Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPH079391B2 - 引抜き強度測定器 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPH079391B2 - 引抜き強度測定器 - Google Patents

引抜き強度測定器

Info

Publication number
JPH079391B2
JPH079391B2 JP26423589A JP26423589A JPH079391B2 JP H079391 B2 JPH079391 B2 JP H079391B2 JP 26423589 A JP26423589 A JP 26423589A JP 26423589 A JP26423589 A JP 26423589A JP H079391 B2 JPH079391 B2 JP H079391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull
out strength
outer cylinder
screw member
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26423589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03125941A (ja
Inventor
純一 藤高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26423589A priority Critical patent/JPH079391B2/ja
Publication of JPH03125941A publication Critical patent/JPH03125941A/ja
Publication of JPH079391B2 publication Critical patent/JPH079391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は引抜き強度測定器に関し、特にねじ部材を取り
付けた母材からそのねじ部材を引抜くときの引抜き強度
を測定してその測定値又は合否判定結果を表示すること
のできる引抜き強度測定器に関する。
(従来の技術) 一般に、樹脂形成品や薄板等にねじ部を形成して他部材
をねじ結合するような場合、これら結合部の十分な強度
を得るために、ねじ部を別部材として母材に埋設あるい
は溶接、圧入等により結合することが行われている。と
ころで、別部材として母材に結合されたねじ部材は結合
部の強度を確保するものであることから、母材とねじ部
材の結合強度試験を行う必要がある。その結合強度試験
には、母材を固定してねじ部材に引張力を加え、母材と
ねじ部材の分離開始時の引張力(抜去力)から最大結合
強度、すなわち母材とねじ部材の引抜き強度を測定する
引抜き強度測定器が用いられる。
従来のこの種の引抜き強度測定器としては、例えば第9
図に示すようなものがある。
同図において1は引抜き強度測定器であり、詳細は図示
しないが例えばアムスラー引張試験機が用いられてい
る。引抜き強度測定器1の固定部2には射出成形された
被測定物3が係合し、被測定物の母材4にはねじ部材5
が埋設されている。すなわち、被測定物3はねじ部材5
と共に母材4が固定部2に装着可能な寸法に予め切り出
されたものである。測定時にはねじ部材5にボルト6を
螺合し、ボルト6に引抜き強度測定器1の引張り金具7
を係合させて引張り金具7に図中上方向の力、すなわ
ち、固定部2によって支持された被測定物3からねじ部
材5を引抜く方向の引張力を加える。そして、引張力を
大きくするとやがてねじ部材5が母材4から分離、脱落
するが、分離開始時の引張力から母材4とねじ部材5の
引抜き強度が測定される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の引抜き強度測定器にあ
っては、引抜き強度測定器1が据置型のアムスラー引張
試験機等であったため、次のような問題点があった。
すなわち、固定部2に合わせて被測定物3を予め切り出
して特定の形状にする必要があり、測定のための準備作
業が煩雑になる。しかも、引抜き強度測定器1が大型で
据置型であることから射出成形等の現場で母材4とねじ
部材5の引抜き強度を測定することは不可能に近く、こ
のため成形作業の能率が低下するという問題点があっ
た。
特に、引抜き強度の測定はその測定結果を製品の生産工
程にフィ−ドバックして品質の向上を意図するものであ
り、現場で容易に測定・検査できるような引抜き強度測
定器が要望されていた。
(発明の目的) 本発明は、上述のような技術的課題を背景としてなされ
たものであり、小型で作業現場に持ち込んで容易にねじ
部材の引抜き強度を測定又は合否判別可能な引抜き強度
測定器を提供することを目的とし、さらに引張力に応じ
て弾性変形する部位を設けることにより、その弾性変形
を利用して容易に引抜き強度を測定することのできる構
成の簡単な引抜き強度測定器を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、ねじ部材を取付けたねじ部を有
する母材に母材からねじ部材を引抜く方向の引張力を加
え、該引張力から引抜き強度を測定する引抜き強度測定
器において、中空で、母材に当接する着座部を有する外
筒部材と、該外筒部材を貫通してねじ部材に螺合し、回
動されて回動角に応じた引張力をねじ部材に与えるよう
に外筒部材に収装された引張部材と、該引張部材に発生
する引張力を測定する測定手段と、該測定手段における
測定結果を表示する表示手段とを設けたことを特徴とす
るものであり、好ましくは、請求項2記載の発明のよう
に、上記測定手段が、上記外筒部材の薄肉部に設けられ
ていることを特徴とするものであり、あるいは、請求項
3記載の発明のように、上記外筒部材に設けられた着座
部及び引張部材が外筒部材と着脱自在に設けられたこと
を特徴とするものである。
また、請求項4記載の発明は、ねじ部材を取付けたねじ
部を有する母材に母材からねじ部材を引抜く方向の引張
力を加え、該引張力から引抜き強度を測定する引抜き強
度測定器において、中空で、母材に当接する着座部を有
する外筒部材と該外筒部材を貫通してねじ部材に螺合
し、回動されて回動角に応じた引張力をねじ部材に与え
るように外筒部材に収装された引張部材と、外筒部材に
固着された第1のフランジ部と、引張部材に軸受を介し
て取付けられた第2のフランジ部と、第1のフランジ部
と第2のフランジ部との間に設けられた薄肉部と、引張
部材をねじ部材に螺合させることによる薄肉部のスラス
ト方向の変形を測定する測定手段と、該測定手段におけ
る測定結果を表示する表示手段とを設けたことを特徴と
するものであり、好ましくは、請求項5記載の発明のよ
うに、上記外筒部材に設けられた着座部及び引張部材が
外筒部材と着脱自在に設けられたことを特徴とするもの
である。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1〜4図は本発明の第1実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。
第1、2図において、11は引抜き強度測定器12の本体胴
部(外筒部材)であり、本体胴部11は大人が片手で把持
できる適切な太さで中空筒状に形成され、図中下端部に
は引抜き強度測定器12のほぼ中空円筒状の着座アタッチ
メント13が設けられている。14は、例えば射出成形によ
って成形された合成樹脂製板状の母材15および母材15の
ボス部15aにインサート成形されたねじ部材16からなる
被測定物であり、被測定物14の引抜き強度が引抜き強度
測定器12によって測定される。なお、本実施例において
は、ねじ部材16は埋め込みナットである。
着座アタッチメント13は本体胴部11の下端部に着脱自在
に螺着され、軸方向に内径Dの通孔13aが形成されてい
る。通孔13aの内径Dはねじ部材16の最大外径dよりも
大きく設定され、引抜き強度測定器12が被測定物14の引
抜き強度を測定するときには、着座アタッチメント13の
着座面13bがねじ部材16の外周辺でボス部15aの上端面に
当接するように構成されている。すなわち、着座アタッ
チメント13は測定時に、引抜き強度測定器12を母材15に
着座し、母材15を支持する着座部としての機能を有す
る。なお、各種サイズの内径を有する着座アタッチメン
ト13が準備されており、さらに着座アタッチメント13が
本体胴部11に着脱自在に設けられているので、容易にね
じ部材16の最大外径dに対応した着座アタッチメント13
に交換することが可能である。また、着座アタッチメン
ト13が本体胴部11に螺着されているので着座アタッチメ
ント13を回転することにより、本体胴部11からの突出高
さを任意に調節することができる。
着座アタッチメント13の通孔13aには引張軸17(引張部
材)が着座アタッチメント13と同軸に嵌挿されており、
引張軸17は着座アタッチメント13を貫通して先端部17a
が被測定物14のねじ部材16に螺合し、基端部17bが本体
胴部11の上部に設けられた把手18に螺着されている。す
なわち、引張軸17は、把手18により回動されたとき、本
体胴部11を介して母材15側に反力を加えつつ回動角に応
じた引張力Pをねじ部材16に与えるよう、本体胴部11に
同軸かつ回転自在に収装されている。そして、着座アタ
ッチメント13と同様に、先端部17aに各種サイズのねじ
径の雄ねじが形成された引張軸17が準備されており、ま
た引張軸17が本体胴部11に着脱自在に収装されているの
で、容易にねじ部材16のねじ径に合致した引張軸17に交
換することが可能である。なお、本体胴部11に嵌挿され
る把手18のボス部18aには、引張軸17の基端部17bを螺着
させた後、引張軸17を把手18に固定する止めねじ19が取
付けられており、引張軸17の交換時には、止めねじ19を
緩めることにより把手18から引張軸17を容易に取り外す
ことが可能である。また、把手18のボス部18aの外周に
は全周に亘って溝18bが形成されており、本体胴部11の
上部に螺着されたねじ20が本体胴部11の内周面11aから
突出して溝18bに係合し、把手18を回転自在に支持し、
同時に把手18の脱落を防止している。また、第3図に示
すように、把手18はその軸直角方向に回動させることに
より放射外方に突出可能なハンドル部材18cを有してお
り、必要に応じてハンドル部材18cをピン18dの周りに回
動させ、操作トルクを十分に確保できるようになってい
る。この把手18のハンドル部材18cは、第4図に示すよ
うなもの、あるいは把手18に放射外方へ出没可能に収納
された軸部材等であってもよい。
21は圧縮型の荷重変換器であり、荷重変換器21は、図中
下端部に形成された第1フランジ部22(第1のフランジ
部)で本体胴部11に螺合固着され、上端部に形成された
第2フランジ部23(第2のフランジ部)でスラスト軸受
25を介して把手18のボス部18aに衝合している。第2フ
ランジ部23はスラスト軸受25およびボス部18aを介して
引張軸17に取り付けられることで、引張軸17に生じる引
張力Pの反力を圧縮力として受けるように構成されてい
る。また、第1フランジ部22と第2フランジ部23の間に
は前記圧縮力(すなわち引張力Pの反力)を受けて弾性
変形する薄肉部としての受感部24がこれらと一体的に設
けられており、受感部24には前記圧縮力を受けた受感部
24の歪を測定する測定手段としての歪ゲージ26が装着さ
れている。受感部24は、第1フランジ部22、第2フラン
ジ部23および受感部24が一体の筒状体として本体胴部11
に螺合固着されることで、本体胴部11の一部として第1
フランジ部22と第2フランジ部23の間に設けられた薄肉
部を構成している。また、歪みゲージ26は、本体胴部11
の受感部24に設けられてそのスラスト方向の歪(変形)
量から引張軸17に作用する引張力Pを測定する。具体的
には、受感部24が圧縮されて弾性変化するとき、歪ゲー
ジ26によって受感部24の歪率に比例した電気信号を出力
するようになっており、歪ゲージ26の出力信号は中間端
子27、シールド構造の配線28、29を介して電装部30に入
力される。電装部30は表示部31、操作スイッチ群32、ゼ
ロリセットスイッチ33および電池34に加え、図示しない
マイクロコンピュータおよび増幅部等からなる制御回路
を有しており、歪ゲージ26から出力された電気信号を増
幅し、デジタル変換してこれをピークホールドし、常時
ピーク値を表示部31に表示するようになっている。さら
に、電装部30は前記マイクロコンピュータのメモリ内に
記憶した(操作スイッチ群32により予め設定した)引抜
き強度の規格値と表示部31の表示値を比較し、抜去力が
該規格値を外れた場合に不良表示ランプ(図示せず)を
点灯する。なお、この不良表示ランプの点灯(合否判別
信号)に代えて音を発するようにしてもよい。
次に、作用を説明する。
まず、予め測定対象となるねじ部材16に適合するねじ径
を有する引張軸17を引抜き強度測定器12に取付けてお
く。そして、測定時には、引抜き強度測定器12の着座ア
タッチメント13の着座面13bを被測定物14の母材15でボ
ス部15aの上端部に当接し、次いで把手18を回転して引
張軸17の先端部17aをねじ部材16に螺合する。把手18を
さらに回転して引張軸17の回転角θが、第5図に示すよ
うに、着座アタッチメント13が母材15に当接したときの
回転角θから次第に大きくなると、先端部17aとねじ
部材16の間のねじ作用によって回転角θに比例したねじ
部材16を引き抜く方向の引張力Pがねじ抜材16に加わ
る。このとき、本体胴部11には予めねじ部材16の最大外
径dよりも大きい内径Dを有する着座アタッチメント13
が取り付けられ、さらに引張軸17が着座アタッチメント
13と同軸であるため、着座アタッチメント13の着座面13
bが自動的にねじ部材16の外周辺で母材15に密着し、本
体胴部11の先端部11b、荷重変換器21、伝導軸スラスト
軸受25および把手18を介して引張軸17の反力を支持す
る。そして、引張軸17に生じる引張力Pの反力は、上述
の部材の逆の順序で荷重変換器21の第2フランジ部23に
伝達され、受感部24にはねじ部材16の引張力Pと等しい
逆向きの圧縮力が加えられる。なお、このときスラスト
軸受25は把手18の回転負荷の軽減用として作用する。
上述の引張軸17に生じる引張力によって荷重変換器21の
受感部24が軸方向に圧縮変形し、これに伴って、歪ゲー
ジ26によりねじ部材16の引張力に比例した電気信号が中
間端子27および配線28、29を介して電装部30に出力さ
れ、該電気信号は電装部30の増幅部で増幅され、さらに
デジタル値に変換されて表示部31で直読可能に表示さ
れ、ねじ部材16を引抜く方向の引張力Pを測定すること
ができる。また、引張力Pの規格値を予め操作スイッチ
群32を操作して設定しておくことにより、引抜き強度の
不足時に不良表示ランプの点灯から容易に不良を判決す
ることができる。
把手18をさらに回転し続けると、遂には引張力Pが母材
15とねじ部材16の結合力よりも大きくなり、ねじ部材16
は母材15から抜け始める。このとき、引張力Pは第5図
に示す最大値(抜去力)Pmaxとなり、ピークホールド機
能を有する電装部30の表示部31によって読み取ることが
できる。すなわち、作業現場で直ちに被測定物14の引抜
き強度を測定することができる。なお、引張軸17の先端
部17aのねじ部と被測定物14のねじ部材16のねじ部に油
性あるいは液状テフロンなどの潤滑膜を形成することに
より、把手18の小さな回転力で大きな引張力Pを発生す
ることが可能であり、繰り返し使用される引張軸17の寿
命を長くすることもできる。
今回の測定が終了すると、本体胴部11を把持した片手の
親指等によりゼロリセットスイッチ33を操作し、表示部
31の表示値をゼロにして次の測定に備え、あるいは操作
スイッチ群32のON/OFFスイッチ32aを押して作業を終了
する。
このように、本実施例においては、着座アタッチメント
13の着座面13bを母材15のボス部15aの上端部にねじ部材
16の周辺で当接して引抜き強度測定器12を支持するとと
もに引張軸17の先端部17aをねじ部材に螺合し、把手18
を回転してねじ部材16に引張力Pを加え、本体胴部11と
引張軸17の間に設けられた荷重変換器21の受感部24を軸
方向に圧縮変形して歪ゲージ26および電装部30によって
ねじ部材16の最大引張力Pmax、すなわち引抜き強度を測
定する。そして、引抜き強度が不足している場合、不良
表示ランプの点灯や発信音によって即座に合否判別がで
き、作業者が容易に短時間で引抜き強度検査を行うこと
ができる。また、着座アタッチメント13および引張軸17
を引抜き強度測定器12に着脱交換して把手18を交換する
ことなくねじ部材16の形状、寸法に対応することがで
き、引抜き強度測定器12が小型化されて持ち運びが自由
になり、母材15からねじ部材16の部分を切り出す必要も
ないので、作業現場で容易に被測定物14の引抜き強度を
測定することができる。この測定に要する時間は引張試
験機を用いる従来の場合の1/10〜1/50に短縮される。
さらに、本実施例では、受感部24を薄肉の弾性変形部位
としてその変形の量を歪ゲージ26で測定しているので、
構成が簡素でしかも非常に小型の測定器を実現すること
ができる。しかも、荷重変換器21から電装部への配線2
8、29をシールド構造にしつつ更に本体胴部11内に設け
ているので、耐ノイズ性の向上と作業中の断線防止を図
ることができ、測定結果の信頼性を大幅に向上させると
ともに、測定器の操作性をもきわめて良好なものにする
ことができる。また、引張軸17に着脱可能な把手18を設
けているので、引張部材の交換部位を小型部品とするこ
とができ、低コストで各種のねじ部材に対応可能な引抜
き強度測定器とすることができる。また、把手18に放射
外方に突出可能なハンドル部材18cを設けているので、
必要に応じてハンドル部材18cを使用することにより、
小さい操作トルクで大きな回動トルクを要するねじ部位
にも容易に対応可能となる。
第6図は本発明の第2実施例を示す図である。同図にお
いて、41は筒状に形成された引張り型の荷重変換器であ
り、荷重変換器41は薄肉部としての中間部42と、中間部
42のスラスト方向の歪(変形)を測定する歪ゲージ26と
を有している。荷重変換器41の一端は、中間部42に一体
に形成された第1フランジ部43を介してねじ44によって
本体胴部11の上部に固着されている。そして、第1フラ
ンジ部43には、本体胴部11の内周11aにスムーズに嵌合
することができるよう本体胴部11と同軸に形成された段
差部43aが設けられ、第1フランジ部43が本体同部11に
固着されると自動的に荷重変換器41が引張軸17と同軸に
位置決めされる。荷重変換器41の他端には笠状の第2フ
ランジ部45が中間部42と一体で設けられ、第2フランジ
部45の上面には伝導軸46の下端が当接している。伝導軸
46は中空筒状に形成され、荷重変換器41に同軸に嵌挿さ
れて内周に引張軸17がスムーズに貫通する。なお、本実
施例では、伝導軸46の下端が第2フランジ部45の上面に
当接するように構成されているが、第7図に示すよう
に、伝導軸46の下端が荷重変換器41の第2フランジ部45
に螺着されるように構成することもでき、いずれにして
も伝導軸46が荷重変換器41と同軸になるように設けられ
る構成のものであれば差し支えない。一方、伝導軸46の
上端にはフランジ部46aが形成され、フランジ部46aと荷
重変換器41の第1フランジ部43の間に所定寸法の間隙が
設けられるように、伝導軸46の筒状部46bの高さが荷重
変換器41の内寸の深さよりも大きく設定されている。さ
らに、第1フランジ部43に回り止めピン等を植設し、該
ピンを伝導軸46のフランジ部46aに係合して引張軸17と
の連れ回りを防止することもできる。なお、47は伝導軸
46のフランジ部46aと把手18の間に介装されたスラスト
軸受であり、伝導軸46およびスラスト軸受47は図示しな
い止め輪等により本体胴部11から脱落しないように、さ
らにスラスト軸受47が円滑に回転できるように位置決め
されて本体胴部11に固定されている。すなわち、荷重変
換器41の第1フランジ部43、中間部42および第2フラン
ジ部45は一体として本体胴部11に固着されており、中間
部42は本体胴部11の一部としての薄肉部(外筒部材の薄
肉部)となっている。連結されている。
このような構成によれば、着座アタッチメント13の着座
面13bを母材15のボス部15aのねじ部材16周辺に当接し、
把手18を回転すると、引張軸17が回転されて先端部17a
がねじ部材16に螺合し、さらに把手18を回転して引張軸
17の回転角θを増加すると、ねじ部材16には図中上方
向、すなわちねじ部材16を母材15から引抜く方向の引張
力Pが加わる。引張軸17に生じる引張力Pの反力は引張
軸17、把手18、スラスト軸受47および伝導軸46を介して
荷重変換器41の第2フランジ部45に伝達され、第1フラ
ンジ部43が本体胴部11に固着されているので、中間部42
にねじ部材16の引張力Pと等しい引張力が作用する。し
たがって、引張軸17が把手18によって回転され、回転角
θに応じた引張力Pがねじ部材16に与えられると、引張
力Pと等しい引張力を受けて荷重変換器41の中間部42が
軸方向に変形する。そして、中間部42の外周には貼着さ
れた複数の歪ゲージ26が引張力を受けて変形し、引張力
Pに比例した電気信号を電装部30に出力する。その他の
構成・作用については第1実施例と同様であり、本実施
例においても第1実施例と同様の効果が得られる。
なお、第1、第2実施例においては、ねじ部材16が雌ね
じを有する埋め込みナットであったが、第8図に示すよ
うに被測定物14に雄ねじ部材51をインサート成形しても
よく、この場合、引張軸17の先端部には雄ねじ部材51に
対応する雌ねじ52が形成される。また、荷重変換器21、
41にねじ部材16からの反力を伝達するスラスト軸受25、
47に代えてスラスト荷重を支持できる他のタイプの軸受
を用いることもできるのはいうまでもない。
(効果) 請求項1記載の発明によれば、母材に関する着座部を設
けた外筒部材に引張部材を貫通状態で収装し、該引張部
材を母材に取り付けられたねじ部材に螺合させることに
より、外筒部材に収装された引張部材にねじ部材から引
張力を作用させるとともに、該引張力を測定手段により
測定して表示手段で表示するようにしているので、成形
作業現場等に持ち運んで容易に抜去力の測定又は引抜き
強度の合否検査を行うことができる小型の引抜き強度測
定器を提供することができる。また、請求項2記載の発
明のように、外筒部材に薄肉部を設け、該薄内部に測定
手段を配設するようにすれば、薄肉部を引張力に応じて
弾性変形可能な部位とし、その弾性変形を利用して容易
に引抜き強度を測定することのできる小型の測定手段を
採用することができ、より小型で簡素な引抜き強度測定
器を提供することができる。さらに、請求項3記載の発
明のように、着座部および引張部材を本体胴部と着脱可
能に設けるようにすれば、着座部および引張部材を適宜
別形状のものに交換して各種ねじ部材に対応可能にで
き、汎用性の高い引抜き強度測定器を提供することがで
きる。
請求項4記載の発明によれば、母材に対する着座部を設
けた外筒部材に引張部材を貫通状態で収装し、該引張部
材を母材に取り付けられたねじ部材に螺合させることに
より、外筒部材に収装された引張部材にねじ部材から引
張力を作用させるとともに、外筒部材に固着した第1フ
ランジ部と軸受を介して引張部材に取り付けた第2フラ
ンジ部との間に薄肉部を形成して、該薄肉部のスラスト
方向の変形を測定する測定手段を設け、該測定手段の測
定結果を表示手段で表示するようにしているので、成形
作業現場等に持ち運んで容易に抜去力の測定又は引抜き
強度の合否検査を行うことができ、しかも、薄肉部のス
ラスト方向の弾性変形を利用して容易に引抜き強度を測
定することのできる小型で構成の簡素な引抜き強度測定
器を提供することができ、請求項5記載の発明のよう
に、着座部および引張部材を本体胴部と着脱可能に設け
るようにすれば、着座部および引張部材を適宜別形状の
ものに交換して各種ねじ部材に対応可能にでき、汎用性
の高い引抜き強度測定器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係る引抜き強度測定器の第1実施
例を示す図であり、第1図はその正面断面図、第2図は
その上面図、第3図はその把手の斜視図、第4図はその
把手の他の態様を示す斜視図、第5図はねじ部材に加わ
る引張力とその把手の回転角との関係を示すグラフ、第
6、7図は本発明に係る引抜き強度測定器の第2実施例
を示す図であり、第6図はその正面断面図、第7図はそ
の伝導軸の他の態様を示す図面図、第8図は第1、第2
実施例における被測定物および引張軸の他の態様を示す
断面図、第9図は従来の引抜き強度測定器の概略構成図
である。 11……本体胴部(外筒部材)、 12……引抜き強度測定器、 13……着座アタッチメント(着座部)、 15……母材、 16……ねじ部材、 17……引張軸(引張部材)、 18……把手、 18c……ハンドル部材、 21、41……荷重変換器、 25、47……スラスト軸受、 26……歪ゲージ(測定手段)、 30……電装部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ部材を取付けたねじ部を有する母材に
    母材からねじ部材を引抜く方向の引張力を加え、該引張
    力から引抜き強度を測定する引抜き強度測定器におい
    て、 中空で、母材に当接する着座部を有する外筒部材と、 該外筒部材を貫通してねじ部材に螺合し、回動されて回
    動角に応じた引張力をねじ部材に与えるように外筒部材
    に収装された引張部材と、 該引張部材に発生する引張力を測定する測定手段と、 該測定手段における測定結果を表示する表示手段と、を
    設けたことを特徴とする引抜き強度測定器。
  2. 【請求項2】上記測定手段は、上記外筒部材の薄肉部に
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の引抜き強度測定器。
  3. 【請求項3】上記外筒部材に設けられた着座部及び引張
    部材が外筒部材と着脱自在に設けられたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の引抜き強度測定器。
  4. 【請求項4】ねじ部材を取付けたねじ部を有する母材に
    母材からねじ部材を引抜く方向の引張力を加え、該引張
    力から引抜き強度を測定する引抜き強度測定器におい
    て、 中空で、母材に当接する着座部を有する外筒部材と、 該外筒部材を貫通してねじ部材に螺合し、回動されて回
    動角に応じた引張力をねじ部材に与えるように外筒部材
    に収装された引張部材と、 外筒部材に固着された第1のフランジ部と、 引張部材に軸受を介して取付けられた第2のフランジ部
    と、 第1のフランジ部と第2のフランジ部との間に設けられ
    た薄肉部と、 引張部材をねじ部材に螺合させることによる薄肉部のス
    ラスト方向の変形を測定する測定手段と、 該測定手段における測定結果を表示する表示手段と、を
    設けたことを特徴とする引抜き強度測定器。
  5. 【請求項5】上記外筒部材に設けられた着座部及び引張
    部材が外筒部材と着脱自在に設けられたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の引抜き強度測定器。
JP26423589A 1989-10-09 1989-10-09 引抜き強度測定器 Expired - Lifetime JPH079391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26423589A JPH079391B2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 引抜き強度測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26423589A JPH079391B2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 引抜き強度測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03125941A JPH03125941A (ja) 1991-05-29
JPH079391B2 true JPH079391B2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=17400368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26423589A Expired - Lifetime JPH079391B2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 引抜き強度測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079391B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2368644A (en) * 2000-06-23 2002-05-08 Clan Products Tester for applying tensile force to a fixing
JP7530806B2 (ja) * 2020-11-09 2024-08-08 株式会社東日製作所 締結検査兼用装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5838743B2 (ja) 2011-11-10 2016-01-06 株式会社リコー 半導体装置及びそれを用いた電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5838743B2 (ja) 2011-11-10 2016-01-06 株式会社リコー 半導体装置及びそれを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03125941A (ja) 1991-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11509297A (ja) ねじ付きボルトまたはねじの伸びを測定する装置
JP2569969Y2 (ja) 固着力引張試験機
JP2002365166A (ja) 弁開閉用電動アクチュエータの試験装置及び試験方法
JPH079391B2 (ja) 引抜き強度測定器
JP3420062B2 (ja) 引抜き強度試験器
JP3420065B2 (ja) 引張強度試験器
JP2010160077A (ja) 携行型引抜試験器
JPH10185769A (ja) 引張試験機
JP3420063B2 (ja) 引張強度試験器
JP3420068B2 (ja) 引張強度試験器
JP2000055797A (ja) 引張強度試験器
JP3420071B2 (ja) 引張強度試験器
JP3420069B2 (ja) 引張強度試験器
JP3420070B2 (ja) 引張強度試験器
JPH0213957Y2 (ja)
JPH11218476A (ja) 引張強度試験器及び引張強度試験方法
JPH11218477A (ja) 引張強度試験器及び引張強度試験方法
JPH11211640A (ja) 引張強度試験器
JP2000055798A (ja) 引張強度試験方法及び引張強度試験器
JPH11201882A (ja) 引張強度試験器及び引張強度試験方法
JP3262777B2 (ja) 螺合体の締結力測定装置、その締結力測定方法、その締結力測定治具及び螺合体の評価システム
JPH0645283Y2 (ja) 工作機械の主軸におけるクランプ保持力測定装置
JPS6215083A (ja) ねじ込み固定要素の締結トルクの調整および監視用装置
JPH0442027A (ja) 螺子締付力測定装置
CN220141637U (zh) 一种血压计检定装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 15