JPH0792854B2 - 紙葉類判別装置 - Google Patents
紙葉類判別装置Info
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- JPH0792854B2 JPH0792854B2 JP1179915A JP17991589A JPH0792854B2 JP H0792854 B2 JPH0792854 B2 JP H0792854B2 JP 1179915 A JP1179915 A JP 1179915A JP 17991589 A JP17991589 A JP 17991589A JP H0792854 B2 JPH0792854 B2 JP H0792854B2
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Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、紙幣などの紙葉類を判別する紙葉類判別装置
に関わり、特に紙葉類の前端縁が搬送方向に直交する方
向に対して斜め状態に搬送されても、紙葉類の幅方向の
寸法を正確に判別できるようになした紙葉類判別装置に
関するものである。
に関わり、特に紙葉類の前端縁が搬送方向に直交する方
向に対して斜め状態に搬送されても、紙葉類の幅方向の
寸法を正確に判別できるようになした紙葉類判別装置に
関するものである。
「従来の技術」 以下、紙葉類の紙幣として説明する。
紙幣の金種を判別する手法の一つとして、従来から、紙
幣の外形寸法(紙幣の移動方向への寸法を長さ寸法と呼
び、紙幣の移動方向と直交する方向への寸法を幅寸法と
呼ぶことにする)を測定し、その測定結果を基準値と比
較することが行われている。
幣の外形寸法(紙幣の移動方向への寸法を長さ寸法と呼
び、紙幣の移動方向と直交する方向への寸法を幅寸法と
呼ぶことにする)を測定し、その測定結果を基準値と比
較することが行われている。
例えば、特開昭54−121761号公報には、紙幣の幅方向に
沿って配列された2つの光電検出器により、該2つの光
電検出器間の距離と、紙幣の検出時間のズレに基づく距
離から斜め角度を求め、他方、光電検出器における紙幣
の長さ方向の寸法(紙幣の検出時間に基づく寸法)と前
記求められた斜め角度とから、三角関数を用いて、真の
長さ寸法を算出していた。
沿って配列された2つの光電検出器により、該2つの光
電検出器間の距離と、紙幣の検出時間のズレに基づく距
離から斜め角度を求め、他方、光電検出器における紙幣
の長さ方向の寸法(紙幣の検出時間に基づく寸法)と前
記求められた斜め角度とから、三角関数を用いて、真の
長さ寸法を算出していた。
この技術を応用して、紙幣の幅方向の位置を検出し得る
ライン状のセンサを用いて、幅方向の特定の2箇所の位
置での紙幣の検出時間のズレに基づく距離を検出して斜
め角度を求め、ライン状のセンサにより検出される紙幣
の幅方向の寸法と前記求められた斜め角度とから、同じ
く三角関数を用いて、真の幅寸法を算出することが考え
られていた。
ライン状のセンサを用いて、幅方向の特定の2箇所の位
置での紙幣の検出時間のズレに基づく距離を検出して斜
め角度を求め、ライン状のセンサにより検出される紙幣
の幅方向の寸法と前記求められた斜め角度とから、同じ
く三角関数を用いて、真の幅寸法を算出することが考え
られていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、三角関数を用いて減算処理を行う場合に
あっては、所定の精度を得るため、小数点を含む多数桁
の乗除算を行うことが必要であるため、ある程度の演算
時間が必要となって、通常、パターン判別などと組み合
わされる紙幣の判別装置にあっては、判別処理速度の向
上に際して障害となっていた。
あっては、所定の精度を得るため、小数点を含む多数桁
の乗除算を行うことが必要であるため、ある程度の演算
時間が必要となって、通常、パターン判別などと組み合
わされる紙幣の判別装置にあっては、判別処理速度の向
上に際して障害となっていた。
また、予め補正データのテーブルを用意して参照し、前
記斜め角度に基づく補正値によって簡便に修正すること
も考えられるが、紙幣の寸法毎に数多くの補正データを
格納する必要があり、幅寸法の算出だけのために、デー
タ記憶部の領域を確保するには、効率が悪いという問題
がある。
記斜め角度に基づく補正値によって簡便に修正すること
も考えられるが、紙幣の寸法毎に数多くの補正データを
格納する必要があり、幅寸法の算出だけのために、デー
タ記憶部の領域を確保するには、効率が悪いという問題
がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、格別に
大きなデータ記憶部の領域を必要とせず、また、演算処
理も時間のかからない、簡単な処理により正確な幅寸法
を求められる判別装置を提供することを目的とするもの
である。
大きなデータ記憶部の領域を必要とせず、また、演算処
理も時間のかからない、簡単な処理により正確な幅寸法
を求められる判別装置を提供することを目的とするもの
である。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本願の各請求項記載の発明
は、それぞれ下記の構成としてなるものである。
は、それぞれ下記の構成としてなるものである。
請求項1記載の発明は、 紙葉類の搬送方向と直交する方向に沿って配置され、搬
送される紙葉類の幅方向を検知する幅方向検知手段と、 該幅方向検知手段から得られた検知信号に基づいて、搬
送される紙葉類の前端縁の搬送方向前方側に位置する第
1の角部に関わる検知データ、及び該前端縁において搬
送方向後方側に位置する第2の角部に関わる検知データ
を記憶するとともに、前記第1の角部に関わる検知デー
タを得てから前記第2の角部に関わる検知データを得る
までの時間差に相当する時間中に、前記第1の角部もし
くは前記第2の角部から搬送方向後方に延びる前記紙葉
類の側縁部に関わる検知データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記第1の角部に関わる検知デ
ータ、前記第2の角部に関わる検知データ、及び前記側
縁部に関わる検知データとに基づいて、搬送される紙葉
類の真の幅方向寸法を算出する算出手段と から構成してなるものである。
送される紙葉類の幅方向を検知する幅方向検知手段と、 該幅方向検知手段から得られた検知信号に基づいて、搬
送される紙葉類の前端縁の搬送方向前方側に位置する第
1の角部に関わる検知データ、及び該前端縁において搬
送方向後方側に位置する第2の角部に関わる検知データ
を記憶するとともに、前記第1の角部に関わる検知デー
タを得てから前記第2の角部に関わる検知データを得る
までの時間差に相当する時間中に、前記第1の角部もし
くは前記第2の角部から搬送方向後方に延びる前記紙葉
類の側縁部に関わる検知データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記第1の角部に関わる検知デ
ータ、前記第2の角部に関わる検知データ、及び前記側
縁部に関わる検知データとに基づいて、搬送される紙葉
類の真の幅方向寸法を算出する算出手段と から構成してなるものである。
請求項2記載の発明は、 請求項1記載の発明において、第1第2の角部に関わる
検知データによって第1の寸法データを算出するととも
に、前記側縁部に関わる検知データによって求められた
第2の寸法データを前記第1の寸法データに加算処理す
るようにしたものである。
検知データによって第1の寸法データを算出するととも
に、前記側縁部に関わる検知データによって求められた
第2の寸法データを前記第1の寸法データに加算処理す
るようにしたものである。
請求項3記載の発明は、 請求項2記載の発明において、前記時間差によって生じ
る前記側縁部の幅方向への変位量の二分の一を第2の寸
法データとして用いるようにしたものである。
る前記側縁部の幅方向への変位量の二分の一を第2の寸
法データとして用いるようにしたものである。
請求項4記載の発明は、 請求項1記載の発明において、前記第2の角部に関わる
検知データと前記側縁部に関わる検知データとから第1
の寸法データを算出するとともに、この第1の寸法デー
タから、前記側縁部にかかわる検知データによって求め
られた第2の寸法データを減算するようにしたものであ
る。
検知データと前記側縁部に関わる検知データとから第1
の寸法データを算出するとともに、この第1の寸法デー
タから、前記側縁部にかかわる検知データによって求め
られた第2の寸法データを減算するようにしたものであ
る。
請求項5記載の発明は、 請求項4記載の発明において、前記側縁部の幅方向への
変位量に関するデータの二分の一を第2の寸法データと
して用いるようにしたものである。
変位量に関するデータの二分の一を第2の寸法データと
して用いるようにしたものである。
「作用」 上記請求項1記載の発明の構成により、幅方向検知手段
aから得られた検知信号に基づいて、搬送される紙葉類
の前端縁の先行する第1の角部に関わる検知データが得
られ、引き続き、該紙葉類の前端縁の後続する第2の角
部に関わる検知データが得られて、両検知データは記憶
手段bに記憶される。
aから得られた検知信号に基づいて、搬送される紙葉類
の前端縁の先行する第1の角部に関わる検知データが得
られ、引き続き、該紙葉類の前端縁の後続する第2の角
部に関わる検知データが得られて、両検知データは記憶
手段bに記憶される。
他方、前記第1の角部に関わる検知データを得てから前
記第2の角部に関わる検知データを得るまでの時間差に
相当する時間中に、前記第1の角部から、もしくは前記
第2の角部から搬送後方に延びる前記紙葉類の側縁部に
関わる検知データが前記幅方向検知手段aにより得ら
れ、同じく記憶手段bに記憶される。
記第2の角部に関わる検知データを得るまでの時間差に
相当する時間中に、前記第1の角部から、もしくは前記
第2の角部から搬送後方に延びる前記紙葉類の側縁部に
関わる検知データが前記幅方向検知手段aにより得ら
れ、同じく記憶手段bに記憶される。
そして、前記記憶手段bに記憶された前記第1の角部に
関わる検知データとに基づいて、搬送される紙葉類の真
の幅方向寸法を算出手段cが算出する。
関わる検知データとに基づいて、搬送される紙葉類の真
の幅方向寸法を算出手段cが算出する。
また、請求項2ないし5記載の発明にあっては、第1第
2の角部が検知される時間差によって増減する特性を持
った、側縁部にかかわる第2の寸法データそのもの、あ
るいはその半分を第1の寸法データから加減算すること
により、第1の寸法データを補正して真の幅寸法を算出
することができる。
2の角部が検知される時間差によって増減する特性を持
った、側縁部にかかわる第2の寸法データそのもの、あ
るいはその半分を第1の寸法データから加減算すること
により、第1の寸法データを補正して真の幅寸法を算出
することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
始めに、第2図〜第5図に示す第1実施例について説明
する。
する。
符号1L・1Rは、幅センサであって、これらの幅センサ1L
・1Rは、紙葉Pの幅方向(第3図矢印方向へ向かう搬送
方向と直交する方向であって、通常は、紙葉Pの長辺に
沿う方向である)には並べられた多数の光電変換素子S1
……Snから構成されている。
・1Rは、紙葉Pの幅方向(第3図矢印方向へ向かう搬送
方向と直交する方向であって、通常は、紙葉Pの長辺に
沿う方向である)には並べられた多数の光電変換素子S1
……Snから構成されている。
前記幅センサ1L・1Rは、それぞれセンサ制御回路2L・2R
によって制御されるようになっており、この制御回路2L
・2Rは、搬送系の駆動機構と同期したロータリーエンコ
ーダなどのクロック発生器3から出力されるパルスに基
づいて、前記各光変換素子S1……Smを所定の周期(搬送
速度よりも充分に速い速度)で順次動作させ、紙葉Pを
幅方向に走査して、各光変換素子S1……Smが紙葉Pに覆
われているか(遮光されているか)のデータを得、さら
に、左右の幅センサ1L・1Rからそれぞれ供給される時系
列的なデータ、 wL1,wL2,……wLn wR1,wR2,……wRn [同一の添字は同時(と見なし得る時刻)に得られたデ
ータを示し、また、各データは、その回のスキャンニン
グで得られた各光電変換素子SmのONまたはOFFについて
のデータの集合である]をカウンタ4L・4Rへ供給するよ
うになっている。
によって制御されるようになっており、この制御回路2L
・2Rは、搬送系の駆動機構と同期したロータリーエンコ
ーダなどのクロック発生器3から出力されるパルスに基
づいて、前記各光変換素子S1……Smを所定の周期(搬送
速度よりも充分に速い速度)で順次動作させ、紙葉Pを
幅方向に走査して、各光変換素子S1……Smが紙葉Pに覆
われているか(遮光されているか)のデータを得、さら
に、左右の幅センサ1L・1Rからそれぞれ供給される時系
列的なデータ、 wL1,wL2,……wLn wR1,wR2,……wRn [同一の添字は同時(と見なし得る時刻)に得られたデ
ータを示し、また、各データは、その回のスキャンニン
グで得られた各光電変換素子SmのONまたはOFFについて
のデータの集合である]をカウンタ4L・4Rへ供給するよ
うになっている。
またカウンタ4L・4Rは、ある時刻に紙葉Pの通過を検知
した光変換素子Smの個数をカウントし、このカウント値
を紙葉Pの幅寸法のデータとしてCPU5へ供給するように
なっている。また該CPU5は、ROM6に書き込まれたプログ
ラムにしたがって動作し、前記幅データを一旦RAM7へ書
き込むとともに、順次読み出しつつ所定の演算処理を行
うようになっている。
した光変換素子Smの個数をカウントし、このカウント値
を紙葉Pの幅寸法のデータとしてCPU5へ供給するように
なっている。また該CPU5は、ROM6に書き込まれたプログ
ラムにしたがって動作し、前記幅データを一旦RAM7へ書
き込むとともに、順次読み出しつつ所定の演算処理を行
うようになっている。
そして、時刻xに測定された幅データをW′xとすれ
ば、このW′xは W′x=wLx+wRx+a ……(1) [ただしaは左右の幅センサ1L・1R間の間隔であるとこ
ろの定数] によって与えられる。(第4図参照) また、第3図に示すように、紙葉Pが左端を先行させて
幅センサ1Lの上へ侵入して来ると、幅センサ1Lから得ら
れるデータwLが単調増加する。また、紙葉Pがある程度
進行すると、右側の幅センサ1RのデータwRも単調増加し
て行き、タイミングiで紙葉Pの右端(右角)が幅セン
サ1Rの上へ侵入すると最大値wRmax(=wRi)となり、そ
の後、単調減少する。したがって、これらのデータ列の
変化に基づいて、紙葉Pの斜向量を判別することができ
る。
ば、このW′xは W′x=wLx+wRx+a ……(1) [ただしaは左右の幅センサ1L・1R間の間隔であるとこ
ろの定数] によって与えられる。(第4図参照) また、第3図に示すように、紙葉Pが左端を先行させて
幅センサ1Lの上へ侵入して来ると、幅センサ1Lから得ら
れるデータwLが単調増加する。また、紙葉Pがある程度
進行すると、右側の幅センサ1RのデータwRも単調増加し
て行き、タイミングiで紙葉Pの右端(右角)が幅セン
サ1Rの上へ侵入すると最大値wRmax(=wRi)となり、そ
の後、単調減少する。したがって、これらのデータ列の
変化に基づいて、紙葉Pの斜向量を判別することができ
る。
次いで、第4図により上記データ列の測定に基づく斜向
補正の原理を説明する。
補正の原理を説明する。
wRが最大となる時刻i以後の時刻jにおける幅データ
は、上記(1)式より W′j=wLj+wRj+a と表すことができ、この時刻i以後の区間では、時間の
進行とともに、wRが単純に減少する。
は、上記(1)式より W′j=wLj+wRj+a と表すことができ、この時刻i以後の区間では、時間の
進行とともに、wRが単純に減少する。
ここで、補正用幅データW″jを W″j=wLj+wRj+i+a と定義すれば、上記W′jとW″jとから、補正された
幅データWjを Wj=(Wj′+Wj″)/2 =wLj+(wRj+wRj+i)/2+a ……(2) なる式に基づいて算出することができる。
幅データWjを Wj=(Wj′+Wj″)/2 =wLj+(wRj+wRj+i)/2+a ……(2) なる式に基づいて算出することができる。
すなわち、斜向量が大きい場合には、左右のセンサが紙
幣の存在を検知するタイミングのずれが大きくなるた
め、上記iも大きくなり、このiが大きくなることによ
って、wRj+iの値として、より単純減少した値が用いら
れることになるため、上記(2)式の演算結果としての
Wjとして、より小さな値が得られ、この結果、定性的に
は、斜向量が大きくなるほどに、測定データをより大き
く修正することができることになる。
幣の存在を検知するタイミングのずれが大きくなるた
め、上記iも大きくなり、このiが大きくなることによ
って、wRj+iの値として、より単純減少した値が用いら
れることになるため、上記(2)式の演算結果としての
Wjとして、より小さな値が得られ、この結果、定性的に
は、斜向量が大きくなるほどに、測定データをより大き
く修正することができることになる。
そして、上記(2)式に基づいて算出されたWjは、斜向
角度θから三角関数を用いて算出された真の幅の値Wを
実用上問題のない程度の精度で近似することのできる値
となる。以下、その根拠を第5図によって説明する。
角度θから三角関数を用いて算出された真の幅の値Wを
実用上問題のない程度の精度で近似することのできる値
となる。以下、その根拠を第5図によって説明する。
すなわち上記W′およびW″は、それぞれ W′=W/cosθ ……(3) W″=W×cosθ ……(4) と表すことができ、これら(3)(4)式より、 W″=W′×cos2θ ……(6) が得られる。すなわち、WはW′およびW″を変数とす
る式(5)により、斜向角度θの三角関数を用いること
なく算出することができる。
る式(5)により、斜向角度θの三角関数を用いること
なく算出することができる。
さらに、演算処理の簡略化を目的として、上記(5)式
に代えて(W′+W″)/2なる近似式(上記2式の変形
前の式)を用いると、この場合の誤差Diffは、 と表すことができ、この式に上記(6)式を適用する
と、 Diff=W′×(1−cosθ)2/2 となる。
に代えて(W′+W″)/2なる近似式(上記2式の変形
前の式)を用いると、この場合の誤差Diffは、 と表すことができ、この式に上記(6)式を適用する
と、 Diff=W′×(1−cosθ)2/2 となる。
したがって、例えばθ=10°,W′=200mmの場合に生じ
る誤差Diffは、 Diff≒0.023mm となり、実用上充分な精度を得ることができる。
る誤差Diffは、 Diff≒0.023mm となり、実用上充分な精度を得ることができる。
すなわち、本発明においては、 W=(W′−W″)/2 ……(7) なる式で、幅データを得るものである。
そして、上記演算により得られた幅データWjを基準とな
る幅データ(例えば各金種の紙幣ごとの幅データ)とCP
Uが比較することにより、当該紙葉類の金種、真偽など
を判別することができる。
る幅データ(例えば各金種の紙幣ごとの幅データ)とCP
Uが比較することにより、当該紙葉類の金種、真偽など
を判別することができる。
なお、本願の実施に必要なハードウエアの具体的構成が
上記実施例に限定されるものでないのはもちろんであ
る。例えば、幅センサとして、実施例のような多数の光
電変換素子群を用いるものに代えて、所定の検査幅全域
にわたる光電変換手段を用い、この光電変換手段の出力
が受光量(受光幅)に応じて変化することを利用して紙
葉類の幅データとすることもできる。
上記実施例に限定されるものでないのはもちろんであ
る。例えば、幅センサとして、実施例のような多数の光
電変換素子群を用いるものに代えて、所定の検査幅全域
にわたる光電変換手段を用い、この光電変換手段の出力
が受光量(受光幅)に応じて変化することを利用して紙
葉類の幅データとすることもできる。
また、紙葉類の右端が検知される時刻i以降に順次検出
されるデータに基づいて上記幅寸法の演算処理を繰り返
し、これを算術平均することによって、紙葉類の端部の
乱れに起因する誤差の影響を排除するようにしてもよい
のはもちろんである。
されるデータに基づいて上記幅寸法の演算処理を繰り返
し、これを算術平均することによって、紙葉類の端部の
乱れに起因する誤差の影響を排除するようにしてもよい
のはもちろんである。
さらにまた、本第1実施例においては、左右の幅センサ
1L・1Rからそれぞれ供給される時系列的なデータwLn・w
Rnは、各光電変換素子SmのONまたはOFFについてのデー
タの集合、すなわち、計数値であるような説明を行った
が、必ずしも計数値でなく、座標データとして記憶した
後、幅データとして上記演算を行うようにすることも可
能である。
1L・1Rからそれぞれ供給される時系列的なデータwLn・w
Rnは、各光電変換素子SmのONまたはOFFについてのデー
タの集合、すなわち、計数値であるような説明を行った
が、必ずしも計数値でなく、座標データとして記憶した
後、幅データとして上記演算を行うようにすることも可
能である。
次に、第6図を参照して、第2実施例について説明す
る。
る。
この第2実施例が、前記第1実施例と異なる点は、前記
左右の幅センサ1L・1Rが、一つの幅センサ10により構成
されてなることである。
左右の幅センサ1L・1Rが、一つの幅センサ10により構成
されてなることである。
従って、この第2実施例においては、紙葉Pの幅データ
を、幅センサ10より供給される遮光位置の座標データに
基づいて得ることができ、例えば、紙葉Pの左端位置デ
ータZLと右端位置データZRとにより、前記幅データW′
及びW″を得て、真の幅データを算出するようにするも
のである。
を、幅センサ10より供給される遮光位置の座標データに
基づいて得ることができ、例えば、紙葉Pの左端位置デ
ータZLと右端位置データZRとにより、前記幅データW′
及びW″を得て、真の幅データを算出するようにするも
のである。
従って、この第2実施例では、前記第1実施例の第2図
に示す回路構成よりもさらに簡略化された回路構成で本
願目的を達成できるものである。
に示す回路構成よりもさらに簡略化された回路構成で本
願目的を達成できるものである。
次に、第7図を参照して、第3実施例について説明す
る。
る。
この第3実施例は、前記第1実施例もしくは第2実施例
のいずれの回路構成でも達成できるもので、いずれにお
いても、さらに簡略化された制御で実施できるものであ
る。
のいずれの回路構成でも達成できるもので、いずれにお
いても、さらに簡略化された制御で実施できるものであ
る。
すなわち、前記第1実施例もしくは第2実施例において
は、幅データW′を得た後、タイムラグを設けて幅デー
タW″を得て、上記(7)式なる演算処理を行う必要が
あったが、この第3上記においては、幅データW′を得
ることができるタイミングで、幅データW″に相当する
幅データを得ることができ、真の幅データを早いタイミ
ングで求めることができる効果があるものである。
は、幅データW′を得た後、タイムラグを設けて幅デー
タW″を得て、上記(7)式なる演算処理を行う必要が
あったが、この第3上記においては、幅データW′を得
ることができるタイミングで、幅データW″に相当する
幅データを得ることができ、真の幅データを早いタイミ
ングで求めることができる効果があるものである。
すなわち、この第3実施例において上記(7)式に注目
する。
する。
まず、上記(7)式を次のように変形する。
W=(W′+W″)/2 =(2W′−W′+W″)/2 =W′−(W′−W″)/2 ……(8) あるいは、 W=(W′+W″)/2 =(2W″−W′+W″)/2 =W″+(W′−W″)/2 ……(9) また、上記(3)式及び(4)式から、第7図に示すよ
うに、幅データW′及びW″を書き換えると、次のこと
が明らかとなる。
うに、幅データW′及びW″を書き換えると、次のこと
が明らかとなる。
上記幅データW′は、搬送される紙葉Pの前端縁の先行
する第1の角部に続き、該前端縁の後続する第2の角部
が検出されたときの幅データに相当し、該幅データW′
は、第7図に示す幅データMとNを加算したものに相当
する。
する第1の角部に続き、該前端縁の後続する第2の角部
が検出されたときの幅データに相当し、該幅データW′
は、第7図に示す幅データMとNを加算したものに相当
する。
また、上記幅データW″は、搬送される紙葉Pの前端縁
の選考する第1の角部から、該前端縁の後続する第2の
角部までの幅データに相当し、該幅データW″は、同じ
く第7図に示す幅データMに相当する。
の選考する第1の角部から、該前端縁の後続する第2の
角部までの幅データに相当し、該幅データW″は、同じ
く第7図に示す幅データMに相当する。
また、上記第7図に示す幅データNは、前記第1の角部
に関わる検知データを得てから前記第2の角部に関わる
検知データを得るまでの時間差に相当する時間中に、前
記第1の角部から、もしくは前記第2の角部から搬送後
方に延びる前記紙葉Pの側縁部に関わる検知データ、す
なわち、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量に相当する幅
データであることが明らかである。
に関わる検知データを得てから前記第2の角部に関わる
検知データを得るまでの時間差に相当する時間中に、前
記第1の角部から、もしくは前記第2の角部から搬送後
方に延びる前記紙葉Pの側縁部に関わる検知データ、す
なわち、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量に相当する幅
データであることが明らかである。
上記(8)式は、斜め状態で搬送される紙葉Pより検出
される最大幅データ、すなわち、座標ZLiと座標ZRi間の
幅データM+Nから、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量
Nの半分、すなわち、座標ZLoと座標ZLi間の幅データN
の半分を減算処理したものに相当することが明らかであ
る。
される最大幅データ、すなわち、座標ZLiと座標ZRi間の
幅データM+Nから、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量
Nの半分、すなわち、座標ZLoと座標ZLi間の幅データN
の半分を減算処理したものに相当することが明らかであ
る。
また、上記(9)式は、斜め状態で搬送される紙葉Pよ
り検出される前端部の第1の角部から、該前端部の第2
の角部までの幅データ、すなわち、座標ZLoと座標ZLi間
の幅データMに、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量Nの
半分、すなわち座標ZLoと座標ZLi間の幅データNの半分
を加算処理したものに相当することが明らかである。
り検出される前端部の第1の角部から、該前端部の第2
の角部までの幅データ、すなわち、座標ZLoと座標ZLi間
の幅データMに、紙葉Pの側縁部の幅方向の変位量Nの
半分、すなわち座標ZLoと座標ZLi間の幅データNの半分
を加算処理したものに相当することが明らかである。
これらのことから、少なくとも、搬送される紙葉Pの前
端縁の先行する第1の角部に関わる検知データ、該前端
縁の後続する第2の角部に関わる検知データ、及び前記
第1の角部に関わる検知データを得てから前記第2の角
部に関わる検知データを得るまでの時間差に相当する時
間中に、前記第1の角部から、もしくは前記第2の角部
から搬送後方に延びる前記紙葉Pの側縁部に関わる検知
データを記憶することにより、真の幅データを算出する
ことができることが明らかとなる。
端縁の先行する第1の角部に関わる検知データ、該前端
縁の後続する第2の角部に関わる検知データ、及び前記
第1の角部に関わる検知データを得てから前記第2の角
部に関わる検知データを得るまでの時間差に相当する時
間中に、前記第1の角部から、もしくは前記第2の角部
から搬送後方に延びる前記紙葉Pの側縁部に関わる検知
データを記憶することにより、真の幅データを算出する
ことができることが明らかとなる。
上記の説明から、これらの各検知データは、座標データ
を利用すればより簡便となることが理解されるであろ
う。
を利用すればより簡便となることが理解されるであろ
う。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明は、少なくとも紙
葉類の左右の端部を検知する幅方向検知手段を用いてい
るから、その測定結果から算出される幅データを加減算
処理するので真の幅データを得ることができるようにな
したので、演算素子に対して大きな負荷となる三角関数
演算や、記憶手段に対して大きな負荷となる補正データ
のテーブルの記憶を行うことなく、簡便に真の幅データ
を得ることができるという効果を奏する。
葉類の左右の端部を検知する幅方向検知手段を用いてい
るから、その測定結果から算出される幅データを加減算
処理するので真の幅データを得ることができるようにな
したので、演算素子に対して大きな負荷となる三角関数
演算や、記憶手段に対して大きな負荷となる補正データ
のテーブルの記憶を行うことなく、簡便に真の幅データ
を得ることができるという効果を奏する。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図乃
至第5図は本発明の第1実施例を示すもので、第2図は
判別装置全体のブロック図、第3図は紙葉類の搬送方向
に対する幅センサの配置を示す平面図、第4図は幅デー
タのサンプリングタイミングの説明図、第5図は斜無補
正の原理の説明図、第6図は本発明の第2実施例を示す
もので、幅センサの配置を示す平面図、第7図は本発明
の第3実施例を示すもので、より簡便な斜無補正の原理
を示す説明図である。 a……幅方向検知手段、b……記憶手段、c……算出手
段。
至第5図は本発明の第1実施例を示すもので、第2図は
判別装置全体のブロック図、第3図は紙葉類の搬送方向
に対する幅センサの配置を示す平面図、第4図は幅デー
タのサンプリングタイミングの説明図、第5図は斜無補
正の原理の説明図、第6図は本発明の第2実施例を示す
もので、幅センサの配置を示す平面図、第7図は本発明
の第3実施例を示すもので、より簡便な斜無補正の原理
を示す説明図である。 a……幅方向検知手段、b……記憶手段、c……算出手
段。
Claims (5)
- 【請求項1】紙葉類の搬送方向と直交する方向に沿って
配置され、搬送される紙葉類の幅方向を検知する幅方向
検知手段と、 該幅方向検知手段から得られた検知信号に基づいて、搬
送される紙葉類の前端縁の搬送方向前方側に位置する第
1の角部に関わる検知データ、及び該前端縁において搬
送方向後方側に位置する第2の角部に関わる検知データ
を記憶するとともに、前記第1の角部に関わる検知デー
タを得てから前記第2の角部に関わる検知データを得る
までの時間差に相当する時間中に、前記第1の角部もし
くは前記第2の角部から搬送方向後方に延びる前記紙葉
類の側縁部に関わる検知データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記第1の角部に関わる検知デ
ータ、前記第2の角部に関わる検知データ、及び前記側
縁部に関わる検知データとに基づいて、搬送される紙葉
類の真の幅方向寸法を算出する算出手段と から構成されることを特徴とする紙葉類判別装置。 - 【請求項2】前記算出手段は、前記第1の角部に関わる
検知データと前記第2の角部に関わる検知データとから
求められる第1の寸法データに、前記側縁部に関わる検
知データから求められる第2の寸法データを加算処理す
ることにより、搬送される紙葉類の真の幅方向寸法を算
出することを特徴とする請求項1記載の紙葉類判別装
置。 - 【請求項3】前記第1の寸法データに加算処理される第
2の寸法データは、前記側縁部の幅方向の変位量の半分
に相当する寸法データであることを特徴とする請求項2
記載の紙葉類判別装置。 - 【請求項4】前記算出手段は、前記第2の角部に関わる
検知データと前記側縁部に関わる検知データとから求め
られる第1の寸法データから、前記側縁部に関わる検知
データから求められる第2の寸法データを減算処理する
ことにより、搬送される紙葉類の真の幅方向寸法を算出
することを特徴とする請求項1記載の紙葉類判別装置。 - 【請求項5】前記第1の寸法データから減算処理される
第2の寸法データは、前記側縁部の幅方向の変位量の半
分に相当する寸法データであることを特徴とする請求項
4記載の紙葉類判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1179915A JPH0792854B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 紙葉類判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1179915A JPH0792854B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 紙葉類判別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0344793A JPH0344793A (ja) | 1991-02-26 |
| JPH0792854B2 true JPH0792854B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=16074143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1179915A Expired - Lifetime JPH0792854B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 紙葉類判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792854B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101989360B (zh) | 2009-08-05 | 2012-07-11 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 磁性票纸合法性检验方法和装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI88133C (fi) * | 1991-06-24 | 1993-04-13 | Icl Personal Systems Oy | Skrivare eller annan motsvarande utmatningsanordning |
| JP2930494B2 (ja) * | 1993-02-18 | 1999-08-03 | ローレルバンクマシン株式会社 | シートの判別装置 |
| JP2007243441A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Canon Inc | 画像読取装置、当該装置の制御方法及び制御プログラム |
| JP5192167B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2013-05-08 | キヤノン電子株式会社 | 画像読取装置 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1179915A patent/JPH0792854B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101989360B (zh) | 2009-08-05 | 2012-07-11 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 磁性票纸合法性检验方法和装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0344793A (ja) | 1991-02-26 |
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