JPH0794566B2 - ゴムパッキング - Google Patents
ゴムパッキングInfo
- Publication number
- JPH0794566B2 JPH0794566B2 JP4115483A JP11548392A JPH0794566B2 JP H0794566 B2 JPH0794566 B2 JP H0794566B2 JP 4115483 A JP4115483 A JP 4115483A JP 11548392 A JP11548392 A JP 11548392A JP H0794566 B2 JPH0794566 B2 JP H0794566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber packing
- rubber
- comparative example
- adhesive tape
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械の部品間に介在
させるためのゴムパッキングに関するものである。
させるためのゴムパッキングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械部品をベース上にボルト等で固定す
る場合、上記機械部品とベースとの間にゴムパッキング
を介在させることがあるが、このような目的に使用され
るゴムパッキングは、天然ゴムおよびSBR、NBR等
の合成ゴムを押出し機やカレンダによってシート状に成
形し、これを加硫し、所望の形状に打ち抜いて作られて
いる。
る場合、上記機械部品とベースとの間にゴムパッキング
を介在させることがあるが、このような目的に使用され
るゴムパッキングは、天然ゴムおよびSBR、NBR等
の合成ゴムを押出し機やカレンダによってシート状に成
形し、これを加硫し、所望の形状に打ち抜いて作られて
いる。
【0003】上記のゴムパッキングを機械装置のフレー
ムやベース等の所定位置に取付ける場合、その取付け箇
所が上を向いているときは、その取付け箇所にゴムパッ
キングおよび取付け部品を単に重ねて置くだけでよい。
しかし、取付け箇所が自動車用シャーシや天井の下面の
ように下を向いているとき、または壁のように横を向い
ているときは、ゴムパッキングが落ちるのを防止して作
業性を良くする必要があり、従来は、ゴムパッキングの
表面をMEK、トルエン等の溶剤、またはハロゲン系薬
品や酸で処理して活性化し、この活性化された表面に一
片の両面粘着テープを貼付け、このテープ貼付け面を上
記シャーシ等の下面に圧着により仮固定していた。
ムやベース等の所定位置に取付ける場合、その取付け箇
所が上を向いているときは、その取付け箇所にゴムパッ
キングおよび取付け部品を単に重ねて置くだけでよい。
しかし、取付け箇所が自動車用シャーシや天井の下面の
ように下を向いているとき、または壁のように横を向い
ているときは、ゴムパッキングが落ちるのを防止して作
業性を良くする必要があり、従来は、ゴムパッキングの
表面をMEK、トルエン等の溶剤、またはハロゲン系薬
品や酸で処理して活性化し、この活性化された表面に一
片の両面粘着テープを貼付け、このテープ貼付け面を上
記シャーシ等の下面に圧着により仮固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴムパ
ッキングの粘着テープに対する粘着性を高めるためにゴ
ムパッキングの表面を溶剤等で処理した場合は、作業環
境が汚染され、また廃液処理の必要が生じ、かつコスト
高になる等の問題があった。
ッキングの粘着テープに対する粘着性を高めるためにゴ
ムパッキングの表面を溶剤等で処理した場合は、作業環
境が汚染され、また廃液処理の必要が生じ、かつコスト
高になる等の問題があった。
【0005】この発明は、ゴムパッキングの表面に両面
粘着テープを貼付ける際に溶剤等で前処理することな
く、強い粘着力で直接貼付けることができ、しかも作業
環境の汚染がなく、廃液処理の必要が無く、コストの低
下を可能にするゴムパッキングを提供するものである。
粘着テープを貼付ける際に溶剤等で前処理することな
く、強い粘着力で直接貼付けることができ、しかも作業
環境の汚染がなく、廃液処理の必要が無く、コストの低
下を可能にするゴムパッキングを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、加硫された
ゴムの薄板からなり、表面層がコロナ放電処理により活
性化されており、かつこの処理面に両面粘着テープが貼
付けられていることを特徴とするゴムパッキングであ
る。
ゴムの薄板からなり、表面層がコロナ放電処理により活
性化されており、かつこの処理面に両面粘着テープが貼
付けられていることを特徴とするゴムパッキングであ
る。
【0007】上記ゴムの薄板は、従来と同様に天然ゴ
ム、SBR、NBR、CR、EPDM等のゴム配合物を
押出し機やカレンダによって厚み0.5〜6mmのシート
状に成形し、これを加硫して作られる。そして、加硫
後、その表面にコロナ放電処理が施される。このコロナ
放電処理における条件は、処理機の処理ロールとゴムシ
ートとの間隙1〜6mm、放電電圧25〜50KV、処理
速度1〜5m/分がそれぞれ好ましい。
ム、SBR、NBR、CR、EPDM等のゴム配合物を
押出し機やカレンダによって厚み0.5〜6mmのシート
状に成形し、これを加硫して作られる。そして、加硫
後、その表面にコロナ放電処理が施される。このコロナ
放電処理における条件は、処理機の処理ロールとゴムシ
ートとの間隙1〜6mm、放電電圧25〜50KV、処理
速度1〜5m/分がそれぞれ好ましい。
【0008】
【作用】ゴムシートの表面にコロナ放電処理を施すこと
により、処理面が活性化され、ヌレ性が向上する。した
がって、両面粘着テープに対する粘着性の良好なゴムパ
ッキングが得られ、このゴムパッキングの放電処理面に
両面粘着テープを貼付け、この粘着テープの貼付け面を
機械ベース等の部品取付け箇所に圧着すると、上記のゴ
ムパッキングが容易に仮固定され、自重で脱落すること
はなく、機械部品の取付けが容易になる。
により、処理面が活性化され、ヌレ性が向上する。した
がって、両面粘着テープに対する粘着性の良好なゴムパ
ッキングが得られ、このゴムパッキングの放電処理面に
両面粘着テープを貼付け、この粘着テープの貼付け面を
機械ベース等の部品取付け箇所に圧着すると、上記のゴ
ムパッキングが容易に仮固定され、自重で脱落すること
はなく、機械部品の取付けが容易になる。
【0009】ただし、処理ロールとゴムシートとの間隙
が1mm未満であったり、放電電圧が50KVを超えたり
した場合は、過剰処理になって処理面が破壊され易くな
り、反対に上記の間隙が6mmを超えたり、放電電圧が2
5KV未満であったりした場合は、処理不足になって所
期の接着力が得られない。また、処理速度が1m/分未
満の場合は、ゴムシートの処理面が破壊され易くなり、
反対に5m/分を超えると所望の接着力が得られない。
が1mm未満であったり、放電電圧が50KVを超えたり
した場合は、過剰処理になって処理面が破壊され易くな
り、反対に上記の間隙が6mmを超えたり、放電電圧が2
5KV未満であったりした場合は、処理不足になって所
期の接着力が得られない。また、処理速度が1m/分未
満の場合は、ゴムシートの処理面が破壊され易くなり、
反対に5m/分を超えると所望の接着力が得られない。
【0010】
【実施例】実施例1 CR系ゴムを使用して厚み1mmのゴムシートを成形し、
加硫後に放電電圧45KV、処理ロールとゴムシートと
の間隙2.5mm、処理速度3m/分の条件下で放電処理
を行い、幅25mm、長さ200mmの大きさに切り取って
実施例1のゴムパッキングを製造した。一方、上記の放
電処理を省略して比較例1のゴムパッキングを製造し
た。また、比較例1のゴムパッキングを溶剤(トルエ
ン)で処理して比較例2のゴムパッキングを製造した。
上記の実施例1、比較例1および比較例2の粘着力およ
びヌレ性を比較した実験結果を下記の第1表に示す。
加硫後に放電電圧45KV、処理ロールとゴムシートと
の間隙2.5mm、処理速度3m/分の条件下で放電処理
を行い、幅25mm、長さ200mmの大きさに切り取って
実施例1のゴムパッキングを製造した。一方、上記の放
電処理を省略して比較例1のゴムパッキングを製造し
た。また、比較例1のゴムパッキングを溶剤(トルエ
ン)で処理して比較例2のゴムパッキングを製造した。
上記の実施例1、比較例1および比較例2の粘着力およ
びヌレ性を比較した実験結果を下記の第1表に示す。
【0011】ただし、粘着力は、ゴムパッキングの処理
面を両面粘着テープによって金属ロールの表面に貼付
け、この金属ロールを回転自在に支持する支持具を引張
試験機の一方のクリップに、また金属ロール上の両面粘
着テープから剥離したゴムパッキングの一端を他方のク
リップにそれぞれ固定し、300mm/分の速度で引張っ
て測定した。また、ヌレ性は、JIS K6768−1
977ポリエチレン及びポリプロピレンフィルムのヌレ
試験方法に準じて測定した。
面を両面粘着テープによって金属ロールの表面に貼付
け、この金属ロールを回転自在に支持する支持具を引張
試験機の一方のクリップに、また金属ロール上の両面粘
着テープから剥離したゴムパッキングの一端を他方のク
リップにそれぞれ固定し、300mm/分の速度で引張っ
て測定した。また、ヌレ性は、JIS K6768−1
977ポリエチレン及びポリプロピレンフィルムのヌレ
試験方法に準じて測定した。
【0012】 第1表 実施例1 比較例1 比較例2 粘着力(gf/25mm) 1300 740 850 ヌレ性(dyn /cm) 40以上 30以下 35以上
【0013】実施例2 NBR系ゴムを使用し、実施例1の放電電圧を35KV
に変更する以外は、実施例1と同様にして実施例2のゴ
ムパッキングを製造した。また、上記実施例2の放電処
理を省略して比較例3のゴムパッキングを製造した。ま
た、比較例3のゴムパッキングをトルエンで処理して比
較例4のゴムパッキングを製造した。これら実施例2、
比較例3および比較例4の粘着力およびヌレ性の測定結
果を下記第2表に示す。
に変更する以外は、実施例1と同様にして実施例2のゴ
ムパッキングを製造した。また、上記実施例2の放電処
理を省略して比較例3のゴムパッキングを製造した。ま
た、比較例3のゴムパッキングをトルエンで処理して比
較例4のゴムパッキングを製造した。これら実施例2、
比較例3および比較例4の粘着力およびヌレ性の測定結
果を下記第2表に示す。
【0014】 第2表 実施例2 比較例3 比較例4 粘着力(gf/25mm) 1650 1325 1950 ヌレ性(dyn /cm) 35以上 30以下 35以上
【0015】実施例3 EPDM系ゴムを使用し、実施例1における処理ロール
とゴムシートとの間隙を2.0mmに、また処理速度2m
/分に変更する以外は、実施例1と同様にして実施例3
のゴムパッキングを製造した。また、上記実施例3の放
電処理を省略して比較例5のゴムパッキングを製造し
た。また、比較例5のゴムパッキングをトルエンで処理
して比較例6のゴムパッキングを製造した。これら実施
例3、比較例5および比較例6の粘着力およびヌレ性の
測定結果を下記第3表に示す。
とゴムシートとの間隙を2.0mmに、また処理速度2m
/分に変更する以外は、実施例1と同様にして実施例3
のゴムパッキングを製造した。また、上記実施例3の放
電処理を省略して比較例5のゴムパッキングを製造し
た。また、比較例5のゴムパッキングをトルエンで処理
して比較例6のゴムパッキングを製造した。これら実施
例3、比較例5および比較例6の粘着力およびヌレ性の
測定結果を下記第3表に示す。
【0016】 第3表 実施例3 比較例5 比較例6 粘着力(gf/25mm) 1100 550 650 ヌレ性(dyn /cm) 35以上 30以下 30以下
【0017】上記の第1表ないし第3表で明らかなとお
り、コロナ放電処理を施した実施例1〜3は、処理をし
ない比較例1、3、5に比して粘着力およびヌレ性が大
幅に向上し、しかも従来の溶剤で処理した比較例2、
4、6と比べて遜色のない性能を備えている。
り、コロナ放電処理を施した実施例1〜3は、処理をし
ない比較例1、3、5に比して粘着力およびヌレ性が大
幅に向上し、しかも従来の溶剤で処理した比較例2、
4、6と比べて遜色のない性能を備えている。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明は、加硫されたゴムの薄板からなり、表面層がコ
ロナ放電処理により活性化されており、かつこの処理面
に両面粘着テープが貼付けられたゴムパッキングである
から、自動車用シャーシの下面や天井下面のような下向
きの部品取付け面にゴムパッキングを介して機械部品を
取付ける際、該ゴムパッキングを、上記両面粘着テープ
を上に向けて押し付けるだけで容易に仮固定することが
でき、しかもゴムパッキングと両面粘着テープとの間の
粘着力が上記のコロナ放電処理をしない場合に比して大
きいため、上記の仮固定したゴムパッキングがボルト等
による本固定までの間に脱落することがなく、作業性が
良好になる。しかも、ゴムパッキングの表面に両面粘着
テープを貼付ける際に溶剤等で前処理する必要がなく、
そのため作業環境の汚染がなく、また廃液処理の必要が
無く、コストの低下を可能にする。
の発明は、加硫されたゴムの薄板からなり、表面層がコ
ロナ放電処理により活性化されており、かつこの処理面
に両面粘着テープが貼付けられたゴムパッキングである
から、自動車用シャーシの下面や天井下面のような下向
きの部品取付け面にゴムパッキングを介して機械部品を
取付ける際、該ゴムパッキングを、上記両面粘着テープ
を上に向けて押し付けるだけで容易に仮固定することが
でき、しかもゴムパッキングと両面粘着テープとの間の
粘着力が上記のコロナ放電処理をしない場合に比して大
きいため、上記の仮固定したゴムパッキングがボルト等
による本固定までの間に脱落することがなく、作業性が
良好になる。しかも、ゴムパッキングの表面に両面粘着
テープを貼付ける際に溶剤等で前処理する必要がなく、
そのため作業環境の汚染がなく、また廃液処理の必要が
無く、コストの低下を可能にする。
Claims (1)
- 【請求項1】 加硫されたゴムの薄板からなり、表面層
がコロナ放電処理により活性化されており、かつこの処
理面に両面粘着テープが貼付けられていることを特徴と
するゴムパッキング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4115483A JPH0794566B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴムパッキング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4115483A JPH0794566B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴムパッキング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05287093A JPH05287093A (ja) | 1993-11-02 |
| JPH0794566B2 true JPH0794566B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=14663642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4115483A Expired - Fee Related JPH0794566B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴムパッキング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200448655Y1 (ko) * | 2010-01-21 | 2010-05-06 | (주)코덱스 | 밀폐가 용이한 진공 용기 뚜껑 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NZ188417A (en) * | 1977-09-21 | 1981-02-11 | Dunlop Ltd | Bonding rubber to a polymeric material |
| JPS5913781U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-27 | 三菱重工業株式会社 | 管継手 |
| JPS59131635A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 熱可塑性エラストマ−成形物の表面光沢改良方法 |
| JPS63135246A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-07 | 豊田合成株式会社 | 軟質樹脂成形品 |
| JPH04185655A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-02 | Toyoda Gosei Co Ltd | ウエザストリップの表面処理方法 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4115483A patent/JPH0794566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05287093A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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