JPH0792019B2 - 船外機のシリンダブロツク - Google Patents
船外機のシリンダブロツクInfo
- Publication number
- JPH0792019B2 JPH0792019B2 JP12802186A JP12802186A JPH0792019B2 JP H0792019 B2 JPH0792019 B2 JP H0792019B2 JP 12802186 A JP12802186 A JP 12802186A JP 12802186 A JP12802186 A JP 12802186A JP H0792019 B2 JPH0792019 B2 JP H0792019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder block
- hole
- outboard motor
- casting hole
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、アッセンブリ後に脱脂、脱酸、塗装などに
よって表面を処理するようにした船外機のシリンダブロ
ックに関する。
よって表面を処理するようにした船外機のシリンダブロ
ックに関する。
(従来の技術) 船外機に組込まれているエンジン部分のアルミダイキャ
スト製シリンダブロックには、駄肉を減らすためにいく
つかの鋳抜き穴が配置されている。この鋳抜き穴は、ク
ランクケースとの合せ面に開口し、組付後は密閉室にな
るように設定される。その理由は、この種のアルミ製品
が海水に侵されやすいので、マリン処理あるいは塗装を
するのが普通であるが、鋳抜き穴に上記処理剤や塗料あ
るいは前処理用の脱脂、脱酸液が侵入して残溜すると却
って腐食が促進されるのでこれを防ぐためで、上記表面
処理は、アッセンブリ後に行なうのが前提である。
スト製シリンダブロックには、駄肉を減らすためにいく
つかの鋳抜き穴が配置されている。この鋳抜き穴は、ク
ランクケースとの合せ面に開口し、組付後は密閉室にな
るように設定される。その理由は、この種のアルミ製品
が海水に侵されやすいので、マリン処理あるいは塗装を
するのが普通であるが、鋳抜き穴に上記処理剤や塗料あ
るいは前処理用の脱脂、脱酸液が侵入して残溜すると却
って腐食が促進されるのでこれを防ぐためで、上記表面
処理は、アッセンブリ後に行なうのが前提である。
ところが、シリンダブロックは製品後高温になるため密
閉室内圧が上昇し、接触しているガスケットを破損させ
る心配がある。一般的にはこの種の空腔にエア抜き孔を
設けておくことで解決するが、上記のように、アッセン
ブリ後に塗装されるものでは、処理剤残留を防ぐために
この解決策は採用できない。このため、この種の船外機
のシリンダブロックのように温度変化の激しい部品には
密閉した室を設けないように設計され、したがって軽量
化のための減肉が制限されるという問題があった。
閉室内圧が上昇し、接触しているガスケットを破損させ
る心配がある。一般的にはこの種の空腔にエア抜き孔を
設けておくことで解決するが、上記のように、アッセン
ブリ後に塗装されるものでは、処理剤残留を防ぐために
この解決策は採用できない。このため、この種の船外機
のシリンダブロックのように温度変化の激しい部品には
密閉した室を設けないように設計され、したがって軽量
化のための減肉が制限されるという問題があった。
一方、上記エア抜き孔をアッセンブリ塗装後に穿孔加工
することが考えられるが、大きな部品に対して小さな孔
を複数個加工するのは作業性がよくないと同時に、V型
多気筒エンジンシリンダブロックの相対面に穿孔するの
は極めて困難であるという問題があって、量産品には解
決策になり得ないものであった。
することが考えられるが、大きな部品に対して小さな孔
を複数個加工するのは作業性がよくないと同時に、V型
多気筒エンジンシリンダブロックの相対面に穿孔するの
は極めて困難であるという問題があって、量産品には解
決策になり得ないものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、アルミダイキャスト製の船外機のシリン
ダブロックでは、減肉用の鋳抜き穴が、塗装工程では密
閉され、製品化された後はエア抜き孔を必要とする問題
点と、塗装後の穴あけ作業が困難であるという問題点が
ある。この発明は、この問題点を解決するもので、密閉
状態に形成した鋳抜き穴に塗装後極めて簡単にエア抜き
孔を付加できるようにした船外機のシリンダブロックを
提供することを目的とする。
ダブロックでは、減肉用の鋳抜き穴が、塗装工程では密
閉され、製品化された後はエア抜き孔を必要とする問題
点と、塗装後の穴あけ作業が困難であるという問題点が
ある。この発明は、この問題点を解決するもので、密閉
状態に形成した鋳抜き穴に塗装後極めて簡単にエア抜き
孔を付加できるようにした船外機のシリンダブロックを
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、この発明の船外機のシリン
ダブロックでは、クランクケースなどとの接合によって
密閉される重量軽減用の鋳抜き穴を持つ船外機のシリン
ダブロックにおいて、その鋳抜き穴と外表との間のシリ
ンダブロック壁の外表面に、奥底面に薄肉を残した小径
の鋳抜き穴を形成した構成をとる。
ダブロックでは、クランクケースなどとの接合によって
密閉される重量軽減用の鋳抜き穴を持つ船外機のシリン
ダブロックにおいて、その鋳抜き穴と外表との間のシリ
ンダブロック壁の外表面に、奥底面に薄肉を残した小径
の鋳抜き穴を形成した構成をとる。
(作用) 上記のように構成したので、このシリンダブロックに設
けた鋳抜き穴は、アッセンブリ当初には密閉室となって
障害を残すことなく塗装工程を終えることができ、塗装
後に外表に付加した鋳抜き穴にポンチなどを挿入して奥
底部の薄肉を破ることによってエア抜き孔が容易に形成
される。
けた鋳抜き穴は、アッセンブリ当初には密閉室となって
障害を残すことなく塗装工程を終えることができ、塗装
後に外表に付加した鋳抜き穴にポンチなどを挿入して奥
底部の薄肉を破ることによってエア抜き孔が容易に形成
される。
(実施例) 以下この発明の実施例を示す図に就いて詳しく説明す
る。
る。
第1図は原理的に示したもので、アルミダイキャスト製
シリンダブロック1は同じくアルミダイキャスト製のク
ランクケース2にガスケット3を挟んでボルト4により
接合される。シリンダブロック1には接合面に開口する
減肉による重量軽減のための鋳抜き穴5aが形成され、同
様にクランクケース2にも接合面に開口する鋳抜き穴5b
が形成されている。シリンダブロック1とクランクケー
ス2を上記のように接合したときは、両鋳抜き穴5a,5b
は合体して密閉した空腔として形成される。
シリンダブロック1は同じくアルミダイキャスト製のク
ランクケース2にガスケット3を挟んでボルト4により
接合される。シリンダブロック1には接合面に開口する
減肉による重量軽減のための鋳抜き穴5aが形成され、同
様にクランクケース2にも接合面に開口する鋳抜き穴5b
が形成されている。シリンダブロック1とクランクケー
ス2を上記のように接合したときは、両鋳抜き穴5a,5b
は合体して密閉した空腔として形成される。
鋳抜き穴5aとシリンダブロック外表面6とを隔てるシリ
ンダブロック壁7の外表面には、内部へ凹陥し、奥底面
に薄肉8を残した小径の鋳抜き穴9が形成されている。
この鋳抜き穴9の存在によっても、シリンダブロック1
とクランクケース2を接合したときの鋳抜き穴5a,5bの
密閉は崩れない。こうしてアッセンブリした形で塗装工
程やマリン処理工程に送られるが、鋳抜き穴5a,5b内に
は前処理のため脱脂液、脱酸液あるいは表面処理液が侵
入しない。塗装あるいは表面処理の後、第2図に示すよ
うに、ポンチ10を鋳抜き穴9に打ち込んで薄肉8を抜き
とることによって鋳抜き穴5a,5bにエア抜き孔が備えら
れる。これにより温度変化によっても内圧が変化するこ
となく、ガスケット3の破損などを防ぐことができる。
ンダブロック壁7の外表面には、内部へ凹陥し、奥底面
に薄肉8を残した小径の鋳抜き穴9が形成されている。
この鋳抜き穴9の存在によっても、シリンダブロック1
とクランクケース2を接合したときの鋳抜き穴5a,5bの
密閉は崩れない。こうしてアッセンブリした形で塗装工
程やマリン処理工程に送られるが、鋳抜き穴5a,5b内に
は前処理のため脱脂液、脱酸液あるいは表面処理液が侵
入しない。塗装あるいは表面処理の後、第2図に示すよ
うに、ポンチ10を鋳抜き穴9に打ち込んで薄肉8を抜き
とることによって鋳抜き穴5a,5bにエア抜き孔が備えら
れる。これにより温度変化によっても内圧が変化するこ
となく、ガスケット3の破損などを防ぐことができる。
次に、第3図はV型多気筒エンジンの構成を示す縦断側
面図、第4図は第3図A矢視のシリンダブロック後面
図、第5図は同じくB矢視のシリンダブロック底面図で
ある。
面図、第4図は第3図A矢視のシリンダブロック後面
図、第5図は同じくB矢視のシリンダブロック底面図で
ある。
シリンダブロック11はアルミダイキャスト製で、シリン
ダスリーブと挿嵌されたボア12a,12b,12cが並設され
る。13a,13b,13cは吸気通路、14a,14b,14cは掃気通路で
ある。隣り合ったボア12aと12bおよび12bと12cの間で吸
気通路13aと掃気通路14bおよび吸気通路13bと掃気通路1
4cを隔てる肉厚部には下面のクランクケース15との接合
面16に開口する減肉用の鋳抜き穴17が形成されている。
この鋳抜き穴17はクランクケース15が接合されたときは
密閉室となる。
ダスリーブと挿嵌されたボア12a,12b,12cが並設され
る。13a,13b,13cは吸気通路、14a,14b,14cは掃気通路で
ある。隣り合ったボア12aと12bおよび12bと12cの間で吸
気通路13aと掃気通路14bおよび吸気通路13bと掃気通路1
4cを隔てる肉厚部には下面のクランクケース15との接合
面16に開口する減肉用の鋳抜き穴17が形成されている。
この鋳抜き穴17はクランクケース15が接合されたときは
密閉室となる。
次に、上記鋳抜き穴17とシリンダブロック11外表面とを
隔てるシリンダブロック壁18のその外表面19には、奥底
面に薄肉20を残した小径の鋳抜き穴21が形成される。
隔てるシリンダブロック壁18のその外表面19には、奥底
面に薄肉20を残した小径の鋳抜き穴21が形成される。
上記構成は後バンクシリンダ11aにおいても同様であ
る。V型に組付けられたときは、前バンク、後バンクシ
リンダブロック11a,11bは対称的に配置され、したがっ
て鋳抜き穴21は両者の対向面に向き合って位置する。塗
装工程には鋳抜き穴17を密閉したアッセンブリの形で行
なわれる。塗装後にポンチによって薄肉20を打ち抜き、
鋳抜き穴21は鋳抜き穴17のエア抜き穴(第3図示)に変
化する。上記のように鋳抜き穴21がV型配置の狭い空間
に配置されていても、ポンチでの打抜き作業が容易であ
る。
る。V型に組付けられたときは、前バンク、後バンクシ
リンダブロック11a,11bは対称的に配置され、したがっ
て鋳抜き穴21は両者の対向面に向き合って位置する。塗
装工程には鋳抜き穴17を密閉したアッセンブリの形で行
なわれる。塗装後にポンチによって薄肉20を打ち抜き、
鋳抜き穴21は鋳抜き穴17のエア抜き穴(第3図示)に変
化する。上記のように鋳抜き穴21がV型配置の狭い空間
に配置されていても、ポンチでの打抜き作業が容易であ
る。
上記の通り、この発明に係る船外機のシリンダブロック
は、減肉用の鋳抜き穴に対し、外表部面から薄肉を残し
た小径の鋳抜き穴を臨ませたもので、塗装工程などでは
密閉状態を保持し、後に簡単にエア抜き孔に形成するこ
とができ、複雑な形状を持つ船外機のシリンダブロック
にエア抜き孔を備えた多様の減肉用鋳抜き穴を作業性よ
く配置することができ、船外機エンジンのシリンダブロ
ックの軽量化、コストダウンに大いに役立つ効果があ
る。
は、減肉用の鋳抜き穴に対し、外表部面から薄肉を残し
た小径の鋳抜き穴を臨ませたもので、塗装工程などでは
密閉状態を保持し、後に簡単にエア抜き孔に形成するこ
とができ、複雑な形状を持つ船外機のシリンダブロック
にエア抜き孔を備えた多様の減肉用鋳抜き穴を作業性よ
く配置することができ、船外機エンジンのシリンダブロ
ックの軽量化、コストダウンに大いに役立つ効果があ
る。
第1図はこの発明に係る船外機のシリンダブロック実施
例を原理的に示した要部の縦断面図、第2図は上記シリ
ンダブロックのエア抜き孔部の拡大した断面図、第3図
はこの発明の実施例を示すもので船外機のV型多気筒エ
ンジンの要部を示す縦断面図、第4図は第3図A矢視の
シリンダブロック後面図、第5図は第3図B矢視のシリ
ンダブロック底面図である。 1,11……シリンダブロック、2,15……クランクケース、
5a,5b,17……鋳抜き穴、8,20……薄肉、9,21……(エア
抜き用)鋳抜き穴、10……ポンチ。
例を原理的に示した要部の縦断面図、第2図は上記シリ
ンダブロックのエア抜き孔部の拡大した断面図、第3図
はこの発明の実施例を示すもので船外機のV型多気筒エ
ンジンの要部を示す縦断面図、第4図は第3図A矢視の
シリンダブロック後面図、第5図は第3図B矢視のシリ
ンダブロック底面図である。 1,11……シリンダブロック、2,15……クランクケース、
5a,5b,17……鋳抜き穴、8,20……薄肉、9,21……(エア
抜き用)鋳抜き穴、10……ポンチ。
Claims (1)
- 【請求項1】クランクケースなどとの接合によって密閉
される重量軽減用の鋳抜き穴を持つ船外機のシリンダブ
ロックにおいて、その鋳抜き穴と外表との間のシリンダ
ブロック壁の外表面に、奥底面に薄肉を残した小径の鋳
抜き穴を形成してなることを特徴とする船外機のシリン
ダブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12802186A JPH0792019B2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 船外機のシリンダブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12802186A JPH0792019B2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 船外機のシリンダブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284945A JPS62284945A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0792019B2 true JPH0792019B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=14974525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12802186A Expired - Lifetime JPH0792019B2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 船外機のシリンダブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4570495B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2010-10-27 | 本田技研工業株式会社 | 水冷式内燃機関のエア抜き構造 |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP12802186A patent/JPH0792019B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284945A (ja) | 1987-12-10 |
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