JPH0793787B2 - 三相三線式低圧配電線の異相活線切替方式 - Google Patents
三相三線式低圧配電線の異相活線切替方式Info
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- JPH0793787B2 JPH0793787B2 JP60194548A JP19454885A JPH0793787B2 JP H0793787 B2 JPH0793787 B2 JP H0793787B2 JP 60194548 A JP60194548 A JP 60194548A JP 19454885 A JP19454885 A JP 19454885A JP H0793787 B2 JPH0793787 B2 JP H0793787B2
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は三相V結線動力変圧器バンクの低圧配電線に接
続された三相負荷を異バンクの低圧配電線に活線のまま
切替接続することができるように、異バンク突き合せ点
に対向する左右導体間の電圧差を連系変圧器により解消
させながらこれらを接続し、左右両系統の並列運転を可
能ならしめた後に、被切替側の三相V結線変圧器を切り
離すようにした三相三線式低圧配電線の異相活線切替方
式に関する。
続された三相負荷を異バンクの低圧配電線に活線のまま
切替接続することができるように、異バンク突き合せ点
に対向する左右導体間の電圧差を連系変圧器により解消
させながらこれらを接続し、左右両系統の並列運転を可
能ならしめた後に、被切替側の三相V結線変圧器を切り
離すようにした三相三線式低圧配電線の異相活線切替方
式に関する。
電動機等動力用電源として機能する三相三線式配電線
(通常200V)は、同一の三相式高圧配電系統(通常600
V)に適宜接続された三相V結線動力変圧器より電力の
供給を受けている。更に、これら隣接するバンクの低圧
側線路導体の突き合わせ点は同一電柱上において開放状
態で私設されているが、後述の接地側電線は架空共同地
線として広い範囲に亘り連続した配電線接地網を構成し
ている。第6図は三相三線式高圧線と三相V結線動力変
圧器(2箇1組の柱上変圧器)との接続を、第4図は三
相三線式高圧線と三相V結線動力変圧器(2箇1組の柱
上変圧器)との接続を、相接続の相違に基いて分類整理
して図示したもので、L′A,L′B,L′Cは三相三線式高
圧配電線を構成する線路導体、Ti(i=1,2,3,4,5,6)
は三相V結線動力変圧器、iは相接続の種類を特定する
番号である。また、Xi,Yi,Niは低圧三相三線式配電線を
構成する線路導体でNiは中線導体(接地側電線)と呼ば
れ通常三相V結線動力変圧器Tiの近傍において接地され
る。L′AN,L′BN,L′CNは夫々高圧側線路導体L′A,
L′B,L′CとV結線変圧器Tiの高圧側(1次側)中点を
結ぶ中線、またLAN,LBN,LCNは夫々これらに対応する低
圧側中線である。
(通常200V)は、同一の三相式高圧配電系統(通常600
V)に適宜接続された三相V結線動力変圧器より電力の
供給を受けている。更に、これら隣接するバンクの低圧
側線路導体の突き合わせ点は同一電柱上において開放状
態で私設されているが、後述の接地側電線は架空共同地
線として広い範囲に亘り連続した配電線接地網を構成し
ている。第6図は三相三線式高圧線と三相V結線動力変
圧器(2箇1組の柱上変圧器)との接続を、第4図は三
相三線式高圧線と三相V結線動力変圧器(2箇1組の柱
上変圧器)との接続を、相接続の相違に基いて分類整理
して図示したもので、L′A,L′B,L′Cは三相三線式高
圧配電線を構成する線路導体、Ti(i=1,2,3,4,5,6)
は三相V結線動力変圧器、iは相接続の種類を特定する
番号である。また、Xi,Yi,Niは低圧三相三線式配電線を
構成する線路導体でNiは中線導体(接地側電線)と呼ば
れ通常三相V結線動力変圧器Tiの近傍において接地され
る。L′AN,L′BN,L′CNは夫々高圧側線路導体L′A,
L′B,L′CとV結線変圧器Tiの高圧側(1次側)中点を
結ぶ中線、またLAN,LBN,LCNは夫々これらに対応する低
圧側中線である。
これら低圧配電線の線間電圧の大きさは各バンクで同一
の大きさ(通常200V)であることは勿論であるが、高圧
側中線が夫々異なる相の高圧線路導体に接続されている
場合には、これらバンクの線路導体の電圧の位相は当然
に相違する。いま第6図に示す6種類の相接続のうち、
及びのものが隣接に、夫々に三相負荷(図示せず)
が接続されていたものとする。ここで、V結線変圧器T1
を取替え、または保守点検のために一時配電線系統より
切り離す必要を生じた場合、同作業が終了するまでの
間、同変圧器の分担する負荷に対し、電力の供給が中断
されることを避けるために、同負荷(換言すれば同負荷
の接続された3条の線路導体)を速やかにV結線変圧器
T6側へ切替接続することが必要となる。しかし、前述し
た通り、これら両バンクの線路導体間には電圧ベクトル
差があるために、この作業を活線のまま処理することは
危険且つ困難である。従って、一先ず被切替側V結線変
圧器T1を系統より切り離した後、該負荷(すなわち、該
負荷の接続された線路導体)を切替側V結線変圧器T6の
バンクへ切り替え接続しなければならない。したがって
該負荷について一時的停電が生ずる事態は不可避であっ
た。
の大きさ(通常200V)であることは勿論であるが、高圧
側中線が夫々異なる相の高圧線路導体に接続されている
場合には、これらバンクの線路導体の電圧の位相は当然
に相違する。いま第6図に示す6種類の相接続のうち、
及びのものが隣接に、夫々に三相負荷(図示せず)
が接続されていたものとする。ここで、V結線変圧器T1
を取替え、または保守点検のために一時配電線系統より
切り離す必要を生じた場合、同作業が終了するまでの
間、同変圧器の分担する負荷に対し、電力の供給が中断
されることを避けるために、同負荷(換言すれば同負荷
の接続された3条の線路導体)を速やかにV結線変圧器
T6側へ切替接続することが必要となる。しかし、前述し
た通り、これら両バンクの線路導体間には電圧ベクトル
差があるために、この作業を活線のまま処理することは
危険且つ困難である。従って、一先ず被切替側V結線変
圧器T1を系統より切り離した後、該負荷(すなわち、該
負荷の接続された線路導体)を切替側V結線変圧器T6の
バンクへ切り替え接続しなければならない。したがって
該負荷について一時的停電が生ずる事態は不可避であっ
た。
これに対し、V結線変圧器T1と同一定格のものをこれと
同一場所に並置し、両者の1次及び2次巻線を夫々並列
接続した後、T1を切り離す方法を考えることができる。
しかし、多くの場合、この方法ではスペースの確保が至
難であり、実用の可能性は乏しい。また危険な高圧側の
接続作業を伴い、その作業工数も大きいため、安全性及
び経済性の面からも好ましくない。
同一場所に並置し、両者の1次及び2次巻線を夫々並列
接続した後、T1を切り離す方法を考えることができる。
しかし、多くの場合、この方法ではスペースの確保が至
難であり、実用の可能性は乏しい。また危険な高圧側の
接続作業を伴い、その作業工数も大きいため、安全性及
び経済性の面からも好ましくない。
また、V結線変圧器T1の取り替え、または保守点検が終
了し、原負荷を同変圧器側に切戻し接続する場合におい
ても同様の問題がある。
了し、原負荷を同変圧器側に切戻し接続する場合におい
ても同様の問題がある。
本発明は以上に鑑みてなされたものであり、前記問題点
を解決するために次の手段をとる。すなわち、異バンク
突き合せ点において、対抗する左右の線路導体間の電圧
差を連系変圧器により解消させながら、同変圧器各巻線
の両端子に左右バンクの導体対を夫々接続する。左右両
バンクの線間電圧の大きさは何れも200Vであり、また後
述する通り、左右両バンク内において導体組み合せを適
当に選択することにより、左右バンクの導体対の線間電
圧の位相が同相または逆相となるものを見出すことがで
きるので、上述の接続は常に可能であり、これにより左
右両系統の並列運転が可能となる。この状態を実現した
後、被切替側三相V結線動力変圧器を切り離す。その後
も原三相負荷に対しては、切替側三相V結線動力変圧器
から連系変圧器を経由して、引続き三相電力が供給され
る。被切替側変圧器についての取替え、または保守点検
の作業が完了した後は、同変圧器を原低圧配電系統に再
び接続した後、連系変圧器を左右のバンクより切離し、
両者を夫々独立に運転させる。
を解決するために次の手段をとる。すなわち、異バンク
突き合せ点において、対抗する左右の線路導体間の電圧
差を連系変圧器により解消させながら、同変圧器各巻線
の両端子に左右バンクの導体対を夫々接続する。左右両
バンクの線間電圧の大きさは何れも200Vであり、また後
述する通り、左右両バンク内において導体組み合せを適
当に選択することにより、左右バンクの導体対の線間電
圧の位相が同相または逆相となるものを見出すことがで
きるので、上述の接続は常に可能であり、これにより左
右両系統の並列運転が可能となる。この状態を実現した
後、被切替側三相V結線動力変圧器を切り離す。その後
も原三相負荷に対しては、切替側三相V結線動力変圧器
から連系変圧器を経由して、引続き三相電力が供給され
る。被切替側変圧器についての取替え、または保守点検
の作業が完了した後は、同変圧器を原低圧配電系統に再
び接続した後、連系変圧器を左右のバンクより切離し、
両者を夫々独立に運転させる。
以下、本発明の三相三線式低圧配電線の異相活性切替方
式について詳細に説明する。
式について詳細に説明する。
実施例の説明に先立ち、異バンク突き合せ点に対向する
左右の線路導体の電圧について考察する。いま第3図
(a)に示すように、三相V結線動力変圧器T1及びT6が
夫々第4図の及びに示う態様で高圧配電線線路導体
L′A,L′B,L′Cに相接続され、夫々隣接した区域を分
担しているものとする。V結線変圧器T1及びT6の高圧側
(1次側)中点は相の異なる高圧側線路導体L′B及び
L′Cに、中線導体L′BN及びL′CNを経由して夫々接
続されている。またV結線変圧器T1の低圧側(2次側)
巻線においては、最左及び最右の端子は低圧線路導体X1
及びY1に、中点は中線導体N1に夫々接続される。同様に
V結線変圧器T6の2次巻線においても、最左及び最右の
端子は導体X6及びY6に、中点は中線導体N6に夫々接続さ
れる。低圧側中線導体N1及びN6は何れもV結線変圧器2
次巻線の中点と共に接地されているほか、広範囲にわた
って接続連系されて、線路の要所において設置され、架
空共同地線としての機能を果している。
左右の線路導体の電圧について考察する。いま第3図
(a)に示すように、三相V結線動力変圧器T1及びT6が
夫々第4図の及びに示う態様で高圧配電線線路導体
L′A,L′B,L′Cに相接続され、夫々隣接した区域を分
担しているものとする。V結線変圧器T1及びT6の高圧側
(1次側)中点は相の異なる高圧側線路導体L′B及び
L′Cに、中線導体L′BN及びL′CNを経由して夫々接
続されている。またV結線変圧器T1の低圧側(2次側)
巻線においては、最左及び最右の端子は低圧線路導体X1
及びY1に、中点は中線導体N1に夫々接続される。同様に
V結線変圧器T6の2次巻線においても、最左及び最右の
端子は導体X6及びY6に、中点は中線導体N6に夫々接続さ
れる。低圧側中線導体N1及びN6は何れもV結線変圧器2
次巻線の中点と共に接地されているほか、広範囲にわた
って接続連系されて、線路の要所において設置され、架
空共同地線としての機能を果している。
いま、高圧側線路導体の対地電位(相電圧)を夫々V′
A,V′B,V′Cとし、この順序に相が回転するものとし、
導体A−B,B−C,C−A間の電圧を夫々V′AB,V′BC,V′
CAで表示すれば、これら電圧のベクトル線図は第3図
(b)に示す通り、閉じた正三角形を形成する。一方、
低圧側線路導体X1,Y1,N1,X6,Y6,N6の電圧(従ってこれ
らの導体が夫々接続されているV結線変圧器2巻線端の
電圧)を夫々VA1,VC1,VBN,VB6,VA6,VCNとすれば第3図
(a)の回路図及び同(b)のベクトル線図から、これ
ら電圧のベクトル線図は同(c)の通りとなることは明
らかである。導体N1及びN6は共に接地され、 VBN=VCN=0 であることから、第3図(c)の各ベクトル線図の原点
は大地電位(零電位)であり、各ベクトルは各導体(及
びこれが接続される変圧器巻線の端子)の対地電圧を表
すことがわかる。これらベクトルの大きさは相等しく
(200V)、その位相角は60゜づつ増加する。突き合せ点
に対向する左右導体間の電圧について検討すれば、例え
ば導体X1−Y6間の電圧VX1-Y6は、 VX1-Y6=VA1−VA6=200ej60゜(V) 以下、同様の記号を用いて表示すれば |VX1-X6|=|VY1-Y6|=200 3(V), |VY1-X6|=400(V) となることがわかる。従って、左,右の導体間電圧は20
0V、200 3V,400Vの3種類であり、逆にこれが200Vとな
る導体の組み合せを見出せば、導体X1,Y6を、またこれ
が400Vとなる導体組み合せを見出せば導体Y1,X6を夫々
識別することができる。一方、左右両バンク内での各導
体の線間電圧を検討すれば、 VX1-N1=VA1 VY6-X6=VA6−VB6=VA1 従って、 VX1-N1=VY6-X6 また、 VY1-N1=VC1,VX6-N6=VB6=−VC1 従って、 VY1-N1=−VX6-N6=−VX6-N1 となることがわかる。このように、左側バンクで任意に
選び出された導体対に対して、常に右側バンクにおいて
同相または逆相の線間電圧を有する導体対を見出すこと
ができる。以上は、図の及びの間についての論議で
あるが、V結線変圧器の中点が相の異なる高圧側線導体
に接続されている場合(例えば第4図の−,−
,−,−,−,−,−……の組
み合せ)、隣接するバンクの低圧側線路導体のベクトル
線図は、全て第3図(C)と同じパターンとなり、上述
の性質も全て維持される。
A,V′B,V′Cとし、この順序に相が回転するものとし、
導体A−B,B−C,C−A間の電圧を夫々V′AB,V′BC,V′
CAで表示すれば、これら電圧のベクトル線図は第3図
(b)に示す通り、閉じた正三角形を形成する。一方、
低圧側線路導体X1,Y1,N1,X6,Y6,N6の電圧(従ってこれ
らの導体が夫々接続されているV結線変圧器2巻線端の
電圧)を夫々VA1,VC1,VBN,VB6,VA6,VCNとすれば第3図
(a)の回路図及び同(b)のベクトル線図から、これ
ら電圧のベクトル線図は同(c)の通りとなることは明
らかである。導体N1及びN6は共に接地され、 VBN=VCN=0 であることから、第3図(c)の各ベクトル線図の原点
は大地電位(零電位)であり、各ベクトルは各導体(及
びこれが接続される変圧器巻線の端子)の対地電圧を表
すことがわかる。これらベクトルの大きさは相等しく
(200V)、その位相角は60゜づつ増加する。突き合せ点
に対向する左右導体間の電圧について検討すれば、例え
ば導体X1−Y6間の電圧VX1-Y6は、 VX1-Y6=VA1−VA6=200ej60゜(V) 以下、同様の記号を用いて表示すれば |VX1-X6|=|VY1-Y6|=200 3(V), |VY1-X6|=400(V) となることがわかる。従って、左,右の導体間電圧は20
0V、200 3V,400Vの3種類であり、逆にこれが200Vとな
る導体の組み合せを見出せば、導体X1,Y6を、またこれ
が400Vとなる導体組み合せを見出せば導体Y1,X6を夫々
識別することができる。一方、左右両バンク内での各導
体の線間電圧を検討すれば、 VX1-N1=VA1 VY6-X6=VA6−VB6=VA1 従って、 VX1-N1=VY6-X6 また、 VY1-N1=VC1,VX6-N6=VB6=−VC1 従って、 VY1-N1=−VX6-N6=−VX6-N1 となることがわかる。このように、左側バンクで任意に
選び出された導体対に対して、常に右側バンクにおいて
同相または逆相の線間電圧を有する導体対を見出すこと
ができる。以上は、図の及びの間についての論議で
あるが、V結線変圧器の中点が相の異なる高圧側線導体
に接続されている場合(例えば第4図の−,−
,−,−,−,−,−……の組
み合せ)、隣接するバンクの低圧側線路導体のベクトル
線図は、全て第3図(C)と同じパターンとなり、上述
の性質も全て維持される。
第4図(a)は、隣接バンクに第6図の及びに示す
相接続がなされている場合を示す。低圧側線路導体X1,Y
1,N1,X2,Y2,N2の電圧(従ってこれら導体に接続された
変圧器巻線端子の電圧)を夫々VA1,VC1,VBN,VC2,VA2,V
bNとすれば、これらの電圧については、第4図(a),
(b)から直ちに同図(c)のベクトル線図が得られ
る。すなわち、左右両バンクの導体電圧ベクトル線図は
重なり合う。隣接バンクでV結線変圧器の高圧側巻線の
中点が同一の高圧側線路導体に接続されている場合(例
えば第6図に示す相接続において−,−,−
の組み合せの場合)、低圧側の線路導体電圧のベクト
ル線図は第4図(c)と同じパターンとなる。この場合
は、以下説明する実施例によるまでもなく、例えば第4
図(a)において破線で示したように、同電位にある左
右の導体(X1−Y2,Y1−X2,)を直接に接続し、その後に
被切替側の三相V結線動力変圧器を系統より切り離すこ
とにより、切替接続が可能となる。
相接続がなされている場合を示す。低圧側線路導体X1,Y
1,N1,X2,Y2,N2の電圧(従ってこれら導体に接続された
変圧器巻線端子の電圧)を夫々VA1,VC1,VBN,VC2,VA2,V
bNとすれば、これらの電圧については、第4図(a),
(b)から直ちに同図(c)のベクトル線図が得られ
る。すなわち、左右両バンクの導体電圧ベクトル線図は
重なり合う。隣接バンクでV結線変圧器の高圧側巻線の
中点が同一の高圧側線路導体に接続されている場合(例
えば第6図に示す相接続において−,−,−
の組み合せの場合)、低圧側の線路導体電圧のベクト
ル線図は第4図(c)と同じパターンとなる。この場合
は、以下説明する実施例によるまでもなく、例えば第4
図(a)において破線で示したように、同電位にある左
右の導体(X1−Y2,Y1−X2,)を直接に接続し、その後に
被切替側の三相V結線動力変圧器を系統より切り離すこ
とにより、切替接続が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示し、T1及びT6は夫々被切
替側及び切替側の三相V結線動力変圧器で夫々の相接続
は第3図(a)と変りない。中線導体N1及びN6は直接に
接続されて一体の導体をなす。その他、第3図(a)の
場合と同一の記号で表示された構成要素の機能は同図の
ものと同じであり、説明を省略する。M1及びM6は夫々変
圧器T1及びT6のバンクに接続された3相負荷、TL1及びT
L2は巻線比1(200V/200V)の絶縁変圧器で、左右両系
統を連系させる役割を果し、その意味で連系変圧器と別
称することができる。P11,P12,P13,P14は変圧器TL1の、
またP21,P22,P23,P24は変圧器TL2の巻線端子を夫々意味
する。これら絶縁変圧器TL1及びTL2の各巻線の1端に付
された黒丸印は、この印の附された端子の電圧は1次及
び2次側巻線において同一極性をもつことを意味する。
SA1,SC1は夫々V結線変圧器T1の低圧側巻線の最左及び
最右の巻線端子と低圧側線路導体X1,Y1との導通を断続
する低圧開閉器(以下スイッチと略記する)、SA6,SB6
はV結線変圧器T6のバンクにおいて夫々SA1,SC1に相当
する機能を果すスイッチである。絶縁変圧器TL2におい
て、1次及び2次巻線は、前述した通り、同一の巻線数
を有し、また両巻線は直列に接続される。すなわち、絶
縁変圧器TL2は、第5図に示す通り、巻線の中点に中間
タップを有する単巻線変圧器TAと同じ機能を果すものと
いうことができる。同変圧器の端子P21,P24は夫々等価
単巻変圧器TAの巻線両端の端子に相当し、夫々Y1,Y
6(両者間には400Vの電圧が印加されている)に接続さ
れている。端子P22,(及びP23)は等価単巻変圧器TAの
中間タップに相当し、中線導体N1(及びN6)に接続され
る。絶縁変圧器TL1の左右の巻線は、左側バンクの導体
対X1−Y1、右側バンクの導体対X6−Y6に夫々接続され
る。
替側及び切替側の三相V結線動力変圧器で夫々の相接続
は第3図(a)と変りない。中線導体N1及びN6は直接に
接続されて一体の導体をなす。その他、第3図(a)の
場合と同一の記号で表示された構成要素の機能は同図の
ものと同じであり、説明を省略する。M1及びM6は夫々変
圧器T1及びT6のバンクに接続された3相負荷、TL1及びT
L2は巻線比1(200V/200V)の絶縁変圧器で、左右両系
統を連系させる役割を果し、その意味で連系変圧器と別
称することができる。P11,P12,P13,P14は変圧器TL1の、
またP21,P22,P23,P24は変圧器TL2の巻線端子を夫々意味
する。これら絶縁変圧器TL1及びTL2の各巻線の1端に付
された黒丸印は、この印の附された端子の電圧は1次及
び2次側巻線において同一極性をもつことを意味する。
SA1,SC1は夫々V結線変圧器T1の低圧側巻線の最左及び
最右の巻線端子と低圧側線路導体X1,Y1との導通を断続
する低圧開閉器(以下スイッチと略記する)、SA6,SB6
はV結線変圧器T6のバンクにおいて夫々SA1,SC1に相当
する機能を果すスイッチである。絶縁変圧器TL2におい
て、1次及び2次巻線は、前述した通り、同一の巻線数
を有し、また両巻線は直列に接続される。すなわち、絶
縁変圧器TL2は、第5図に示す通り、巻線の中点に中間
タップを有する単巻線変圧器TAと同じ機能を果すものと
いうことができる。同変圧器の端子P21,P24は夫々等価
単巻変圧器TAの巻線両端の端子に相当し、夫々Y1,Y
6(両者間には400Vの電圧が印加されている)に接続さ
れている。端子P22,(及びP23)は等価単巻変圧器TAの
中間タップに相当し、中線導体N1(及びN6)に接続され
る。絶縁変圧器TL1の左右の巻線は、左側バンクの導体
対X1−Y1、右側バンクの導体対X6−Y6に夫々接続され
る。
第1図の構成に到達するためには、最初に同図において
破線で示すように、スイッチSA1,SC1,SB6,SA6を全て投
入の状態におき、左右の両系統を夫々独立に運転させ
る。次に、同図に示す通り、絶縁変圧器TL1及びTL2の各
巻線端子を各線路導体に接続する。この場合、端子P13
−導体Y6間及び端子P14(及び端子P24)−導体X6間の接
続は最後に残し、他の全接続が完了した後に、これらの
端子及び導体が夫々同電位にあることを確認した後に夫
々を接続することが安全の確保上望ましい。
破線で示すように、スイッチSA1,SC1,SB6,SA6を全て投
入の状態におき、左右の両系統を夫々独立に運転させ
る。次に、同図に示す通り、絶縁変圧器TL1及びTL2の各
巻線端子を各線路導体に接続する。この場合、端子P13
−導体Y6間及び端子P14(及び端子P24)−導体X6間の接
続は最後に残し、他の全接続が完了した後に、これらの
端子及び導体が夫々同電位にあることを確認した後に夫
々を接続することが安全の確保上望ましい。
第1図及び第3図(C)のベクトル線図から明らかな通
り、絶縁変圧器TL1の巻線端子P11−P12間には導体X1−N
1間の電圧VA1が印加され、同じ電圧が他の巻線の端子P
13−P14間に誘導される。一方、右側バンクにおいて導
体X6−Y6間の電圧はVA6−VB6により与えられ、前記ベク
トル線図から明らかな通り VA1=VA6−VN6 である。従って両電圧は均衡し、同変圧器TL1の接続の
前後において、系統内の電流分布の変動は生じない。ま
た絶縁変圧器TL2の巻線端子P22−P21間には導体N1−Y1
間の電圧−VC1が印加され、この電圧はそのまま他の巻
線の端子P24−P23(従って端子P24−導体N1間)に誘導
される。第3図(C)のベクトル線図から明らかな通り −VC1=VB6 であり、端子P24の誘導電圧は導体X6の電圧(VB6)と均
衡し、絶縁変圧器TL2の接続によっては系統内の電流分
布の変化は生じない。従って両系統は並列的に、しかし
独立に運転を継続する。
り、絶縁変圧器TL1の巻線端子P11−P12間には導体X1−N
1間の電圧VA1が印加され、同じ電圧が他の巻線の端子P
13−P14間に誘導される。一方、右側バンクにおいて導
体X6−Y6間の電圧はVA6−VB6により与えられ、前記ベク
トル線図から明らかな通り VA1=VA6−VN6 である。従って両電圧は均衡し、同変圧器TL1の接続の
前後において、系統内の電流分布の変動は生じない。ま
た絶縁変圧器TL2の巻線端子P22−P21間には導体N1−Y1
間の電圧−VC1が印加され、この電圧はそのまま他の巻
線の端子P24−P23(従って端子P24−導体N1間)に誘導
される。第3図(C)のベクトル線図から明らかな通り −VC1=VB6 であり、端子P24の誘導電圧は導体X6の電圧(VB6)と均
衡し、絶縁変圧器TL2の接続によっては系統内の電流分
布の変化は生じない。従って両系統は並列的に、しかし
独立に運転を継続する。
次に被切替側V結線変圧器T1側のスイッチSA1を開放す
る。しかし、絶縁変圧器TL1には巻線端子P13−P14を経
由してV結線変圧器T6側から引き続き電力が供給される
ため、端子P11の電圧は変化せず、被切替側三相負荷M1
には導体X1を経由して正規の電圧、電流が供給される。
次いでスイッチSC1を開放する。この場合も同じ理由に
より端子P21の電圧は変化せず、三相負荷M1には導体Y1
を経由して正規の電圧、電流が引続き供給される。すな
わち、被切替側V結線変圧器T1は三相負荷M1から完全に
切り離され、その後は三相負荷M1には連系変圧器TL1及
びTL2を経由して変圧器T6側から正規の電力が供給さ
れ、切替接続は完了する。スイッチSA1,SC1の開放の順
序を逆にしても効果に差異はない。
る。しかし、絶縁変圧器TL1には巻線端子P13−P14を経
由してV結線変圧器T6側から引き続き電力が供給される
ため、端子P11の電圧は変化せず、被切替側三相負荷M1
には導体X1を経由して正規の電圧、電流が供給される。
次いでスイッチSC1を開放する。この場合も同じ理由に
より端子P21の電圧は変化せず、三相負荷M1には導体Y1
を経由して正規の電圧、電流が引続き供給される。すな
わち、被切替側V結線変圧器T1は三相負荷M1から完全に
切り離され、その後は三相負荷M1には連系変圧器TL1及
びTL2を経由して変圧器T6側から正規の電力が供給さ
れ、切替接続は完了する。スイッチSA1,SC1の開放の順
序を逆にしても効果に差異はない。
被切替側V結線変圧器T1についての取替え、または保守
点検の作業が完了すれば、スイッチSA1,SC1を投入し、
同変圧器を再び線路導体X1,Y1,N1に接続する。左右両系
統は並列且つ独立の運転を再び開始する。次いで連系変
圧器TL1及び,TL2を取り外し、負荷切り戻しの作業は完
了する。
点検の作業が完了すれば、スイッチSA1,SC1を投入し、
同変圧器を再び線路導体X1,Y1,N1に接続する。左右両系
統は並列且つ独立の運転を再び開始する。次いで連系変
圧器TL1及び,TL2を取り外し、負荷切り戻しの作業は完
了する。
以上説明した第1図の構成では、負荷の切替接続(被切
替側V結線変圧器の切り離し)が終了した後、再び切り
戻し作業が開始されるまでの間、連系変圧器TL1,TL2を
経由して供給される。このため、これらの変圧器には負
荷電力に対応する連続定格容量が必要となる。このた
め、連系変圧器にはV結線変圧器T1,T6と同程度の定格
のものが必要となり、装置が大型化し、取扱い上、経済
上の両面からみて得策ではない。
替側V結線変圧器の切り離し)が終了した後、再び切り
戻し作業が開始されるまでの間、連系変圧器TL1,TL2を
経由して供給される。このため、これらの変圧器には負
荷電力に対応する連続定格容量が必要となる。このた
め、連系変圧器にはV結線変圧器T1,T6と同程度の定格
のものが必要となり、装置が大型化し、取扱い上、経済
上の両面からみて得策ではない。
第2図はこれを改善した他の実施例を示し、絶縁変圧器
による左右系統の連系、被切替側V結線変圧器の切り離
しが完了した後、直ちに両絶縁変圧器(連系変圧器)の
片側巻線を線路導体より同時に切り離し、瞬時の後に左
右の絶縁導体を直接に接続するものである。
による左右系統の連系、被切替側V結線変圧器の切り離
しが完了した後、直ちに両絶縁変圧器(連系変圧器)の
片側巻線を線路導体より同時に切り離し、瞬時の後に左
右の絶縁導体を直接に接続するものである。
第2図の構成は、第1図のそれと基本的な相違はなく、
第1図と同一の記号により表示された構成素子の意義及
び機能は同図の場合と違いないので説明を省略する。CO
S,31,32は本発明において新たに加入した構成要素であ
り、COS(Change Over Switch)は連動的に作動する2
箇のスイッチS1,S2により構成される切替開閉器であ
り、31,32は作業の安全を確保するための交流電圧計で
ある。ここで、スイッチS1はブレードb1,中立端子N1及
び外部回路に接続される端子11,12により構成される。b
2,N2,21,22は夫々、スイッチS2におけるb1−12に対応す
る構成素子である。
第1図と同一の記号により表示された構成素子の意義及
び機能は同図の場合と違いないので説明を省略する。CO
S,31,32は本発明において新たに加入した構成要素であ
り、COS(Change Over Switch)は連動的に作動する2
箇のスイッチS1,S2により構成される切替開閉器であ
り、31,32は作業の安全を確保するための交流電圧計で
ある。ここで、スイッチS1はブレードb1,中立端子N1及
び外部回路に接続される端子11,12により構成される。b
2,N2,21,22は夫々、スイッチS2におけるb1−12に対応す
る構成素子である。
負荷切替作業時には第2図において破線で示すように、
スイッチSA1,SC1,SB6,SA6を投入の状態におき、更にCOS
内のスイッチS1,S2を夫々その中性点子N1,N2に倒した状
態で絶縁変圧器(連系変圧器)TL1,TL2を同図に示すよ
うに各線路導体に接続する。次いで電圧計31及び32の指
示を点検する。その指示が共に零であるならば、12−b1
間(端子P14−導体X6間)及び22−b2間(端子P13−導体
Y6間)が同電位にあることが明らかとなり、正しく作業
が行われたことを確認することができる。その後にブレ
ードb1,b2を夫々端子12,22側に連動して倒せば、第1図
の場合と同じく左右両系統の並列的且つ独立の運転状態
に移行する。次いで、被切替側V結線変圧器T1側におい
てスイッチSA1,SC1を開放し、T1を導体X1,Y1より切り離
し、その後直ちにスイッチS1,S2のブレードb1,b2を夫々
端子11,21側へ瞬時に切替える。これにより絶縁変圧器
(連系変圧器)TL1,TL2の片側巻線は線路導体X6,Y6から
切り離され、左右両系統間の連系は解除される。更に、
b1−11及びb2−21が直接に接触するため、これらの接点
を介して導体Y1−X6,同X1−Y6が夫々直接に接続され、
被切替側に三相負荷にはV結線変圧器T6側から正規電圧
及び電流が供給され、負荷切替接続の作業は完了する。
スイッチS1(S2)のブレードb1(b2)が端子12(22)か
ら11(21)へ切替るまでの間、三相負荷M1への電圧供給
には瞬断が生ずるが、その時間は極めて短時間であるこ
と、及び三相負荷は多くの場合電動機であり、その機械
的慣性のために、瞬時的電源喪失に対しても回路電圧の
残存効果があること等から、実用上の支障は極めて少な
い。また、連系変圧器TL1,TL2が機能するのはV結線変
圧器T1の切り離し後、切替開閉器COS(スイッチS1,S2)
の切替動作完了までの短時間であることから、これら変
圧器の容量は短時間定格に基づいて定めればよく、第1
図の場合に較べ、大幅の小型化、経済化が可能となる。
スイッチSA1,SC1,SB6,SA6を投入の状態におき、更にCOS
内のスイッチS1,S2を夫々その中性点子N1,N2に倒した状
態で絶縁変圧器(連系変圧器)TL1,TL2を同図に示すよ
うに各線路導体に接続する。次いで電圧計31及び32の指
示を点検する。その指示が共に零であるならば、12−b1
間(端子P14−導体X6間)及び22−b2間(端子P13−導体
Y6間)が同電位にあることが明らかとなり、正しく作業
が行われたことを確認することができる。その後にブレ
ードb1,b2を夫々端子12,22側に連動して倒せば、第1図
の場合と同じく左右両系統の並列的且つ独立の運転状態
に移行する。次いで、被切替側V結線変圧器T1側におい
てスイッチSA1,SC1を開放し、T1を導体X1,Y1より切り離
し、その後直ちにスイッチS1,S2のブレードb1,b2を夫々
端子11,21側へ瞬時に切替える。これにより絶縁変圧器
(連系変圧器)TL1,TL2の片側巻線は線路導体X6,Y6から
切り離され、左右両系統間の連系は解除される。更に、
b1−11及びb2−21が直接に接触するため、これらの接点
を介して導体Y1−X6,同X1−Y6が夫々直接に接続され、
被切替側に三相負荷にはV結線変圧器T6側から正規電圧
及び電流が供給され、負荷切替接続の作業は完了する。
スイッチS1(S2)のブレードb1(b2)が端子12(22)か
ら11(21)へ切替るまでの間、三相負荷M1への電圧供給
には瞬断が生ずるが、その時間は極めて短時間であるこ
と、及び三相負荷は多くの場合電動機であり、その機械
的慣性のために、瞬時的電源喪失に対しても回路電圧の
残存効果があること等から、実用上の支障は極めて少な
い。また、連系変圧器TL1,TL2が機能するのはV結線変
圧器T1の切り離し後、切替開閉器COS(スイッチS1,S2)
の切替動作完了までの短時間であることから、これら変
圧器の容量は短時間定格に基づいて定めればよく、第1
図の場合に較べ、大幅の小型化、経済化が可能となる。
被切替側変圧器T1についての取替え、または保守点検の
作業が終了すれば、スイッチS1(S2)のブレードb
1(b2)を端子12(端子22)側へ切り替える。左右両系
統は再び連系変圧器TL1,TL2を介して連系的に動作す
る。その後直ちにV結線変圧器T1の低圧側においてスイ
ッチSA1,SC1を投入する。かくて、左右両系統は並列的
且つ独立に作用するようになる。その後、スイッチS
1(S2)のブレードb1(b2)を端子N1(N2)へ切り替え
れば連系変圧器TL1,TL2の片側巻線は線路導体X6,Y6から
切り離され、左右両系統の連系は解除され、三相負荷M1
の切り戻し作業は完了する。
作業が終了すれば、スイッチS1(S2)のブレードb
1(b2)を端子12(端子22)側へ切り替える。左右両系
統は再び連系変圧器TL1,TL2を介して連系的に動作す
る。その後直ちにV結線変圧器T1の低圧側においてスイ
ッチSA1,SC1を投入する。かくて、左右両系統は並列的
且つ独立に作用するようになる。その後、スイッチS
1(S2)のブレードb1(b2)を端子N1(N2)へ切り替え
れば連系変圧器TL1,TL2の片側巻線は線路導体X6,Y6から
切り離され、左右両系統の連系は解除され、三相負荷M1
の切り戻し作業は完了する。
以上第1図及び第2図の構成によれば、単相三線式配電
線の活線切替方式の場合と異なり、回路の強制短絡、多
数の開閉手段の連系動作、及びそのタイミングの調整等
の複雑な操作を一切必要とせず、使用するハードウエア
も著しく簡単化することができる。また、全作業を低圧
側系統内で処理することができ、安全性、迅速性の面に
おいても優れている。
線の活線切替方式の場合と異なり、回路の強制短絡、多
数の開閉手段の連系動作、及びそのタイミングの調整等
の複雑な操作を一切必要とせず、使用するハードウエア
も著しく簡単化することができる。また、全作業を低圧
側系統内で処理することができ、安全性、迅速性の面に
おいても優れている。
また、第1図及び第2図では連系変圧器TL2として、1
次及び2次巻線を直列に接続された絶縁変圧器を図示し
たが、第5図に示すような単巻変圧器(例えばバラン
サ)によりこれを置換しても差支えない。
次及び2次巻線を直列に接続された絶縁変圧器を図示し
たが、第5図に示すような単巻変圧器(例えばバラン
サ)によりこれを置換しても差支えない。
また隣接バンクにおいて、V結線変圧器の高圧側の中線
が相を異にする高圧線路導体に接続されている場合に
は、異バンク突き合せ点左右に対向する低圧線路導体の
ベクトル線図は、前述した通り、第3図(C)のそれと
相似となる。従って、第1図及び第2図に示す構成は、
相接続の異る他の組み合せについても適用することがで
きる。
が相を異にする高圧線路導体に接続されている場合に
は、異バンク突き合せ点左右に対向する低圧線路導体の
ベクトル線図は、前述した通り、第3図(C)のそれと
相似となる。従って、第1図及び第2図に示す構成は、
相接続の異る他の組み合せについても適用することがで
きる。
なお、切替開閉器(COS)は可動型(電磁型)のものに
限定されるものではなく、半導体で構成される静止型
(トライアック等)のものを適用すれば、一層高速、且
つ安定な切替動作を期待することができる。
限定されるものではなく、半導体で構成される静止型
(トライアック等)のものを適用すれば、一層高速、且
つ安定な切替動作を期待することができる。
以上説明した通り、本発明の三相三線式低圧配電線の異
相活線切替方式によれば、異バンク突き合せ点に対向す
る左右両系統の低圧側線路導体間の電圧を連系変圧器に
より解消させながら、これらの導体を接続し、左右両系
統の並列運転を可能ならしめた後に、被切替側の3相V
結線動力変圧器を系統より切り離すようにしたため、活
線切替の一方式と考えられる、連系点投入直前に被切替
側変圧器より負荷を遮断するため低圧開閉器をバイパス
する低圧遮断器の仮設の必要もなく、比較的簡単且つ安
価な装置を用いて三相負荷を異バンクの三相三線式配電
線へ、活線のまま、安全且つ迅速に切替え接続すること
が可能となった。
相活線切替方式によれば、異バンク突き合せ点に対向す
る左右両系統の低圧側線路導体間の電圧を連系変圧器に
より解消させながら、これらの導体を接続し、左右両系
統の並列運転を可能ならしめた後に、被切替側の3相V
結線動力変圧器を系統より切り離すようにしたため、活
線切替の一方式と考えられる、連系点投入直前に被切替
側変圧器より負荷を遮断するため低圧開閉器をバイパス
する低圧遮断器の仮設の必要もなく、比較的簡単且つ安
価な装置を用いて三相負荷を異バンクの三相三線式配電
線へ、活線のまま、安全且つ迅速に切替え接続すること
が可能となった。
更に明細書後段において説明した通り、被切替側V結線
変圧器より切り離し、被切替側負荷に連系変圧器を経由
して電力を供給する状態に切替えた後、直ちに切替開閉
器により連系変圧器を切り離し、瞬時の後に左右バンク
の導体を直接に接続する方式によれば、連系変圧器を経
由して行われる電力供給の時間は大幅に短縮されるた
め、連系変圧器の容量は短時間定格に基いて定めれば足
り、このため、連系変圧器を小型化することができ、経
済性、取り扱いの簡便性の両面で大きな改善を期待する
ことができる。
変圧器より切り離し、被切替側負荷に連系変圧器を経由
して電力を供給する状態に切替えた後、直ちに切替開閉
器により連系変圧器を切り離し、瞬時の後に左右バンク
の導体を直接に接続する方式によれば、連系変圧器を経
由して行われる電力供給の時間は大幅に短縮されるた
め、連系変圧器の容量は短時間定格に基いて定めれば足
り、このため、連系変圧器を小型化することができ、経
済性、取り扱いの簡便性の両面で大きな改善を期待する
ことができる。
第1図……本発明の一実施例を示す図。第2図……第1
図のものの一部を改良した実施例を示す図。第3図
(a)〜(c)……隣接バンクの高圧側中線が異なる相
の高圧線路導体に接続されている場合の低圧線路導体の
電圧を考察するための説明図であり(a)は結線図、
(b)は高圧線路導体電圧のベクトル線図、(C)は低
圧線路導体のベクトル線図。第4図(a)〜(c)……
隣接バンクの高圧側中線導体が同じ相の高圧線路導体に
接続されている場合の低圧線路導体の電圧を考察するた
めの説明図であり、(a),(b),(c)は第3図
(a),(b),(c)と同じ。第5図……絶縁変圧器
の等価回路を示す説明図。第6図……高圧線路導体と三
相V結線動力変圧器の1次側(高圧側)巻線との相接続
を分類整理して示した説明図。 符号表 L′A,L′B,L′C,……高圧側線路導体、L′AN,L′BN,
L′CN……高圧側中線、V′A,V′B,V′C……高圧側線
路導体の対地電圧(相電圧)、V′AB,V′BC,V′AC……
高圧側線路導体の線間電圧、Xi,Yi,Ni(i=1,2,3,4,5,
6)……低圧側線路導体、Niは中線導体、LAN,LBN,LCN…
…低圧側内線、VAI,VBI,VCI……低圧側線路導体の対地
電圧、VAN,VBN,VCN……低圧側中線導体の対地電圧(電
圧位)、T1,T2,T3,T4,T5,T6……三相V結線動力変圧
器、TL1,TL2……巻線比1の絶縁変圧器(連系変圧
器)、TA……等価単巻変圧器、P11,P12,P13,P14,P21,P
22,P23,P24……変圧器TL1,TL2の巻線端子、Mi……三相
負荷、SAI,SBI,SCI……低圧開閉器(スイッチ)、COS…
…切替開閉器、S1,S2……COSを構成する3回路スイッ
チ、b1,b2……同ブレード、11,12,21,22…同端子、N1,N
2……中性端子、31,32……交流電圧計。
図のものの一部を改良した実施例を示す図。第3図
(a)〜(c)……隣接バンクの高圧側中線が異なる相
の高圧線路導体に接続されている場合の低圧線路導体の
電圧を考察するための説明図であり(a)は結線図、
(b)は高圧線路導体電圧のベクトル線図、(C)は低
圧線路導体のベクトル線図。第4図(a)〜(c)……
隣接バンクの高圧側中線導体が同じ相の高圧線路導体に
接続されている場合の低圧線路導体の電圧を考察するた
めの説明図であり、(a),(b),(c)は第3図
(a),(b),(c)と同じ。第5図……絶縁変圧器
の等価回路を示す説明図。第6図……高圧線路導体と三
相V結線動力変圧器の1次側(高圧側)巻線との相接続
を分類整理して示した説明図。 符号表 L′A,L′B,L′C,……高圧側線路導体、L′AN,L′BN,
L′CN……高圧側中線、V′A,V′B,V′C……高圧側線
路導体の対地電圧(相電圧)、V′AB,V′BC,V′AC……
高圧側線路導体の線間電圧、Xi,Yi,Ni(i=1,2,3,4,5,
6)……低圧側線路導体、Niは中線導体、LAN,LBN,LCN…
…低圧側内線、VAI,VBI,VCI……低圧側線路導体の対地
電圧、VAN,VBN,VCN……低圧側中線導体の対地電圧(電
圧位)、T1,T2,T3,T4,T5,T6……三相V結線動力変圧
器、TL1,TL2……巻線比1の絶縁変圧器(連系変圧
器)、TA……等価単巻変圧器、P11,P12,P13,P14,P21,P
22,P23,P24……変圧器TL1,TL2の巻線端子、Mi……三相
負荷、SAI,SBI,SCI……低圧開閉器(スイッチ)、COS…
…切替開閉器、S1,S2……COSを構成する3回路スイッ
チ、b1,b2……同ブレード、11,12,21,22…同端子、N1,N
2……中性端子、31,32……交流電圧計。
Claims (3)
- 【請求項1】三相V結線動力変圧器バンクの三相三線式
低圧配電線に接続された三相負荷を、同一の高圧配電系
に属し、且つ中線の接続相を異にする、隣接三相V結線
動力変圧器バンクの三相三線式低圧配電線に活線のまま
切替接続または切戻し接続する三相三線式低圧配電線の
異相活線切替方式において、 左右バンクの低圧線中線導体を直接に接続して接地し、
同相で大きさの等しい線間電圧を有する左右バンクの導
体対を、巻線比1の絶縁変圧器の1次及び2次巻線の両
端子に夫々接続し、 逆相で大きさの等しい対地電位を有する左右両バンクの
導体を、単巻変圧器の巻線両端の端子に接続すると共
に、前記巻線の中点を前記中線導体に接続し、 且つその後において被切替側または切替側の前記三相V
結線動力変圧器を前記三相負荷より切り離す ことを特徴とする三相三線式低圧配電線の異相活線切替
方式。 - 【請求項2】前記単巻変圧器は巻線比を1とする絶縁変
圧器の1次及び2次巻線を直列に接続することにより構
成されたものである ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の三相三線
式低圧配電線の異相活線切替方式。 - 【請求項3】前記三相V結線動力変圧器を前記三相負荷
より切り離す操作は、 負荷切り替え時には、切り替え後に前記絶縁変圧器及び
前記単巻線変圧器を前記線路導体より切り離し、その後
直ちに突き合せ点において相対応する左右両バンクの線
路導体を直接に接続し、 負荷切り戻し時においては、突き合せ点における前記相
対応する線路導体の接続を切り離し、その後直ちに前記
絶縁変圧器及び前記単巻線変圧器の接続を旧に復した
後、前記三相負荷を前記被切替側三相V結線動力変圧器
に接続する 操作を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1または
第2項記載の三相三線式低圧配電線異相活線切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60194548A JPH0793787B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 三相三線式低圧配電線の異相活線切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60194548A JPH0793787B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 三相三線式低圧配電線の異相活線切替方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258834A JPS6258834A (ja) | 1987-03-14 |
| JPH0793787B2 true JPH0793787B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=16326365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60194548A Expired - Lifetime JPH0793787B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 三相三線式低圧配電線の異相活線切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793787B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0621310U (ja) * | 1992-04-17 | 1994-03-18 | 日新電機株式会社 | 低圧配電線工事の電源切換装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61142919A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-30 | カワソーテクセル株式会社 | 低圧無停電切替装置 |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP60194548A patent/JPH0793787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258834A (ja) | 1987-03-14 |
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