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JPH0791469B2 - 非流動性加熱硬化型シリコ−ンゴム組成物 - Google Patents
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JPH0791469B2 - 非流動性加熱硬化型シリコ−ンゴム組成物 - Google Patents

非流動性加熱硬化型シリコ−ンゴム組成物

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JPH0791469B2
JPH0791469B2 JP62127616A JP12761687A JPH0791469B2 JP H0791469 B2 JPH0791469 B2 JP H0791469B2 JP 62127616 A JP62127616 A JP 62127616A JP 12761687 A JP12761687 A JP 12761687A JP H0791469 B2 JPH0791469 B2 JP H0791469B2
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JP
Japan
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silicone rubber
group
weight
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rubber composition
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真一 角村
和男 樋口
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非流動性加熱硬化型シリコーンゴム組成物に
関し、詳しくは、加熱硬化前は非流動性であり、ロール
作業性、押出性等加工性に優れるという特徴を有し、加
熱硬化後は低硬度で圧縮永久歪の小さいシリコーンゴム
成形品になり得る非流動性加熱硬化型シリコーンゴム組
成物に関する。
[従来の技術] シリコーンゴムは広い温度範囲で優れた特性を有するゴ
ム弾性体としての性質を有するので、電線被覆材、キー
ボード、ガスケット、パッキン、医療用チューブなどに
広く使用されている。
このようなシリコーンゴムはベースポリマとしてのオル
ガノポリシロキサン生ゴム、補強性充填剤としての微粉
末シリカおよび硬化触媒としての有機過酸化物から成る
オルガノポリシロキサン組成物(以下、シリコーンゴム
組成物と言う)を加熱硬化させて得られる。
一方、最近シリコーンゴムの中でも微粉末シリカの配合
量を大幅に減少させて得たJIS−A硬度40度以下のシリ
コーンゴム(以下、JIS−A硬度が40度以下のシリコー
ンゴムを低硬度シリコーンゴムと言う)が、従来の高硬
度シリコーンゴムにはない優れた特性を有することが判
明しキーボード、ロールなどの素材として大量に使用さ
れ始めた。
ところが、微粉末シリカの配合量を大幅に減少させて得
られるシリコーンゴム組成物は流動性を示すため、ロー
ル作業性に劣り、またこれを均一に押し出すことが困難
であるという欠点があった。このような欠点を改良した
方法の1つとして、シリコーンゴム組成物にポリテトラ
フルオロエチレン粉末を添加配合し、その加工性を改良
した方法が提案されている(特公昭53−21892号公報参
照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、特公昭53−21892号公報の方法によって得られ
るシリコーンゴム成形品は、その表面にポリテトラフル
オロエチレン粉末が散見し、外観不良を生じるという欠
点があった。
そこで本発明者らは、このような従来技術の欠点を改良
すべく研究した結果、特定のオルガノポリシロキサンを
併用してなるシリコーンゴム組成物が非流動性であり、
加工性に優れるという特性を有し、加熱硬化後は低硬度
であり、圧縮永久歪の小さいシリコーンゴム成形品とな
り得ることを見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的は加熱硬化前は非流動性であ
り、ロール作業性、押出性等加工性に優れるシリコーン
ゴム組成物であり、加熱硬化後は低硬度であり圧縮永久
歪の小さいシリコーンゴム成形品となり得る非流動性加
熱硬化型シリコーンゴム組成物を提供するにある。
[問題点の解決手段とその作用] このような本発明は、 (A)一般式 (HO)R1 2SiO[R2 2SiO]nSiR3 2R4 (式中、R1一価炭化水素基であり、R2およびR3は置換も
しくは非置換の一価炭化水素基であり、R4は一価炭化水
素基または水酸基であり、nは該オルガノポリシロキサ
ンの重量平均分子量が25万以上となる整数である。ただ
し、式中、水酸基、R1、R2、R3、R4の合計モル数の0.05
モル%〜2.0モル%はビニル基である。)で表されるオ
ルガノポリシロキサン生ゴム 100重量部、 (B)一般式 HO(R▲5 2▼SiO)nH (式中、R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基であ
り、その内少なくとも1個はフェニル基であり、nは2
〜50の数である。)で表わされるオルガノポリシロキサ
ン 0.5〜10重量部、 (C)比表面積50m2/g以上の微粉末シリカ2〜20重量部 および (D)硬化触媒 触媒量 から成る非流動性加熱硬化型シリコーンゴム組成物であ
る。
これを説明すると、(A)成分は本発明組成物の主成分
であり、上式中、R1はメチル基、エチル基、プロピル基
などのアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニ
ル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;β−
フェニルエチル基などのアラルキル基;フェニル基など
のアリール基で例示される一価炭化水素基であり、R2
よびR3はメチル基、エチル基、プロピル基などのアルキ
ル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;シクロ
ヘキシル基などのシクロアルキル基;β−フェニルエチ
ル基などのアラルキル基;フェニル基などのアリール基
およびこれらの基の水素原子をシアノ基等で置換したも
ので例示される置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
あり、R4はR1と同様な一価炭化水素基または水酸基であ
る。本発明においては(A)成分の分子鎖末端に少なく
とも1個の水酸基を有することが必要であり、(A)成
分の分子鎖両末端に水酸基を有することが好ましい。こ
れは水酸基が存在しないとシリコーンゴム組成物に流動
性が生じるからである。また、R,R1,R2,R3,R4の合計モ
ル数の0.05モル%〜2.0モル%はビニル基であり、0.10
モル%〜1.0モル%の範囲がより好ましい。これは0.05
モル%未満になると架橋密度が低くなり過ぎ圧縮永久歪
が大きくなる傾向にあり、また、2.0モル%を越えると
硬度が高くなり過ぎ低硬度シリコーンゴムとならないか
らである。
(A)成分の分子量は通常のシリコーンゴムに使用され
ているオルガノポリシロキサン生ゴムの分子量の範囲内
でよく、特に限定されないが、機械的強度の高いシリコ
ーンゴムを得るためには重量平均分子量として25万以上
が好ましく、30万以上がより好ましい。このビニル基の
存在位置は、(A)成分の分子鎖末端、主鎖あるいはそ
の両方に存在してもよく、特に限定されないが、機械的
強度の高いシリコーンゴムを得るためには、少なくとも
1個のビニル基が(A)成分の分子鎖末端に存在するこ
とが好ましい。
(B)成分は、本発明組成物を非流動性にし、ロール作
業性、押出特性等の加工性を良好にするという働きをす
る。このような働きは(B)成分と(A)成分とを併用
することによって発揮される。(B)成分は上式中R5
前記R2と同様な置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
あり、その内少なくとも1個はフェニル基であり、nは
2〜50の数であるオルガノポリシロキサンである。
(B)成分の流動性防止機構については十分解明されて
いないが、(A)成分の水酸基と(B)成分との絡み合
いに加えて、(B)成分のフェニル基のカサ高さが本発
明組成物を非流動性にしているものと考えられる。
(B)成分の具体例としては、例えば次のようなα,ω
−ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンが挙げられ
る。
このようなα,ω−ジヒドロキシジオルガノポリシロキ
サンは、例えばメチルフェニルジクロロシランを加水分
解し、これを縮重合させることによって得られる。
(B)成分の配合量は(A)成分100重量部に対して0.5
〜10重量部の範囲内であり、好ましくは1〜5重量部の
範囲内である。これは0.5重量部未満ではシリコーンゴ
ム組成物の流動性を防止する効果に乏しく、10重量部を
越えるともはやこの効果は増加せず経済的に不利である
からである。
(C)成分は、比表面積50m2/g以上の微粉末シリカであ
り、従来からシリコーンゴムに使用されているものでよ
く、特に限定されない。このような微粉末シリカとして
は、例えばヒュームドシリカ、沈降法シリカが挙げられ
る。
(C)成分の配合量は2〜20重量部の範囲内、好ましく
は2〜15重量部の範囲内である。これは、2重量部未満
では十分な非流動性が得られず、20重量部を越えると低
硬度であって圧縮永久歪の小さいシリコーンゴムが得ら
れないからである。
(D)成分は本発明組成物を硬化するための硬化触媒で
あり、通常有機過酸化物が使用される。またオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンと白金系化合物との併用も
使用される。有機過酸化物としてはジクミルパーオキサ
イド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキシン、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ベ
ンゾイルパーオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルパー
オキシド、パラクロルベンゾイルパーオキシドが例示さ
れる。また、白金系化合物としては、微粉状白金、炭素
粉末担体上に吸着させた微粉状白金、塩化白金酸、塩化
白金酸のアルコール変性物、白金のキレート化合物、塩
化白金酸とオレフィン類の配位化合物が例示される。
(D)成分の配合量は0.1〜10重量部の範囲内が好適で
ある。
本発明の組成物は前記した(A)〜(D)成分の所定量
を二本ロール、ニーダー、バンバリーミキサーなどで混
練りすることによって得られるが、これには従来公知の
各種添加剤、例えば、耐熱添加剤としての酸化チタン、
ベンガラ、酸化セリウム、バリウムジルコネート、難燃
剤としてのハロゲン化合物、酸化アンチモン、物理特性
改質剤としてのカーボンファンクショナルシラン、オル
ガノハイドロジェンポリシロキサン等を本発明の目的を
損なわない限り添加配合しても差し支えない。
[実施例] 次に本発明を実施例にて説明するが、実施例中部とある
のは重量部を示したものである。またシリコーンゴム組
成物の流動性の評価は次の方法に従って測定した。
<シリコーンゴム組成物の流動性の評価方法> JIS−A5758に従って行なった。JIS−A5758に規定するス
ランプ試験用みぞ形容器を用いた。スランプ試験用みぞ
形容器にシリコーンゴム組成物を充填し、そのまま室温
にて24時間放置後、該シリコーンゴム組成物がみぞの下
に流れ出る距離を測定し、その距離をmm単位で表わし
た。通常は3mm未満が非流動性であり、3mm以上が流動性
であると判定されている。
<オルガノポリシロキサン生ゴムの分子量の測定> オルガノポリシロキサン生ゴムをトルエンに溶解し、ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィ(以下GPCと言
う)測定用試料を調製し、これを、GPC測定器[東洋ソ
ーダ(株)製“HLC−802A"]により測定した、分子量の
計算はポリスチレンの標準サンプルを基準として計算し
た。従って得られたオルガノポリシロキサン生ゴムの分
子量はポリスチレン換算の重量平均分子量である。
実施例1 分子鎖両末端がジメチルヒドロキシシロキシ基で封鎖さ
れ、(CH32SiO単位99.8モル%、(CH3)(CH2=CH)S
iO単位0.15モル%から成る重量平均分子量40万のメチル
ビニルポリシロキサン生ゴム100部を二本ロールに巻き
付け、これに比表面積が200m2/gのフュームドシリカ
[日本アエロジル(株)製アエロジル200]10部と式 で示されるα,ω−ジヒドロキシメチルフェニルポリシ
ロキサン3部を添加して均一に混練りしてシリコーンゴ
ムコンパウンドを作った。
ついでこのコンパウンドをニーダーを用いて150℃で2
時間熱処理した。このコンパウンド100部に2,5−ジメチ
ル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.5部
を加え均一に混合しシリコーンゴム組成物を得た。つい
で、該シリコーンゴム組成物を100kg/cm2、170℃の条件
下でプレス加硫し、厚さ12.7mm、直径29.0mmの直円柱形
のシリコーンゴム成形品を作り、その硬さおよび圧縮永
久歪をJIS−K6301に基づいて測定した。結果を第1表に
示した。
比較のため上記において、分子鎖両末端がジメチルヒド
ロキシシロキシ基で封鎖されたメチルビニルポリシロキ
サン生ゴムの替わりに分子鎖両末端がジメチルビニルシ
ロキシ基で封鎖されている他は上記と同じ構造を有する
メチルビニルポリシロキサン生ゴムを使用し、他は同様
にしてシリコーンゴム組成物を得た。また、上記におい
てα,ω−ジヒドロキシメチルフェニルポリシロキサン
の替わりに、重合度4〜6のα,ω−ジヒドロキシジメ
チルポリシロキサンを使用し、他は同様にしてシリコー
ンゴム組成物を得た。
これらのシリコーンゴム組成物について流動性およびシ
リコーンゴム成形品の圧縮永久歪を測定した。結果をそ
れぞれ比較例1および比較例2として第1表に併記し
た。
実施例2〜実施例4 分子鎖両末端がジメチルヒドロキシシロキシ基で封鎖さ
れ、(CH32SiO単位89.85モル%、(CH3)(CH2=CH)
SiO単位0.15モル%、C6H52SiO単位10.0モル%から成
る重量平均分子量50万のメチルフェニルビニルポリシロ
キサン生ゴム100部を二本ロールに巻き付け、これに石
英粉末10部、実施例1と同じα,ω−ジヒドロキシメチ
ルフェニルポリシロキサン4部およびフュームドシリカ
[日本アエロジル(株)製アエロジル200]10部を第2
表に示す通りの量加えて混練りし、さらに150℃で2時
間熱処理して、シリコーンゴム組成物を得た。これらの
シリコーンゴム組成物にジクミルパーオキサイド0.5部
を添加し均一に混合した後、実施例1と同様にしてシリ
コーンゴム成形品を作り、これらの硬さおよび圧縮永久
歪を測定した。結果を実施例2、実施例3および実施例
4として第2表に示した。
比較のため上記において、フュームドシリカを25部添加
したシリコーンゴム組成物について、上記と同様にして
評価をした結果を比較例3として第2表に併記した。第
2表からフュームドシリカを25部添加したシリコーンゴ
ム組成物は、非流動性であるが、圧縮永久歪の数値が大
きく、キーボード、ロール用素材として不適であった。
実施例5 実施例1において、分子鎖両末端がジメチルヒドロキシ
シロキシ基で封鎖されたメチルビニルポリシロキサン生
ゴムの替わりに、分子鎖両末端がメチルビニルヒドロキ
シシロキシ基で封鎖されている他は上記と同じ構造を有
するメチルビニルポリシロキサン生ゴムを使用し、他は
実施例1と同様にしてシリコーンゴム組成物を得た。こ
のシリコーンゴム組成物について実施例1と同様にして
流動性およびシリコーンゴム成形品の圧縮永久歪を測定
した。測定結果は次の通りであった。
シリコーンゴム組成物の流動性(mm) 0mm(非流動性) シリコーンゴム成形品の硬さ(JIS) 25 シリコーンゴム成形品の圧縮永久歪 12% [発明の効果] 本発明は(A)成分〜(D)成分から成る非流動性加熱
硬化型シリコーンゴム組成物であり、特に(A)成分と
(B)成分が配合されているシリコーンゴム組成物なの
で、加熱硬化前は非流動性であり、ロール作業性、押出
性等加工性に優れるという特徴と有し、加熱硬化後は低
硬度であり、圧縮永久歪の小さいシリコーンゴム成形品
となり得るという特徴を有している。
従って本発明組成物はキーボード、ロール等の素材とし
て好適に使用される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式 (HO)R1 2SiO[R2 2SiO]nSiR3 2R4 (式中、R1は一価炭化水素基であり、R2およびR3は置換
    もしくは非置換の一価炭化水素基であり、R4は一価炭化
    水素基または水酸基であり、nは該オルガノポリシロキ
    サンの重量平均分子量が25万以上となる整数である。た
    だし、式中、水酸基、R1、R2、R3、R4の合計モル数の0.
    05モル%〜2.0モル%はビニル基である。)で表わされ
    るオルガノポリシロキサン生ゴム 100重量部、 (B)一般式 HO(R5 2SiO)nH (式中、R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基であ
    り、その内少なくとも1個はフェニル基であり、nは2
    〜50の数である。)で表わされるオルガノポリシロキサ
    ン 0.5〜10重量部、 (C)比表面積50m2/g以上の微粉末シリカ2〜20重量部 および (D)硬化触媒 触媒量 から成る非流動性加熱硬化型シリコーンゴム組成物。
JP62127616A 1987-05-25 1987-05-25 非流動性加熱硬化型シリコ−ンゴム組成物 Expired - Lifetime JPH0791469B2 (ja)

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