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JPH0793953B2 - ゴルフ用ウッドクラブヘッド - Google Patents
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JPH0793953B2 - ゴルフ用ウッドクラブヘッド - Google Patents

ゴルフ用ウッドクラブヘッド

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JPH0793953B2
JPH0793953B2 JP1108194A JP10819489A JPH0793953B2 JP H0793953 B2 JPH0793953 B2 JP H0793953B2 JP 1108194 A JP1108194 A JP 1108194A JP 10819489 A JP10819489 A JP 10819489A JP H0793953 B2 JPH0793953 B2 JP H0793953B2
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JP
Japan
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sole
club head
golf
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head
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厚志 土田
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ヘッド形状に改良を施したゴルフ用ウッド
クラブヘッドに関し、ヘッド本体のフェース面を除く他
の全面を卵型の滑らかな曲面することにより、スウィン
グ時にヘッド表面の打球方向に沿って流れる空気流によ
る余分な揚力の発生を防止し、スウィング軌道の安定化
を図るようにしたものである。
(従来の技術) 一般に、テークバックからインパクトに掛けてのウッド
クラブのスウィング時に、クラブヘッドの周りに発生す
る空気流の流れは、ヘッドスピード及びスウィング軌道
の安定性に大きな影響を及ぼす。
従来、この種のゴルフ用ウッドクラブヘッドにおいて
は、第4図に示すように、ヘッド本体1のフェース面2
を番手に応じて所定のロフト角を持たせ、かつ、その上
面(クラウン面)3を打球方向Xのバック面4側に向け
流線形をなす球面に、また下面(ソール面)5を打球方
向Xのバック面4側に向け直線的なほぼ平坦な面に形成
するとともに、それらのフェース面2、クラウン面3、
バック面4、ソール面5及びトウ・ヒール側サイド面
6、7との間の互いの境界部にそれぞれ角を持たせて稜
線a、b、c、d、e、f、gで区切られた特異な形態
からなっている。
なお、この場合の境界部の稜線の定義は、ある面と他の
面が接する境界部の曲率半径が5mm以下のものとする。
このような従来構造のウッドクラブヘッドにあっては、
ヘッド本体1のフェース面2の上下両端縁角部2a、2bと
繋がるクラウン面3及びソール面5との境界部に角を持
たせて稜線a、bが鋭角に形成されていることから、第
5図に示すように、打球方向Xへのスウィング時に、ヘ
ッド本体1の周りに発生する空気流の流れ(第5図実線
矢印で示す)が、前記フェース面2の上下両端縁角部2
a、2bの直後で大きく乱れて、層流境界層の層流剥離が
生じ、この層流剥離による乱れに誘起されて層流から乱
流へと遷移して、ヘッド本体1のバック面4側に剥離域
を生じさせ、これによって、ヘッド本体1のフェース面
2の前後に圧力差を生じさせる。
ところで、流体力学において、流れの中に置かれた物体
は、流体から力を受け、このうち、主流と直角方向に働
く成分を揚力、主流と平行な方向に働く成分を抗力と呼
ぶ。そして、この抗力は、物体、つまり、ヘッド本体1
に働く圧力分布を積分して得られる圧力抗力と、剪断応
力を積分して得られる摩擦抗力とに分けられ、層流環境
層の剥離がない流れでは、摩擦抗力が大であり、剥離を
伴う流れでは、圧力抗力が大である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来構造のウッドクラブヘッド
では、スウィング時の圧力差により生じる圧力抗力で、
層流環境層の剥離点の後方に形成される剥離域の負圧作
用により、ヘッドスピードを減少させ、ボールの飛距離
を低下させるばかりでなく、フェース面2のロフト形成
による負の揚力F0が、クラウン面3及びソール面5とで
形成される独特な翼型形状による正の揚力F1よりも小さ
いために(F0<F1)、正の揚力F1の影響を大きく受け過
ぎ、スウィング軌道を不安定にするといった問題があっ
た。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、スウィング時における負の揚力と
正の揚力とを相殺して、スウィング軌道の安定化を図る
ことができるようにしたゴルフ用ウッドクラブヘッドを
提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、この発明は、ヘッド本
体のソール面を、四方に丸みを帯びる所定の曲率半径か
らなる球状の凸面に形成し、かつそのフェース面との境
界部の稜線を除く他のクラウン面、バック面、ソール面
及びトウ・ヒール側サイド面との間の互いの境界部の稜
線を無くしてなる構成としたもので、この場合、前記ヘ
ッド本体のソール面は、0.2m以上で、0.5m以下の範囲の
曲率半径からなる球状の凸面に形成することが好まし
い。
(作 用) すなわち、この発明は、ヘッド本体のソール面を、四方
に丸みを帯びる0.2m以上で、0.5m以下の曲率半径からな
る球状の凸面に形成してなるために、スウィング時にお
けるフェース面のロフト形成による負の揚力と、クラウ
ン面及びソール面による正の揚力とが相殺され、スウィ
ング軌道が正確に維持される。
また、フェース面との境界部の稜線を除く他のクラウン
面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面と
の間の互いの境界部の稜線を無くし、全面を卵型の滑ら
かな曲面に形成してなるとともに、特に、バック面とソ
ール面との境界部をなくているために、スウィング時に
フェース面に発生する空気流の層流境界層がフェース面
とソール面との境界部で一旦剥離しても、バック面側の
後方で再付着し、圧力抗力の低下が図れるとともに、空
気抵抗が減少し、これによって、ヘッドスピードの低下
が防止される。
[実 施 例] 以下、この発明を第1図から第3図に示す実施例を参照
しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施例
において、第4図及び第5図に示す従来構造のものと構
成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
第1図及び第2図に示すように、この発明に係るゴルフ
用ウッドクラブのヘッド本体1は、ソール面5を四方に
丸みを帯びる所定の曲率半径Rsからなる球状の凸面に形
成してなるとともに、フェース面2との境界部の稜線
a、bを除く他のクラウン面3、バック面4、ソール面
5及びトウ・ヒール側サイド面6、7との間の互いの境
界部の稜線を滑らかにして無くしてなる構成を有するも
のである。
この場合、前記ヘッド本体1のソール面5を形成する球
状の凸面の曲率半径Rsは、0.2m以上で、0.5m以下(0.2m
<Rs<0.5m)に設定することが好ましく、0.2m以下で
は、スウィング時におけるクラウン面3及びソール面5
による正の揚力F1が小さくなり過ぎて、フェース面2の
ロフト形成による負の揚力F0の影響を受け易く、また、
0.5m以上では、クラウン面3及びソール面5による正の
揚力F1が大きくなり過ぎて、従来構造と同様な不具合を
生じることになる。
しかして、上記したこの発明に係るゴルフ用ウッドクラ
ブヘッドの構成によれば、ヘッド本体1のソール面5
が、四方に丸みを帯びる0.2m以上で、0.5m以下の曲率半
径Rsからなる球状の凸面に形成され、かつフェース面2
の境界部の稜線a、bを除く他のクラウン面3、バック
面4、ソール面5及びトウ・ヒール側サイド面6、7と
の間の互いの境界部の稜線を無くして、全面が卵型の滑
らかな曲面を呈するように形成してなることから、第2
図に示すように、スウィング時におけるフェース面2の
ロフト形成による負の揚力F0と、クラウン面3及びソー
ル面5による正の揚力F1とが相殺される(F0=F1)。
さらに、ヘッド本体1のバック面4とソール面5との境
界部を無くしていることから、スウィング時にフェース
面2に発生する空気流の層流境界層がフェース面2の下
端縁角部2bとソール面5との境界部で一旦剥離しても、
バック面4側の後方で再付着して圧力抗力の低下が図
れ、空気抵抗を減少させる。
なお、第3図は例えばソール面曲率半径Rsが0.3mの発明
に係るウッドクラブヘッドの試作品(イ)と、ソール面
曲率半径Rsが0.16mのウッドクラブヘッド(ロ)、ソー
ル面曲率半径Rsが0.14mのウッドクラブヘッド(ハ)及
びソール面曲率半径Rsが0.8mのウッドクラブヘッド
(ニ)との揚力係数(C); C=F/[(1/2)・v2・ρ・A] 但し、F:揚力 v:ヘッドスピード ρ:空気の密度 A:打球方向(進行方向)の投影面積 を、スウィング時における3段階のヘッドスピード毎に
測定し、それぞれ3本の棒グラフで比較して表示したも
ので、図において、棒グラフ3本の内の左側の右上り斜
線表示は30m/sec、真中の点表示は40m/sec、右側の左上
り斜線表示は50m/secの場合を示し、この結果から明ら
かなように、この発明の試作品(イ)は、他のウッドク
ラブヘッド(ロ)(ハ)(ニ)よりも揚力係数が最も小
さいことが判明した。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ヘ
ッド本体のソール面を、四方に丸みを帯びる所定の曲率
半径からなる球状の凸面に形成してなることから、スウ
ィング時におけるフェース面のロフト形成による負の揚
力と、クラウン面及びソール面による正の揚力とを相殺
することができ、これによって、スウィング軌道の安定
化を図ることができる。
また、フェース面との境界部の稜線を除く他のクラウン
面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面と
の間の互いの境界部の稜線を無くしてなることから、特
に、バック面とソール面との境界部がないために、スウ
ィング時にフェース面に発生する空気流の層流境界層が
フェース面とソール面との境界部で一旦剥離しても、バ
ック面側の後方で再付着し、圧力抗力を低下させて空気
抵抗を減少させることができ、これによって、ヘッドス
ピードの低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッドの
一実施例を示す外観図、 第2図は同じくスウィング時の空気流による揚力の発生
状態を概略的に示す説明図、 第3図はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッドの
試作品と他の3例のゴルフ用ウッドクラブヘッドとの揚
力係数の段階的なヘッドスピード毎の測定結果を比較し
て棒グラフで示す説明図、 第4図は従来のゴルフ用ウッドクラブヘッドの外観図、 第5図は同じく従来のスウィング時の空気流による揚力
の発生状態を概略的に示す説明図 である。 1……ヘッド本体、2……フェース面、 2a、2b……上下両端縁角部、 3……クラウン面、 4……バック面、5……ソール面、 6……トウ側サイド面、 7……ヒール側サイド面、 a、b……境界部の稜線、 Rs……ソール面の曲率半径、 F0……負の揚力、F1……正の揚力、 X……打球方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド本体のソール面を四方に丸みを帯び
    る所定の曲率半径からなる球状の凸面に形成し、かつそ
    のフェース面との境界部の稜線を除く他のクラウン面、
    バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面との間
    の互いの境界部の稜線を無くしたゴルフ用ウッドクラブ
    ヘッド。
  2. 【請求項2】ヘッド本体のソール面の曲率半径を0.2m以
    上で、0.5m以下の範囲に設定したことを特徴とする請求
    項1記載のゴルフ用ウッドクラブヘッド。
JP1108194A 1989-04-19 1989-04-27 ゴルフ用ウッドクラブヘッド Expired - Fee Related JPH0793953B2 (ja)

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