JPH0791865B2 - 水上地盤 - Google Patents
水上地盤Info
- Publication number
- JPH0791865B2 JPH0791865B2 JP62242782A JP24278287A JPH0791865B2 JP H0791865 B2 JPH0791865 B2 JP H0791865B2 JP 62242782 A JP62242782 A JP 62242782A JP 24278287 A JP24278287 A JP 24278287A JP H0791865 B2 JPH0791865 B2 JP H0791865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- support
- substrate
- water
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、水面上に構築する水上地盤に関する。
〈従来の技術〉 近年、土地不足、地価高騰の折、海上や湖、河川等の水
面上に水上地盤を構築することが行なわれているが、こ
の水上地盤は、例えば鉄板にコンクリートを打設したよ
うな構成であって、一辺が1kmないし5km程度もある巨大
なもので、仮設状、或いは半永久状に設置される。
面上に水上地盤を構築することが行なわれているが、こ
の水上地盤は、例えば鉄板にコンクリートを打設したよ
うな構成であって、一辺が1kmないし5km程度もある巨大
なもので、仮設状、或いは半永久状に設置される。
ここで最も問題となる点は、水面上でこの水上地盤をい
かに安定した状態で移動することなく設置するかであ
る。
かに安定した状態で移動することなく設置するかであ
る。
そこで、従来は、水上地盤の下面に多数の脚体を垂設
し、各脚体の下端を海底等の水底に接触させると共に、
水上地盤を碇状にワイヤー等で水底に係留させる手段を
採っている。
し、各脚体の下端を海底等の水底に接触させると共に、
水上地盤を碇状にワイヤー等で水底に係留させる手段を
採っている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、周知のように海底等の水底は起伏が多い
ので、複数の全ての脚体の下端を水底に安定して接触さ
せることは不可能である。
ので、複数の全ての脚体の下端を水底に安定して接触さ
せることは不可能である。
そこで、水底にブルトーザを遠隔操作により走行させて
水底を地ならして平坦にすることが行なわれているが、
場所によっては岩盤に当って所望状態に整地することが
できない。また、極めて広範囲に亙って行なわなければ
ならないので、費用も嵩むものとなる。
水底を地ならして平坦にすることが行なわれているが、
場所によっては岩盤に当って所望状態に整地することが
できない。また、極めて広範囲に亙って行なわなければ
ならないので、費用も嵩むものとなる。
一方、各脚体の下端を水底に埋設固定することも考えら
れるが、波浪の影響を受けるなどしてかえって危険で不
安定である。従って、波の力に対抗できるだけの強度を
もって埋設固定するには極めて多くの労力と費用とを必
要とし、中途半端な固定では破損し易いのである。
れるが、波浪の影響を受けるなどしてかえって危険で不
安定である。従って、波の力に対抗できるだけの強度を
もって埋設固定するには極めて多くの労力と費用とを必
要とし、中途半端な固定では破損し易いのである。
また、永久的な固定は、水上地盤を他の場所に移動させ
ることができない点でも問題がある。
ることができない点でも問題がある。
更に、水底が軟弱地盤の場合、硬質地盤まで杭を打たな
ければ基礎にできないので、極めて大規模な工事とな
る。
ければ基礎にできないので、極めて大規模な工事とな
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、水面上に位置す
る地盤の下面に多数の脚体を垂設し、隣接する脚体の下
端に跨る基板を設けると共に、該基板を連結部で一体に
構成し、該基板の側縁に長手方向に沿う弾性を有する支
持体を設け、この支持体により上記基板を水底上に軟着
陸状態で安定させて支持するようにしたものである。
る地盤の下面に多数の脚体を垂設し、隣接する脚体の下
端に跨る基板を設けると共に、該基板を連結部で一体に
構成し、該基板の側縁に長手方向に沿う弾性を有する支
持体を設け、この支持体により上記基板を水底上に軟着
陸状態で安定させて支持するようにしたものである。
〈作用〉 本発明は上記した構成であるので、隣接する脚体の下端
に跨ると共に連結部で一体に構成した基板の長手方向の
側縁に設けた弾性を有する支持体により、水底上に基板
を安定して軟着陸状態に設置することができ、地盤を安
定して水面上に構築することができる。
に跨ると共に連結部で一体に構成した基板の長手方向の
側縁に設けた弾性を有する支持体により、水底上に基板
を安定して軟着陸状態に設置することができ、地盤を安
定して水面上に構築することができる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面の実施例について説明する。
第1図及び第2図は本発明の基本的構造を示す概略側面
及び概略正面図であって、地盤1は所定の建造物等の施
設を設置するのに充分な強度を有しており、例えば鉄板
にコンクリートを打設したような構成であり、例えば短
辺150m、長辺1000m程度のプレート状のものである。
及び概略正面図であって、地盤1は所定の建造物等の施
設を設置するのに充分な強度を有しており、例えば鉄板
にコンクリートを打設したような構成であり、例えば短
辺150m、長辺1000m程度のプレート状のものである。
この地盤1の下面には多数の脚体2…を垂設し、各脚体
2の下端には地盤1の長手方向に沿って基板3を一連に
設ける。尚、図示の実施例では、地盤1の下面両側に2
列の脚体2…を夫々に列設して、各列の脚体2の下端に
基板3を個々に設け、両基板3、3を適宜間隔で配設す
る連結部4で一体に構成している。また地盤1は長手方
向に沿って階段状に緩く傾斜している。
2の下端には地盤1の長手方向に沿って基板3を一連に
設ける。尚、図示の実施例では、地盤1の下面両側に2
列の脚体2…を夫々に列設して、各列の脚体2の下端に
基板3を個々に設け、両基板3、3を適宜間隔で配設す
る連結部4で一体に構成している。また地盤1は長手方
向に沿って階段状に緩く傾斜している。
そして、上記基板3の長手方向に沿う両側縁には弾力性
を有する支持体5、5を設ける。この支持体5は、例え
ば、ゴムや合成樹脂等の所定材料で液密かつ気密に収縮
自在に成形したもので、例えば上記1000mの地盤1に対
しては600m程度の長さを有している。
を有する支持体5、5を設ける。この支持体5は、例え
ば、ゴムや合成樹脂等の所定材料で液密かつ気密に収縮
自在に成形したもので、例えば上記1000mの地盤1に対
しては600m程度の長さを有している。
上記のような構成の支持体5内には水、砂、空気等の充
填物を適宜注入して膨張させ、膨張した支持体5により
基板3を弾性的に水底aに支持するのである。
填物を適宜注入して膨張させ、膨張した支持体5により
基板3を弾性的に水底aに支持するのである。
支持体5の内部に充填物の注入量、換言すると支持体5
の膨張の程度は、水底aの状態に対応して行なう。
の膨張の程度は、水底aの状態に対応して行なう。
そして、膨張した支持体5は一種の緩衝材として作用
し、地盤1を水底a上に軟着陸状態で設置することがで
きる。また、必要に応じて地盤1を碇状にワイヤー等
(図示せず)で係留すれば、地盤1を水面上で移動しな
い安定した状態とすることができる。
し、地盤1を水底a上に軟着陸状態で設置することがで
きる。また、必要に応じて地盤1を碇状にワイヤー等
(図示せず)で係留すれば、地盤1を水面上で移動しな
い安定した状態とすることができる。
上記のように構成した水上地盤1を横方向に並設して更
に広面積の水上地盤を構築することもでき、この場合に
は、支持体5は垂直荷重を支えるばかりではなく、隣接
する基板3の衝突破損を防止する緩衝材としての機能を
発揮する。
に広面積の水上地盤を構築することもでき、この場合に
は、支持体5は垂直荷重を支えるばかりではなく、隣接
する基板3の衝突破損を防止する緩衝材としての機能を
発揮する。
第3図は、本発明に係る水上地盤1を用いた水上都市モ
デルであって、地盤1の下面に多数の脚体2…を垂設
し、各脚体2の下端には基板3が設けてある。そして、
上記基板3の長手方向の側縁に支持体5を設けて、この
支持体5により基板3を水底a上に軟着陸状態で安定に
支持している。
デルであって、地盤1の下面に多数の脚体2…を垂設
し、各脚体2の下端には基板3が設けてある。そして、
上記基板3の長手方向の側縁に支持体5を設けて、この
支持体5により基板3を水底a上に軟着陸状態で安定に
支持している。
地盤1の上面には長手方向の一端から他端に向けて上り
傾斜すると共に、幅方向の中央が緩く凹陥する都市6を
形成する。この都市6は側端部にオフィス部分7を持
ち、中央部には、テニスコート、公園等の広場8を有
し、また住居部分9を有している。一方、地盤1内(地
中)には道路、駐車場、ショッピングセンター等の公共
施設や機械室、備蓄倉庫、浮力調整室等を設け、更に図
示の実施例では一端に岸壁10を設けている。
傾斜すると共に、幅方向の中央が緩く凹陥する都市6を
形成する。この都市6は側端部にオフィス部分7を持
ち、中央部には、テニスコート、公園等の広場8を有
し、また住居部分9を有している。一方、地盤1内(地
中)には道路、駐車場、ショッピングセンター等の公共
施設や機械室、備蓄倉庫、浮力調整室等を設け、更に図
示の実施例では一端に岸壁10を設けている。
そして、上記のような水上都市6を複数並設して各水上
都市6の間に橋を架設して連絡すれば、水上に一大都市
の構築も可能である。この場合に本発明によれば、隣接
する各都市の基板3…の間に弾性を有する支持体5が介
在するので、各基板3が衝突することがない。
都市6の間に橋を架設して連絡すれば、水上に一大都市
の構築も可能である。この場合に本発明によれば、隣接
する各都市の基板3…の間に弾性を有する支持体5が介
在するので、各基板3が衝突することがない。
以上、本発明を図面の実施例について説明したが、本発
明は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにで
も実施することができる。
明は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにで
も実施することができる。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明によれば、隣接する脚体の下端に跨
ると共に連絡部で一体に構成した基板の長手方向に沿う
側縁に弾性を有する支持体を設け、この支持体により上
記基板を水底上に弾性的に支持するようにしたので、地
盤を水面上で移動しない軟着陸状態として、基板を安定
して支持することが可能である。従って、地盤を水面上
に極めて容易かつ安定して設置することができ、経費も
極めて低廉になる。しかも、地盤が大型化しても、支持
体を延長すれば対応できるので、施工が容易であり、工
費の削減や工期の短縮が可能である。
ると共に連絡部で一体に構成した基板の長手方向に沿う
側縁に弾性を有する支持体を設け、この支持体により上
記基板を水底上に弾性的に支持するようにしたので、地
盤を水面上で移動しない軟着陸状態として、基板を安定
して支持することが可能である。従って、地盤を水面上
に極めて容易かつ安定して設置することができ、経費も
極めて低廉になる。しかも、地盤が大型化しても、支持
体を延長すれば対応できるので、施工が容易であり、工
費の削減や工期の短縮が可能である。
また、本発明による水上地盤を隣接して設置する場合に
は、支持材は横方向の緩衝材として機能するので基板が
互いに干渉して破損することがない。そして、本発明
は、波浪の影響を受けることが少なく安全であり、必要
に応じて移動することも可能であるなど、多くの優れた
効果を有している。
は、支持材は横方向の緩衝材として機能するので基板が
互いに干渉して破損することがない。そして、本発明
は、波浪の影響を受けることが少なく安全であり、必要
に応じて移動することも可能であるなど、多くの優れた
効果を有している。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示し、第1図は基本構造の概略
側面図、第2図は同上の概略正面図、第3図は本発明を
用いた都市の概略斜視図である。 1……地盤、2……脚体、3……基板、5……支持体。
側面図、第2図は同上の概略正面図、第3図は本発明を
用いた都市の概略斜視図である。 1……地盤、2……脚体、3……基板、5……支持体。
Claims (1)
- 【請求項1】水面上に位置する地盤の下面に多数の脚体
を垂設し、隣接する脚体の下端に跨る基板を設けると共
に、該基板を連結部で一体に構成し、該基板の側縁に長
手方向に沿う弾性を有する支持体を設け、この支持体に
より上記基板を水底上に軟着陸状態で安定させて支持す
るようにしたことを特徴とする水上地盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242782A JPH0791865B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 水上地盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242782A JPH0791865B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 水上地盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6490338A JPS6490338A (en) | 1989-04-06 |
| JPH0791865B2 true JPH0791865B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=17094205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62242782A Expired - Lifetime JPH0791865B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 水上地盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791865B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6085112A (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-14 | Kiyonori Kikutake | 軟着底海洋構造物 |
| JPS61242212A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-28 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 海洋構造物の据付工法 |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP62242782A patent/JPH0791865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6490338A (en) | 1989-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4426176A (en) | L-Shaped concrete block and method for constructing a retaining wall by such L-shaped concrete blocks | |
| KR100243401B1 (ko) | 지하 매설관용 지지구조물 | |
| JPH0756140B2 (ja) | 擁壁構造物の建設方法及び擁壁構造物 | |
| US2803113A (en) | Erosion preventive device | |
| JPH0474505B2 (ja) | ||
| JPH0791865B2 (ja) | 水上地盤 | |
| US3708931A (en) | Mobile home pad construction | |
| RU2209883C1 (ru) | Фундамент резервуара | |
| US2496532A (en) | Portable marine foundation | |
| JPH0440495B2 (ja) | ||
| RU93010634A (ru) | Опора трубопровода | |
| JP3060274B2 (ja) | 木材素材による砂抄海岸侵食防止装置 | |
| CN215482696U (zh) | 一种用于淤泥质土地基的重力式码头 | |
| KR101045150B1 (ko) | 전석을 이용한 옹벽 시공구조 및 전석을 이용한 옹벽 시공방법 | |
| KR100642331B1 (ko) | 연약지반의 도로 교량용 교대 뒷채움부의 차수시설 | |
| JP3677729B2 (ja) | 取水口装置 | |
| JPH02217568A (ja) | 人工スキー場 | |
| JP2000291027A (ja) | 駐車場等設置用地下ピット構造 | |
| JPS63165607A (ja) | 消波堤 | |
| JP2588094B2 (ja) | 軟着底式海洋構造装置 | |
| SU1217978A1 (ru) | Устройство дл защиты насыпей от размывов | |
| RU2231599C2 (ru) | Несущая опорная конструкция | |
| JPS6016651Y2 (ja) | 土木工事用鋼製箱枠 | |
| SU1588831A1 (ru) | Гидротехническое сооружение | |
| JP2573494B2 (ja) | 水面上の地盤の設置法 |