ国以上の国々において市販されており、農作物栽培好
適地、農園、果樹園、工業地域、休養地および家庭にお
いて望まれていない植生を防除するために使用されてい
る。
しかし、自然界のすべてのものと同様に、常に改良の余
地が存在する。グリフォセートは、極めて活性であり、
広範囲の浸透性のある、比較的、環境的に安全な除草剤
ではあるが、その25℃における水に対する溶解度はわず
かに1.2重量%であり、その多数の同族体および塩は、
ごくわずかに溶けるにすぎないかまたは、本質的に水と
有機溶剤に溶けない。たとえば、フランツはグリフォセ
ート−塩酸の“塩”が、本質的に水およびテトラヒドロ
フランのどちらにも溶けないということを例示した。
グリフォセートは高価であり、イソプロピルアミン塩と
して推薦される薬量で散布する場合、全ての植物種を完
全には防除できず、また最大の防除は、植物種、投薬量
等により左右されるが1週間から3週間においては生じ
ない。さらに、フランツによって好ましいとされた多く
の有機アミン塩は、出発化合物自身によっては示されな
いマイナスの環境的効果を有する。例えば、そのイソプ
ロピルアミン塩は魚類に対して有害であり、少なくとも
アメリカ合衆国においては、水生の植生に使用すること
は認められていない。使用しうる(水溶性)化合物にお
ける分子の活性部分即ちグリフォセートの部分は、弱ア
ルカリ性の環境においてさえ比較的、化学的に不安定で
ある。このようにしてグリフォセートは弱アルカリ中に
おいて加水分解され、このことによって若干の例で植生
を防除することに対するその欠点を説明することができ
る。
植生の上に積もる無機ダスト(Mineral dust)は一般
にアルカリ性であり、その環境において生じ得る加水分
解(おそらくう化合物中のアミド結合における)がグリ
フォセートを除草剤として失活する。
数人の研究者は、グリフォセートおよびその化合物の除
草活性が他の化合物と組成物を作ることにより或る点で
増強され得るということを見出した。たとえば、グロス
バードとアトキンソンは、特に前記文献226頁において
好適な条件の下で、アンモニウム塩例えば硫酸アンモニ
ウムが、ある種の水溶性グリフォセート誘導体含有の水
溶性で葉に散布する除草剤の植物毒性を増強することが
できるということを報告している。
グロスバードらによれば、これらの効果はアンモニウム
塩例えば硫酸アンモニウムを適切な界面活性剤と組み合
わせる場合に特に顕著である(前記文献228頁参照)。
他の数種の組成物の効果も調査された。たとえば、グロ
スバードらは、硫酸アンモニウム以外のアンモニウム塩
が、別の研究において、改良された除草効果を示したこ
と、およびこれらの効果が、硫酸アンモニウムを用いた
他の場合に認められた効果より劣るということを前記文
献229頁において報告した。
彼等は、またシ.ロータンダス(C.rotundas)における
1つのテストにおいて、グリフォセートの活性におけ
る、わずかな改良が組成物に尿素を添加する際に観察さ
れたことも報告している。他の研究者たちはアンモニウ
ム塩のような他の成分の存在下あるいは不存在下におけ
る親水性および親油性界面活性剤の相対的な効果を研究
した(グロスバードら、前記文献228頁参照)。伝えら
れるところによれば、オルトリン酸およびシュウ酸のよ
うな多塩基酸は、ある種の水溶性グリフォセート誘導体
とともに使用すると、アグロピロンリペンス(Agropyro
n repense)の防除に関して改良を示す(グロスバード
ら、前記文献230頁参照)。あらかじめ試験されたアン
モニウム塩、界面活性剤、多塩基酸および他の添加剤の
正確な作用の形式は確実には知られてなく、一方ある種
のアンモニウム塩が、植物の膜組織の透過性を変化させ
るが移動に直接影響を与えず、多塩基酸がカルシウムの
ような金属を封鎖および/または不動化することにより
イソプロピルアミンの活性を改善することができること
が提案された(前記文献230頁参照)。しかしながら、
フランツによれば、グリフォセートの化合物および組成
物の除草効果自体はその塩の型、即ちグリフォセート対
イオンによっては影響を及ぼさない。従って、グロスバ
ードらによって発表されたグリフォセートの発見、発
達、化学を扱っている章の中で、フランツはグリフォセ
ートは葉の組織中への浸透後「最初一価のアニオン型で
アポプラスト(apoplast)中に存在し、二価のアニオン
として篩管部を経て移動させられる。グリフォセートの
酸および多数のその可溶性塩の同様の除草効果は、その
対イオンが組成物の溶解度には影響を及ぼすが、全体の
生物活性には影響を及ぼさない。」ということを述べて
いる(グロスバードら、前記文献9頁) 簡単に言えば、本発明は新規な水溶性液体である、グリ
フォセート、硫酸および次式 R1−CX−R2 (式中のXは酸素原子または硫黄原子、R1およびR2は個
々に水素原子、1価の有機残基、NR3R4またはNR5で、R1
とR2の少なくとも1つはNR3R4またはNR5で、R3およびR4
は個々に水素原子または1価の有機残基、R5は2価の有
機残基を示す。)で表わされるカルコゲン化合物の除草
剤組成物を提供する。
これらの組成物は、グリフォセート、またはその誘導体
と硫酸の反応性生成物および/またはグリフォセート、
硫酸と上述のカルコゲン化合物の反応生成物を含む(ま
たは、溶媒を蒸発し生成する)。
これらの組成物は、グリフォセートおよびその同族体お
よび、上記フランツによって好ましいとされた金属塩お
よびアミン塩を含む誘導体、および市場で入手し得る水
溶性有機アミン塩(例えば、Roundup )に比較して多
くの利点を有する。硫酸が含まれる組成物は、グリフォ
セートより著しく可溶性であり、イソプロピルアミン塩
のようなアミン塩より著しく化学的に安定であり、低毒
性であり、製造費が安価であり、また、さらに広い範囲
の植生に対して活性である。グリフォセート−硫酸−カ
ルコゲン化合物を含む組成物は固体か液体のどちらかで
あり、これを用いると環境および魚類のような動物に有
毒であるイソプロピルアミン塩のような高価な有機アミ
ン誘導体の必要性をなくする。尚かかる組成物は、濃厚
で、水溶性で、化学的に安定で、速効性で(fast−acti
ng)、広範囲の微生物に効果をもち、腐蝕性がない容易
に製造、出荷、保管、使用できる除草剤組成物をも提供
する。したがって、これらの組成物および方法は、除草
剤の価格および毒性および使用されるべき物質の量を減
少させることにより植物防除に伴なう環境および健康の
危険と、費用を減少する。また、グリフォセートは、腐
蝕性を含む硫酸のいくつかの特性を弱くするということ
も見出した。
新規な組成物はより速効性で、より広範囲の除草剤であ
り、これは、有機アミン−グリフォセート組成物では適
切に防除できなかった種類の迅速で完全な防除を提供す
る。要するに、これらはグリフォセート成分が活性であ
る種類の範囲を広げる。特に、本発明の組成物は広葉植
物の防除に関して、他のグリフォセート含有組成物より
活性である。かかる組成物または、他のグリフォセート
含有組成物より化学的に安定であるがこの理由はこれら
の組成物は、散布装置および水希釈において、ほこりま
みれの植物の上に存在し得るアルカリ性の条件下におけ
るグリフォセートの加水分解に帰因する他の場合に生ず
る活性の損失を最小にするからである。
新規な組成物中のグリフォセートの化学的安定性および
明白な薬効増大は、一部分、酸および尿素成分によるグ
リフォセートの活性の直接的な強化および硫酸成分によ
って付与される塩基の加水分解に対する抵抗に起因する
ものとすることができる。硫酸が明白にグリフォセート
の除草効果を強化し、その化学的安定性および溶解度を
改善し、一方ではグリフォセート成分が実際には、酸の
腐蝕性および装置、人員および衣類に対する反応性を弱
めることにより酸を弱めている。例えば硫酸を含む反応
生成物は当量の遊離硫酸を含む水溶液のように、ずぐに
皮膚をやけどさせ衣類を黒こげにするようなことはな
い。
これらおよびその他の有利な特性のため、本発明のグリ
フォセート−硫酸−含有組成物は、植生の防除に含まれ
る費用を減少させ;これらの組成物は取扱い易く、保管
し易く、出荷し易く、使用し易い。これらの組成物は、
環境に対する毒性が少なく、高い特有の活性のために農
作物中にはわずかの残分しか残さない。
本発明の除草剤組成物は、硫酸、グリフォセート〔N−
(フォスフォノ−メチル)グリシン〕および次式 R1−CX−R2 (式中のXは酸素原子または硫黄原子、R1およびR2は個
々に水素原子、1価の有機残基、NR3R4またはNR5で、R1
とR2のうち少なくとも1つはNR3R4またはNR5で、R3およ
びR4は個々に水素原子または1価の有機残基、R5は2価
の有機残基を示す。)で表わされれるカルコゲン化合物
の組成物を含む。
これらの組成物は、グリフォセート、またはその誘導体
と硫酸と上述のカルコゲン化合物の反応生成物を含む
(または溶媒を蒸発させて形成する)。本発明は、かか
る組成物を用いて植生を防除する方法を含む。
硫酸は、ある反応条件下において、グリフォセートおよ
び上述のカルコゲン化合物と可逆的反応を行うことがで
きること、および硫酸のグリフォセート反応生成物が生
成され得ることを見出した。
ここで述べるような、適切な条件下において、各々3つ
の成分が1モルである硫酸とグリフォセート−カルコゲ
ン化合物反応生成物を生成することができる。これらの
反応生成物の任意の1種または混合物を植物の葉に散布
すると処理した植物は迅速および効果的に防除される。
驚くべきことに、強いローリー−ブレンステッド酸およ
び極めて強い脱水剤である濃硫酸は、砂糖および他の多
くの有機化合物に対してするようには、グリフォセート
を脱水しない。濃硫酸は、グリフォセートと反応して濃
塩酸に関して、フランツが報告しているようにグリフォ
セートと反応して水に不溶性の結晶性塩を形成すること
はしない。グリフォセート,カルコゲン化合物、硫酸が
1:1:1のモル比の生成物は、周囲条件において、水に易
溶性で、また化学的および物理的に安定であり、毒性が
なく、腐蝕性がない液体である。過剰の硫酸が存在する
場合があるが、このような組成物は、それらの高い腐蝕
性のため実際にはあまり好ましくない。対照的に、グリ
フォセートと塩酸の混合物は、水に不溶性で腐蝕性があ
り、有毒性で、化学的に不安定な混合物を生成し、この
生成物は徐々に塩化水素を発生し、最終的にはグリフォ
セートのみ残る。
グリフォセートとカルコゲン化合物との硫酸反応生成物
は、硫酸とグリフォセートとカルコゲン化合物の付加物
である。
またこれらの組成物に使用することができるカルコゲン
含有化合物は次の実験式 (式中のXは酸素原子または硫黄原子、R1とR2は、個々
に水素原子、一価の有機残基、NR3R4またはNR5を示し、
R1およびR2の少くとも一方はNR3R4またはNR5で、R3およ
びR4は個々に水素原子または一価の有機残基、R5は二価
の有機残基を示す。)で表わされる。
R1,R2,R3および/またはR4が一価の有機残基である場合
には、かかる基には、例えば、アルキルアリール、アル
ケニル、アルケニルアリール、アラルキルアラルケニ
ル、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは、アルキ
ル基が含まれ、それらの基は、ヒドロキシル、カルボキ
シル、オキシド、チオ、チオール基等のペンダント(pe
ndant)官能基によって置換または非置換されているも
ので、酸素原子、硫黄原子、窒素原子等のヘテロ原子を
含むことができる。R5は、例えば、アルキディル(arkd
yl)、アリーディル(ardyl)、アルケニディル(alken
dyl)、アルキニディル(arkyndyl)、アラルキディル
(aralkdyl)、アラルケニディル(aralkendyl)基等の
二価の有機残基であり、これらの基はR3およびR4につい
て記したようなペンダント原子または置換記および/ま
たはヘテロ原子を含むことができる。組成物中におい
て、好ましくは、R3およびR4は、水素原子または炭素数
が約10のハイドロカルビル基であり、Xは好ましくは、
酸素原子であるこのような置換は、現在のところ、それ
らの比較的高い化学的安定性のため好ましい。特に好ま
しいカルコゲン含有組成物化合物には尿素、チオ尿素、
ホルムアミドおよびこれらの混合物が含まれる。
グリフォセート−カルコゲン化合物−硫酸反応生成物
が、グリフォセートのみより溶け易く、一層除草効果が
あること、およびこのような付加物が、グリフォセート
またはイソプロピルアミン塩のような有機アミングリフ
ォセート塩より広い範囲の植生を防除することを見出し
た。従って本発明の組成物は、過剰のグリフォセートま
たは硫酸の存在または不存在下において1種またはそれ
以上の記載した反応生成物のごとく少量を含有すること
ができる。しかし概してであるが、グリフォセートと硫
酸のほとんどの部分は,1種またはそれ以上の反応生成物
として存在する。従ってグリフォセートと硫酸のモル比
は通常少なくともグリフォセート/H2SO4=約0.1であ
り、一般に少なくとも約0.5である。モル比:グリフォ
セート/H2SO4=0.5の組成物(または、薄い溶液から溶
媒を蒸発して生成したその組成物)はモノ−グリフォセ
ート−硫酸反応生成物として50パーセントの硫酸を含
む。一般にグリフォセートと硫酸のモル比:グリフォセ
ート/H2SO4は約10以下であり、通常は約5以下、好まし
くは約2以下である。大部分の組成物は、モル比:グリ
フォセート/H2SO4が約0.1〜約10、好ましくは約0.1〜約
2.0である。特に例えば、5重量パーセントまたはそれ
以上のグリフォセートと硫酸との混合物を含有する濃厚
物として製造、および/または使用するのに現在のとこ
ろ好ましい反応生成物は、約1/2から約1/1までのモル
比:グリフォセート/H2SO4を有する。このモル比の範囲
において、安定で、腐食性がない液体組成物および濃厚
溶液を得ることができる。モル比:グリフォセート/H2S
O4が濃厚液体および溶液中において、1/1より著しく大
きくなると、固体相は沈澱する傾向にある。モル比が1/
2(即ち、グリフォセート1モル当り硫酸2モル)より
著しく小さくなると、グリフォセートが硫酸の酸化活性
および脱水活性を完全には、押えられないため、この組
合せは、腐食性を示すようになる。
新規な組成物は、また、グリフォセートと硫酸の他に上
述のカルコゲン化合物の1種を含有する組成物を含む。
カルコゲン化合物が存在すると、3つの成分の各々を少
なくとも1モル含有するグリフォセート−カルコゲン化
合物−硫酸反応生成物が生成する。グリフォセートおよ
び硫酸に対してごく少量のカルコゲン化合物を使用する
ことができる。しかし、カルコゲン化合物を使用する場
合には、モル比:カルコゲン化合物/H2SO4は、通常は少
なくとも約0.1、一般的には少なくとも約0.5、好ましく
は約0.5から2、最も好ましくは約1である。
数回の観察によって、グリフォセート−カルコゲン化合
物−硫酸反応生成物の存在を確かめた。濃硫酸中におけ
るグリフォセートの溶解は、重要な発熱を生じ、この発
熱はグリフォセートと硫酸の反応がおこることを示す。
さらに、グリフォセートが酸と結合する場合、硫酸固有
の若干の化学的活性は、大きく減じられるかまたははっ
きりしない。反応生成物は、普通、濃硫酸に侵されるセ
ルロースまたは他の物質を炭化しない。それにもかかわ
らず、硫酸はなお酸として存在し、標準塩基による滴定
によって明らかにされるようにたとえばブレンステッド
塩に転化するようにして中和されることはない。前述の
カルコゲン化合物のうちの1種をグリフォセートおよび
硫酸含有組成物に添加すると、尿素と硫酸の反応の発生
特性を生じ、この発熱特性は、参考のため記載する出願
人の米国特許第4,445,925号に開示してあるように、尿
素−硫酸付加物の生成中に生ずる。
新規なグリフォセート−カルコゲン化合物−硫酸反応生
成物のいくつかは固体として製造でき、一方、前述の反
応生成物の全部は純粋な液体、または溶液として製造
し、使用できる。
新規な反応生成物は、通常液体状で植生に使用でき、か
かる液体は、除草剤として有効量のグリフォセート−酸
反応生成物を含む。これらの反応生成物は、ごく低い濃
度およびごくわずかの薬量で除草活性を示すが、通常、
グリフォセートは、組成物中において、少なくとも約0.
05重量%、好ましくは、少なくとも約0.1重量%濃度で
存在する。通常、より高い濃度が、製造、出荷、および
保管に好まれる。このような組成物中において、グリフ
ォセート濃度は少なくとも約10重量%、一般的には少な
くとも約20重量%、好ましくは、少なくとも約30重量%
で、50重量%以上とすることができる。
新規な液体および固体生成物は、グリフォセート−カル
コゲン化合物−硫酸反応生成物の除草活性を打消さない
1種以上の他の物質を含むことができる。かかる付加的
な物質で典型的なものには、参考のために記載する出願
人の米国特許第4,402,802号および第4,404,116号に記載
されている葉の湿潤を容易にする界面活性剤および腐食
制御剤がある。
グリフォセートは、参考のためにここに記載するJ.E.フ
ランツの米国特許第3,799,758号に記載されているよう
にグリシンとクロロメチルホスホン酸との反応により製
造することができる。グリフォセートの製造に関する他
の概要は、グロスバードによって議論および/または論
及されている。
新規なグリフォセート−カルコゲン化合物−硫酸除草剤
は、カルコゲン化合物を前もって生成したグリフォセー
ト−硫酸反応生成物に加えること、カルコゲン化合物と
グリフォセートを同時にまたは続けて硫酸に加えるこ
と、硫酸をカルコゲン化合物とのグリフォセートの溶液
に加えること、またはグリフォセートを前もって生成し
たカルコゲン化合物−硫酸付加物に加えることによって
調製できる。前もって形成したグリフォセート−硫酸反
応生成物またはカルコゲン化合物−硫酸反応生成物を、
かかる調製に使用する場合には、絶対的ではないが、前
もって生成した物質がモル比:グリフォセート/H2SO4
たはカルコゲン化合物/H2SO4が2以下であることが、現
在のところ好ましい。この条件下は、第3の成分、例え
ば、グリフォセートとカルコゲン化合物のいずれか一つ
の成分との反応に関する硫酸上における反応部分の有効
性を保証する。尿素−硫酸付加物の調製に適する方法
は、米国特許第4,445,925号において議論し、そしてこ
こに記載したその他のカルコゲン化合物の付加物はそれ
らの方法によって調製できる。
グリフォセート−カルコゲン化合物−硫酸組成物の除草
剤として有効量を葉に散布することにより、殆んどすべ
ての種類の植生を防除することができる。新規な組成物
のごく少しの薬量は、植物の成長を妨ぐが、通常、適切
な防除は、望まれていない植生を除去するかまたはその
成長を妨げるのに十分な除草剤の散布を伴う。これらの
効果を達成することを要する散布量は植物のタイプ(植
物重に固有の抵抗のため)および植物の大きさおよび成
熱度により決まることは勿論である。より成熱した植物
は一般に除草剤に対する抵抗がより大きく、防除に匹敵
できる水準のためには、より多くの薬量を要する。有効
な薬量は、グリフォセートの薬量に対して最もよく表わ
すことができ、それは一般に1エーカー当たり少なくと
も約0.1パイントのグリフォセート(約1.16×10-2ml/m2
のグリフォセート)、好ましくは1エーカー当たり少く
とも約0.2パイントのグリフォセート(約2.32×10-2ml/
m2のグリフォセート)に相当する。
グリフォセートの薬量約1エーカー当たり0.2パイント
から20パイント(約2.32×10-2ml/m2〜約2.32×10-1ml/
m2のグリフォセート)に相当する薬量は一般に農作物地
域における大部分の雑草および雑木を防除するのに適す
る。
記載したグリフォセート薬量は、1エーカー当たり、大
まかには、少なくとも約1ポンド(約0.11g/m2)、好ま
しくは、少なくとも約2ポンド(約0.22g/m2)、通常約
2から約200ポンド(約0.22〜約22g/m2)のグリフォセ
ート−カルコゲン化合物−硫酸(無溶剤の塩基におけ
る)混合物に相当する。
記載した除草剤はヒメシバ(Crabgrass)から広葉植物
および針葉植物を含むすべての種類の森林樹までの範囲
の全ての種類のイネ科の植物、広葉植物および多汁の植
物を含む乾燥地域および水生の植生の両方の防除に効果
的に使用できる。乾燥地域農業の目的に関して、典型的
に防除される望まれていない植生の実例は;クロガラシ
(ブラッシカ ニグラ(brassica nigra))、ナガバノ
ギシギシ(ルメックス クリスプス(rumex crispu
s))、ノボロギク(セネキオウルガリス(senecio vul
garis))、コシカギク(マトリカリア マトカリオイ
デス(matricaria matricarioides))、スワンプ ス
マートウィード(ポリゴヌス コッチネウム(polygonu
m coccineum))、プリックリー レタス(ラクツカ
スカリオラ(lactuca scariola))、ランス−リーブト
グランドチェリー(フィサリス ランケイフォリア
(physalis lanceifolia))、1年生ノゲシ(ソンクス
オレラケウス(sonchus oleraceus))、ロンドン
ロケット(シシムブリウム イリオ(sisymbrium iri
o))、コモン フィドルネック(アムシンキイア イ
ンテルメディア(amsinckia intermedia))、ヘアリー
ナ イトシェイド(ソラヌムサラコイデス(solanum sa
rrachoides))、ナズナ(カプセラ ブルサ−パストリ
ス(capsella bursa−pastoris))、ヒマワリ(ヘリア
ンツス アヌース(helianthus annus))、ミチヤナギ
(ポリゴヌム アヴィクラーレ(polygonum avicubr
e))、ホナガアオゲイトウ(アマランツス ヒブリヅ
ク(amaranthus hybridus))、メアズ テイル(コニ
ヅア カナデンシス(conyza canadensis))、ホトケ
ノザ(ラミウム アムプレクシカウレ(lamium amplexi
caule))、オナモミ(クサンチウム ストルマリウム
(xanthium strumarium))、トベラ(マルバパルフロ
ーラ(malra parviflora))、アカザ(ケノポジウム
アルブム(chenopodium album))、ハマビシ(トリブ
ルス テレストリス(tribulus terrestris))、スベ
リヒユ(ポルツラカ オレラケア(portulaca olerace
a))、コニシキソウ(エウフォルビア スピナ(eupho
rbia supina))、マイハギ(ヘテロテカグランディフ
ローラ(heterotheagrandiflora))、クルマバザクロ
ソウ(モルゴ ベルティキラーチ(mollugo verticilla
ta))、イエロー スターチスル(ケンタウレア ソル
スティティアリス(centaurea solstitialis))、オオ
アザミ(ミリブム アリアヌム(silybum marianu
m))、カミルレモドキ(アンテミス コツラ(anthemi
s cotula))、バーニング ネトル(ウルティカ ウレ
ンス(urtica urens))、アカザ(アトリプレクス パ
ツラ(atriplex patula))、ハコベ(ステラリア メ
ディア(stellaria media))、ルリハコベ(アナガリ
ス アルベンシス(anagallisarvensis))、アオゲイ
トウ(アマランツス レトロフレクスウス(amaranthus
retroflexus))、ミナーズ レタス(モンティア ペ
ルフォリアータ(montia perfoliata))、ターキー
ムレイン(エレモカルプス セティゲルス(eremocarpu
s setigerus))、ネトルリーフ グースフート(ケノ
ポディウム ムラレ(chenopodium murale))、イヌヒ
メシロビユ(アマランツス ブリトイデス(amarathus
blitoides))、シルバーリーフ ナイトシェイド(ソ
ラヌム エラエアグニフォリウム(solanum elaegnifol
ium))、ハーリー クレス(カルダリア ドラバ(car
daria draba))、ラージシード ドダー(クスクタ
インデコラ(cuscuta indecora))、カルフォルニア
ウマゴヤシ(メディカゴ ポリモルファ(medicago pol
ymorpha))、ホース パースレイン(トリアンテマ
ポルツラカストルム(trianthema portulastrum))、
フィールド バインドウィード(イコンボルブラス ア
ルベンシス(Iconvolvulus arvensis))、ロシア ヤ
グルマソウ(ケンタウレア レペンス(centaura repen
s))、フラックス−リーブド フリーベイン(コニゾ
ア ボナリエンシス(conyza bonariensis))、野生ラ
ディッシュ(ラフォヌス サティブス(raphanus sativ
us))、ヒメシロビユ(アマランツス アルブス(amar
anthus albus))、ステファノメリア(ステファノメリ
ア エクシグア(stephanomeria exigua))、野生カブ
(ブラックシカ カンペストリス(brassia campestri
s))、バッファローゴード(ククルビタ フォティデ
ィッシマ(cucurbita foetidissima))、ビロウドモウ
ズイカ(ベルバスクス タプスス(verbscum thapsu
s))、タンポポ(タラクサクム オフフィキナーレ(t
araxacum officinale))、スペイン シスル(クサン
ティウム スピノスム(xanthium spinosum))、キク
ニガナ(キコリウム イソチブス(cichorium intybu
s))、ウイキョウ(フォエニカルム ブルガレ(foeni
culum vulgare))、一年生イエロー スィートクロー
バー(メリロッス インジカ(melilotus india))、
ドクニンジン(コニウム マクラツム(conium maculat
um))、ブロードリーフ フィラレー(エロディウム
ボトリス(erodium botrys))、ホワイト ステム フ
ィラレー(エロディウム モスガツム(erodium moscha
tum))、レッドステム フィラレー(エロディウム
キクタリウム(erodium cicutarium))、アメリカ ア
サガオ(イポメア ヘデラケア(ipomea hederace
a))、シュートポッド マスタード(ブラッシカ ゲ
ニクラタ(brassica geniculata))、ヘラオオバコ
(プランタゴラケノラタ(plantago lacenolata))、
スチッキー チックウイード(ケラスティウム ビスコ
スム(cerastium viscosum))、ヒマラヤ ブラックベ
リー(ルブス プロケルス(rubus procerus))、ムシ
クサ(ベロニカ ペレグリナ(veronica peregrin
a))、アメリカ アリタソウ(ケノポディウム アン
ブロシオイデス(chenopodium ambrosioides))、スペ
イン クローバー(ロッス プルシアヌス(lotus purs
hianus))、オーストリア ブラスバトンス(コッラ
アウストラリス(cutula australis))、アキノキリン
ソウ(ソリダコ カリフォルニカ(solidago californi
ca))、シトロン(キトルルス ラナッス(citrulls l
anatus))、ヘッジ マスタード(シシムブリウム オ
リエンタレ(sisymbrium orientale))、イヌホウズキ
(ソラヌム ノディフロルム(solanum nodifloru
m))、チャイニーズ ソーンアップル(ダツラ フェ
ロクス(datura ferox))、ズリストリー オックスタ
ング(ピカリス エキオイデス(picris echioide
s))、ブルシスル(キルシウム ブガレ(cirsium vul
gare))、スパイニー ソウシルス(ソンクス アスペ
ル(sonchus asper))、タスマニア アカザ(ケノポ
ディウム プミリオ(chenopodium pumilio))、グー
スフット(ケノポディウム ボトリス(chenopodium bo
trys))、ライト グランドチェリー(フィサリス フ
ィラデルフィカ(physalis philadelphica))、プリテ
ィー スパージ(エウフォルビア ペプルス(euphoria
peplus))、ビッター アップル(ククミス ミリオ
カルプル(cucumis myriocarpus))、インディアン
トバコ(ニコチアナ ビゲロビー(nicotiana bigelovi
i))、アルバ アサガオ(イポモエア プルプレア(i
pomoea purprea))、ウオータープランティン(アリ
スマ トリビアレ(alisma triviale))、スマートウ
ィード(ポリゴヌム ラパティフォリウム(polygonum
lapathifolium))、メイチャー ソウシルス(ソンク
ス アスペル(sonchus asper))、イエロー ナット
シエッジ(キペルス エスクレンツス(cyperus escule
ntus))、ハマスゲ(キペルス ロツンヅス(cyperus
rotundus))、ルーピン(ルピヌス フォルモスス)
(lupinus,formosus))、および一年生ライネギ、イチ
ゴツナギ属草、ウォーターグラス(water grass)、イ
ヌビエ(barnyard grass)、ギョヲギシバ、フィスキュ
ー(fescue)、マット グラス(mat grass)、ジョン
ソン グラス(johnson grass)などのようなイネ科の
草である。
本発明を以下の例につき説明する。
例1 各々アカザ、ノゲシ、イヌビエ、ジャングルグラス(ju
ngle glass)およびトベラの成熟した母集団から成って
いる0.1エーカー(約404.68m2)の4面の反復試験圃場
を、50ガロン/エーカー(約0.047/m2)の総散布容量
で、グリフォセート−イソプロピルアミン塩(ラウンド
アップ として)を2クオート/エーカー(約4.70×10
-4/m2)の割合で散布して処置した。すべての雑草の
集団は成熟しており、平均約1フット(約30cm)の高さ
を有した。散布してから3日後、各々の反復試験圃場中
の各々の種のすべての植物に対する損傷の程度を1から
10までの階級で評価した。ただし、1は全然損害がない
ことを示し、10は枯死を示す。前記評価の結果を、第1
表中の各雑草種の下のA欄に示す。
散布してから5日後雑防除の評価を繰返し、同じく、1
から10までの階級で示した。これらの評価の結果を第1
表中の各雑草種に関するB欄に示した。
例2 グリフォセート−イソプロピルアミン塩の比率を1クオ
ート/エーカー(ラウンドアップとしての割合)(約
2.35×10-4/m2)として、例1記載の操作を行った。
この試験の結果を雑草種毎に第1表に示した。
例3 グリフォセート−イソプロピルアミン塩の比率(ラウン
ドアップ としての割合)を0.25クオート/エーカー
(約5.87×10-5/m2)として、例1記載の操作を行な
った。他のすべての条件は同じとした。その結果を雑草
種毎に第1表に示した。
例4 グリフォセート−イソプロピルアミン塩の代りにモル
比:グリフォセート/H2SO4が1であるグリフォセート−
硫酸組成物を植物の葉に散布して例1記載の操作を行っ
た。この組成物を、グリフォセートの含有量を同等と
し、2クオート/エーカー(約4.70×10-4/m2)のグ
リフォセート−イソプロピルアミン塩に相当する割合で
散布した。換言すると、この場合散布したグリフォセー
トの分量は、2クオートのグリフォセート−イソプロピ
ルアミン塩(Rundup として)に存在するグリフォセー
トに相当する分量に等しかった。散布に先立ってこの組
成物を総散布容量50ガロン/エーカー(約0.047/m2
に希釈した。
各雑草種に対する損傷を例1の如く評価し、その結果を
第1表に示す。
例5 グリフォセート−硫酸組成物の薬量1クオート/エーカ
ー(約2.35×10-4/m2)のグリフォセート−イソプロ
ピルアミン塩中のグリフォセートの量と等量にし、例1
記載の操作を行った。各雑草種に対する損傷を例1の如
く評価し、その結果を第1表に示す。
例6 グリフォセート−硫酸組成物の薬量を0.25クオート/エ
ーカー(約5.87×10-5/m2)のグリフォセート−イソ
プロピルアミン塩中のグリフォセートの量と等量にし、
例1記載の操作を行った。他のすべての条件は例1と同
じであり各雑草種に対する損傷を例1の如く評価し、そ
の結果を第1表に示す。
例1〜6の結果を対比すると本発明のグリフォセート−
硫酸組成物が、イヌビエを除いたすべての雑草種に対し
てグリフォセート−イソプロピルアミン塩より迅速な防
除をすることを示す(A欄より)。
すべての組成物は、初日において、イヌビエに対して良
好な防除を示した。これらの結果は、さらにグリフォセ
ート−硫酸組成物がノゲシおよびトベラを含む数種の雑
草に対して、より良好な長期間の防除を提供することを
示し、アカザ、イヌビエおよびジャングルグラスに対す
る防除とほぼ同等の防除を果たすことを示した。
例7 ラウンドアップ およびモル比:グリフォセート/H2SO4
が1/2の反応生成物を、感受性の高いイネ科の植物、広
葉植物並びに一般的ラウンドアップ に対してより耐性
がある若干広葉植物変種を含む成熟した冬草の別々の試
験圃場に散布した。ラウンドアップ はラウンドアップ
の市販され、1ガロン当たり3ポンド(約359.5g/
)のグリフォセートを含むように調整した溶液を8オ
ンス/エーカー(約0.05g/m2)、16オンス/エーカー
(約0.112g/m2)および24オンス/エーカー(約0.168g/
m2)の比率で散布した。
各種の割合を3つの異なる散布量、即ち1エーカー(約
4046.8m2)当たり10ガロン(約37.85)、30ガロン
(約113.56)、50ガロン(約189.27)として散布
し、各々の試験を4回繰り返し合計36回試験を行った。
各々の試験圃場を散布してから、7日、15日、および25
日後に肉眼で調査し、その結果を、第2表に示す。
多数のイネ科植物にはリプグット ブロメ(ripgut bro
me)(ブロムス リギダス(bromus rigidus))、およ
び、野性大麦(ホーデウム レポリヌム)があった。多
数の広葉植物には野生ラディッシュ(ラファヌス サテ
ィブス)、メアズティル(コンヅァ カナデンシス)、
レッド ステム フィラレー(エロディウム キクタリ
ウム)、アーモンド シードリングス(almond seedlin
gs(さくら属種prunus up.))、ノボロギク(セネキオ
ハレガリス)、一年生ノゲシ(ソンクス オレイアケ
ウス)、ハコベ(ステラアエ メディア)およびアイド
ルネック(アムシンキイア インテルメディア)があっ
た。少数の広葉植物にはレッド メイズ(red maids)
(カランドリニア シリアタ(calandrinia ciliata)
およびワイアーウィード(ポリゴヌム アビクレア(po
lygonum aviculare)があった。唯一、有意な多年生雑
草はギョウギシバ(サイノドン ダクチロ)であった。
例8 例7に記載の野外試験を行った。但し、散布した除草剤
はグリフォセート1モル当たり硫酸2モルと、1ガロン
(約3.785)当たり3ポンド(約1360.776g)当量のグ
リフォセートを含む組成物を得るに足る水を含有するグ
リフォセート/硫酸反応生成物であった。
例7と同様、1エーカー当り、8,16および24オンスの薬
量で散布し、各々1エーカー(約4046.8m2)当たり10ガ
ロン(約37.85)、30ガロン(約113.56)、50ガロ
ン(約189.27)の散布容量で散布した。各試験を4回
繰り返した。例えばイネ科の植物および広葉植物として
グループ別にした13種の雑草の生長度を散布後、7日、
15日、25日後に評価し、その結果を第2表に示す。
第2表の結果は、除草剤が等しい場合の2つだけの例外
を除いたイネ科の植物と広葉植物の両者に散布後15日お
よび25日においては、硫酸−グリフォセート反応生成物
の方が、すべての薬量および散布容量でグリフォセート
−イソプロピルアミン塩(ラウンドアップ )より一貫
して効果的であるということを示した。硫酸−グリフォ
セート反応生成物はすべての投薬量および散布容量でイ
ネ科の植物および広葉植物の両方に対して同等の除草活
性を示したが、イソプロピルアミン塩はそうではなかっ
た。その塩は、広葉植物に対する除草活性がイネ科の植
物に対するそれより著しく小さいということを示した。
また、硫酸−グリフォセート反応生成物はすべての希釈
度(散布容量)においても同等の活性を示したが、イソ
プロピルアミン塩はそうではなかった。例えば、1エー
カー(約4046.8m2)当たり50ガロン(約189.27)散布
容量で散布された硫酸−グリフォセート反応生成物の活
性は、1エーカー(約4046.8m2)当たり10ガロン(約3
7.85)および30ガロン(約113.56)の低い散布容量
における活性と同等およびそれよりまさっていた。これ
とは対照的に、イソプロピルアミン塩の活性は希釈度に
ともなって著しく減少した。
したがって、散布容量1エーカー(約4046.8m2)当たり
50ガロン(約189.27)におけるその塩の活性は、イネ
科の植物および広葉植物の両方に関して、1エーカー
(約4046.8m2)当たり10ガロン(約37.85)および30
ガロン(約113.56)の散布容量における活性は一貫し
て小さかった。
本発明の特定例を記載してきたが、本発明はこれらの例
に限定されるものでないことはもちろんのことであり、
本発明の範囲を逸脱することなく、任意の変態を行うこ
とが可能である。例えば硫酸と除草活性を有するグリフ
ォセートの誘導体および同族体の反応生成物は、前述の
硫酸−グリフォセート反応生成物と同様の物理的特性お
よび除草特性を有し、かかる反応生成物も本発明の範囲
に含められるものである。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリフォセート〔N−(フォスフォノメチ
    ル)グリシン〕、硫酸および次式 R1−CX−R2 (式中のXは酸素原子または硫黄原子、R1およびR2は個
    々に水素原子、1価の有機残基、NR3R4またはNR5、R1
    R2の少なくとも1つはNR3R4またはNR5、R3およびR4は個
    々に水素原子または1価の有機残基、R5は2価の有機残
    基を示す)で表わされるカルコゲン化合物の付加物を含
    むことを特徴とする除草剤組成物。
  2. 【請求項2】R1およびR2は個々に水素原子、1価の有機
    残基またはHNR3、R1およびR2の少なくとも一つはHNR3
    R3は水素原子または10個までの炭素原子を有するハイド
    ロカルビル基を示すことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】上記カルコゲン化合物が尿素を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】上記カルコゲン化合物がチオ尿素、ホルム
    アミドまたはこれ等を組合せたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の組成物。
  5. 【請求項5】グリフォセート/硫酸のモル比が1/3〜1
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のい
    ずれか一つの項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】グリフォセート/硫酸のモル比が0.1〜2.0
    の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜4
    項のいずれか一つの項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】カルコゲン化合物/硫酸のモル比が0.5乃
    至2未満の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜6項のいずれか一つの項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】上記付加物がグリフォセートの各モルと付
    加した硫酸2モルを有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれか一つの項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】上記付加物が硫酸の各モルと付加した上記
    カルコゲン化合物の1モルを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1〜4および8項のいずれか一つの項に記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】グリフォセートと硫酸の組合せが上記組
    成物の少なくとも5重量%を構成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一つの項に記載の
    組成物。
  11. 【請求項11】グリフォセートと硫酸の組合せが上記組
    成分の少なくとも20重量%を構成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜10項のいずれか一つの項に記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】少なくとも10重量%のグリフォセートを
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいず
    れか一つの項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】さらに界面活性剤を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜12項のいずれか一つの項に記載
    の組成物。
  14. 【請求項14】グリフォセート/硫酸モル比が0.1〜1
    の範囲で、尿素/硫酸モル比が0.5〜1.5の範囲であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の組成物。
  15. 【請求項15】グリフォセート〔N−(フォスフォノメ
    チル)グリシン〕、硫酸および次式 R1−CX−R2 (式中のXは酸素原子または硫黄原子、R1およびR2は個
    々に水素原子、1価の有機残基、NR3R4またはNR5、R1
    R2の少なくとも1つはNR3R4またはNR5、R3およびR4は個
    々に水素原子または1価の有機残基、R5は2価の有機残
    基を示す)で表わされるカルコゲン化合物の付加物を含
    む除草剤組成物を植物と接触させることを特徴とする植
    物の防除方法。
  16. 【請求項16】上記カルコゲン化合物が尿素を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 【請求項17】上記カルコゲン化合物が、チオ尿素ホル
    ムアミドまたはこれらを組合せたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第15項記載の方法。
  18. 【請求項18】上記付加物が硫酸の各モルと付加した上
    記カルコゲン化合物の1モルおよびグリフォセートの各
    モルと付加した硫酸2モルを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第15〜17項のいずれか一つの項に記載の方
    法。
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